JP7718552B2 - レンズ鏡筒及び撮像装置 - Google Patents

レンズ鏡筒及び撮像装置

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JP7718552B2 JP2024125943A JP2024125943A JP7718552B2 JP 7718552 B2 JP7718552 B2 JP 7718552B2 JP 2024125943 A JP2024125943 A JP 2024125943A JP 2024125943 A JP2024125943 A JP 2024125943A JP 7718552 B2 JP7718552 B2 JP 7718552B2
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Description

本発明は、レンズ鏡筒及び撮像装置に関する。
リードスクリューと、リードスクリューに係合するナットと、を利用して、フォーカスレンズを駆動する機構が提案されている(例えば、特許文献1)。フォーカスレンズは精度よく動かす必要がある。
特開2011-007938号公報
第1の態様によれば、レンズ鏡筒は、駆動源と、前記駆動源によって回転する第1軸と、前記第1軸と係合する係合部材と、前記係合部材の回転を規制する第2軸と、前記係合部材と当接し、レンズを保持するレンズ保持枠と、前記レンズ保持枠と前記係合部材との間に配置される付勢部材と、を備える。
第2の態様によれば、撮像装置は、上記レンズ鏡筒を備える。
なお、後述の実施形態の構成を適宜改良しても良く、また、少なくとも一部を他の構成物に代替させても良い。更に、その配置について特に限定のない構成要件は、実施形態で開示した配置に限らず、その機能を達成できる位置に配置することができる。
図1は、一実施形態に係るレンズ鏡筒と、カメラボディと、を備えるカメラを示す図である。 図2(A)は、第5レンズ保持枠と、駆動源ユニットと、をカメラボディ側から見た平面図であり、図2(B)は、第5レンズ保持枠と、駆動源ユニットと、を被写体側から見た平面図である。 図3(A)は、第5レンズ保持枠と、駆動源ユニットとを、図2(A)の矢印A方向から見た側面図であり、図3(B)は、ナットの概略平面図であり、図3(C)は、第1支持部の概略斜視図である。 図4(A)は、第5レンズ保持枠と、駆動源ユニットとを、図2(A)の矢印B方向から見た斜視図であり、図4(B)は、第5レンズ保持枠と、駆動源ユニットとを、図2(A)の矢印C方向から見た斜視図である。 図5(A)及び図5(B)は、第1支持部のフォーク部の形状について説明するための図である。 図6(A)及び図6(B)は、比較例に係る駆動源ユニットと、第5レンズ保持枠と、について説明するための図であり、図6(C)及び図6(D)は、実施形態に係る駆動源ユニットと、第5レンズ保持枠と、について説明するための図である。 図7(A)及び図7(B)は、ナットが、リードスクリューの軸方向と直交する面に対して傾いていない場合におけるナットのねじ山と、リードスクリューのねじ山との関係を表す概略図である。 図8(A)及び図8(B)は、実施形態におけるナットのねじ山と、リードスクリューのねじ山との関係を表す概略図である。 図9(A)及び図9(B)は、第1支持部のフォーク部の形状の別例を示す図である。 図10(A)と図10(B)とは、第5レンズ保持枠と第6レンズ保持枠とが衝突した場合について説明する図である。
以下、一実施形態に係るレンズ鏡筒100について、図面を参照し、詳細に説明する。図1は、本実施形態に係るレンズ鏡筒100と、カメラボディ101と、を備えるカメラ103を示す図である。なお、本実施形態において、レンズ鏡筒100は、カメラボディ101に対して着脱可能であるが、これに限定されず、レンズ鏡筒100とカメラボディ101とは一体であってもよい。
図1に示すように、本実施形態に係るレンズ鏡筒100は、共通の光軸OAに沿って順次配列された第1レンズ群L1、第2レンズ群L2、第3レンズ群L3、第4レンズ群L4、第5レンズ群L5、および第6レンズ群L6を備える。なお、本実施形態において、第5レンズ群L5は、フォーカスレンズ群である。図1において、第1レンズ群L1、第2レンズ群L2、第3レンズ群L3、第4レンズ群L4、第5レンズ群L5、および第6レンズ群L6の各々は1枚のレンズで代表して示されているが、複数枚のレンズで構成されていてもよい。
第1レンズ群L1、第2レンズ群L2、第3レンズ群L3、第4レンズ群L4、第5レンズ群L5、および第6レンズ群L6はそれぞれ、第1レンズ保持枠F1、第2レンズ保持枠F2、第3レンズ保持枠F3、第4レンズ保持枠F4、第5レンズ保持枠F5、および第6レンズ保持枠F6に保持されている。
レンズ鏡筒100は、固定筒110を備える。固定筒110には、レンズ鏡筒100をカメラボディ101に着脱可能とするレンズマウント117が固定されている。固定筒110は、第1固定筒111と、第2固定筒112と、第3固定筒113と、を含む。また、レンズ鏡筒100は、ズーム操作環150、カム筒170、第1移動筒160、および第2移動筒180を備える。
ズーム操作環150は、第1固定筒111の外周側に配置されている。ズーム操作環150は、図示を省略した部材によって、カム筒170に連結されている。カム筒170は、ズーム操作環150の回転操作によって、回転しながら光軸OA方向に直進移動する。
第1移動筒160には、第1レンズ保持枠F1が固定されている。第1移動筒160には、ズーム操作環150の不図示のカム溝と嵌合するカムフォロア161が設けられている。このズーム操作環150のカム溝と第1移動筒160のカムフォロア161との嵌合によって、第1レンズ保持枠F1はズーム操作環150の回転に伴い光軸OA方向に直進移動される。すなわち第1レンズ保持枠F1は、ユーザがズーム操作環150を回転させると、光軸OA方向に移動する。
第2移動筒180には、第2レンズ保持枠F2及び第3レンズ保持枠F3が固定されている。第2移動筒180には、カム筒170の不図示のカム溝と嵌合するカムフォロア181が設けられている。このカム筒170のカム溝と第2移動筒180のカムフォロア181との嵌合によって、第2レンズ保持枠F2及び第3レンズ保持枠F3は、カム筒170の回転に伴い光軸OA方向に直進移動される。すなわち第2レンズ保持枠F2及び第3レンズ保持枠F3は、ユーザがズーム操作環150を回転させると、光軸OA方向に移動する。
カム筒170には、第4レンズ保持枠F4の外周部に設けられたカムフォロア171が嵌合する不図示のカム溝と、第6レンズ保持枠F6の外周部に設けられた不図示のカムフォロアが嵌合する不図示のカム溝と、が設けられている。これにより、第4レンズ保持枠F4及び第6レンズ保持枠F6は、カム筒170の回転に伴い光軸OA方向に直進移動される。すなわち第4レンズ保持枠F4及び第6レンズ保持枠F6は、ユーザがズーム操作環150を回転させると、光軸OA方向に移動する。
第5レンズ保持枠F5は、駆動源ユニット200によって駆動される。以下、第5レンズ保持枠F5と、駆動源ユニット200と、について詳細に説明する。
図2(A)は、第5レンズ保持枠F5と、駆動源ユニット200と、をカメラボディ101側から見た平面図であり、図2(B)は、第5レンズ保持枠F5と、駆動源ユニット200と、を被写体側から見た平面図である。図3(A)は、第5レンズ保持枠F5と、駆動源ユニット200とを、図2(A)の矢印A方向から見た側面図であり、図3(B)は、ナットの概略平面図であり、図3(C)は、第1支持部210aの概略斜視図である。図4(A)は、第5レンズ保持枠F5と、駆動源ユニット200とを、図2(A)の矢印B方向から見た斜視図であり、図4(B)は、第5レンズ保持枠F5と、駆動源ユニット200とを、図2(A)の矢印C方向から見た斜視図である。図5(A)及び図5(B)は、後述する第1支持部210aの形状について説明するための図である。なお、各図において、理解を容易にするため、一部の要素の図示を省略している場合がある。
まず、駆動源ユニット200について説明する。駆動源ユニット200は、第4レンズ保持枠F4に取り付けられる。図1及び図3(A)等に示すように、駆動源ユニット200は、ステッピングモータ201と、リードスクリュー202と、ナット203と、取付部材205と、回転規制バー204とを備える。
取付部材205は、コの字状の部材であり、ステッピングモータ201に固定される第1部分205aと、第1部分205aと対向する第2部分205bと、第1部分205aと第2部分205bとの間でリードスクリュー202と平行に延在する第3部分205cとを有する。第3部分205cには、図4(A)及び図4(B)に示すように複数の穴205dが形成されており、ビスなどによって、取付部材205を第4レンズ保持枠F4にビス止めすることによって、駆動源ユニット200が第4レンズ保持枠F4に固定される。
回転規制バー204は、リードスクリュー202と平行となるように、即ち、光軸OA方向に延在するように、一端部が取付部材205の第1部分205aに支持され、他端部が取付部材205の第2部分205bに支持されている。
リードスクリュー202は、ステッピングモータ201の出力軸に直結され、光軸OA方向に伸びている。リードスクリュー202の先端部は取付部材205の第2部分205bによって回転可能に支持されている。リードスクリュー202は、先端部が取付部材205の第2部分205bによって回転可能に支持されることで、先端部の振れが抑制される。
リードスクリュー202には、ナット203が螺合されている。図3(B)に示すように、ナット203は、リードスクリュー202のねじ溝に係合するナット部203aと、回転規制バー204と係合するフォーク部203bと、後述するバネ支持軸230と係合する穴203dと、を有する。フォーク部203bは、二股になっており、回転規制バー204を挟み込んでいる。すなわち、フォーク部203bによってU字状の溝が形成され、このU字状の溝が回転規制バー204と係合している。これにより、ナット203は、回転規制バー204によって回転が制限され、ステッピングモータ201によってリードスクリュー202が回転されると、光軸OA方向に直進移動される。
次に、第5レンズ保持枠F5の構成について説明する。図2(A)及び図2(B)に示すように、第5レンズ保持枠F5は第5レンズ群L5を保持する筒部240を有し、筒部240の外周部には、第5レンズ保持枠F5を光軸OA方向に案内するための第1案内部210と、第5レンズ保持枠F5の回転方向の動きを抑制するための第2案内部220と、が設けられている。
図3(A)、図4(A)、図4(B)等に示すように、第1案内部210及び第2案内部220は光軸OA方向に延在し、光軸OA方向に第1案内部210を貫通する貫通孔211及び第2案内部220を貫通する貫通穴221が形成されている。貫通孔211には、第4レンズ保持枠F4に固設され、第5レンズ保持枠F5を光軸OA方向に案内するガイドバーが挿通される。また、貫通穴221には、第4レンズ保持枠F4に固設され、第5レンズ保持枠F5の回転方向の動きを抑制するためのガイドバーが挿通される。
図2(A)、図2(B)、図3(A)及び図4(B)に示すように、第1案内部210は、第1案内部210から周方向に延伸する第1支持部210a及び第2支持部210bを有する。第1支持部210aと第2支持部210bとの間には、ナット203の穴203d(図3(B)参照)とねじりバネ300とに挿通されたバネ支持軸230が保持されている。
第1支持部210aは、図3(C)に示すように、バネ支持軸230が嵌合する穴214と、ナット203と少なくとも一部が当接するフォーク部213と、を有する。フォーク部213は、二股になっており、リードスクリュー202を挟み込んでいる。フォーク部213のナット203と対向する面212は、駆動源ユニット200を組み立てた状態において、リードスクリュー202の軸AXに直交する面に対して傾斜している。この詳細については、後述する。
バネ支持軸230は、リードスクリュー202と平行となるように、すなわち、光軸OA方向に延伸している。バネ支持軸230は、ナット203の穴203d及びねじりバネ300に挿通する。バネ支持軸230の光軸OA方向の長さは、リードスクリュー202よりも短くなっている。
ねじりバネ300は、ナット203と、第5レンズ保持枠F5の第2支持部210bとの間に配置されている。ねじりバネ300は、第2支持部210bとナット203とを互いに離間させる方向に、第2支持部210bとナット203とを付勢する。これにより、第1支持部210aがナット203に押し付けられ、また、ナット203は、図5(A)において矢印A1で示すように、ねじりバネ300の圧縮荷重によって第1支持部210aに向かって押圧される。
第1支持部210aがナット203に押し付けられるため、ナット203が光軸OA方向に移動すると、第5レンズ保持枠F5がナット203と一体となって光軸OA方向に移動する。このとき、ねじりバネ300は、第5レンズ保持枠F5の第1支持部210a及び第2支持部210bが支持するバネ支持軸230に支持されているため、第5レンズ保持枠F5が光軸OA方向に移動すると、第5レンズ保持枠F5と一体となって光軸OA方向に移動する。このため、第5レンズ保持枠F5の位置が変わっても、ねじりバネ300のバネ荷重が変動しない。この点について、詳細に説明する。
図6(A)及び図6(B)は、比較例に係る駆動源ユニット500と、第5レンズ保持枠F5’と、について説明するための図であり、図6(C)及び図6(D)は、本実施形態に係る駆動源ユニット200と、第5レンズ保持枠F5と、について説明するための図である。図6(A)及び図6(C)は、第5レンズ群が至近位置にある場合を示し、図6(B)及び図6(D)は、第5レンズ群が無限位置にある場合を示している。
図6(A)において、比較例に係る駆動源ユニット500は、ステッピングモータ501と、ステッピングモータ501によって回転するリードスクリュー502と、リードスクリュー502と係合するナット503と、ナット503の回転を規制する回転規制バー504と、取付部材505と、案内軸506と、を有する。
第5レンズ保持枠F5’は、案内軸506に係合し、取付部材505と、第5レンズ保持枠F5’との間には、圧縮バネ507が配置されている。当該圧縮バネ507が、第5レンズ保持枠F5’をナット503に向けて付勢するため、ナット503が光軸OA方向に移動すると、第5レンズ保持枠F5’がナット503と一体となって光軸OA方向に移動する。
このとき、比較例では、図6(A)及び図6(B)に示すように、第5レンズ群L5’の位置が変化すると、圧縮バネ507の長さが変わるため、図6(A)の状態と図6(B)の状態とでは圧縮バネ507のばね荷重が変動する。比較例の場合、第5レンズ群L5’がステッピングモータ501に近づくほど、圧縮バネ507のばね荷重が増加する。そのため、第5レンズ群L5’がステッピングモータ501に近づいた状態で第5レンズ群L5’を動かすためにステッピングモータ501が必要な電力量と、第5レンズ群L5’がステッピングモータ501から離れている状態で第5レンズ群L5’を動かすためにステッピングモータ501が必要な電力量と、は異なり、第5レンズ群L5’を精度よく動かすことが困難となる。また、第5レンズ群L5’の重量によっては、ステッピングモータ501のトルクでは、第5レンズ群L5’を移動させることが困難になる。
一方、図6(C)及び図6(D)に示すように、本実施形態では、ねじりバネ300は、第5レンズ保持枠F5と一体になって移動しねじりバネ300の長さが変化しないため、第5レンズ保持枠F5の移動に対して、ねじりバネ300のばね荷重が変化しない。したがって、ステッピングモータ201にかかる負荷が一定となるため、第5レンズ群L5を精度よく動かすことができる。また、第5レンズ群L5が重い場合でも、第5レンズ群L5をステッピングモータ201によって移動させることができる。
ねじりバネ300の一端300aは、図5(A)に示すように、ナット203の外面に形成された切り欠き203eに係止される。ねじりバネ300の他端は、例えば、第2支持部210bに形成されたバネ受けに係止される。これにより、ナット203は、ねじりバネ300のねじり荷重によって、図5(A)において矢印A2で示すように、リードスクリュー202に向かって押圧される。
図5(A)に示すように、フォーク部213のナット203側の面212は、リードスクリュー202の軸AX方向と直交する平面に対して傾いている斜面を有し、フォーク部213の先端部は、ナット203とは当接せず、ナット203から離間している。より具体的には、図5(B)に示すように、第1支持部210aの面212において、フォーク部213の先端をP1とし、フォーク部213がナット203と接触する位置をP2とした場合、P1を通りリードスクリュー202の軸AXに直交する直線LN1と、P1とP2とを結んだ直線LN2とがなす角度θが、リードスクリュー202のねじ溝のリード角βよりも大きくなっている。これにより、ナット203には、矢印A3で示すように、P2を支点とするモーメントが働き、ナット203は、リードスクリュー202に対して傾斜した状態(リードスクリュー202と直交する方向に対して傾斜した状態)で、リードスクリュー202に係合する。これにより、ナット203とリードスクリュー202との間のガタが低減され、ナット203の光軸OA方向の移動に伴って移動する第5レンズ群L5の位置制御の精度が向上する。この点について、詳細に説明する。
図7(A)及び図7(B)は、ナット203が、リードスクリュー202の軸AX方向と直交する面に対して傾いていない場合におけるナット203のねじ山と、リードスクリュー202のねじ山との関係を表す概略図である。また、図8(A)及び図8(B)は、本実施形態におけるナット203のねじ山と、リードスクリュー202のねじ山との関係を表す概略図である。
例えば、図7(A)において矢印A15で示す方向にナット203を移動させた後、矢印A15とは反対方向(図7(B)において矢印A16で示す方向)にナット203を移動させる場合について説明する。この場合、矢印A15で示す方向にナット203を移動させているときには、図7(A)において、リードスクリュー202の軸AXよりも上の部分及び下の部分において、楕円C1で示すように、ナット203のねじ山のカメラボディ101側の面と、リードスクリュー202のねじ山の被写体側の面とが接触しているため、ステッピングモータ201の出力に対してナット203の移動に遅れが生じない。このとき、図7(A)において楕円C2で示すように、ナット203のねじ山の被写体側の面とリードスクリュー202のねじ山のカメラボディ101側の面との間に隙間が生じている。そのため、ナット203を移動させる方向を反転すると(リードスクリューの回転を反転すると)、リードスクリュー202が回転しても、ナット203のねじ山の被写体側の面とリードスクリュー202のねじ山のカメラボディ101側の面とが図7(B)の楕円C3で示すように接触するまでの間は、ナット203が矢印A16方向への移動を開始しない。そのため、ステッピングモータ201の出力に対して、ナット203の移動が遅れることになる。つまり、ナット203とリードスクリュー202との間に、楕円C2で示すようなガタがあるため、ナット203の移動方向を反転したときに遅れがでてしまう。
一方、本実施形態では、図8(A)及び図8(B)に示すように、ナット203は、リードスクリュー202に対して傾いているため、ナット203とリードスクリュー202との間のガタが低減されている。すなわち、図8(A)において、軸AXよりも上の部分では、楕円C5で示すように、ナット203のねじ山の被写体側の面とリードスクリュー202のねじ山のカメラボディ101側の面とが接触し、軸AXよりも下の部分では、楕円C6で示すように、ナット203のねじ山のカメラボディ101側の面とリードスクリュー202のねじ山の被写体側の面とが接触している。これにより、ナット203を矢印A11の方向に移動させる場合には、図8(A)において楕円C6で示すように、軸AXよりも下の部分でナット203のねじ山のカメラボディ101側の面とリードスクリュー202のねじ山の被写体側の面とが接触しているため、ステッピングモータ201の出力に対してナット203の移動に遅れが生じない。そして、ナット203が移動する方向を反転させる場合も、図8(B)において楕円C5で示すように、軸AXよりも上の部分でナット203のねじ山のカメラボディ101側の面とリードスクリュー202のねじ山の被写体側の面とが接触しているため、ステッピングモータ201の出力に対してナット203の移動に遅れが生じない。すなわち、ナット203を矢印A11及び矢印A12のいずれの方向に移動させる場合でも、ナット203のねじ山とリードスクリュー202のねじ山とが接触している部分が存在するため、ステッピングモータ201の出力に対してナット203の移動に遅れが生じない。したがって、第5レンズ群L5の位置制御の精度を向上できる。
なお、面212は、P1とP2とを結んだ直線LN2で規定される面よりもナット203から遠い位置にあれば斜面でなくてもよい。例えば、面212は、図9(A)に示すように階段状に形成されていてもよい。また、図9(B)に示すように、面212は、多段の階段状に形成されていてもよい。
以上、詳細に説明したように、本実施形態に係るレンズ鏡筒100は、ステッピングモータ201と、ステッピングモータ201によって回転するリードスクリュー202と、リードスクリュー202と係合するナット203と、ナット203の回転を規制する回転規制バー204と、ナット203と当接し、第5レンズ群L5を保持する第5レンズ保持枠F5と、第5レンズ保持枠F5とナット203との間に配置されるねじりバネ300と、を備える。これにより、第5レンズ保持枠F5とねじりバネ300とが一体に動くため、第5レンズ保持枠F5が移動しても(第5レンズ保持枠F5の位置が変化しても)、ねじりバネ300の圧縮荷重が変動しない。これにより、ステッピングモータ201にかかる負荷を一定にできる。また、第5レンズ群L5が重い場合でも、第5レンズ群L5をステッピングモータ201によって移動させることができる。
また、本実施形態において、レンズ鏡筒100は、ねじりバネ300に挿通し、第5レンズ保持枠F5及びねじりバネ300と一体に光軸OA方向に移動するバネ支持軸230を備える。これにより、ねじりバネ300を安定して支持することができる。
また、本実施形態において、ナット203は、リードスクリュー202と係合するナット部203aを有する。カメラのレンズを駆動する機構として、リードスクリューと、リードスクリューと噛み合う歯を有するラック部材と、を用いることも考えられる。しかしながら、ラック部材を用いた場合、衝撃による歯飛びが生じたり、衝撃によってラック部材の歯がリードスクリューからはずれてしまう場合がある。一方、本実施形態では、ナット203は、ナット部203aによってリードスクリュー202と螺合するため、例えば、第5レンズ保持枠F5の前後に配置された第4レンズ保持枠F4及び第6レンズ保持枠F6が第5レンズ保持枠F5に衝突した場合でも、衝撃による歯飛びが生じない。また、ナット203がリードスクリュー202からはずれてしまうことがない。したがって、第5レンズ保持枠F5が衝撃を受けた時の信頼性が高まる。
また、本実施形態において、レンズ鏡筒100は、光軸OA方向に移動可能な第4レンズ保持枠F4及び第6レンズ保持枠F6を備え、第4レンズ保持枠F4又は第6レンズ保持枠F6が第5レンズ保持枠F5と衝突した場合、第5レンズ保持枠F5はナット203に対して移動可能となっている。具体的には、カメラのユーザが、図10(A)に示す状態においてカメラの電源をオフした後に、ズーム操作環150を操作したときに、図10(B)に示すように、第6レンズ保持枠F6が第5レンズ保持枠F5に衝突したとする。この場合、ナット203と第5レンズ保持枠F5との間に配置されたねじりバネ300が縮み、第5レンズ保持枠F5がナット203に対して移動する。これにより、第5レンズ保持枠F5が破損することを防止することができる。なお、衝突時にねじりバネ300からナット203に力が加わることになるが、カメラの電源がオフされているため、ステッピングモータ201に影響を与えることはない。
また、本実施形態において、ナット203は、リードスクリュー202の軸AX方向と直交する面に対して傾いている。これにより、ナット203とリードスクリュー202との間のガタが低減され、ステッピングモータ201の出力に対するナット203の応答精度が向上する。これにより、第5レンズ群L5の位置制御の精度が向上する。この点について、詳細に説明する。
なお、上記実施形態において、第1案内部210が第1支持部210aと第2支持部210bとを有する場合について説明したが、第1案内部210が第1支持部210aと第2支持部210bを有していなくともよい。例えば、第5レンズ保持枠F5の筒部240の外周部に、筒部240から径方向外側に延在する第2支持部210bを設け、第2支持部210bから光軸OA方向に延伸する延伸部を設け、第2支持部210bと対向するように当該延伸部から延在する第1支持部210aを設けてもよい。また、例えば、第5レンズ保持枠F5の筒部240の外周部に、第1支持部210aと第2支持部210bとを有する略コの字状の部材を設けてもよい。
上述した実施形態は好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能であり、任意の構成要件を組み合わせてもよい。
100 レンズ鏡筒
101 カメラボディ
103 カメラ
201 ステッピングモータ
202 リードスクリュー
203 ナット
203a ナット部
204 回転規制バー
210 第1案内部
210a 第1支持部
210b 第2支持部
230 バネ支持軸
300 ねじりバネ
L5 第5レンズ群
F4 第4レンズ保持枠
F5 第5レンズ保持枠
F6 第6レンズ保持枠

Claims (12)

  1. 取付部に取り付けられる駆動源と、
    前記駆動源によって回転する第1軸と、
    前記第1軸と係合する係合部材と、
    前記係合部材の回転を規制し、前記取付部に支持される第2軸と、
    前記係合部材と当接し、レンズを保持するレンズ保持枠と、
    前記レンズ保持枠と前記係合部材との間に配置される付勢部材と、
    前記付勢部材に挿通し、前記レンズ保持枠及び前記付勢部材と一体に光軸方向に移動する第3軸と、
    を備え、
    前記第1軸は前記レンズ保持枠を貫通せず、前記係合部材を貫通し、
    前記第3軸は、前記係合部材を貫通し、
    前記係合部材は、前記第1軸を囲む内周面の少なくとも一部に前記第1軸と係合するねじ溝を有するレンズ鏡筒。
  2. 駆動源と、
    前記駆動源によって回転する第1軸と、
    前記第1軸と係合する係合部材と、
    前記係合部材の回転を規制する円柱形状の第2軸と、
    前記係合部材と当接し、レンズを保持するレンズ保持枠と、
    前記レンズ保持枠と前記係合部材との間に配置される付勢部材と、
    前記付勢部材に挿通し、前記レンズ保持枠及び前記付勢部材と一体に光軸方向に移動する第3軸と、
    を備え、
    前記第1軸は前記レンズ保持枠を貫通せず、前記係合部材を貫通し、
    前記第3軸は、前記係合部材を貫通し、
    前記第2軸は、前記レンズの光軸を中心とする円の径方向において、前記第1軸よりも外側に配置され、
    前記係合部材は、前記第1軸と係合するねじ溝を全周に有するレンズ鏡筒。
  3. 前記レンズ保持枠は、光軸方向に移動し、
    前記付勢部材は、前記レンズ保持枠と一体に前記光軸方向に移動する、
    請求項1又は請求項2に記載のレンズ鏡筒。
  4. 前記第3軸は、前記第1軸よりも短い、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。
  5. 前記レンズ保持枠は、前記第3軸と係合する、
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。
  6. 前記係合部材は、前記第1軸と係合する穴と、前記第2軸と係合する第2係合部と、前記第3軸が貫通する第3係合部と、を有する、
    請求項から請求項のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。
  7. 前記穴は切り欠きを有さない、
    請求項に記載のレンズ鏡筒。
  8. 光軸方向に移動可能な移動枠を備え、
    前記移動枠が前記レンズ保持枠と衝突した場合、前記レンズ保持枠は前記係合部材に対して移動可能である、
    請求項1から請求項のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。
  9. 前記レンズ保持枠において、前記係合部材と当接する当接部は、前記第1軸の軸方向と直交する平面に対して傾いている斜面を有する、
    請求項1から請求項のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。
  10. 前記第1軸はねじ溝を有し、
    前記斜面の傾き角は、前記ねじ溝のリード角よりも大きい、
    請求項に記載のレンズ鏡筒。
  11. 前記係合部材は、前記第1軸の軸方向と直交する平面に対して傾いている、
    請求項1から請求項10のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。
  12. 請求項1から請求項11のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒を備える撮像装置。
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