JP7700510B2 - 放熱板および半導体パッケージ - Google Patents
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Description
放熱板を得ることができる。
放熱板の厚さ方向の熱伝導を向上させる従来の技術においては、発熱体から放熱板に伝わった熱は放熱板の厚さ方向と平面方向に等方的に伝わる。このため、厚さの薄い表面層において表面の熱が平面方向に拡がる前に裏面まで伝わる。言い換えると、発熱源の直下において板厚方向に熱の流れが集中する。本願発明者は、このような熱の流れに着目し、発熱体が接していない放熱板の周辺部では板厚方向の熱伝導の効果が得られ難いという課題を見いだした。特に発熱体が放熱板に接している部分の面積よりも放熱板の表面全体の面積が大きい場合に、発熱体が接していない部分が放熱に寄与し難く、放熱板の性能を十分には発揮できない。
(1)本開示の一実施形態に係る放熱板は、3層以上の層が積層された構造を有する放熱板である。前記積層された構造における厚さ方向の両最外層の少なくとも一方の層である第1層を備え、前記第1層は第1材料で構成されている。前記第1材料は、銅を主成分とする金属相の中に分散された添加相として炭素繊維を含む材料である。前記添加相としての炭素繊維が前記第1材料全体に占める体積比率が5.0体積%以上である。前記第1層の厚さが0.15mm以上0.35mm以下である。前記第1層の前記厚さ方向と直交する面方向の熱伝導率から前記第1層の前記厚さ方向の熱伝導率を引いた値が40W/m・K以上である。なお、前記積層された構造の厚さ方向は前記3層以上の層が積層された方向であり、面方向は前記厚さ方向に垂直な方向である。
以下、本開示の実施形態に係る放熱板の具体例を図面に基づいて説明する。図中の同一符号は同一又は相当部分を示す。各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にする目的で表現されており、必ずしも実際の寸法関係等を表すものではない。
1つの実施形態において説明する構成は、特段の断りがない限り、他の実施形態にも適用可能である。以下の説明で特定の方向や位置を示す用語を用いるが、それらの用語の使用は図面を参照した発明の理解を容易にするためであって、それらの用語の意味によって本発明の技術的範囲が制限されるものではない。特定の方向や位置を示す用語としては、例えば、「上」「上面」「前」「表」などが挙げられる。
純銅とは、銅と不可避不純物とからなる金属材料である。炭素繊維とは、有機繊維のプレカーサーを加熱炭素化処理して得られる、質量比で90%以上が炭素で構成される繊維である。炭素繊維には炭素からなる繊維状の物質を含む。あるいは、炭素繊維とは、いわゆる市販の炭素繊維、すなわち、アクリル繊維またはピッチ(石油、石炭、コールタールなどの副生成物)を原料に高温で炭化して作った繊維を含む。繊維の長手方向に銅よりも高い熱伝導率を有することが好ましい。
図7は、本開示にかかる放熱板を備えた半導体パッケージ50の一例を説明する図である。放熱板1の表面2に、半導体素子53が配置される。半導体素子53には端子51を介して電流が供給される。また放熱板1の表面2には半導体素子53を封止するためのケース部材52が設けられている。半導体素子53から生じた熱を素早く外部に伝えて半導体素子53の温度を保つことが放熱板1の機能である。そのため、放熱板1の裏面は図示しない金属板や他の冷却媒体に接して用いられる。本開示にかかる放熱板1は半導体素子53から生じた熱を、表面2を構成する第1層において面方向に伝えやすい。面方向に拡がった熱は放熱板1全体を通して厚さ方向に伝わる。さらに放熱板1の面方向の線膨張係数は、半導体素子53やケース部材52に用いられるセラミックス等の材料に近い値であるため、温度変化によって各材料や接合面での破損が生じ難い。従来の放熱板を用いた場合に比べて、半導体素子53からの熱が裏面に伝わりやすく、高い冷却性能と耐久性を兼ね備えた半導体パッケージ50とすることができる。なお、半導体パッケージ50の構成は多くの種類があり、上記の例には限定されない。構成の違いにかかわらず、本開示の半導体パッケージ50には、本開示の放熱板1の表面2に半導体素子53からの熱が加わるように半導体素子53が配置され、当該熱を放熱板1の裏面に伝えることで冷却効果を得る構造を含む。
(放熱板の製造)
図2に示す5層の放熱板を以下の説明のように製造した。
球状銅粉(福田金属箔粉工業株式会社製Cu-At-100)は、開き目45μmのふるいで粗大粉を除去することで、平均粒径30μmとした。更に、粉砕を開き目250μmの篩を用いて篩分しながら採取した繊維状粉末形状(日本グラファイトファイバー株式会社製ミルドファイバーZY-300-25M)を準備した。この球状銅粉と、繊維状粉末形状を体積比率で、100:0から79:21となるように混合した。用いた炭素繊維の長手方向の平均長さは120μm、平均直径は8μmであった。混合された粉を直径30mmのカーボン製の型に装填した後、通電プラズマ焼結装置にて30MPaの加圧をしながら温度950℃、時間10分の加熱を行って、焼結体を得た。
なお、長手方向の平均長さおよび平均直径はカーボンテープ上に分散した状態で走査電子顕微鏡(SEM)を用いて200倍で撮像し、100個以上の繊維について長軸長さを測定し平均値とした。ここで長軸長さとは、2本の平行線で繊維の透過像を挟んだ時に最大となる長さとする。平均直径は、同様にSEMを用いて500倍で撮像し、長軸長さが50μm以上の100個以上の繊維について断面長さを測定し、その平均値とした。ここで、断面長さは、長軸長さの方向と直交する方向の幅を長軸長さの1/4、1/2、3/4の位置にて測定し平均して得られる値とした。図12は、上述の長手方向の平均長さ及び平均直径の測定方法の説明である。長軸長さの求め方は図5の場合と同様であり、求めた長軸長さがLL1、長さLL2の位置が3/4の位置、長さLL3の位置が1/2の位置、長さLL4の位置が1/4の位置である。それぞれの位置での断面長さをW1、W2、W3と示している。
第2層および第4層として用いるため、所定の厚さのモリブデン(Mo)板を準備した。
第3層として用いるため、所定の厚さの純銅板を準備した。
上記のように準備した第1材料、第2材料、第3材料を、それぞれ直径30mmの円盤状に加工した。円盤状の各材料を、第1材料、第2材料、第3材料、第2材料、第1材料の順に積層して、内直径32mmのグラファイト製の型に装填した。充填された積層試料を、温度1000℃、時間60分、圧力50MPaの条件でホットプレスによって接合した。ホットプレス後の全体の厚さが1mmになるようにした。ホットプレスにおいて第1材料に含まれる銅粉はプレスの方向に従った扁平形状に変形する。繊維状の形状である炭素繊維が銅粉の扁平形状に沿うように配置されることにより、第1材料中において炭素繊維が配向性を有する。なお、第1材料は銅粉の充填率に応じてホットプレスにより厚さが小さくなるため、ホットプレス後に所望の厚さになるように予め厚さを調整しておく。本実験例ではホットプレスのみによる製造としたが、圧延による製造とすることもできる。
積層前の各層の材料および接合された積層体について、面方向および厚さ方向の熱伝導率、面方向の線膨張係数を測定した。
第1材料の面方向の熱伝導率を測定するための試料は次のように作製した。図8は、面方向の熱伝導率の測定試料の作成手順を説明する図である。図8は放熱板1から第1材料10を切り出して試料を作成する手順を示している。図8の(a)は評価の対象とする放熱板1である。放熱板1は積層体である。積層体の第1層を構成する第1材料10を積層体から切り出す。切り出された第1材料の厚さをtmmとする。当該材料を図8(b)のような長さAmm、幅2mmの大きさの薄片に切断する。長さAは1mmから10mmであり、好ましくは10mmである。今回の測定では長さAを10mmとした。
第1材料、第2材料、第3材料または積層体の厚さ方向の熱伝導率の測定試料は次のように作成した。図9は、厚さ方向の熱伝導率の測定試料の作成手順を説明する図である。図9は放熱板1から第1材料を切り出して試料を作成する手順を示している。図9の(a)は評価の対象とする放熱板1である。放熱板1は積層体である。積層体の第1層を構成する第1材料10を積層体から切り出す。第2材料または第3材料を測定対象とする場合は切り出す対象が異なるだけで手順は同じである。測定対象とする切り出された材料の厚さをtmmとする。当該材料を図9(b)のような長さBmm、幅Cmmの大きさの薄片に切断する。長さBおよび長さCはそれぞれ1mmから10mmであり、好ましくは10mmである。今回の測定では長さB、幅Cをいずれも10mmとした。
熱伝導率の評価はレーザフラッシュ法によって測定される。熱伝導率の測定装置(NETZSCH社製LFA457MicroFlash)を用いて熱拡散係数が測定される。構成材料の体積比率から求めた測定試料の比熱を用いて、室温における熱伝導率を算出した。用いた比熱値は次の通りである。
Cu:386J/kg/K
Mo:251J/kg/K
Ag:234J/kg/K
(以上、金属データブック第4版、日本金属学会(2004)より)
炭素繊維:710J/kg/K
(Chem.Thermodynamics,2,847(1970)より)
なお、評価においては同形状の純銅試料をリファレンスとして同条件下で測定し、数値補正を行った。
室温から300℃まで温度が変化した際の第1材料10の層内方向での線膨張係数は、TD5000SA(ブルカーAXS社製)を用いて室温から300℃まで温度が変化した際の第1材料10の層内方向での膨張変位を測定することにより算出される。室温から300℃まで温度が変化した際の第1材料10の層内方向での線膨張係数を算出する際、第1材料10の平面形状は、tmm×3mm×(10から15)mmの矩形形状が好ましい。ここでtは試料厚さである。測定値は、3つの試料についての平均値とする。評価対象が上記寸法よりも小さい場合には、X線回折法を用いて線膨張係数を算出しても良い。第1材料10の放熱面が総面積100mm2となるように1辺10mm以上の矩形を同一平面に集積する。室温および300℃において集積された試料の表面にX線を照射し、Cu(331)に対応する回折ピークから回折角(2θ)を導出する。回折角から下記の式を用いることで、格子面間隔の変化率を線膨張係数として利用することができる。材料の面内に異方性が存在する場合は、試料の線膨張係数の測定目的の方向がX線の入射面に平行になるように試料を整列させる。室温を25℃とした場合の線膨張係数の算出式を示す。 (線膨張係数)=(1/sin(θat300℃)-1/sin(θat25℃))×sin(θat25℃)/(300-25)
ここで、θat25℃は25℃測定時の回折角2θの1/2倍
θat300℃は300℃測定時の回折角2θの1/2倍
上記で作製した積層体について面方向の放熱性能の評価を行った。放熱性能は表面での中央部分の温度と、その面の端部の温度との差を端部温度差として次のように評価した。
第1材料の炭素繊維の配向性評価を行うための試料は次のように作製した。評価試料として、面方向の熱伝導率の測定試料の作成手順における図8(b)の状態の平板を用いる。平板の面に直交する断面の組織観察を倍率200倍の光学顕微鏡または走査電子顕微鏡によって実施した。観察された断面の一例を図11に示す。図11の上下方向が層の厚さであるZ方向、左右方向がXY平面の面内の方向である。図11に示される濃い灰色の部分が炭素繊維13であり、薄い灰色の領域が金属相11である。図11では、金属相11の中に炭素繊維13の群が分散している様子が確認された。各炭素繊維群の断面の形は同じでは無く、大きさも様々である。視野全体の各炭素繊維について、次の手順により角度θを決定した。
積層体全体の銅(Cu)と添加粒子との体積比率は、以下の手順で求める。まず、添加粒子が炭素であることをX線回折(XRD)にて確認する。次に、0.5g以上の複合材を試料として、Cuおよび炭素繊維の炭素の重量比率を、高周波誘導結合プラズマ発光分光分析法(ICP-OES)により求める。得られた重量比率から、各物質の密度を用いて体積比率に換算する。用いる各物質の密度は次の通りである。
Cu:8.96g/cm3
炭素繊維:2.24g/cm3
第1層を構成する第1材料として、炭素繊維の体積比率、炭素繊維の配向率、第1層の厚さが異なる試料を準備して測定した。第2層を構成する第2材料として、所定の厚さのモリブデン(Mo)板を準備して測定した。完成後の放熱板、すなわち積層体の厚さが1mmとなるように統一した。なお、積層体の層構成は、第1層/第2層/第1層という3層構造とした。
各試料の構成と測定結果を表1に示す。第1層については、第1層中の炭素繊維の体積比率、炭素繊維の配向率、第1層の面方向の熱伝導率(A)、第1層の厚さ方向の熱伝導率(B)、第1層の面方向の熱伝導率から第1層の厚さ方向の熱伝導率を引いた値(A-B)及び第1層の面方向の線膨張係数を表1で示す。第2層については、第2層の厚さ、第2層の厚さ方向の熱伝導率及び第2層の面方向の線膨張係数を示す。積層体については、積層体の層構成、積層体の層の数、積層体の厚さ、積層体のCu割合、積層体の厚さ方向の熱伝導率、積層体の面方向の線膨張係数及び端部温度差を示す。
なお、本開示の試料の作成方法を用いた場合、炭素繊維の配向率はいずれの試料も77.9%以上である。また、後述の表2や表3の結果から、各試料の炭素繊維の配向率は76%以上と良好で、端部温度差及び積層体の面方向の線膨張係数が良好であった。
44W/m・Kでは、端部温度差が49℃であり、端部温度差が50℃を下回るためには、これらの試料のA-B及び端部温度差から考えて、少なくとも40W/m・K以上が適している、と考えられる。
評価結果Aで用いた第1層を構成する第1材料、第2層を構成する第2材料に加えて、第3層を構成する第3材料として所定の厚さの純銅板を準備して測定した。完成後の放熱板、すなわち積層体の厚さが1mmとなるように統一した。なお、積層体の層構成は、第1層/第2層/第3層/第2層/第1層という5層構造とした。各試料の構成と測定結果を表2に示す。第1層、第2層、積層体の項目については、表1と同様である。第3層の項目については、第3層の厚さ、第3層の厚さ方向の熱伝導率及び第3層の面方向の線膨張係数も併せて示す。
これらの試料の結果から、端部温度差が50℃を下回るためには、これらの試料のA-B及び端部温度差から考えて、少なくとも40W/m・K以上が適している、と考えられる。
また、評価結果Aの表1の結果に比べ、評価結果Bの表2の結果の方が、積層体のCu濃度が高く、積層体の厚さ方向の熱伝導率が高くなっており、放熱に有利である。すなわち、第1層/第2層/第1層という3層構造に比べて、第1層/第2層/第3層/第2層/第1層という5層構造の方が好ましい。
評価結果Cでは、評価結果Bで用いた試料の構造を、完成後の放熱板、すなわち積層体の厚さが2mmとなるように変更した。なお、積層体の層構成は、評価結果Bと同じく、第1層/第2層/第3層/第2層/第1層という5層構造とした。
各試料の構成と測定結果を表3に示す。第1層、第2層、第3層、積層体の項目は、表2と同じである。
なお、本開示の試料の作成方法を用いた場合、炭素繊維の配向率はいずれの試料も76%以上で、端部温度差及び積層体の面方向の線膨張係数が良好であった。すなわち、少なくとも、炭素繊維の配向率が76%以上の試料は、端部温度差及び積層体の面方向の線膨張係数が良好であったから、炭素繊維の配向率が76%以上であることが好ましいと考えられる。
これらの試料の結果から、端部温度差が50℃を下回るためには、これらの試料のA-B及び端部温度差から考えて、少なくとも40W/m・K以上が適している、と考えられる。
評価結果Cで用いた試料とは積層体の層構成及び積層体の厚さを変更した試料を準備した。積層体の厚さは1mmとした。積層体の層構成は、第1層/第2層/第3層/第2層/第3層/第2層/第1層という7層構造とした。
各試料の構成と測定結果を表4に示す。第1層、第2層、第3層、積層体の各項目は、表3と同じである。
なお、本開示の試料の作成方法を用いた場合、炭素繊維の配向率はいずれの試料も76%以上で、端部温度差及び積層体の面方向の線膨張係数が良好であった。すなわち、少なくとも、炭素繊維の配向率が76%以上の試料は、端部温度差及び積層体の面方向の線膨張係数が良好であったから、炭素繊維の配向率が76%以上であることが好ましいと考えられる。
これらの試料の結果から、端部温度差が50℃を下回るためには、これらの試料のA-B及び端部温度差から考えて、少なくとも40W/m・K以上が適している、と考えられる。
評価結果Cで用いた試料とは積層体の層構成及び積層体の厚さを変更した試料を準備した。積層体の厚さは1mmとした。積層体の層構成は、第1層/第2層/第3層/第2層/第3層/第2層/第3層/第2層/第1層という9層構造とした。
各試料の構成と測定結果を表5に示す。第1層、第2層、第3層、積層体の各項目は、表3と同じである。
なお、本開示の試料の作成方法を用いた場合、炭素繊維の配向率はいずれの試料も76%以上で、端部温度差及び積層体の面方向の線膨張係数が良好であった。すなわち、少なくとも、炭素繊維の配向率が76%以上の試料は、端部温度差及び積層体の面方向の線膨張係数が良好であったから、炭素繊維の配向率が76%以上であることが好ましいと考えられる。
これらの試料の結果から、端部温度差が50℃を下回るためには、これらの試料のA-B及び端部温度差から考えて、少なくとも40W/m・K以上が適している、と考えられる。
2 表面
3 裏面
10 第1材料
20 第2材料
30 第3材料
60 発熱体
70 アルミニウムフィン
101 第1層
102 第2層
103 第3層
104 第4層
105 第5層
11 金属相
12 添加相
13 炭素繊維
14 炭素繊維小片
50 半導体パッケージ
51 端子
52 ケース部材
53 半導体素子
61 試料
L0 長さ
L1 長さ
L2 長さ
LL1 長軸長さ
LL2 3/4位置
LL3 1/2位置
LL4 1/4位置
W1 断面長さ1
W2 断面長さ2
W3 断面長さ3
θ 角度
Claims (8)
- 3層以上の層が積層された構造を有する放熱板であって、
前記積層された構造における厚さ方向の両最外層である第1層を備え、
前記第1層は第1材料で構成されており、
前記第1材料は、銅を主成分とする金属相の中に分散された複数の炭素繊維を含む材料であり、
前記炭素繊維が前記第1材料全体に占める体積比率が5.0体積%以上20.9体積%以下であり、
前記第1層の厚さが0.15mm以上0.35mm以下であり、
前記第1層の前記厚さ方向と直交する面方向の熱伝導率から前記第1層の前記厚さ方向の熱伝導率を引いた値が40W/m・K以上であり、
前記複数の炭素繊維はそれぞれが前記厚さ方向と直交する面方向に配向を有し、
前記配向について以下に規定する配向率が76%以上であり、
前記第1層に接する第2層はモリブデンまたはタングステンを含む第2材料で構成されている、
放熱板。
ここで、前記配向率とは、前記第1層の前記厚さ方向の断面観察において複数の前記炭素繊維それぞれを所定の長さで分割した炭素繊維小片それぞれが、前記第1層の表面となす角度をθとしたときに、前記θが20度以下である前記炭素繊維小片の数の割合とする。 - 前記積層された層が3層であり、
前記第2層は前記第1層のそれぞれに接する層である、
請求項1に記載の放熱板。 - 前記積層された層が5層以上の奇数の層であり、
前記第2層は前記第1層に接する一対の層であり、
一対の前記第2層の前記第1層と接する面と対向する面に接する第3層は銅または銅合
金で構成されている、
請求項1に記載の放熱板。 - 前記第1層の前記表面において以下の方法により測定された端部温度差が50℃以下である、
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の放熱板。
(方法)前記放熱板を前記表面に垂直な方向から見て縦横10mmの大きさの矩形状に切断した放熱板片を、シリコーンオイルを界面に塗布したアルミニウムフィンに9.8Nの荷重をかけて接着した試料を準備する。前記試料の前記放熱板片の前記表面の中央に縦横1mmでかつ出力50Wの発熱体を接触させ、25℃±5℃の環境において、前記放熱板片と前記アルミニウムフィンとの接着部の温度が25℃±3℃になるように前記アルミニウムフィンの空冷を制御する。前記発熱体を接触した後30秒以上経過して定常状態になった状態で、前記発熱体と前記放熱板片の前記表面との界面の温度T1と、前記放熱板片の前記表面の角部である端部の温度T2とを、熱電対により10回測温し、温度差T1-T2の平均値を端部温度差とする。 - 前記第1層の前記面方向の熱伝導率から前記第1層の前記厚さ方向の熱伝導率を引いた値が140W/m・K以下である、
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の放熱板。 - 前記第1層の前記厚さ方向の熱伝導率が250W/m・K以上であり、
室温から300℃まで温度が変化した際の前記第1層の前記面方向の線膨張係数が18.1ppm/K以下である、
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の放熱板。 - 前記第2層の前記厚さ方向の熱伝導率が140W/m・K以上であり、
室温から300℃まで温度が変化した際の前記第2層の前記面方向の線膨張係数が8.
0ppm/K以下である、
請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の放熱板。 - 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の前記放熱板と、
前記第1層の表面上に配置されている半導体素子と、
を備える半導体パッケージ。
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