JP7553291B2 - 筒状体 - Google Patents
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Description
前記筒状体の内周面に、前記筒状体の長手方向に沿って延びた突条部が設けられている、筒状体。
〔2〕前記突条部は、前記筒状体の内周面において略全長に亘って延びている、〔1〕に記載の筒状体。
突条部20の高さが下限以上であると、配管5と内周面11の接触面積を小さくして、配管5を挿入する際の摩擦抵抗を低減できる。また、突条部20の高さの分だけ、突条部20を除いた部位の厚みを小さくすることによって、インシュレーター10の伸張性(製品伸び)が向上して、インシュレーター10に配管5を挿入しやすくなる。さらに、突条部20の高さの分だけ、突条部20を除いた部位の厚みを小さくすることによって、インシュレーター10に用いられる材料を削減することができる。突条部20の高さが上限以下であると、突条部20を除いた部位の厚みを十分に確保して、インシュレーター10の配管5に対する保持力を確保できる。
これらの観点から、上記の突条部20の高さは、0%より大きく20%以下であることが好ましく、4%以上15%以下であることがより好ましく、6%以上10%以下であることがさらに好ましい。具体的には、インシュレーター10の内径が13mmである場合に、突条部20の高さは、0.0mmより大きく2.6mm以下であることが好ましく、0.5mm以上2.0mm以下であることがより好ましく、0.8mm以上1.3mm以下であることがさらに好ましい。
突条部20以外の部位(溝部30)におけるインシュレーター10の厚みT2は、0.5mm以上60mm以下であることが好ましく、1.0mm以上40mm以下であることがより好ましく、1.5mm以上30mm以下であることがさらに好ましい。厚みT2は、図3に示す底面31と外周面12の間の寸法である。
インシュレーター10の厚みT1,T2が下限以上であると、インシュレーター10の剛性が向上して、配管5に対する保持力を大きくできる。インシュレーター10の厚みT1,T2が上限以下であると、インシュレーター10の伸張性が向上し、インシュレーター10に配管5を挿入しやすくなる。
配管5に対してインシュレーター10を挿入する過程で、配管5の曲がり形状に応じて、インシュレーター10が伸縮変形する。この配管5の曲がり形状は、インシュレーター10に配管5を圧入する際に摩擦抵抗が増大する一因となる。
インシュレーター10が所定の位置まで移動されて、配管5の端部がインシュレーター10の他端側の開口から外部に出ると、インシュレーター10の装着が完了する。この状態では、インシュレーター10の突条部20が配管5の外周面に接触して、インシュレーター10が配管5に保持される。
インシュレーター10の挿入荷重は、挿入性を向上する観点から、45N以下であることが好ましく、35N以下であることがより好ましく、25N以下であることがさらに好ましい。インシュレーター10の挿入荷重は、0Nより大きく、インシュレーター10の配管5に対する保持力を考慮して、10N以上とすることができる。
インシュレーター10の製品伸びは、例えば、次のようにして算出できる。インシュレーター10から全長20mmの試料片を裁断する。図5に示すように、試験片を径方向両側から内周面11が密着するまで押さえて、内周面11の最大径L1を測定する。次に、試験片に2本のパイプを挿入し、図6に示すように、引張試験機にてパイプを互いに離れる方向に移動させる。この際、引っ張り速度は500mm/minとする。試験片が破断するまでパイプを移動させて、破断時の内周面11の最大径L2を測定する。次式を用いて製品伸びを算出する。
インシュレーター10の見掛比重は、例えば、次のようにして算出できる。インシュレーター10から約2cm~3cm角の試験片を切り取る。試験片の空気中での質量W1を測定する。その後、試験片の水中での質量W2を測定する。次式を用いて見掛比重を算出する。
本開示のインシュレーター10は、伸縮性を有する筒状体であり、インシュレーター10の内周面11に、インシュレーター10の長手方向に沿って延びた突条部20が設けられている。インシュレーター10は、突条部20が設けられているから、配管5と内周面11の接触面積を小さくして、配管5を挿入する際の摩擦抵抗を低減できる。また、インシュレーター10は、突条部20が配管5に接触することによって、単に内径を大きくした構成に比して、配管5に対する保持力を向上できる。したがって、配管5を挿入しやすく、配管5に対する保持力が確保されたインシュレーター10を提供できる。
本開示の筒状体はインシュレーターに限定されない。筒状体には、配管以外の被挿入部材が挿入されてもよい。被挿入部材の外径、長さ、形状、用途に応じて、筒状体の材料、材質、大きさ、形状は適宜変更可能である。
なお、実験例2,3は実施例であり、実験例1は比較例である。表において、「実験例1*」のように、「*」が付されている場合には、比較例であることを示している。
(1)インシュレーターの作製
EPDM発泡体で形成された、実験例1~3のインシュレーターを作製した。
実験例1は、突条部を有しない、円筒状とした。
実験例2は、図3に示すような4つの突条部を設けた。各突条部の突出高さは1.0mmであった。外周面は、凹凸形状を有しない、中心軸線Xを中心とする円周面とした。
実験例3は、図7に示すような4つの突条部を設けた。各突条部の突出高さは1.0mmであった。外周面には、突条部に対して外周側に重なる位置に、図7に示すような凹条部を設けた。凹条部の深さは1.64mmであった。
各実験例におけるインシュレーターの「内径(mm)」、「外径(mm)」、「肉厚(mm)」は表1に示す通りであった。なお、実施例2,3において、インシュレーターの内径は、複数の突条部20に内接する仮想的な円C1の直径である。実施例3において、インシュレーターの外径は、インシュレーターに外接する仮想的な円の直径である。厚みT1は突条部におけるインシュレーターの厚みである。厚みT2は突条部以外の部位におけるインシュレーターの厚みである。
実験例1~3の見掛比重と挿入荷重を、実施形態に記載の方法で測定した。その結果を表1の「比重」と「挿入荷重(N)」の欄に示す。
突条部が設けられた実験例2,3は、突条部が設けられていない実験例1よりも挿入荷重が小さいことが確認された。この結果から、突条部が設けられたインシュレーターは、被挿入部材に挿入しやすいことが示唆された。
以上の実施例によれば、被挿入部材を挿入しやすく、被挿入部材に対する保持力が確保されたインシュレーターを提供することができる。
11…内周面
20,220…突条部
Claims (5)
- 伸縮性を有する筒状体であり、
前記筒状体の内周面に、前記筒状体の長手方向に沿って延びた突条部が設けられており、
前記筒状体は、発泡体であり、
前記内周面に、突合わせ面なく全周に亘って連続する内周側スキン層が形成され、
前記筒状体の外周面は、凹凸形状を有しておらず、前記外周面に、突合わせ面なく全周に亘って連続する外周側スキン層が形成され、
前記内周側スキン層と前記外周側スキン層との間に、突合わせ面なく全周に亘って連続する発泡層が形成されている、筒状体。 - 以下の算出方法によって算出された前記筒状体の製品伸びが、180%以上500%以下である、請求項1に記載の筒状体。
(算出方法)
前記筒状体から全長20mmの試料片を裁断する。試験片を径方向両側から前記内周面が密着するまで押さえて、前記内周面の最大径L1を測定する。次に、試験片に2本のパイプを挿入し、引張試験機にてパイプを互いに離れる方向に移動させる。この際、引っ張り速度は500mm/minとする。試験片が破断するまでパイプを移動させて、破断時の前記内周面の最大径L2を測定する。次式を用いて製品伸びを算出する。
A :製品伸び
L1:前記内周面が密着するまで押さえた際の前記内周面の最大径(mm)
L2:破断時の前記内周面の最大径(mm) - 伸縮性を有する筒状体であり、
前記筒状体の内周面に、前記筒状体の長手方向に沿って延びた突条部が設けられており、
前記突条部の外周面には、前記突条部に対して外周側に重なる位置に、前記筒状体の長手方向に沿って延びる凹条部が設けられており、
前記筒状体は、発泡体であり、
前記内周面に、突合わせ面なく全周に亘って連続する内周側スキン層が形成され、
前記筒状体の外周面に、突合わせ面なく全周に亘って連続する外周側スキン層が形成され、
前記内周側スキン層と前記外周側スキン層との間に、突合わせ面なく全周に亘って連続する発泡層が形成されており、
前記突条部以外の部位における前記筒状体の厚みは、前記突条部の高さよりも大きい、筒状体。 - 前記筒状体は円筒状であり、前記突条部の数が3以上5以下である、請求項4に記載の筒状体。
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