JP7514814B2 - ギヤ構造及び減速機並びにモータユニット - Google Patents
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Description
(3)前記ボスの前記外周面には、前記軸方向に沿って延びる複数の縦溝が周方向に間隔をあけて設けられていることが好ましい。
(5)前記出力ギヤは、前記軸心上に配置される軸部の外周面に出力用の歯が形成された大径部と、前記軸部よりも径の小さな円柱状の小径部とを一体で有する段付き形状であり、前記ヘリカルギヤは、前記ハブの前記他端面に凹設されるとともに前記大径部が圧入固定される第一嵌合部と、前記第一嵌合部の底面からさらに凹設されるとともに前記小径部が圧入固定される第二嵌合部と、を有することが好ましい。
また、開示の減速機及びモータユニットによれば、ヘリカルギヤの回転状態を安定的に支持できるため、品質を高めることができる。
図1は、本実施形態のモータユニット1の平面図(減速機3の出力ギヤ6の軸方向から見た図)である。モータユニット1は、例えば、車両のスライドドアのクローザー装置やパワーウィンドウ装置の駆動源として使用される。モータユニット1は、ハウジング2Aに図示しないロータ及びステータが内蔵されたモータ2(動力源)と、モータ2の回転速度を減速する減速機3とを有する。本実施形態のモータ2は、例えば、ブラシ付きの直流モータであり、ハウジング2Aが減速機3のギヤボックス3Aに取り付けられることで減速機3とユニット化される。
上述したギヤ構造9では、第一凹部11bの内周面11cと摺動するボス32が、仮想面Fの位置または仮想面Fよりも飛び出して設けられる。この仮想面Fは、モータ2の動力が、ウォーム4からヘリカルギヤ10に伝達される際の方向(動力の印加方向)の延長線である。つまり、上述したギヤ構造9であれば、ヘリカルギヤ10に対する動力の印加方向の延長線上に、摺動面(ボス32の外周面32a及び第一凹部11bの内周面11c)が存在することになる。これにより、ヘリカルギヤ10に対する動力を摺動面で受けることができるため、ヘリカルギヤ10がボス32から浮き上がることやヘリカルギヤ10がボス32に対し傾ぐことを防止でき、ヘリカルギヤ10を安定的に回転支持することができる。
上述したギヤ構造9では、ヘリカルギヤ10に第二凹部15及び第三凹部16が形成されているため、ヘリカルギヤ10を軽量化することができる。
また、上述したボス32は、その外周面32aに複数の縦溝33が形成されているため、摺動面である外周面32aに塗布されたグリスが縦溝33に溜まることができ、摺動ロスを低減することができる。また、ボス32の円筒状の外周面32aの真円度を確保しやすくなる。
特に、上述した減速機3では、出力ギヤ6の歯6dが形成された大径部6bだけでなく円柱状の小径部6cもヘリカルギヤ10に圧入固定されることから、ヘリカルギヤ10に対して出力ギヤ6を深く圧入でき(言い換えると、圧入深さを確保でき)、出力ギヤ6の抜けや傾ぎを防止できる。また、出力ギヤ6の円柱状の小径部6cがヘリカルギヤ10の第二嵌合部11hに圧入固定されるため、ヘリカルギヤ10に対する出力ギヤ6の芯出しの精度を高められる。
また、上述した減速機3を備えたモータユニット1によれば、減速機3においてヘリカルギヤ10のがたつきを抑制できることから、モータユニット1の品質を高めることができる。
上述したギヤ構造9(ギヤボックス3A及びヘリカルギヤ10),減速機3,モータユニット1の構成は一例であって、上述したものに限られない。
例えば、上述したヘリカルギヤ10の第二凹部15及び第三凹部16について、いずれか一方だけを設けてもよいし、互いの形状が異なっていてもよいし、両方を省略してもよい。また、ヘリカルギヤ収容部31の底面31aの形状は上述したものに限られず、円環溝部31bや凸部31cを省略してもよい。なお、上述した各種リブは省略してもよい。
ヘリカルギヤ10に対する出力ギヤ6の固定方法は圧入に限られず、また、出力ギヤ6が大径部6bと小径部6cとを有する段付き形状でなくてもよい。
また、上述した実施形態では、モータユニット1を構成する減速機3のヘリカルギヤ10を挙げて説明したが、上述したヘリカルギヤ10を減速機3以外の機器に採用してもよい。
2 モータ
2B 回転軸
3 減速機
3A ギヤボックス
4 ウォーム
5 駆動軸
6 出力ギヤ
6a 軸部
6b 大径部
6c 小径部
6d 歯
9 ギヤ構造
10 ヘリカルギヤ
11 ハブ
11a 一端面
11b 第一凹部
11c 内周面
11e 円筒壁
11f 他端面
11g 第一嵌合部
11h 第二嵌合部
13 外歯
15 第二凹部
16 第三凹部
30 ウォーム収容部
31 ヘリカルギヤ収容部(収容部)
31a 底面
31b 円環溝部(溝部)
31d 開口
32 ボス
32a 外周面
33 縦溝
C ヘリカルギヤの軸心
F 仮想面
S 駆動軸の中心線
Claims (6)
- 駆動軸と一体回転するウォームと噛み合う外歯を有し、前記駆動軸の中心線と直交する軸心まわりに回転するヘリカルギヤと、
前記ヘリカルギヤを収容する有底筒状の収容部を有するギヤボックスと、を備え、
前記ヘリカルギヤは、前記軸心を中心とした環状のハブと、前記ハブの一端面から前記軸心の軸方向に略円柱状に凹設された第一凹部と、を有し、
前記収容部は、前記ヘリカルギヤの収容状態で前記一端面と対向する底面と、前記底面から前記軸方向に円筒状に突設されるとともに前記ヘリカルギヤを回転自在に支持するボスと、前記ボスの径方向外側の根元部分における前記底面に凹設された円環状の溝部と、を有し、
前記ボスは、前記駆動軸の前記中心線を通り前記軸方向に直交する仮想面の位置または前記仮想面よりも前記収容部の開口側に突設され、収容された前記ヘリカルギヤが回転する際に、前記ボスの外周面が前記第一凹部の内周面と摺動して前記ヘリカルギヤを支持し、
前記ハブは、前記第一凹部を形成する円筒壁の先端部が前記溝部に配置されており、
前記溝部の径方向寸法である溝幅は、前記溝部の底に近づくほど小さくなる
ことを特徴とする、ギヤ構造。 - 前記ヘリカルギヤは、前記ハブの径方向外側且つ前記外歯の径方向内側において、前記ヘリカルギヤの一端面に凹設され前記軸方向からみて円環状の第二凹部及び前記ヘリカルギヤの他端面に凹設され前記軸方向からみて円環状の第三凹部を有する
ことを特徴とする、請求項1に記載のギヤ構造。 - 前記ボスの前記外周面には、前記軸方向に沿って延びる複数の縦溝が周方向に間隔をあけて設けられている
ことを特徴とする、請求項1又は2に記載のギヤ構造。 - 請求項1~3のいずれか一項に記載のギヤ構造と、
前記ギヤボックスのウォーム収容部に収容され、動力源の回転が伝達される前記ウォームと、
前記ヘリカルギヤの前記ハブの他端面側に固定される出力ギヤと、を備えた
ことを特徴とする、減速機。 - 前記出力ギヤは、前記軸心上に配置される軸部の外周面に出力用の歯が形成された大径部と、前記軸部よりも径の小さな円柱状の小径部とを一体で有する段付き形状であり、
前記ヘリカルギヤは、前記ハブの前記他端面に凹設されるとともに前記大径部が圧入固定される第一嵌合部と、前記第一嵌合部の底面からさらに凹設されるとともに前記小径部が圧入固定される第二嵌合部と、を有する
ことを特徴とする、請求項4に記載の減速機。 - 請求項4又は5に記載の減速機と、
前記減速機の前記ウォームと一体回転する前記駆動軸に連結された回転軸を有し、前記ギヤボックスに取り付けられるモータと、を備えた
ことを特徴とする、モータユニット。
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