JP5391030B2 - クラッチ及びモータ - Google Patents
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Description
また、サポート部材には、カラーの従動側にて軸方向に当接可能な軸方向当接部が備えられてカラーの従動側からの挿通により組み付けられ、該軸方向当接部とカラーの従動側との係止によりサポート部材の駆動側への移動規制が行われる。これにより、軸方向当接部といった簡易な構成で規制手段を構成でき、しかもカラーの従動側からの挿通にて規制構造となるため、カラーに対するサポート部材の装着も容易である。
また、駆動側回転体には、サポート部材が備える環状部と軸方向に当接可能な鍔部が設けられて、サポート部材の軸方向駆動側への移動規制が行われる。これにより、駆動側回転体をクラッチとして所定位置に配置するだけでサポート部材の移動規制が可能なため、規制手段を容易に構成できる。
以下、本発明をパワーウインド装置の駆動源に用いられるモータに具体化した第1の実施形態を図面に従って説明する。
(1)転動体32を保持するサポート部材33は、自身の係止爪33eによるカラー31との係止により、軸方向駆動側への移動が規制されている。つまり、ギヤハウジング21(クラッチ収容凹部21d)に装着されるクラッチ構成部品としてのカラー31にてサポート部材33の移動規制が行われるため、該サポート部材33の移動規制を行う部品を別途用意しなくて済む分、クラッチ30、ひいてはモータ1の部品点数を少なく構成することができる。また、サポート部材33の移動規制を行う部品を固定する部分をクラッチ収容凹部21dの周囲等に形成する必要もなくなるため、クラッチ収容凹部21dの周囲の形状、ひいてはギヤハウジング21の形状の簡略化が可能となる。
以下、本発明をパワーウインド装置の駆動源に用いられるモータに具体化した第2の実施形態を図面に従って説明する。尚、上記第1の実施形態と同一の構成には同一の符号を付してその説明を省略する。
(1)回転軸7に装着されるクラッチ構成部品としての駆動側回転体53の係止鍔部53aにてサポート部材52の移動規制が行われるため、該サポート部材52の移動規制を行う部品を別途用意しなくて済む分、クラッチ50(モータ1)の部品点数を少なく構成することができる。また同様に、クラッチ収容凹部21dの周囲形状の簡略化が可能となる。
・上記第1の実施形態で用いたサポート部材33をカラー31に対して逆向きに組み付けてもよい。即ち、図9に示すように、サポート部材33は、カラー31の従動側から挿通され、係止爪33eがカラー31の駆動側にて係止する。この場合、サポート部材33のリング部33aがカラー31の従動側にて軸方向に当接(係止)することでサポート部材33の駆動側への移動規制が行われる。つまり、リング部33aといった簡易な構成で規制手段を構成でき、しかもカラー31の従動側からの挿通にて規制構造となるため、カラー31に対するサポート部材33の装着も上記第1の実施形態と同様に容易である。尚、この逆組み付けにおいてはリング部33aにてサポート部材33の規制が可能なため、係止爪33eを省略することもできる(第2の実施形態で用いたサポート部材52に相当)。但し、転動体32を保持するサポート部材33とカラー31とのアッセンブリ化の要求には係止爪33eが必要である。
Claims (5)
- 環状のカラーと、
前記カラーの内側に少なくとも一部が配置される駆動側回転体と、
前記カラーの内側において前記駆動側回転体と回転方向に係合可能に少なくとも一部が配置される従動側回転体と、
前記従動側回転体と前記カラーとの間で挟持可能に配置され、前記駆動側回転体からの回転時には回転方向に係合する両回転体の回転と共に周回し、前記従動側回転体からの回転時には前記従動側回転体と前記カラーとに挟持されて前記従動側回転体の回転を阻止する転動体と、
前記カラーの内側で前記転動体を保持しその周回に基づいて回転するサポート部材と
を備えたクラッチであって、
前記サポート部材は、前記カラーの駆動側からの挿通が可能で前記カラーの従動側にて係止する係止爪を有し、該係止爪と前記カラーの従動側との係止により前記サポート部材の軸方向駆動側への移動規制が行われ、
前記サポート部材は、更に前記カラーの駆動側と当接可能な軸方向当接部を有し、前記係止爪と協働して単体の前記カラーに対し脱落不能に装着されることを特徴とするクラッチ。 - 環状のカラーと、
前記カラーの内側に少なくとも一部が配置される駆動側回転体と、
前記カラーの内側において前記駆動側回転体と回転方向に係合可能に少なくとも一部が配置される従動側回転体と、
前記従動側回転体と前記カラーとの間で挟持可能に配置され、前記駆動側回転体からの回転時には回転方向に係合する両回転体の回転と共に周回し、前記従動側回転体からの回転時には前記従動側回転体と前記カラーとに挟持されて前記従動側回転体の回転を阻止する転動体と、
前記カラーの内側で前記転動体を保持しその周回に基づいて回転するサポート部材と
を備えたクラッチであって、
前記サポート部材は、前記カラーの従動側にて軸方向に当接可能な軸方向当接部を有し、前記カラーの従動側からの挿通により組み付けられてなるものであり、前記軸方向当接部と前記カラーの従動側との当接により前記サポート部材の軸方向駆動側への移動規制が行われていることを特徴とするクラッチ。 - 環状のカラーと、
前記カラーの内側に少なくとも一部が配置される駆動側回転体と、
前記カラーの内側において前記駆動側回転体と回転方向に係合可能に少なくとも一部が配置される従動側回転体と、
前記従動側回転体と前記カラーとの間で挟持可能に配置され、前記駆動側回転体からの回転時には回転方向に係合する両回転体の回転と共に周回し、前記従動側回転体からの回転時には前記従動側回転体と前記カラーとに挟持されて前記従動側回転体の回転を阻止する転動体と、
前記カラーの内側で前記転動体を保持しその周回に基づいて回転するサポート部材と
を備えたクラッチであって、
前記駆動側回転体には、径方向外側に向かって鍔部が延設され、
前記カラーの内側で前記転動体を保持する前記サポート部材は、その駆動側端部に、外径が前記カラーの内径より大きく形成され前記カラーの駆動側端部に当接可能な環状部を備え、
前記鍔部は、前記環状部と軸方向に当接可能とされ、前記サポート部材の軸方向駆動側への移動が規制されるとともに、
前記環状部は、前記鍔部と前記カラーの駆動側端部とによって軸方向の両側から挟まれることを特徴とするクラッチ。 - 請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載のクラッチにおいて、
前記カラーは、自身を支持する支持体に対して圧入固定するための圧入固定部を有していることを特徴とするクラッチ。 - 請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載のクラッチを備え、前記駆動側回転体がロータの回転軸と一体回転可能に設けられ、前記従動側回転体がウォーム軸と一体回転可能に設けられて構成されていることを特徴とするモータ。
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JP2009254325A JP5391030B2 (ja) | 2009-11-05 | 2009-11-05 | クラッチ及びモータ |
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JP2009254325A JP5391030B2 (ja) | 2009-11-05 | 2009-11-05 | クラッチ及びモータ |
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JP2011099510A JP2011099510A (ja) | 2011-05-19 |
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Family
ID=44190854
Family Applications (1)
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