JP7512706B2 - 半導体装置 - Google Patents

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本発明は、パワー半導体素子を内蔵する半導体装置(半導体モジュール)に関する。
パワー半導体素子は、例えば電力変換用のスイッチング素子として用いられている。従来のパワー半導体素子を内蔵する半導体装置として、絶縁回路基板上にパワー半導体素子を構成するパワー半導体チップ(以下、単に「半導体チップ」と呼ぶ。)を配置し、半導体チップの上方にプリント基板を配置した構造が知られている。
近年、窒化ガリウム(GaN)や酸化ガリウム(Ga)等からなる半導体チップを搭載した半導体装置の開発が進められている。GaNやGa等からなる半導体チップは、炭化ケイ素(SiC)からなる半導体チップと比較して、バリガ指数が高く、低オン抵抗化を図ることができるため、半導体チップの低損失化、小型化が期待されている。
特許文献1には、炭素質基板の両面が絶縁層で覆われ、更に外側に導電層が配置されたプリント基板が記載され、炭素質基板、絶縁層、導電層を貫通するスルーホール内に樹脂で被覆されたコイル部材が配置されていることが記載されている。特許文献2には、内部にグラファイト又はグラフェン材質の第1コア層を有し、上下面が絶縁層で覆われた回路基板が記載されている。第1コア層を貫通するスルーホールの内部に金属材質が充填される。
特許文献3には、グラファイト・アルミ複合放熱剤をベースとし、熱伝導性エポキシ電気絶縁シートを固着させ、この積層構造により、高放熱、高熱伝導のフィルムとなることが記載されている。特許文献4には、導体層と、導体層上に重なる絶縁層とを備える金属張積層板が記載され、絶縁層が、電気絶縁性を有する母材と、母材に埋まっているグラファイトシート及びガイド部材とを含むことが記載されている。
特許文献5には、グラファイトシートを、半導体モジュールのヒートスプレッダの絶縁板側の表面と絶縁板との間に、ヒートスプレッダ及び絶縁板に接するように配置することが記載されている。特許文献6には、絶縁基板と、絶縁基板上に配置された半導体デバイスと、一端が半導体デバイスの表面側に接続され、他端が絶縁基板に繋がる異方性な熱伝導率を備えるグラファイトプレートとを備え、半導体デバイスの表面側の熱をグラファイトプレートを介して絶縁基板へ伝達するパワーモジュールが記載されている。
特開2005-191509号公報 特開2016-157926号公報 特開2016-201523号公報 特開2018-008496号公報 特開2017-028040号公報 特開2019-071399号公報
しかしながら、半導体装置の大容量化を図るために、サイズの小さい半導体チップを複数並べて配置すると、半導体チップの上方に搭載されたプリント基板に熱が篭り易くなる。この結果、プリント基板の小型化が困難となり、ひいては半導体装置の小型化が困難となる。
上記課題に鑑み、本発明は、半導体チップの上方に搭載されたプリント基板の放熱性を向上させることができ、小型化を図ることができる半導体装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、(a)絶縁回路基板と、(b)絶縁回路基板上に配置された半導体チップと、(c)半導体チップの上方に配置され、第1炭素層と、第1炭素層の上面に配置された第1絶縁層と、第1絶縁層の上面に配置された第1配線層と、第1炭素層の下面に配置された第2絶縁層と、第2絶縁層の下面に配置された第2配線層と、第1炭素層、第1絶縁層及び第2絶縁層を貫通し、第1配線層及び第2配線層に接続する接続部材とを有するプリント基板とを備え、接続部材が、半導体チップに対向する領域に設けられている半導体装置であることを要旨とする。
本発明によれば、半導体チップの上方に搭載されたプリント基板の放熱性を向上させることができ、小型化を図ることができる半導体装置を提供することができる。
第1実施形態に係る半導体装置の断面図である。 第1実施形態に係る半導体装置の等価回路図である。 図1の領域Aを拡大した断面図である。 第1実施形態に係る半導体チップの平面図である。 第1実施形態に係るインターポーザの平面図である。 図5のB-B方向の断面図である。 第1実施形態に係る炭素層及び接続部材の水平方向の断面図である。 第2実施形態に係る半導体装置の断面図である。 第3実施形態に係る半導体装置の断面図である。 第4実施形態に係る半導体装置の断面図である。 第5実施形態に係る半導体装置の断面図である。 第6実施形態に係る半導体装置の断面図である。
以下、図面を参照して、第1~第6実施形態を説明する。図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付し、重複する説明を省略する。但し、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は実際のものとは異なる場合がある。また、図面相互間においても寸法の関係や比率が異なる部分が含まれ得る。また、以下に示す第1~第6実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。
以下の説明において、「第1主電極」とは、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(IGBT)であれば、エミッタ電極又はコレクタ電極のいずれか一方を意味する。電界効果トランジスタ(FET)や静電誘導トランジスタ(SIT)であれば、ソース電極又はドレイン電極のいずれか一方を意味する。静電誘導サイリスタ(SIサイリスタ)やゲートターンオフサイリスタ(GTO)、ダイオードであれば、アノード電極又はカソード電極のいずれか一方を意味する。また、「第2主電極」とは、IGBTであれば、上記第1主電極とはならないエミッタ電極又はコレクタ電極のいずれか一方を意味する。FETやSITであれば、上記第1主電極とはならないソース電極又はドレイン電極のいずれか一方を意味する。SIサイリスタやGTO、ダイオードであれば、上記第1主電極とはならないアノード電極又はカソード電極のいずれか一方を意味する。即ち、「第1主電極」がソース電極であれば、「第2主電極」はドレイン電極を意味する。「第1主電極」がエミッタ電極であれば、「第2主電極」はコレクタ電極を意味する。「第1主電極」がアノード電極であれば、「第2主電極」はカソード電極を意味する。
また、以下の説明における「上」、「下」、「上下」、「左」、「右」、「左右」等の方向の定義は、単に説明の便宜上の定義であって、本発明の技術的思想を限定するものではない。例えば、対象を90°回転して観察すれば「上下」は「左右」に変換して読まれ、180°回転して観察すれば「上下」は反転して読まれることは勿論である。
(第1実施形態)
第1実施形態に係る半導体装置は、パワー半導体素子2つ分の機能を有する「2イン1」と呼ばれる半導体モジュールである。第1実施形態に係る半導体装置は、図1に示すように、絶縁回路基板1と、絶縁回路基板1上に接合材2a,2bを介して搭載された半導体チップ3a,3bとを備える。半導体チップ3a,3bの上面には、インターポーザ4a,4bがそれぞれ配置されている。半導体チップ3a,3bの上方には、インターポーザ4a,4bを介してプリント基板6が配置されている。半導体チップ3a,3b、インターポーザ4a,4b及びプリント基板6の周囲は、封止部材10により封止され、周囲と電気的に絶縁されている。
第1実施形態に係る半導体装置の等価回路の一例を図2に示す。図2に示すように、第1実施形態に係る半導体装置は、3相ブリッジ回路の一部を構成する。P端子にMOSトランジスタT1の第2主電極(ドレイン電極)が接続され、N端子にMOSトランジスタT2の第1主電極(ソース電極)が接続されている。MOSトランジスタT1のソース電極及びMOSトランジスタT2のドレイン電極が出力端子U及びセンス端子S1に接続されている。MOSトランジスタT2のソース電極には、センス端子S2が接続されている。MOSトランジスタT1,T2には還流ダイオード(FWD)D1,D2が逆並列接続されている。図2に示したMOSトランジスタT1,T2が、図1に示した半導体チップ3a,3bにそれぞれ対応する。還流ダイオードD1,D2は図1では図示を省略している。
図1に示すように、絶縁回路基板1は、絶縁基板11と、絶縁基板11の上面(回路面側)に配置された上側導体層(導電板)12a,12bと、絶縁基板11の下面(冷却面側)に配置された下側導体層(放熱板)13とを備える。図1では図示を省略するが、上側導体層12a,12bには所定の回路パターンが形成されている。
絶縁回路基板1は、例えば直接銅接合(DCB)基板や活性ろう付け(AMD)基板等であってもよい。絶縁基板11は、例えば酸化アルミニウム(Al)、窒化アルミニウム(AlN)、窒化珪素(Si)、窒化ホウ素(BN)等からなるセラミクス基板や、高分子材料等を用いた樹脂絶縁基板で構成されている。上側導体層12a,12b及び下側導体層13は、例えば銅(Cu)やアルミニウム(Al)等からなる導体箔で構成されている。
上側導体層12a,12b上には、接合材2a,2bを介して半導体チップ3a,3bが接合されている。接合材2a,2bは、例えばはんだ又は焼結材等で構成されている。はんだとしては、例えば錫アンチモン(SnSb)系、錫銀(SnAg)系のはんだ等が使用可能である。焼結材としては、例えば銀(Ag)系又は銅(Cu)系の金属粒子ペースト(導電性ペースト)等が使用可能である。
半導体チップ3a,3bは、用途により種類が異なるが、例えば絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(IGBT)、電界効果トランジスタ(FET)、静電誘導(SI)サイリスタ、ゲートターンオフ(GTO)サイリスタ等のパワー半導体素子、還流ダイオード(FWD)等の整流素子等が採用可能である。半導体チップ3a,3bは、例えばシリコン(Si)基板で構成してもよく、或いは炭化ケイ素(SiC)、窒化ガリウム(GaN)、酸化ガリウム(Ga)等のワイドバンドギャップ半導体基板で構成してもよい。
図1では、図2に示したMOSトランジスタT1,T2に対応して1つずつの半導体チップ3a,3bが例示されているが、半導体チップの数は特に限定されず、定格電流等に応じて適宜選択可能である。例えば、MOSトランジスタT1,T2に対応して複数の半導体チップをそれぞれ有していてもよい。また、第1実施形態に係る半導体装置がパワー半導体素子1つ分の機能を有する「1イン1」の場合には、1つの半導体チップのみを有していてもよい。
図1に示した半導体チップ3a及びインターポーザ4aの付近を破線で囲んだ領域Aの拡大図を図3に示す。また、半導体チップ3aの平面図を図4に示し、インターポーザ4aの平面図を図5に示す。図4及び図5のA-A方向から見た断面が、図3の半導体チップ3a及びインターポーザ4aの断面に対応する。また、図5のインターポーザ4aのB-B方向から見た断面図を図6に示す。
図3及び図4に示すように、半導体チップ3aは、上面側に第1主電極(ソース電極)31及び制御電極(ゲート電極)32を有し、下面側に第2主電極(ドレイン電極)33を有する。図4中の一点鎖線の丸は、後述する図5に示したポスト電極41a~41jの位置を模式的に示している。なお、図1に示した半導体チップ3bも、半導体チップ3aと同様の構成を有している。
図3、図5及び図6に示すように、インターポーザ4aは、絶縁層42と、絶縁層42の上面に配置された導電層43a,43bと、絶縁層42を貫通し、導電層43a,43bの下面に接続されたポスト電極(バンプ)41a~41jとを備える。図5では、導電層43a,43bの下方に隠れたポスト電極41a~41jを破線で模式的に示している。
ポスト電極41a~41jは、例えば棒状(ピン状)又は柱状であり、具体的には円柱、楕円柱、三角柱又は四角柱等の多角柱等であってもよい。ポスト電極41a~41j及び導電層43a,43bの材料としては、例えば銅(Cu)等の金属材料が使用可能である。絶縁層42としては、例えばポリイミド等の樹脂が使用可能である。
ポスト電極41a~41iの上端は、はんだ又は焼結材等からなる接合材(不図示)を介して導電層43aに接続されている。ポスト電極41a~41iの下端は、はんだ又は焼結材等からなる接合材(不図示)を介して半導体チップ3aのソース電極31に接合される。ポスト電極41jの上端は、はんだ又は焼結材等からなる接合材(不図示)を介して導電層43bに接続されている。ポスト電極41jの下端は、はんだ又は焼結材等からなる接合材(不図示)を介して半導体チップ3aのゲート電極32に接合される。なお、図1に示したインターポーザ4bも、インターポーザ4aと同様の構成を有している。
図1に示すように、絶縁回路基板1の上側導体層12bの上面には、接合材2cを介して導電ブロック81が配置されている。導電ブロック81の上面は、ポスト電極(バンプ)82を介してプリント基板6の下側配線層63bに接合されている。導電ブロック81及びポスト電極82は、プリント基板6の下側配線層63b等を介して、半導体チップ3aのソース電極と、半導体チップ3bのドレイン電極とを電気的に接続する。
導電ブロック81は、例えば図1の奥行方向を長手方向として延伸する直方体形状を有するが、これに限定されない。導電ブロック81の高さは、半導体チップ3a,3bの高さに応じて適宜調整可能である。導電ブロック81の材料としては、例えば銅(Cu)等の金属材料が使用可能である。図1では、1つの導電ブロック81が例示されているが、複数の導電ブロックを有していてもよい。導電ブロック81の上面のポスト電極82の数は限定されず、導電ブロック81の上面に複数本のポスト電極が配置されていてもよい。
プリント基板6は、炭素層61と、炭素層61の上面に配置された上側絶縁層62aと、上側絶縁層62aの上面に配置された上側配線層63aと、炭素層61の下面に配置された下側絶縁層62bと、下側絶縁層62bの下面に配置された下側配線層63bとを備える。図1の断面視において、炭素層61の左右の両端は、上側絶縁層62a及び下側絶縁層62bの両端よりも内側に位置し、上側配線層63a及び下側配線層63bの両端と略一致する。炭素層61の平面サイズは、上側絶縁層62a及び下側絶縁層62bの平面サイズよりも小さく、上側配線層63a及び下側配線層63bの平面サイズと略同等である。
なお、炭素層61の平面サイズは、上側配線層63a及び下側配線層63bの平面サイズよりも小さくてもよく、炭素層61の両端は、上側配線層63a及び下側配線層63bの両端よりも内側に位置してもよい。また、炭素層61の平面サイズは、上側配線層63a及び下側配線層63bの平面サイズよりも大きくてもよく、炭素層61の両端は、上側配線層63a及び下側配線層63bの両端よりも外側に位置してもよい。炭素層61の
平面サイズや厚さは、上側絶縁層62a、下側絶縁層62b、上側配線層63a及び下側配線層63bの平面サイズや厚さに応じて適宜調整可能である。
上側絶縁層62a及び下側絶縁層62bは、炭素層61全体を被覆し、炭素層61が内部に埋設されるように一体的に設けられていてもよい。また、炭素層61の端部を被覆するように他の絶縁層が更に設けられていてもよい。
炭素層61の熱伝導率は、上側配線層63a及び下側配線層63bの熱伝導率(例えば銅の熱伝導率である約400W/mK)よりも高い。炭素層61としては、シート状のグラファイト(グラファイトシート)又はグラフェン(グラフェンシート)が使用可能である。グラフェンは、炭素原子が結合した1原子層のシート状の物質であり、グラファイトは、複数のグラフェンシートの積層構造からなる。グラファイト又はグラフェンは、熱伝導率に異方性を有する。グラファイト又はグラフェンを炭素層61に用いる場合には、炭素層61の厚さ方向(図1の上下方向)の熱伝導率(例えば約5W/mK程度)よりも、面方向(図1の左右方向)の熱伝導率(例えば約1500W/mK程度)が高い材料を使用すれば、炭素層61の面方向に熱を瞬時に拡散させることができる。
炭素層61は、炭素繊維や、炭素繊維を用いた複合材料で構成されていてもよい。例えば、炭素繊維を用いた複合材料としては、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)や炭素繊維強化炭素複合材料等が挙げられる。
上側絶縁層62a及び下側絶縁層62bは、例えばアルミナ(Al)、窒化アルミニウム(AlN)、窒化珪素(Si)等を主成分としたセラミクスや樹脂等の絶縁材料で構成されている。上側絶縁層62a及び下側絶縁層62bは、ポリイミド樹脂や、ガラス繊維とエポキシ樹脂との組み合わせ等からなる樹脂基板であってよい。
上側配線層63a及び下側配線層63bは、例えば銅(Cu)やアルミニウム(Al)等からなる導体箔で構成されている。図1では図示を省略するが、上側配線層63a及び下側配線層63bには、所定の回路パターンが形成されている。例えば、上側配線層63a及び下側配線層63bには、互いに同一の回路パターンが形成されていてもよい。
プリント基板6には、炭素層61、上側絶縁層62a及び下側絶縁層62bを貫通する複数の貫通孔が設けられている。プリント基板6の貫通孔には、スルーホールメッキが施されている。プリント基板6の貫通孔には、複数の接続部材(フィルドビア)7a~7gがそれぞれ配置されている。
接続部材7a~7gの上端には上側配線層63aが接続され、接続部材7a~7gの下端には下側配線層63bが接続されている。接続部材7a~7cは、半導体チップ3aの直上の、半導体チップ3aの上面に対向する領域に配置されている。接続部材7d~7fは、半導体チップ3bの直上の、半導体チップ3bの上面に対向する領域に配置されている。接続部材7gは、導電ブロック81の上面に対向する領域に配置されている。
接続部材7a~7gは、例えば棒状(ピン状)又は柱状であり、具体的には円柱、楕円柱、三角柱又は四角柱等の多角柱等であってもよい。接続部材7a~7gの材料としては、銅(Cu)等の導電材料が使用可能である。接続部材7a~7gは、例えば炭素層61、上側絶縁層62a及び下側絶縁層62bを貫通する複数の貫通孔を銅めっきにより埋め込んだフィルドビアで構成されている。図1では7本の接続部材7a~7gが例示されているが、接続部材の本数は特に限定されない。
接続部材7a~7gは、上側配線層63a及び下側配線層63bに電気的に接続し、上側配線層63a及び下側配線層63bを互いに導通させる。半導体チップ3a,3bの動作時には、半導体チップ3a,3bで発生した熱を、インターポーザ4a,4b、下側配線層63b及び接続部材7a~7gを介して炭素層61及び上側配線層63aへ逃がすことができる。また、半導体チップ3a,3bの停止時には、プリント基板6側の熱を、接続部材7a~7g、下側配線層63b及びインターポーザ4a,4bを介して、半導体チップ3a,3b及び絶縁回路基板1側へ逃がすことができる。
また、接続部材7a~7gは、炭素層61に電気的に接続している。炭素層61が電気的に浮遊状態であると浮遊容量が付加されるが、接続部材7a~7gが炭素層61に電気的に接続されることにより、炭素層61を上側配線層63a及び下側配線層63bと同電位とすることができる。
図1に示したB-B方向から見た、炭素層61及び接続部材7a~7cを通過する水平方向の断面図を図7に示す。図7では、炭素層61の下方に位置する半導体チップ3a及びソース電極31の位置を破線で模式的に示している。接続部材7a~7c,7h~mは、半導体チップ3aのソース電極31に対向する領域に配置されている。なお、図1に示した半導体チップ3bの上方の接続部材7d~7f側も、接続部材7a~7c,7h~m側と同様の構成を有している。
図1に示すように、プリント基板6の最表面は保護層(レジスト)9でコーティングされている。保護層9としては、例えば耐熱性が高く硬質な熱硬化性樹脂等の樹脂材料が使用可能であり、具体的にはエポキシ樹脂、マレイミド樹脂、シアネート樹脂等が使用可能である。保護層9としては、フレキシブルプリント配線板(FPC)等で用いられるポリイミド等からなるカバーレイ等も適用可能である。なお、保護層9は必ずしも設けなくてもよい。
絶縁回路基板1の上側導体層12aの上面には、プリント基板6のはんだ又は焼結材等の接合材(不図示)を介して外部接続端子21が接合されている。また、プリント基板6の上側絶縁層62aの上面には、上側配線層63aに接するように外部接続端子22,23が接合されている。外部接続端子21~23の材料としては、例えば銅(Cu)等の導電材料が使用可能である。外部接続端子21~23は、封止部材10の上面側から突出して、外部回路に接続される。外部接続端子21~23の配置位置や本数は特に限定されない。
例えば、外部接続端子21は、図2に示したP端子を構成する。外部接続端子21から供給された電流は、図1に示した上側導体層12aを介して半導体チップ3aのドレイン電極に供給される。外部接続端子22は、図2に示したN端子を構成する。図1に示した半導体チップ3bのソース電極の電流が、下側配線層63b、接続部材7d~7f、上側配線層63a及び外部接続端子22を介して、外部回路へ出力される。外部接続端子23は、図2に示したU端子を構成する。図1に示した半導体チップ3aのソース電極と半導体チップ3bのドレイン電極との間の出力電流は、下側配線層63b、接続部材7a~7c,7g、上側配線層63a及び外部接続端子23を介して外部回路へ出力される。
図示を省略するが、図2に示したゲート端子G1,G2を構成する外部接続端子を更に備える。ゲート端子G1,G2を構成する外部接続端子は、半導体チップ3a,3bのオン・オフを制御する制御信号を、上側配線層63a及び下側配線層63bを介して半導体チップ3a,3bのゲート電極へ供給する。図示を省略するが、図2に示したセンス端子S1,S2を構成する外部接続端子を更に備える。センス端子S1,S2を構成する外部接続端子は、半導体チップ3a,3bの信号(ソース側電圧)を、上側配線層63a及び下側配線層63bを介して外部回路へ出力する。
図1に示すように、封止部材10は、第1実施形態に係る半導体装置の筐体を構成し、略直方体形状を有する。封止部材10の下面から、絶縁回路基板1が露出する。封止部材10としては、例えば耐熱性が高く硬質な熱硬化性樹脂等の樹脂材料が使用可能であり、具体的にはエポキシ樹脂、マレイミド樹脂、シアネート樹脂等が使用可能である。
第1実施形態に係る半導体装置の製造方法(組立方法)の一例としては、図1に示した絶縁回路基板1を用意し、絶縁回路基板1の上側導体層12a,12b上に接合材2a,2bを介して半導体チップ3a,3bを搭載すると共に、接合材2cを介して導電ブロック81を搭載する。次に、半導体チップ3a,3b上に接合材(不図示)を介してインターポーザ4a,4bを搭載する。次に、インターポーザ4a,4b上に接合材5a,5bを介してプリント基板6を搭載する。次に、加熱処理により、絶縁回路基板1、半導体チップ3a,3b、導電ブロック81、インターポーザ4a,4b及びプリント基板6を、接合材2a~2c,5a,5b等により一括して接合する。
第1実施形態に係る半導体装置によれば、プリント基板6の内部に炭素層61を設けることにより、プリント基板6に篭った熱を炭素層61を介して拡散させることができるので、プリント基板6の放熱性(熱拡散性)を向上させることができる。よって、プリント基板6の小型化を図ることができ、ひいては半導体装置全体の小型化を図ることができる。
更に、炭素層61が設けられず、単層の絶縁層を上側配線層63a及び下側配線層63bで挟んだ通常のプリント基板の場合には、半導体チップ3a,3bの高周波動作時に、上側配線層63a及び下側配線層63bから磁界が発生し、電流密度にムラができる近接効果により、上側配線層63a及び下側配線層63bの導通損失が増加する。また、上側配線層63a及び下側配線層63bで発生する磁界を抑制する方向に渦電流が発生し、上側配線層63a及び下側配線層63bの表面付近にのみ電流が流れる表皮効果により、上側配線層63a及び下側配線層63bの導通損失が増加する。これに対して、第1実施形態に係る半導体装置によれば、上側配線層63a及び下側配線層63bで発生する磁界を炭素層61が取り込み、近接効果及び表皮効果を抑制することができるので、近接効果及び表皮効果による導通損失を低減することができる。
更に、プリント基板6の内部に接続部材7a~7fを設けて、接続部材7a~7fを半導体チップ3a,3bの上面に対向する領域に配置することにより、半導体チップ3a,3bで発生した熱を、接続部材7a~7fを介して炭素層61及び上側配線層63a側へ効率よく逃がすことができる。
(第2実施形態)
第2実施形態に係る半導体装置は、図8に示すように、絶縁回路基板1の上側導体層12b上にはんだ又は焼結材等からなる接合材2cを介して接続配線(バー配線)83が配置されている点が、図1に示した第1実施形態に係る半導体装置と異なる。接続配線83は、プリント基板6の下側配線層63b、下側絶縁層62b、炭素層61、上側絶縁層62a及び上側配線層63aを貫通する。
接続配線83は、例えば板状を有し、図8の前後方向(奥行方向)に平行な互いに対向する主面を有する。図8では1つの接続配線83を例示しているが、複数の接続配線を有していてもよい。接続配線83は、棒状(ピン状)又は柱状であってもよく、具体的には円柱、楕円柱、三角柱又は四角柱等の多角柱等であってもよい。第2実施形態に係る半導体装置の他の構成は、図1に示した第1実施形態に係る半導体装置と同様であるので、重複した説明を省略する。
第2実施形態に係る半導体装置によれば、図1に示した第1実施形態に係る半導体装置と同様の効果を奏することができる。更に、プリント基板6に篭った熱を、接続配線83を介して絶縁回路基板1側に拡散させることができ、発熱による特性劣化を低減することができる。
(第3実施形態)
第3実施形態に係る半導体装置は、図9に示すように、絶縁回路基板1の上側導体層12b上の接続配線(84,85、86)が三層構造である点が、図8に示した第2実施形態に係る半導体装置と異なる。接続配線(84,85、86)は例えば板状を有し、図9の奥行方向に延伸する互いに対向する主面を有する。接続配線(84,85、86)は、絶縁回路基板1の上面の法線方向に平行に互いに対向する主面を有する炭素層84と、炭素層84の互いに対向する主面を挟むように配置された導電層85,86とを備える。
炭素層84としては、プリント基板6の炭素層61と同様の材料が使用可能であり、例えばグラファイトシート又はグラフェンシート等が使用可能である。炭素層84は、厚さ方向(図9の左右方向)の熱伝導率よりも、面方向(図9の上下方向)の熱伝導率が高い材料が好ましい。
導電層85,86は、例えば銅箔等の導体箔で構成されている。大電流通電のため、導電層85,86の厚さは、炭素層84の厚さよりも厚いことが好ましい。導電層85,86が銅箔である場合には、導電層85,86の厚さは例えば35μm以上程度であることが好ましい。
第3実施形態に係る半導体装置の製造時における炭素層84と導電層85,86の積層方法としては、例えば炭素層84と導電層85,86とを熱伝導率の高い接着剤等を用いて接着する。第3実施形態に係る半導体装置の他の構成は、第2実施形態に係る半導体装置と同様であるので、重複した説明を省略する。
第3実施形態に係る半導体装置によれば、図1に示した第1実施形態に係る半導体装置と同様の効果を奏することができる。更に、図1に示した第1実施形態に係る半導体装置のように、断面積の小さいポスト電極82を用いて絶縁回路基板1とプリント基板6とを接続した場合、ポスト電極82は、半導体モジュールの定格電流に応じて複数並列に接続するのが実際的である。しかし、ポスト電極82を複数並列に接続すると、ポスト電極82に発生する近接効果等による損失が発生し易く、この損失も影響してプリント基板6に熱が篭り易くなる。
これに対して、第3実施形態に係る半導体装置によれば、プリント基板6に篭った熱や、高周波大電流通電時において接続配線(84,85、86)に発生する表皮効果や近接効果等によるジュール発熱を、接続配線(84,85、86)を介して、絶縁回路基板1側へ拡散させることができ、発熱による特性劣化を低減することができる。
(第4実施形態)
第4実施形態に係る半導体装置は、図11に示すように、半導体チップ3a,3bとプリント基板6との間にインターポーザ4a,4bを設けない点が、図10に示した第3実施形態に係る半導体装置と異なる。例えば、半導体チップ3a,3bの上面は、ポスト電極4c,4dによりプリント基板6の下側配線層63bに接合されている。第4実施形態に係る半導体装置の他の構成は、図10に示した第3実施形態に係る半導体装置と同様であるので、重複した説明を省略する。
第4実施形態に係る半導体装置によれば、半導体チップ3a,3bとプリント基板6との間にインターポーザ4a,4bを設けない場合でも、図10に示した第3実施形態に係る半導体装置と同様と同様の効果を奏することができる。なお、図1に示した第1実施形態に係る半導体装置においても、半導体チップ3a,3bとプリント基板6との間にインターポーザ4a,4bを設けない構成であってもよい。
(第5実施形態)
第5実施形態に係る半導体装置は、図11に示すように、パワー半導体素子1つ分の機能を有する「1イン1」と呼ばれる半導体モジュールである点が、図1に示した第1実施形態に係る半導体装置と異なる。絶縁回路基板1の上側導体層12上には、接合材2aを介して半導体チップ3aが配置されている。第5実施形態に係る半導体装置の他の構成は、第1実施形態に係る半導体装置と同様であるので、重複した説明を省略する。
第5実施形態に係る半導体装置によれば、「1イン1」と呼ばれる半導体モジュールの場合でも、図1に示した第1実施形態に係る半導体装置と同様の効果を奏することができる。
(第6実施形態)
第6実施形態に係る半導体装置は、図12に示すように、半導体チップ3a,3bをそれぞれ配置する絶縁回路基板1a,1bが互いに分離している点が、図1に示した第1実施形態に係る半導体装置と異なる。絶縁回路基板1aは、絶縁基板11aと、絶縁基板11aの上面に配置された上側導体層12aと、絶縁基板11aの下面に配置された下側導体層13aとを備える。絶縁回路基板1bは、絶縁基板11bと、絶縁基板11bの上面に配置された上側導体層12bと、絶縁基板11bの下面に配置された下側導体層13bとを備える。第6実施形態に係る半導体装置の他の構成は、第1実施形態に係る半導体装置と同様であるので、重複した説明を省略する。
第6実施形態に係る半導体装置によれば、半導体チップ3a,3bをそれぞれ配置する絶縁回路基板1a,1bが互いに分離している場合でも、図1に示した第1実施形態に係る半導体装置と同様の効果を奏することができる。
(その他の実施形態)
上記のように、本発明は第1~第6実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面は本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
例えば、第1~第6実施形態がそれぞれ開示する構成を、矛盾の生じない範囲で適宜組み合わせることができる。このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
1,1a,1b…絶縁回路基板
2a~2c,5a,5b…接合材
3a,3b…半導体チップ
4a,4b…インターポーザ
6…プリント基板
7a~7m…接続部材(フィルドビア)
9…保護層(レジスト)
10…封止部材
11,11a,11b…絶縁基板
12,12a,12b…上側導体層
13,13a,13b…下側導体層
21~23…外部接続端子
31…第1主電極(ソース電極)
32…制御電極(ゲート電極)
33…第2主電極(ドレイン電極)
41a~41j…ポスト電極(バンプ)
42…絶縁層
43a,43b…導電層
61…炭素層
62a…上側絶縁層
62b…下側絶縁層
63a…上側配線層
63b…下側配線層
81…導電ブロック
82…ポスト電極(バンプ)
83…接続配線(バー配線)
84…炭素層
85,86…導電層

Claims (10)

  1. 絶縁回路基板と、
    前記絶縁回路基板上に配置された半導体チップと、
    前記半導体チップの上方に配置され、第1炭素層と、前記第1炭素層の上面に配置された第1絶縁層と、前記第1絶縁層の上面に配置された第1配線層と、前記第1炭素層の下面に配置された第2絶縁層と、前記第2絶縁層の下面に配置された第2配線層と、前記第1炭素層、前記第1絶縁層及び前記第2絶縁層を貫通し、前記第1配線層及び前記第2配線層に接続する接続部材と、を有するプリント基板と、
    を備え、
    前記接続部材が、前記半導体チップに対向する領域に設けられていることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第1炭素層の熱伝導率が、前記第1及び第2配線層の熱伝導率よりも高いことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第1炭素層の面方向の熱伝導率が、前記第1炭素層の厚さ方向の熱伝導率よりも高いことを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 前記第1炭素層が、グラファイト又はグラフェンからなることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の半導体装置。
  5. 前記半導体チップと前記第2配線層とを接続するインターポーザを更に備えることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の半導体装置。
  6. 前記半導体チップが、炭化珪素、窒化ガリウム及び酸化ガリウムのいずれからなることを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の半導体装置。
  7. 前記絶縁回路基板の上面に配置された導電ブロックと、
    前記導電ブロックの上面と配置され、前記第2配線層に接続するポスト電極と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載の半導体装置。
  8. 前記絶縁回路基板の上面に配置され、前記プリント基板を貫通する接続配線を更に備えることを特徴とする請求項1~7のいずれか1項に記載の半導体装置。
  9. 前記接続配線が、
    前記絶縁回路基板の上面に配置され、前記絶縁回路基板の上面の法線方向に平行に互いに対向する主面を有する第2炭素層と、
    前記第2炭素層の前記互いに対向する主面にそれぞれ配置された第1及び第2導電層と、
    を備えることを特徴とする請求項8に記載の半導体装置。
  10. 前記第2炭素層の面方向の熱伝導率が、前記第2炭素層の厚さ方向の熱伝導率よりも高いことを特徴とする請求項9に記載の半導体装置。
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