JP7493427B2 - 可動式リールシート及び釣竿 - Google Patents

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Description

本発明は、竿本体を有する釣竿に、釣用リールを釣竿の軸線方向に移動可能に取り付けるための可動式リールシートと、その可動式リールシートを備えた釣竿に関する。
リールシートには、リールが取り付けられる。一般的には、リールシートは、釣竿の所定位置に固定されている。そのため、リールの位置は釣竿に対して、移動することなく、一定である。
これに対して、下記特許文献1に記載された釣竿は、竿本体の軸線方向に一定範囲内で移動可能なパイプ状の移動体と、移動体の移動を制限する前リング及び後リングを備えている。移動体は、両リングの範囲内で移動できる。この移動体にリールが取り付けられる。リールは、移動体と共に、竿本体に対して軸線方向に移動可能である。また、特許文献1に記載された釣竿は、竿本体と移動体の接触面双方に摩滅に強い摩擦材加工を施し、移動体に力を掛ければ動かせるが不用意な動きを制限するように構成されている。
しかしながら、特許文献1に記載された釣竿は、上述のように強い摩擦材加工が施されているため、移動体に力を掛ければ動かせる状態であるとは言え、移動体の自由な移動を制限されるだけでなく、天候や海水(潮水)の付着など厳しい自然環境の中で摩擦材加工が劣化し不用意に移動してしまうという問題点があり、釣り人が所望の時に、移動体を所望の位置で、確実に停止させることは困難であった。
特許第4182497号公報
本発明は、リールを釣竿の軸線方向に自由に移動でき、且つ、釣り人がリールを、所望の時に、所望の位置に容易に停止させることができる可動式リールシートと、それを備えた釣竿を提供することを課題とする。
本発明に係る可動式リールシートは、竿本体に釣用リールを前記竿本体の軸線方向に移動可能に取り付けるための可動式リールシートであって、前記リールの脚が載置される脚載置部と、前記竿本体の周方向の全周を覆い、前記脚載置部と共に、前記竿本体の軸線方向に移動可能な第1円筒部と、前記第1円筒部に対して前記竿本体の軸線方向に離間して配置され、前記竿本体の周方向の全周を覆い、前記第1円筒部と共に、前記竿本体の軸線方向に移動可能な第2円筒部と、前記第1円筒部と前記第2円筒部を前記竿本体の軸線方向に連結し、前記第1円筒部と前記第2円筒部の間において、前記竿本体の周方向の少なくとも一部を露出させる連結部と、を有する。
この構成のリールシートは釣竿の竿本体に移動可能に装着される。釣り人はリールシートを把持する。リールシートを把持する手が第1円筒部と第2円筒部の間において竿本体に接触する。この接触により、リールシートを停止させることができる。
好ましくは、前記連結部は、前記竿本体の周方向に沿う円弧状部を有している。この構成によれば、リールシートを把持する手によってリールシートを容易に停止させることができる。
好ましくは、前記円弧状部は、前記竿本体の周方向に180度以下の範囲で設けられている。この構成によれば、リールシートを把持する手によってリールシートを容易に停止させることができる。
好ましくは、前記円弧状部は、前記脚と前記竿本体との間に設けられている。この構成によれば、リールシートを把持する手によってリールシートを容易に停止させることができる。
好ましくは、前記円弧状部は、前記脚と反対側に設けられている。この構成によれば、リールシートを把持する手によってリールシートを容易に停止させることができる。
好ましくは、前記第1円筒部と前記第2円筒部の間に配置され、前記竿本体の周方向の全周を覆い、前記第1円筒部及び第2円筒部と共に、前記竿本体の軸線方向に移動可能な第3円筒部を更に有する。この構成によれば、リールシートの強度を確保しつつ、リールシートを把持する手によってリールシートを容易に停止させることができる。
好ましくは、前記連結部は、第1円筒部と第3円筒部の間に配置され、前記竿本体の周方向に沿う第1円弧状部と、第3円筒部と第2円筒部の間に配置され、前記竿本体の周方向に沿う第2円弧状部とを有し、第1円弧状部は、前記脚における竿先側の前脚と前記竿本体との間に設けられ、第2円弧状部は、前記脚における竿側の後脚と前記竿本体との間に設けられている。この構成によれば、リールシートの強度を確保しつつ、リールシートを把持する手によってリールシートを容易に停止させることができる。
好ましくは、前記連結部には、ベースプレートが設けられ、前記ベースプレートには、前記脚における竿先側の前脚を保持固定する前フードと、前記脚における竿元側の後脚を保持固定する後フードと、が設けられている。この構成によれば、リールシートの強度を確保しつつ、リールシートを把持する手によってリールシートを容易に停止させることができる。
また、本発明に係る釣竿は、竿本体と、上述の可動式リールシートと、を有する釣竿であって、前記竿本体に設けられ、前記可動式リールシートの可動範囲を制限する前リング及び後リングを有する。
好ましくは、前記可動式リールシートの可動範囲内における前記竿本体の外周面には、滑り止め部が設けられている。
以上のように、リールを釣竿の軸線方向に自由に移動でき、且つ、釣り人がリールを、所望の時に、所望の位置に容易に停止させることができる。
本発明の一実施形態における可動式リールシートを示す正面図。 図1のA-A断面図。 同リールシートを備えた釣竿の要部を示す正面図。 同釣竿の要部を示す正面図。 同釣竿の要部を示す正面図。 図5のB-B断面図。 同釣竿の使用状態を示す正面図。 同釣竿の使用状態を示す正面図。 同釣竿の使用状態を示す正面図。 同釣竿の使用状態を示す正面図。 同釣竿の使用状態を示す正面図。 本発明の他の実施形態における釣竿の要部を示す正面図。 本発明の他の実施形態における釣竿の要部を示す正面図。 本発明の他の実施形態における釣竿の要部を示す正面図。 同釣竿の使用状態を示す正面図。 本発明の他の実施形態における釣竿の要部を示す正面図。 同釣竿のスライドパイプの図16のC-C線に対応した断面図。 本発明の他の実施形態における釣竿の要部を示す正面図。 同釣竿のスライドパイプの断面図。 同釣竿のスライドパイプの断面図。 本発明の他の実施形態における釣竿の要部を示す正面図。 本発明の他の実施形態における釣竿の要部を示す正面図。 同釣竿の使用状態を示す正面図。 本発明の他の実施形態における釣竿の使用状態を示す正面図。 本発明の他の実施形態における釣竿の使用状態を示す正面図。 本発明の他の実施形態における釣竿を示す正面図。 本発明の他の実施形態における可動式リールシートを示す正面図。
以下、本発明の一の実施形態に係る可動式リールシートとそれを備えた釣竿について図1~図11を参酌しつつ説明する。本実施形態におけるリールシート2を図1及び図2に示している。そのリールシート2を備えた釣竿を図3~図11に示している。本実施形態における釣竿は、竿本体1と、竿本体1に釣用リール100を取り付けるための可動式のリールシート2とを備えている。釣竿の種類は任意であって、振り出し竿であってもよいし、並継ぎの竿であってもよく、一本の竿体からなる、いわゆるワンピースロッドであってもよい。尚、以下、竿先側を前側と、竿元側を後側と称する。また、竿本体1の軸線方向を前後方向と称する。
竿本体1は、一本、あるいは、複数の竿体を備えている。本実施形態では、竿本体1は、複数の竿体を備えている。リールシート2は、例えば、複数の竿体のうち最も後側に位置する竿体に装着される。尚、竿本体1には、釣糸が挿通する図示しない釣糸ガイドが装着されている。釣糸ガイドは、竿本体1の外周面に設けられた外ガイドであってもよいし、竿本体1の内周面を釣糸が挿通するインナーガイドであってもよい。
図3及び図4に示しているように、リールシート2は、竿本体1に対して所定範囲内において前後方向に移動可能である。リールシート2が移動可能な範囲を単に可動範囲と称する。図3は、リールシート2が可動範囲のうち最も前側に位置した状態を示している。図4は、リールシート2が可動範囲のうち最も後側に位置した状態を示している。リールシート2は、可動範囲を前後にスライド可能である。
竿本体1の外周面には、図6のように、ガイドレール10が形成されている。ガイドレール10は、前後方向に沿って直線状に延びている。ガイドレール10は、溝状である。ガイドレール10は、少なくとも可動範囲の全長に亘って形成されている。
竿本体1の外周面には、滑り止め部11が設けられている。滑り止め部11は、種々の態様であってよいが、好ましくは、周溝である。周溝は、前後方向に対して交差する方向に沿って延びている。周溝は、好ましくは、環状溝や、螺旋状に延びる螺旋溝である。滑り止め部11は、可動範囲のうち少なくとも前部と後部に設けられることが好ましい。滑り止め部11は、可動範囲を前側あるいは後側に越えて設けられていてもよい。また、図26のように、滑り止め部11は、可動範囲の全長に亘って設けられてもよい。
竿本体1は、リールシート2の前側への移動を規制する前規制部と、リールシート2の後側への移動を規制する後規制部とを備えている。前規制部は、可動範囲の前端部に設けられ、後規制部は、前規制部に対して後側に離れて配置されている。後規制部は、可動範囲の後端部に設けられる。前規制部と後規制部により、可動範囲が決まる。本実施形態において、前規制部として前リング12が設けられ、後規制部として後リング13が設けられている。前リング12と後リング13は、竿本体1の外周面に装着されている。前リング12と後リング13は、竿本体1の外周面に対して径方向に突出する。前規制部及び後規制部は、竿本体1の外周面から径方向に突出する形状であることが好ましい。尚、前規制部及び後規制部は、竿本体1と一体であってもよいし、別体であってもよい。
本実施形態におけるリールシート2は、スピニングリールに適している。スピニングリールは、使用状態において、釣竿の下側に位置する。リール100は、脚101を備えている。脚101がリールシート2に取り付けられる。脚101は、主脚102と、主脚102の先端から前側に延びる前脚103と、主脚102の先端から後側に延びる後脚104とを備えている。前脚103と後脚104は、互いに前後方向の反対側を向いている。竿本体1に対してリール100が位置する方向を下側とし、それとは反対側を上側とする。
リールシート2は、竿本体1に外装されるスライドパイプ20と、スライドパイプ20の外周面に固定された取付座21とを備えている。取付座21は、例えば金属製である。取付座21は、スライドパイプ20の外周面に固定されるベースプレート30と、ベースプレート30の外面に設けられた前フード31及び後フード32とを備えている。ベースプレート30は、前後方向に沿って長い形状であり、薄い板状である。ベースプレート30は、前後方向に沿ってスライドパイプ20に取り付けられる。ベースプレート30は、例えば、スライドパイプ20に糸巻き固定される。ベースプレート30は、脚101が載置される脚載置部33を有している。脚載置部33の前部に前フード31が配置され、脚載置部33の後部に後フード32が配置される。
前フード31は、前脚103を固定保持し、後フード32は後脚104を固定保持する。前フード31には、前脚103が後側から前側に向けて挿入される。後フード32には、後脚104が前側から後側に向けて挿入される。前フード31は、例えば、ベースプレート30に対して位置固定に設けられ、後フード32は、例えば、ベースプレート30に対して前後方向にスライド可能に設けられる。ベースプレート30には、後フード32を前後方向に案内するレール34が設けられる。レール34に沿って後フード32が前後方向にスライドする。
スライドパイプ20は、径一定の円筒状である。竿本体1がスライドパイプ20を挿通している。スライドパイプ20の内径は、竿本体1の外径よりも大きい。スライドパイプ20の前後方向の長さは、取付座21の前後方向の長さよりも長い。スライドパイプ20は、竿本体1に対して前後方向にスライド可能である。図3のようにスライドパイプ20の前端部が前リング12に当接することにより、リールシート2のそれ以上の前側への移動が阻止される。また、図4のようにスライドパイプ20の後端部が後リング13に当接することにより、リールシート2のそれ以上の後側への移動が阻止される。
図2及び図6のように、スライドパイプ20の内周面には、竿本体1のガイドレール10に係合する係合部40が形成されている。係合部40は、径方向内側に向けて突出している。尚、ガイドレール10及び係合部40は、全周のうち一箇所のみに設けられていてもよいし、複数箇所に設けられていてもよい。ガイドレール10に係合部40が係合することにより、スライドパイプ20は、ガイドレール10に案内されて前後にスライドすると共に、スライドパイプ20の竿本体1に対する周方向の回転が阻止される。尚、ガイドレール10が径方向外側に突出する凸形状であって、係合部40が径方向外側に凹んだ凹形状であってもよい。
スライドパイプ20は、第1円筒部41と、連結部50と、第2円筒部42を有している。第1円筒部41は、竿本体1の周方向の全周を覆う。第1円筒部41は、竿本体1に対して前後方向に移動可能である。第1円筒部41は、スライドパイプ20の前部である。第2円筒部42は、第1円筒部41に対して前後方向に離れて設けられている。第2円筒部42は、第1円筒部41に対して後側に離れている。第2円筒部42は、スライドパイプ20の後部である。第2円筒部42は、竿本体1の周方向の全周を覆う。第2円筒部42は、竿本体1に対して前後方向に移動可能である。
連結部50は、第1円筒部41と第2円筒部42の間に設けられている。連結部50は、竿本体1の周方向の一部を露出させるように、第1円筒部41と第2円筒部42を前後に連結している。連結部50によって第1円筒部41と第2円筒部42が連結されることにより、第1円筒部41と第2円筒部42は、一体となって、竿本体1に対して前後方向に移動する。
連結部50は、竿本体1の周方向に沿った円弧状部51を有している。円弧状部51は、第1円筒部41と第2円筒部42を前後に連結している。円弧状部51は、第1円筒部41の下部と第2円筒部42の下部を前後に連結する。円弧状部51は、竿本体1の径方向に沿って脚101と竿本体1との間に位置する。円弧状部51は、竿本体1の径方向において竿本体1と取付座21と間に位置する。円弧状部51は、竿本体1の周方向において180度以下の範囲で設けられていることが好ましい。即ち、図2のように、円弧状部51は、竿本体1の中心線(スライドパイプ20の中心線)を中心とした断面円弧状であって、180度以下の中心角θを有している。円弧状部51の中心角θは、180度以下が好ましく、本実施形態では、120度である。
第1円筒部41と第2円筒部42の間には、竿本体1の全周のうちの一部を露出させるブレーキ窓60が設けられている。ブレーキ窓60は、スライドパイプ20の全長のうち取付座21が取り付けられている範囲に設けられている。ブレーキ窓60は、脚載置部33の反対側に設けられる。
ブレーキ窓60の形状や大きさは、種々であってよい。スライドパイプ20を把持する手が、少なくともブレーキ窓60を介して竿本体1の外周面に接触できるように、ブレーキ窓60の形状と大きさが設定される。図7のように、人差し指201から小指204のうち隣り合う指同士の間に脚101が挟まれるようにスライドパイプ20が把持されたとき、手の平205がブレーキ窓60を介して竿本体1に接触する。ブレーキ窓60は、竿本体1の外周面を部分的に径方向に露出させるための横孔であり、開口部である。
スライドパイプ20により覆われた竿本体1の外周面は、ブレーキ窓60を介して部分的に径方向に露出する。ブレーキ窓60は、取付座21とは径方向の反対側に設けられることが好ましい。釣竿の使用状態において、リール100は釣竿の下側に位置し、取付座21は竿本体1の下側に位置する。そのため、釣竿の使用状態において、ブレーキ窓60は、上方を向いていて、上方に開口している。ブレーキ窓60は、主脚102の反対側に設けられる。スライドパイプ20にブレーキ窓60が設けられることにより、スライドパイプ20の全周の残部として円弧状部51が設けられる。ブレーキ窓60の中心角αは、180度以上が好ましく、本実施形態では、240度である。ブレーキ窓60によってスライドパイプ20の全周のうちの一部が切り欠かれて、円弧状部51が残存する。
取付座21は、第1円筒部41と第2円筒部42の外周面にそれぞれ糸巻き固定されている。第1円筒部41には、取付座21の前部が巻き糸によって巻回固定された第1糸巻き部44が設けられている。第1糸巻き部44は、第1円筒部41のうち後寄りに設けられている。第2円筒部42には、取付座21の後部が巻き糸によって巻回固定された第2巻き糸部45が設けられている。第2巻き糸部45は、第2円筒部42のうち前寄りに設けられている。第1糸巻き部44と第2糸巻き部45の間に前フード31と後フード32が位置している。第1糸巻き部44と第2糸巻き部45の間にブレーキ窓60が設けられている。
図7に、リール100が取り付けられたリールシート2を手で把持した状態を示している。主脚102は、人差し指201から小指204の四本の指のうち隣り合う二本の指の間に位置させる。図7では、中指202と薬指203の間に主脚102が位置しているが、主脚102が人差し指201と中指202の間や、薬指203と小指204の間に位置してもよい。ブレーキ窓60の径方向外側には、手の平205が対向する。手の平205がブレーキ窓60から竿本体1の外周面に接触する。手の平205がブレーキ窓60を介して竿本体1に接触することにより、スライドパイプ20の前後方向の移動を止めることができる。
図8のように、手の力を緩めると、釣竿は、自重によって下がる。釣竿は、主として人差し指201から小指204までの四本の指で下側から支えられる。このように手の力を緩めると、スライドパイプ20が手の平205から下方に離れ、ブレーキ窓60を介して竿本体1に接触していた手の平205が竿本体1から離れる。これにより、リールシート2を停止させていたブレーキ力が解除され、リールシート2は、竿本体1に対して前後にスライド可能になる。このように釣り人がリールシート2を把持する手の力を調整することによって、ブレーキ力を容易に調整でき、また、リールシート2が停止した停止状態と、リールシート2が移動可能なフリー状態を容易に切り替えることができる。
釣りにおいて、リールシート2を種々の状況下で前後に移動させることができる。一例として、投げ竿を使用して、キャスト時にリールシート2を移動させる場合について説明する。まず、図9のように一方の手、例えば右手でリールシート2を把持し、他方の手、例えば左手でリールシート2よりも後側の竿本体1の部分を把持する。左手は、後リング13よりも後側の竿本体1の部分を把持する。その状態で釣竿を後側に振り向ける。そして、図10のように、釣竿を前側に向けて振って釣糸を離す。釣糸がリール100から前方に放出されると、図11のようにリールシート2を把持したまま右手を後側に移動させる。例えば、リールシート2が後リング13に当接するまで、リールシート2を後側に移動させる。このように釣糸がリール100から放出されている間に、リールシート2が後側に位置すると、リール100と、最も後側に位置する釣糸ガイド(バットガイド)との間の距離が長くなる。そのため、リール100から放出された釣糸がバットガイドを挿通する際の抵抗が減少し、飛距離が伸びる。
尚、第1円筒部41と第2円筒部42の長さは種々変更可能である。例えば、図12のように、第2円筒部42の長さが第1円筒部41の長さよりも長くてもよい。第2円筒部42の前部には、取付座21の中央部が巻き糸によって巻回固定された第3糸巻き部46が設けられる。ブレーキ窓60は、第1糸巻き部44と第3糸巻き部46の間に設けられる。ブレーキ窓60は、前フード31に対応した位置に設けられる。ブレーキ窓60の中心角αは、例えば60度であり、円弧状部51の中心角θは、例えば300度である。円弧状部51は、前フード31に対応した位置に設けられる。円弧状部51は、前フード31と竿本体1との間に位置する。
また、図13のように、第1円筒部41の長さが第2円筒部42の長さよりも長くてもよい。第3糸巻き部46は、第1円筒部41に設けられる。ブレーキ窓60は、第3糸巻き部46と第2糸巻き部45の間に設けられる。ブレーキ窓60は、後フード32に対応した位置に設けられる。ブレーキ窓60の中心角αは、例えば60度であり、円弧状部51の中心角θは、例えば300度である。円弧状部51は、後フード32に対応した位置に設けられる。円弧状部51は、後フード32と竿本体1との間に位置する。
また、図14及び図15のように、第1円筒部41と第2円筒部42の間に第3円筒部43が設けられてもよい。第3円筒部43は、竿本体1の周方向の全周を覆う。第3円筒部43の直径は、第1円筒部41の直径及び第2円筒部42の直径と等しい。第3円筒部43は、第1円筒部41及び第2円筒部42と共に移動可能である。第3円筒部43は、第1円筒部41に対して後側に離れて設けられ、第2円筒部42に対して前側に離れて設けられる。第3円筒部43は、第1円筒部41寄りに設けられる。第3円筒部43は、前フード31と後フード32の間に位置する。
スライドパイプ20は、円弧状部51として、断面円弧状の第1円弧状部51a及び第2円弧状部51bを有する。第1円弧状部51aは、第1円筒部41と第3円筒部43の間に設けられる。第2円弧状部51bは、第3円筒部43と第2円筒部42の間に設けられる。第1円弧状部51a及び第2円弧状部51bは、竿本体1の径方向において脚101と竿本体1との間に位置する。第1円弧状部51a及び第2円弧状部51bは、竿本体1の径方向において竿本体1と取付座21と間に位置する。第1円弧状部51aは、前フード31に対応して設けられ、第2円弧状部51bは、後フード32に対応して設けられる。第1円弧状部51aの中心角θと第2円弧状部51bの中心角θは、互いに同じであってもよいし、互いに異なっていてもよい。第1円弧状部51aの中心角θと第2円弧状部51bの中心角θは、180度以内であることが好ましく、特には、120度である。
スライドパイプ20には、ブレーキ窓60として、第1ブレーキ窓60aと第2ブレーキ窓60bが設けられている。第1ブレーキ窓60aは、スライドパイプ20の前部に設けられ、第2ブレーキ窓60bは、第1ブレーキ窓60aから後側に離れた位置に設けられている。第1ブレーキ窓60aは、スライドパイプ20の前端部よりも後側に位置し、第2ブレーキ窓60bは、スライドパイプ20の後端部よりも前側に位置する。第1ブレーキ窓60aは、第1円筒部41と第3円筒部43の間に設けられ、第2ブレーキ窓60bは、第3円筒部43と第2円筒部42の間に設けられる。
第1ブレーキ窓60aと第2ブレーキ窓60bのうち少なくとも一方は、スライドパイプ20の全長のうち取付座21が取り付けられている範囲に設けられる。詳細には、第1ブレーキ窓60aと第2ブレーキ窓60bのうち少なくとも一方は、脚載置部33に対応した位置に設けられる。第1ブレーキ窓60aと第2ブレーキ窓60bの双方が、スライドパイプ20の全長のうち取付座21が取り付けられている範囲に設けられることが好ましく、脚載置部33に対応した位置に設けられることが好ましい。第1ブレーキ窓60aは、スライドパイプ20の全長のうち前フード31に対応した位置に設けられる。第2ブレーキ窓60bは、スライドパイプ20の全長のうち後フード32に対応した位置に設けられる。
第1ブレーキ窓60aと第2ブレーキ窓60bは、取付座21とは径方向の反対側に設けられる。第1ブレーキ窓60aと第2ブレーキ窓60bは、上側に開口している。第1ブレーキ窓60aは、前脚103の径方向の反対側に位置し、前フード31の径方向の反対側に位置する。第2ブレーキ窓60bは、後脚104の径方向の反対側に位置し、後フード32の径方向の反対側に位置する。第1ブレーキ窓60aと第2ブレーキ窓60bとの前後方向の間に主脚102が位置する。
第1ブレーキ窓60a及び第2ブレーキ窓60bの形状や大きさは、種々であってよい。スライドパイプ20を把持する手が、少なくとも第1ブレーキ窓60a及び第2ブレーキ窓60bを介して竿本体1の外周面に接触できるように、第1ブレーキ窓60a及び第2ブレーキ窓60bの形状と大きさが設定される。第1ブレーキ窓60aと第2ブレーキ窓60bは、周方向に沿って所定の中心角αを有する開口形状であってよい。第1ブレーキ窓60aによってスライドパイプ20の全周のうちの一部が切り欠かれて、断面円弧状の第1円弧状部51aが残存する。同様に、第2ブレーキ窓60bによってスライドパイプ20の全周のうちの一部が切り欠かれて、断面円弧状の第2円弧状部51bが残存する。
本実施形態では、第1ブレーキ窓60aと第2ブレーキ窓60bは、互いに同じ中心角αを有して開口している。第1ブレーキ窓60a及び第2ブレーキ窓60bの中心角αは、240度である。第1ブレーキ窓60aと第2ブレーキ窓60bは、取付座21と180度対向した位置を中心として周方向両側に対称に開口していてよいし、周方向の何れか一方に向けて偏心して開口していてもよい。第1ブレーキ窓60aが第2ブレーキ窓60bに対して周方向に位置ずれしていてもよい。第1ブレーキ窓60aの中心角αと第2ブレーキ窓60bの中心角αが互いに異なっていてもよい。
第2ブレーキ窓60bは、第1ブレーキ窓60aよりも大きいことが好ましい。第2ブレーキ窓60bの前後方向の長さは、第1ブレーキ窓60aの前後方向の長さよりも長い。第1ブレーキ窓60aの大きさと第2ブレーキ窓60bの大きさの比は、本実施形態において3:7である。第2ブレーキ窓60bは、第1ブレーキ窓60aの2倍以上の大きさを有していることが好ましい。本実施形態において3:7である。第1ブレーキ窓60aの前後方向の長さと第2ブレーキ窓60bの前後方向の長さの比が3:7である。第1ブレーキ窓60aの周方向の長さと第2ブレーキ窓60bの周方向の長さの比を3:7とすることによって、第1ブレーキ窓60aの大きさと第2ブレーキ窓60bの大きさの比を3:7としてもよい。
取付座21は、第1円筒部41と第2円筒部42と第3円筒部43の外周面にそれぞれ糸巻き固定されている。第1円筒部41には、取付座21の前部が巻き糸によって巻回固定された第1糸巻き部44が設けられている。第3円筒部43には、取付座21の中央部が巻き糸によって巻回固定された第3糸巻き部46が設けられている。第2円筒部42には、取付座21の後部が巻き糸によって巻回固定された第2糸巻き部45が設けられている。
図15に、リール100が取り付けられたリールシート2を手で把持した状態を示している。第1ブレーキ窓60aと第2ブレーキ窓60bの径方向外側には、手の平205が対向する。手の平205が第1ブレーキ窓60a及び第2ブレーキ窓60bから竿本体1の外周面に接触する。手の平205が第1ブレーキ窓60a及び第2ブレーキ窓60bを介して竿本体1に接触することにより、スライドパイプ20の前後方向の移動を止めることができる。スライドパイプ20に第1ブレーキ窓60aと第2ブレーキ窓60bという、径方向に開口した二つの開口部が設けられているので、スライドパイプ20をしっかりと止めることができる。特に、第2ブレーキ窓60bが第1ブレーキ窓60aよりも大きな開口面積を有しているので、親指200や人差し指201は軽い力で釣竿に当てて、薬指203と小指204は手の平205と共にしっかりと釣竿を把持することができる。キャスティング時には人差し指201で釣糸を引っ掛ける。そのため、第2ブレーキ窓60bが第1ブレーキ窓60よりも大きく開口していることによって、釣り人は、スライドパイプ20を安定して停止させることができる。
尚、図16及び図17のように、第1円弧状部51aや第2円弧状部51bの中心角θが180度を越える角度であってもよい。第1ブレーキ窓60aや第2ブレーキ窓60bの中心角αは60度であってもよく、第1円弧状部51aや第2円弧状部51bの中心角θは300度であってもよい。第1ブレーキ窓60aや第2ブレーキ窓60bの中心角αは60度以上であることが好ましい。第1円弧状部51aや第2円弧状部51bの中心角θは300度以下であることが好ましい。
図18のように、第1ブレーキ窓60aや第2ブレーキ窓60bが上方ではなく側方に開口していてもよい。第1ブレーキ窓60aや第2ブレーキ窓60bは、図19のように、左右両側にそれぞれ設けられていてもよい。図19の場合、左右の第1ブレーキ窓60aの中心角αは、何れも60度であり、左右の第1ブレーキ窓60の中心角αを合計すると、120度の開口角度となる。第2ブレーキ窓60bについても同様である。スライドパイプ20は、円弧状部51として、第1乃至第4円弧状部51a,51b,51c,51dを有する。第1円筒部41と第3円筒部43の間に、第1円弧状部51aと第3円弧状部51cが設けられ、第3円筒部43と第2円筒部42の間に、第2円弧状部51bと第4円弧状部51dが設けられる。第1円弧状部51aと第3円弧状部51cは互いに径方向に対向し、第2円弧状部51bと第4円弧状部51dは互いに径方向に対向している。第3円弧状部51cと第4円弧状部51dは、取付座21とは反対側に位置している。第1円弧状部51aと第3円弧状部51cの間に、二つの第1ブレーキ窓60aが設けられ、第2円弧状部51bと第4円弧状部51dの間に二つの第2ブレーキ窓60bが設けられる。尚、図20のように、左右の何れか一方のみに第1ブレーキ窓60aや第2ブレーキ窓60bが設けられていてもよい。第1ブレーキ窓60aのみが側方に形成されていてもよい。第1ブレーキ窓60aが右側に開口し、第2ブレーキ窓60bが第1ブレーキ窓60aとは径方向の反対側、即ち、左側に開口していてもよい。
尚、図21のように、竿本体1の外周面に螺旋溝としてネジ溝を形成してもよい。ネジ溝が滑り止め部11として機能する。そして、ネジ溝に、前リング12を螺合させると、前リング12の位置が前後に調整可能となる。その場合、前リング12をダブルナットの構成とすることにより、任意の箇所でしっかりと前リング12を固定することができる。後リング13についても同様である。前リング12と後リング13のうちの一方のみ位置調整可能としてもよい。
また、上記実施形態では、スライドパイプ20とは別体の取付座21が脚載置部33を有していたが、スライドパイプ20が脚載置部33を有していてもよい。例えば、図22~図25のように、いわゆるパイプシートを呼ばれるリールシート2であってもよい。図22~図25に示すリールシート2は、竿本体1が挿通する筒状のリールシート本体70を備えている。リールシート本体70がスライドパイプ20に相当する。リールシート本体70は、例えば合成樹脂製である。リールシート本体70は、脚載置部33を有している。リールシート本体70は、前フード31と後フード32のうち何れか一方を有する。本実施形態では、リールシート本体70は、前フード31を有する。リールシート本体70の外周面には雄ネジ部71が形成されている。雄ネジ部71にナット72が螺合している。ナット72の前側に後フード32が配置されている。後フード32は、ナット72と共に前後に移動する。
リールシート本体70に、例えば上方に開口するブレーキ窓60が形成されている。ブレーキ窓60は、脚載置部33に対して径方向の反対側に設けられることが好ましい。ブレーキ窓60は、主脚102に対して径方向の反対側に位置するように設けられる。リールシート本体70は、第1円筒部41と第2円筒部42と円弧状部51を有する。円弧状部51は、竿本体1の径方向において脚101と竿本体1の間に位置する。図22及び図23において、ブレーキ窓60の中心角αθは240度であり、円弧状部51の中心角θは120度である。図24及び図25において、ブレーキ窓60の中心角αは60度であり、円弧状部51の中心角θは300度である。
また、図27に示すリールシート2のように、連結部50は、竿本体1の周方向の全周を露出させるように、第1円筒部41と第2円筒部42を連結してもよい。ブレーキ窓60は、竿本体1の全周を露出させる。
1 竿本体
2 リールシート
10 ガイドレール
11 滑り止め部
12 前リング
13 後リング
20 スライドパイプ
21 取付座
30 ベースプレート
31 前フード
32 後フード
33 脚載置部
34 レール
40 係合部
41 第1円筒部
42 第2円筒部
43 第3円筒部
44 第1糸巻き部
45 第2糸巻き部
46 第3糸巻き部
50 連結部
51 円弧状部
51a 第1円弧状部
51b 第2円弧状部
51c 第3円弧状部
51d 第4円弧状部
60 ブレーキ窓
60a 第1ブレーキ窓
60b 第2ブレーキ窓
70 リールシート本体(スライドパイプ)
71 雄ネジ部
72 ナット
100 リール
101 脚
102 主脚
103 前脚
104 後脚
200 親指
201 人差し指
202 中指
203 薬指
204 小指
205 手の平
θ 中心角
α 中心角

Claims (10)

  1. 竿本体と、釣用リールを前記竿本体の軸線方向に移動可能に取り付けるための可動式リールシートと、を備えた釣竿であって、
    前記可動式リールシートは、
    前記リールの脚が載置される脚載置部と、
    前記竿本体の周方向の全周を覆い、前記脚載置部と共に、前記竿本体の軸線方向に移動可能な第1円筒部と、
    前記第1円筒部に対して前記竿本体の軸線方向に離間して配置され、前記竿本体の周方向の全周を覆い、前記第1円筒部と共に、前記竿本体の軸線方向に移動可能な第2円筒部と、
    前記第1円筒部と前記第2円筒部を前記竿本体の軸線方向に連結し、前記第1円筒部と前記第2円筒部の間において、前記竿本体の周方向の少なくとも一部を露出させる連結部と、
    を有し、
    前記連結部は、前記釣用リールが取り付けられた前記可動式リールシートを把持した際の手の平と前記竿本体の露出部とが接触することで、前記竿本体に対する前記可動式リールシートの移動を停止させるブレーキ窓を備えた、釣竿。
  2. 前記連結部は、前記竿本体の周方向に沿う円弧状部を有している、請求項1記載の釣竿
  3. 前記連結部は、前記竿本体の周方向に180度以下の範囲に沿って設けられた円弧状部を有し、
    前記ブレーキ窓は、前記円弧状部と同一の周方向に沿って、180度以上の範囲で前記竿本体を露出させる、請求項1又は2に記載の釣竿
  4. 前記円弧状部は、前記脚と前記竿本体との間に設けられている、請求項2又は3に記載の釣竿
  5. 前記第1円筒部と前記第2円筒部の間に配置され、前記竿本体の周方向の全周を覆い、前記第1円筒部及び前記第2円筒部と共に、前記竿本体の軸線方向に移動可能な第3円筒部を更に有し、
    前記連結部は、
    前記第1円筒部と前記第3円筒部とを前記竿本体の軸線方向に連結し、前記第1円筒部と前記第3円筒部との間において、前記竿本体の周方向の少なくとも一部を露出させる第1連結部と、
    前記第2円筒部と前記第3円筒部とを前記竿本体の軸線方向に連結し、前記第2円筒部と前記第3円筒部の間において、前記竿本体の周方向の少なくとも一部を露出させる第2連結部と、有し、
    前記第1連結部と前記第2連結部のうち少なくとも一方は、前記ブレーキ窓を備える、請求項1に記載の釣竿
  6. 前記第1連結部は、前記第2連結部よりも竿先側に設けられ、
    前記第1連結部は、第1ブレーキ窓を備え、前記第2連結部は、前記第1ブレーキ窓よりも大きい第2ブレーキ窓を備える、請求項5に記載の釣竿。
  7. 前記連結部は、前記第1円筒部と前記第3円筒部の間に配置され、前記竿本体の周方向に沿う第1円弧状部と、前記第3円筒部と前記第2円筒部の間に配置され、前記竿本体の周方向に沿う第2円弧状部とを有し、
    前記第1円弧状部は、前記脚における竿先側の前脚と前記竿本体との間に設けられ、
    前記第2円弧状部は、前記脚における竿側の後脚と前記竿本体との間に設けられている、請求項5又は6に記載の釣竿
  8. 前記連結部には、ベースプレートが設けられ、
    前記ベースプレートには、前記脚における竿先側の前脚を保持固定する前フードと、前記脚における竿元側の後脚を保持固定する後フードと、が設けられている、請求項1乃至7の何れかに記載の釣竿
  9. 前記竿本体に設けられ、前記可動式リールシートの可動範囲を制限する前リング及び後リングを更に備える、請求項1乃至8の何れかに記載の釣竿。
  10. 前記可動式リールシートの前記可動範囲内における前記竿本体の外周面には、滑り止め部が設けられている、請求項9に記載の釣竿。
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