JP7485902B2 - 来訪者通知システム - Google Patents

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Description

光学コードを利用した来訪者通知システムに関する。
宅外に設置され、居住者に来訪を通知するインターホン子機と、宅内に設置され、インターホン子機からの来訪の通知を受けるインターホン親機によるインターホンシステムが知られている。また、特許文献1において、宅外に設置され、居住者を呼び出して通話可能とするインターホン子機と、インターホン子機からの呼び出しに基づいて、インターホン子機を携帯端末との間で通話可能とするインターホンシステムが開示されている。
特開2012-29242号公報
しかし、インターホンシステムの子機は、どのような来訪者であるか判断せずに携帯端末に通知するので、来訪者に対して、一様の対応しかできなかった。このため、誰であるかが特定されない来訪者に対しては応対したくないが、特定の来訪者に対しては応対したいなど、来訪者に応じた処置ができない。特許文献1に開示された携帯端末も、機能はインターホン子機と同じであり、来訪者に応じた処置はできない。
本開示は、この事情に基づいて成されたものであり、その目的とするところは、特定可能な来訪者、不特定の来訪者に応じた処置が実施できる来訪者通知システムを提供することにある。
上記目的は独立請求項に記載の特徴の組み合わせにより達成され、また、下位請求項は更なる有利な具体例を規定する。特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、開示した技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するための来訪者通知システムに係る1つの開示は、
玄関先に設置され、光学コード(O)が示された光学コード表示媒体と、
光学情報読取部(18)を備える来訪者端末(10)と、
通知判定装置(50)と、を備え、
光学コードには、通知判定装置へ情報を送信するための判定装置特定情報が記憶されており、
来訪者端末は、
来訪者を特定するための来訪者特定情報(P)を記憶しており、
光学コードを読み取って、来訪者特定情報を通知判定装置に送り、
通知判定装置は、
来訪者特定情報をもとに来訪者が特定された場合に適用される規則と、来訪者が特定されない場合に適用される規則とを含む処置規則(91)を記憶している記憶部(52)と、
来訪者端末から送信された来訪者特定情報と、記憶部に記憶されている処置規則とに基づいて、来訪者が光学コードを読み取った際に実行する処理を決定する判定部(51)とを備え
通知判定装置の記憶部には、通知を許可する来訪者特定情報と、当該来訪者特定情報に対応する通知先とが記載された許可リスト(PL)が記憶されており、
処置規則は、来訪者端末から送信された来訪者特定情報が許可リストに存在することを、来訪者が来訪したことを通知先に通知する条件としており、
許可リストには、1つの来訪者特定情報に対して複数の通知先が登録可能であり、
通知判定装置は、許可リストに、来訪者端末から取得した来訪者特定情報に対する通知先が複数ある場合、複数の通知先を来訪者端末に送信し、
来訪者端末は、
通知判定装置から送信された複数の通知先を、通知先候補として表示する表示部(16)と、
通知先候補からユーザ操作により選択された1つの通知先を通知判定装置に送信する通信部(24)とを備え、
通知判定装置は、来訪者端末から送信された1つの通知先に通知する、来訪者通知システム。
来訪者端末が光学コードを読み取り、来訪者を特定するための来訪者特定情報を通知判定装置に送る。通知判定装置の判定部は来訪者特定情報によって来訪者を特定し、処置規則に従って、来訪者が特定されなかった場合と、来訪者が特定された場合とで、それぞれの規則により定まる処理を判断するので、来訪者、不特定の来訪者に応じた処置が実施できる。
また、この構成によれば、来訪者が、来訪者端末の表示部に表示された複数の通知先候補から通知先を選択し、選択された通知先に通知される。したがって、来訪時により来訪相手が異なるとしても、来訪者が通知したい通知先の人物に通知することができる。
また、来訪者通知システムの好ましい態様では、
通知判定装置の記憶部には、通知を許可する来訪者特定情報と、当該来訪者特定情報に対応する通知先とが記載された許可リスト(PL)が記憶されており、
処置規則は、来訪者端末から送信された来訪者特定情報が許可リストに存在することを、来訪者が来訪したことを通知先に通知する条件としている。
これにより、あらかじめ許可リストに記載された特定の来訪者の通知のみ許可することができる。
また、来訪者通知システムの好ましい態様では、
処置規則は、来訪者端末から送信された来訪者特定情報が許可リストにない場合であって、かつ、代理端末(200)が指定されている場合には、通知先を、代理端末にするという規則を含んでいる。
上記規則であると、判定部は、来訪者端末から送信された来訪者特定情報が許可リストにない場合でも、代理端末へは、来訪者が来訪したことを通知することができる。よって、たとえば、事前に通知を許可されていない不特定の来訪者が来訪した場合、光学コードが設置された家の居住者の端末には来訪を通知せずに、代理端末に、不特定の来訪者が来訪したことを通知することもできる。これにより、居住者が高齢者や幼い子供である場合に、居住者が身元の特定されない来訪者に応対することを抑制することができる。加えて、不特定の来訪者からの通知を受ける代理端末は、居住者の代理となる人物、たとえば遠方に住む居住者の家族などが持つ端末とすることで、不特定の来訪者からの通知を排除しないようにすることもできる。
また、来訪者通知システムの好ましい態様では、
許可リストには、1つの来訪者特定情報に対して複数の通知先が登録可能であり、
通知判定装置は、許可リストに、来訪者端末から取得した来訪者特定情報に対する通知先が複数ある場合、複数の通知先を来訪者端末に送信し、
来訪者端末は、
通知判定装置から送信された複数の通知先を、通知先候補として表示する表示部(16)と、
通知先候補からユーザ操作により選択された1つの通知先を通知判定装置に送信する通信部(24)とを備え、
通知判定装置は、来訪者端末から送信された1つの通知先に通知する。
この構成によれば、来訪者が、来訪者端末の表示部に表示された複数の通知先候補から通知先を選択し、選択された通知先に通知される。したがって、来訪時により来訪相手が異なるとしても、来訪者が通知したい通知先の人物に通知することができる。
また、家族の構成員それぞれの光学コードを並べておく場合と比較して、家族構成を不特定多数の人に公開する必要がないので、セキュリティ上のリスクを抑制できる。
上記目的を達成するための来訪者通知システムに係る1つの開示は、
玄関先に設置され、光学コード(O)が示された光学コード表示媒体と、
光学情報読取部(18)を備える来訪者端末(10)と、
通知判定装置(50)と、を備え、
光学コードには、通知判定装置へ情報を送信するための判定装置特定情報が記憶されており、
来訪者端末は、
来訪者を特定するための来訪者特定情報(P)を記憶しており、
光学コードを読み取って、来訪者特定情報を通知判定装置に送り、
通知判定装置は、
来訪者特定情報をもとに来訪者が特定された場合に適用される規則と、来訪者が特定されない場合に適用される規則とを含む処置規則(91)を記憶している記憶部(52)と、
来訪者端末から送信された来訪者特定情報と、記憶部に記憶されている処置規則とに基づいて、来訪者が光学コードを読み取った際に実行する処理を決定する判定部(51)とを備え、
判定部は、来訪者端末から、光学コードを読み取るときの来訪者端末の位置を特定する位置情報を取得し、位置情報の示す位置が、光学コードが設置された位置およびその付近を含む許可位置範囲(LR)の範囲内であることを、通知を許可する条件とする、来訪者通知システム。
また、来訪者通知システムの好ましい態様では、
判定部は、来訪者端末から、光学コードを読み取るときの来訪者端末の位置を特定する位置情報を取得し、位置情報の示す位置が、光学コードが設置された位置およびその付近を含む許可位置範囲(LR)の範囲内であることを、通知を許可する条件とする。
来訪者端末が光学コードを読み取り、来訪者を特定するための来訪者特定情報を通知判定装置に送る。通知判定装置の判定部は来訪者特定情報によって来訪者を特定し、処置規則に従って、来訪者が特定されなかった場合と、来訪者が特定された場合とで、それぞれの規則により定まる処理を判断するので、来訪者、不特定の来訪者に応じた処置が実施できる。
判定部は、来訪者端末から取得した位置情報の示す位置が許可位置範囲内にあることを、通知を許可する条件としているので、光学コードが設置された場所において位置情報を送信した来訪者端末からの通知は許可される。これに対して、光学コードが設置された位置から離れ、来訪者端末の位置が許可位置範囲から外れていると、通知は許可されない。この構成により、仮に光学コードが複製されて、あるいは、玄関先から移動させられて、玄関先から遠い位置から、いたずらにより来訪者特定情報が送信されたとしても、そのいたずらは通知されない。よって、いたずらによる通知が抑制される。
また、来訪者通知システムの好ましい態様では、
許可リストには、通知先別に通知を許可する時間帯である許可時間帯(TR)が記憶されており、
判定部は、現在の時刻が、許可リストにおいて来訪者特定情報に対応する許可時間帯の範囲内であることを、通知先への通知を許可する条件とする。
この構成によれば、通知先は、許可リストに記憶された許可時間帯のみ、通知を受けることができる。言い換えれば、通知を受けたくない時間帯において通知を受けなくて済む。
上記目的を達成するための来訪者通知システムに係る1つの開示は、
玄関先に設置され、光学コード(O)が示された光学コード表示媒体と、
光学情報読取部(18)を備える来訪者端末(10)と、
通知判定装置(50)と、を備え、
光学コードには、通知判定装置へ情報を送信するための判定装置特定情報が記憶されており、
来訪者端末は、
来訪者を特定するための来訪者特定情報(P)を記憶しており、
光学コードを読み取って、来訪者特定情報を通知判定装置に送り、
通知判定装置は、
来訪者特定情報をもとに来訪者が特定された場合に適用される規則と、来訪者が特定されない場合に適用される規則とを含む処置規則(91)を記憶している記憶部(52)と、
来訪者端末から送信された来訪者特定情報と、記憶部に記憶されている処置規則とに基づいて、来訪者が光学コードを読み取った際に実行する処理を決定する判定部(51)とを備え、
通知判定装置の記憶部には、通知を許可する来訪者特定情報と、当該来訪者特定情報に対応する通知先とが記載された許可リスト(PL)が記憶されており、
処置規則は、来訪者端末から送信された来訪者特定情報が許可リストに存在することを、来訪者が来訪したことを通知先に通知する条件としており、
許可リストには、通知先別に通知を許可する時間帯である許可時間帯(TR)が記憶されており、
判定部は、現在の時刻が、許可リストにおいて来訪者特定情報に対応する許可時間帯の範囲内であることを、通知先への通知を許可する条件とし、
許可リストに記憶されている許可時間帯は、同じ通知先であっても、来訪者特定情報別に設定可能である、来訪者通知システム。
また、来訪者通知システムの好ましい態様では、
許可リストに記憶されている許可時間帯は、同じ通知先であっても、来訪者特定情報別に設定可能である。
来訪者端末が光学コードを読み取り、来訪者を特定するための来訪者特定情報を通知判定装置に送る。通知判定装置の判定部は来訪者特定情報によって来訪者を特定し、処置規則に従って、来訪者が特定されなかった場合と、来訪者が特定された場合とで、それぞれの規則により定まる処理を判断するので、来訪者、不特定の来訪者に応じた処置が実施できる。
この構成によれば、たとえば、次のように許可時間帯を設定するなどして、来訪者通知システムの利便性を高めることができる。すなわち、光学コードが設置された家の住人が、家の鍵を忘れて家の中にある端末を通知先にすることを想定して、当該家の住人の来訪者特定情報であって、通知先が当該家の別の住人であれば許可時間帯を長くする。一方、通知先が当該家の別の住人であっても、当該家の住人ではない者の来訪者特定情報であれば、許可時間帯を短くすることができる。
上記目的を達成するための来訪者通知システムに係る1つの開示は、
玄関先に設置され、光学コード(O)が示された光学コード表示媒体と、
光学情報読取部(18)を備える来訪者端末(10)と、
通知判定装置(50)と、を備え、
光学コードには、通知判定装置へ情報を送信するための判定装置特定情報が記憶されており、
来訪者端末は、
来訪者を特定するための来訪者特定情報(P)を記憶しており、
光学コードを読み取って、来訪者特定情報を通知判定装置に送り、
通知判定装置は、
来訪者特定情報をもとに来訪者が特定された場合に適用される規則と、来訪者が特定されない場合に適用される規則とを含む処置規則(91)を記憶している記憶部(52)と、
来訪者端末から送信された来訪者特定情報と、記憶部に記憶されている処置規則とに基づいて、来訪者が光学コードを読み取った際に実行する処理を決定する判定部(51)とを備え、
光学コードは、それぞれの光学コードを固有に識別するコード識別符号を記憶しており、
来訪者端末は、光学コードを読み取って、来訪者特定情報とともに光学コードに記憶されているコード識別符号も通知判定装置に送り、
通知判定装置の記憶部は、通知を停止する光学コードのコード識別符号を記載した停止コードリスト(NL)を記憶しており、
判定部は、来訪者端末から送信されたコード識別符号が停止コードリストにないことを通知を許可する条件とする、来訪者通知システム。
また、来訪者通知システムの好ましい態様では、
光学コードは、それぞれの光学コードを固有に識別するコード識別符号を記憶しており、
来訪者端末は、光学コードを読み取って、来訪者特定情報とともに光学コードに記憶されているコード識別符号も通知判定装置に送り、
通知判定装置の記憶部は、通知を停止する光学コードのコード識別符号を記載した停止コードリスト(NL)を記憶しており、
判定部は、来訪者端末から送信されたコード識別符号が停止コードリストにないことを通知を許可する条件とする。
来訪者端末が光学コードを読み取り、来訪者を特定するための来訪者特定情報を通知判定装置に送る。通知判定装置の判定部は来訪者特定情報によって来訪者を特定し、処置規則に従って、来訪者が特定されなかった場合と、来訪者が特定された場合とで、それぞれの規則により定まる処理を判断するので、来訪者、不特定の来訪者に応じた処置が実施できる。
光学コードは複製が比較的容易であるため、第三者による悪意の複製が懸念される。しかし、この構成のようにすれば、光学コードが複製されてしまった場合には、玄関先に設置する光学コードを、別のコード識別符号を記憶した光学コードに交換し、かつ、複製されてしまった光学コードのコード識別符号を停止コードリストに追加すればよい。そうすることで、複製されてしまった光学コードを読み取っても、通知を不許可にできる。
来訪者通知システムの概要を示す図 来訪者端末10の構成を示すブロック図 居住者端末100の構成を示すブロック図 サーバ50の構成を示すブロック図 許可リストPLの項目を例示した表 来訪者通知システムが使用される手順を示す図 S10の段階における処理の詳細を示すフローチャート S20の段階における処理の詳細を示すフローチャート S30の段階における処理の詳細を示すフローチャート S60の段階における処理の詳細を示すフローチャート 来訪者の選択した通知先端末に通知する処理を示すフローチャート
以下、実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態の来訪者通知システム90の概要を示す図である。来訪者通知システム90は、来訪者端末10、通知判定装置であるサーバ50、居住者端末100、代理端末200を備える。
来訪者端末10は、居住者Aが住む住居Hに来訪した来訪者Xが携帯する端末であり、住居Hに設置された二次元コードOを読み取る。二次元コードOは光学コードの一例である。サーバ50は、二次元コードOの情報を使用して来訪者端末10と接続される。居住者端末100は、サーバ50から来訪者Xが住居Hに来訪したことの通知を受け、居住者Aに知らせる。代理端末200は、居住者端末100の代わりに、来訪者Xの来訪通知を受け取る端末であり、居住者の代理Bが所持する。
図1に記載の通り、居住者Aは、宅外にインターホンの子機を設置する代わりに、二次元コードOを発行し、玄関先に設置しておく。二次元コードOの設置場所は、居住者が二次元コードOを設置する住居Hの宅外において、来訪者Xが通常立ち寄る場所である玄関の扉やその周囲の壁、敷地の塀の門扉、郵便受けなどが想定される。なお、ここでいう宅外は、居住者のみが立ち入ることができるスペースの外であって、必ずしも野外である必要はない。二次元コードOは、紙や粘着性のシールに印刷されたものが上述の設置場所に直に貼りつけられたものでも、板上のものに貼付されて設置されていてもよい。また、電子ペーパーやその他のディスプレイに二次元コードOが表示されていてもよい。二次元コードOが示された媒体は光学コード表示媒体である。
二次元コードOは、情報を光学的に読み取り可能に符号に変換したものであり、光学的に読み取り可能な符号が二次元に配列されている。本実施形態においては、二次元コードOには、アプリケーションを介してサーバ50へ接続するためのURL(以下、サーバURL)が符号化されて記憶されている。サーバURLはサーバ50を無線通信ネットワーク上でサーバ50を特定するためのサーバ特定情報(すなわち判定装置特定情報)である。二次元コードOは、他に、アプリケーションを取得可能なウェブサイトへ接続するためのURL(以下、ダウンロードURL)、二次元コードを固有に識別するコード識別符号Nなど、各種情報が符号化されて記憶されている。
来訪者通知システム90においては、インターホンが押される代わりに、来訪者Xの来訪者端末10によって、住居Hの玄関先に設置された二次元コードOが読み取られ、サーバ50を介して、居住者端末100に来訪が通知される。ただし、サーバ50の判断によっては、居住者Aの代理人である代理Bに来訪が通知されることもある。
図2は、来訪者Xの保有する携帯端末である来訪者端末10の構成を示すブロック図である。来訪者端末10は、操作部14と、表示部16と、光学情報読取部18と、制御部20と、メモリ22と、通信部24と、位置情報取得部40を備えている。来訪者端末10は、例えば、電話機能、インターネット接続機能を備えた、スマートフォンなどの携帯電話である。
操作部14は、表示部16に重畳されるタッチパネルなどであり、ユーザが来訪者端末10に種々の情報を入力する際に操作する。表示部16には、画像、文字などを表示可能であり、来訪者が来訪したことを通知する文字、画像などが表示される。光学情報読取部18は、カメラを備えた構成であり、二次元コードOなどの光学コードを撮影し、撮影した画像から光学コードに記憶されたデータを読み取る。制御部20は、少なくとも1つのプロセッサを備えた構成である。制御部20は、後述する図8に示す処理を実行する。メモリ22は、制御部20が実行するプログラムなどが記憶される。また、メモリ22には、来訪者特定情報Pも記憶されている。通信部24は、公衆通信回線網および無線基地局を介してサーバ50と通信する。
来訪者特定情報Pは、来訪者を特定するための情報である。来訪者特定情報Pは、たとえば、来訪者端末10の識別番号である。また、来訪者特定情報Pは、来訪者の名称でもよい。また、来訪者特定情報Pは、来訪者が所属する組織の名称、たとえば、所属する業者名でもよい。
位置情報取得部40は、来訪者端末10の現在位置を取得する。位置情報取得部40は、たとえば、GNSS受信機を備えた構成である。
図3は、居住者Aの保有する携帯端末である居住者端末100の構成を示すブロック図である。居住者端末100は、操作部114と、表示部116と、制御部120と、メモリ122と、通信部124と、報知部130を備えている。居住者端末100は、例えば、電話機能、インターネット接続機能を備えた、スマートフォンなどの携帯電話である。
操作部114、表示部116、メモリ122、通信部124は、来訪者端末10が備える操作部14、表示部16、メモリ22、通信部24と同じ構成とすることができる。制御部120が実行する機能は、来訪者端末10の制御部20とは相違するが、その制御部20と同様、少なくとも1つのプロセッサにより構成することができる。制御部120は、後述する図7に示す処理を実行する。
報知部130は、居住者Aに、サーバ50を介して来訪者Xの来訪者端末10から、来訪の通知が来たことを報知するための装置である。報知部130は、聴覚に訴える音響装置であっても、視覚に訴える液晶ディスプレイやLEDライトによる表示装置でもよく、表示部116を兼ねていてもよい。また、音響装置と表示装置を備えたものでもよい。
図4は、サーバ50の構成を示すブロック図である。サーバ50は、図1の通り、来訪者端末10、居住者端末100、代理端末200などの各種の外部端末と通信して、情報を交換する。サーバ50は、CPU、ROM、RAMなどを備えたコンピュータであり、CPUが、RAMの一時記憶機能を利用しつつROMなどに記憶されているプログラムを実行することで、後述する図9に示す処理を実行する。
サーバ50は、判定部51、記憶部52、時刻取得部53、通信部54、制御部55を備える。
判定部51は、記憶部52に記憶された処置規則91に従って、処理を実行する。また、記憶部52に記憶された各種情報、来訪者端末10および居住者端末100を含む外部端末から取得した情報、時刻取得部53から取得した現在の時刻を基に、実行する処理を決定する。実行する処理は、サーバ50に、来訪者特定情報Pが送信されてきた場合に、来訪者が来訪したことを、通知するか否かを判定する処理である。処理の詳細は後述する。
記憶部52は、各種の情報を記憶する。例えば、処置規則91と、停止コードリストNLと、許可リストPLと、許可位置範囲LRを表す情報と、許可時間帯TRを表す情報と、代理端末情報と、居住者識別符号など、を記憶する。
処置規則91は、来訪者通知システム90が、通知可否、通知先の判断を含む処置を決定するための規則である。本実施形態の処置規則91は、来訪者端末10から送信された来訪者特定情報Pが図5に示す許可リストに存在する場合、許可時間帯であれば、許可リストにおいて対応付けられた通知先に通知するという規則を含んでいる。この規則は、来訪者特定情報Pにより来訪者が特定された場合に適用される規則である。
また、本実施形態の処置規則91は、来訪者端末10から送信された来訪者特定情報Pが許可リストに存在しない場合の規則も含んでいる。来訪者特定情報Pが許可リストに存在しない場合の規則は、来訪者が特定されない場合に適用される規則である。
具体的には、来訪者端末10から送信された来訪者特定情報Pが許可リストPLに存在しない場合であって、代理端末200が登録されている場合には、その代理端末200に、来訪者が来訪したことを通知するという規則を含んでいる。本実施形態の処置規則91は、来訪者端末10から送信された来訪者特定情報Pが許可リストPLに存在しない場合であって、代理端末200も登録されていない場合には、どこにも、来訪者が来訪したことを通知しないという規則を含んでいる。
発行された二次元コードOには、それぞれに固有のコード識別符号Nが付与される。停止コードリストNLは、停止コードのコード識別符号が一覧となったものである。停止コードは、使用を停止した二次元コードOである。停止コードは、なんらかの事情によって使用を停止する二次元コードOである。例として、来訪者通知システム90の利用を終了したユーザの二次元コードO、新しい二次元コードOが発行され不要になった二次元コードO、ネット上での拡散によりアクセスが殺到したなどである。
許可リストPLは、来訪者が通知許可来訪者であるか否かを判断するためのリストである。通知許可来訪者には、居住者Aによって、来訪時に通知をしてよいと設定された通知許可来訪者が含まれる。許可リストPLには、通知許可来訪者を特定する来訪者特定情報Pがリストになっている。来訪者特定情報Pは、通知許可来訪者が携帯する来訪者端末10を特定する情報である。
許可位置範囲LRは、二次元コードOが設置された位置の付近の、通知を許可すると設定された位置的な範囲である。許可位置範囲LRは、たとえば、二次元コードOが設置された緯度経度を中心とする一定範囲である。一定範囲は、来訪者端末10が備える位置検出機能の位置検出誤差を考慮して決定される。たとえば、一定範囲は100m程度である。
代理端末情報は、不特定の来訪者に対応付けられた代理端末200の有無、代理端末200の連絡先などの情報である。
居住者識別符号は、記憶部52において、居住者Aが設定した、来訪者通知システム90の設定に係る各種情報に紐づくユーザ固有の識別符号である。居住者識別符号は、記憶部52に記憶されている許可リストPL、許可位置範囲LR、許可時間帯TR、代理端末情報において居住者Aに関する部分と紐付いている。居住者識別符号は、事前に登録しておく符号であり、居住者Aが任意に設定できる。
時刻取得部53は、現在の時刻Tを取得する。時刻取得部53はたとえば時計を備えることで、現在の時刻Tを取得する。また、外部と通信して現在の時刻Tを取得してもよい。通信部54は、公衆通信回線網および無線基地局を介して来訪者端末10、居住者端末100、代理端末200と通信する。
図5は、上述の許可リストPLの項目を例示した表である。許可リストPLの項目には、例えば、来訪者の名称、来訪者特定情報P、来訪者に対応付けられた通知先、許可来訪者ごとの許可時間帯TR、などを含む。来訪者特定情報Pは、ここでは、来訪者端末10の電話番号になっている。許可時間帯TRは、通知を許可すると設定された時間帯である。
図5に示す許可リストPLにおいて上側3行は住居Hの居住者である。居住者が許可リストに入っている理由は、家の鍵を所持し忘れた場合にも、この来訪者通知システム90により住居Hの中にある居住者端末100に帰宅を通知できるようにするためである。図5に示す許可リストのうち、4行目、5行目は、個人名はリストにない。宅配業者であることが分かりさえすれば、個人名は必要ないからである。6行目は住居Hの隣人の情報である。
図6は、本実施形態の来訪者通知システム90が使用される際の大まかな手順を示す図である。各ステップは、図7以降を用いて詳しく説明する。ステップS(以下、単にS)S10は、来訪を通知される側のユーザである居住者Aによって、二次元コードOが発行され、居住者Aによって住居Hの玄関などに設置される段階である。
以下の説明では、二次元コードOの発行は、居住者端末100がサーバ50に依頼して行う。しかし、二次元コードOを発行する装置は、通知先の端末である居住者端末100など、サーバ50とは別の種々の装置により行うことができる。また、二次元コードOを設置する者は、居住者Aの家族や、建築物の賃貸人などであってもよい。
S20は、S10で設置された二次元コードOを来訪者Xが来訪者端末10によって読み取り、居住者Aに来訪を通知するための通知要求と、来訪者特定情報Pをサーバ50に送る段階である。
S30は、通知要求を受け取ったサーバ50の判定部51が、来訪者特定情報Pと処置規則91とに基づいて、実行する処理を判断する段階である。
S60は、S30において、居住者端末100に通知すると判断された場合に、通知を受けて、居住者端末100が報知処理を実行する段階である。
図7は、S10の段階における処理の詳細を示すフローチャートである。S11において、居住者Aの保有する居住者端末100によって、サーバ50に、サーバ50が居住者端末100に来訪者が来訪したことを通知するかを判定するために必要な情報を送信する。この情報は、例えば、居住者Aにとっての許可リストPL、許可位置範囲LR、許可時間帯TR、代理端末情報などと、居住者識別符号である。許可リストPL、許可位置範囲LR、許可時間帯TR、代理端末情報などの情報は、居住者端末100を操作する者が入力する。
S12では、居住者端末100は、サーバ50に対し、二次元コードOの発行要求を送信する。サーバ50は、この発行要求を受信すると、二次元コードOを描画し、描画した二次元コードOの画像データを来訪者端末10に送信する。二次元コードOには、サーバURL、二次元コードのコード識別符号N、居住者Aの居住者識別符号、ダウンロードURLなどが記憶されている。
S13では、居住者端末100の制御部120は、発行、描画された二次元コードOの画像データを受領したかを判断する。S13の判断結果がYESであればS14に進む。S13の判断結果がNOであれば、S12に戻り、再度、二次元コードOの発行要求を送信する。
S14では、S13において受領した二次元コードOの画像データを、来訪者端末10が読取可能に表示するため、制御部120は、外部装置に向けて出力命令と二次元コードOの画像データを送信する。例として、プリンタに出力命令を送信し、紙面に二次元コードOを印刷する。居住者Aなどの作業者が、この印刷した二次元コードOを住居Hの玄関の扉や壁、敷地の塀の門扉、郵便受けなどに設置する。
図8は、S20の段階における処理の詳細を示すフローチャートである。S21では、来訪者端末10の光学情報読取部18は、二次元コードOを読取り、二次元コードOから各種情報を取得する。
S22では、来訪者端末10の制御部20は、来訪者通知システム90に関わるアプリケーションを来訪者端末10が持っているかを判断する。持っていると判断した場合は、YESと判断し、S24に進む。持っていないと判断した場合は、NOと判断し、S23に進む。
S23では、制御部20は、二次元コードOから取得した情報に含まれるダウンロードURLに接続してアプリケーションをダウンロードし、そのアプリケーションをインストールする。アプリケーションを取得かつインストールしたら、S24に進む。
S24では、制御部20は、アプリケーションを起動し、アプリケーションを介してサーバ50に接続する。なお、アプリケーションは、コード読み取りの前に起動されていてもよい。
S25では、制御部20は、位置情報取得部40から位置情報Lを取得し、S26に進む。位置情報Lは、来訪者端末10の現在位置を示す情報である。
S26では、制御部20は、居住者端末100への通知要求と、来訪者特定情報Pと、位置情報Lと、居住者識別符号と、コード識別符号Nと、をサーバ50に送信し、終了する。来訪者特定情報Pは、来訪者端末10のメモリ22に記憶されている。位置情報LはS25で取得している。居住者識別符号とコード識別符号Nは、S21で読み取っている。
図9は、S30の段階における処理の詳細を示すフローチャートである。S31では、判定部51が来訪者端末10からの通知要求を受信した場合は、YESと判断し、S32に進む。受信しない場合は、NOと判断し、通知要求があるか監視を継続する。
S32では、判定部51は、来訪者端末10からの位置情報L、居住者識別符号、コード識別符号N、来訪者特定情報Pを含む各種情報を取得し、S33に進む。
S33では、判定部51は、コード識別符号Nが、停止コードリストNLにあるか否か判断する。なければNOと判断し、S34に進む。あれば、YESと判断し、S51に進む。
S34では、判定部51は、取得した来訪者特定情報Pが記憶部52に記憶された、居住者識別符号に対する許可リストPLにある場合はYESと判断し、S35に進む。なお、図9の説明において、単に許可リストPLと記載している場合、居住者識別符号に紐付けられた許可リストPLである。取得した来訪者特定情報Pが記憶部52に記憶された許可リストPLにない場合はNOと判断し、S41に進む。取得した来訪者特定情報Pが許可リストPLにある来訪者特定情報Pと部分的にのみ一致している場合も、取得した来訪者特定情報Pが許可リストPLにないとする。
S35では、判定部51は、時刻取得部53からその時点の時刻Tを取得し、S36に進む。
S36では、記憶部52から、S32で取得した居住者識別符号により特定される許可リストPLから許可時間帯TRを取得し、S35で取得した現在の時刻Tが許可時間帯TRの範囲内であるかを判断する。範囲内である場合はYESと判断し、S37に進む。範囲外である場合はNOと判断し、S51に進む。
S37では、特定の来訪者に対応付けられた通知先となっている端末に、来訪者が来訪したこと、および、来訪者名称を示す通知を送信し、終了する。来訪者名称は許可リストから得ることができる。また、来訪者名称に代えて、あるいは、来訪者名称とともに、来訪者の電話番号を送信してもよい。
S41では、判定部51は、不特定の来訪者、すなわち、許可リストに来訪者特定情報Pが存在しない来訪者に対応付けられた代理端末200があるかを判断する。判定部51は、記憶部52に、不特定の来訪者に対応付けられた代理端末200がある場合、YESと判断して、S42に進む。ない場合は、NOと判断し、S51に進む。
S42では、S32で取得した位置情報Lの示す位置が、S32で取得した居住者識別符号に紐付いて記憶部52に記憶された許可位置範囲LR内であるかを判断し、許可位置範囲LR内であれば、YESと判断して、S43に進む。
S43では、S35と同じ処理をし、S44に進む。S44では、S36と同じ処理をする。ただしS44の判断において用いる許可時間帯TRは、許可リストPLとは別に、事前に、代理端末200に紐付けて登録されている時間帯である。S44をYESと判断する場合は、S45に進む。NOと判断する場合は、S51に進む。
S45では、不特定の来訪者に対応付けられた代理端末200に、来訪者が来訪したことを示す通知を送信し、終了する。また、来訪者が来訪したことに加えて、来訪者の電話番号を送信してもよい。S51では、通知を送信せず、終了する。
図10は、S60の段階における処理の詳細を示すフローチャートである。図10は居住者端末100の制御部120が周期的に実行する。S61では、居住者端末100の制御部120は、サーバ50から通知を取得した場合は、YESと判断して、S62に進む。取得しない場合は、NOと判断し、終了する。
S62では、制御部120は、報知部130に報知命令を送り、S63に進む。S63では、報知部130が、報知を実行し、終了する。
〔実施形態のまとめ〕
この来訪者通知システム90によれば、住居Hの玄関先にインターホン子機に代えて二次元コードOが設置されている。来訪者は、インターホン子機のボタンを押すことに代えて、来訪者端末10によりその二次元コードOを読み取る。二次元コードOには、サーバURLが記憶されており、来訪者端末10は二次元コードOを読み取ることで、サーバ50に接続できる。来訪者端末10は、サーバ50に接続して(S24)、通知要求、来訪者特定情報P、二次元コードOに記憶されている居住者識別符号などをサーバ50に送信する(S26)。
サーバ50の記憶部52には、事前に許可リストPLが記憶されており、来訪者端末10が送信した来訪者特定情報Pが許可リストPLにない場合には、住居Hの居住者Aに対応付けられた居住者端末100には、来訪者が来訪したことは通知されない。一方、来訪者特定情報Pが許可リストPLにあれば、住居Hの居住者Aに対応付けられた居住者端末100に、来訪者が来訪したことが通知される。
このように、来訪者通知システム90は、インターホン子機と異なり、来訪者が特定の者か特定できない者かによって、住居Hの居住者Aに来訪者が来訪したことを通知するかしないか、処置を異ならせることができる。
また、本実施形態では、判定部51は、来訪者端末10から取得した来訪者特定情報Pが許可リストPLにない場合(S34:NO)でも、特定されない来訪者に対応付けられている代理Bの端末である代理端末200への通知を許可する。よって、事前に通知を許可されていない不特定の来訪者が来訪した場合には、居住者Aには来訪を通知することを許可せず、代理Bの代理端末200に通知される。これにより、居住者Aが、不特定の来訪者に応対することを抑制しつつ、不特定の来訪者の通知を居住者の代理となる人物が受けることによって、排除しないようにすることができる。
また、本実施形態では、来訪者端末10は、サーバ50へ通知要求を送信する際、来訪者端末10の現在位置を示す位置情報Lも合わせて送信する(S26)。サーバ50は、その位置情報Lが許可位置範囲LR内でない場合(S42:NO)、通知を許可しない(S51)。
このようにすることで、仮に二次元コードOが複製されて、あるいは、玄関先から移動させられて、玄関先から遠い位置から、いたずらにより通知要求が送信されたとしても、そのいたずらは通知されない。よって、いたずらによる通知が抑制される。
また、本実施形態では、許可リストPLにおいて、来訪者特定情報Pに対応する許可時間帯TRを参照し、現在の時刻Tが許可時間帯TRでない場合(S36:NO)には、通知を許可しない。このようにすることで、来訪者特定情報Pに対応付けられた通知先の端末は、許可リストPLに記憶された許可時間帯TRのみ、通知を受けることができる。言い換えれば、通知を受けたくない時間帯において通知を受けなくて済む。
許可リストPLに記憶されている許可時間帯TRは、図5の3行目と6行目の対比からも分かるように、同じ通知先であっても、来訪者特定情報Pが異なる場合には、異なる時間帯を設定できる。これにより、通知先がともに住居Hの世帯主であっても、来訪者が同じ住居Hの住人であれば常に通知を許可する一方、来訪者が住居Hの住人でない場合には、許可時間帯から深夜を除外するといったことができる。よって、来訪者通知システム90の利便性が向上する。
また、本実施形態では、二次元コードOにはコード識別符号Nも記憶されており、来訪者端末10は、通知要求とともに、二次元コードOから読み取ったコード識別符号Nも、サーバ50に送信する(S26)。サーバ50の記憶部52には停止コードリストNLも記憶されており、来訪者端末10から取得したコード識別符号Nが停止コードリストNLにある場合には(S33:YES)、通知を許可しない(S51)。
よって、二次元コードOが複製されてしまった場合には、玄関先に設置する二次元コードOを、別のコード識別符号Nを記憶した二次元コードOに交換し、かつ、複製されてしまった二次元コードOのコード識別符号Nを停止コードリストNLに追加すればよい。そうすることで、複製されてしまった二次元コードOを読み取っても、通知を不許可にできる。
以上、実施形態を説明したが、開示した技術は上述の実施形態に限定されるものではなく、次の変形例も開示した範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。なお、以下の説明において、それまでに使用した符号と同一番号の符号を有する要素は、特に言及する場合を除き、それ以前の実施形態における同一符号の要素と同一である。また、構成の一部のみを説明している場合、構成の他の部分については先に説明した実施形態を適用できる。
(変形例1)
たとえば、変形例1において来訪者は、住居Hに住む複数の居住者の中で、どの人物に通知したいかを選択する。図11は、変形例1において、サーバ50が、来訪者の選択した通知先端末に通知する処理を示すフローチャートである。図11において省略している部分は、図9と同じ処理である。
S71はS34でYESと判断した場合に実行する。S71では、サーバ50は、S34においてYESと判断された来訪者特定情報Pを送信した来訪者端末10に対し、次に説明する通知先候補DLを来訪者端末10に送信し、S72に進む。
通知先候補DLは記憶部52に記憶されている。通知先候補DLは許可リストPLにおいて通知先に代えて記載される。通知先は1つの来訪者特定情報Pに対して1つであったのに対し、通知先候補DLは1つの来訪者特定情報Pに対して複数ある。1つの来訪者特定情報Pに対して複数の通知先が許可リストPLにある場合、それら複数の通知先が通知先候補DLであると言うこともできる。通知先候補DLは、通知される側のユーザである居住者によって設定される。
来訪者端末10は、通知先候補DLが送信されると、制御部20が、来訪者が可読な表示形式で表示部16に通知先候補DLを表示する。通知先候補DLは、居住者Aとその同居する家族である居住者Cなどである。通知先候補DLとして表示される情報は、例として、本名、イニシャル、ニックネーム、年齢、固有識別番号などの通知先を選ぶために必要な、通知先の人物を来訪者が特定するための情報である。
表示部16に通知先候補DLが表示された状態で、来訪者は1つの通知先を選択する。来訪者によって通知先が選択されると、来訪者端末10の制御部20は、通信部24から、選択された通知先をサーバ50に送信する。選択された通知先は、例として、居住者Aと同居する家族である居住者Cの携帯端末である。
来訪者端末10から、選択された1つの通知先が送信されると、サーバ50はS72で、来訪者が選択した通知先を取得し、S73に進む。S73ではS35と同じ処理をし、S74に進む。S74ではS36と同じ処理をし、YESと判断する場合は、S75に進む。NOと判断する場合は、S81に進む。S75では、選択された通知先に通知を送信し、終了する。通知が送信された携帯端末は、図10と同様の処理を実行する。S81では、通知を送信せず、終了する。
(変形例2)
実施形態では、光学コードとして二次元コードを示したが、光学コードは一次元コード、すなわち、バーコードであってもよい。
(変形例3)
実施形態では、通知判定装置としてサーバ50を例示した。しかし、通知判定装置は、居住者端末100や代理端末200などの携帯端末でもよい。通知先への通知は、ユーザに認識可能な状態で通知することであり、来訪者特定情報Pが居住者端末100や代理端末200に送信されただけでは通知にはならない。よって、居住者端末100や代理端末200が通知判定装置としての機能を備えることもできる。
10:来訪者端末 14:操作部 16:表示部 18:光学情報読取部 20:制御部 22:メモリ 24:通信部 40:位置情報取得部 50:サーバ(通知判定装置) 51:判定部 52:記憶部 53:時刻取得部 54:通信部 55:制御部 90:来訪者通知システム 91:処置規則 100:居住者端末 114:操作部 116:表示部 120:制御部 122:メモリ 124:通信部 130:報知部 200:代理端末 A:居住者 B:代理 C:居住者 DL通知先候補 H:住居 L:位置情報 LR:許可位置範囲 N:コード識別符号 NL:停止コードリスト O:二次元コード(光学コード) P:来訪者特定情報 PL:許可リスト TR:許可時間帯 X:来訪者

Claims (9)

  1. 玄関先に設置され、光学コード(O)が示された光学コード表示媒体と、
    光学情報読取部(18)を備える来訪者端末(10)と、
    通知判定装置(50)と、を備え、
    前記光学コードには、前記通知判定装置へ情報を送信するための判定装置特定情報が記憶されており、
    前記来訪者端末は、
    来訪者を特定するための来訪者特定情報(P)を記憶しており、
    前記光学コードを読み取って、前記来訪者特定情報を前記通知判定装置に送り、
    前記通知判定装置は、
    前記来訪者特定情報をもとに前記来訪者が特定された場合に適用される規則と、前記来訪者が特定されない場合に適用される規則とを含む処置規則(91)を記憶している記憶部(52)と、
    前記来訪者端末から送信された前記来訪者特定情報と、前記記憶部に記憶されている前記処置規則とに基づいて、前記来訪者が光学コードを読み取った際に実行する処理を決定する判定部(51)とを備え
    前記判定部は、前記来訪者端末から、前記光学コードを読み取るときの前記来訪者端末の位置を特定する位置情報を取得し、前記位置情報の示す位置が、前記光学コードが設置された位置およびその付近を含む許可位置範囲(LR)の範囲内であることを、通知を許可する条件とする、来訪者通知システム。
  2. 玄関先に設置され、光学コード(O)が示された光学コード表示媒体と、
    光学情報読取部(18)を備える来訪者端末(10)と、
    通知判定装置(50)と、を備え、
    前記光学コードには、前記通知判定装置へ情報を送信するための判定装置特定情報が記憶されており、
    前記来訪者端末は、
    来訪者を特定するための来訪者特定情報(P)を記憶しており、
    前記光学コードを読み取って、前記来訪者特定情報を前記通知判定装置に送り、
    前記通知判定装置は、
    前記来訪者特定情報をもとに前記来訪者が特定された場合に適用される規則と、前記来訪者が特定されない場合に適用される規則とを含む処置規則(91)を記憶している記憶部(52)と、
    前記来訪者端末から送信された前記来訪者特定情報と、前記記憶部に記憶されている前記処置規則とに基づいて、前記来訪者が光学コードを読み取った際に実行する処理を決定する判定部(51)とを備え
    前記光学コードは、それぞれの光学コードを固有に識別するコード識別符号を記憶しており、
    前記来訪者端末は、前記光学コードを読み取って、前記来訪者特定情報とともに前記光学コードに記憶されている前記コード識別符号も前記通知判定装置に送り、
    前記通知判定装置の前記記憶部は、通知を停止する光学コードの前記コード識別符号を記載した停止コードリスト(NL)を記憶しており、
    前記判定部は、前記来訪者端末から送信された前記コード識別符号が前記停止コードリストにないことを通知を許可する条件とする、来訪者通知システム。
  3. 請求項に記載の来訪者通知システムであって、
    前記通知判定装置の前記記憶部には、通知を許可する前記来訪者特定情報と、当該来訪者特定情報に対応する通知先とが記載された許可リスト(PL)が記憶されており、
    前記処置規則は、前記来訪者端末から送信された前記来訪者特定情報が前記許可リストに存在することを、前記来訪者が来訪したことを前記通知先に通知する条件としており、
    前記許可リストには、前記通知先別に通知を許可する時間帯である許可時間帯(TR)が記憶されており、
    前記判定部は、現在の時刻が、前記許可リストにおいて前記来訪者特定情報に対応する許可時間帯の範囲内であることを、前記通知先への通知を許可する条件とする、来訪者通知システム。
  4. 請求項1または2に記載の来訪者通知システムであって、
    前記通知判定装置の前記記憶部には、通知を許可する前記来訪者特定情報と、当該来訪者特定情報に対応する通知先とが記載された許可リスト(PL)が記憶されており、
    前記処置規則は、前記来訪者端末から送信された前記来訪者特定情報が前記許可リストに存在することを、前記来訪者が来訪したことを前記通知先に通知する条件としている、来訪者通知システム。
  5. 玄関先に設置され、光学コード(O)が示された光学コード表示媒体と、
    光学情報読取部(18)を備える来訪者端末(10)と、
    通知判定装置(50)と、を備え、
    前記光学コードには、前記通知判定装置へ情報を送信するための判定装置特定情報が記憶されており、
    前記来訪者端末は、
    来訪者を特定するための来訪者特定情報(P)を記憶しており、
    前記光学コードを読み取って、前記来訪者特定情報を前記通知判定装置に送り、
    前記通知判定装置は、
    前記来訪者特定情報をもとに前記来訪者が特定された場合に適用される規則と、前記来訪者が特定されない場合に適用される規則とを含む処置規則(91)を記憶している記憶部(52)と、
    前記来訪者端末から送信された前記来訪者特定情報と、前記記憶部に記憶されている前記処置規則とに基づいて、前記来訪者が光学コードを読み取った際に実行する処理を決定する判定部(51)とを備え
    前記通知判定装置の前記記憶部には、通知を許可する前記来訪者特定情報と、当該来訪者特定情報に対応する通知先とが記載された許可リスト(PL)が記憶されており、
    前記処置規則は、前記来訪者端末から送信された前記来訪者特定情報が前記許可リストに存在することを、前記来訪者が来訪したことを前記通知先に通知する条件としており、
    前記許可リストには、前記通知先別に通知を許可する時間帯である許可時間帯(TR)が記憶されており、
    前記判定部は、現在の時刻が、前記許可リストにおいて前記来訪者特定情報に対応する許可時間帯の範囲内であることを、前記通知先への通知を許可する条件とし、
    前記許可リストに記憶されている前記許可時間帯は、同じ前記通知先であっても、前記来訪者特定情報別に設定可能である、来訪者通知システム。
  6. 請求項4または5に記載の来訪者通知システムであって、
    前記処置規則は、前記来訪者端末から送信された前記来訪者特定情報が前記許可リストにない場合であって、かつ、代理端末(200)が指定されている場合には、通知先を、前記代理端末にするという規則を含んでいる、来訪者通知システム。
  7. 請求項またはのいずれか1項に記載の来訪者通知システムであって、
    前記許可リストには、1つの前記来訪者特定情報に対して複数の通知先が登録可能であり、
    前記通知判定装置は、前記許可リストに、前記来訪者端末から取得した前記来訪者特定情報に対する前記通知先が複数ある場合、前記複数の通知先を前記来訪者端末に送信し、
    前記来訪者端末は、
    前記通知判定装置から送信された前記複数の通知先を、通知先候補として表示する表示部(16)と、
    前記通知先候補からユーザ操作により選択された1つの通知先を前記通知判定装置に送信する通信部(24)とを備え、
    前記通知判定装置は、前記来訪者端末から送信された1つの通知先に通知する、来訪者通知システム。
  8. 玄関先に設置され、光学コード(O)が示された光学コード表示媒体と、
    光学情報読取部(18)を備える来訪者端末(10)と、
    通知判定装置(50)と、を備え、
    前記光学コードには、前記通知判定装置へ情報を送信するための判定装置特定情報が記憶されており、
    前記来訪者端末は、
    来訪者を特定するための来訪者特定情報(P)を記憶しており、
    前記光学コードを読み取って、前記来訪者特定情報を前記通知判定装置に送り、
    前記通知判定装置は、
    前記来訪者特定情報をもとに前記来訪者が特定された場合に適用される規則と、前記来訪者が特定されない場合に適用される規則とを含む処置規則(91)を記憶している記憶部(52)と、
    前記来訪者端末から送信された前記来訪者特定情報と、前記記憶部に記憶されている前記処置規則とに基づいて、前記来訪者が光学コードを読み取った際に実行する処理を決定する判定部(51)とを備え
    前記通知判定装置の前記記憶部には、通知を許可する前記来訪者特定情報と、当該来訪者特定情報に対応する通知先とが記載された許可リスト(PL)が記憶されており、
    前記処置規則は、前記来訪者端末から送信された前記来訪者特定情報が前記許可リストに存在することを、前記来訪者が来訪したことを前記通知先に通知する条件としており、
    前記許可リストには、1つの前記来訪者特定情報に対して複数の通知先が登録可能であり、
    前記通知判定装置は、前記許可リストに、前記来訪者端末から取得した前記来訪者特定情報に対する前記通知先が複数ある場合、前記複数の通知先を前記来訪者端末に送信し、
    前記来訪者端末は、
    前記通知判定装置から送信された前記複数の通知先を、通知先候補として表示する表示部(16)と、
    前記通知先候補からユーザ操作により選択された1つの通知先を前記通知判定装置に送信する通信部(24)とを備え、
    前記通知判定装置は、前記来訪者端末から送信された1つの通知先に通知する、来訪者通知システム。
  9. 請求項8に記載の来訪者通知システムであって、
    前記許可リストには、前記通知先別に通知を許可する時間帯である許可時間帯(TR)が記憶されており、
    前記判定部は、現在の時刻が、前記許可リストにおいて前記来訪者特定情報に対応する許可時間帯の範囲内であることを、前記通知先への通知を許可する条件とする、来訪者通知システム。
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