JP7484313B2 - 液体吐出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光線の照射により硬化する液体を用いた液体吐出装置に関する。
光線を照射することにより硬化する光硬化性インクを用いて画像の記録を行う液体吐出装置が知られている。例えば、特許文献1には、紫外線硬化性インク(以下、UVインクと称する)を記録媒体上に吐出するノズルを形成してなる記録ヘッドと、インクが着弾した後に記録媒体に紫外線を照射してインクを硬化させる紫外線光源を備えた紫外線照射装置と、複数個の記録ヘッド及び紫外線照射装置を搭載して主走査方向に移動するキャリッジとを有するインクジェット記録装置(液体吐出装置)が開示されている。紫外線照射によってUVインクを硬化させ、記録媒体にインクを定着させることができるので、樹脂などの水性インクが浸透できない記録媒体に対しても画像記録を行うことができる。
特開2005-313445号公報
ところで、近年は、3次元表面(円筒形状、球状、凹凸形状など)を有する記録媒体に対して、光硬化性インクを用いた画像記録を行いたいというニーズが存在する。特許文献1の装置を用いて3次元表面を有する記録媒体に画像記録を行う場合、図10に示すように、紫外線照射装置201の出射面202と記録媒体210の表面との距離が記録媒体210の場所によって異なる。
そのため、同じ発光強度で紫外線照射装置201から紫外線を照射した場合、紫外線照射装置201の出射面202と記録媒体210の表面との距離が大きいほど照射強度(照度)は小さくなる。例えば、図10において、紫外線照射装置201から紫外線を照射した場合、距離yの部分よりも距離x(x>y)の部分の方が照射強度は小さくなる。ここで、UVインクを硬化させるためには、UVインクへの積算光量(照射強度×照射時間)が一定以上となるように紫外線を照射することが必要である。よって、照射時間が一定であると仮定すると、距離が大きい距離xの部分のUVインクを硬化させるためには、距離xの部分への積算光量が一定以上となるように紫外線照射装置201の発光強度を調整する必要がある。しかし、この場合、距離yの部分では記録媒体210の表面に対して紫外線が過剰に照射されることとなる。そうすると、紫外線の熱エネルギーによって記録媒体210の距離yの部分の表面温度が上昇して、記録媒体210の変形を引き起こすおそれがある。一方で、距離yの部分への積算光量が一定以上となるように紫外線照射装置201の発光強度を調整すると、距離xの部分では照射強度が足りず、UVインクを十分に硬化させることができない。
本発明の目的は、3次元形状の表面を有する記録媒体に対して光硬化性インクを用いた画像記録を行う場合において、記録媒体へのダメージを抑えつつ、光硬化性インクの硬化不足が発生しにくい液体吐出装置を提供することである。
本発明に係る液体吐出装置は、光硬化性を有する液体を吐出する複数の吐出口が形成された吐出面を有するヘッドと、前記液体を硬化させる光線を照射する複数の光源を有する照射部と、記録媒体を前記ヘッド及び前記照射部に対して、前記吐出面の面内方向に相対移動させる移動機構と、制御部とを備えており、前記制御部は、前記記録媒体の表面上に規定された複数の領域それぞれから前記照射部までの、前記吐出面に直交する直交方向に沿った距離を取得する距離取得処理と、前記移動機構により前記記録媒体を前記ヘッド及び前記照射部に対して相対移動させつつ、前記複数の吐出口のうちの少なくとも1つから前記記録媒体の表面に前記液体を吐出させる液体吐出処理と、前記距離取得処理により取得した、前記記録媒体上の前記液体が着弾した各領域から前記照射部までの前記距離が長いほど、前記複数の光源のうち当該領域と前記直交方向に対向する位置にある前記光源の発光強度が強くなるように、前記複数の光源から前記記録媒体の表面上の前記液体が着弾した各領域に光線を照射させる光線照射処理とを実行する。
本発明によれば、液体の着弾した領域から光源までの距離を考慮して、複数の光源の発光強度を領域ごとに適切に調整することができる。このため、記録媒体への過剰な光線照射によるダメージを抑制しつつ、光硬化性液体の硬化不足を起こりにくくすることができる。
本発明の第1実施形態に係るプリンタの外観を示す概略斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るプリンタの内部構造を示す概略上面図である。 照射ヘッドの構造を示す断側面図である。 図1に示すプリンタ及びそれに接続されるPCの電気的構成を概略的に示すブロック図である。 照射ヘッドと記録媒体とが対向配置された様子を示す図である。 第1実施形態に係るプリンタの記録動作を示すフローチャートである。 第2実施形態に係るプリンタについて、搬送処理の実行前後における照射ヘッドと記録媒体との位置関係を示す図である。 第2実施形態に係るプリンタの記録動作を示すフローチャートである。 第3実施形態に係る照射ヘッドと記録媒体とが対向配置された様子を示す図である。 従来のプリンタについて、紫外線照射装置と記録媒体とが対向配置された様子を示す図である。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係るプリンタ1について、図1~図6を参照しつつ以下に説明する。なお、図1に示す上下前後左右方向を、プリンタ1の上下前後左右方向と定義する。
(プリンタ1の全体構成)
プリンタ1(本発明の液体吐出装置)は、図1及び図2に示すように、プラテン2と、搬送機構3と、走査機構4(本発明の移動機構)と、インク室5と、コントロールパネル6と、筐体7と、制御部8とを含む。筐体7の前面には開口20が設けられている。
プラテン2は、平板状の部材であり、上面に記録媒体10が載置される。プラテン2は、プリンタ1の左右方向の中央付近において、筐体7の内部から、開口20を通って、プリンタ1の前方に向かって延在している。搬送機構3は、プラテン2の下方に配置されており、搬送モータ31(図4参照)から駆動力が付与されて、プラテン2を後方から前方へと向かう搬送方向へとスライドさせる。これにより、プラテン2の上面に載置された記録媒体10が搬送方向に搬送される。なお、第1実施形態において、記録媒体10は円柱形状である。このため、記録媒体10の円柱軸心方向と直交する断面形状がすべて同じ円形状となる。
走査機構4は、図2に示すように、キャリッジ41と、2つのガイドレール44a、44bとを有している。キャリッジ41には、インクジェットヘッド42(本発明のヘッド)と、照射ヘッド43(本発明の照射部)とが搭載されている。キャリッジ41は、筐体7の内部において、プラテン2の上方に配置されている。キャリッジ41は、2つのガイドレール44a、44bによって支持されている。2つのガイドレール44a、44bは、前後方向に互いに離隔して配置され、それぞれが左右方向に沿って延びている。キャリッジ41は、2つのガイドレール44a、44bを跨ぐようにして配置されている。そして、キャリッジ41は、キャリッジモータ32(図4参照)によって、2つのガイドレール44a、44bに沿って走査方向である左右方向に往復移動するように駆動される。すなわち、本実施形態におけるプリンタ1は、シリアルプリンタである。
インクジェットヘッド42は、その下面であるノズル面45がプラテン2と対向するようにキャリッジ41に搭載されている。インクジェットヘッド42は、キャリッジ41とともに走査方向に往復移動する。ノズル面45には、インクを吐出するための複数のノズル46(吐出口)が形成されている。複数のノズル46は、図2に示すように、走査方向と直交する搬送方向(前後方向)に沿って等間隔に並んだ複数のノズル46がそれぞれ属する、5列のノズル列を構成している。これら5つのノズル列は、走査方向に並んでいる。また、インクジェットヘッド42、ノズル面45において、5色(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー、ホワイト)のインクを貯留する後述のインクカートリッジ61から供給されるインクを、ノズル46のそれぞれの列から吐出することで、記録媒体10に画像を記録する。なお、ノズル46から吐出される5色のインクは、紫外線を照射することで硬化する紫外線硬化性のインクである。
照射ヘッド43は、インクジェットヘッド42の右側に位置するようにキャリッジ41に搭載されている。照射ヘッド43は、インクジェットヘッド42と同様にキャリッジ41とともに走査方向に往復移動する。図3に示すように、照射ヘッド43は、基板47と、ランプチップ(本発明の光源)48と、ガラス板49と、ヒートシンク(本発明の放熱部)50と、ケース部51と、熱伝導部材52とを有する。
基板47は、照射ヘッド43の下部に配置された平板状の部材であり、ランプチップ48に電流を供給するための回路(不図示)が形成されている。回路を流れる電流の大きさは後述の制御部8によって調整される。また、基板47の下面はプラテン2の上面と平行である。
ランプチップ48は、プラテンの上面に載置された記録媒体10に紫外線を照射するためのものである。複数のランプチップ48は、図3に示すように、基板47の下面に配置されている。複数のランプチップ48は、基板47に配設された回路(不図示)に接続され、ランプチップ48の紫外線の発光強度Lは、基板47に形成された回路から供給される電流の大きさによって決定される。複数のランプチップ48は、図2に示すように、走査方向に沿って5つが等間隔に配置されたランプチップ列53を形成している。ランプチップ列53は搬送方向に沿って8列に並んでいる。それぞれのランプチップ列53は等間隔に配置されている。また、図2に示すように、複数のランプチップ48のうちの搬送方向の両端に配置されたランプチップ48は、複数のノズル46のうちの搬送方向の両端に配置されたノズル46よりも、搬送方向に沿った外側の位置にある。第1実施形態において、ランプチップ48は、LEDランプである。ただし、ランプチップ48はLEDランプに限られず、例えば、水銀ランプ、冷陰極管、メタルハライドランプなどでもよい。
ガラス板49は、ランプチップ48を保護するための部材であって、図3に示すように、複数のランプチップ48の下方に配置されている。すなわち、ガラス板49が、照射ヘッド43の下面を形成している。また、ガラス板49は、紫外線透過性の部材からなる。
ヒートシンク50は、ランプチップ48が紫外線を照射した際に発生する熱を放熱するための部材であり、図3に示すように、基板47の上面に配置されている。ヒートシンク50は、例えば、アルミニウム、鉄、銅などの伝熱特性の良い金属からなる。ヒートシンク50は、上方向且つ前後方向に沿って延びた複数のリブ50aが、走査方向に沿って配列された、いわゆるフィン構造を有する。フィン構造により、ヒートシンク50の伝熱面積を広げることができ、放熱効率が向上する。
ケース部51は、照射ヘッド43の前後方向の両端に配置されている。また、ケース部51は、ヒートシンク50よりも上方の位置から、ガラス板49よりも下方の位置まで、上下方向に沿って延びている。ケース部51の下端付近は内側にL字状に曲げられており、ガラス板49の前後端がケース部51の水平内側部分に載置及び固定されている。すなわち、ケース部51は、基板47、複数のランプチップ48、ガラス板49及びヒートシンク50の前後方向における両側を覆っている。ケース部51は、板金部材であり、例えば、ヒートシンク50と同様の金属部材からなる。なお、ケース部51は、照射ヘッド43の走査方向(左右方向)の両端に設けられていてもよく、照射ヘッド43の全周にわたって設けられていてもよい。
熱伝導部材52は、ヒートシンク50からケース部51へと熱を伝動させるためのものであり、ヒートシンク50とケース部51との間に配置されている。熱伝導部材52は、例えば、柔軟性を有したシート状の部材である。また、熱伝導部材52の両側表面には接着剤が塗布されており、熱伝導部材52を介してヒートシンク50とケース部51とが接着されている。
インク室5は、6つのインクカートリッジ61を収容するための部分であり、図1及び図2に示すように、プリンタ1の左右方向の右方に設けられている。6つのインクカートリッジ61には、ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー、ホワイトの5色のインクがそれぞれ貯留されている。ブラック、シアン、マゼンタ、イエローのインクはそれぞれ1つのインクカートリッジ61に貯留されており、ホワイトのインクは2つのインクカートリッジ61に貯留されている。そして、6つのインクカートリッジ61は、インクジェットヘッド42と接続されており、それぞれの色に対応するノズル46にインクを供給する。なお、図2において、6つのインクカートリッジ61は、図の見やすさのため、走査方向に沿って2つ配置された列が搬送方向に沿って3列に並んでいる。しかし、実際には、図1に示すように、6つのインクカートリッジ61は、走査方向に沿って2つ配置された列が上下方向に沿って3列に並んでいる。そして、上段列は左側がブラック、右側がイエローであり、中段列は左側がシアン、右側がマゼンタであり、下段列は左右の両方ともホワイトである。
コントロールパネル6は、ユーザによって入力された記録媒体10の形状データ及び印刷設定を受信する部分であり、図1及び図2に示すように、プリンタ1の右方の前面に設けられている。コントロールパネル6は、プリンタ1の印刷設定及び動作状況を表示するモニタ62と、ユーザが記録媒体10の形状データ及び所定の印刷設定を入力するためのボタン63とを有している。なお、コントロールパネル6は、モニタ上の表示に直接触れることで記録媒体10の形状データや印刷設定を入力することが可能なタッチパネルを有していてもよい。
制御部8は、プリンタ1全体の制御を行うものであり、図4に示すように、搬送モータ31、キャリッジモータ32、インクジェットヘッド42、照射ヘッド43、コントロールパネル6等が電気的に接続されている。さらに、制御部8には、USBインターフェース70が電気的に接続されている。USBインターフェース70は、USB規格のインターフェースであり、リムーバルメモリとしてUSBメモリを接続することができる。加えて、制御部8には、外部装置であるPC(Personal Computer)20が接続されている。なお、プリンタ1とPC20とは、LAN(Local Area Network)を介して接続されていてもよく、LANを介さずに、例えば、USB接続されていてもよい。また、プリンタ1とPC20との間のデータの送受信は、無線方式の通信によって行われてもよく、有線方式の通信によって行われてもよい。また、プリンタ1には、LANを介して又はダイレクトに、スマートフォンなどの携帯端末を無線接続することも可能である。
制御部8は、CPU(Central Processing Unit)81、ROM(Read Only Memory)82、RAM(Random Access Memory)83、ASIC(Applicant Specific Integrated Circuit)84等を含む。ROM82には、CPU81及びASIC84が実行するプログラム、各種固定データ等が記憶されている。RAM83には、プログラム実行時に必要なデータ(画像データなど)が含まれている。
なお、第1実施形態において、コントロールパネル6及びUSBインターフェース70が、本発明のデータ受信部に相当する。
(プリンタ1の動作)
次に、第1実施形態に係るプリンタ1が、記録媒体10に画像を記録するときの動作について、図6のフローチャートを参照しつつ説明する。本実施形態において、円柱形状の記録媒体10は、円柱軸心方向が走査方向と一致するように、プラテン2の上面に載置される。まず、ユーザによるPC20の操作に基づいて、記録媒体10に記録される画像の画像データがプリンタ1に供給される。当該画像データは、RAM83に一時的に記憶される。
続いて、ユーザによって記録媒体10の形状データがコントロールパネル6に入力される。あるいは、記録媒体10の形状データが保存されたUSBメモリ、又は、記録媒体10の形状データが保存された外部機器と接続されている通信ケーブルがUSBインターフェース70に接続される。これにより、コントロールパネル6又はUSBインターフェース70が、記録媒体10の形状データを受信する(ステップS1)。本実施形態において、記録媒体10の形状データとは、円柱の直径及び長さである。受信した記録媒体10の形状データは、RAM83に一時的に記憶される。なお、PC20の操作によって、PC20と接続された制御部8が直接、記録媒体10の形状データを受信してもよい。この場合、制御部8が、データ受信部としての役割も担う。
次に、制御部8は、RAM83に記憶されている画像データ及び記録媒体10の形状データに基づき、記録媒体10の表面上における画像の記録範囲W内にある走査方向に延びた各領域w1~w8について、各領域w1~w8から照射ヘッド43の下面(ガラス板49)までの上下方向に沿った距離rをそれぞれ取得する距離取得処理を実行する(ステップS2)。なお、本実施形態において、「画像の記録範囲W」とは、記録媒体10の表面上のうち、後述の液体吐出処理によってインクが着弾する領域であり、図5中の記録媒体10の表面上の斜線部分である。また、本実施形態において、「各領域w1~w8」とは、画像の記録範囲Wを前後方向において均等に8つに区分したそれぞれの領域のことである。なお、各領域は、記録範囲Wを前後方向において均等に9つ以上に区分してもよく、均等に7つ以下に区分してもよく、不均等に区分されていてもよい。また、距離rは、それぞれの領域w1~w8において、照射ヘッド43の下面との間の上下方向に沿った最大距離である。例えば、領域w1の場合、領域w1の前後方向における最前部から照射ヘッド43の下面までの上下方向に沿った距離が距離rとなる(図5参照)。
続いて、制御部8は、複数のランプチップ48の発光強度Lと距離rとに基づいて推定される、記録媒体10の各領域w1~w8の推定表面温度Kのうちの最大表面温度Kmが、所定値Kp以下となるように、複数のランプチップ48の発光強度Lの上限値Lpを決定する上限値決定処理を実行する(ステップS3)。なお、記録媒体10の推定表面温度Kは、記録媒体10の各領域w1~w8についてそれぞれ推定される。例えば、記録媒体10の領域w1の推定表面温度Kは、領域w1から照射ヘッド43の下面までの距離rと、領域w1に紫外線を照射するランプチップ48の発光強度Lとに基づいて推定される。また、所定値Kpは、温度上昇によって記録媒体10を変形させるようなダメージを与えることのない、記録媒体10の上限表面温度である。
ここで、記録媒体10の推定表面温度Kは以下の式から推定される。
K=k{(L×A)/(r×v)}・・・(式1)
Aは記録媒体10の光の吸収率であり、記録媒体10の材質などによって決まる定数である。vは照射ヘッド43を搭載したキャリッジ41の走査方向の移動速度であり、ユーザによって予め設定される。kは変換定数である。また、rは上述の距離取得処理(S2)によって取得した、各領域w1~w8から照射ヘッド43の下面までの上下方向に沿ったそれぞれの距離である。
制御部8は、上限値決定処理において、式1に基づいて得られた各領域w1~w8それぞれの推定表面温度Kのうち、最大となる最大表面温度Kmが所定値Kp以下となるように、複数のランプチップ48の発光強度Lの上限値Lpを決定する。
続いて、制御部8は、RAM83に記憶された画像データに基づいて、インクジェットヘッド42の搬送方向に沿った長さが、記録媒体10の表面上における画像の記録範囲Wの搬送方向に沿った長さよりも大きいか否かを判断する(ステップS4)。
インクジェットヘッド42の搬送方向に沿った長さが、画像の記録範囲Wの搬送方向に沿った長さよりも大きいと判断された場合(S4:YES)、制御部8は、次に実行される液体吐出処理(後述)で、図5に示すように、画像の記録範囲Wの搬送方向における中心軸C1とインクジェットヘッド42の搬送方向における中心軸C2とが一致するように、搬送機構3によって記録媒体10を搬送方向に搬送させる搬送処理を実行する(ステップS5)。
次に、制御部8は、走査機構4によるキャリッジ41の走査方向の右方から左方に向かう往動時に、インクジェットヘッド42のノズル46からインクを吐出させる液体吐出処理を実行する(ステップS6)。このとき、制御部8は、記録媒体10の画像の記録範囲Wにインクを着弾させるノズル46からのみ、インクを吐出させる。
制御部8は、走査機構4によるキャリッジ41の走査方向の右方から左方に向かう往動時であって、インクジェットヘッド42のノズル46からインクが吐出された直後に、照射ヘッド43のランプチップ48からインクが着弾している画像の記録範囲Wに紫外線を照射させる光線照射処理を実行する(ステップS7)。すなわち、キャリッジ41の1回の往動時に、インクジェットヘッド42のノズル46からのインクの吐出と照射ヘッド43のランプチップ48からの紫外線の照射との両方が行われる。紫外線照射により、画像の記録範囲Wに着弾したインクは硬化して、記録媒体10の表面に定着する。なお、制御部8は、光線照射処理において、距離取得処理(S2)によって取得した各領域w1~w8についての距離rに応じて、ランプチップ48の発光強度Lをランプチップ列53ごとに調整する。より詳細には、各領域w1~w8のうちの距離rが長い領域と上下方向に対向する位置にあるランプチップ48の発光強度Lが強くなるように、ランプチップ48の発光強度Lをランプチップ列53ごとに調整する。このとき、制御部8は、それぞれのランプチップ48の発光強度Lが、上記の上限値決定処理(S3)で決定された上限値Lp以下となるように、それぞれのランプチップ48の発光強度を調整する。また、制御部8は、光線照射処理において、記録媒体10の画像の記録範囲Wと上下方向に対向しない位置にあるランプチップ48からの紫外線の照射を停止する。
インクジェットヘッド42の搬送方向に沿った長さが、画像の記録範囲Wの搬送方向に沿った長さよりも小さいと判断された場合(S4:NO)、制御部8は、画像の記録範囲Wのうちの画像が記録されていない部分の、少なくとも搬送方向下流側の端部が、インクジェットヘッド42のノズル面45と上下方向に対向する領域に含まれるように、搬送機構3によって記録媒体10を搬送方向に搬送させる搬送処理を実行する(ステップS8)。
続いて、制御部8は、上述と同様の液体吐出処理(ステップS9)及び光線照射処理(ステップS10)を実行する。その後、制御部8は、RAM83に記憶された画像データに係るすべての画像の、記録媒体10の表面への記録が終了したか否かを判断する(ステップS11)。
すべての画像の記録媒体10の表面への記録が終了していないと判断された場合(S11:NO)、制御部8は、ステップS8に戻り、再び搬送処理を実行する。そして、制御部8は、記録媒体10の表面へのすべての画像の記録が終了するまで、搬送処理(S8)と、液体吐出処理(S9)と、光線照射処理(S10)とを繰り返し実行する。
すべての画像の記録媒体10の表面への記録が終了したと判断された場合(S11:YES)、又は、ステップS7の光線照射処理が実行された後、制御部8は、搬送機構3によって、記録媒体10を開口20から取り出し可能な位置まで搬送させる排出処理を実行する(ステップS12)。以上によって、第1実施形態に係るプリンタ1が、記録媒体10に画像を記録する動作が終了する。
第1実施形態では、記録媒体10の表面上の各領域w1~w8のそれぞれから照射ヘッド43までの、上下方向に沿った距離rを取得している(距離取得処理)。そして、キャリッジ41を走査方向に移動させつつ、ノズル46から記録媒体10の表面にインクを吐出させ(液体吐出処理)、各領域w1~w8のうちの距離rである領域と上下方向に対向する位置にあるランプチップ48の発光強度Lが、距離rが長いほど強くなるように、インクが着弾した各領域w1~w8に紫外線を照射させている(光線照射処理)。本実施形態によれば、インクの着弾した領域w1~w8からランプチップ48までの距離rを考慮して、複数のランプチップ48の発光強度Lをそれぞれの領域ごとに適切に調整することができる。このため、記録媒体10への過剰な光線照射によるダメージを抑制しつつ、紫外線硬化性インクの硬化不足を起こりにくくすることができる。
また、第1実施形態では、距離取得処理において、ユーザによって操作されるコントロールパネル6、USBメモリ又は通信ケーブルが接続されたUSBインターフェース70などのデータ受信部が受信した記録媒体10の形状データに基づいて、距離rを取得している。このため、センサ等の距離を計測する装置が不要となる。また、第1実施形態では、RAM83に記憶されている画像データに基づいて、画像の記録範囲W内にある各領域w1~w8について、距離rを取得している。このため、インクが着弾する領域w1~w8についてのみ距離rを取得すればよくなるので、演算処理が容易となる。
また、第1実施形態では、光線照射処理において、記録媒体10の画像の記録範囲Wと上下方向に対向しない位置にあるランプチップ48からの紫外線の照射を停止している。複数のランプチップ48のうちの一部からの紫外線照射を停止することによって、省エネルギー化を図ることができる。また、紫外線照射による記録媒体10の非記録範囲の温度上昇を防ぐことができ、記録媒体10へのダメージをより抑制することができる。
また、第1実施形態では、記録媒体10は、円柱軸心方向と直交する断面形状がすべて同じ円形状となった円柱形状である。そして、記録媒体10を、円柱軸心方向が走査方向と一致するようにプラテン2の上面に載置し、光線照射処理において、ランプチップ48の発光強度Lをランプチップ列53ごとに調整している。本実施形態によれば、円柱軸心方向と走査方向とを一致させて配置した円柱形状の記録媒体10に対して、画像の記録を行うためにキャリッジ41を走査方向に移動させるときに各ランプチップ列53の発光強度Lを変えなくてもよい。このため、制御が容易となる。
また、第1実施形態では、搬送方向に記録媒体10を搬送させる搬送機構3を備え、記録媒体10への画像の記録が終了するまで、記録媒体10を搬送方向に搬送させる搬送処理と、上記の液体吐出処理及び光線照射処理とが繰り返し行われる。このため、キャリッジ41の走査方向への往復移動と、記録媒体10の搬送方向への搬送とを行うシリアルプリンタ1において、紫外線硬化性のインクを用いた画像記録を行うことができる。
また、第1実施形態では、インクジェットヘッド42の搬送方向に沿った長さが、画像の記録範囲Wの搬送方向に沿った長さよりも大きいとき、搬送処理において、当該搬送御処理の次に実行される液体吐出処理で、画像の記録範囲Wの搬送方向における中心軸C1とインクジェットヘッド42の搬送方向における中心軸C2とが一致するように、記録媒体10を搬送させている。これによれば、記録媒体10を搬送方向に複数回搬送させることなく、キャリッジ41の往動1回の移動によって画像を記録することができる。
また、第1実施形態では、複数のランプチップ48のうちの搬送方向の両端に配置されたランプチップ48は、複数のノズル46のうちの搬送方向の両端に配置されたノズル46よりも、搬送方向に沿った外側に配置されている。これによると、キャリッジ41を走査方向に移動させたときに、記録媒体10に吐出したインクすべてに対して、確実に紫外線を照射することができる。
また、第1実施形態のプリンタ1は、照射ヘッド43の上方に設けられたヒートシンク50と、ケース部51と、ヒートシンク50とケース部51との間に設けられた熱伝導部材52とをさらに備えている。この構成によれば、熱伝導部材52を介して、ヒートシンク50からケース部51へと熱が伝導することで、ランプチップ48からの紫外線照射によって発生する熱を速やかに放熱することができる。これによりランプチップ48の温度を一定に保つことができ、ランプチップ48の経年劣化を抑制することができる。
また、第1実施形態では、発光強度Lと距離rとに基づいて推定される記録媒体10の最大表面温度Kmが所定値Kp以下となるように、複数のランプチップ48の発光強度Lの上限値Lpを決定している(上限値決定処理)。そして、光線照射処理において、発光強度Lを上限値Lp以下となるように調整している。これによれば、発光強度Lに上限値を設けることで、記録媒体10を変形させるようなダメージを与えることを回避できる。
(第2実施形態)
次に、図7及び図8を参照しつつ、第2実施形態に係るプリンタ1について説明する。以下、第1実施形態と同様に構成を有するものについては、同じ符号を付して適宜その説明を省略する。
上記第1実施形態では、インクジェットヘッド42の搬送方向に沿った長さが、画像の記録範囲Wの搬送方向に沿った長さよりも大きい場合(S4:YES)、画像の記録範囲Wの搬送方向における中心軸C1とインクジェットヘッド42の搬送方向における中心軸C2とが一致するように、記録媒体10を搬送方向に搬送させている(S5)。ここで、搬送方向に沿った長さがインクジェットヘッド42よりも小さい画像の記録範囲Wを有する記録媒体10について、同一形状である複数の記録媒体10のそれぞれに対して、画像の記録が行われることがある。このとき、それぞれの記録媒体10について、画像の記録範囲Wとインクジェットヘッド42との搬送方向における中心軸を一致させる上記第1実施形態の搬送処理(S5)が行われると、画像の記録範囲W内の各領域と照射ヘッド43とのそれぞれの距離rは、複数の記録媒体10のそれぞれで同じとなる。ここで、光線照射処理では、距離rが長い領域と上下方向に対向する位置にあるランプチップ48の発光強度Lが強くなるように制御される。このため、上記第1実施形態において、複数の記録媒体10のそれぞれに画像を記録するときに、複数のランプチップ48のうちの、発光強度Lが強いランプチップ48と発光強度Lが弱いランプチップ48とが常に同じものとなる。発光強度Lが強いランプチップ48の方が、発光強度Lが弱いランプチップ48よりも劣化の度合いが大きくなるため、それぞれのランプチップ48の間で、劣化の度合いにばらつきが生じてしまう。
そこで、第2実施形態では、画像の記録範囲Wの搬送方向に沿った長さが、インクジェットヘッド42の搬送方向に沿った長さよりも小さい記録媒体70について、同一形状の複数の記録媒体70a、70b、70cに画像を記録する場合において、複数のランプチップ48の劣化の度合いを均一にすることが可能な搬送処理が実行される。以下に、第2実施形態に係るプリンタ1が、プラテン2の上面に同時に載置された3つの記録媒体70a、70b、70cに画像を記録するときの動作について、図8のフローチャートを参照しつつ説明する。
本実施形態において、図7(a)、(b)に示すように、互いに同一の円柱形状である記録媒体70a、70b、70cは、プラテン2の上面に載置され、それぞれの円柱軸心が走査方向と一致するように搬送方向に配列される。このとき、前後方向の前側から、記録媒体70a、70b、70cの順に配列される。それぞれの記録媒体70a、70b、70cの画像の記録範囲Wは、図7(a)、(b)中の斜線部分である。なお、図の見やすさのため、図7(a)、(b)において、ガイドレール44a、44bの記載は省略している。
まず、ユーザによるPC20の操作に基づいて、記録媒体70(70a、70b、70c)に記録される画像の画像データがプリンタ1に供給される。当該画像データは、RAM83に一時的に記憶される。続いて、コントロールパネル6又はUSBインターフェース70が、記録媒体10の形状データを受信する(ステップS21)。受信した記録媒体10の形状データは、RAM83に一時的に記憶される。その後に、制御部8は、上記第1実施形態と同様に、距離取得処理(ステップS22)を実行する。
次に、図7(a)に示すように、制御部8は、次に実行される液体吐出処理で、記録媒体70aの画像の記録範囲Wを、インクジェットヘッド42が搬送方向において包含するように、それぞれの記録媒体70a、70b、70cを搬送方向に搬送する搬送処理を実行する(ステップS23)。
その後、制御部8は、上記第1実施形態と同様に、キャリッジ41の走査方向の右方から左方に向かう往動時に、インクジェットヘッド42のノズル46からインクを吐出させる液体吐出処理を実行する(ステップS24)。さらに、制御部8は、上記第1実施形態と同様に、キャリッジ41の走査方向の右方から左方に向かう往動時であって、ノズル46からインクが吐出された直後に、照射ヘッド43のランプチップ48から紫外線を照射させる光線照射処理を実行する(ステップS25)。液体吐出処理(S24)と光線照射処理(S25)によって、記録媒体70aの画像の記録範囲Wに画像が記録される。
続いて、制御部8は、プラテン2の上面に載置されたすべての記録媒体70a、70b、70cに対して、RAM83に記憶された画像データに係る画像の記録が終了したか否かを判断する(ステップS26)。
すべての記録媒体70a、70b、70cに対して、画像の記録が終了していないと判断された場合(S26:NO)、制御部8は、記録媒体70bの画像の記録範囲Wを、インクジェットヘッド42が搬送方向において包含するように、それぞれの記録媒体70a、70b、70cを搬送方向に搬送する搬送処理を実行する(ステップS27)。
このとき、ステップS27の搬送処理の前後に実行される2回の光線照射処理で、記録媒体70と照射ヘッド43との搬送方向についての位置関係を異ならせるようにする。具体的には、記録媒体70aに対して光線照射処理を行うときは、図7(a)に示すように、記録媒体70aの円柱軸心は、照射ヘッド43の中心軸C2よりも前後方向前側に位置している。これに対して、ステップS27の搬送処理を経た後に記録媒体70bに対して光線照射処理を行うときは、図7(b)に示すように、記録媒体70aの円柱軸心は、照射ヘッド43の中心軸C2とほぼ一致する位置となる。そして、ステップS27の搬送処理の後、制御部8は、ステップS24に戻り、記録媒体70bの画像の記録範囲Wに画像を記録する。
なお、その後、さらに搬送処理を実行するときは、記録媒体70cの画像の記録範囲Wに対して行われる光線照射処理で、記録媒体70a、70b、70cのそれぞれと照射ヘッド43との搬送方向についての位置関係が、互いに異なるようにする。
すべての記録媒体70a、70b、70cに対して、画像の記録が終了したと判断された場合(S26:YES)、制御部8は、搬送機構3によって、すべての記録媒体70a、70b、70cを開口20から取り出し可能な位置まで搬送させる排出処理を実行する(ステップS28)。以上によって、第2実施形態に係るプリンタ1が、3つの記録媒体70a、70b、70cに画像を記録する動作が終了する。
発光強度Lを強くするランプチップ48は、発光強度Lを弱くするランプチップ48と比べて劣化の度合いが大きい。ランプチップ48の劣化の度合いにばらつきがあると、インクを硬化させるのに必要な発光強度Lに調整することが難しくなる。そうすると、記録画像の品質を十分に確保できない。第2実施形態では、画像の記録範囲Wの各領域と照射ヘッド43との距離は、記録媒体70a、70b、70cのそれぞれで異なることとなる。このため、3つの記録媒体70a、70b、70cのそれぞれに画像を記録するときに、複数のランプチップ48のうちの、発光強度Lが強いランプチップ48と発光強度Lが弱いランプチップ48とはそれぞれ別となる。これにより、ランプチップ48の劣化の度合いを均一にすることができるため、発光強度Lの調整が容易となり、ひいては、照射ヘッド43を長寿命化できる。
(第3実施形態)
次に、図9を参照しつつ、第3実施形態に係るプリンタ1について説明する。以下、第1実施形態及び第2実施形態と同様に構成を有するものについては、同じ符号を付して適宜その説明を省略する。なお、本実施形態において、プラテン2の上面に載置される記録媒体80は、円柱形状である。また、図9は、第3実施形態の光線照射処理における、照射ヘッド143と記録媒体80との位置関係を示す図である。
第3実施形態では、ランプチップ148は、図9に示すように、通常ランプチップ148aと、高強度ランプチップ148b(複数のランプチップ148のうちの黒塗り部分)とを有する。第3実施形態において、高強度ランプチップ148bは、前後方向の前端及び後端に配置される。高強度ランプチップ148bは、通常ランプチップ148aに供給する電流と同じ大きさの電流を供給したときに、通常ランプチップ148aよりも強い発光強度で紫外線を照射する。
第3実施形態では、制御部8は、搬送処理において、当該搬送処理の次に実行される光線照射処理で、記録媒体80の画像の記録範囲W内にある複数の領域w11~w18の中で、照射ヘッド143の下面までの上下方向に沿った距離rが最大距離rmとなる領域(w11及びw18)と、高強度ランプチップ148bとが対向するように、記録媒体80を搬送方向に搬送させる。その後、制御部8は、上記第1実施形態及び第2実施形態と同様の液体吐出処理及び光線照射処理を実行する。
第3実施形態によれば、距離rが最大距離rmとなる領域(w11及びw18)を高強度ランプチップ148bが照射するので、紫外線の発光強度を大きくするために回路から供給する電流を過大にする必要がなくなる。これにより、消費電力の削減が実現する。また、ランプチップ148全体の消費電力量をより均一にすることができるため、それぞれのランプチップ148の経年劣化のばらつきを抑えることができる。
(変形例)
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は、これらの例に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な変更が可能である。
上記実施形態では、制御部8は、距離取得処理において、RAM83に記憶されている画像データ及び記録媒体10の形状データに基づき、距離rを取得している。しかしながら、プリンタ1が照射ヘッド43の画像の記録範囲Wの各領域w1~w8と記録媒体10の表面との間の距離rを検出するセンサを備えており、制御部8は、距離取得処理において、センサの測定値に基づいて、距離rを取得してもよい。この場合、センサと制御部8とは、電気的に接続されている。
上記実施形態では、記録媒体10は円柱形状である。しかしながら、記録媒体10は、3次元形状の表面を有する立体形状であればどのようなものでもよい。例えば、記録媒体10が部分的に円柱形状を有するなど、一方向と直交する断面形状が互いに同じとなる区域を有している場合、記録媒体10は、一方向が走査方向と一致するようにプラテン2の上面に載置されることが好ましい。この場合、制御部8は、光線照射処理において、複数のランプチップ48の発光強度Lをランプチップ列53ごとに調整する。また、記録媒体10が一方向と直交する断面形状が互いに同じとなる区域を有していない場合、記録媒体10は、どのような向きでプラテン2の上面に載置されても構わない。なお、記録媒体10が円柱形状以外の立体形状の場合、上記実施形態のステップS1又はS21において、受信する記録媒体10の形状データは、例えば、角柱形状であれば、対角線の長さでもよく、複雑な立体形状であれば、記録媒体10の表面上に規定された各領域の相対位置を示す3次元座標データでもよい。
上記実施形態では、ランプチップ列53は搬送方向に沿って並んでいる。しかしながら、ランプチップ列53は、走査方向に沿って並んでいてもよい。この場合、制御部8は、距離取得処理において、記録媒体10の画像の記録範囲Wを左右方向において区分した各領域w1~w8から、照射ヘッド43の下面までの上下方向に沿った距離rを取得する。そして、制御部8は、光線照射処理において、左右方向に並んだ各領域w1~w8のうちの距離rである領域と上下方向に対向する位置にあるランプチップ48の発光強度Lが、距離rが長いほど強くなるように、ランプチップ48の発光強度Lをランプチップ列53ごとに調整する。また、制御部8は、光線照射処理において、ランプチップ48の発光強度Lをそれぞれのランプチップ48ごとに調整してもよい。
上記実施形態では、制御部8は、キャリッジ41の右方から左方に向かう往動時に、光線照射処理を実行している。しかしながら、制御部8は、キャリッジ41の右方から左方に向かう往動時及び左方から右方に向かう復動時の両方で、光線照射処理を実行してもよい。これにより、記録媒体10の表面上の画像の記録範囲Wに着弾したインクをより確実に硬化させることができる。また、往動時及び復動時に紫外線を照射させているため、往動時のみ紫外線を照射させる場合と比べて、より長時間、インクに紫外線が照射されることとなる。このため、インクを硬化させるために必要な発光強度Lを弱くすることができ、複数のランプチップ48の経年劣化を抑えることができる。
上記実施形態では、インクジェットヘッド42の左右方向の右側に配置されている。しかしながら、インクジェットヘッド42の走査方向における両側に照射ヘッド43が配置されていてもよい。この場合、制御部8は、キャリッジ41の往動時及び復動時の両方で、液体吐出処理と光線照射処理とをそれぞれ実行することが可能となる。
上記第1実施形態では、制御部8は、ステップS5の搬送処理において、次に実行される液体吐出処理(S6)で、画像の記録範囲Wの中心軸C1とインクジェットヘッド42の中心軸C2とが一致するように、記録媒体10を搬送方向に搬送させている。しかしながら、制御部8は、中心軸C1とC2とを一致させなくてもよい。この場合、制御部8は、単に、次に実行される液体吐出処理(S6)で、記録媒体10の画像の記録範囲Wを、インクジェットヘッド42が搬送方向について包含するように、記録媒体10を搬送方向に搬送させる。
上記実施形態では、プリンタ1は、インクジェットヘッド42と照射ヘッド43とが搭載されており、走査方向に往復移動するキャリッジ41を含むシリアルプリンタである。しかしながら、プリンタ1は、記録媒体10の走査方向の幅と同等以上の長さの固定されたインクジェットヘッドと、インクジェットヘッドの上流側に固定された照射ヘッドとを含み、記録媒体10を搬送方向に搬送しながら、固定したインクジェットヘッドからインクを吐出し、さらに照射ヘッドから紫外線を照射することで画像を記録するラインヘッドプリンタでもよい。なお、この場合、記録媒体10を搬送する搬送機構が本発明の移動機構に相当する。
上記第2実施形態では、プラテン2の上面に同時に載置された同一形状である3つの記録媒体70について画像の記録が行われている。しかしながら、プラテン2の上面に同時に載置された同一形状である4つ以上の記録媒体70のそれぞれに対して、画像の記録が行われてもよい。この場合、複数回実行される搬送処理において、4つ以上の記録媒体70の画像の記録範囲Wに対して行われる光線照射処理で、それぞれの記録媒体70と照射ヘッド43との搬送方向についての位置関係が互いに異ならせることが好ましい。
上記第3実施形態において、高強度ランプチップ148bは、前後方向の前端及び後端に配置されている。しかしながら、高強度ランプチップ148bは、いずれの位置に配置されていてもよい。
上記第1実施形態では、制御部8は、上限値決定処理において、記録媒体10の各領域w1~w8それぞれの推定表面温度Kのうちの最大表面温度Kmが、所定値Kp以下となるように、すべてのランプチップ48に共通の発光強度Lの上限値Lpを決定している。しかしながら、制御部8は、記録媒体10の各領域w1~w8それぞれの最大表面温度Kmが、所定値Kp以下となるように、各領域w1~w8に対応する複数のランプチップ48のそれぞれについて発光強度Lの上限値Lpを決定してもよい。これにより、記録媒体10への過剰な紫外線照射によるダメージを抑制しつつ、紫外線硬化性インクの硬化不足をより起こりにくくすることができる。
1 プリンタ
3 搬送機構
4 走査機構
6 コントロールパネル(データ受信部)
8 制御部
10 記録媒体
41 キャリッジ
42 インクジェットヘッド(ヘッド)
43 照射ヘッド(照射部)
45 ノズル面(吐出面)
46 ノズル(吐出口)
48 ランプチップ(光源)
50 ヒートシンク(放熱部)
51 ケース部
52 熱伝導部材
53 ランプチップ列(光源列)
70 インターフェース(データ受信部)
148 ランプチップ(光源)
148a 通常ランプチップ(通常光源)
148b 高強度ランプチップ(高強度光源)
r 距離
K 推定表面温度
Km 最大表面温度
Kp 所定値
L 発光強度
Lp 上限値
W 画像の記録範囲

Claims (10)

  1. 光硬化性を有する液体を吐出する複数の吐出口が形成された吐出面を有するヘッドと、
    前記液体を硬化させる光線を照射する複数の光源を有する照射部と、
    記録媒体を前記ヘッド及び前記照射部に対して、前記吐出面の面内方向に相対移動させる移動機構と、
    制御部と
    データ受信部と、を備えており、
    前記制御部は、
    前記記録媒体の表面上に規定された複数の領域それぞれから前記照射部までの、前記吐出面に直交する直交方向に沿った距離を取得する距離取得処理と、
    前記移動機構により前記記録媒体を前記ヘッド及び前記照射部に対して相対移動させつつ、前記複数の吐出口のうちの少なくとも1つから前記記録媒体の表面に前記液体を吐出させる液体吐出処理と、
    前記距離取得処理により取得した、前記記録媒体上の前記液体が着弾した各領域から前記照射部までの前記距離が長いほど、前記複数の光源のうち当該領域と前記直交方向に対向する位置にある前記光源の発光強度が強くなるように、前記複数の光源から前記記録媒体の表面上の前記液体が着弾した各領域に光線を照射させる光線照射処理とを実行し、
    前記距離取得処理において、前記データ受信部が受信した前記記録媒体の形状データに基づいて、前記記録媒体の表面上における画像の記録範囲内にある各領域について、前記距離を取得する
    ことを特徴とする液体吐出装置。
  2. 前記制御部は、前記光線照射処理において、前記複数の光源のうち、前記記録媒体の表面上における画像の前記記録範囲と前記直交方向に対向しない位置にある光源からの光線の照射を停止することを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
  3. 前記移動機構は、前記ヘッド及び前記照射部が搭載されたキャリッジを含んでおり、前記面内方向である走査方向に前記キャリッジを往復移動させることが可能であり、
    前記走査方向と直交する搬送方向に前記記録媒体を搬送する搬送機構をさらに備えており、
    前記制御部は、
    前記液体吐出処理において、前記移動機構によって前記キャリッジを前記走査方向に移動させつつ、前記複数の吐出口のうちの少なくとも1つから前記記録媒体の表面に前記液体を吐出させ、
    前記光線照射処理において、前記移動機構によって前記キャリッジを前記走査方向に移動させつつ、前記複数の光源から前記記録媒体の表面上の前記液体が着弾した各領域に前記光線を照射させ、
    前記搬送機構によって、前記記録媒体を前記搬送方向に搬送させる搬送処理をさらに実行し、
    前記記録媒体への画像の記録が終了するまで、前記液体吐出処理と前記光線照射処理と前記搬送処理とを繰り返し実行することを特徴とする請求項1又は2に記載の液体吐出装置。
  4. 前記記録媒体は、一方向と直交する断面形状が互いに同じとなる区域を有しており、前記走査方向と前記一方向とが一致するように配置されており、
    前記複数の光源が前記走査方向に沿って配置された光源列が、前記搬送方向に複数配列されており、
    前記制御部は、前記光線照射処理において、前記光源の発光強度を前記光源列ごとに調整することを特徴とする請求項3に記載の液体吐出装置。
  5. 前記ヘッドの前記搬送方向に沿った長さが、前記記録媒体の表面上における画像の前記記録範囲の前記搬送方向に沿った長さよりも大きいとき、
    前記制御部は、前記搬送処理において、当該搬送処理の次に実行される前記液体吐出処理で、前記記録媒体の表面に記録される画像の前記記録範囲を、前記ヘッドが前記搬送方向について包含するように前記記録媒体を位置させることを特徴とする請求項3又は4に記載の液体吐出装置。
  6. 同一形状である複数の記録媒体が、同一の向きで前記搬送方向に配列されているとき、
    前記制御部は、前記搬送処理において、当該搬送処理の前後に実行される2回の前記光線照射処理で、前記記録媒体と前記照射部との前記搬送方向についての位置関係を異ならせることを特徴とする請求項5に記載の液体吐出装置。
  7. 前記複数の光源は、通常光源と、前記通常光源と同じ電流値としたときにおいて、前記通常光源よりも強い発光強度で前記光線を照射する高強度光源とを有し、
    前記制御部は、前記搬送処理において、当該搬送処理の次に実行される前記光線照射処理で、前記記録媒体の表面に記録される画像の前記記録範囲内にある複数の領域の中で前記距離が最も長い領域と、前記高強度光源とが対向するように、前記記録媒体を位置させることを特徴とする請求項3~6のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
  8. 前記複数の吐出口のうちの前記搬送方向の両端に配置された前記吐出口よりも、前記複数の光源のうちの前記搬送方向の両端に配置された前記光源の方が、前記搬送方向に沿った外側の位置にあることを特徴とする請求項3~7のいずれか1項に記載の液体吐出印刷装置。
  9. 前記照射部の上方に設けられ、前記複数の光源から発生する熱を放熱するための放熱部と、
    前記放熱部及び前記照射部の周囲を覆うケース部と、
    前記放熱部と前記ケース部との間に設けられ、前記放熱部から前記ケース部に熱を伝動する熱伝導部材と、をさらに備えることを特徴とする請求項1~8のいずれかに記載の液体吐出装置。
  10. 前記制御部は、
    前記発光強度と前記距離とに基づいて推定される前記記録媒体の最大表面温度が所定値以下となるように、前記複数の光源の前記発光強度の上限値を決定する上限値決定処理をさらに実行し、
    前記光線照射処理において、前記複数の光源の前記発光強度を前記上限値以下とすることを特徴とする請求項1~9のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
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