JP7482540B2 - ロボットハンド - Google Patents

ロボットハンド Download PDF

Info

Publication number
JP7482540B2
JP7482540B2 JP2022046870A JP2022046870A JP7482540B2 JP 7482540 B2 JP7482540 B2 JP 7482540B2 JP 2022046870 A JP2022046870 A JP 2022046870A JP 2022046870 A JP2022046870 A JP 2022046870A JP 7482540 B2 JP7482540 B2 JP 7482540B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wrist
hand
rotation
main body
piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022046870A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2023140832A (ja
Inventor
龍央 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2022046870A priority Critical patent/JP7482540B2/ja
Publication of JP2023140832A publication Critical patent/JP2023140832A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7482540B2 publication Critical patent/JP7482540B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Manipulator (AREA)
  • Prostheses (AREA)

Description

本発明は、ロボットハンドに関し、例えば、義手として用いられるロボットハンドに関する。
従来技術の義手には、様々なタイプのものがあり、例えば、ピッチ方向及び周方向(ロール方向)のいずれかに、手動で手首部分が回転可能になっていると共に、手首部分を回転させて所望の位置に調節してネジで固定できる構造のもの(説明の便宜上、「手首ネジ調節型・義手」という)がある。この「手首ネジ調節型・義手」によれば、用途に応じて、ピッチ方向(或いはロール方向)に手首部分の角度を調節することで、ピッチ方向(或いはロール方向)に手の向きを変えて固定することができる。
また、従来技術の義手は、特殊仕様として、ピッチ方向及びロール方向の両方に手首部分を回転できるタイプ(説明の便宜上「2軸調節型・義手」という)のものもある。この2軸調節型・義手は、2軸方向に調整した後、それぞれの方向毎に、ネジ等により、手首部分の回転動作を固定するようになっている。
また、従来技術の義手には、モータにより、ピッチ方向に手首部分を回転させるタイプのものがあり、そのような義手が、例えば、特許文献1に開示されている。
特許文献1に記載の義手は、「手の平部分、手の甲部分及び手首部分」を形成する中手部と、中手部の一端部に突設された指部(親指、人差し指、中指、小指)とを備えている。この中手部の手首部分には、手首揺動用駆動手段が設けられている。また、手首部分は、義手のユーザに装着された筒状のホルダ(ソケット)に設けられたブラケットに連結軸を介して揺動可能に支持されている。
また、上記の手首揺動用駆動手段は、出力軸にピニオンを持つ減速機内蔵型の電動サーボモータと、上記ブラケットに固定されてサーボモータのピニオンと噛合する固定歯車を備え、サーボモータの動作により義手の手首部分を揺動させることができるようになっている。
特開2001-104349号公報
しかしながら、上述した従来技術の義手は、以下に示す課題を有している。
上述した「手首ネジ調節型・義手」は、ピッチ方向(或いはロール方向)に手の向きを調整する度に、ネジを緩めたり絞めたりする作業が必要になり、手首の調整作業が非常に面倒であった。また、「手首ネジ調節型・義手」の構造では、ネジの締結が不十分な場合に、傘などのような手首部分に大きなモーメントがかかるもの(長尺なもの)を持つと、手首部分がモーメントに負けて曲がってしまう虞もあった。
また、上述した特殊仕様で作られる「2軸調節型・義手」は、2方向(ピッチ方向、周方向(ロール方向))に手の位置を調節できるため、細かく手の向きを設定できるが、2方向(ピッチ方向、周方向)毎に、回転動作の拘束及び解除を行う必要があり、「手首ネジ調節型・義手」と同様、手首の調整作業が面倒であった。
また、上述した特許文献1に記載の義手は、手首部分をモータで駆動させる構成を採用しているため、手首部分を固定する作業は不要であるが、この構成では、義手の手首部分にモータを設置したり、モータを制御する制御部を設ける必要があるため、義手のコストが高額になるとともに、重量が重くなるという課題を有している。
なお、特許文献1に記載の義手は、ピッチ方向にだけ手首を回転させるものであるが、モータにより、ピッチ方向及びロール方向の2軸に手首を回転させるようとすることも考えられる。しかし、義手の手首をモータにより、ピッチ方向及びロール方向の2軸に回転させて調節できるようにした場合、制御が複雑になり過ぎて、コスト面等を考慮すると現実的ではない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、2軸方向に手首部分を回転させて手の角度の調節作業が簡単にできる廉価で軽量化が可能なロボットハンドを提供することにある。
上記課題を解決するためになされた本発明は、ユーザの腕に装着されたソケットに取り付けられるロボットハンドであって、複数の指部を備える手部と、前記手部の一端部に設けられた手首部を構成する手首機構とを有し、前記手首機構は、前記ソケットに取り付けられた平板状の基部と、前記手部の下端部に固定され且つ該下端部から前記基部に向けて延びる手首片と、前記基部の上面に対して垂直方向に延設された第1回転軸と、前記第1回転軸を介して前記基部に対して第1方向に回転可能に取り付けられている手首本体部を有し、前記手首本体部には、前記第1回転軸と直交する方向に延びる第2回転軸が設けられ、該第2回転軸に前記手首片の自由端側が回転可能に支持され、該手首片が前記手首本体部に対して第2方向に回転可能になっており、前記基部に対する前記手首本体部の前記第1方向の回転の拘束と該拘束解除を行うと共に、前記手首本体部に対する前記手首片の前記第2方向の回転の拘束と該拘束解除を行う回転ロック機構とを有し、前記回転ロック機構は、所定方向の荷重を受ける操作部を有し、前記操作部が前記所定方向の荷重を受けていないときには前記第1方向及び前記第2方向の両者の回転を拘束したロック状態を維持し、該操作部が前記所定方向の荷重を受けている最中には、前記第1方向及び第2方向の両者の回転拘束を解除するようになっており、前記手首本体部は、前記第1回転軸に取り付けられた中央・傘歯車と、前記第2回転軸に取り付けられ且つ前記中央・傘歯車に噛合する1対の左右・傘歯車とを有し、前記回転ロック機構は、前記手部の下端部において該手部の長手方向に往復移動可能に支持されているスライド部と、前記スライド部を前記手首本体部に向けて付勢する付勢部とを有し、前記スライド部には、前記操作部が設けられていると共に、回転しないロック用・傘歯車が設けられており、前記スライド部の前記操作部が所定方向の荷重を受けていないときには、該スライド部が前記付勢部に付勢されて、1対の前記左右・傘歯車に、前記スライド部に設けられている前記ロック用・傘歯車が噛合して押し付けられ、前記手首本体部の前記第1方向の回転が拘束され且つ前記手首本体部に対する前記手首片の前記第2方向の回転が拘束されるロック状態になり、前記ロック状態の前記回転ロック機構に対し、前記操作部が所定方向の荷重を受けると、前記スライド部が所定方向に移動して、1対の前記左右・傘歯車に対して、前記ロック用・傘歯車が離間して、前記基部に対する前記手首本体部の第1方向の回転動作が可能であり且つ前記手首本体部に対する前記手首片の前記第2方向の回転動作が可能になロック解除状態になることを特徴とする。
このように、本発明の構成によれば、操作部に所定方向の荷重をかける操作をすることで、当該荷重がかけられている最中には、「基部に対する手首本体部の第1方向の回転拘束」及び「手首本体部に対する手首片の第2方向の回転拘束」の両者を解除することができる。また、本発明の構成によれば、操作部にかける荷重を止めれば、「基部に対する手首本体部の第1方向の回転」及び「手首本体部に対する手首片の第2方向の回転」の両者を拘束したロック状態になる。すなわち、本発明によれば、操作部に所定方向の荷重をかけるという簡単な操作だけで、2つの動作(2軸の回転動作)の拘束を解除することができ、且つ操作部にかける荷重を止めれば、2つの動作(2軸の回転動作)を拘束することができる。
そのため、本発明によれば、従来技術の「手首ネジ調節型・義手」のように、手の向きを調整する際にネジを緩めたり絞めたりする作業をする必要がない。また、本発明の構成によれば、従来技術の「2軸調節型・義手」のように、2方向(ピッチ方向、周方向)毎に、回転動作の拘束及び解除を行う必要がない。すなわち、本発明によれば、簡単な作業によりロボットハンドの手首部の角度を調整することができる。
また、本発明では、基部の上面に対して垂直方向に延設された第1回転軸に手首本体部が第1方向(周方向)に回転可能に取り付けられている。また、手首本体部には、第1回転軸と直交する方向に延びる第2回転軸が設けられ、この第2回転軸に、手部の下端部に固定され且つ下端部から基部に向けて延びる手首片の自由端側が回転可能に支持されている。そして、手首片が手首本体部に対して第2方向(ピッチ方向)に回転可能になっている。この構成によれば、2方向(周方向、ピッチ方向)のそれぞれに対して、手首を任意の位置に調整することができる。
また、本発明は、上述した特許文献1に記載の義手のように手首部分をモータで駆動させる構成ではないため、上述した特許文献1に記載の義手と比べて、低コストで且つ軽量化したロボットハンドを提供することができる。
本発明によれば、2軸方向に手首部分を回転させて手の角度の調節作業が簡単にできる廉価で軽量化が可能なロボットハンドを提供することができる。
本発明の実施形態のロボットハンドを上方から視た模式図である。 図1に示すロボットハンドの中手部及び手首機構を拡大して示した模式図である。 本発明の実施形態のロボットハンドの手首機構を斜め上方から視た模式図であり、(a)がロック状態の手首機構を示している模式図であり、(b)がロック解除状態の手首機構を示している模式図である。 本発明の実施形態のロボットハンドの手首機構の構成部品を上方から視た模式図であり、(a)がロック状態の手首機構を示している模式図であり、(b)がロック解除状態の手首機構を示している模式図である。 本発明の実施形態のロボットハンドの手首機構を構成する手首本体部を説明するための模式図であり、(a)が手首本体部を斜め上方から視た模式図であり、(b)が第2回転軸を取り外した手首本体部を斜め上方から視た模式図である。 本発明の実施形態のロボットハンドの手首機構の回転ロック機構を説明するための模式図であり、ロック状態の手首機構の断面を示した模式図である。 本発明の実施形態のロボットハンドの手首機構の回転ロック機構を説明するための模式図であり、ロック解除状態の手首機構の断面を示した模式図である。 本発明の実施形態のロボットハンドの手首機構を構成する手首本体部のロール方向の回転動作を説明するための模式図であり、(a)がロール方向に回転する前の手首本体部を示した模式図であり、(b)が(a)に示す位置からロール方向に所定角度だけ回転した手首本体部を示した模式図である。 本発明の実施形態のロボットハンドのロック解除状態の手首機構の手首部をピッチ方向に回転させた状態を示した模式図である。 本発明の実施形態のロボットハンドのピッチ方向の動作を説明するための模式図であり、(a)が手首部分を上方に傾けて維持した状態のロボットハンドを示した模式図であり、(b)が手首部分を水平に維持した状態のロボットハンドを示した模式図であり、(c)が手首部分を下方に傾けて維持した状態のロボットハンドを示した模式図である。
以下、本発明の実施形態のロボットハンドについて図面に基づいて説明する。
《ロボットハンドWの概略構成》
先ず、本実施形態のロボットハンドの概略構成について、図1~4を参照しながら説明する。
なお、以下に示す実施形態は、ロボットハンドが義手である場合を例にしているが、本発明のロボットハンドの構成は、義手以外の用途に用いることができる。
ここで、図1は、本実施形態のロボットハンドを上方から視た模式図である。図2は、図1に示すロボットハンドの中手部及び手首機構を拡大して示した模式図である。図3は、本実施形態のロボットハンドの手首機構を斜め上方から視た模式図であり、(a)がロック状態の手首機構を示している模式図であり、(b)がロック解除状態の手首機構を示している模式図である。図4は、本実施形態のロボットハンドの手首機構の構成部品を上方から視た模式図であり、(a)がロック状態の手首機構を示している模式図であり、(b)がロック解除状態の手首機構を示している模式図である。
図1に示すように、本実施形態のロボットハンドWは、ユーザの腕に装着された筒状のソケット(図示せず)に取り付けられる義手であり、複数の指部20を備える手部1と、手部1の後端部(一端部)に設けられた手首部を構成する手首機構100とを有している。
手部1は、「手の平部分及び手の甲部分」を形成する中手部10と、中手部10から突設する複数本の指部20とを備えている。指部20は、中手部10の側方に配置される親指20aと、中手部10の先端部(他端部)から突出するように配置される、四本の指(人差し指20b、中指20c、薬指20d、小指20e)とにより構成されている。
また、中手部10の後端部(一端部)には、手首機構100が設けられている。
なお、図1、2では、手の甲を構成する部品と、手の平を構成する部品とが取り除かれた状態の中手部10を示している。
また、中手部10は、略コの字型の枠状フレーム11を有している(図2参照)。この枠状フレーム11は、後片部11aと、四本の指(人差し指20b、中指20c、薬指20d、小指20e)を支持する前片部11bと、後片部11aの一端部と前片部11bの一端部とを接続する測片部11cとにより構成されている。また、測片部11cが、親指20aを支持している。また、枠状フレーム11の内側には、指部20を動かすためのモータ12等の部品が設置されるようになっている。
また、図2に示すように、手首機構100は、義手のユーザの腕に装着されたソケット(図示せず)に取り付けられた略平板円形状の基部101と、手部1の下端部(後片部11a)に固定され且つ下端部から基部101に向けて延びる1対の手首片102と、基部101の上面から当該上面に対して垂直方向に延設された第1回転軸130と、第1回転軸130を介して基部101に対して手首部の周方向(ロール方向(第1方向))に回転可能に取り付けられている手首本体部110とを有している。
なお、第1回転軸130には、後述する中央・傘歯車112(図5参照)が取り付けられている。
また、上記の手首片102は、長手片及び短手片を備えた略L字状に形成され、締結手段(ボルト、ナット等の締結手段)により、短手片が枠状フレーム11の後片部11aに固定されている。また、一対の手首片102は、長手片同士が相対向するように配置されている。
なお、図示する例では、手首片102が、締結手段により、枠状フレーム11の後片部11aに固定されているが、特にこれに限定されるものではない。1対の手首片102が、枠状フレーム11の後片部11aに溶着されていても良い。また、一対の手首片102が、枠状フレーム11の後片部11aと一体の部品として構成されていても良い。
また、上記の手首本体部110には、第1回転軸130と直交する方向に延びる第2回転軸140が設けられており、この第2回転軸140に手首片102の自由端側が回転可能に支持されている。これにより、手首片102(及び手首片102に固定された手部1)が、手首部のピッチ方向(第2方向)に回転して、手首部の揺動動作が可能になる。
なお、第2回転軸140には、後述する「一対の左右・傘歯車113a、113b」が取り付けられている。また、後述する「一対の左右・傘歯車113a、113b」は、中央・傘歯車112に噛合している。
また、手首機構100は、基部101に対する手首本体部110のロール方向の回転の拘束と拘束解除を行うと共に、手首本体部110に対する手首片101のピッチ方向の回転の拘束と拘束解除を行う回転ロック機構Rを有している。
また、回転ロック機構Rは、手部1の下端部において、手部1の長手方向(X方向)に往復移動可能に支持されているスライド部120を有している。このスライド部120には、ユーザからの操作を受け付ける操作部123a(図3参照)が設けられている。
また、スライド部120は、バネ等の弾性部材により構成された付勢部(図示せず)により、基部101に取り付けられている手首本体部110に向けて(図1~4に示すX2方向に)付勢されている。
そして、回転ロック機構Rは、操作部123aが所定方向(付勢されている方向と反対方向(X1方向))の荷重を受けていないときには、「図3(a)及び図4(a)」に示すロック状態になる。
「図3(a)及び図4(a)」に示すロック状態のときには、手首本体部110に設けられている後述する「3つの傘歯車(中央・傘歯車112、1対の左右・傘歯車113a、113b)」と、スライド部120に設けられている後述する「ロック用・傘歯車126」とが噛み合った状態になり、「ロール方向及びピッチ方向」の両者の回転動作が拘束された状態が維持される。このロック状態のときには、ユーザは、ロール方向及びピッチ方向の何れの方向にも、ロボットハンドWの手首部を回転させることができない。
また、回転ロック機構Rは、スライド部120が所定方向(図3、4に示すX1方向)の荷重を受けると(ユーザが操作部123aを指等でX1方向に押し込むと)、スライド部120が、「図3(a)及び図4(a)」の位置から「図3(b)及び図4(b)」に示す位置にスライド移動し、ロック解除状態になる。
「図3(b)及び図4(b)」に示すロック解除状態のときには、手首本体部110に設けられている後述する「3つの傘歯車(中央・傘歯車112、1対の左右・傘歯車113a、113b)」から、スライド部120に設けられている後述する「ロック用・傘歯車126」が離間する。
このロック解除状態のときには、3つの傘歯車(中央・傘歯車112、1対の左右・傘歯車113a、113b)だけが噛み合った状態になり、ロール方向の回転拘束及びピッチ方向の回転拘束の両者が解除され、ロール方向及びピッチ方向の両者の回転動作が可能になる。このロック解除状態のときには、ユーザは、ロール方向及びピッチ方向の何れの方向にも、ロボットハンドWの手首部を回転させて手部1の角度を調整することができる。
なお、ユーザは、ロボットハンドWをロック解除状態にして、手首部の位置を調整した後、操作部123aにかけている所定方向(X1方向)の荷重を止めれば(例えば、指で押し込んでいる操作部123aから指を離すと)、スライド部120が付勢部により付勢されて、「図3(b)及び図4(b)」の位置から「図3(a)及び図4(b)」に示す位置にスライド移動し、ロック状態に戻る。
このように、本実施形態のロボットハンドWは、スライド部120の操作部123aを押し込んで所定方向に荷重をかけたり、その荷重をかけるのをやめるという簡単な操作により、すなわち、1つの操作により、手首部の2方向(ロール方向、ピッチ方向)の動作(2軸の回転動作)の拘束解除と拘束を切り替えることができる。
《ロボットハンドWの手首機構100》
次に、本実施形態のロボットハンドWの手首機構100の構成について、上述した図1~4と、図5~10を参照しながら説明する。
ここで、図5は、本実施形態のロボットハンドの手首機構を構成する手首本体部を説明するための模式図であり、(a)が手首本体部を斜め上方から視た模式図であり、(b)が第2回転軸を取り外した手首本体部を斜め上方から視た模式図である。図6は、本実施形態のロボットハンドの手首機構の回転ロック機構を説明するための模式図であり、ロック状態の手首機構の断面を示した模式図である。図7は、本実施形態のロボットハンドの手首機構の回転ロック機構を説明するための模式図であり、ロック解除状態の手首機構の断面を示した模式図である。
図8は、本実施形態のロボットハンドの手首機構を構成する手首本体部のロール方向の回転動作を説明するための模式図であり、(a)がロール方向に回転する前の手首本体部を示した模式図であり、(b)が(a)に示す位置からロール方向に所定角度だけ回転した手首本体部を示した模式図である。なお、図8では、第2回転軸を取り除いた状態の手首本体部を示している。
また、図9は、本実施形態のロボットハンドのロック解除状態の手首機構の手首部をピッチ方向に回転させた状態を示した模式図である。
また、図10は、本実施形態のロボットハンドのピッチ方向の動作を説明するための模式図であり、(a)が手首部分を上方に傾けて維持した状態のロボットハンドを示した模式図であり、(b)が手首部分を水平に維持した状態のロボットハンドを示した模式図であり、(c)が手首部分を下方に傾けて維持した状態のロボットハンドを示した模式図である。
図5に示すように、手首機構100を構成する手首本体部110は、中央・傘歯車112と、中央・傘歯車112の両側部にそれぞれ噛合する1対の左右・傘歯車113a、113bと、3つの傘歯車(中央・傘歯車112、左右・傘歯車113a、113b)を収容するハウジング111とを備えている。
また、ハウジング111は、基部101の上面から垂直方向に延びる第1回転軸130に回転自在に支持されていると共に、第1回転軸130と直交する方向に延びる第2回転軸140を回転可能に支持している。
上記の中央・傘歯車112は、ハウジング111の内部において、第1回転軸130に回転可能に取り付けられている。
また、1対の左右傘歯車113a、113bは、ハウジング111の内部において、所定間隔離間して且つ相対向した状態で、第2回転軸140に回転可能に取り付けられている。
また、ハウジング111は、平面視矩形・箱状の基端部111aと、基端部111aの左右両側から上方に向けて延設された1対の測片部111b、111bとを備えた、断面視略コの字状に形成されている。
この基端部111aは、上面に凹部111a1(図6、7参照)が形成されていると共に、凹部111a1の中心部に貫通孔111a2が形成されており、貫通孔111a2にベアリングを介して第1回転軸130が挿通されている(図6、7参照)。
また、第1回転軸130の上端部に中央・傘歯車112が取り付けられている。
また、測片部111b、11bには、貫通孔111b2が形成されており、貫通孔111b2にベアリングを介して第2回転軸140が挿通されている(図6、7参照)。
また、第2回転軸140には、「1対の左右・傘歯車113a、113b」が取り付けられている。第2回転軸140に取り付けられた「左右・傘歯車113a、113b」は、第1回転軸に取り付けられた「中央・傘歯車112」と噛合している。
上記の第2回転軸140は、上記のハウジング111の左右両側の測片部111b、11bから突出しており、手部1の下端部(枠状フレーム11)に固定されている「1対の手首片102」の自由端側を回転可能に支持している。
回転ロック機構Rは、中手部10を構成する枠状フレーム11の後片部11aから基部101に向けて「手部1の長手方向(X方向)」に延設された「1対のガイド棒121、121」と、「ガイド棒121、121」に沿って長手方向(X方向)を往復可能になるように摺動自在(スライド自在)に支持されているスライド部120と、基部101に取り付けられている手首本体部110に向けてスライド部120を付勢する付勢部(図示せず)とを有している。
なお、付勢部(図示せず)は、例えば、バネ等の弾性部材により構成されている。
スライド部120は、「1対のガイド棒121、121」にスライド自在に支持されている平板状の操作片123と、操作片123の一方面(手首本体部110との対向面)に固定され且つ該一方面から突出している円柱部125と、円柱部125の先端部に形成されている「回転しないロック用・傘歯車126」と、操作片123の他方面に固定され且つ該他方面から突設している円柱状の突起部124aとを有している。なお、ロック用・傘歯車126は、操作片123の一方面から突設している円柱部125の先端部に一体的に設けられている。
具体的には、図9に示すように、操作片123の中心部に、棒状部124が貫通した状態で固着して取り付けられており、棒状部124の下端が、操作片123の他方面から突設した突起部124aになっている。また、先端部にロック用・傘歯車126が固着されている円柱部125は、その中心部の貫通孔に、棒状部124が挿嵌されて棒状部124と固着されており、棒状部124に対して回転できないようになっている。すなわち、円柱部125の先端部に形成されているロック用・傘歯車126は、回転できない構成になっている。
なお、図9に示す操作片123、棒状部124、円柱部125及びロック用・傘歯車126は、溶着により固定されていても良いし、一体の部品として構成されていても良い。
また、操作片123には、ユーザが指で押す等の操作を受け付ける凸状の操作部123a(図3、4参照)が形成されている。ユーザは、操作部123aを指で触れて(或いはつまんで)、手部1の長手方向(X方向)に荷重をかける操作により、スライド部120を往復移動させることができるようになっている。
また、枠状フレーム11の後片部11aには、突起部124aと相対向するように突起受け部122が形成されている。この構成により、ユーザが、X1方向に、操作片123をスライド移動させ続けた場合に、操作片123の突起部124aが、突起受け部122に当接する。これにより、X1方向に、操作片123が移動できる範囲が制限される(ユーザが必要以上に操作片123を動かす必要がなくなる)。
そして、回転ロック機構Rは、スライド部120が荷重を受けていないときには、付勢部(図示せず)により手首本体部110に向けて付勢され、「図3(a)、図4(a)及び図6」に示すロック状態になる。
このロック状態のときには、手首本体部110の中央・傘歯車112に噛合している「1対の左右・傘歯車113a、113b」に、回転ロック機構Rのスライド部120に設けられている「回転しないロック用・傘歯車126」が噛合して押し付けられた状態になる。これにより、手首本体部110の中央・傘歯車112も、1対の左右・傘歯車113a、113bを介して、「回転しないロック用・傘歯車126」と噛み合う。そして、回転しないロック用・傘歯車126と、回転可能な3つの歯車(中央・傘歯車112、左右・傘歯車113a、113b)とが噛み合うことで、4つの歯車(中央・傘歯車112、左右・傘歯車113a、113b、ロック用・傘歯車126)が全て動作できなくなる。すなわち、4つの傘歯車(中央・傘歯車112、左右・傘歯車113a、113b、ロック用・傘歯車126)が噛み合った状態になると、中央・傘歯車112が設けられた第1回転軸130が回転できなくなると共に、左右・傘歯車113a、113bが設けられた第2回転軸140も回転できなくなる。
このように、ロック状態では、4つの傘歯車(中央・傘歯車112、左右・傘歯車113a、113b、ロック用・傘歯車126)が噛み合った状態で固定されて、手首本体部110の基部101に対するロール方向の回転動作が拘束されると共に、手首片102の手首本体部110に対するピッチ方向の両者の回転動作が拘束される。
一方、「図3(a)、図4(a)及び図6」に示すロック状態の回転ロック機構Rに対し、ユーザが操作部123aを指等でX1方向に押すと、スライド部120が、「図3(b)、図4(b)及び図7」に示す位置にスライド移動し、ロック解除状態になる。このロック解除状態のときには、手首本体部110の中央・傘歯車112に噛合している「1対の左右・傘歯車113a、113b」に対して、回転ロック機構Rのスライド部120に設けられている「回転しないロック用・傘歯車126」が離間した位置に配置された状態になる。
このロック解除状態では、手首本体部110の「3つの傘歯車(中央・傘歯車112、1対の左右・傘歯車113a、113b)」だけが噛み合った状態になり、基部101に対する手首本体部110のロール方向の回転動作(図8参照)が可能になると共に、手首本体部110に対する「手首片102及び手部1」のピッチ方向の回転動作(図9参照)が可能になる。
なお、ロック解除状態において、基部101に対して、手首本体部110をロール方向の回転させた場合(図8参照)、中央・傘歯車112が回転すると共に、一対の左右・傘歯車113a、113bが互いに反対方向に回転する。
また、ロック解除状態において、手首本体部110に対して、「手首片102及び手部1」をピッチ方向に回転させた場合(図9参照)、中央・傘歯車112が回転すると共に、一対の左右・傘歯車113a、113bが同じ方向に回転する。
また、ロボットハンドWをロック解除状態にして、手首部の位置を調整した後、操作部123aにかけている所定方向(X1方向)の荷重を止めれば(例えば、指で押し込んでいる操作部123aから指を離すと)、スライド部120が付勢部により付勢されて、自動的に、「図3(b)、図4(b)及び図7」の位置から「図3(a)、図4(b)及び図6」に示す位置にスライド移動し、ロック状態に戻る。
このように、本実施形態のロボットハンドWによれば、ユーザが操作部123aを指等で手部1側に押し込んでスライド移動させるという1つの簡単な操作だけで、ロール方向の回転拘束の解除と、ピッチ方向の回転拘束の解除の両者を行うことができる。すなわち、本実施形態によれば、1つの操作で同時に、2軸の回転動作の拘束を解除することができる。
また、本実施形態のロボットハンドWによれば、ユーザが操作部123aにかけている荷重を止めれば(操作部123aから指を離せば)、ロール方向の回転拘束と、ピッチ方向の回転拘束の両者を行うことができる。すなわち、本実施形態によれば、簡単に、2軸の回転動作を拘束したロック状態にすることができる。
そのため、本実施形態のロボットハンドWによれば、例えば、図10(a)に示すように、手首本体部110に対して、「手首片102及び手部1」を斜め上方の角度に配置して固定したり、図10(b)に示すように、首本体部110に対して、「手首片102及び手部1」を水平な角度に配置して固定したりすることができる。また、本実施形態のロボットハンドWによれば、例えば、図10(c)に示すように、首本体部110に対して「手首片102及び手部1」を水平な角度に配置して固定したりすることができる。
以上、説明したように、本実施形態によれば、手首機構100の操作部123aに所定方向の荷重をかけてスライド移動させる簡単な操作をすることで、荷重がかけられている最中には、「基部101に対する手首本体部110のロール方向の回転拘束」及び「手首本体部110に対する手首片103aのピッチ方向の回転拘束」の両者を解除することができる。
また、本実施形態によれば、手首機構100の操作部123aにかける荷重を止めれば、自動的に、「基部101に対する手首本体部110のロール方向の回転」及び「手首本体部110に対する手首片103aのピッチ方向の回転」の両者を拘束したロック状態になる。
そのため、本実施形態によれば、上述した従来技術の「手首ネジ調節型・義手」のように、手の向きを調整する際にネジを緩めたり絞めたりする作業をする必要がない。また、本実施形態によれば、従来技術の「2軸調節型・義手」のように、2方向(ピッチ方向、ロール方向)毎に、回転動作の拘束及び解除を行う必要がない。すなわち、本実施形態によれば、簡単な作業によりロボットハンドの手首部の角度を調整することができる。
また、本実施形態は、上述した特許文献1に記載の義手のように手首部分をモータで駆動させる構成ではないため、上述した特許文献1に記載の義手と比べて、低コストで且つ軽量化したロボットハンドWを提供することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内において種々の変更が可能である。
例えば、上述した実施形態では、ロボットハンドWが、義手として用いられる場合の例を示したが特にこれに限定されるものではない。ロボットハンドWは、義手以外の用途(産業用ロボットのハンド部分、実験用のロボットハンド等の用途)に用いることもできる。
また、上述した実施形態のロボットハンドWに設けられた回転ロック機構Rは、手首部分の角度調整以外の用途であっても、回転部分の2軸の回転の拘束と拘束解除を行うものであれば適用することができる。
W…ロボットハンド

1…手部
10…中手部
11…枠状フレーム
11a…後片部
11b…前片部
11c…測片部
20…指部
20a…親指
20b…人差し指
20c…中指
20d…薬指
20e…小指

100…手首機構
101…基部
102…手首片
110…手首本体部
111…ハウジング
111a…基端部
111a1…凹部
111a2…貫通孔
111b…測片部
111b2…貫通孔
112…中央・傘歯車
113a、113b…左右・傘歯車


R…回転ロック機構
120…スライド部
121…ガイド棒
122…突起受け部
123…操作片
123a…操作部
124…棒状部
124a…突起部
125…円柱部
126…ロック用・傘歯車

130…第1回転軸
140…第2回転軸

Claims (1)

  1. ユーザの腕に装着されたソケットに取り付けられるロボットハンドであって、
    複数の指部を備える手部と、
    前記手部の一端部に設けられた手首部を構成する手首機構とを有し、
    前記手首機構は、
    前記ソケットに取り付けられた平板状の基部と、
    前記手部の下端部に固定され且つ該下端部から前記基部に向けて延びる手首片と、
    前記基部の上面に対して垂直方向に延設された第1回転軸と、
    前記第1回転軸を介して前記基部に対して第1方向に回転可能に取り付けられている手首本体部を有し、
    前記手首本体部には、前記第1回転軸と直交する方向に延びる第2回転軸が設けられ、該第2回転軸に前記手首片の自由端側が回転可能に支持され、該手首片が前記手首本体部に対して第2方向に回転可能になっており、
    前記基部に対する前記手首本体部の前記第1方向の回転の拘束と該拘束解除を行うと共に、前記手首本体部に対する前記手首片の前記第2方向の回転の拘束と該拘束解除を行う回転ロック機構とを有し、
    前記回転ロック機構は、所定方向の荷重を受ける操作部を有し、前記操作部が前記所定方向の荷重を受けていないときには前記第1方向及び前記第2方向の両者の回転を拘束したロック状態を維持し、該操作部が前記所定方向の荷重を受けている最中には、前記第1方向及び第2方向の両者の回転拘束を解除するようになっており、
    前記手首本体部は、前記第1回転軸に取り付けられた中央・傘歯車と、前記第2回転軸に取り付けられ且つ前記中央・傘歯車に噛合する1対の左右・傘歯車とを有し、
    前記回転ロック機構は、
    前記手部の下端部において該手部の長手方向に往復移動可能に支持されているスライド部と、
    前記スライド部を前記手首本体部に向けて付勢する付勢部とを有し、
    前記スライド部には、前記操作部が設けられていると共に、回転しないロック用・傘歯車が設けられており、
    前記スライド部の前記操作部が所定方向の荷重を受けていないときには、該スライド部が前記付勢部に付勢されて、1対の前記左右・傘歯車に、前記スライド部に設けられている前記ロック用・傘歯車が噛合して押し付けられ、前記手首本体部の前記第1方向の回転が拘束され且つ前記手首本体部に対する前記手首片の前記第2方向の回転が拘束されるロック状態になり、
    前記ロック状態の前記回転ロック機構に対し、前記操作部が所定方向の荷重を受けると、前記スライド部が所定方向に移動して、1対の前記左右・傘歯車に対して、前記ロック用・傘歯車が離間して、前記基部に対する前記手首本体部の第1方向の回転動作が可能であり且つ前記手首本体部に対する前記手首片の前記第2方向の回転動作が可能になロック解除状態になることを特徴とするロボットハンド。
JP2022046870A 2022-03-23 2022-03-23 ロボットハンド Active JP7482540B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022046870A JP7482540B2 (ja) 2022-03-23 2022-03-23 ロボットハンド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022046870A JP7482540B2 (ja) 2022-03-23 2022-03-23 ロボットハンド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2023140832A JP2023140832A (ja) 2023-10-05
JP7482540B2 true JP7482540B2 (ja) 2024-05-14

Family

ID=88205556

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022046870A Active JP7482540B2 (ja) 2022-03-23 2022-03-23 ロボットハンド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7482540B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20070173955A1 (en) 2002-07-12 2007-07-26 Motion Control, Inc. Wrist device for use with a prosthetic limb
JP2009520527A (ja) 2005-12-22 2009-05-28 オットー・ボック・ヘルスケア・アイピー・ゲーエムベーハー・ウント・コンパニー・カーゲー 義手
US20190175363A1 (en) 2017-12-08 2019-06-13 Industrial Technology Research Institute Limb prosthesis
CN110353865A (zh) 2019-07-30 2019-10-22 上海科生假肢有限公司 可多位置锁定的索控假手
JP2020138319A (ja) 2019-03-01 2020-09-03 達闥科技(北京)有限公司Cloudminds (Beijing) Technologies Co., Ltd. ロボットの手首構造およびロボット

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20070173955A1 (en) 2002-07-12 2007-07-26 Motion Control, Inc. Wrist device for use with a prosthetic limb
JP2009520527A (ja) 2005-12-22 2009-05-28 オットー・ボック・ヘルスケア・アイピー・ゲーエムベーハー・ウント・コンパニー・カーゲー 義手
US20190175363A1 (en) 2017-12-08 2019-06-13 Industrial Technology Research Institute Limb prosthesis
JP2020138319A (ja) 2019-03-01 2020-09-03 達闥科技(北京)有限公司Cloudminds (Beijing) Technologies Co., Ltd. ロボットの手首構造およびロボット
CN110353865A (zh) 2019-07-30 2019-10-22 上海科生假肢有限公司 可多位置锁定的索控假手

Also Published As

Publication number Publication date
JP2023140832A (ja) 2023-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7482540B2 (ja) ロボットハンド
WO2017222049A1 (ja) 電動工具
JP5989552B2 (ja) 卓上切断機
TW201323146A (zh) 夾持調整裝置及其旋轉調整機構
JP2017127943A (ja) 電動作業工具
JP7498977B2 (ja) ロボットハンド及び回転ロック機構
US5390577A (en) Sawing machine
US2551671A (en) Over-center mechanism
CN109613035B (zh) 一种用于电子显微镜的样品支撑体及样品杆
JP5828466B1 (ja) 鋸用ガイド、及び鋸
JP2013215838A (ja) 電動工具
JP4204749B2 (ja) 丸鋸機
JP2015216038A (ja) 操作レバー装置
JP7281516B2 (ja) 作業補助装置
JP5648910B2 (ja) ステージ装置
CN105437164B (zh) 摆动工具支架以及摆动工具
JP7322812B2 (ja) 車両自動運転装置のトランスミッションアクチュエータ
JP2014028490A (ja) 切断機
US4263753A (en) Interchangeable faceting apparatus with reversible dual indexing mechanism
JP4573073B2 (ja) 調整用粗微動装置を有する顕微鏡
JP7281517B2 (ja) 作業補助装置
JPH0779908A (ja) 内視鏡アングル操作装置
CN103537758B (zh) 动力工具
JPH0130268Y2 (ja)
JPH0843699A (ja) 光学素子の芯出し調整機構

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230324

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20240104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240209

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240327

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240422

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7482540

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150