JP7476159B2 - ゴルフクラブヘッド - Google Patents

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Description

本発明は、概括的にはゴルフクラブに、より厳密には改善されたフェースプレート支持
部及び性能向上重心場所を有するゴルフクラブヘッドに、関する。
ゴルフクラブヘッドを設計する際には多くの要素が考慮されなければならない。1つの
要素はクラブヘッド周りの質量配分であり、それは典型的には慣性モーメント(MOI)
の大きさと重心(CG)場所の様なパラメータによって定量される。クラブヘッドの、ク
ラブヘッドCG周りの回転慣性モーメントは、CG周りの回転に対するクラブヘッドの抵
抗の測定値であり、クラブヘッド内でのCG周りの質量配分に関係付けられる。概して、
クラブヘッドは、特に中心外れの当たりに対する寛容を促すうえでは、CG周りの高い慣
性モーメントを有しているのが望ましい。CG周りの高い慣性モーメントを実現するのに
、設計者は、典型的には、質量を、ゴルフクラブヘッドの周縁に、フェースプレートから
後方に位置付ける。加えて、クラブヘッドのCGは、ゴルフボールのインパクト時の所望
の打ち出し角を実現するようにフェースプレートから間隔を空けて置かれる。結果として
、ウッド型式クラブヘッド(即ち、フェアウェイウッド及びドライバー)については、大
きい内部体積が典型的に望ましい。
CG周りのMOIを最大化し、フェースプレートに望ましい高反発係数(COR)を提
供するためには、典型的に、薄肉壁と軽量フェースプレートをクラブヘッドの設計へ組み
入れることが望ましい。薄肉壁は、設計者が質量をクラブヘッド内のより戦略的な場所へ
配分するに当たり追加の余裕を持てるようにする。加えて、より伝統的な金属フェースプ
レートの代わりにより軽量の複合フェースプレートを使用することで、質量の節減分が増
え、それをどこか他所へ配分できるようになるのが好都合である。しかしながら、複合フ
ェースプレートは典型的に金属ヘッドよりはるかに厚いために設計上及び製造上の問題を
生み、ヘッドの薄肉の支持壁とより厚肉の複合フェースプレートの間の界面に、特にクラ
ウン区域では、滑らかな移行部を提供するのを困難にする。この移行部を作る場合に、薄
肉支持壁は、典型的には、界面の幾何学形状のせいで逆角度を被ることになり、クラブヘ
ッド本体が製造されるときの鋳造プロセスが複雑化する。
更に、中心外れ打撃時の寛容とより大きいボール速力を増進するべくCG周りのMOI
を最大化させることに挑む当業界の従来の手法の1つの重大な欠点は、ボールが(特にド
ライバーの観点から)クラブフェースを離れる際に望ましからざる高いバックスピンを受
ける傾向のあることである。このことは、ボールが気球の様に空中高く上がり距離を失う
ことを意味する。
米国特許第7,267,620号 米国再発行特許第RE42,544号 米国特許出願第13/730,039号 米国特許第7,874,936号
従って、ゴルフクラブヘッドにおいて、より高度な性能と耐久性を促進し、ボールにバ
ックスピンが掛かり難くし、主要本体とフェースプレートの間の滑らかな移行部を提供し
、戦略的に他所へ配分させる裁量質量を確保し、そして製造プロセスを改善する、複合フ
ェースプレート(又はフェースインサート)及び他の設計機構を有するゴルフクラブヘッ
ドに対する必要性が存在するものと認識するべきである。
1つの実施形態では、本開示は、クラウン、ソール、及びクラウンとソールの間に配置
されているスカート、を有する本体を備えているゴルフクラブヘッドを記載している。そ
れは、更に、クラウン端、ソール端、及びそれらの間のスカート端、を有する複合フェー
スプレートを含んでおり、クラウン、ソール、及びスカートは、フェースプレートを受け
入れる開口部を画定している。クラブは、-0.2未満のCGz/CGy比と、少なくと
も425cmのクラブ体積を有している。
他の実施例では、クラブヘッドは、少なくとも約460cmのクラブヘッド体積、約
425乃至470cmのクラブヘッド体積、少なくとも50mmの最大高さ、約50m
m乃至60mmの高さ、約15度未満のロフト角、約-0.2乃至-0.41のCGz/
CGy比、約-0.23未満のCGz/CGy比、-0.25未満のCGz/CGy比、
-0.35未満のCGz/CGy比、及び/又はソールの前縁から少なくとも約14mm
乃至19mm後退している前クラウン縁、を有していてもよい。
別の実施形態では、本開示は、クラウン、ソール、及びクラウンとソールの間に配置さ
れているスカート、を有する本体を備えているゴルフクラブヘッドを記載している。それ
は、更に、クラウン端、ソール端、及びそれらの間のスカート端、を有する複合フェース
プレートを含んでおり、クラウン、ソール、及びスカートは、フェースプレートを受け入
れる開口部を画定している。チャネルは、約8.8mm乃至4.1mmのチャネル深さ、
約3.9mm乃至4.1mmのチャネル高さ、及びフェースプレートに係合するための少
なくとも3つの別々の実質的に平坦な面、を有していてもよい。
別の実施形態では、ゴルフクラブヘッドは、クラウン、ソール、クラウンとソールの間
に配置されているスカート、及びシャフト受け入れホーゼル、を含んでいる。ホーゼルは
、ホーゼル軸を画定する孔を有している。クラブヘッドは、更に、外側壁を有する複合フ
ェースプレートを含んでおり、クラウン、ソール、及びスカートは、フェースプレートを
取り付けるための開口部を画定している。ヘッドは、更に、ソールに配置されている重り
ポート内に取り付けられる重りプラグを含んでいる。重りプラグは、約40mm乃至60
mmの長さ、約14mm乃至18mmの幅、及びソールの前縁から約14乃至20mmに
配置されている幾何学的中心、を有していてもよい。
1つの態様では、プラグは約50乃至75グラムの質量を有していてもよい。プラグは
、矩形形状を有し、タングステン合金から作られていてもよい。他の実施形態では、プラ
グは、代わりの幾何学形状(例えば、丸形、三角形、方形、台形、など)又は不規則形状
を有していてもよい。クラブヘッドは、約-0.2未満のCGz/CGy比、及び少なく
とも360cmの体積、並びに一端がクラウンと実質的に面一関係に終端しているホー
ゼル、を含む上記機構のうちの何れかを有していてもよい。
更に別の態様では、クラブヘッドは、クラウン及び/又はスカートの一部分に形成され
ている複数の薄肉壁帯域であって、それらの間の厚肉壁部分のウェブによって分離されて
いる複数の薄肉壁帯域を有していてもよい。1つの態様では、薄肉壁帯域は約0.4mm
の厚さを有していてもよく、厚肉壁のウェブは約0.6mmの厚さを有していてもよい。
更に別の実施例では、ゴルフクラブヘッドは、クラウン、ソール、それらの間のスカー
ト、及びシャフト受け入れ孔を有するホーゼル、を含んでいる。それは、更に、クラウン
、ソール、及びスカート、によって画定されている開口部内に、支持可能に受け入れられ
ている複合フェースプレートを含んでいる。複合フェースプレートは、ソール、クラウン
、及びスカート、のうちの少なくとも1つとの界面接合部に1つの縁に沿った移行曲率半
径を備える外側壁を有するものとすることができる。クラウンとスカートの少なくとも一
方は、クラウン及び/又はスカートの内側面のポケットによって画定される複数の薄肉壁
帯域を有していてもよい。ソールには重りポートが形成され、重りポート内には重りプラ
グが取り付けられていてもよく、重りプラグは、フェースプレートの移行半径及び薄肉壁
帯域によって節減された少なくとも幾らかの再配分質量を含んでいる。クラブヘッドは、
約-0.2未満のCGz/CGy比、約-0.2乃至-0.41のCGz/CGy比、約
425乃至470cmの体積、約50乃至70グラムの重りプラグ質量、及び/又は少
なくとも-6mmのCGz、を含む上記機構の何れかを有していてもよい。
別の態様では、フェースプレートは、4200乃至5000mmの表面積を有する外
側壁を有している。
更に別の態様では、CGz値が、クラブヘッドのCGがクラブヘッドのフェースの中心
を通る水平平面(即ち、地平面に平行な平面)より上又は下に位置する距離として定義さ
れており、正のCGz値は水平平面より上に位置するCGを表し、負のCGz値は水平平
面より下に位置するCGを表している。幾つかの実施例では、クラブヘッドのCGzは、
-6mm未満であり、例えば-8mm未満など、例えば-10mm未満など、である。
更に別の態様では、CGy値が、クラブヘッドのCGがクラブヘッドのフェースの中心
に正接する垂直平面(即ち、地平面に垂直な平面)の後方に位置する距離として定義され
ている。幾つかの実施例では、クラブヘッドのCGyは、29mm以下であり、例えば2
6mm以下など、例えば24mm以下などである。
これらの実施形態は、ここに開示されている発明の範囲内にあるものとするが、そこに
開示されている新規性のある具現化物、態様、及び機構の全ての包括的な一覧を提供しよ
うとするものではない。本発明のこれら及び他の実施形態は、添付図に関連のある好適な
実施形態の以下の詳細な説明から、当業者には容易に自明となることであり、本発明は開
示されている何れかの特定の好適な実施形態に限定されるものではない。
本発明は、添付図面の図中に一例として示されているのであって限定ではなく、図中、
同様の符号は類似の要素を指示している。図は必ずしも縮尺合わせされているわけでもな
ければ、構成要素間の正確な大きさ比率を示すことを意図しているわけでもない。
本開示によるゴルフクラブヘッドの実施形態の説明図である。 説明目的でフェースプレートが省略された状態の図1のヘッドのトウ側から見た立面図である。 図4の3-3線に沿って取られたヘッドの水平断面図である。 フェースプレートが取り除かれた状態で内部機構が破線で示されている、図1のヘッドの前面図である。 図4の様にフェースプレートが取り除かれた状態の図1のヘッドの上から見た平面図である。 同様にフェースプレートが省略された状態の、図4の6-6線に沿って取られた断面図である。 図6の6A部分の詳細図であって、クラブヘッドのクラウン区域のフェースプレート支持機構を描いている。 図6の6B部分の詳細図であって、クラブヘッドのソール区域のフェースプレート支持機構を描いている。 フェースプレートの垂直中央断面図である。 フェースプレートの前面図である。 図1のゴルフクラブヘッドの概略前面図である。 クラブヘッドの内部機構が省略されフェースプレートが加えられた状態の、図5の8-8線に沿って取られた断面図である。 図6Aと類似の詳細図であるが、クラウン区域のフェースプレート支持部の第2の実施形態を示している。 クラブヘッドの代わりの実施形態の斜視図である。 図10のクラブヘッドの前面図である。 図11の12-12線に沿って取られた垂直断面である。 図11の11A部分の拡大詳細断面図である。 ヘッドのトウ側から見た図10のクラブヘッドの側面図である。 フェースプレートが取り除かれた状態の、図10のクラブヘッドの前面の斜視図である。 ここに開示されているドライバー実施形態についてのCGz/CGy比(x軸)及びクラブヘッド体積(y軸)を他のドライバーの場合と比較したグラフである。
本発明の様々な実施形態及び態様は以下に論じられている詳細事項に関連付けて説明さ
れており、添付図面は様々な実施形態を示している。次に続く説明と図面は、本発明を例
示するものであって発明を限定するものと解釈されるべきではない。本発明の様々な実施
形態の十分な概念理解を提供するように数多くの具体的な詳細事項が記述されている。し
かしながら、本発明の実施形態の簡明な論考を提供するために、場合によっては周知の詳
細事項又は従来の詳細事項は記述されていないこともある。
図1、図2、及び図5を参照すると、本体10と、ゴルフボールを打撃するのに使用さ
れるフェースプレート(即ち、フェースインサート)を受け入れる前開口部12と、を有
する金属ウッド型式ゴルフクラブが示されている。本体10は、ソール14、クラウン1
6(即ち、最上部)、及びそれらの間のスカート18、を含んでいる。ヘッドは、更に、
ヘッドへ装着されるシャフト(図示せず)を受け入れるようにヘッドのヒール側に配置さ
れているホーゼル20を有している。ヘッドのトウ部分がヒール部分の反対側にある。
大部分は中空であるクラブヘッド本体10は、典型的には、約130立方センチメート
ル(cc又はcm)の体積を、現USGA制限である約460ccに対比して、画定し
ている。ここに記載されている幾つかの実施形態では、クラブヘッド体積は、約360c
c乃至約460cc、例えば約425cc乃至460ccなど、である。他の実施形態で
は、クラブヘッド体積は460ccより大きいこともあろう。本体は、重りポート、リブ
、性能調整構成要素、及び重りプラグを受け入れるための陥凹22の様な他の機構、が装
着されるか又は組み入れられていてもよい。本体10は、好適には、溶湯鍛造マグネシウ
ム合金、鋼、マグネシウムとチタンの合金の組合せ、及び好適には高強度軽量特性で知ら
れる鋳造チタン合金の様な、適した金属又は非金属材料から鋳造又はそれ以外の方法によ
って形成される薄肉壁構造を有している。例えば、ソール、スカート、及びクラウンの一
部は既知の金属鍛造方法によって形成し、残りのクラウン部分は打ち抜き金属又は複合材
料から形成するという具合に、1つ又はそれ以上の異なった材料から作られた多部片本体
が使用されてもよい。ここに記載されている実施形態を含む幾つかの実施形態では、ヘッ
ド本体10は、鋳造チタン合金から形成されている単一の一体型部片である。
クラブヘッド本体は、Ti-6Al-4Vの様なチタン合金の焼き流し鋳造によって形成
されていてもよい。代わりに、可溶性ワックスがクラブヘッド本体を作成するのに使用さ
れてもよい。
図3、図4、及び図5は、複合フェースプレート又はインサート(図6A、図6C、及
び図8に示されている)を受け入れる前開口部12を示している。図3は、ヘッド本体1
0の水平断面図である。図3は、フェースインサートのトウ側及びヒール側を支持するた
めの既知の構造を示しており、当該構造では、クラブ本体はフェースプレートを受け入れ
る陥凹又はポケットを画定している対向する支持フレーム24aを含んでいる。それぞれ
の支持フレーム24aは、フェースプレートのトウ側及びヒール側のための支持リップを
提供するように実質的に直角の隅で接合している壁を有している。陥凹の深さは、フェー
スプレートが開口部12内に受け入れられたときにヘッド本体10の前面と面一になるよ
うに、フェースプレートの厚さに厳密に一致している。重りポート22は図3には略円形
として示されているが、クラブヘッドのソール区域へ重量を加増するには他の重りポート
幾何学形状も実施可能であるものと評価しておきたい。
1つの実施形態では、重りポート22は、約25乃至35mm(好適には、約30mm
)の直径、及び約3乃至4.5mm(好適には、約3.75mm)の高さ又は深さ、を有
する丸い形状の適合した重り(図示せず)を受け入れる大きさであってもよい。
図4及び図5は、本体10が、支持フレーム24aを含むフェースプレート支持フレー
ム又はリップを形成していること、好適にはフェースプレートをその全ての側面で支持す
るように開口部12の周囲に連続して延びていること、を示している。開口部12及び開
口部の周縁を境界付けている支持フレームは曲線状であり、示されている実質的に楕円形
の形状を含めゴルフクラブヘッドに典型的な様々な構成を有していてもよい。開口部及び
フレームは、例えば、実質的に半円形又は実質的にカップ様の形状を有していてもよい。
図4は、更に、クラウン及びスカートの内部表面部分が薄肉壁ポケット又は帯域25を
有していることを示している。帯域25は、それらの間の厚肉のクラウン及びスカート部
分の格子又はウェブの壁厚さより小さい壁厚さを有している。帯域25は、どこか他所に
、例えば、クラブヘッドのCGを低くすることに寄与する場所である重りポート22に配
置される重りプラグに、再配分することのできる追加の質量節減分を生み出している。
薄肉壁帯域又はポケット25は、それらの間の壁補強用ウェブ様壁部分についての約0
.6mmの壁厚さと比べて、約0.4mmの壁厚さを有していてもよいものと評価してお
きたい。帯域25は、多様な個別形状を有し、図4に示されている楕円形状及びパターン
以外の群パターンに配置されていてもよい。帯域は、好適には、少なくとも部分的に曲線
形状を有し、幾つかの帯域は完全に閉じた曲線形状を有していてもよい。「楕円形状」と
いう用語は、図4に示されている中断楕円形状を含んでいる。
図6は、クラブヘッド本体10の中央断面を通る図4の6-6線に沿って取られた垂直
断面であり、ヘッド本体10のソール縁及びクラウン縁に沿ったフェースプレート支持フ
レームの形状を示している。薄肉壁帯域25は、クラウン及びスカートの内側壁面に示さ
れている。
図6Bは、図6の6B部分の拡大詳細図であり、フェースプレート支持構造が、ソール
区域に、フェースプレートのトウ端及びヒール端に配置されている支持フレーム24aと
類似の外形を有する支持フレーム24bを有していることを示している。トウ区域及びヒ
-ル区域の対向する支持フレーム24aの様に、支持フレーム24bは、フェースプレー
トのより低いソール縁を受け入れ支持するべく実質的に直角を形成する2つの壁を有して
いる。クラブヘッドが正規アドレス位置で地面に載っている状態では、ソール支持フレー
ム24bは、概ね垂直である一方の壁と、地面に対して概ね水平である第2の壁を有して
いる。
ここでの使用に際し、「正規アドレス位置」は、クラブフェースの中心に法線方向のベ
クトルが第1の垂直平面(地平面に直交する垂直平面)にあり、クラブシャフト(又はホ
ーゼル)の中心線軸が第2の垂直平面にあり、第1の垂直平面と第2の垂直平面が垂直に
交差している、クラブヘッド位置を意味する。
図6Aは、図6の6A部分の拡大詳細図であり、支持フレーム24a、24bと対照を
成すクラウン区域の支持フレーム24cを示している。支持フレーム24a、24bと違
い、支持フレーム24cは、フェースプレート26を3面で支持するように少なくとも3
つの別々の実質的に平坦な壁を有するポケット、陥凹、又はチャネル、を画定している。
より具体的には、支持フレーム24cによって画定されている陥凹は、フェースプレート
26の最上面又は最上縁30a(図6C)を支持し係合しているソール対面壁28a、フ
ェースプレートの後対面縁30b(図6C)を支持し係合している前方対面壁28b、及
びフェースプレートの内側壁30cを支持し係合している上方傾斜壁28c、を含んでい
る。フェースプレートは、更に、内側壁30cと反対側の外側壁30dを含んでいる。フ
ェースプレート壁30c、30dは曲線状をしていて互いに概ね平行であって、フェース
プレートに概略厚さ「t」(図6C)を与えている。1つの例示としての実施形態では、
厚さtは、概して約3.5mm乃至6mm(1つの実施例では、5.25mm)であるが
、殆どの実施形態での厚さは、フェースプレートに亘って「t」に対し適度の量で変化て
おり、例えば、フェースプレートの中央区域ではより厚肉になっていてもよい。1つの好
適な実施形態では、厚さtは、フェースプレートの中心のスイートスポット区域で最も大
きく、そこから外方へ向かって漸減している。例えば、中心の厚さは約5.75mmであ
ってもよく、縁の厚さは約3.75mmであってもよい。
1つの実施形態では、フェースプレートの縁30a(図6C)は、約2mm乃至約4m
mの長さを有していてもよく、縁30b(図6C)は、約0mm乃至約1.5mmの長さ
を有していてもよく、支持フレームに接触している壁30cの部分は約2.74mmの長
さを有していてもよい。
図6Aから分かる様に、支持フレーム24cは、フェースプレートに3面で支持可能に
係合し、それにより、フェースプレートがボールインパクトによって引き起こされる高い
衝撃加重を受けたときのクラウン界面におけるヘッド本体とフェースプレートの間の堅固
な接続を提供している。堅固な接続は、フェースプレートの上縁が従来のフェースプレー
トに典型的なロール曲率より有意に大きい曲率を有するフェースプレート設計を実現し易
くし、上縁を延長させてヘッド本体のクラウン16の一部であったはずの部分を「包囲」
できるようにする。このやり方では、フェースプレートの延長で、金属クラブヘッド本体
によって形成されるクラウン区域は縮まり、それにより、金属ヘッド本体の質量の一部が
より軽量の複合フェースプレートの質量で置き換えられるので、クラブの設計者にはヘッ
ド本体10のどこか他所に配置させることのできる裁量質量が提供されることになる。
複合フェースプレート26は、接着剤又は他の従来の技法を使用して金属系クラブヘッ
ド本体10へ装着することができる。フェース本体接合部の剥けと層間剥離を防ぐために
、複合フェースプレートは、接合部では金属本体の前方表面の平面から僅かに奥まってい
るか又は当該平面と実質的に面一でなくてはならない。
図6A及び図6Cを参照すると、フェースプレートの外側壁30dは、概して、フェー
スプレートが典型的にゴルフボールを打撃する中間部分では、その長さの大半について、
約10乃至14インチ(約254乃至355.6mm)、好適には約12インチ(約30
4.8mm)、のロール曲率を有している。対照的に、フェースプレートの外側壁30d
の曲率は、その上側のクラウン端付近では、フェースプレートがフレーム支持部24cに
近づいてゆき接触して滑らかな移行部をフェースプレートとヘッド本体12のクラウンの
間に提供していることで、急激に増加している。典型的な金属ウッドでは、この接合部は
、クラブフェース(即ち、インパクト面)がクラブヘッドのクラウンを形成するために大
凡90度曲がるために、比較的鋭い移行部とならざるを得ない。好適な実施形態では、フ
ェースプレートのインパクト壁30dは、その長さの大半についての約10乃至14イン
チ(約254乃至355.6mm)の典型的なロール半径から、フェースプレートがクラ
ウン支持フレーム24cに近づいていって係合されるその上側のクラウン端での約3.7
mm乃至約77.0mmの曲率半径へと推移している。フェースプレートのこの区域のよ
りきつい曲率半径は、フェースプレートが全面的にはないにせよ少なくとも部分的にはク
ラブフェースからクラウンへの移行を完遂させていることから、クラウン移行半径と考え
てもよい。「クラウン」移行半径区域は、図6Cの符号36によって示されている。
図6Dでは、フェースプレート26は、クラウン縁/端とソール縁/端の間の最大フェ
ースプレート高さFPと、互いに反対側のスカート縁/端間の最大フェースプレート幅
FPを有するものとして示されている。寸法FP及びFPは、ウッドが、ドライバ
ーか、3番ウッドか、他のウッドか、又はハイブリッドかを含め、複数の要因に依存して
変わろう。ドライバーについての1つの例示としての実施形態では、フェースプレートは
、約57乃至67mm、好適には約62mm、のFPと、約90乃至106mm、好適
には約98mm、のFPを有している。フェースプレートの外側壁は、4200乃至5
000mmの表面積、好適には約4400mmの表面積を有していてもよい。
フェースプレート26は、ホーゼル付近のヘッド本体部分も含めたヘッドのクラブフェ
ースの部分を形成している。
本発明は、複合フェースプレート26と一体としての使用に最適である。フェースプレ
ートは、複合材料(プリペグ)のプライ(層)から形成されていてもよく、ファイバー、
樹脂系、ファイバー面積重量(FAW)、及び樹脂含有量(R/C)の使用の組合せに従
って定義付けられよう。好適なプリペグの一例は、34/700ファイバー、ニューポー
ト301樹脂、70g/mFAW、及び40%R/C、を備える70gFAW34/7
00材料である。適した複合フェースプレートの様々な実施形態、及び製造方法は、「ゴ
ルフクラブヘッド及び製造の方法」という名称の米国特許第7,267,620号に開示
されており、同特許をここに参考文献として援用する。「ゴルフクラブヘッド」という名
称の再発行特許第RE42,544号も同様にここに参考文献として援用する。
複合フェースプレート26は、既定の向きにプライを積重して切ることによって製造す
ることができる。これは、小プライ数の組で行われ、それらを積み重ねていって究極的に
フェースプレートの最終厚さを形成させる。より厳密には、幾プライものプリペグを、各
プライが水平軸に関して既定の向きを有する特定の組で配列させている。例えば、第1の
最も外側のプライは0度に向き付けられた1080ガラス布を備え、それに、1セット1
2プライのセットから成る、即ち、0度、+45度、90度、及び-45度に向き付けら
れたセットから成る、34/700プリペグ48プライが続いていてもよい。90度の3
4/700プライもう1枚の次に、0度に向き付けられた1080グラス布の最後又は最
も内側のプライが来る。
フェースプレートは、型抜きによって最終的な所望の形状又は寸法を実現しているのが
好適である。フェースプレートの最終的な所望のバルジとロールは、プライ間に閉じ込め
られた空気を減らす最後2回又はそれ以上の「減嵩」又は圧縮工程で実現されよう。3回
目の減嵩工程が最終的な所望のバルジとロールを有するパネルを形成する工程を含んでい
るのが好適であり、追加の4回目の減嵩工程がパネルを最終的なフェース厚さへ形成する
ように提供されているのがなお好適である。
ここに記載されている実施形態は、理想的には複合フェースプレートを有するヘッドに
適しているが、フェースプレートは、合金(例えば、チタン、鋼、アルミニウム、及び/
又はマグネシウム、の合金)、セラミック材料、又は複合材料、合金、及び/又はセラミ
ック材料、の組合せ、から作られていてもよい。
図6A及び図8を参照して、フェースプレートのクラウン縁を支持するための支持フレ
ーム24cは、外側クラウン壁面32と内側クラウン壁面34を含むクラウン壁16の広
くなった延長部分によって形成されている。内側クラウン壁面34は、支持フレーム24
cに近づくにつれ、外側壁面32から逸れて、広くなったクラウン支持フレーム24cを
形成しており、そこにフェースプレート受け入れ陥凹又はポケットを形成させている。有
意にも、内側壁面34は、曲がり34a(図6A)の所で、逆角度(即ち、方向の逆転)
を作り出さないような方式で徐々に逸れてゆき、そうしてリップ34bで終端している。
この設計は、製造プロセスを改善し、逆角度構造を有するこれまでのフェースプレート支
持部設計に付きまとう複雑さを回避する。内側び外側の壁面32、34は、それらの間に
ポケット又はチャネルを形成させるのに十分な量だけ逸れており、即ち、壁を広くしてい
る。支持フレーム24c及びそこに形成されているチャネルは、図4が示している様に、
クラブヘッド本体10のクラウン縁に亘って延びている。
1つの実施形態では、フェースプレートのクラウン縁を支持するための支持フレーム2
4cは、図6Aに示されている様に、約3.5mm乃至4.5mmのポケット高さP
約3.5mm乃至4.5mmのポケット深さP、及び約2.0mm乃至3.0mmのポ
ケット後退距離Pを有しているのが好適である。
図8は、図5の8-8線に沿って取られた垂直断面であり、フェースプレート26のそ
の中間部分のその長さの大部分に沿って緩やかにアーチを描いているロール半径、並びに
、フェースプレートがクラウン支持フレーム24cに近接してゆき当該支持フレーム24
cに接触していることで曲率半径がより鋭くなっている移行半径区域36を示している。
フェースプレートは、少なくとも55mm、好適には約62mm、の曲線長さ(又は弧長
さ)CLを有しているのが好ましい。フェースプレートのクラウン界面での包囲幾何学形
状を所与として、クラウン16の前縁はソール14の前縁から距離Rだけ後退している又
は奥まっている。1つの例示としての実施形態では、後退距離Rは、ヘッドが正規アドレ
ス位置にあるとき、約10乃至25mm、好適には約17mm乃至19mmである。
図8は、更に、好適な実施形態ではクラウン及びソールがクラブヘッドのフェースによ
り近い高応力区域に厚肉壁を有していることを示している。例えば、クラブフェースに近
接しているクラウン壁は、好適には、約0.8mmの壁厚さを有しており、クラブフェー
スに近接しているソール壁は、好適には、1.1mmの壁厚さを有している。高応力イン
パクト区域から遠ざかると、薄肉壁帯域25及びそれらの間の厚肉壁のウェブをクラブフ
ェースから後退したクラウン部分に見ることができる。加えて、重りポート又は陥凹22
は、クラブヘッドの後端よりもクラブフェースにぐんと接近して配置されていることが示
されている。
図7を参照して、フェースプレート26は、バルジ/ロール部分26aとフェース包囲
帯域26bを含んでいる。部分26aは、トウからヒールまでの典型的なバルジ半径とソ
ールからクラウンまでの典型的なロール半径を有する曲線状外側壁即ち打撃面を備えた従
来のフェースプレートに典型的な区域を表している。フェース包囲帯域26bは、延長さ
れた帯域であって、フェースプレートが、はるかに鋭い移行曲率半径を有していて、フェ
ースからクラウンにかけて、フェースからソールにかけて、及び/又はフェースからスカ
ートにかけて、を含む1つ又はそれ以上の移行区域の周りを部分的に又は完全に包囲して
いる帯域、を表している。以上に図1-図6及び図8に記載されている実施形態は、クラ
ウン-フェースプレート界面に沿ったフェース包囲帯域しか提供していないが、図7は、
フェース包囲帯域をトウ領域も含むように延長させることができることを示しており、そ
の場合フェースプレートはトウ側のクラブヘッドスカート部分にかけて移行している。更
に別の実施形態では、クラブヘッド本体によって提供されるフレーム支持部は、フェース
プレートを実質的にその周縁全体に沿って支持するフレーム又はリップを有しているので
、フェースプレートは全方向に「包囲」帯域を提供するように延長されていよう。これら
の帯域の移行曲率半径は、フェースプレートの1つ又はそれ以上の周縁区域に沿って滑ら
かな連続した移行帯域を提供するように、クラウン界面は約4乃至101mm(好適には
、約51乃至101mm、即ち約2乃至4インチ)、トウ界面は約14mm乃至77mm
、及びソール界面は約1.13mm乃至21mm、で変えてもよい。更に別の実施形態は
、ホーゼル20の区域のオフセット考慮事項に因り、包囲帯域がフェースプレートの周縁
のホーゼルに隣接する周縁区域だけを除く315度の弧(図7の弧を見られたし)に沿っ
て延びているフェースプレートを提供することができる。
図9は、フェースプレートのクラウン端を支持している支持フレームの代わりの実施形
態の断面図である。この実施形態では、広くなったクラウン壁が2つの壁のみによって画
定されるフェースプレート支持陥凹又はポケットを有するフレーム支持部24dを提供し
ている。更に、クラウンの広くなった端部分が、互いに逸れてゆく内側及び外側の壁32
、34の終端又は遠位端に形成されているが、内側壁は陥凹の口で終端する前に約90度
で鋭く2回曲がっている。
図10-図15は、クラブヘッド本体110、前開口部112、ソール114、クラウ
ン116、スカート118、及びホーゼル120、を含んでいるクラブヘッドの代わりの
実施形態を示している。ホーゼル120は、ホーゼル軸を有するホーゼル孔を有している
図10を参照して、クラブヘッド本体は、本体のソール114に形成されている細長い
重り陥凹又はポケット122を含んでいる。ポケット122は、示されている実質的に矩
形の形状以外の様々な形状及び大きさを有していてもよいが、クラブヘッドのフェースに
近接してヘッドのヒール側寄りに僅かに中心を外して配置されているのが好適である。
図11は、ヘッド本体110の前面図を示しており、クラウンと実質的に面一であるよ
り短いホーゼル120を含め、数多くの点で本体10とは異なる。クラブヘッドのフェー
スは、従来のフェースプレートに典型的なバルジ半径及びロール半径を有する中央区域1
26aと、以上に説明されているはるかに鋭い曲率半径を有する延長された包囲帯域12
6bと、を含んでいるフェースプレートを有している。図11に示されている包囲帯域1
26bは、クラウン接合部に沿って、及びフェースプレートのトウ側とスカートの間の接
合部に沿って延びている。より軽量の複合フェースプレートを、クラブヘッド本体の金属
クラウン及びスカート部分であったはずのものへと延長させることによって、またここに
記載の他の機構によって、生み出される質量節減分は、クラブヘッドのCGを有意に再配
置するべくクラブヘッドの低い前方の場所に再配分させることができる。「CG」は、ゴ
ルフヘッドの全重量が集中していると考えられる点であって、よって、この点で支持され
た場合、ヘッドは何れの位置でも平衡に保たれるはずの点と定義することができよう。
定義
図11は、更に、ここに参考文献として援用されている2012年12月28日出願の
米国特許出願第13/730,039号に記載されている座標系の基準系を示している。
そこに記載されている様に、ゴルフクラブヘッドのCGの場所は、3つの座標軸に沿った
ヘッド原点座標系からの距離によって識別できる。ヘッド原点座標系は、ヘッドが正規ア
ドレス位置にあるときにその原点が打撃フェースの中心に配置される直交(x、y、z)
系である。z軸は、ヘッド原点を通って地面に対して概ね垂直に延びている。x軸は、ヘ
ッド原点を通ってトウからヒール方向に打撃面に概ね平行(打撃面に中心で概ね正接)に
z軸に概ね垂直に延びている。y軸は、ヘッド原点を通って前後方向に延びており、x軸
及びz軸に概ね垂直である。x軸は、正方向には、原点からクラブヘッドのヒールに向け
て延びている。y軸は、正方向には、ヘッド原点からクラブヘッドの後方部分に向けて延
びている。z軸は、正方向には、原点からクラウンに向けて延びている。ヘッド原点座標
系内のCGは、それぞれの軸からの距離である3つの成分、CGx、CGy、及びCGz
、によって定義できる。
中心フェースCFが、打撃面のフェース高さとフェース幅の中点の交わりとして定義さ
れている。フェース高さとフェース幅はどちらも、フェースが実質的に均一なバルジ半径
及びロール半径から移行している全ての点によってその周縁を境界付けられている打撃フ
ェース曲線を使用して確定される。フェース高さは、原点を通って走っているx軸に直角
の垂直平面に測定した、打撃面のソール部分に近接している周縁からクラウン部分に近接
している周縁までの距離である。フェース幅は、原点を通って走っているz軸に直角の水
平平面に測定した、打撃面のヒール部分に近接している周縁からトウ部分に近接している
周縁までの距離である。この説明上、中心フェースは、ゴルフクラブ打撃面の「幾何学的
中心」とも呼称されている。更に、打撃フェースの幾何学的中心を測定する方法論につい
てのU.S.G.Aの改訂版2.0「ゴルフクラブヘッドの可撓性を測定するための手順
」を見られたし。
図11に示されている実施例では、クラブヘッドのCGは、中心フェース場所CFに交
わる水平平面(即ち、地平面に平行な平面)より距離CGzだけ下に配置されている。幾
つかの実施形態では、CGzは、約-6mm未満、例えば約-8mm未満など、例えば約
-10mm未満など、である。
図12は、図11の12-12線に沿った断面図である。以上に説明されている様に、
クラブヘッド本体は、ソール114、クラウン116、及びスカート118、を含む薄肉
壁構造である。本体は、更に、好適にはクラブヘッドのクラウン及びスカート部分に形成
されている薄肉壁帯域125を、滑らかな外側クラウン及びスカート表面を維持しながら
に含んでいる。クラブヘッド壁は、クラウン支持フレーム124c及びソール支持フレー
ム124bに近づくにつれ厚肉になって、クラブのボール打撃面付近の高応力区域に追加
の構造的支持を提供している。増加された壁厚さは、ヘッド本体の他の区域での0.6m
m及び薄肉壁帯域125での約0.4mmという好適厚さに比べて、クラウン区域が約0
.8mm、ソール区域が約1.1mmであるのが好適である。
支持フレーム124a、124b、124cは、先に説明されている様に、フェースプ
レート126を支持している。図12の実施形態では、広くなったクラウン支持フレーム
124cは、たった2面でフェースプレート126に支持可能に係合しているV字様の陥
凹又はチャネルを有しているが、前と同様、チャネルは、内側壁表面134に逆角度の方
向転換を被らせることを余儀なくすること無しに形成されている。フェースプレートは、
クラウン区域に包囲帯域を有するものとして示されているが、包囲帯域は、クラブの低い
前方の場所へ再配置させるべき追加の裁量質量を提供するように、クラウン、ソール、及
びスカートの区域のうちの1つ又はそれ以上に設けることができよう。
図12は、更に、フェースプレートの全体厚さは実質的に逸脱していない一方で、例え
ば以上に説明されている様にフェースプレートの中心スイートスポット区域がそうである
様に、特定の局所区域が増加された厚さを有していてもよいことを示している。可変フェ
ースプレート厚さ及びフェースプレートのための製造方法に関する更なる詳細は、米国特
許第7,874,936号に提供されており、同特許を参考文献としてここに援用する。
図12は、更に、重りポート122が、重りプラグ140を受け入れていて、クラブヘ
ッド本体の最も低い部分にゴルフボールが打撃されるクラブフェースに近接して配置され
ていることを示している。1つの実施例では、重りポートは、約1mm乃至6mm(好適
には、約5.8mm)の高さP、約14mm乃至18mm(好適には、約16mm)の
幅P、約40mm乃至60mm(好適には、約47mm)の長さ、及びクラブフェース
の前縁から約14mm乃至20mm(好適には、約18.5mm)の距離Fに配置され
ている幾何学的中心、を有していよう。プラグ140の幾何学的中心は、中心フェース上
に投影したときに、x軸上でヒールに向けて約9mmの距離だけ横方向にオフセットして
いよう。換言すれば、重りプラグのCGは、ヘッドのCFに対して、クラブヘッドのトウ
側よりもヒール側へ僅かに寄っている。
1つの実施形態では、プラグ140は、タングステン合金から作られており、全体とし
て矩形形状を有し、約50乃至75gの質量を有している。代わりの形状、外形、及び質
量が同様に使用されてもよい(例えば、図1を見られたし)。
重りプラグ140(同様に、重りポート22と適合する丸い重りプラグ)は、ゴルフク
ラブヘッドへ、糊又は他の接着剤、ろう付け、溶接、ねじ締結具、共鋳造、又は一体鋳造
、又は他の広く知られている接合技法、によって付着させることができよう。
図13を参照して、クラブヘッド本体110は、クラウン表面と実質的に面一であって
クラブシャフトを従来の方式で受け入れるための孔142を有する短縮されたホーゼル1
20を含んでいる。1つの好適な実施例では、ホーゼルは、約20mm乃至24mmの孔
長さHを有している。ホーゼルの縮小された大きさと短縮された孔は、クラブ上のどこ
か他所、例えば重りプラグ140内など、に戦略的に再配置させることのできる追加の質
量節減分を生み出す。
図14に示されている実施形態では、クラブヘッドのCGは、CGがフェースにCF場
所で正接している垂直平面(即ち、地平面に垂直である平面)より後方に配置されている
距離を表すCGy値を有している。幾つかの実施形態では、クラブヘッドのCGyは、約
29mm未満であり、例えば約26mm未満など、例えば約24mm未満など、である。
フェースに比較的近く、またフェース上の最適中心フェースボールインパクト場所に比
較的近いこのCG場所は、クラブヘッドが、ボールへのより高いエネルギー伝達を送り出
し、クラブフェース離発時のより高いボール速力を与える、という結果をもたらす。これ
を訳せば、ボールがより大きな距離を進行するということになる。また、図11が示して
いる様に、CGがより低く(ソールにより近く)配置されている状態では、結果として生
じるボールのバックスピンは軽減される。バックスピン軽減はドライバー型式クラブでは
非常に望ましい。ドライバーの観点では、これらの利点が、少なくとも360乃至460
cc、好適には少なくとも約425cc、最も好適には少なくとも約460cc、の大体
積と、大フェース寸法(約4400乃至5000mm)と、空気力学的形状と、を維持
しながらに成就されよう。この実施例では、フェースプレートを含めたクラブヘッドは、
約50乃至74グラムの重りプラグ質量を含め、約180乃至210グラムの質量を有し
ていてもよい。50乃至74グラムは、少なくとも一部には、包囲型フェースプレート、
薄肉壁帯域、及び縮小ホーゼル、からの再配分質量節減分に起因する。これは、ギヤ効果
のせいで望ましからざるもより多くのバックスピンを発生させ、またフェースからより遠
く離れて配置されているより高いCGのせいでボールへエネルギーをあまり送り届けられ
ない、典型的なドライバーヘッドとは対照的である。460ccより大きい体積及び50
乃至74グラムより大きい又はそれより小さいプラグ質量に対応する場合には調節が行わ
れ得るものと評価しておきたい。
ここでの使用に際し、「体積」(典型的にはcmで測定)という用語は、全米ゴルフ
協会及びR&R Rules Limitedによって規定された方法を用い、如何なる
開口も平板状の表面によってシールされているものと想定した場合の、クラブヘッドの置
換体積に等しい。
図15は、実質的に面一のホーゼル120、ヒール側にある重りポート、及びクラウン
及びスカートの内部表面に配置されている薄肉壁ポケット又は帯域125、をより分かり
易く示している。
上記の解説を展開しながら、現クラブ設計者は、中心外れの当たりに対するより大きな
寛容を実現するために従来の英知を応用してより高い慣性モーメントを追求している。よ
り高い慣性モーメントは、中心外れの当たりの際の回転に対する抵抗を上げてボールの速
力損失を少なくする。ドライバーについては、ボールは、更に、ヒール-トウ方向の中心
外れの当たりのせいでサイドスピンが掛かると球筋を外れ始める。而して、フェースバル
ジ半径(ヒール-トウ方向から見た半径)は、典型的には、中心外れの当たりに因る脱線
角度とサイドスピンを相殺するように設計されており、ボールが中心へ曲がり戻るのを支
援する。而して、適正に設計されたバルジ半径を有するなら、より高い慣性モーメントの
恩恵は、中心外れの当たりの際の方向精度向上よりボール速力損失の低減化の方が大きい
。中心外れのボールの速力損失は、殆どの最新クラブについてはそれほど深刻ではなく、
というのも、それらは中心領域付近ではより厚肉で縁に向かってより薄肉になっている可
変厚さフェース設計を利用しているからである。
しかしながら、より高い慣性モーメントのクラブの1つの不利な点は、この特性を最大
化するために質量を周縁へ移動させる必要があるため、CGが典型的には後方のより高い
所へ移ってしまうことである。質量が後方のより高い所へ移ってしまうことの不利な点は
、スピンが有意に増加し、距離全体を縮めかねないことである。高/後方重心での高い慣
性モーメント対低前方重心での僅かに低い慣性モーメントの賛否に目を向けると、驚くべ
きことに、既知のクラブよりも低いCGを、CGをより前方にすることと組み合わせて模
索した方が、たとえ慣性モーメントが僅かに下がるとしても、距離を稼ぐうえで有利であ
ることが判明している。これは、CGz/CGy比によって定義付けられる。CGzがよ
り大きい負の数であれば、このことは、重心が中心フェースよりも更に下寄りにあること
を意味する。CGyがより小さい正の数であれば、このことは、CGが中心フェースから
(前後方向に)後方への寄りが少ないことを意味する。CGz/CGy比がより大きな負
の数になれば、このことは、軌道がより正解に近く、より大きい距離を送り出すことを示
唆している。
最大ドライバー距離を目指す打ち出し条件は、典型的には、約14-16度の打ち出し
角及び約1800-2200rpmのスピンで起こることが分かっている。殆どのゴルフ
ァーにとって、以前のドライバーCGでは、これは非常に達成し難い。ドライバーロフト
を14-16度の打ち出し角を実現するのに十分に増加させると、スピンは、大抵、18
00-2200rpmよりはるかに高くなり、つまりは、ボールが気球の様に空中高く上
がり距離を失うということである。出願人は、より多くのゴルファーがこれらのより最適
な打ち出し条件を実現するためには、以前のクラブヘッドよりはるかに低くより前方にあ
るCGを有することが望ましいことを見いだした。
下表に示されている様に、好適な実施形態は-0.21のCGz/CGy比を有してお
り、代わ
りの実施形態は-0.41のCGz/CGy比を有している。
Figure 0007476159000001
また更なる実施形態では、改善された性能、及び低いMOIと比較的低く前方のCG場
所との望ましいバランスは、-0.25、-0.30、-0.35、-0.40、-0.
45、及び-0.50のCGz/CGy比、及びこれらの比に対応している応分のより高
い又はより低い慣性モーメント、を提供することによって実現される。その様なドライバ
ーは、好適には、15度未満のロフト角、425cc乃至470ccの体積、及び少なく
とも50mmのヘッド高さ(ヘッドがアドレス位置にあるときの地平面からクラウン上の
最も高い点までを測定)、を有していよう。ロフトが15度より大きいと、ボールはあま
りにも高く打ち出され、体積が425cc未満であるか又はヘッド高さがあまりに浅いと
、ドライバーは多くのゴルファーにとって一貫して当てるのがあまりに難しくなるかもし
れない。
図16は、垂直軸に沿ったCGz/CGyドライバー比をy軸に沿ったクラブヘッド体
積に対照してプロットしたグラフである。ここでも同様に、本開示に従って作られたドラ
イバーは、好適には、-0.21乃至-0.41の比、例えば、-0.21、-0.25
、及び-0.35、及び-0.41の比、を有している。
1つの実施形態では、少なくとも-0.20のCGz/CGy比を有するドライバーは
、少なくとも50mmのヘッド高さ、及び/又は少なくとも425cc、好適には約42
5乃至460cc、の体積を有している。別の実施形態では、ドライバーは、少なくとも
約-0.25、又は少なくとも約-0.30のCGz/CGy比を有している。
別途指定のない限り、ここに述べられている例示としてのパラメータは、ドライバー型
式クラブについてである。より小さい金属ウッドへの本明細書の原理の適用は、開示され
ているパラメータの少なくとも幾つかの一部調節を必然的に伴うものと評価しておきたい
。例えば、3番ウッドは必然的にドライバーより小さい体積と総質量を有し、5番ウッド
は3番ウッドより小さい体積と総質量を有する、などである。
開示されている発明の原理が適用され得る多くの可能な実施形態に鑑み、示されている
実施形態は、本発明の好適な実施例にすぎず、本発明の範囲に限定を課すものと受け止め
られてはならない、ということを認識されたい。そうではなく、本発明の範囲は付随の特
許請求の範囲によって定義される。従って、これらの請求項の範囲及び精神の内に入る全
てを本発明として請求する。
10 ゴルフクラブヘッド本体
12 前開口部
14 ソール
16 クラウン
18 スカート
20 ホーゼル
22 陥凹又は重りポート
24a 支持フレーム
24b ソール支持フレーム
24c クラウン支持フレーム
24d フレーム支持部
25 薄肉壁帯域又はポケット
26 複合フェースプレート
26a バルジ/ロール部分
26b フェース包囲帯域
28a 支持フレーム24cのソール対面壁
28b 支持フレーム24cの前方対面壁
28c 支持フレーム24cの上方傾斜壁
30a フェースプレートの最上面又は最上縁
30b フェースプレートの後方対面縁
30c フェースプレートの内側壁
30d フェースプレートの外側壁
32 外側クラウン壁面
34 内側クラウン壁面
34a 曲がり
34b リップ
36 クラウン移行半径区域
110 ゴルフクラブヘッド本体
112 前開口部
114 ソール
116 クラウン
118 スカート
120 ホーゼル
122 重り陥凹又はポケット
124a 支持フレーム
124b ソール支持フレーム
124c クラウン支持フレーム
125 薄肉壁帯域
126 フェースプレート
126a フェースプレートの中央区域
126b フェースプレートの包囲帯域
132 外側クラウン壁面
134 内側クラウン壁面
140 重りプラグ
142 ホーゼル孔
FP フェースプレート高さ
FP フェースプレート幅
t フェースプレート概略厚さ
CL フェースプレート曲線長さ(弧長さ)
ポケット高さ
ポケット深さ
ポケット後退距離
R クラウン前縁のソール前縁からの後退距離
重りポート高さ
重りポート幅
重りポートのクラブフェース前縁からの距離
ホーゼル孔長さ
CF 中心フェース
CG 重心
CGx CGのx軸に沿ったヘッド原点座標系からの距離
CGy CGのy軸に沿ったヘッド原点座標系からの距離
CGz CGのz軸に沿ったヘッド原点座標系からの距離

Claims (20)

  1. ゴルフクラブヘッドにおいて、
    ヒール部、トウ部、前側クラウン区域を含むクラウン部、ソール部、及び、クラブフェースを有する外周面を含むクラブヘッド本体と、
    少なくとも425cmのクラブヘッド体積と、
    前記クラブフェースに形成される前側開口部であって、該前側開口部の外表面によって画定される凹部と、該前側開口部まで延びるフレーム壁とを含み、該フレーム壁が、外側フレーム壁表面と、該外側フレーム壁表面に対向する内側フレーム壁表面とを含む、前側開口部と、
    前記前側開口部の前記凹部に受け入れられるフェースプレートと、を具備し、
    前記フェースプレートの内側表面が、前記外側フレーム壁表面に固定されており、
    前記フェースプレートが、前記内側表面に対向し幾何学的中心を有するボール打撃面を形成し、
    前記フェースプレートが、第1の材料密度を有する非金属材料を含み、さらに、可変厚みを含み、
    前記クラウン部が、外側クラウン表面及び内側クラウン表面と、
    当該ゴルフクラブヘッドが正規アドレス位置にあるときに、前記外側クラウン表面及び地表面に対して形成されるクラウン高さと、を含み、
    該クラウン高さには、
    前記前側クラウン区域において前記クラブフェースが当該ゴルフクラブヘッドの前記クラウン部に接続する部分である、前記クラブフェースから前記クラウン部への移行部における第1のクラウン高さと、
    当該ゴルフクラブヘッドの後端近傍において、前記クラウン部が当該ゴルフクラブヘッドのスカートに接続する部分である、前記クラウン部からスカートへの移行部における第2のクラウン高さと、
    前記第1のクラウン高さの後方であって、前記第2のクラウン高さの前方における最大クラウン高さと、が含まれ、
    該最大クラウン高さが、前記第1のクラウン高さ及び前記第2のクラウン高さよりも高く、
    前記ソール部が、重りを受け入れるように構成されたソール凹部を含み、
    該重りが該ソール凹部に固着され該ソール凹部を実質的に満たし、
    該ソール凹部が、該ソール凹部のヒール部側からトウ部側へのヒール-トウ方向に沿って全体的に測定される第1の凹部寸法と、前記クラブフェースに近い前記ソール凹部の前側から、該クラブフェースから遠い該ソール凹部の後側への前後方向に沿って全体的に測定される第2の凹部寸法と、を含み、
    前記第1の凹部寸法が前記第2の凹部寸法より大きく、
    前記ボール打撃面の前記幾何学的中心よりも下方に位置する前記クラブヘッド本体の一部分が、前記第1の材料密度よりも大きい第2の材料密度を有する金属材料によって形成され、
    当該ゴルフクラブヘッドは、重心(CG)と前記ボール打撃面の前記幾何学的中心に位置するヘッド原点とを有し、
    Z軸は、上方向が正方向の条件で当該ゴルフクラブヘッドが前記正規アドレス位置にあるときに前記ヘッド原点を通過して地面に直交する垂直方向に伸びており、
    Y軸は、後方向が正方向の条件で当該ゴルフクラブヘッドが前記正規アドレス位置にあるときに前後方向に前記ヘッド原点から水平方向に伸びており、
    CGzが、前記Z軸に沿った前記ヘッド原点から当該ゴルフクラブヘッドの前記CGまでの垂直方向距離であり、
    CGyは、前記Y軸に沿った前記ヘッド原点から前記CGまでの距離であり、
    該CGが、当該ゴルフクラブヘッドの前記Z軸に沿って測定される前記ボール打撃面の前記幾何学的中心よりも下方に位置する、
    ゴルフクラブヘッド。
  2. 前記ソールに接続される重りをさらに有し、前記重りは、前記第2の材料密度よりも大きい第3の材料密度を有する、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  3. 前記重りの外側表面は、前記ソール部の一部を形成し、該重りの前記外側表面が、560mm乃至1080mmの範囲の面積を有する、請求項2に記載のゴルフクラブヘッド。
  4. 前記ソール凹部が、約3.36cm乃至約6.48cmの範囲の体積を有する、請求項2又は請求項3に記載のゴルフクラブヘッド。
  5. 前記クラウン部の少なくとも一部が複合材料によって形成され、
    前記ボール打撃面が3.5mm乃至6.0mmの範囲の厚みを有する、請求項1又は請求項3に記載のゴルフクラブヘッド。
  6. 前記重りが、前記幾何学的中心から前記ヒール部に向かう方向において中心から外れた位置の前記ボール打撃面上に投影される重心を有する、請求項4に記載のゴルフクラブヘッド。
  7. 前記フェースプレートが少なくとも48層の複合材料を含む複合材料を備え、
    該フェースプレートが3.5mm乃至6.0mmの範囲の厚みを有する、請求項1に記載のゴルククラブヘッド。
  8. 前記フェースプレートの厚みが、可変であり、
    該フェースプレートの最大の厚みが、該フェースプレートの中心領域に配置される、請求項7に記載のゴルフクラブヘッド。
  9. 前記フェースプレートが複数の複合プライを含む複合材料を備え、
    前記クラウン部の少なくとも一部が複合材料で形成され、
    前記ソール部に接続される重りをさらに具備し、該重りが、前記第2の材料密度よりも大きい第3の材料密度を有し、
    前記重りが、前記幾何学的中心から前記ヒール部に向かう方向において中心から外れた位置の前記ボール打撃面上に投影される重心を有する、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  10. 前記クラウン部の少なくとも一部が複合材料から形成される、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  11. 前記フェースプレートが3.5mm乃至6.0mmの範囲の厚みを有する、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  12. 前記フェースプレートの厚みが可変であり、
    該フェースプレートの最大の厚みが該フェースプレートの中心領域に配置される、請求項11に記載のゴルフクラブヘッド。
  13. 前記フェースプレートの外周端が前記凹部の外表面に固定される、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  14. 前記フェースプレートが5000mm以下の面積を有する外壁部を含む、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  15. 前記フェースプレートが、
    67mm以下の最大フェースプレート高さを含み、
    90mm乃至106mmの範囲の最大フェースプレート幅を含む、
    請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  16. 前記クラウン部の少なくとも一部は、第1の厚み及び第2の厚みを有する薄肉壁帯域を含み、
    前記第1の厚みが前記第2の厚みよりも大きく、
    前記第1の厚みが0.8mm以下であり、
    前記ボール打撃面が3.5mm乃至6.0mmの範囲の厚みを有する、
    請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  17. 前記フェースプレートが3.5mm乃至6.0mmの範囲の厚みを有し、
    前記重りが前記ソール部の前縁から14mm乃至20mmに配置された幾何学的中心を有し、
    前記重りが前記ソール部の一部を形成し、
    前記重りが前記幾何学的中心から前記ヒール部に向かう方向において中心から外れた位置の前記ボール打撃面上に投影される重心を有し、
    前記重りのヒール方向に位置する前記クラブヘッド本体のヒール部がチタン合金で形成される、
    請求項2に記載のゴルフクラブヘッド。
  18. 前記重りは、前記クラブヘッド本体の前側凹部に取り付けられ、
    該クラブヘッド本体の前記前側凹部がチタン合金で形成される、請求項17に記載のゴルフクラブヘッド。
  19. 前記重りが前記ヒール部から前記トウ部に向かう方向に延在し、
    前記重りの前記幾何学的中心が、前後方向において当該ゴルフクラブヘッドの前端から14mm乃至20mmの位置に配置される、請求項17に記載のゴルフクラブヘッド。
  20. 前記重りが前記ヒール部から前記トウ部に向かう方向において第1の寸法を有し、該第1の寸法が少なくとも40mmであり、
    前記重りが前後方向において第2の寸法を有し、該第2の寸法が少なくとも14mmである、請求項17に記載のゴルフクラブヘッド。
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