JP7474190B2 - ステアリング装置 - Google Patents

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本発明は、ステアリング装置に関する。
特許文献1には、エンジン等の発熱源からの熱によるハーネス等の劣化を抑制するため、ラックバーを収容するハウジングと一体に形成された遮熱板を有する電動パワーステアリング装置が開示されている。
特開2019-104439号公報
しかしながら、特許文献1に記載の遮熱版の構造では、遮熱板の形状設定の自由度が抑制されるという課題があった。
本発明は、上記課題に着目されたもので、遮熱板の形状設定の自由度を向上させたステアリング装置を提供することを一つの目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の好ましい態様によれば、転舵輪に操舵力を付与するステアリング装置であって、ピニオン軸のピニオンと噛合うラックが形成されたラックバーと、ラックバーの少なくとも一部を収容するハウジングと、ハウジングには、ハウジングの径方向外方に向かって延びる突出部と、突出部は、取付部を有し、取付部によって取り付けられ、ハウジングよりも熱伝導率の小さい遮熱板と、遮熱板と接しない面の取付部に設けられたリブと、リブに形成されるボルトが挿通する挿通孔と、を有するようにした。
よって、本発明のステアリング装置にあっては、遮熱板の形状設定の自由度を向上することができる。
実施形態1のステアリング装置の全体構成図である。 実施形態1の要部拡大斜視図である。 実施形態1の要部拡大平面図である。 (a)は、図3のA-A断面のハウジングと遮熱板を示す図、(b)は、図3のB-B断面の全体を示す図である。 実施形態1の遮熱板を外した状態の要部拡大斜視図である。 実施形態1の遮熱板を外した状態の要部拡大平面図である。 図6の矢視Xから見た突出部の側面図である。 図7の矢視Yから見た突出部の背面図である。 図7のC-C断面図である。
〔実施形態1〕
図1は、実施形態1のステアリング装置の全体構成図、図2は、実施形態1の要部拡大斜視図、図3は、実施形態1の要部拡大平面図、図4(a)は、図3のA-A断面のハウジングと遮熱板を示す図、図4(b)は、図3のB-B断面の全体を示す図である。
[ステアリング装置の全体構成]
転舵輪に操舵力を付与するステアリング装置1は、運転者が回転操作する不図示のステアリングホイールが連結され、先端に不図示のピニオンが形成されたピニオン軸2と、ピニオン軸2のピニオンと噛合うラックが形成され、ステアリングシャフト2の回転に伴い軸線P方向に進退移動し、タイロッド4aを介して転舵輪に接続されるラックバー4と、ラックバー4の一部を収容するアルミで形成されたハウジング3と運転者の回転操作をアシストする電動モータ5および電動モータ5を制御する制御装置CUと、電動モータ5および制御装置CUを収容するモータハウジング5aと、モータハウジング5aに設けられたコネクタ6とコネクタ6に接続されるハーネス7と、エンジンや排気管等の熱源Qの輻射熱Fからコネクタ6とハーネス7を保護するために、アルミよりも熱伝導率が小さい鉄で形成され、ハウジング3に一体成型され、ハウジング3の径方向外方に向かって延びる突出部10の取付部12の2個の雌ねじを有する挿通孔12aに螺合する2本のボルト11により取り付けられた遮熱板9を備えている。
このように、遮熱板9をアルミで形成されたハウジング3よりも熱伝導率の小さい鉄で形成することにより、遮熱板9に蓄積した輻射熱Fを熱伝導率の大きいアルミで形成されたハウジング3により、熱を効率よく逃がすことができる。
また、ステアリング装置1は、4個のブラケット8を介して車両に取り付けられる。
図5は、実施形態1の遮熱板を外した状態の要部拡大斜視図、図6は、実施形態1の遮熱板を外した状態の要部拡大平面図である。
[突出部の構成]
突出部10は、軸線P方向で4個のマウント8とは異なる位置で、ハウジング3の径方向外方に向かって延びる突出部10の突出方向において(図6の下方向)にコネクタ6とオーバーラップするように突出し、ハウジング3と一体成型されている。
これにより、遮熱板9自体の長さを短くできるので、遮熱板9の振動による振れを抑制することができる。
また、突出部10は、軸線P方向で4個のマウント8と同じ位置に形成すると、マウント8部分の強度確保のため、マウント8部分を肉厚にする必要があり、巣ができる可能性があるが、突出部10は、軸線P方向で4個のマウント8とは異なる位置に形成しているので、マウント8部分を肉厚にする必要がなく、巣ができることを防止することができる。
突出部10の遮熱板9と接する面には、2本のボルト11により遮熱板9を取付ける2個の挿通孔12aが形成された取付部12が形成され、突出部10の遮熱板9と接しない面の取付部12には、2個の挿通孔12aが貫通するように形成された2個のリブ13が形成されている。
2個のリブ13を形成したことにより、放熱性の向上、取付部12の剛性の向上、応力集中を分散することができる。
また、2個のリブ13に、2本のボルト11が挿通する挿通孔12aをそれぞれ形成するようにしたので、突出部10と遮熱板9の締結力をアップすることができる。
なお、突出部10の詳細は、後述する。
図7は、図6の矢視Xから見た突出部の側面図、図8は、図7の矢視Yから見た突出部の背面図、図9は、図7のC-C断面図である。
[突出部の詳細構成]
図8に示すように、突出部10の遮熱板9と接しない面の取付部12に形成された2個のリブ13の突出部10の突出方向側のハウジングの長手方向である軸線P方向の幅の長さfは、2個のリブ13のハウジング3側のハウジングの長手方向である軸線P方向の幅の長さeより短い(f<e)。
すなわち、2個のリブ13の軸線P方向の幅は、突出部10の突出方向側に行くに従い、徐々に短く形成している。
このため、ハウジング3鋳造時の型抜きが容易であり、必要箇所のみリブ13を形成しているので、鋳巣の発生を抑制することができる。
突出部10の遮熱板9と接する側の面は、取付部12を含めて全面機械加工をしている。
すなわち、図9に示すように、金型の抜き勾配がある破線で示す鋳肌面aを機械加工により、削り加工を施している。
これにより、遮熱板9の取付けが容易となり、遮熱板9の締結軸力の確保もでき、遮熱板9の突出部10に対する座りをよくすることができる。
次に、作用効果を説明する。
実施形態1のステアリング装置においては、以下に列挙する作用効果を奏する。
(1)エンジンや排気管等の熱源Qの輻射熱Fからハーネスコネクタ6とハーネス7を保護するために、アルミよりも熱伝導率が小さい鉄で形成され、アルミで形成されるハウジング3と一体成型された突出部10の2個の雌ねじを有する挿通孔12aに螺合する2本のボルト11により取り付けられた遮熱板9を備えるようにした。
よって、遮熱板9に蓄積した輻射熱Fを熱伝導率の大きいアルミで形成されたハウジング3により、熱を効率よく逃がすことができる。
(2)突出部10の遮熱板9と接しない面の取付部12には、2個のリブ13を形成するようにした。
よって、放熱性の向上、取付部12の剛性の向上、応力集中を分散することができる。
(3)2個のリブ13に、2本のボルト11が挿通する雌ねじを有する挿通孔12aをそれぞれ形成するようにした。
よって、突出部10と遮熱板9の締結力をアップすることができる。
(4)突出部10は、突出部10の突出方向において、コネクタ6とオーバーラップするように突出し、ハウジング3と一体成型するようにした。
よって、遮熱板9自体の長さを短くできるので、遮熱板9の振動による振れを抑制することができる。
(5)突出部10は、軸線P方向で4個のマウント8とは異なる位置に形成するようにした。
よって、マウント8部分を肉厚にする必要がなく、巣ができることを防止することができる。
(6)2個のリブ13の軸線P方向の幅は、突出部10の突出方向側に行くに従い、徐々に短く形成するようにした。
よって、ハウジング3鋳造時の型抜きが容易であり、必要箇所のみリブ13を形成しているので、鋳巣の発生を抑制することができる。
(7)取付部12の突出部10の遮熱板9と接する側の面は、機械加工するようにした。
よって、遮熱板9の取付けを容易にすることができる。
(8)突出部10の遮熱板9と接する側の面は、全面機械加工をするようにした。
よって、遮熱板9の締結軸力の確保もでき、遮熱板9の突出部10に対する座りをよくすることができる。
〔他の実施例〕
以上、本発明を実施形態に基づいて説明してきたが、各発明の具体的な構成は実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
1 ステアリング装置
2 ピニオン軸
3 ハウジング
4 ラックバー
5 電動モータ
5a モータハウジング
6 コネクタ
8 ブラケット
9 遮熱板
10 突出部
11 ボルト
12 取付部
13 リブ
P 軸線

Claims (4)

  1. 転舵輪に操舵力を付与するステアリング装置であって、
    ピニオン軸のピニオンと噛合うラックが形成されたラックバーと、
    前記ラックバーの少なくとも一部を収容するハウジングと、
    前記ハウジングには、前記ハウジングの径方向外方に向かって延びる突出部と、
    前記突出部は、取付部を有し、前記取付部によって取り付けられ、前記ハウジングよりも熱伝導率の小さい遮熱板と、
    前記遮熱板と接しない面の取付部に設けられたリブと、
    前記リブに形成されるボルトが挿通する挿通孔と、
    を有する、
    ことを特徴とするステアリング装置。
  2. 請求項1に記載のステアリング装置であって、
    前記ステアリング装置は、転舵輪に付与する操舵力を発生する電動モータを有し、
    前記電動モータはモータハウジングに収容され、
    前記モータハウジングには、被接続部と接続するコネクタが設けられ、
    前記突出部は、前記突出部の突出方向において、前記コネクタとオーバーラップする
    ことを特徴とするステアリング装置。
  3. 請求項2に記載のステアリング装置であって、
    前記リブは、前記突出部の突出方向に向かって、前記ハウジングの長手方向の幅が短くなる、
    ことを特徴とするステアリング装置。
  4. 請求項1に記載のステアリング装置であって、
    前記突出部は、前記ステアリング装置を車両に取り付けるためのブラケットとは異なる位置に形成される、
    ことを特徴とするステアリング装置。
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