JP2019104439A - ステアリング装置 - Google Patents

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【課題】コストの上昇を抑えながら操舵補助装置に接続されるケーブルを発熱源の熱から保護することが可能なステアリング装置を提供する。【解決手段】ステアリング装置1は、軸方向への進退移動により車両の転舵輪を転舵させるラックシャフト3と、ラックシャフト3を収容するハウジング4と、ラックシャフト3に軸方向の移動力を付与する電動モータ52とを備える。ハウジング4は、ラックシャフト3を収容する筒状のラックシャフト収容部41と、操舵補助装置5に接続される信号線ケーブル61、電源ケーブル62、及び通信ケーブル63を発熱源から遮蔽する遮蔽板45とを有し、遮蔽板45がラックシャフト収容部41と一体に成形されている。【選択図】図3

Description

本発明は、車両用のステアリング装置に関する。
従来、車両用のステアリング装置は、車幅方向に延在するハウジングに収容された転舵軸がステアリングホイールの操舵操作に応じて進退移動し、転舵輪である前輪を転舵させる。ハウジングは、例えば特許文献1に記載されているように、エンジンルーム内においてエンジンと車両前後方向に並んで配置され、車体に固定される。
特許文献2に記載のステアリング装置(電動パワーステアリング装置)は、操舵トルクを検出するトルクセンサがハウジングに収容され、その検出信号がケーブルによって制御装置に送られる。制御装置は、操舵トルクに基づいて電動モータを制御し、電動モータのトルクが伝達機構によって増倍されて転舵軸に伝達される。制御装置には、トルクセンサの検出信号を伝送するケーブルの他、電力を供給するための電源線としてのケーブルが接続される。
特開2013−216253号公報 特開2017−149423号公報
特許文献2に記載のように構成されたステアリング装置が、例えば特許文献1に記載のようにエンジン等の発熱源と並んで配置される場合、制御装置に接続されるケーブルが発熱源からの輻射熱によって加熱されてしまう。そして、この熱によるケーブルの劣化を抑制するため、発熱源とケーブルとの間に遮熱板を設置することが必要になる場合がある。このような遮熱板の設置は、部品点数やその取り付けのための工数の増大により、コストを増大させる要因となる。
そこで、本発明は、コストの上昇を抑えながら制御装置に接続されるケーブルを発熱源の熱から保護することが可能なステアリング装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記の目的を達成するため、軸方向への進退移動により車両の転舵輪を転舵させる転舵軸と、前記転舵軸を収容するハウジングと、前記転舵軸に前記軸方向の移動力を付与する電動モータと、前記電動モータを制御する制御装置とを備え、前記ハウジングは、前記転舵軸を収容する筒状の本体と、前記制御装置に接続されるケーブルを車両の発熱源から遮蔽する遮蔽板とを有し、前記遮蔽板が前記本体と一体に成形されている、ステアリング装置を提供する。
本発明に係るステアリング装置によれば、コストの上昇を抑えながら制御装置に接続されるケーブルを発熱源の熱から保護することが可能となる。
本発明の実施の形態に係るステアリング装置を模式的に示す構成図である。 車両のエンジンルーム内の構成を上方から見て示す概略図である。 図2のA−A線断面図である。 図4は、図3の一部を拡大した部分拡大図である。
[実施の形態]
本発明の実施の形態について、図1乃至図4を参照して説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、本発明を実施する上での好適な具体例として示すものであり、技術的に好ましい種々の技術的事項を具体的に例示している部分もあるが、本発明の技術的範囲は、この具体的態様に限定されるものではない。
(ステアリング装置の全体構成)
図1は、本発明の実施の形態に係るステアリング装置の構成を模式的に示す構成図である。このステアリング装置1は、車両に搭載され、運転者の操舵操作に応じて転舵輪である左右の前輪を転舵させる。図1では、ステアリング装置1を車両前方から見た状態を示しており、図面左側が車両左右方向の右側にあたり、図面右側が車両左右方向の左側にあたる。なお、図1における符号中の文字「R」は右側を示し、文字「L」は左側を示している。
ステアリング装置1は、運転者が回転操作するステアリングホイール10が連結されたステアリングシャフト2と、ステアリングホイール10の操舵操作によって車幅方向に沿って軸方向に進退移動する転舵軸としてのラックシャフト3と、ラックシャフト3を収容するハウジング4と、ステアリングホイール10の操舵操作を補助する操舵補助装置5とを備えている。図1では、ハウジング4を仮想線(二点鎖線)で示し、その内部を図示している。
ステアリングシャフト2は、ステアリングホイール10が一端部に固定されたコラムシャフト21と、コラムシャフト21に自在継手22を介して連結されたインターミディエイトシャフト(中間シャフト)23と、インターミディエイトシャフト23に自在継手24を介して連結されたピニオンシャフト25とを有している。自在継手22,24は、例えばカルダンジョイントからなる。
ピニオンシャフト25は、その一部がトーションバー(捩れ軸)250として形成されており、このトーションバー250がステアリングホイール10に付与される操舵トルクによって捩れるように構成されている。トーションバー250の捩じれ量は、永久磁石及び複数の磁気ヨークを備えたトルクセンサ26によって磁気的に検出される。トルクセンサ26は、トーションバー250の捩じれによって複数の磁気ヨーク間の磁界の強度が変化するように構成されており、この磁界の強度の変化を第1及び第2の磁気センサ261,262によって検出する。
第1及び第2の磁気センサ261,262は、磁界の検出方向が互いに逆向きであり、温度変動等による検出値のオフセットが相殺されて検出精度が高められている。第1及び第2の磁気センサ261,262の検出信号は、信号線ケーブル61によって操舵補助装置5に送られる。操舵補助装置5には、信号線ケーブル61の他、電源ケーブル62や上位コントローラとの通信のための通信ケーブル63が接続される。
操舵補助装置5は、トルクセンサ26によって検出された操舵トルクや通信ケーブル63を用いた通信によって得られた車速の情報に応じてモータ電流を出力する制御装置51と、制御装置51から出力されるモータ電流によってトルクを発生する電動モータ52と、電動モータ52の出力軸521の回転を減速する減速機構53と、減速機構53の出力トルクによって回転するピニオンシャフト54とを備えている。電動モータ52は、制御装置51に制御され、ラックシャフト3に軸方向の移動力を付与する。制御装置51と電動モータ52は一体化され、MCU(Motor Control Unit)50として構成されている。
減速機構53は、電動モータ52の出力軸521と一体回転するように連結されたウォーム531と、ウォーム531に噛み合うウォームホイール532とからなる。ピニオンシャフト54は、ウォームホイール532と一体に回転し、減速機構53によって増倍された電動モータ52のトルクをラックシャフト3に軸方向の移動力として伝達する。この移動力は、ステアリングホイール10の操舵操作を補助する操舵補助力となる。
ラックシャフト3の両端部には、ボールジョイント11L,11Rを介して左右のタイロッド12L,12Rがそれぞれ連結されている。左右のタイロッド12L,12Rは、左右の前輪13L,13Rにそれぞれ連結されている。ラックシャフト3は、車幅方向(左右方向)への進退移動により、左右のタイロッド12L,12Rを介して左右の前輪13L,13Rを転舵させる。
ラックシャフト3には、ステアリングシャフト2のピニオンシャフト25に形成されたピニオン歯251に噛み合う第1のラック歯31、及び操舵補助装置5のピニオンシャフト54に形成されたピニオン歯541に噛み合う第2のラック歯32が形成されている。ラックシャフト3は、両ピニオンシャフト25,54の回転に伴う軸方向移動によって、左右の前輪13L,13Rをそれぞれ転舵させる。
図2は、車両のエンジンルーム内に配置されたハウジング4及びその周辺部の構成を鉛直方向の上方から見て示す概略図である。図3は、図2のA−A線断面図である。図4は、図3の一部を拡大した部分拡大図である。図2では、図面上方が車両前後方向の前方にあたり、図面下方が車両前後方向の後方にあたる。図3及び図4では、図面上方が鉛直方向の上方にあたり、図面下方が鉛直方向の下方にあたる。
ハウジング4は、エンジン7の車両後方側に配置され、車体フレーム8に取り付けられている。ハウジング4は、ラックシャフト3を収容する筒状の本体としてのラックシャフト収容部41と、ピニオンシャフト25を収容するピニオンシャフト収容部42と、減速機構53をピニオンシャフト54と共に収容する減速機構収容部43と、車体への固定のための複数のマウント部44と、ラックシャフト収容部41の前方に設けられた遮蔽板45とを有している。ハウジング4は、アルミダイキャストにより、ラックシャフト収容部41、ピニオンシャフト収容部42、減速機構収容部43、及び複数のマウント部44が一体に成形されている。
複数のマウント部44は、ラックシャフト収容部41の両端部付近に設けられ、ボルト81によって車体フレーム8に締結されている。ラックシャフト収容部41の両端部とタイロッド12L,12Rとの間には、ラックシャフト収容部41の内部への水分等の異物の浸入を防止する蛇腹構造のベローズ14L,14Rが取り付けられている。また、ピニオンシャフト収容部42の上部には、ピニオンシャフト収容部42の内部への水分等の異物の浸入を防止するカバー420が取り付けられている。ピニオンシャフト25は、自在継手24に取り付けられる一端部がカバー420から上方に突出している。
MCU50には、信号線ケーブル61、電源ケーブル62、及び通信ケーブル63が接続される。信号線ケーブル61は、第1の磁気センサ261の検出信号を伝送する一対の差動信号線611と、第2の磁気センサ262の検出信号を伝送する一対の差動信号線612と、第1及び第2の磁気センサ261,262の動作のための正負の電源線613,614と、これらの各電線を収容する樹脂からなるシース615とを有している。信号線ケーブル61の一方の端部には、トルクセンサ26のコネクタ受容部に嵌合されるコネクタ616が取り付けられ、信号線ケーブル61の他方の端部には、MCU50のコネクタ受容部に嵌合されるコネクタ617が取り付けられている。
電源ケーブル62は、正極電源線621及び負極電源線622からなり、バッテリー等の直流電源からMCU50に電力を供給する。正極電源線621及び負極電源線622は、複数の素線が撚り合わされた導体621a,622aが樹脂からなる絶縁体621b,622bによって被覆されている。
通信ケーブル63は、編組シールド630及び一対のツイストペア線631が樹脂からなるシース632に収容されている。電源ケーブル62と通信ケーブル63は、樹脂からなる管状のハーネス管64に収容され、ワイヤハーネス65を構成している。電源ケーブル62及び通信ケーブル63は、一端部がコネクタ651によりMCU50に接続されている。また、ハーネス管64から導出された電源ケーブル62及び通信ケーブル63の他端部には、それぞれコネクタ652,653が取り付けられている。
エンジン7は、内燃機関であり、例えばレシプロ式ガソリンエンジンである。エンジン7は、複数のシリンダ70が形成されたシリンダブロック71と、シリンダ70内に配置されたピストン72と、オイルパン73内に配置されたクランクシャフト74と、クランクシャフト74に設けられたクランクピン741とピストン72とを接続するコンロッド(コネクティングロッド)75とを有している。シリンダ70内には、図略の吸気弁の開動作により燃料との混合気が吸入され、この混合気が図略のプラグによって着火されて爆発する。そして、この燃焼圧力がピストン72及びコンロッド75を介してクランクシャフト74に伝達され、クランクシャフト74がジャーナル部742を中心として回転する。
エンジン7は、エンジンルーム内における発熱源であり、特に混合気の燃焼によってシリンダブロック71が発熱する。また、エンジン7は、主としてラジエータによって放熱される冷却水によって冷却されるが、シリンダブロック71の発熱に伴い、エンジン7の近傍に配置された部材が輻射熱によって加熱される。また、シリンダ70からの排気が通過する排気管やターボチャージャー等もエンジンルーム内における発熱源となる。またさらに、電動モータを駆動源とする電気自動車、あるいは内燃機関及び電動モータを駆動源とする所謂ハイブリッド車の場合には、駆動源としての電動モータも発熱源となる。
これらの発熱源によりワイヤハーネス65や信号線ケーブル61が加熱されると、樹脂からなるハーネス管64や、信号線ケーブル61及び通信ケーブル63のシース615,632、あるいは電源ケーブル62の絶縁体621b,622bが劣化するので、特に発熱源に近い部位では輻射熱を遮るための遮熱部材が必要となる。本実施の形態では、ハウジング4に設けられた遮蔽板45がこの遮熱部材となり、信号線ケーブル61、電源ケーブル62、及び通信ケーブル63を発熱源から遮蔽する。
(遮蔽板45の構成)
遮蔽板45は、信号線ケーブル61、電源ケーブル62、及び通信ケーブル63の上方を覆う天板部451と、天板部451から下方に垂下する側板部452とを有し、ラックシャフト収容部41と一体に成形されている。より具体的には、天板部451がラックシャフト収容部41の外周面41aから車両前方に突出し、天板部451の突出方向の先端部(車両前方の端部)451aから下方に側板部452が延在している。
本実施の形態では、天板部451がラックシャフト収容部41の外周面41aから水平方向に突出しているが、天板部451の突出方向が水平方向に対して傾斜していてもよい。この場合、先端部451aがラックシャフト収容部41側の基端部451bよりも下方に位置することが望ましい。また、本実施の形態では、側板部452が天板部451の突出方向の先端部451aから鉛直方向に延在しているが、側板部452が鉛直方向に対して傾斜していてもよい。
電源ケーブル62及び通信ケーブル63はハーネス管64に収容され、信号線ケーブル61と共に側板部452とラックシャフト収容部41との間に配置されている。また、本実施の形態では、ワイヤハーネス65及び信号線ケーブル61が、取付対象への固定のための固定部(クランプ)91を有するクランプ付き結束バンド9により遮蔽板45に取り付けられている。クランプ付き結束バンド9は、帯状のバンド92によって電源ケーブル62及び通信ケーブル63を含むワイヤハーネス65と信号線ケーブル61とを結束し、固定部91が天板部451に形成された貫通孔451cに挿通されている。
クランプ付き結束バンド9は、信号線ケーブル61、電源ケーブル62、及び通信ケーブル63を保持する本発明の保持具の一態様である。天板部451における貫通孔451cの周辺部分は、クランプ付き結束バンド9の固定部91を係止する係止部451dとして形成されている。固定部91は、弾性変形した状態で貫通孔451cに下方から上方に挿通され、貫通孔451cを通過した後に拡がって係止部451dに係止される。本実施の形態では、図2に示すように、天板部451に3つのクランプ付き結束バンド9の固定部91がそれぞれ係止されている。
遮蔽板45は、エンジン7のシリンダ70よりも下方に配置され、シリンダブロック71の輻射熱を遮蔽する。本実施の形態では、図2に示すように、遮蔽板45がエンジン7の車両後方側の全体にわたって、信号線ケーブル61、電源ケーブル62、及び通信ケーブル63を遮蔽しているが、エンジン7の車両後方側の少なくとも一部の範囲において信号線ケーブル61、電源ケーブル62、及び通信ケーブル63を遮蔽していれば、これらの劣化を抑制する効果が得られる。
また、本実施の形態では、車幅方向に沿って遮蔽板45に遮蔽された部分の信号線ケーブル61、電源ケーブル62、及び通信ケーブル63よりも下方に側板部452の下端部452aが位置しており、信号線ケーブル61、電源ケーブル62、及び通信ケーブル63の全体が側板部452の車両後方側に配置されているが、信号線ケーブル61、電源ケーブル62、及び通信ケーブル63の少なくとも一部が側板部452の車両後方側に配置されていれば、これらの劣化を抑制する効果が得られる。
(実施の形態の作用及び効果)
以上説明した本発明の実施の形態によれば、部品点数の増加をもたらすことなく遮蔽板45によって信号線ケーブル61、電源ケーブル62、及び通信ケーブル63を発熱源から遮蔽することができるので、コストの上昇を抑えながらこれらのケーブル61,62,63を発熱源の熱から保護することが可能となる。また、遮蔽板45は、ラックシャフト収容部41と一体であるので、遮蔽板45が受けた熱が熱伝導によってラックシャフト収容部41に放熱される。
また、本実施の形態では、遮蔽板45が天板部451及び側板部452を有しているので、天板部451よりも上方に配置されたエンジン7の主たる発熱部位であるシリンダブロック71からの輻射熱に対して各ケーブル61,62,63を確実に保護することが可能となる。またさらに、本実施の形態では、遮蔽板45にクランプ付き結束バンド9を係止する係止部451dが形成されているので、遮蔽板45に対する各ケーブル61,62,63の位置を確実に規定することができ、遮蔽板45による遮蔽効果を確実に奏することが可能となる。
(付記)
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明したが、これらの実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
また、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することが可能である。例えば、本実施の形態では、減速機構53がウォーム531及びウォームホイール532からなるウォームギヤ機構である場合について説明したが、これに限らず、例えば電動モータによって回転駆動されるナットを有するボールねじ機構によって電動モータの出力軸の回転を減速し、軸方向の移動力を操舵補助力としてラックシャフト3に付与してもよい。
また、本実施の形態では、MCU50に接続される信号線ケーブル61、電源ケーブル62、及び通信ケーブル63への熱が遮蔽板45により遮蔽される場合について説明したが、これらのケーブルのうち1つ又は2つのケーブルが遮蔽板45により遮蔽されなくともよい。また、他のケーブルがMCU50に接続される場合には、当該他のケーブルを遮蔽板45により遮蔽してもよい。
1…ステアリング装置 3…ラックシャフト(転舵軸)
4…ハウジング 41…ラックシャフト収容部(本体)
5…操舵補助装置 51…制御装置
52…電動モータ 7…エンジン(発熱源)
9…クランプ付き結束バンド(保持具) 13L,13R…前輪(転舵輪)
45…遮蔽板 61…信号線ケーブル
62…電源ケーブル 63…通信ケーブル
451…天板部 452…側板部

Claims (3)

  1. 軸方向への進退移動により車両の転舵輪を転舵させる転舵軸と、前記転舵軸を収容するハウジングと、前記転舵軸に前記軸方向の移動力を付与する電動モータと、前記電動モータを制御する制御装置とを備え、
    前記ハウジングは、前記転舵軸を収容する筒状の本体と、前記制御装置に接続されるケーブルを車両の発熱源から遮蔽する遮蔽板とを有し、前記遮蔽板が前記本体と一体に成形されている、
    ステアリング装置。
  2. 前記遮蔽板は、前記本体の外周面から突出して前記ケーブルの上方を覆う天板部と、前記天板部から下方に垂下する側板部とを有し、
    前記側板部と前記本体との間に前記ケーブルが配置される、
    請求項1に記載のステアリング装置。
  3. 前記遮蔽板に前記ケーブルを保持する保持具を係止する係止部が形成された、
    請求項1又は2に記載のステアリング装置。
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