JP7468127B2 - 液滴吐出装置、画像形成装置及びミスト回収制御プログラム - Google Patents

液滴吐出装置、画像形成装置及びミスト回収制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、液滴吐出装置、画像形成装置及びミスト回収制御プログラムに関する。
今日において、記録ヘッドから、インクの液滴を吐出して画像を形成するインクジェット方式の画像形成装置が知られている。この画像形成装置は、記録ヘッドから液滴を吐出した際に、液滴の一部が飛翔中に分離し、又は、用紙に着弾したインクの跳ね返り等により、霧状の液滴(インクミスト)が発生する。このインクミストは、用紙又は画像形成装置の内部に付着するおそれがある。
特許文献1(特開2002-273916号公報)には、インクミストによる装置内の汚れを防止可能としたインクジェット記録装置が開示されている。このインクジェット記録装置は、電極板を帯電させることで、インクミストを回収する。
しかし、特許文献1及び従来のインクジェット記録装置は、例えば印字中及び予備吐出中も電極板を常時帯電させてインクミストを回収している。このため、印字時に吐出された液滴も、帯電している電極板の影響を受け、着弾精度が低下して印字品質が低下する問題がある。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、印字品質を低下させずにミストを効率的に回収可能とした液滴吐出装置、画像形成装置及びミスト回収制御プログラムの提供を目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、液滴を吐出する吐出ヘッドと、吐出ヘッドを移動させるキャリッジと、吐出ヘッドと共に、キャリッジに設けられた、液滴のミストを回収するミスト回収部と、液滴の吐出時には、ミスト回収量が少なくなるようにミスト回収部を制御し、液滴の非吐出時には、ミスト回収量が多くなるようにミスト回収部を制御するミスト回収量制御部と、吐出ヘッドに対するミスト回収部の突出量を調整する調整機構と、を有する。ミスト回収量制御部は、吐出ヘッドによるインクの吐出時には、ミスト回収部の突出量を少なくするように、調整機構を制御し、吐出ヘッドによるインクの非吐出時には、ミスト回収部の突出量を多くするように、調整機構を制御する。
本発明によれば、印字品質を低下させずにミストを効率的に回収できるという効果を奏する。
図1は、実施の形態のインクジェットプリンタ装置の要部の構成を示す図である。 図2は、実施の形態のインクジェットプリンタ装置の要部のハードウェア構成を示すブロック図である。 図3は、インクミストの発生原理を説明するための図である。 図4は、搬送ベルトの交番帯電を説明するための図である。 図5は、搬送ベルトの帯電によるインクミストの発生状況を説明するための図である。 図6は、印字領域について説明するための図である。 図7は、キャリッジの走査により発生する気流について説明するための図である。 図8は、キャリッジの模式図である。 図9は、キャリッジに対するミスト回収電極の設置位置及び設置数の変形例を示す図である。 図10は、実施の形態のインクジェットプリンタ装置の機能ブロック図である。 図11は、実施の形態のインクジェットプリンタ装置のインクミストの回収動作の流れを示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、実施の形態となるインクジェットプリンタ装置の説明をする。
(要部の構成)
図1は、実施の形態のインクジェットプリンタ装置の要部の構成を示す図である。この図1において、実施の形態のインクジェットプリンタ装置100は、用紙P上に画像を形成する画像形成部101と、画像形成部101に用紙Pを供給する給紙部120と、給紙部120からの用紙Pを画像形成部101に搬送する用紙搬送部130とを備えている。また、インクジェットプリンタ装置100は、画像形成部101で画像が形成された用紙Pを排紙するための排紙部(排紙トレー)140を備えている。
給紙部120は、複数の用紙Pを収納する用紙トレー121と、用紙トレー121に収納されている用紙Pを1枚ずつ分離給送する半月コロ(給紙コロ)123と、半月コロ123に対向して配置され摩擦係数の大きな材質からなる分離パッド124を備えている。この分離パッド124は、給紙コロ123側に付勢されている。
給紙部120から給紙された用紙Pは、キャリッジ160に設けられている吐出ヘッド165の下方側で用紙Pの搬送を行う搬送部130に搬送される。搬送部130は、用紙Pを静電吸着して搬送する搬送ベルト131と、略鉛直上方に送られる用紙Pを略90度、方向転換させて搬送ベルト131上に載置する搬送ガイド135とを備えている。また、搬送部130は、押さえ部材で搬送ベルト131側に付勢された先端加圧コロ136と、搬送ベルト131の表面を帯電させるための帯電ローラ138を備えている。
搬送ベルト131は無端状ベルトであり、搬送ローラ132とテンションローラー133との間に掛け渡され、ベルト搬送方向に周回する。帯電ローラ138は、搬送ベルト131の表層に接触し、搬送ベルト131の回動に従動して回転する。
排紙部140は、搬送ベルト131から用紙Pを分離するための分離爪141と、排紙ローラ142と、排紙ローラ142の下方に排紙トレー143を備えている。
(要部のハードウェア構成)
次に、図2はインクジェットプリンタ装置の要部のハードウェア構成を示すブロック図である。図2中、点線で囲んで示す箇所が制御基板500である。この制御基板500は、電源501から電力の供給を受ける電源回路502を備える。また、制御基板500は、インクジェットプリンタ装置100に必要な情報の入力及び表示を行うための操作パネル(Operation Panel)503に接続されている。制御基板500は、パーソナルコンピュータ装置等の情報処理装置、イメージスキャナ装置等の画像読み取り装置、デジタルカメラ装置等の撮像装置等のホスト側から、データ伝送ケーブル又はネットワークケーブルを介して供給される印刷データ等を、ホストインタフェース(HOST I/F)504を介して受信する。
CPU505は、HOST I/F504が備える受信バッファ内の印刷データを読み出して解析し、必要な画像処理及びデータの並び替え処理等を施し、デジタル/アナログ変換器(DAC)506を介してHEAD制御部507に供給する。なお、画像出力するためのドットパターンデータの生成は、例えばROM(Read Only Memory)508にフォントデータを格納して行っても良いし、ホスト側のプリンタドライバで画像データをビットマップデータに展開してこの装置に転送しても良い。
ROM508には、ミスト回収制御プログラムが記憶されている。CPU508は、このミスト回収プログラムを読み出して各機能をRAM523に展開して実行することで、インクジェットプリンタ装置100の状態に応じたミスト回収電極180(ミスト回収部の一例)のオンオフ制御及び帯電量制御を行う。詳細は、後述する。
ヘッド制御部(Head制御部)509は、吐出ヘッド165の1行分に相当する画像データ(ドットパターンデータ)をクロック信号に同期して、キャリッジ160にシリアルデータで送出し、また所定のタイミングでラッチ信号をキャリッジ160に送出する。
CPU505は、ROM508に格納された駆動波形(ヘッド駆動信号)のパターンデータを読み出してDAC506に供給する。DAC506は、このパターンデータをアナログ化して、Head駆動部507に供給する。
キャリッジ160は、ヘッド制御部509からのクロック信号及びシリアルデータである画像データが入力されるシフトレジスタと、シフトレジスタのレジスト値をヘッド制御部509からのラッチ信号でラッチするラッチ回路を備える。また、キャリッジ160は、ラッチ回路の出力値のレベルを変換するレベル変換回路(レベルシフタ)と、このレベルシフタでオン/オフが制御されるアナログスイッチアレイ等を備える。そして、アナログスイッチアレイをオン/オフ制御することで、吐出ヘッド165のアクチュエータに所定の駆動電圧を印加して吐出ヘッド165を駆動する。さらに、CPU505は、アナログセンサ510からの検知信号を、ADC(アナログ/デジタル変換器)を介して受信する。
また、キャリッジ160には、吐出ヘッド165と共に、ミスト回収電極180が設けられている。後述するが、CPU508は、ミスト回収プログラムに基づいて、インクジェットプリンタ装置100の状態に応じたミスト回収電極180の帯電量制御を行う。
主走査モータ駆動部512、副走査モータ駆動部513、及び、供給モータ駆動部514は、CPU505の制御により、主走査モータ515、副走査モータ516、及び、供給モータ517に対し駆動信号を供給して駆動する。主走査エンコーダセンサ518、副走査エンコーダセンサ519及び供給エンコーダセンサ520は、各モータ515~517の回転に応じたエンコードパルスを生成し、CPU505に供給する。
CPU505は、供給されたエンコードパルスに基づいて、各モータ515~517が一定の回転数となるように、各モータ515~517を、各モータ駆動部512~514を介して駆動制御する。また、CPU505は、副走査エンコーダセンサ519で検出された副走査モータ516の回転に対応するエンコードパルスのパルス数に基づいて、搬送ベルト131の搬送量を監視する。そして、CPU505は、帯電ローラ521に高圧を印加する高圧回路522に対して、一定の搬送量毎に制御信号を出力することで、高圧回路522で生成される高圧信号の極性を反転させる。
(インクミストの発生原理)
次に、図3を用いてインクミストの発生原理を説明する。インクミストが発生する主な原因としては、吐出ヘッド165からの吐出時の液滴166の後端切れによるものと、紙面への着弾後の跳ね返りによるものとを挙げることができる。インクミストの発生時に一様な電界が存在すると、元の液滴166が電気的に中性であってもインクミストの電荷の分布は静電誘導の作用により一方向に偏ったものとなる。
すなわち、搬送ベルト131側が正の電荷を帯びている場合、図3に示すように液滴166における、搬送ベルト131側の部分は負の電荷が誘起され、液滴166の搬送ベルト131と反対側の部分は、正の電荷が誘起される。すなわち、同じ液滴166において、搬送ベルト131側の部分と、搬送ベルト131の反対側の部分とで、それぞれ極性の異なる電荷が誘起される。
液滴(主滴)166から分離するインクミストは、正極性に帯電した液滴166の一部である。このため、インクミストは、正極性に帯電している。このため、インクミストは、正極性に帯電した搬送ベルト131に対して反発し、図3の上方向(吐出ヘッド165側)に舞い上がる(浮遊する)。これがインクミストの発生原理となる。
(搬送ベルトの交番帯電)
次に、図4は、搬送ベルト131の交番帯電を説明するための図である。このうち、図4(a)は、搬送ベルト131の斜視図である。また、図4(b)は搬送ベルト131の交番帯電の模式図である。搬送ベルト131は、図4(a)に示すように、搬送ローラ132により、時計周りに回転駆動される。また、帯電ローラ138には、方形波の高圧が印加される。これにより、搬送ベルト131上(絶縁層)にプラス極性及びマイナス極性の電荷が交互に印加され、図4(b)に示すように、搬送ベルト131上に交番電界が形成される。交番電界が形成された搬送ベルト131上に用紙Pが到達すると、用紙P中の電荷が搬送ベルト上の電界に引き寄せられることにより吸着力を生じる(静電吸着)。
(インクミストの発生状況)
次に、図5は、搬送ベルト131の帯電によるインクミストの発生状況を説明するための図である。用紙Pの静電吸着搬送中に、プラス極性に帯電している搬送ベルト131とヘッド165との間の電界により、吐出されたインク(主滴)は、搬送ベルト131の帯電とは逆極性となるマイナス極性に帯電する。これにより、図5に示すように、正帯電のインクミストが発生する。
搬送ベルト131は、交番帯電により周期的に極性を変えるため、正帯電の状態と負帯電の状態が交互に生じる。このため、搬送ベルト131の極性の変化に応じて、負帯電のインクミスト、及び、正帯電のインクミストの両方が発生する。
(キャリッジの走査領域)
次に、図6は、印字領域(キャリッジ160の走査領域)について説明するための図である。用紙Pは、図6の紙面の奥行方向に搬送される。これに対して、キャリッジ160は、図6の紙面の左右方向に移動制御されることで、用紙P上を往復走査する。図6は、キャリッジ160が、左右の走査範囲の中間に位置している状態を示している。キャリッジ160は、外装の左右側板167、168の範囲内で左右方向に移動制御される。
(キャリッジの走査により発生する気流)
次に、図7は、キャリッジ160の走査により発生する気流について説明するための図である。キャリッジ160が、空気中を往路方向へ移動する過程においては、キャリッジ160の移動方向の前方の空気が、スリップストリームの原理により、キャリッジ160が移動する前の位置(移動方向後方)に移動する。このため、キャリッジ160の移動によって発生する気流は、キャリッジ160の前方からキャリッジ160の後方に流れる気流となる。
このため、例えば図7(a)及び図7(b)に示すように、キャリッジ160が左方向(往路)に移動する場合、用紙P上を右から左に移動する過程でインクミストがキャリッジ160の右背面側に蓄積する。このインクミストのミスト量は、キャリッジ160が走査範囲の左端に移動した時点で最大量となる。
これは、往路方向へ移動しているキャリッジ160が、往路側の側板167に接近するに連れて、キャリッジ160の移動方向の前方側に存在するインクミストが、上述のスリップストリームにより、復路側の側板168の方向(離間方向)へ移動することで発生する現象である。これにより、キャリッジが復路側の側板168から離間するに連れて離間方向の空間(復路側の空間)には、浮遊状態にあるインクミストの量が増加する。
同様に、図7(c)及び図7(d)に示すように、復路(右方向)にキャリッジ160が移動する場合、用紙P上を左から右に移動する過程で、インクミストがキャリッジ160の左背面側(進行方向の後方側)に蓄積する。このインクミストのミスト量は、キャリッジ160が走査範囲の右端に移動した時点で最大量となる。
後に詳しく説明するが、実施の形態のインクジェットプリンタ装置100は、インクジェットプリンタ装置100の状態に応じてミスト回収電極180の帯電量制御を行う。具体的には、画像形成時にミスト回収電極180を強力に帯電させると、主滴の着弾位置に影響を及ぼすため、画像形成時には、ミスト回収電極180を弱い帯電量に制御する。これに対して、非画像形成時(例えば復路方向へのキャリッジ160の移動時)に、帯電量を強くするようにミスト回収電極180を制御する。これにより、画像形成に影響を及ぼさないタイミングでインクミストの回収を行うことができる。
(キャリッジの構成)
図8に、キャリッジ160の模式図を示す。このうち、図8(a)は、インクの吐出部側からキャリッジ160を見た状態の図である。また、図8(b)は、長手方向の側面部側からキャリッジ160を見た状態の図である。
一例ではあるが、図8(a)及び図8(b)に示すように、キャリッジ160には、吐出ヘッド165として、黒色のインクを吐出する黒色用吐出ヘッド165BK、シアンのインクを吐出するシアン用吐出ヘッド165C、マゼンタのインクを吐出するマゼンタ用吐出ヘッド165M、及び、イエローのインクを吐出するイエロー用吐出ヘッド165Yが設けられている。また、イエロー用吐出ヘッド165Yに隣接し、かつ、キャリッジ160の短手方向に沿って、ミスト回収電極180が設けられている。インクミストの発生源は、吐出ヘッド165であるため、吐出ヘッド165の近傍にミスト回収電極180を設けることで、効率的にインクミストを回収できる。
また、吐出ヘッド165とミスト回収電極180の高さは、略同じ高さ(キャリッジ160の設置面からの突出量が同じ)となっている。これにより、ヘッドメンテナンスで使用するワイパ(維持機構185:クリーニングの一例)を用いて、吐出ヘッド165及びミスト回収電極180の両方を、同時にクリーニングでき、ワイピング効率を高めることができる。また、吐出ヘッド165の既存のクリーニング機構を、ミスト回収電極180のクリーニングに用いることができ、これにより、ミスト回収電極180専用のクリーニング機構を不要とすることができる。
(ミスト回収電極の設置位置及び設置数の変形例)
なお、ミスト回収電極180の設置位置及び設置数は、任意でよい。図9は、キャリッジ160に対するミスト回収電極180の設置位置及び設置数の変形例を示す図である。このうち、図9(a)は、イエロー用吐出ヘッド165Yに隣接し、かつ、キャリッジ160の短手方向に沿って、ミスト回収電極180aを設けると共に、黒色用吐出ヘッド165BKに隣接し、かつ、キャリッジ160の短手方向に沿って、ミスト回収電極180bを設けた例である。換言すれば、図9(a)は、各色用の吐出ヘッド165BK、165C、165M、165Yのヘッド群を左右から挟むように、一対のミスト回収電極180a、180bを設けた例である。
また、図9(b)は、各色用吐出ヘッド165BK、165C、165M、165Yに隣接し、かつ、キャリッジ160の短手方向に沿って、ミスト回収電極180BK,180C、180M、180Yをそれぞれ設けた例である。また、図9(c)は、各色用の吐出ヘッド165BK、165C、165M、165Yを左右から挟むように、一対のミスト回収電極180a、180bを設けると共に、各色用の吐出ヘッド165BK、165C、165M、165Yを上下から挟むように、一対のミスト回収電極180c、180dを設けた例である。
ミスト回収電極180の設置位置及び設置数は任意でよいが、設置数が多いほど、多くのインクミストを短時間で回収可能とすることができる。
(インクミストの回収動作)
CPU505は、ミスト回収制御プログラムを実行することで、図10に示すタイミング判断部191、帯電量制御部192(ミスト回収量制御部の一例)、印字制御部193及びクリーニング制御部194として機能する。そして、CPU505は、ミスト回収制御プログラムに基づいて動作することで、図11のフローチャートに示すインクミストの回収動作を実行制御する。
具体的には、図11のフローチャートは、実施の形態のインクジェットプリンタ装置100のメイン電源が投入されることで、スタートとなり、CPU505により、ステップS1から処理が実行される。ステップS1では、図10に示すタイミング判断部191が、インクミストを回収するタイミングとなったか否かを判別する。
具体的には、実施の形態のインクジェットプリンタ装置100は、「印字に悪影響を与えないタイミング」を、「インクミストを回収するタイミング」としている。このため、タイミング判断部191は、ステップS1において、これから画像形成が行われるか否かを判別する。
例えば、画像形成時において、移動するキャリッジ160の復路等のように、「インクを吐出する位置まで吐出ヘッド165を移動させている間」又は「画像形成終了直後」等のタイミングは、「印字に悪影響を与えないタイミング」であり、「液滴の非吐出時」である。このため、タイミング判断部191は、このタイミングを、「インクミストを回収するタイミング」として判断する。
また、実施の形態のインクジェットプリンタ装置100の場合、上述のミスト回収電極180に対して通電形態及び帯電量を選択設定可能となっている。一例ではあるが、実施の形態のインクジェットプリンタ装置100の場合、ユーザが以下のインクミスト回収モードの中から、所望のモードを選択設定する。
1.ミスト回収電極180に対して、常に帯電(印字中は強弱可変可能)を行う第1のモード
2.印字中は、ミスト回収電極180に対して常に帯電を行う第2のモード
3.印字中は、ミスト回収電極180に対する帯電量を「小」とし、その他の場合は、帯電量を「大」とする第3のモード
4.キャリッジ160の復路のみ、ミスト回収電極180に対する帯電を行う第4のモード
5.吐出ヘッド165に空スキャンをさせて、この時にミスト回収電極180を帯電させてインクミストを回収する第5のモード
6.印字を行わず、用紙Pを搬送させる間に、ミスト回収電極180を帯電してインクミストを回収する第6のモード
このようなインクミスト回収モードのうち、ユーザにより選択されているモードを示す選択モード情報は、ROM508又はRAM523等の記憶部に記憶される。タイミング判断部191は、記憶部に記憶されている選択モード情報を読み込むことで、ユーザにより選択されているモードを認識すると共に、現在の印刷状況又はキャリッジ160の移動状態等に応じて、現在、「インクミストを回収するタイミング」であるか否かを判断する。
次に、タイミング判断部191により、現在、「インクミストを回収するタイミングではない」と判断されると(ステップS1:No)、ステップS2に処理が進む。現在、「インクミストを回収するタイミングではない」ということは、現在、印字中(画像形成中)である可能性が高い。このため、帯電制御部192は、ステップS2において、帯電量を「小」とするようにミスト回収電極180を制御する。これにより、ミスト回収電極180の帯電量が小さくなるため、印字中に吐出ヘッド165から吐出されるインクの液滴の着弾位置にズレが生ずる不都合を防止でき、印字品質を維持できる。
これに対して、タイミング判断部191により、現在、「インクミストを回収するタイミングである」と判断されると(ステップS1:Yes)、ステップS3に処理が進む。現在、「インクミストを回収するタイミングである」ということは、インクジェットプリンタ装置100の現在の状態が、印字中(画像形成中)以外の状態であることを意味する。このため、帯電制御部192は、ステップS3において、帯電量を「大」」とするようにミスト回収電極180を制御する。これにより、印字品質に影響を与えることなく、ミスト回収電極180で効率よくインクミストを回収できる。
以下の表1に、ミスト回収電極180の帯電量に対する、インクミストの回収効果及び吐出される液滴に対する影響の大きさを示す。
Figure 0007468127000001
この表1に示すように、ミスト回収電極180の帯電量を大きくすることでインクミストの回収効果は高くなるが、吐出される液滴への影響も大きくなり、着弾位置精度が低下する。反対に、ミスト回収電極180の帯電量を小さくすると、インクミストの回収効果は低くなるが、吐出される液滴への影響は小さく抑えられるため、印字品質を維持可能となる。一例ではあるが、実施の形態のインクジェットプリンタ装置100の場合、帯電制御部192は、帯電量「大」を数kV(ステップS3)、帯電量「小」を数百Vとしている(ステップS2)。これにより、インクミストの回収率とインクの液滴の着弾精度の両立を図ることができる。
なお、例えば吐出ヘッド165に空スキャンをさせ、この時にミスト回収電極180を帯電させる際に(上述の第5のモード)、帯電量制御部192が、ミスト回収電極180の帯電量をさらに大きくすることで、インクミスト回収率を、さらに向上させることができる。
次に、図11のフローチャートのステップS4において、印字制御部193は、指定されている全ての文字、記号、画像等の印字が終了したか否かを判別する。全ての文字、記号、画像等の印字が終了するまでの間、ステップS1~ステップS4の処理が繰り返し行われる(ステップS4:No)。
印字制御部193により、指定されている全ての文字、記号、画像等の印字が終了したと判別された場合(ステップS4:Yes)、処理がステップS5に進む。ステップS5では、クリーニング制御部194が、吐出ヘッド165と共に、ミスト回収電極180をクリーニングするように、維持機構185を制御する。これにより、図11のフローチャートの全処理が終了する。上述のように、吐出ヘッド165及びミスト回収電極180は、同じ高さとなるようにキャリッジ160に設けられている。このため、一つのクリーニング制御部194で、吐出ヘッド165及びミスト回収電極180の両方のクリーニングを行うことができる。
なお、吐出ヘッド165及びミスト回収電極180のクリーニングは、印字が終了する毎に行ってもよいし、ミスト回収電極180の汚れ具合が所定以上となった際に、吐出ヘッド165及びミスト回収電極180の両方を一度にクリーニングすることとしたが、例えば印字前に吐出ヘッド165のクリーニングを行い、印字終了後にミスト回収電極180のクリーニングを行う等のように、それぞれ異なるタイミングでクリーニングしてもよい。
また、維持機構185により、吐出ヘッド165及びミスト回収電極180から回収されたインクの廃液は、廃液タンク186でインクジェットプリンタ装置100外に廃液される。これにより、廃液に対する定期的なメンテナンス作業を不要とすることができる。また、ミスト回収電極180は、吐出ヘッド165のようにインクを吐出する構造ではないため、防乾、防塵等のために吐出ヘッド165に設けられているキャップを不要とすることができる。
(実施の形態の効果)
以上の説明から明らかなように、実施の形態のインクジェットプリンタ装置100は、インクミストの発生源である吐出ヘッド165の近傍にミスト回収電極180を設ける。そして、印字に影響を及ぼすタイミングでは、ミスト回収電極180の帯電量を小さくし、印字に影響を及ぼさないタイミングで、ミスト回収電極180の帯電量を大きくしてインクミストを回収する。これにより、印字品質を維持したうえで、インクミストを効率的に回収できる。
(第1の変形例)
上述の実施の形態の説明では、ミスト回収量制御部の一例となる帯電量制御部192が、ミスト回収電極180の帯電量を制御することで、印字品質の維持及びインクミストの効率的な回収の両立を図った例であった。具体的には、帯電量制御部192が、インクの吐出時には、ミスト回収量が少なくなるようにミスト回収部(ミスト回収電極180)を制御し 、インクの非吐出時には、ミスト回収量が多くなるようにミスト回収部(ミスト回収電極180)を制御する例であった。
しかし、吐出ヘッドに対するミスト回収電極180の突出量を機械的に調整する調整機構をキャリッジ160に設けてもよい。調整機構は、ミスト回収電極180をキャリッジ160方向に移動させ(下降制御)、又は、ミスト回収電極180を反キャリッジ160方向に移動させることで(上昇制御)、ミスト回収電極180の突出量を調整する。
この場合、ミスト回収量制御部となる帯電量制御部192は、ミスト回収電極180をオン状態とすると共に、インクの吐出時には、調整機構を下降制御してミスト回収電極180の突出量を少なくする。これにより、インクの吐出時におけるミスト回収量を少なくすることができ、吐出されるインクに与える影響を軽減して印字品質を維持できる。
また、帯電量制御部192は、ミスト回収電極180をオン状態とすると共に、インクの非吐出時には、調整機構を上昇制御してミスト回収電極180の突出量を多くする。これにより、インクの非吐出時に、発生しているミストを多く回収することができる。
(第2の変形例)
または、ミスト回収電極180の露出量を遮蔽板で調整する調整機構をキャリッジ160に設けてもよい。この場合、ミスト回収量制御部となる帯電量制御部192は、ミスト回収電極180をオン状態とすると共に、インクの吐出時には、ミスト回収電極180の露出量が少なくなるように、調整機構を介して遮蔽板を移動制御する(遮蔽板でミスト回収電極180の被覆量を多くする)。これにより、インクの吐出時におけるミスト回収量を少なくすることができ、吐出されるインクに与える影響を軽減して印字品質を維持できる。
また、帯電量制御部192は、ミスト回収電極180をオン状態とすると共に、インクの非吐出時には、ミスト回収電極180の露出量を多くするように、調整機構を介して遮蔽板を移動制御する(遮蔽板でミスト回収電極180の被覆量を少なくする)。これにより、インクの非吐出時に、発生しているミストを多く回収することができる。
(第3の変形例)
また、吐出するインク滴の大きさに応じてミスト回収電極180を動作させてもよい。この場合、帯電量制御部192は、印刷データに基づいて、吐出されるインク滴の大きさを判別する。例えば、吐出ヘッド165から吐出されるインク滴が大きなインク滴である場合、帯電量制御部192は、ミスト回収電極180を小さな帯電量に制御する(又は、オフ制御する)。これにより、インクミストの回収動作が、印字に影響を与える可能性が高い場合に(=大きなインク滴を吐出する場合に)、ミスト回収電極180の帯電量を少なくして、印字品質を維持できる。
また、吐出ヘッド165から吐出されるインク滴が小さなインク滴である場合、帯電量制御部192は、ミスト回収電極180を大きな帯電量に制御する。これにより、印字品質に影響を与えることなく、インクミストを回収できる。
(第4の変形例)
また、図9(a)~図9(c)に示したように、ミスト回収電極180a、ミスト回収電極180b等の複数のミスト回収電極180が設けられている場合に、印字を行う吐出ヘッド165に対応するミスト回収電極180だけを動作させてもよい。
例えば、図9(b)の例は、各色の吐出ヘッド165BK、165C、165M、165Yに対して、ミスト回収電極180BK,180C、180M、180Yがそれぞれ設けられている例である。この場合において、吐出ヘッド165BKで印字を行う際に、帯電量制御部192は、ミスト回収電極180BKを小さな帯電量に制御し、他のミスト回収電極180C、180M、180Yを大きな帯電量に制御する。これにより、印字に影響を与えないミスト回収電極だけを動作させてインクミストの回収を行うことができ、回収効率の最適化を図ることができる。
最後に、上述の実施の形態は、一例として提示したものであり、本発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことも可能である。例えば、本発明は、インクジェットプリンタ装置以外であっても、例えば積層造形法により、積層した紛体に液滴を吐出して固めながら三次元造形物を造形する立体造形装置等にも適用可能である。この場合、三次元造形物の造形時には、ミスト回収電極180の帯電量を小さくして、造形品質を維持する。また、例えばキャリッジ160の移動時等のように、三次元造形物の造形に影響を与えないタイミングで、ミスト回収電極180の帯電量を大きくして、紛体を固める液滴のミストを回収する。これにより、造形品質を維持したうえで、液滴のミストを効率的に回収できる等、上述と同様の効果を得ることができる。また、実施の形態及び実施の形態の変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
100 インクジェットプリンタ装置
101 画像形成部
120 給紙部
130 用紙搬送部
140 排紙部(排紙トレー)
160 キャリッジ
165 吐出ヘッド
180 ミスト回収電極
185 維持機構
186 廃液タンク
191 タイミング判断部
192 帯電量制御部
193 印字制御部
194 クリーニング制御部
505 CPU
507 ヘッド駆動部
508 ROM
特開2002-273916号公報

Claims (7)

  1. 液滴を吐出する吐出ヘッドと、
    前記吐出ヘッドを移動させるキャリッジと、
    前記吐出ヘッドと共に、前記キャリッジに設けられた、前記液滴のミストを回収するミスト回収部と、
    前記液滴の吐出時には、ミスト回収量が少なくなるように前記ミスト回収部を制御し、前記液滴の非吐出時には、ミスト回収量が多くなるように前記ミスト回収部を制御するミスト回収量制御部と、
    前記吐出ヘッドに対する前記ミスト回収部の突出量を調整する調整機構と、
    前記ミスト回収量制御部は、前記吐出ヘッドによるインクの吐出時には、前記ミスト回収部の突出量を少なくするように、前記調整機構を制御し、前記吐出ヘッドによるインクの非吐出時には、前記ミスト回収部の突出量を多くするように、前記調整機構を制御する、液滴吐出装置。
  2. 前記液滴を吐出して画像を形成するように前記吐出ヘッドを制御する画像形成部を、さらに備え、
    前記ミスト回収量制御部は、前記画像形成部による画像形成時には、ミスト回収量が少なくなるように前記ミスト回収部を制御し、又は、前記ミスト回収部をオフ制御し、前記画像形成部による非画像形成時には、ミスト回収量が多くなるように前記ミスト回収部を制御すること
    を特徴とする請求項1に記載の液滴吐出装置。
  3. 前記ミスト回収部は、帯電されて前記液滴のミストを回収するミスト回収電極であり、
    前記ミスト回収量制御部は、
    前記画像形成部による画像形成時には、前記ミスト回収電極の帯電量を少なくすることで、ミスト回収量が少なくなるように前記ミスト回収電極を制御することで前記ミスト回収電極をオフ制御し、前記画像形成部による非画像形成時には、前記ミスト回収電極の帯電量を多くすることで、ミスト回収量が多くなるように前記ミスト回収電極を制御すること
    を特徴とする請求項2に記載の液滴吐出装置。
  4. 前記ミスト回収量制御部は、前記吐出ヘッドから吐出されるインク滴が大きなインク滴である場合、前記ミスト回収部を小さな帯電量に制御して、ミスト回収量を少なくし、前記吐出ヘッドから吐出されるインク滴が小さなインク滴である場合、前記ミスト回収部を大きな帯電量に制御して、ミスト回収量を多くすること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の液滴吐出装置。
  5. 前記吐出ヘッドとして、複数の吐出ヘッドを備え、
    前記ミスト回収部として、複数のミスト回収部を備え、
    前記ミスト回収量制御部は、複数の前記吐出ヘッドのうち、液滴を吐出する吐出ヘッドに対応する前記ミスト回収部を小さな帯電量に制御して、ミスト回収量を少なくし、液滴を吐出しない吐出ヘッドに対応する前記ミスト回収部は、大きな帯電量に制御して、ミスト回収量を多くすること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の液滴吐出装置。
  6. 請求項2から請求項のうち、いずれか一項に記載の液滴吐出装置を備えた画像形成装置。
  7. 液滴を吐出する吐出ヘッドと、
    前記吐出ヘッドを移動させるキャリッジと、
    前記吐出ヘッドと共に、前記キャリッジに設けられた、前記液滴のミストを回収するミスト回収部と、前記吐出ヘッドに対する前記ミスト回収部の突出量を調整する調整機構と、を備えた液滴吐出装置のミスト回収制御プログラムであって、
    コンピュータを、
    前記液滴の吐出時には、ミスト回収量が少なくなるように前記ミスト回収部を制御し、前記液滴の非吐出時には、ミスト回収量が多くなるように前記ミスト回収部を制御し、前記吐出ヘッドによるインクの吐出時には、前記ミスト回収部の突出量を少なくするように、前記調整機構を制御し、前記吐出ヘッドによるインクの非吐出時には、前記ミスト回収部の突出量を多くするように、前記調整機構を制御するミスト回収量制御部として機能させること
    を特徴とするミスト回収制御プログラム。
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