JP7466191B2 - 開閉装置並びにこの開閉装置を用いた端末機器 - Google Patents

開閉装置並びにこの開閉装置を用いた端末機器 Download PDF

Info

Publication number
JP7466191B2
JP7466191B2 JP2020142150A JP2020142150A JP7466191B2 JP 7466191 B2 JP7466191 B2 JP 7466191B2 JP 2020142150 A JP2020142150 A JP 2020142150A JP 2020142150 A JP2020142150 A JP 2020142150A JP 7466191 B2 JP7466191 B2 JP 7466191B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotating shaft
opening
pair
closing device
holding means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020142150A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022037811A (ja
JP2022037811A5 (ja
Inventor
哲生 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Naturaleza One Co Ltd
Original Assignee
Naturaleza One Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Naturaleza One Co Ltd filed Critical Naturaleza One Co Ltd
Priority to JP2020142150A priority Critical patent/JP7466191B2/ja
Priority to TW110131220A priority patent/TWI821733B/zh
Priority to CN202110978457.XA priority patent/CN114125096B/zh
Publication of JP2022037811A publication Critical patent/JP2022037811A/ja
Publication of JP2022037811A5 publication Critical patent/JP2022037811A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7466191B2 publication Critical patent/JP7466191B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/02Constructional features of telephone sets
    • H04M1/0202Portable telephone sets, e.g. cordless phones, mobile phones or bar type handsets
    • H04M1/0206Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings
    • H04M1/0208Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings characterized by the relative motions of the body parts
    • H04M1/0214Foldable telephones, i.e. with body parts pivoting to an open position around an axis parallel to the plane they define in closed position
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C11/00Pivots; Pivotal connections
    • F16C11/04Pivotal connections
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/02Constructional features of telephone sets
    • H04M1/0202Portable telephone sets, e.g. cordless phones, mobile phones or bar type handsets
    • H04M1/026Details of the structure or mounting of specific components
    • H04M1/0266Details of the structure or mounting of specific components for a display module assembly
    • H04M1/0268Details of the structure or mounting of specific components for a display module assembly including a flexible display panel

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Description

本発明は、第1筐体と第2筐体の両表面に渡って、例えば有機EL製のフレキシブルディスプレイシートを取り付けて成る、例えば携帯電話機、電子手帳、PDA、ネットブック、さらにはノートパソコンなどの電子機器に用いて好適な開閉装置、並びにこの開閉装置を用いた端末機器に関する。
最近、第1筐体と第2筐体の両表面に渡って1枚の有機EL製のフレキシブルディスプレイシートを取り付けて成る携帯電話機が開発され、世の中に出回りつつある。このような携帯電話機の第1筐体と第2筐体を互いに開閉可能に連結する開閉装置として、複数のヒンジピンを用いた多軸ヒンジ装置が下記特許文献1において知られている。この公知の多軸ヒンジ装置は、第1筐体と第2筐体を閉じた際にはフレキシブルディスプレイシートが折れてしまったり、故障してしまったりしないように一定の曲率半径を保つことができるように構成されると共に、第1筐体と第2筐体を最大角度まで開く際に、第1筐体と第2筐体の互いの後部が当たって干渉してしまわないように構成する必要があることから、複数のヒンジピンの軸間距離を調節することができるように構成してある。
特開2017-215012号公報
上記公知の多軸ヒンジ装置は、第1筐体と第2筐体を閉じた際に、フレキシブルディスプレイシートに対し必要な曲率半径を形成させるために、各ヒンジピンの間にその軸間距離を調節する機構を設けていたため、構成が複雑となり製造コストが高くつくという問題があった。
本発明は、上記問題点を解決しようとするもので、その課題は、できるだけ簡単な構成で、第1筐体と第2筐体の閉成時にフレキシブルディスプレイシートに必要な曲率半径を形成でき、第1筐体と第2筐体の開閉時にフレキシブルディスプレイシートに生ずる面長差を吸収できるように成した開閉装置を提供せんとするにある。
上記した目的を達成するために、本発明に係る請求項1の開閉装置は、中央部長手方向に渡って湾曲凹部を設けた駆動ベース部材と、前記湾曲凹部内部の両端部側に取り付けた一対の第1支持部及び第2支持部にその各両側部を軸支されて回転可能に設けられた一対の第1回転シャフト及び第2回転シャフトと、これらの第1回転シャフト及び第2回転シャフトの間に設けた同期回転機構と、前記第1回転シャフト及び前記第2回転シャフトの各両端部に設けた駆動力伝達部とを有すると共に、前記駆動ベース部材の両側に取り付けた第1保持手段と第2保持手段を介してその回転中心を支点として旋回動作する各一対ずつのブラケット部材を設け、この各ブラケット部材に第1筐体と第2筐体を取り付ける支持プレートをそれぞれ取り付けると共に、前記各一対のブラケット部材の一方のものにブラケットギアを設け、この各ブラケットギアを前記各駆動力伝達部の駆動ギアに噛合わせたことを特徴とする。
前記第1支持部と第2支持部は、それぞれ前記湾曲凹部内の両側部に取り付けられた上部支持部材と、この上部支持部材に重ね合わされる下部支持部材から成り、前記第1回転シャフトと第2回転シャフトの各円形軸部を回転可能に支持するものであることを特徴とする。
前記各ブラケット部材には、前記第1保持手段と前記第2保持手段に設けた円弧状ガイド溝にスライド可能に挿入される円弧状ガイド片が設けられていることを特徴とする。
前記各第1保持手段と第2保持手段は、円弧状ガイド溝を有するそれぞれセンターベースと複数のガイドベースから成り、前記各一対ずつのブラケット部材の円弧状ガイド片を旋回可能に保持するものであることを特徴とする。
前記第1回転シャフトと前記第2回転シャフトはそれぞれその中央部を挟んでそれぞれ一対の吸込み機構及び又はフリクショントルク発生機構を設けたことを特徴とする。
前記一対の吸込み機構は、前記第1回転シャフトと前記第2回転シャフト
を同時に回転可能に挿通させたカムプレートとこのカムプレートに設けたカム部に対向して前記第1回転シャフトと前記第2回転シャフトに回転を拘束されつつそれぞれ単独で軸方向へスライド可能に設けた一対のカムフォロワーワッシャとで構成したことを特徴とする。
前記一対のフリクショントルク発生機構は、前記第1回転シャフトと前記第2回転シャフトを同時に回転可能に挿通させたフリクションプレートと、このフリクションプレートに対向して前記第1回転シャフトと前記第2回転シャフトに回転を拘束されつつそれぞれ単独で軸方向へスライド可能に設けた一対のフリクションワッシャとで構成したことを特徴とする。
そして、本発明に係る端末機器は、上記各開閉装置を備えたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、第1筐体と第2筐体は、駆動ベース部材にその各回転中心を支点に旋回動作するブラケット部材に第1筐体と第2筐体の各後端部を取り付ける第1支持プレートと第2支持プレートを取り付けたので、第1筐体と第2筐体の閉成時において、フレキシブルディスプレイシートの屈曲部の部分の両側と、下部側に空間部が形成されることから、フレキシブルディスプレイシートが折れ曲がってしまったりすることがない上に、フレキシブルディスプレイシートの開閉操作時における面長差を吸収できるものである。
請求項2の発明によれば、駆動ベース部材の湾曲凹部内の両側に配置した上部支持部材と下部支持部材によって、第1回転シャフトと第2回転シャフトを平行状態で回転可能に支持することができるものである。
請求項3の発明によれば、各ブラケット部材は、第1保持手段と第2保持手段に設けた円弧状ガイド溝にスライド可能に嵌め合わされた円弧状ガイド片を有するので、その動作時に回転中心を支点とする旋回動作をすることができるものである。
請求項4の発明によれば、それぞれ第1保持手段と第2保持手段を構成するセンターベースとガイドベースによって各ブラケット部材を旋回動作可能に保持することができるものである。
請求項5の発明によれば、第1筐体と第2筐体の開閉操作時に、フリーストップに停止保持できる上に、全開成角度直前と全閉成角度直前において、自動的に開成方向と閉成方向へ開閉動作を促し、かつ、全開成角度と全閉成角度において、開成状態と閉成状態を安定的に保つことができるものである。
請求項6の発明によれば、各吸込み機構を構成するカムプレートによって、第1回転シャフトと第2回転シャフトを共に回転可能に連結したので、端末機器をより薄型にするために細い径の第1回転シャフトと第2回転シャフトを用いても、その回転動作時に第1回転シャフトと第2回転シャフトが曲がってしまうことを防止できるものである。
請求項7の発明によれば、各フリクショントルク発生機構を構成するフリクションプレートによって、第1回転シャフトと第2回転シャフトを回転可能に連結したので、このフリクションプレートによっても、端末機器をより薄型にするために細い径の第1回転シャフトと第2回転シャフトを用いた場合、その回転動作時に第1回転シャフトと第2回転シャフトが曲がってしまうことを防止できるものである。
請求項8の発明によれば、第1筐体と第2筐体に渡ってフレキシブルディスプレイシートを展開させても、その開閉操作時に面長差からくる不具合を解消でき、かつ、折曲げ部に湾曲部を形成できる端末機器を提供できるものである。
本発明に係る開閉装置を用いた端末機器の一例としての携帯電話機を示し、(a)は開成状態の斜視図、(b)は閉成状態の斜視図である。 図1に示した携帯電話機を閉じた状態における本発明に係る開閉装置の状態を説明する側断面図である。 本発明に係る開閉装置を開いた状態を示し、(a)はその斜視図、(b)はその平面図、(c)はその正面図、(d)はその側面図である 本発明に係る開閉装置を閉じた状態を示し、(a)はその斜視図、(b)はその平面図、(c)はその側面図である。 本発明に係る開閉装置の分解斜視図である。 本発明に係る駆動ベース部材を示し、(a)はその斜視図、(b)はその平面図、(c)はその正面図である。 本発明に係る開閉装置の第1回転シャフトと第2回転シャフトの拡大斜視図である。 本発明に係る開閉装置の第1回転シャフトと第2回転シャフトの支持部を構成する部品を示し、(a)はその上部支持部材を一方の側から見た斜視図、(b)は同じく上部支持部材を他方の側から見た斜視図、(c)は下部支持部材の斜視図、(d)は両者を重ね合わせた状態の側面図である。 本発明に係る開閉装置の駆動部のギアを示し、(a)は駆動ギアの斜視図、(b)は従動ギアの斜視図である。 本発明に係る開閉装置のフリクショントルク発生機構の構成部品を示し、(a)はそのフリクションプレートの斜視図、(b)はそのフリクションワッシャの斜視図である。 本発明に係る開閉装置の吸込み機構のカムプレートを示し、(a)はその斜視図、(b)はその側面図である。 本発明に係る開閉装置の吸込み機構のカムフォロワーワッシャを示し、(a)はその斜視図、(b)はその側面図である。 本発明に係る開閉装置の保持手段の第1センターベースと第2センターベースを示し、(a)は一方の側から見た斜視図、(b)は他方の側から見た斜視図である。 本発明に係る開閉装置の保持手段の第1Aブラケット部材と第2Aブラケット部材を示し、(a)は一方の側から見た斜視図、(b)は上面側から見た斜視図、(c)は底面側から見た斜視図である。 本発明に係る開閉装置の保持手段の第1ガイドベースと第2ガイドベースを示し、(a)はその一方の側から見た斜視図、(b)は他方の側から見た斜視図である。 本発明に係る開閉装置の保持手段の第1Bブラケット部材と第2Bブラケット部材を示し、(a)は一方の側から見た斜視図、(b)は他方の側から見た斜視図である。 本発明に係る保持手段の第1Bガイドべースと第2Bガイドベースを示し、(a)は一方の側から見た斜視図、(b)は他方の側から見た斜視図である。
以下に、本発明に係る開閉装置を、端末機器として携帯電話機に実施した場合について添付図面を用いて説明するが、本発明を実施する端末機器には、携帯電話機以外のノートパソコン、電子辞書をはじめとするPDA等の端末機器も含まれる。その他、第1筐体と第2筐体とを開閉装置で開閉可能に連結する種々の機器や容器において用いることができる。
図1は本発明に係る開閉装置4を用いた端末機器の一例である携帯電話機1を示し、第1筐体2と第2筐体3はその後端部側を本発明に係る開閉装置4によって、第1筐体2と第2筐体3が相対的に開閉自在に連結されており、その上面側に両面に渡ってフレキシブルディスプレイシート5が例えば両面テープ5aで貼着されている。この携帯電話機1は、開閉装置4によって、第1筐体2と第2筐体3とを0度から約180度の間で開閉でき、フレキシブルディスプレイシート5を湾曲させて折り畳んだ状態と、180度に展開して開いた状態を作り出すことができるものである。
以下に図3乃至図17を用いて、本発明に係る開閉装置4の構成と、その作用効果について説明する。図面によれば、とくに図4と図5に示したように、本発明に係る開閉装置4は、中央部軸方向に渡って湾曲凹部6aを設けた駆動ベース部材6と、湾曲凹部6a内部の両側に取り付けた一対の第1支持部7及び第2支持部8にその各両側部側を軸支されて回転可能に設けられた一対の第1回転シャフト9及び第2回転シャフト10と、この第1回転シャフト9及び第2回転シャフト10の略中央部に設けた同期回転機構11と、前記第1回転シャフト9及び前記第2回転シャフト10の各両端部に設けた第1駆動力伝達部12及び第2駆動力伝達部13とを有する。
本発明に係る開閉装置4はさらに、同じくとくに図4と図5に示したように、駆動ベース部材6の一方の側に所定間隔を空けて設けたところの第1センターベース14、第1Aガイドベース15及び第1Bガイドベース16から成る第1保持手段17と、駆動ベース部材6の他方の側に所定間隔を空けて設けたところの第2センターベース18と、第2Aガイドベース19及び第2Bガイドベース20から成る第2保持手段21と、第1保持手段17と第2保持手段21に対し旋回可能に取り付けられた第1Aブラケット部材22及び第1Bブラケット部材23と、第1保持手段17及び第2保持手段21に対し旋回可能に取り付けられた第2Aブラケット部材24及び第2Bブラケット部材25を有する。
さらに、本発明に係る開閉装置4は、とくに同じく図4と図5に示したように、各第1Aブラケット部材22と第2Aブラケット部材24に、第1ブラケットギア22dと第2ブラケットギア24dを設け、この各第1ブラケットギア22dと第2ブラケットギア24dを、第1駆動力伝達部12と第2駆動力伝達部13の軸方向に長い第1A駆動ギア12aと第2A駆動ギア13aに噛合わせて成る。そして、各第1Aブラケット部材22と第1Bブラケット部材23に、第1筐体2を取り付ける第1支持プレート34を取り付け、第2Aブラケット部材24と第2Bブラケット部材25に、第2筐体3を取り付ける第2支持プレート35が取り付けられている。
開閉装置4は、さらに、図4と図5に示したように、第1回転シャフト9と第2回転シャフト10に、それぞれ第1Aフリクショントルク発生機構26及び第1Bフリクショントルク発生機構27と第2Aフリクショントルク発生機構28及び第2Bフリクショントルク発生機構29を備え、さらに、第1A吸込み機構30と第1B吸込み機構31及び第2A吸込み機構32と第2B吸込み機構33を備えている。
駆動ベース部材6は、好適にはステンレスなどの金属製であるが、合成樹脂成型品であってもよい。とくに図5と図6に示したように、湾曲凹部6aを設けた略ボート形状のもので、その前部側と後部側の各両側部側に各一対の取付孔6b、6b・6b、6bが設けられると共に、両側部の上端側に前後方向に位置をずらせて取付孔6d、6dを設けた一対の取付片6e、6eが設けられている。さらに、その底部側の両側部に前後に位置をずらせて取付孔6f、6fを有する取付凹部6g、6gが設けられており、駆動ベース部材6の両側部には、その前後方向に位置をずらせて、後述する軸支ピン7o、8oの取付孔6h、6hが設けられている。
とくに図4と図5に示したところから解るように、駆動ベース部材6の湾曲凹部6a内の両側部に第1支持部7と第2支持部8を介して第1回転シャフト9と第2回転シャフト10が回転可能に軸支されており、この第1回転シャフト9と第2回転シャフト10の間に同期回転機構11が設けられ、さらに、第1Aフリクショントルク発生機構26及び第1Bフリクショントルク発生機構27と、第2Aフリクショントルク発生機構28及び第2Bフリクショントルク発生機構29が設けられ、さらに、第1A吸込み機構30及び第1B吸込み機構31と、第2A吸込み機構32及び第2B吸込み機構33が設けられている。以下説明する。
第1支持部7と第2支持部8は同じ構成であり、とくに、図5と図8から理解されるように、第1支持部7は、上部支持部材7aと下部支持部材7bから成る。このうち上部支持部材7aは、側面略H形状を呈したもので、上部側に湾曲部7kが、下部側に取付凹部7eが設けられている。上部支持部材7aはさらに、その湾曲部7kの中央部に下方に向けて設けた取付孔7cと、その前部側と後部側に設けた一対の取付ネジ孔7d、7d(一方のみ表示)を有する。
そして、この取付凹部7eに下部支持部材7bが挿入される構成である。この下部支持部材7bは、その上面に設けた取付ネジ孔7fに上部支持部材7aの取付孔7cを通した取付ネジ7jをネジ着することにより、上部支持部材7aに固着されている。また、上部支持部材7aは、その前部と後部に設けた取付ネジ孔7d、7d(一方のみ表示)に、駆動ベース部材6の湾曲凹部6aの前部と後部に設けた取付孔6b、6bを通した取付ネジ6c、6cによって、当該駆動ベース部材6の湾曲凹部6a内に収容固着されている。
さらに、とくに図8に示したように、上部支持部材7aの取付凹部7eの下面側と、下部支持部材7bの上面側にそれぞれ同間隔で設けた半円形状の挿通溝7g、7g・7h、7hによって、それぞれ断面円形状の軸支孔7i、7iが形成され、この各軸支孔7i、7iに後述する第1回転シャフト9と第2回転シャフト10の各第1円形軸部9bと10bが回転可能に挿通軸支される構成である。尚、指示記号7mで示したものは、第1A駆動ギア12aを回転可能に軸支する軸支ピン7oを取り付ける取付孔である。
第2支持部8は、上述したように第1支持部7と同じ構成である。この第2支持部8は、とくに図8に示したように、上部支持部材8aと下部支持部材8bから成り、このうち上部支持部材8aは、側面略H形状を呈したもので、上部側に湾曲部8kが、下部側に取付凹部7eが設けられている。上部支持部材8aはさらに、その中央部に下方に向けて設けた取付孔8cと、その前部側と後部側に設けた一対の取付ネジ孔8d、8dを有している。下部支持部材8bは、取付凹部8e内に嵌め込まれる形状のもので、その上面に設けた取付ネジ孔8fに上部支持部材8aの取付孔8cを通した取付ネジ8fをネジ着することにより、上部支持部材8aに固着される。また、上部支持部材8aは、その前部と後部に設けた取付ネジ孔8d、8dに、駆動ベース部材6の湾曲凹部6aの前部と後部に設けた取付孔6b、6bを通した取付ネジ6c、6cによって、当該駆動ベース部材6に固着されている。
さらに、上部支持部材8aの取付凹部8eの下面側と、下部支持部材8bの上面側に同間隔で設けた半円形状の挿通溝8g、8g・8h、8hによって、それぞれ断面円形状の軸支孔8i、8iが形成され、この各軸支孔8i、8iに後述する第1回転シャフト9と第2回転シャフト10の各第2円形軸部9fと10fが回転可能に挿通される構成である。
次に、第1回転シャフト9と第2回転シャフト10は、図5と図7に示したように同じ構成であり、図7にその1本を拡大図で示してある。図面に示すように、第1回転シャフト9と第2回転シャフト10は、まず、各右側端部に第1変形軸部9a、10aが設けられると共に、この各第1変形軸部9a、10aに続いて第1円形軸部9b、10bが設けられ、この各第1円形軸部9b、10bに続いて短い変形軸部9c、10cが設けられ、この短い変形軸部9c、10cに続いてフランジ部9d、10dが設けられ、このフランジ部9d、10dに続いて長い変形軸部9e、10eが設けられると共に、この長い変形軸部9e、10eに続いて第2円形軸部9f、10fが設けられ、そして、この各第2円形軸部9f、10fに続いて第2変形軸部9g、10gが設けられている。
第1回転シャフト9と第2回転シャフト10の同期回転機構11は、第1回転シャフト9と第2回転シャフト10のそれぞれの長い変形軸部9e、10eにフランジ部9d、10dに隣接してその軸方向に設けた変形挿通孔11c、11dを挿通係合させて取り付けたところの互いに噛み合っている第1同期ギア11aと第2同期ギア11bで構成されている。
第1回転シャフト9と第2回転シャフト10の両端部には、図4と図5に示したように、第1駆動力伝達部12と第2駆動力伝達部13が設けられている。このうち、第1駆動力伝達部12は、駆動ベース部材6の湾曲凹部6a内の一側部に取り付けた軸支ピン7oにその軸心部軸方向に設けた挿通孔12dを挿通させることにより、回転可能に軸支された軸方向に長い第1A駆動ギア12aと、この第1A駆動ギア12aと噛み合い第1回転シャフト9の第1変形軸部9aにその軸方向に設けた変形挿通孔12eを挿入係合させてなる第1B従動ギア12bと、この第1B従動ギア12bと噛み合い第2回転シャフト10の第1変形軸部10aにその軸心部軸方向に設けた変形挿通孔12fを挿通係合させてなる第1C従動ギア12cとで構成されている。
次に、第2駆動力伝達部13は、駆動ベース部材6の湾曲凹部6a内の他側部に取り付けた軸支ピン8oにその軸心部軸方向に設けた挿通孔13dを挿通させることにより、回転可能に軸支された軸方向に長い第2A駆動ギア13aと、この第2A駆動ギア13aと噛み合い第2回転シャフト10の第2変形軸部10gにその軸方向に設けた変形挿通孔13eを挿入係合させてなる第2B従動ギア13bと、この第2B従動ギア13bと噛み合い第1回転シャフト9の第2円形軸部9fにその軸心部軸方向に設けた変形挿通孔13fを挿通係合させてなる第2C従動ギア13cとで構成されている。
さらに、とくに図4と図5に示したように、第1回転シャフト9と第2回転シャフト10には、それぞれフランジ部9d、10dと第1同期ギア11aと第2同期ギア11bを挟んで、フランジ部9d、10d側に第1Aフリクショントルク発生機構26及び第1Bフリクショントルク発生機構27と、第1A吸込み機構30及び第1B吸込み機構31が設けられ、第1同期ギア11aと第2同期ギア11bの側に第2Aフリクショントルク発生機構28及び第2Bフリクショントルク発生機構29と、第2A吸込み機構32及び第2B吸込み機構33が設けられている。
とくに図4と図5に示したように、第1Aフリクショントルク発生機構26と第1Bフリクション27は同じ構成である。このうち第1Aフリクショントルク発生機構26は、長円形状を呈し、第1支持部7に接してその前部側に設けた円形挿通孔38aに第1回転シャフト9の長い変形軸部9eを回転可能に挿通させた第1フリクションプレート38と、この第1フリクションプレート38に接して、その軸心部軸方向に設けた変形挿通孔39aに第1回転シャフト9の長い変形軸部9eを挿通係合させた円盤形状の第1Aフリクションワッシャ39と、第1A吸込み機構30を挟んで設けた圧縮コイルスプリングから成る第1A弾性部材41とで構成されている。
次に、第1Bフリクショントルク発生機構27は、長円形状を呈し、第1支持部7に接してその後部側に設けた円形挿通孔38bを第2回転シャフト10の長い変形軸部10eに回転可能に挿通させた第1フリクションプレート38と、この第1フリクションプレート38に接して、その軸心部軸方向に設けた変形挿通孔40aに第2回転シャフト10の長い変形軸部10eを挿通係合させた円盤形状の第1Bフリクションワッシャ40と、第1B吸込み機構31を挟んで設けた圧縮コイルスプリングから成る第1B弾性部材42とで構成されている。
同じく図4と図5に示したように、第1A吸込み機構30は長円形状を呈し、第1Aフリクションワッシャ39と第1Bフリクションワッシャ40に隣接して、その前部側と後部側に設けた円形挿通孔43aと43bに第1回転シャフト9と第2回転シャフト10のそれぞれの長い変形軸部9e、10eを回転可能に挿通させた第1カムプレート部43と、この第1カムプレート部43の円形挿通孔43aの周りに設けたカム部43cに接し、このカム部43cに接する側にカムフォロワー部44bを設け、その軸心部軸方向に設けた変形挿通孔44aに第1回転シャフト9の長い変形軸部9eを挿通係合させてなる円盤形状の第1Aカムフォロワーワッシャ44と、この第1Aカムフォロワーワッシャ44に接して第1回転シャフト9のフランジ部9dとの間に、内部に当該第1回転シャフト9の長い変形軸部9eを挿通させつつ弾設した圧縮コイルスプリングから成る第1A弾性部材41とで構成されている。
第1カムプレート部43には、その一側面側に円形挿通孔43aを挟んでそれぞれ対向位置に各一対ずつの凸部43e、43fと凹部43g、43hから成るカム部43cが設けられており、各凸部43e、43fの上面は平坦に構成されている。
第1B吸込み機構31は、長円形状を呈し、第1Aフリクションワッシャ39と第1Bフリクションワッシャ40に接して、その前部側と後部側に設けた円形挿通孔43aと43bを、第1回転シャフト9と第2回転シャフト10のそれぞれの長い変形軸部9e、10eを回転可能に挿通させた第1カムプレート部43と、この第1カムプレート部43の円形挿通孔43bの周りに設けたカム部43dと接し、このカム部43dに接する側にカムフォロワー部45bを設け、その軸心部軸方向に設けた変形挿通孔45aに第2回転シャフト10の長い変形軸部10eを挿通係合させてなる円盤形状の第1Bカムフォロワーワッシャ45と、この第1Bカムフォロワーワッシャ45に接して第2回転ワッシャ10のフランジ部10dとの間に、内部に第2回転シャフト10の長い変形軸部10eを挿通させつつ弾設した圧縮コイルスプリングから成る第1B弾性部材42とで構成されている。
第2カムプレート部48には、その一側面側に円形挿通孔48bを挟んでそれぞれ対向位置に各一対ずつの凸部48i、48jと凹部48k、48mから成るカム部48dが設けられており、各凸部48i、48jの上面は平坦に構成されている。
次に、第2Aフリクショントルク発生機構28と第2Bフリクショントルク発生機構29は同じ構成であり、このうち、第2Aフリクショントルク発生機構28は、第3Aフリクションワッシャ52と、この第3Aフリクションワッシャ52に接して、その前部側と後部側に設けた円形挿通孔51a、51bへ第1回転シャフト9と第2回転シャフト10のそれぞれの長い変形軸部9e、10eを回転可能に挿通させたところの長円形状の第2フリクションプレート51と、この第2フリクションプレート51に接して、その軸心部軸方向に設けた変形係止孔49aに第1回転シャフト9の長い変形軸部9eを挿通係合させた第2Aフリクションワッシャ49と、第2A吸込み機構32とを挟んで設けた圧縮コイルスプリングから成る第2A弾性部材36とで構成されている。
次に、第2Bフリクショントルク発生機構29は、第3Bフリクションワッシャ53と、この第3Bフリクションワッシャ53に接して、その前部側と後部側に設けた円形挿通孔51a、51bへ第1回転シャフト9と第2回転シャフト10のそれぞれの長い変形軸部9e、10eを回転可能に挿通させた第2フリクションプレート51と、この第2フリクションプレート51に接して、その軸心部軸方向に設けた変形係止孔50aに第2回転シャフト10の長い変形軸部10eを個別に挿通係合させた第2Bフリクションワッシャ50と、第2B吸込み機構33を挟んで設けた圧縮コイルスプリングから成る第2B弾性部材37とで構成されている。
次に、第2A吸込み機構32は、長円形状を呈し、第2Aフリクションワッシャ49と第2Bフリクションワッシャ50に接してその前部と後部に設けた円形挿通孔48a、48bを第1回転シャフト9と第2回転シャフト10のそれぞれの長い変形軸部9e、10eを回転可能に挿通させた第2カムプレート部48と、この第2カムプレート部48の一方の円形挿通孔48aの周りに設けたカム部48cと接し、このカム部48cに接する側にカムフォロワー部46bを設け、その軸心部軸方向に設けた変形挿通孔46aに第1回転シャフト9の長い変形軸部9eを挿通係合させてなる円盤形状の第2Aカムフォロワーワッシャ46と、この第2Aカムフォロワーワッシャ46に接して第1回転ワッシャ9のフランジ部9dとの間に、内部に長い変形軸部9eを挿通させつつ
弾設した圧縮コイルスプリングから成る第2A弾性部材36とで構成されている。
そして、第2B吸込み機構33は、長円形状を呈し、第2Aフリクションワッシャ49と第2Bフリクションワッシャ50に接してその前部と後部に設けた円形挿通孔48a、48bを第1回転シャフト9と第2回転シャフト10の長い変形軸部9e、10eを回転可能に挿通させた第2カムプレート部48と、この第2カムプレート部48の円形挿通孔48bの周りに設けたカム部48dと接し、このカム部48dに接する側にカムフォロワー部47bを設けその軸心部軸方向に設けた変形挿通孔47aに第2回転シャフト10の長い変形軸部10eを挿通係合させてなる円盤形状の第2Bカムフォロワーワッシャ47と、この第2Bカムフォロワーワッシャ47に接して第2回転シャフト10のフランジ部10dとの間に、内部に長い変形軸部10eを挿通させつつ弾設した圧縮コイルスプリングから成る第2B弾性部材37とで構成されている。
次に、駆動ベース部材6の両側に配置されたところの、第1筐体2と第2筐体3に取り付けられる第1支持プレート34と第2支持プレート35を回転可能に保持する第1保持手段17と第2保持手段21について説明する。第1保持手段17と第2保持手段21の各構成は、互いの向きが逆になるのみで同じである。
まず、第1保持手段17から説明する。この第1保持手段17は、駆動ベース部材6の一側部に取り付けられた第1センターベース14と、この第1センターベース14に隣接して設けられた第1Aブラケット部材22と、この第1Aブラケット部材22に隣接して設けられた第1Aガイドベース15と、この第1Aガイドベース部材15に隣接して設けられた第1Bブラケット部材23と、この第1Bブラケット部材23に隣接して設けられた第1Bガイドべース16とで構成されている。
第1センターベース14は、とくに図5と図13に示したように、その上面側に湾曲凹部14aと湾曲ガイド溝14bが同一方向に重ね合って設けられると共に、下側に湾曲部14cが設けられ、その下端部一側部に設けたところの取付孔14eを設けた取付片14dを駆動ベース部材6の下部に設けたところの雌ネジ孔6f、6fを有する取付凹部6gに挿入させると共に、その上面部側に設けたところの雌ネジ孔14gを有する取付凹部14fへ駆動ベース部材6の上面の一側部に設けた取付片6eを嵌入して、それぞれの取付孔6dと雌ネジ孔14gを通した取付ネジ6iを用いて駆動ベース部材6の一側部側に固着されている。さらに、第1センターベース14には、その側部に貫通孔14hと雌ネジ孔14iが設けられている。
第1Aブラケット部材22は、上面部に一対の取付孔22a、22aを有すると共に、下部に湾曲部22bを有し、この湾曲部22bの両側に一対の湾曲ガイド片22c、22cを設けると共に、その上部一側部から略半円形状を呈した駆動ギア22dを突設したものである。この第1Aブラケット部材22は、その両側に設けられた一方の湾曲ガイド片22cを第1センターベース14に設けた湾曲ガイド溝14bにスライド可能に挿入されると共に、もう一方の湾曲ガイド片22cを当該第1Aブラケット部材22に隣接して設けた第1Aガイドベース15の湾曲ガイド溝15bへスライド可能に挿入させている。そしてブラケットギア22dは、第1センターベース14の上面に向けた湾曲凹部14aを超えて駆動ベース部材6側へ伸び、第1駆動力伝達部12の第1A駆動ギア12aと噛合している。
第1Aガイドベース15は、その下部側に湾曲部15aが設けられ、その両側部に位置をずらせて一対の湾曲ガイド溝15b、15cを設けたもので、第1センターベース14の前後方向の一端部側に設けた貫通孔14hを通し、それ自身の側部に設けた雌ネジ孔15fにネジ着させた取付ネジ14jと、第1センターベース14の前後方向の他端部に設けた雌ネジ孔14iに、当該第1Aガイドベース15に設けた挿通孔15dを通した取付ネジ15hで、第1センターベース14に固着されている。
第1Bブラケット部材23は、その上面側に一対の取付孔23d、23dを設け、下部側に湾曲部23aを有し、この湾曲部23aの両側に一対の湾曲ガイド片23b、23cを設けたもので、その一方の湾曲ガイド片23bを第1Aガイドベース15の湾曲ガイド溝15cにスライド可能に挿入させると共に、他方の湾曲ガイド片23cを、それ自身に隣接して設けた第1Bガイドベース16に設けた湾曲ガイド溝16aにスライド可能に挿入させている。
第1Bガイドベース16は、その一側部に第1Bブラケット部材23の一対の湾曲ガイド片23b、23cのうちの一方の湾曲ガイド片23cをスライド可能に挿入させる上記した湾曲ガイド溝16aを設けたものである。この第1Bガイドベース16は、その前後方向の前端部側に設けた挿通孔16cを通した取付ネジ16dを第1Aガイドベース15に設けた雌ネジ孔15fにネジ着させると共に、第1Aガイドベース15に設けた挿通孔15eへ通した取付ネジ15gをその後端部側に設けた雌ネジ孔16bへネジ着させることにより、第1Aガイドベース15に固着されている。
次に、第2保持手段21について説明する。この第2保持手段21は、駆動ベース部材6の他側部に取り付けられた第2センターベース18と、この第2センターベース18に隣接して設けられた第2Aブラケット部材24と、この第2Aブラケット部材24に隣接して設けられた第2Aガイドベース19と、この第2Aガイドベース部材19に隣接して設けられた第2Bブラケット部材25と、この第2Bブラケット部材25に隣接して設けられた第2Bガイドべース20とで構成されている。
第2センターベース18は、とくに図5と図13に示したように、その上面側に湾曲凹部18aと湾曲ガイド溝18bが同一方向に重ね合って設けられると共に、下側に湾曲部18cが設けられ、その下端部一側部に設けたところの取付孔18eを設けた取付片18dを駆動ベース部材6の下部に設けたところの雌ネジ孔6f、6fを有する取付凹部6gに挿入させると共に、その上面部側に設けたところの雌ネジ孔18gを有する取付凹部18fへ駆動ベース部材6の上面の一側部に設けた取付片6eを嵌入して、それぞれの取付孔6dと雌ネジ孔18gを通した取付ネジ6jを用いて駆動ベース部材6の他側部側に固着されている。さらに、第2センターベース18には、その側部に貫通孔18hと雌ネジ孔18iが設けられている。
第2Aブラケット部材24は、上面部に一対の取付孔24a、24aを有すると共に、下部に湾曲部24bを有し、この湾曲部24bの両側に一対の湾曲ガイド片24c、24cを設けると共に、その上部一側部から略半円形状を呈した駆動ギア24dを突設したものである。この第2Aブラケット部材24は、その両側に設けられた一方の湾曲ガイド片24cを第2センターベース18に設けた湾曲ガイド溝18bにスライド可能に挿入されると共に、もう一方の湾曲ガイド片24cを当該第2Aブラケット部材24に隣接して設けた第2Aガイドベース19の湾曲ガイド溝19cへスライド可能に挿入させている。そしてブラケットギア24dは、第2センターベース18の上面に向けた湾曲凹部18aを超えて駆動ベース部材6側へ伸び、第2駆動力伝達部13の第2A駆動ギア13aと噛合している。
第2Aガイドベース19は、その下部側に湾曲部19aが設けられ、その両側部に位置をずらせて一対の湾曲ガイド溝19b、19cを設けたもので、第2センターベース18の前後方向の一端部側に設けた貫通孔18hを通し、それ自身の側部に設けた雌ネジ孔19fにネジ着させた取付ネジ18jと、第2センターベース18の前後方向の他端部に設けた雌ネジ孔18iに、当該第2Aガイドベース19に設けた挿通孔19eを通した取付ネジ19hで、第2センターベース18に固着されている。
第2Bブラケット部材25は、その上面側に一対の取付孔25d、25dを設け、下部側に湾曲部25aを有し、この湾曲部25aの両側に一対の湾曲ガイド片25b、25cを設けたもので、その一方の湾曲ガイド片25bを第2Aガイドベース19の湾曲ガイド溝19bにスライド可能に挿入させると共に、他方の湾曲ガイド片25cを、それ自身に隣接して設けた第2Bガイドベース20に設けた湾曲ガイド溝20aにスライド可能に挿入させている。
第2Bガイドベース20は、その一側部に第2Bブラケット部材25の湾曲ガイド片25b、25cの一方をスライド可能に挿入させる上記した湾曲ガイド溝20aを設けたものである。この第2Bガイドベース20は、その前後方向の前端部側に設けた挿通孔20cを通した取付ネジ20dを第2Aガイドベース19に設けた雌ネジ孔19fにネジ着させると共に、第2Aガイドベース19に設けた挿通孔19dへ通した取付ネジ19gをその後端部側に設けた雌ネジ孔20bへネジ着させることにより、第2Aガイドベース19に固着されている。
そして、第1保持手段17の第1Aブラケット部材22と第2保持手段21の第1Bブラケット部材23にそれぞれ設けた取付孔22a、22aと取付孔25d、25dに、第1筐体2へ取り付けられる第1支持プレート34が、そこに設けた取付孔34a、34a、・・・を通した取付ネジ22f、22f・・・で取り付けられると共に、第2保持手段21の第2Aブラケット部材24と第1保持手段17の第1Bブラケット部材23にそれぞれ設けた取付孔24a、24aと取付孔23d、23dに、第2筐体3へ取り付けられる第2支持プレート35が、そこに設けた取付孔35a、35a、・・・を通した取付ネジ24f、24f、・・を用いて取り付けられている。
第1支持プレート34と第2支持プレート35は平板状のもので、そこに示された指示記号34b、34b・・と35b、35b・・のものは、それ自身を第1筐体2と第2筐体3へ取り付ける際に用いる取付孔である。この第1支持プレート34と第2支持プレート35の互いの対向端部には、とくに図3と図5に示したように、第1筐体2と第2筐体3を全開成状態に開いた際に、互いに嵌り込んで平坦面を構成する凸凹部が形成されている。
次に、上記した本発明に係る開閉装置4の作用効果について説明する。まず、図1(a)に示したように、第1筐体2と第2筐体3を180度開いた状態においては、開閉装置4は図3に示したような状態にあって、第1支持プレート34と第2支持プレート35は、同様に180度開かれた状態にある。ここにおいて、図1(a)に示されたように、その上面に取り付けたフレキシブルディスプレイシート5は、その全面を有効に用いることができる。この状態が開閉装置4の全開成状態である。この状態からさらに開こうとしても、第1支持プレート34と第2支持プレート35が、駆動ベース部材6や第1保持手段17と第2保持手段21の各上面に当接することにより開くことはできない。
この全開状態から第1筐体2と第2筐体3のどちらか、あるいは双方を閉じ方向へ押すと、第1筐体2と第2筐体3にそれぞれ一端部側を取り付けた第1支持プレート34と第2支持プレート35は、図2に示した回転中心d、dを支点に旋回動作することから、第1筐体2と第2筐体3は閉じられ、互いが重なり合ったところで停止する。この状態が全閉状態である。
また、第1筐体2と第2筐体3の閉成動作時においては、第1Aブラケット部材22と第2Aブラケット部材24に設けたブラケットギア22dとブラケットギア24dは、第1駆動力伝達部12と第2駆動力伝達部13の各第1A駆動ギア12aと第2A駆動ギア13aを回転させる。すると,その回転駆動力は第1B従動ギア12b及び第2B従動13bと第1C従動ギア12c及び第2C従動ギア13cを介して、第1回転シャフト9と第2回転シャフト10をそれぞれ異なる方向へ回転させ、その回転駆動力は同期回転機構11を介しても第1回転シャフト9と第2回転シャフト10に伝達されもすることから、スムーズに閉じられることになる。
そして、第1筐体2と第2筐体3が閉じられると、図2と図4(c)に示したように、第1支持プレ―と34と第2支持プレート35を取り付けた第1Aブラケット部材22と第2Bブラケット部材25及び第2Aブラケット部材24と第1Bブラケット部材23が互いの旋回中心を支点に旋回動作するので、第1Aブラケット部材22と第2Bブラケット部材25及び第2Aブラケット部材24と第1Bブラケット部材23の対向端部の間と下端部側に空間部aとbが生じ、この空間部aとbの中に折り畳まれるフレキシブルディスプレイシート5の折曲げ部に、図2に示したように、湾曲部cが形成されることから、フレキシブルディスプレイシート5は、二つ折りに折り畳まれてしまうことがない。さらに、その湾曲部cと駆動ベース部材6や第1保持手段17と第2保持手段21の上面部との間にも、上記したように、空間部bが生ずることになるとから、フレキシブルディスプレイシート5の折り畳み時にその上面側と下面側に生じる面長差を吸収でできるものである。
折り畳んだ第1筐体2と第2筐体3を開くと、上記したのと逆の動作が起こり、第1筐体2と第2筐体3は180度まで開かれ、その際に、第1支持プレート34と第2支持プレート35は逆方向へ旋回動作して開かれ、図3(a)、(b)に示したように、互いの対向端部の間に気になる間隙が生じないことから、フレキシブルディスプレイシート5の中間部に皺や凸凹が主ずるのを有効に防止できるものである。
そして、第1筐体2と第2筐体3の開閉操作時においては、上記したように、第1回転シャフト9と第2回転シャフト10が同期回転機構11を介して、互いに逆方向へ回転するので、第1Aフリクショントルク発生機構26と第1Bフリクショントルク発生機構27及び第2Aフリクショントルク発生機構28と第2Bフリクショントルク発生機構29は、第1A吸込み機構30及び第1B吸込み機構31と第2A吸込み機構32及び第2B吸込み機構33が動作する開閉角度以外の開閉角度において、第1回転シャフト9と第2回転シャフト10の回転時に安定したフリクショントルクを発生させ、第1筐体2と第2筐体3をその開閉操作時にフリーストップに停止できると共に、開閉操作感覚をしっくりとしたものにすることができるものである。
さらに、第1筐体2と第2筐体3の開閉操作時には、上記したように、第1回転シャフト9と第2回転シャフト10が互いに逆方向へ回転するので、第1A吸込み機構30及び第1B吸込み機構31と第2A吸込み機構32及び第2B吸込み機構33が動作して、第1筐体2と第2筐体3の0度の全閉成時直前と360度の全開成時直前と180度の開閉時直前において、自動的に閉成動作や開成動作を行うと共に、全閉成時と全開成時の安定停止保持状態を保つことができるものである。これらの第1A吸込み機構30及び第1B吸込み機構31と第2A吸込み機構32及び第2B吸込み機構33の吸込み動作は、以下のとおりである。
即ち、第1カムプレート部43と第2カムプレート部48の各凸部43e、43f・48e、48fと各凸部43i、43j・48i、48jに当接している第1Aカムフォロワーワッシャ44及び第1Bカムフォロワーワッシャ45と第2Aカムフォロワーワッシャ46及び第2Bカムフォロワーワッシャ47の各凸部44c、45c及び各凸部46c、47cと、各凸部44d、45d及び各凸部46d、47dが、第1カムプレート部43と第2カムプレート部48の各凹部43g、43h及び48g、48hと各凹部43k、43m及び48k、48mへ落ち込む際に発生する。
本発明に係る開閉装置は、以上のように構成し、また動作するので、第1筐体と第2筐体に渡ってフレキシブルディスプレイシートを用いた端末機器の開閉装置並びにこの開閉装置を用いた端末機器としてとして好適に用いられるものである。
1 ノート型パソコン
2 第1筐体
3 第2筐体
4 開閉装置
5 フレキシブルディスプレイシート
6 駆動ベース部材
7 第1支持部
8 第2支持部
9 第1回転シャフト
10 第2回転シャフト
11 同期回転機構
12 第1駆動力伝達部
13 第2駆動力伝達部
14 第1センターベース
15 第1Aガイドベース
16 第1Bガイドベース
17 第1保持手段
18 第2センターベース
19 第2Aガイドベース
20 第2Bガイドベース
21 第2保持手段
22 第1Aブラケット部材
23 第1Bブラケット部材
24 第2Aブラケット部材
25 第2Bブラケット部材
26 第1Aフリクショントルク発生機構
27 第1Bフリクショントルク発生機構
28 第2Aフリクショントルク発生機構
29 第2Bフリクショントルク発生機構
30 第1A吸込み機構
31 第1B吸込み機構
32 第2A吸込み機構
33 第2B吸込み機構
34 第1支持プレート
35 第2支持プレート
36 第2A弾性部材
37 第2B弾性部材
38 第1フリクションプレート
39 第1Aフリクションワッシャ
40 第1Bフリクションワッシャ
41 第1A弾性部材
42 第1B弾性部材
43 第1カムプレート部
44 第1Aカムフォロワーワッシャ
45 第1Bカムフォロワーワッシャ
46 第2Aカムフォロワーワッシャ
47 第2Bカムフォロワーワッシャ
48 第2カムプレート部
49 第2Aフリクションワッシャ
50 第2Bフリクションワッシャ
51 第2フリクションプレート
52 第3Aフリクションワッシャ
53 第3Bフリクションワッシャ

Claims (8)

  1. 中央部長手方向に渡って湾曲凹部を設けた駆動ベース部材と、前記湾曲凹部内部の両端部側に取り付けた一対の第1支持部及び第2支持部にその各両側部を軸支されて回転可能に設けられた一対の第1回転シャフト及び第2回転シャフトと、これらの第1回転シャフト及び第2回転シャフトの間に設けた同期回転機構と、前記第1回転シャフト及び前記第2回転シャフトの各両端部に設けた駆動力伝達部とを有すると共に、前記駆動ベース部材の両側に取り付けた第1保持手段と第2保持手段を介してその回転中心を支点として旋回動作する各一対ずつのブラケット部材を設け、この各ブラケット部材に第1筐体と第2筐体を取り付ける支持プレートをそれぞれ取り付けると共に、前記各一対のブラケット部材の一方のものにブラケットギアを設け、この各ブラケットギアを前記各駆動力伝達部の駆動ギアに噛合わせたことを特徴とする、開閉装置。
  2. 前記第1支持部と第2支持部は、それぞれ前記湾曲凹部内の両側部に取り付けられた上部支持部材と、この上部支持部材に重ね合わされる下部支持部材から成り、前記第1回転シャフトと第2回転シャフトの各円形軸部を回転可能に支持するものであることを特徴とする、請求項1に記載の開閉装置。
  3. 前記各ブラケット部材には、前記第1保持手段と前記第2保持手段に設けた円弧状ガイド溝にスライド可能に挿入される円弧状ガイド片が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の開閉装置。
  4. 前記各第1保持手段と第2保持手段は、円弧状ガイド溝を有するそれぞれセンターベースと複数のガイドベースから成り、前記各一対ずつのブラケット部材の円弧状ガイド片を旋回可能に保持するものであることを特徴とする、請求項1に記載の開閉装置。
  5. 前記第1回転シャフトと前記第2回転シャフトは、それぞれその中央部を挟んでそれぞれ一対の吸込み機構及び又はフリクショントルク発生機構を設けたことを特徴とする、請求項1に記載の開閉装置。
  6. 前記一対の吸込み機構は、前記第1回転シャフトと前記第2回転シャフトを同時に回転可能に挿通させたカムプレート部とこのカムプレート部に設けたカム部に対向して前記第1回転シャフトと前記第2回転シャフトに回転を拘束されつつそれぞれ単独で軸方向へスライド可能に設けた一対のカムフォロワーワッシャとで構成したことを特徴とする、請求項5に記載の開閉装置。
  7. 前記一対のフリクショントルク発生機構は、前記第1回転シャフトと前記第2回転シャフトを同時に回転可能に挿通させたフリクションプレートと、このフリクションプレートに対向して前記第1回転シャフトと前記第2回転シャフトに回転を拘束されつつそれぞれ単独で軸方向へスライド可能に設けた一対のフリクションワッシャとで構成したことを特徴とする、請求項5に記載の開閉装置。
  8. 上記請求項1~7のいずれか1項に記載の開閉装置を備えたことを特徴とする、端末機器。
JP2020142150A 2020-08-25 2020-08-25 開閉装置並びにこの開閉装置を用いた端末機器 Active JP7466191B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020142150A JP7466191B2 (ja) 2020-08-25 2020-08-25 開閉装置並びにこの開閉装置を用いた端末機器
TW110131220A TWI821733B (zh) 2020-08-25 2021-08-24 開闔裝置及應用此開闔裝置的終端機器
CN202110978457.XA CN114125096B (zh) 2020-08-25 2021-08-25 开合装置及应用此开合装置的终端机器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020142150A JP7466191B2 (ja) 2020-08-25 2020-08-25 開閉装置並びにこの開閉装置を用いた端末機器

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2022037811A JP2022037811A (ja) 2022-03-09
JP2022037811A5 JP2022037811A5 (ja) 2023-09-04
JP7466191B2 true JP7466191B2 (ja) 2024-04-12

Family

ID=80441004

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020142150A Active JP7466191B2 (ja) 2020-08-25 2020-08-25 開閉装置並びにこの開閉装置を用いた端末機器

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP7466191B2 (ja)
CN (1) CN114125096B (ja)
TW (1) TWI821733B (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20190166703A1 (en) 2017-11-28 2019-05-30 Samsung Electronics Co., Ltd. Foldable display device
US20200267859A1 (en) 2019-02-19 2020-08-20 Samsung Electronics Co., Ltd. Hinge module and foldable electronic device including the same
JP2020125841A (ja) 2019-02-06 2020-08-20 株式会社ナチュラレーザ・ワン 多軸ヒンジ装置、並びにこの多軸ヒンジ装置を用いた電子機器

Family Cites Families (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1096306C (zh) * 1995-02-17 2002-12-18 格雷戈里·C·法尔 用于可变形平面材料的伸展系统及方法
JP2895009B2 (ja) * 1996-11-15 1999-05-24 株式会社加藤スプリング製作所 ヒンジ装置
JP4297725B2 (ja) * 2003-05-07 2009-07-15 スガツネ工業株式会社 携帯機器及びヒンジ装置
JP4621153B2 (ja) * 2006-02-20 2011-01-26 太陽工業株式会社 折り畳み型機器
JP4547354B2 (ja) * 2006-05-19 2010-09-22 シャープ株式会社 折畳み式携帯通信機器
TW200848629A (en) * 2007-06-11 2008-12-16 Jarllytec Co Ltd Revolving axle structure with position-locking engagement means
TW200909700A (en) * 2007-08-17 2009-03-01 Asustek Comp Inc Foldable electronic device
CN101389197A (zh) * 2007-09-14 2009-03-18 索尼爱立信移动通讯有限公司 用于可折叠式电子装置的铰链以及该可折叠式电子装置
JP4954027B2 (ja) * 2007-11-13 2012-06-13 株式会社ストロベリーコーポレーション ヒンジ装置並びにヒンジ装置を用いた機器
JP2011021650A (ja) * 2009-07-14 2011-02-03 Panasonic Corp 回動装置、及びこれを備えた開閉式携帯端末
KR101406354B1 (ko) * 2011-05-12 2014-06-27 가토오덴키가부시키가이샤 평행2축 힌지 및 이 평행2축 힌지를 구비한 소형전자기기
PL2740870T3 (pl) * 2012-12-05 2022-01-03 Hawa Sliding Solutions Ag Urządzenie w postaci prowadnicy dla przesuwnych oraz obrotowych elementów oddzielających oraz jednostka funkcjonalna
CN203239751U (zh) * 2013-04-22 2013-10-16 富世达股份有限公司 双转轴枢纽器的改良结构
WO2014209409A1 (en) * 2013-06-29 2014-12-31 Intel Corporation Foldable configurations for a thumb typing keyboard
KR101727971B1 (ko) * 2014-02-21 2017-04-18 삼성전자주식회사 접철식 기기
KR102333557B1 (ko) * 2014-12-30 2021-12-01 엘지디스플레이 주식회사 접이식 디스플레이 장치
JP6544734B2 (ja) * 2015-01-14 2019-07-17 株式会社ナチュラレーザ・ワン 2軸ヒンジ及びこの2軸ヒンジを用いた電子機器
CN205847346U (zh) * 2016-06-07 2016-12-28 杭州安费诺飞凤通信部品有限公司 一种柔性屏移动终端的铰链、铰链装置及柔性屏移动终端
US9848502B1 (en) * 2017-03-24 2017-12-19 Shin Zu Shing Co., Ltd. Hinge assembly and foldable display device using the same
CN108173995A (zh) * 2018-01-08 2018-06-15 杭州安费诺飞凤通信部品有限公司 一种内折柔性屏移动终端铰链及内折柔性屏移动终端
WO2019210766A1 (en) * 2018-05-02 2019-11-07 Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp., Ltd. Foldable screen assembly and electronic device
JP7149580B2 (ja) * 2018-10-25 2022-10-07 株式会社ナチュラレーザ・ワン 2軸ヒンジ装置、並びにこの2軸ヒンジ装置を用いた電子機器
CN111107189A (zh) * 2018-10-26 2020-05-05 Oppo广东移动通信有限公司 转轴机构及电子设备
CN209724948U (zh) * 2018-12-12 2019-12-03 杭州安费诺飞凤通信部品有限公司 柔性屏移动终端的铰链及柔性屏移动终端
US10599189B1 (en) * 2019-04-26 2020-03-24 Fositek Corporation Bendable support apparatus for a flexible display
CN211009548U (zh) * 2019-09-19 2020-07-14 富世达股份有限公司 软性显示屏幕的折收转轴结构

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20190166703A1 (en) 2017-11-28 2019-05-30 Samsung Electronics Co., Ltd. Foldable display device
JP2020125841A (ja) 2019-02-06 2020-08-20 株式会社ナチュラレーザ・ワン 多軸ヒンジ装置、並びにこの多軸ヒンジ装置を用いた電子機器
US20200267859A1 (en) 2019-02-19 2020-08-20 Samsung Electronics Co., Ltd. Hinge module and foldable electronic device including the same

Also Published As

Publication number Publication date
TW202208756A (zh) 2022-03-01
JP2022037811A (ja) 2022-03-09
CN114125096B (zh) 2024-05-28
TWI821733B (zh) 2023-11-11
CN114125096A (zh) 2022-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6618903B2 (en) Hinge device
CN108930709B (zh) 铰链结构与电子装置
KR101922340B1 (ko) 3축 힌지 및 상기 3축 힌지를 이용한 전자기기
TWI671720B (zh) 開闔裝置及終端裝置
EP3683787B1 (en) Folding component and flexible display device
US8201791B2 (en) Support stand
US7907415B2 (en) Hinge mechanism of foldable device, and foldable device provided with hinge mechanism
TWI667566B (zh) 樞紐裝置以及樞紐裝置的電腦裝置
US20140217875A1 (en) Portable electronic device
JP2022545900A (ja) 電子デバイス及び折り畳みアセンブリ
CN211375464U (zh) 电子装置
TWI699154B (zh) 折疊式電子裝置
US11788330B2 (en) Hinge structure and electronic device including the same
US11761476B2 (en) Torque hinge module
JP2013076415A (ja) 平行2軸ヒンジ並びにこの平行2軸ヒンジを備えた小型電子機器
JP7466191B2 (ja) 開閉装置並びにこの開閉装置を用いた端末機器
CN112449036A (zh) 可折叠壳体组件及可折叠设备
TWI755988B (zh) Z軸鉸鏈裝置及使用此z軸鉸鏈裝置之電子機器
JP4397225B2 (ja) ヒンジ装置
CN114038328A (zh) 转轴机构及可折叠柔性显示装置
JP2022037811A5 (ja)
JP2014044627A (ja) 情報処理装置
CN216241794U (zh) 铰链、柔性显示面板及电子装置
TWI774302B (zh) 升降式雙軸鉸鏈及應用此升降式雙軸鉸鏈的終端機器
JP5351595B2 (ja) キャビネット用ステー及びそれを用いたキャビネット

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230824

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230824

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20240314

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240319

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240326

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7466191

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150