JP7465324B2 - 情報提供システム、情報提供システムの制御方法、及び情報提供システムの制御プログラム - Google Patents

情報提供システム、情報提供システムの制御方法、及び情報提供システムの制御プログラム Download PDF

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本発明は、情報提供システム、情報提供システムの制御方法、及び情報提供システムの制御プログラムに関する。
従来、ビルに関連する各種情報を個別に提供する技術が存在する。例えば、引用文献1~3には、それぞれ、エレベータの混雑度、トイレの混雑度、店舗の空席に関する情報を通知する技術が開示されている。
国際公開第2019/058455号公報 特開2017-146813号公報 特開2015-95178号公報
ビルにおけるこれらの情報は一元的に管理されておらず、ビルの勤務者やテナント等のビルの利用者は、所望の情報を取得するために別個のサービスを用いる必要があり不便であった。また、ビルの管理者には、ビルにおける各種情報を一元的かつリアルタイムに取得して、ビルで生じている事象やビル内外の環境を迅速に把握したいとの要望があった。
本発明の一実施形態に係る情報提供システムは、ビルに設置された複数の情報取得装置から各種情報を収集し、各種情報に基づいて、ビルの管理者および利用者が利用する端末装置に対し、ビルに関する情報であるビル関連情報を提供する情報提供システムであって、収集した複数の各種ビル関連情報を非同期で処理し、各種情報について所定の条件が成立したことに応じて、成立した所定の条件に応じた通知を端末装置にリアルタイムで出力させる機能と、端末装置からの要求に応じて、複数の各種情報から所定の情報を抽出し、抽出した情報を、端末装置への応答として送信する機能とを有する制御装置を備える。
本発明の一実施形態に係る情報提供システムにおいて、制御装置は、各種情報として、所定の外部アプリケーションが提供する外部情報をさらに取得し、外部情報について所定の条件が成立したことに応じて、成立した所定の条件に応じた通知を端末装置にリアルタイムで出力させ、さらに、取得した外部情報のうち、端末装置からの要求に応じた外部情報を、端末装置への応答として送信してよい。
本発明の一実施形態に係る情報提供システムにおいて、端末装置のうちビルの管理者が利用する端末装置は、ビル関連情報を一覧表示させるビル管理アプリケーションを備え、制御装置は、所定の条件としてビル内の事象発生を判定可能な予め設定された条件が成立したことに応じて、判定された事象に関連する情報取得装置に関する情報と、発生した事象に関する情報とを、ビルの管理者が利用する端末装置へ送信し、ビル管理アプリケーションは、制御装置から情報を取得したことに応じて、ビル内における事象の発生個所をリアルタイムで出力させてよい。
本発明の一実施形態に係る情報提供システムにおいて、端末装置のうちビルの利用者であるビルの勤務者が利用する端末装置は、ビル関連情報を表示させるビル勤務者アプリケーションであって、ビルの複数の勤務者ごとに、当該勤務者の端末装置に表示すべき情報が設定可能なビル勤務者アプリケーションを備え、制御装置は、複数のビル勤務者アプリケーションから送信される各要求に応じて、要求ごとに、複数の各種情報から所定の情報を抽出し、応答として送信してよい。
本発明の一実施形態に係る情報提供システムにおいて、端末装置のうちビルの利用者であるビルのテナントが利用する端末装置は、ビル関連情報を表示させるビルテナントアプリケーションを備え、制御装置は、各種情報として、ビルへの来場者数、及び、テナントへの来客数を含む統計情報を取得し、ビルテナントアプリケーションからの要求に応じて、統計情報を、応答として送信してよい。
本発明の一実施形態に係る情報提供システムは、ビルに設置されたサイネージ装置に対してコンテンツを出力させるコンテンツ管理装置をさらに備え、コンテンツ管理装置は、コンテンツの配信に関する予め設定されたスケジュール内に、ビル関連情報の配信指定が含まれる場合、指定されたビル関連情報を制御装置へ要求し、当該要求への応答として制御装置から送信されたビル関連情報を含むコンテンツを、サイネージ装置から出力させてよい。
本発明の一実施形態に係る情報提供システムにおいて、サイネージ装置は、表示させるコンテンツの選択を受け付ける受付部を備え、コンテンツ管理装置は、受付部において、ビル関連情報を含むコンテンツの表示が選択された場合、選択されたビル関連情報を制御装置へ要求し、当該要求への応答として制御装置から送信されたビル関連情報を含むコンテンツを、サイネージ装置から出力させてよい。
本発明の一実施形態に係る情報提供システムにおいて、制御装置は、各種情報及び外部情報の少なくともいずれかについて所定の条件が成立したことに応じて、成立した所定の条件に応じた通知をサイネージ装置から出力させる指示を、コンテンツ管理装置へ送信し、コンテンツ管理装置は、指示に応じて通知をサイネージ装置から出力させる際に、予め設定されたスケジュールでコンテンツが配信されている場合、スケジュールに割り込んで通知を出力してよい。
本発明の一実施形態に係る情報提供システムにおいて、制御装置は、所定の条件が複数成立した場合の通知の優先度を、成立した所定の条件に基づいて判定し、通知の内容と優先度とに応じて設定した出力態様で、通知を、サイネージ装置から出力させてよい。
本発明の一実施形態に係る情報提供システムにおいて、制御装置は、サイネージ装置のビルにおける設置場所に応じて、所定の条件が成立した場合の通知を出力させるサイネージ装置を抽出し、抽出したサイネージ装置から通知を出力させる指示を、コンテンツ管理装置へ送信してよい。
本発明の一実施形態に係る情報提供システムの制御方法は、ビルに設置された複数の情報取得装置から各種情報を収集し、各種情報に基づいて、ビルの管理者および利用者が利用する端末装置に対し、ビルに関する情報であるビル関連情報を提供する情報提供システムの制御方法であって、収集した複数の各種ビル関連情報を非同期で処理し、各種情報について所定の条件が成立したことに応じて、成立した所定の条件に応じた通知を端末装置にリアルタイムで出力させるステップと、端末装置からの要求に応じて、複数の各種情報から所定の情報を抽出し、抽出した情報を、端末装置への応答として送信するステップと、を含む。
本発明の一実施形態に係る情報提供システムの制御プログラムは、ビルに設置された複数の情報取得装置から各種情報を収集し、各種情報に基づいて、ビルの管理者および利用者が利用する端末装置に対し、ビルに関する情報であるビル関連情報を提供する情報提供システムの制御プログラムであって、コンピュータに、収集した複数の各種ビル関連情報を非同期で処理し、各種情報について所定の条件が成立したことに応じて、成立した所定の条件に応じた通知を端末装置にリアルタイムで出力させ、さらに、端末装置からの要求に応じて、複数の各種情報から所定の情報を抽出し、抽出した情報を、端末装置への応答として送信する機能を実現させる。
本発明の一実施形態に係る情報提供システム構成の概略図である。 本発明の一実施形態に係るサーバ、端末装置、及びIoTデバイス(情報提供装置)間のシーケンス図である。 本発明の一実施形態に係る情報提供システムにおける、所定の条件に関するテーブルの一例である。 本発明の一実施形態に係る情報提供システムにおける、ビルの管理者が利用する端末装置の表示画面の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る情報提供システムにおける、ビルの管理者が利用する端末装置の表示画面の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る情報提供システムにおける、ビルの勤務者が利用する端末装置の表示画面の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る情報提供システムにおける、ビルのテナントが利用する端末装置の表示画面の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るサーバ、コンテンツ管理サーバ、サイネージ装置、及びIoTデバイス(情報提供装置)間のシーケンス図である。 (a)、(b)は、本発明の一実施形態に係る情報提供システムにおける、サイネージ装置の表示画面の一例を示す図である。 (a)、(b)は、本発明の一実施形態に係る情報提供システムにおける、割り込み配信に関するテーブルの一例である。 本発明の一実施形態に係るサーバ、コンテンツ管理サーバ、サイネージ装置、外部アプリケーション、及びIoTデバイス(情報提供装置)間のシーケンス図である。 本発明の一実施形態に係るサーバ100を実現可能なコンピュータのハードウェア構成例である。
以降、図を用いて、本開示に係る発明(本発明ともいう)の一実施形態を説明する。なお、図は一例であって、本発明は図に示すものに限定されない。例えば、図示したIoTデバイス、端末装置、サーバ等の数、データセット(テーブル)、シーケンス図、表示画面は一例であって、本発明はこれらに限定されるものではない。
<システム構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る情報提供システムの構成例を示す図である。情報提供システム600は、多数のIoTデバイス(情報取得装置)201~20Nが設置されたビル200と、サーバ100と、ビルの利用者または管理者が用いる端末装置310~340とを含んでよい。また、情報提供システム600は、端末装置としてのサイネージ装置340から出力されるコンテンツを管理するコンテンツ管理サーバ(コンテンツ管理装置)400をさらに含んでもよい。情報提供システム600は、ビル200に設置された複数の情報取得装置から各種情報を収集し、各種情報に基づいて、ビル200の管理者および利用者が利用する端末装置310~340に対し、ビル200に関する情報であるビル関連情報を提供する情報提供システムであってよい。すなわち、情報提供システム600は、スマートビルを実現可能なシステムであってよい。ここで、スマートビルとは、センサ、カメラ、計測機器といった様々なIoTデバイスをビル内外に設置し、収集したビル内外のあらゆる情報を一元管理してビル内外の環境を制御可能であるとともに、ビルの利用者にリアルタイムでビル内外の情報を提供可能なシステムが構築されたビルを指してよい。
IoTデバイスは、ビル200の内外、様々な場所に設置され、ビル内外の情報を取得してよい。なお、これ以降、ビルに関連する情報を、単に「ビル関連情報」とも称する。なお、ビル関連情報には、ビル内部のみならず、ビルの周辺やテラス等、ビル外部に関する情報も含まれてよい。また、IoTデバイスとしては、固有のIPアドレスを持ちインターネットに接続が可能な機器およびセンサネットワークの末端として使われる端末等を指してよく、例えば、以下に限定されるものではないが、人感センサ、開閉センサ、赤外線カメラ、3D画像カメラ、イメージセンサ、温湿度センサ、超音波センサ、CO2センサ、土壌水分センサ、重量センサ、超音波センサ等であってよい。また、上記IoTデバイスは、ビルの出入口、トイレ・更衣室・祈祷室といった個室、ごみ箱、植栽スペース、各店舗やオフィスの出入口や天井、エレベータホール、エレベータ内部、フラッパーゲート、屋外テラスデッキ、フリースペース、駐車スペース等、様々な箇所に設置されてよい。
サーバ100は、複数のIoTデバイスから収集した複数の情報をリアルタイムで処理し、所定のサービスに対して各種情報を提供するIoT-PF(プラットフォーム)の機能を有してよい。具体的には、サーバ100は、大量のIoTデバイスから収集した、いわゆるビッグデータのような大量の情報をリアルタイムで処理し、所定のサービスの提供に資する内容に適宜加工した情報を提供するIoT-PFの機能を有してよい。なお、図では、サーバ100をクラウドサーバとして示してあるが、サーバ100は、例えば、ネットワークを介して通信を行うことで協調動作する分散型サーバシステムでもよく、エッジサーバーを含んでもよい。すなわち、サーバ100は、物理的なサーバに限らず、ソフトウェアによる仮想的なサーバも含まれてよい。
サーバ100の通信部110は、IoTデバイスとの間の情報の送受信を実行してよい。なお、IoTデバイスとサーバ100との間には、図示しないセンサネットワーク、IoTゲートウェイ、広域ネットワーク等、IoTデバイスとサーバ100との間の通信経路を確立するための装置等が含まれてよい。例えば、センサネットワークとして、Wi-Fi、BLE(Bluetooth Low Energy(登録商標))、MQTT(Message Queue Telemetry Transport)、LoRaWAN(登録商標)、SigFox(登録商標)等の通信方式が用いられてよい。また、広域ネットワークとして、例えば、LTE、LTE-Advanced、第4世代通信(4G)、第5世代通信(5G)、第6世代通信(6G)以降の通信方式、CDMA等であってよい。また、その他、例えば、Category M, Category M1、NB-IoT(Narrow Band IoT)等のIoT向けの無線通信方式であり、LTEを拡張した通信方式であってよい。なお、通信方式は、これらの例に限られるものではない。
サーバ100は、判定部120、抽出部130を備え、収集した複数の各種ビル関連情報を非同期で処理し、各種情報について所定の条件が成立したことに応じて、成立した所定の条件に応じた通知を端末装置310~340にリアルタイムで出力させる機能を有してよい。なお、所定の条件については後述する。また、サーバ100は、端末装置310~340からの要求に応じて、複数の各種情報から所定の情報を抽出し、抽出した情報を、端末装置310~340への応答として送信する機能を有してよい。すなわち、サーバ100は、サーバ100が収集した各種情報を、端末装置310~340が備えるアプリケーションに提供するAPI(Application Program Interface:アプリケーション・プログラミング・インターフェース)を備えてよい。なお、端末装置310~340からの要求については後述する。
サーバ100は、記憶装置140を含んでよい。記憶装置140は、情報提供システム600で利用する各種情報(データ)を記憶(格納)してよい。なお、図1において、記憶装置140はサーバ100に一体化して示してあるが、サーバ100とは別であってよい。また、記憶装置140は、複数の記憶装置から構成されていてもよい。なお、記憶装置140は、ネットワークを介してサーバ100と接続されてよい。
また、サーバ100は、所定の外部アプリケーション500との間で情報の送受信を行ってよい。外部アプリケーション500とは、例えば、天候情報、災害情報、運行情報等のサービスを提供する事業者のアプリケーション(アプリケーションサーバ)であってよい。なお、外部アプリケーション500はこれらに限定されない。
端末装置310~340は、ビルの管理者やビルの利用者が有する端末装置であってよい。なお、ビルの管理者とは、ビルのマネジメント(整備、管理、運用等)側のユーザであってよく、ビルの管理者のみならず、警備員、清掃員等を含んでよい。また、ビルの利用者とは、ビルを利用するユーザであってよく、ビルに入居する企業の勤務者、ビルへの来訪者、ビルのテナント(飲食店、服飾店等を含む)、テナントの客を含んでよい。なお、これ以降、図1における端末装置310~330は、ぞれぞれ、ビルの利用者、管理者、テナントの端末装置であるとして説明する。また、図1では、端末装置として、スマートフォン、携帯電話、ノートパソコン、タブレット端末、サイネージ装置を示してあるが、端末装置としては、これ以降に説明する各実施形態において記載する機能を実現できる端末であればどのような端末であってもよい。例えば、端末装置は、携帯電話(フィーチャーフォン)、ハンドヘルドコンピュータデバイス(限定でなく例として、PDA(personal digital assistant)、ウェアラブル端末(メガネ型デバイス、時計型デバイスなど)であってよい。
<シーケンス>
図2に、本発明の一実施形態に係るサーバ100、ビルの利用者の端末装置310、ビルの管理者の端末装置320、及びIoTデバイス間のシーケンスの一例を示す。なお、IoTデバイス、端末装置は、それぞれこれ以上存在してよい。サーバ100は、複数のIoTデバイスから送信される各種情報を収集し、非同期で処理する(ステップS10)。判定部120は、各種情報について所定の条件が成立したか否かを判定し(ステップS11)、所定の条件が成立したと判定した場合(ステップS11でYES)、成立した条件に応じた通知を出力させる情報をビル管理者の端末装置320へ送信してよい(ステップS12)。端末装置320Bは、サーバ100から受信した情報に応じた通知を出力してよい(ステップS13)。なお、図2には示していないが、サーバ100は、外部アプリケーション500から送信された情報について所定の条件が成立する場合にも、端末装置320や端末装置310へ、成立した条件に応じた通知を出力させる情報を送信してよい。
所定の条件について説明する。所定の条件は、例えば、ビル内外での事象の発生を判定可能な予め設定された条件であってよい。図3に、所定の条件として記憶装置140に記憶され、サーバ100が参照するテーブルTB10の一例を示す。テーブルTB10は、判定する情報の取得元、判定する対象、条件、通知先に関する情報が含まれてよい。例えば、ビルを取得元とし、判定する対象がエレベータとすると、「エレベータ前スペースの混雑度が80%以上」との条件が成立した場合に、サーバ100は、通知先として設定された「管理者/利用者/サイネージ装置」に対して、エレベータ前スペースの混雑度が80%以上である旨を通知させる情報を送信してよい。
サーバ100の記憶装置140には、判定する対象ごとに、判定に用いるIoTデバイスが関連付けられて記憶されてよい。例えば、判定する対象が「エレベータ(エレベータホール)」である場合、エレベータホールごとに、各エレベータホールに関する情報を取得するIoTデバイスが関連付けられてよい。そして、関連付けられたIoTデバイスによる情報を用いて、条件「エレベータ前のスペースの混雑度が80%以上」を判定してよい。例えば、1階のエレベータホールAに対して、1階のエレベータホールAに設置された人感センサ、カメラ等のIPアドレスや識別子等、各IoTデバイスを一意に識別可能な識別情報を関連付けておき、1階のエレベータホールAに関連付けられた人感センサやカメラ等から取得した情報を用いて、1階のエレベータホールAの混雑度を判定してよい。
また、例えば、ビルを取得元とし、判定する対象が「個室」とすると、「個室(トイレ、更衣室、祈祷室)の利用時間が30分以上」との条件が成立した場合、サーバ100は、通知先として設定された「管理者」に対して、個室(トイレ、更衣室、祈祷室)の利用時間が30分以上である旨を通知させる情報を送信してよい。ここで、例えば、個室ごとに、各個室に関する情報を取得するIoTデバイスを関連付けておき、関連付けられたIoTデバイスによる情報を用いて、条件「個室(トイレ、更衣室、祈祷室)の利用時間が30分以上」を判定してよい。例えば、1階の個室Bに対して、1階の個室Bに設置された人感センサ、開閉センサ等の識別情報を関連付けておき、1階の個室Bに関連付けられた人感センサや開閉センサ等から取得した情報を用いて、1階の個室Bの利用時間を判定してよい。
なお、「ゴミ箱」については、ゴミ箱に設置された超音波センサや重量センサ等から取得した情報によって、ゴミ箱の充填率が判定されてよい。「行動」については、管理者以外の進入が禁止されたスペース(禁止エリア)に設置された赤外線カメラや人感センサ等から送信された情報に基づき、禁止エリアへの侵入が判定された場合に、所定の条件が成立したと判定されてよい。また、「顔識別」については、あらかじめ不審者として設定された人物が、ビルの出入口やテラス等に設置されたカメラ等で取得された情報に対する、所定の画像処理によって判定された場合に、所定の条件が成立したと判定されてよい。さらに、「デバイス」については、IoTデバイスから所定期間にわたって情報が送信されない等、デバイスの異常が検知された場合に、所定の条件が成立したと判定されてよい。また、「イベント」については、ビルで行われる各種イベント(催事)であって、予め記憶装置140に記憶されたイベントの開始60分前となった場合や、イベントの終了20分前となった場合に、所定の条件が成立したと判定されてよい。なお、図示または上述した数値は一例であって、判定に用いる数値はこれらに限定されない。また、所定の条件は、図示したものに限定されず、対象に応じて任意に設定されてよい。すなわち、一つの対象に複数の条件が設定されてもよいし、複数の対象で一つの条件が設定されてもよい。例えば、対象「エレベータ」について、混雑度の条件が50%、60%、70%等と段階的に設定されてもよい。また、例えば、対象「エレベータ及びイベント」について、「イベント開始前60分、かつ、エレベータ前スペースの混雑度が80%以上」等と設定されてもよい。
<ビル管理アプリケーション>
通知先について説明する。通知先である端末装置のうち、ビル200の管理者が利用する端末装置330は、ビル関連情報を一覧表示させるビル管理アプリケーションを備えてよい。サーバ100は、上述した所定の条件が成立したことに応じて、判定された事象に関連するIoTデバイスに関する情報と、発生した事象に関する情報とを、ビル200の管理者が利用する端末装置330へ送信してよい。より詳細には、サーバ100は、ビル管理アプリケーションの図示しないアプリケーションサーバへ、判定された事象に関連するIoTデバイスに関する情報と、発生した事象に関する情報とを送信し、アプリケーションサーバから端末装置330へ、これらの情報が送信されてよい。そして、端末装置330におけるビル管理アプリケーションは、サーバ100から情報を取得したことに応じて、ビル200内における事象の発生個所をリアルタイムで出力させてよい。
このことを、図4,5を用いて説明する。図4,5は、ビル管理アプリケーションを備える端末装置330の表示画面の一例である。図4は、ビル関連情報の一覧を表示する画面10の一例を示す。画面10は、ビル200に設置された各IoTデバイスの一覧を表示する領域11と、サーバ100から送信された情報に応じて通知を表示する領域12とを含んでよい。ビル管理アプリケーションは、例えば、通知の内容に応じて、通知に関連するIoTデバイスの表示態様を変化させてもよい。図4の例では、2階で不審者が検知されたことに伴い、不審者を検知した監視・異常検知カメラが強調表示されている。また、3階で長時間の利用を検知したことに伴い、検知したトイレ・個室人感センサが強調表示されている。なお、通知の内容に応じて、強調表示の態様を変化させてよい。強調表示の態様の変更とは、強調の度合の変更、色の変更等を含んでよい。
図5は、ビル200に設置されたIoTデバイスからの情報を、ビル200のフロアマップ上に表示させたマップ画面20の一例を示す。マップ画面20は、ビル200のフロアごとのマップを表示する領域21と、領域21に表示させる情報を選択可能な領域22とを含んでよい。図5の例では、領域21に、フロア内の温度を示すヒートマップ、温湿度、植栽スペースの水分量、CO2量、エレベータ内の温度と混雑度、ゴミ箱の充填率、個室(トイレ、祈祷室、更衣室)の使用状況、不審者検知、侵入検知、密度に関する情報が表示されている。また、領域21には、フロア内に存在する警備員の情報がさらに表示されてもよい。なお、警備員の情報は、警備員が携行する端末装置の位置情報から判定されてよい。
このように、本発明の一実施形態によれば、ビル200に配置された各IoTデバイスからの複数の情報が一元的に処理され、ビル200内で生じた事象をリアルタイムで管理者に提供することができる。すなわち、本発明の一実施形態によれば、例えば、大量のIoTデバイスから収集したビッグデータを処理し、ビル200内で生じた事象をリアルタイムに管理者に提供することができ、ビル200の管理を効率化し得る。
なお、例えば不審者が検出された場合の通知先には、警備員や清掃員が用いる端末装置が含まれてよい。この場合、サーバ100が、不審者の近くにいる警備員に通知してもよいし、管理者に不審者の情報が提供されてから、管理者によって通知すべき警備員が選択されてもよい。通知は、警備員や清掃員の端末装置にビル管理アプリケーションが含まれる場合は同アプリによって通知されてもよいし、その他のコミュニケーションアプリ等が用いられてもよい。
<ビル勤務者アプリケーション>
図2のシーケンス図に戻り説明を続ける。ビル200の利用者であるビル200の勤務者が利用する端末装置310は、ビル関連情報を表示させるビル勤務者アプリケーションを備えてよい。なお、ビル勤務者アプリケーションは、ビル200の複数の勤務者ごとに、当該勤務者の端末装置310に表示すべき情報が設定可能であってよい。図6に、端末装置310におけるビル勤務者アプリケーションの表示画面の一例を示す。ビル勤務者アプリケーションによれば、ビル200の周辺天気に関する天候情報31、ビル200内の飲食店情報32、鉄道や飛行機等の運行情報33、ビル200内のトイレの空き情報34、フリースペースの満空情報及び温度や湿度といった環境情報35、エレベータの混雑情報36等を表示できてよい。また、勤務者によって、ビル勤務者アプリケーションに表示させる情報が選択できてよい。例えば、他の飲食店、他の階のエレベータがさらに表示できてもよいし、表示させる情報を図6の例から少なくしてもよい。
なお、ビル勤務者アプリケーションに表示させる情報は、リアルタイムの情報であってよい。本発明の一実施形態によれば、端末装置320におけるビル勤務者アプリケーションから、リアルタイムの情報が要求されてよい(ステップS14)。すなわち、情報の更新が要求されてよい。サーバ100は、ビル勤務者アプリケーションから送信される各要求に応じて、IoTデバイスから取得した複数の各種情報から所定の情報を抽出し、応答として送信してよい(ステップS15)。なお、情報の種類に応じて、更新の要求間隔は異なってよい。例えば、トイレの空き情報は、10分間隔で更新が要求されてもよく、天候情報は、30分間隔で更新が要求されてもよい。なお、更新要求に応じてサーバ100から最新の情報が送信されると、図6に示すビルの勤務者の端末装置310に表示されたビル関連情報が更新されてよい。なお、図6に示す画面の表示は、勤務者ごとに異なってよい。
このように、本発明の一実施形態によれば、ビル内外に関する情報が一元的に提供されるため、ビルの利用者は、情報を取得するために複数のアプリケーションを利用する必要がない。従って、ユーザビリティが高く快適な環境のスマートビルを提供することができる。
また、図6のように、エレベータホールの混雑情報36において、混雑緩和が予測される時間が表示されてもよい。勤務者は、ビル勤務者アプリケーションにおいて、自身の出勤予定時間を予め設定してよい。サーバ100は、設定された出勤予定時間の例えば30分前後で、混雑度が最も低くなる時間帯を予測し、勤務者の端末装置310に送信してよい。このために、サーバ100は、エレベータホールの混雑度に関する情報を、所定の間隔でエレベータホールに設置されたIoTデバイスから取得し、曜日ごとに記憶装置140に記憶させてよい。なお、サーバ100は、平日/休日の別、晴天/雨天の別、ビル内外でのイベントの有無に関する属性を、エレベータホールの混雑度に関する情報にさらに関連付けて記憶してよい。サーバ100は、予測する日の属性(平日であるか、休日であるか等)と曜日とから、類似する日の過去の情報を参照し、勤務者が設定した出勤予定時間の近傍で混雑度が低かった時間帯を、推奨する利用時間として端末装置へ送信してよい。
なお上述では、IoTデバイスから送信されるビル関連情報について説明したが、本発明の一実施形態によれば、外部アプリケーションから取得した外部情報について所定の条件が判定されてもよい。記憶装置140には、図3のテーブルTB10に示すように、外部情報として、運行情報、気象情報、地震情報等について設定された所定の条件が記憶されてよい。例えば、サーバ100は、外部アプリケーションから取得した外部情報の内容に基づき、「運行情報」について、運転見合わせ、遅延、運転再開等、「電車の運行状況の変化」との条件が成立したと判定した場合、その旨を示す通知を端末装置で表示させる情報を出力してよい。なお、判定すべき所定の条件は、図3に示すテーブルTB10に限定されない。
本発明の一実施形態によれば、サーバ100によってIoTデバイスから収集された情報が一元的に処理されて、所定の条件の成立に応じてリアルタイムで通知させることができる。それとともに、サーバ100はAPIを提供し、アプリケーションからの要求に応じて、IoTデバイスから収集された情報のうち必要な情報を応答として送信することができる。これにより、ビルの管理者および利用者に最適な環境を提供することができる。
<テナントアプリケーション>
次に、ビルの利用者としてビルのテナントに提供される情報について説明する。サーバ100は、テナントの出入口に設置されたカメラが収集した情報から、テナントへ流入した来訪者を判定し、各テナントの所定期間ごとの来訪者数を、記憶装置140に記憶してよい。なお、ビルのテナントが利用する端末装置330は、ビル関連情報を表示させるビルテナントアプリケーションを備えてよい。ビルテナントアプリケーションとは、IoTデバイスから取得された情報に基づいて、各テナントが自テナントに関する統計情報を閲覧可能なアプリケーションであってよい。サーバ100は、各種情報として、ビル200への来場者数、及び、テナントへの来客数を含む統計情報を取得し、ビルテナントアプリケーションからの要求に応じて、統計情報を応答として送信してよい。図7に、ビルテナントアプリケーションを備える端末装置330の画面例を示す。画面40の例では、ビルテナントアプリケーションは、ある1日におけるテナントへの来訪者数を示す領域41と、所定の期間にわたるテナントへの来訪者数を示す領域42とを含んでよい。なお、図7の例では所定期間として1日の場合を示してあるが、本発明はこれに限定されない。例えば、所定期間としては、週ごと、月ごとであってもよいし、12時から14時、16時から18時等の所定の時間帯であってもよい。テナントのユーザは、端末装置330を操作して、サーバ100に対して統計情報の送信を要求してよい。サーバ100は、要求に応じて、過去の情報を抽出し、端末装置330へ送信してよい。ビルテナントアプリケーションは、サーバ100から受信した情報に基づき、図7に示すような養鶏情報を、端末装置において表示してよい。
本発明の一実施形態によれば、テナントにとって有効な情報が提供され、効率的な経営計画につなげることができる。
<サイネージ装置>
次に、通知先がサイネージ装置である場合について、図8~図11を用いて説明する。サイネージ装置は、ビル200内外に設置され、ビルの利用者に、様々なビル関連情報に関するコンテンツを提供してよい。本発明の一実施形態において、サイネージ装置から配信されるコンテンツは、ビルに設置されたサイネージ装置に対してコンテンツを出力させるコンテンツ管理サーバ400によって制御されてよい。コンテンツ管理サーバ400は、コンテンツの配信に関する予め設定されたスケジュール内に、ビル関連情報の配信指定が含まれる場合、指定されたビル関連情報をサーバ100へ要求し、当該要求への応答としてサーバ100から送信されたビル関連情報を含むコンテンツを、サイネージ装置340装置から出力させてよい。
図8は、IoTデバイス、サーバ100、コンテンツ管理サーバ400及びサイネージ装置340間のシーケンスの一例である。サーバ100は、様々なIoTデバイスから送信される各種情報を非同期で処理してよい(ステップP10)。コンテンツ管理サーバ400は、予め設定されたスケジュールに沿って、サイネージ装置340へコンテンツを配信してよい(ステップP11)。サイネージ装置340は、コンテンツ管理サーバ400の制御に応じてコンテンツを出力してよい(ステップP12)。コンテンツ管理サーバ400は、予め設定されたスケジュールに、ビル関連情報の配信が含まれる場合、当該ビル関連情報の送信をサーバ100へ要求してよい(ステップP13)。サーバ100は、要求に対応する最新の情報を抽出し、コンテンツ管理サーバ400へ送信してよい(ステップP14)。コンテンツ管理サーバ400は、サーバ100から送信されたビル関連情報を含むコンテンツを、サイネージ装置340へ配信してよい(ステップP15)。サイネージ装置340は、コンテンツ管理サーバ400から配信されたビル関連情報を含むコンテンツを出力してよい(ステップP16)。
ビル関連情報の配信とは、例えば、店舗の空き情報、トイレ等の個室の満空情報、エレベータの混雑情報等、IoTデバイスが取得した情報によって判定可能な各種ビル関連情報のうち最新の情報の配信を指してよい。図9(a)は、ビル関連情報を含むコンテンツが表示されたサイネージ装置の画面例である。図のように、サイネージ装置340は、定型の画像を表示する領域51と、最新のビル関連情報を表示する領域52とを含んでよい。
これにより、ビルの利用者に有益な情報を、適切なタイミングでリアルタイムに提供することができる。
なお、上述では、スケジュールに設定されていた場合にビル関連情報を要求される場合について説明したが、サイネージ装置340がユーザからの選択を受け付ける、例えばタッチパネル等の受付部を備え、ユーザからの選択に応じて、ビル関連情報が配信されてもよい。すなわち、コンテンツ管理サーバ400は、受付部において、ビル関連情報を含むコンテンツの表示が選択された場合、選択されたビル関連情報をサーバ100へ要求し、当該要求への応答としてサーバ100から送信されたビル関連情報を含むコンテンツを、サイネージ装置340から出力させてもよい。
これにより、ビルの利用者は、ビル内外の事象について、自身が要求するタイミングで確認することができる。
また、IoTデバイスが取得した各種情報や外部情報について所定の条件が成立した場合に、サイネージ装置340から、成立した所定の条件に関するコンテンツが出力されてもよい。例えば、ある店舗について、「混雑度が30%以下かつ雨の場合に、クーポンを配布する」との条件が設定されていた場合、サーバ100は、店舗に設置されたカメラ等のIoTデバイスから取得した情報と、外部情報として取得した天候情報とから、所定の条件の成立可否を判定してよい。条件が成立すると判定された場合、クーポンに関する情報のサイネージ装置340からの配信指示を、コンテンツ管理サーバ400へ送信してよい。なお、所定の条件については上述のものに限定されず、テナントごとに設定され、記憶装置140に記憶されてよい。
なお、コンテンツの配信指示としては、例えば、所定のウェブページを表示させるように、ユニークURLを指定するものであってよい。外部情報に関し、例えば運行情報の更新が検出された場合、サーバ100は、運行情報を表示可能なウェブページのURLを含むコンテンツの配信を、コンテンツ管理サーバ400に指示してよい。コンテンツ管理サーバ400は、URLを含むコンテンツの出力をサイネージ装置340に指示し、サイネージ装置340において、例えば図9(b)に示すように、URL先のウェブページが表示されたコンテンツが再生されてよい。
なお、サイネージ装置340においては、上述のように予め設定されたスケジュールでコンテンツが再生されている。本発明の一実施形態において、所定の条件が成立した場合に配信されるコンテンツは、設定されたスケジュールに割り込んで配信されてよい。以下に、コンテンツの割り込みについて説明する。
図10(a)は、スケジュールに割り込んで配信すべきコンテンツを指定するテーブルの一例である。なお、これ以降、コンテンツを割り込んで配信することを、「割り込み配信」とも称する。テーブルTB20は、コンテンツのトリガー種別、表示時間(配信終了時間)、再表示処理間隔に関する情報を含んでよい。トリガー種別は、例えば自治体から発令される警報等の、地震や気象に関する緊急性の高い情報に関し、割り込み配信すべきコンテンツとして、外部アプリケーションから送信されるトリガーの種別を指してよい。
外部アプリケーションから送信されるトリガー種別について説明する。「雨雲レーダー」は、1時間先までの降雨予測で雨が降る予測になっている場合に送信されてよい。「緊急地震速報・リアルタイム震度」は、対象のスポット付近で、震度3以上の地震の発生が予測された場合または発生した場合、あるいは、全国で震度5以上の地震の発生が予測された場合または発生した場合に送信されてよい。「地震情報」は、上記スポットよりは広範囲の対象エリアで、震度3以上の地震の発生が予測された場合、または発生した場合、あるいは、全国で震度5以上の地震の発生が予測された場合または発生した場合に送信されてよい。「津波警報」は、対象エリアに津波が発生した場合に送信されてよい。なお、「津波情報」は、同じ津波情報でも危険度が更新された場合、すなわち、津波の階級が上昇した場合には、再度トリガーとして送信されてよい。なお、トリガー種別は上述したものに限定されない。
割り込み配信について、図11のシーケンス図を用いて説明する。図11は、IoTデバイス、サーバ100、コンテンツ管理サーバ400及びサイネージ装置340間のシーケンスの一例である。サーバ100は、様々なIoTデバイスから送信される各種情報を非同期で処理してよい(ステップP10)。コンテンツ管理サーバ400は、予め設定されたスケジュールに沿って、サイネージ装置340へコンテンツを配信してよい(ステップP11)。サイネージ装置340は、コンテンツ管理サーバ400の制御に応じてコンテンツを出力してよい(ステップP12)。ここで、緊急性の高い情報の発令を受け、外部アプリケーション500からサーバ100へ、上述したトリガーが送信されてよい(ステップP21)。サーバ100は、トリガー種別を判定し、図10(a)を参照して、トリガーの内容に応じたコンテンツの配信指示をコンテンツ管理サーバ400へ送信してよい(ステップP22)。例えば、トリガーとして、ビル周辺の地震情報が送信された場合、サーバ100は、テーブルTB20を参照して、3分間の地震情報を、10分に1回繰り返し表示することを30分間継続するように、コンテンツ管理サーバ400へ通知してよい。コンテンツ管理サーバ400は、配信指示に応じたコンテンツを出力するように、サイネージ装置340へ指示してよい(ステップP23)。サイネージ装置340は、コンテンツ管理サーバ400の指示に応じて、配信中のコンテンツに割り込んで、地震情報を配信してよい(ステップP24)。これにより、緊急性の高い情報を、即座に通知させることができる。
なお、所定の条件が複数成立する場合も考えられる。本発明の一実施形態において、サーバ100は、所定の条件が複数成立した場合の通知の優先度を、成立した所定の条件に基づいて判定し、通知の内容と優先度とに応じて設定した出力態様で、サイネージ装置340から通知を出力させてよい。
図10(b)は、スケジュールに割り込んで配信すべきコンテンツについて、優先度を関連付けたテーブルの一例である。テーブルTB30は、コンテンツのトリガー種別、割り込みの条件、優先度に関する情報を含んでよい。例えば、外部情報として、ビル周辺で震度3との地震情報が送信されたとする。ここで、図10(a)のテーブルTB20から、ビル周辺の地震情報が、10分に1回3分間、予め設定されたスケジュールに割り込んで配信されてよい。ここで、さらに、震度6との地震情報が送信されたとする。図10(b)のテーブルTB30から、震度3の地震情報の優先度は「中」、震度6の地震情報の優先度は「強」である。従って、震度6の地震情報が、配信されていた震度3の地震情報に上書きされて配信されてよい。
なお、サイネージ装置340へコンテンツの割り込み配信中に、同条件の優先度で異なる種別のトリガーが発生した場合や、同条件の優先度で同一の種別のトリガーが発生した場合は、サーバ100は、後から発生したものを割り込んで配信させてよい。また、すでに発生したトリガー種別によるコンテンツの繰り返し表示中に、同条件の優先度で異なる種別のトリガーが発生した場合や、同条件の優先度で同一の種別のトリガーが発生した場合は、サーバ100は、後から発生したものを割り込んで、繰り返し表示させてよい。なお、すでに発生したトリガー種別によるコンテンツの繰り返し表示中に、繰り返し表示中のコンテンツよりも優先度の低い種別のトリガーが発生した場合は、サーバ100は、優先度の低いコンテンツは表示させなくてもよい。
これにより、ユーザに配信すべき優先度の高い情報を確実に提供することができる。
なお、本発明の一実施形態において、サーバ100は、サイネージ装置340のビル200における設置場所及びサイネージ装置340の形状の少なくともいずれかに応じて、所定の条件が成立した場合の通知を出力させるサイネージ装置340を抽出し、抽出したサイネージ装置340から通知を出力させる指示を、コンテンツ管理サーバ400へ送信してよい。なお、ここでいうサイネージ装置340の抽出は、情報を通知するのに適していると推定されるサイネージ装置340を特定することを指してよい。例えば、ある店舗においてクーポンの配布条件が成立した場合に、当該店舗のあるフロアに設置されたサイネージ装置340のみに、クーポン情報が配信されてもよい。あるいは、雨雲レーダーの情報として雨が予測された場合に、ビル外のテラスに設置されたサイネージ装置340から、天候情報が配信されてもよい。これにより、情報の配信先を適切に設定することができる。
<ハードウェア構成>
サーバ100のハードウェア構成について説明する。図12は、本実施形態におけるサーバ100を実現可能なコンピュータのハードウェア構成例である。サーバ100は、プロセッサ101と、ストレージ102と、メモリ103と、入出力インタフェース(入出力I/F)104と、通信インタフェース(通信I/F)105とを含む。各構成要素は、バスBを介して相互に接続される。サーバ100は、これら各構成要素の協働により、本実施形態に記載される機能や方法を実現する。例えば、サーバ100の各機能部をソフトウェアにより実現する場合、ストレージ102からメモリ103に読み込まれたプログラムに含まれる命令をプロセッサ101が実行することによって実現される。すなわち、本実施形態に係るサーバ100は、プロセッサ101がメモリ103上に読み込まれたプログラムを実行することにより、通信部110、判定部120及び抽出部130として機能する。
プロセッサ101は、例えば、中央処理装置(CPU)、MPU(Micro Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、マイクロプロセッサ(microprocessor)、プロセッサコア(processor core)、マルチプロセッサ(multiprocessor)、ASIC(Application-Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等を含み、集積回路(IC(Integrated Circuit)チップ、LSI(Large Scale Integration))等に形成された論理回路(ハードウェア)や専用回路によって実現されてよい。なお、プロセッサ101は、上述の複数の情報を処理可能な演算能力の高いプロセッサであれば特に限定されない。具体的には、例えば、プロセッサ101は、ビッグデータを処理可能な演算能力を有するものであればよい。
通信I/F105は、ネットワークアダプタ等のハードウェアや通信用ソフトウェア、及びこれらの組み合わせとして実装され、外部装置と各種データの送受信を行う。当該通信は、有線、無線のいずれで実行されてもよく、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。
入出力I/F104は、サーバ100に対する各種操作を入力する入力装置、及び、サーバ100で処理された処理結果を出力する出力装置を含む。入力装置は、例えば、タッチパネル、タッチディスプレイ、キーボード等のハードウェアキーや、マウス等のポインティングデバイス、カメラ(画像を介した操作入力)、マイク(音声による操作入力)を含む。出力装置は、プロセッサ101で処理された処理結果を出力する。出力装置は、例えば、タッチパネル、スピーカ等を含む。
本発明の一実施形態によれば、多様なIoTデバイスによるセンシングが行われるスマートビルにおいて、様々な情報を一元的に収集して解析することで、ビルにおいて発生した事象がリアルタイムで管理者に提供される。従って、効率的な管理が可能となり、さらに、利用者にとって快適な環境を整備することができる。また、イベントドリブン型APaaS(Application Platform as a Service)が、スマートビルで起こる様々なリアルタイムのイベントをインタラクティブに処理し、人々の的確な判断やアクションを支援する環境を提供することができる。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各構成部、各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の構成部やステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。また、上記実施の形態に示す構成を適宜組み合わせることとしてもよい。例えば、サーバ100が備えるとして説明した各構成部は、複数のサーバによって分散されて実現されてもよいし、各アプリケーション側やコンテンツ管理サーバ400で実現されてもよい。逆に、各アプリケーション側で実行するとして説明した各機能が、サーバ100やコンテンツ管理サーバ400によって実現されてもよい。
例えば、上述では、情報の取得元によって所定の条件が区別されている例を示したが、ビル関連情報と外部情報とを合わせた複合的な条件が設定されてもよい。また、IoTデバイスから取得した各種情報に基づいて推定される事象に応じて、所定の条件が変更されてもよい。たとえば、ビル200の温度に応じて、異常と判定される個室の利用時間が変更されてもよい。
また、上述では、ビル内外において収集される情報の処理について説明したが、ビル単体のみならず、ビルを含む周囲環境(いわゆる、スマートシティ)の情報が一元的に収集されてよい。例えば、ビル200に隣接するビルにおいてイベントが終了し、ビル200の飲食店が混雑することが予測される場合に、ビル200の管理者や利用者にその旨が通知されてもよい。
また、各機能部の機能又は処理は、実現可能な範囲において、機械学習又はAI(Artificial Intelligence)により実現されてもよい。
本開示の各実施形態のプログラムは、情報処理装置に読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供されてもよい。記憶媒体は、「一時的でない有形の媒体」に、プログラムを記憶可能である。プログラムは、例えば、ソフトウェアプログラムや制御プログラムを含む。サーバ100の各機能部をソフトウェアにより実現する場合、サーバ100は、プロセッサがメモリ上にロードされたプログラムを実行することにより、通信部110、判定部120、及び抽出部130として機能する。
記憶媒体は適切な場合、1つ又は複数の半導体ベースの、又は他の集積回路(IC)(例えば、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、特定用途向けIC(ASIC)等)、ハード・ディスク・ドライブ(HDD)、ハイブリッド・ハード・ドライブ(HHD)、光ディスク、光ディスクドライブ(ODD)、光磁気ディスク、光磁気ドライブ、フロッピィ・ディスケット、フロッピィ・ディスク・ドライブ(FDD)、磁気テープ、固体ドライブ(SSD)、RAMドライブ、セキュア・デジタル・カードもしくはドライブ、任意の他の適切な記憶媒体、又はこれらの2つ以上の適切な組合せを含むことができる。記憶媒体は、適切な場合、揮発性、不揮発性、又は揮発性と不揮発性の組合せでよい。
また、本開示のプログラムは、当該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して、サーバ100に提供されてもよい。
また、本開示の各実施形態は、プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。なお、本開示のプログラムは、例えば、JavaScript(登録商標)、Python等のスクリプト言語、C言語、Go言語、Swift,Koltin、Java(登録商標)等を用いて実装されてよい。
100 サーバ(情報処理装置)
110 通信部
120 判定部
130 抽出部
140 記憶装置
200 ビル
201~20N IoTデバイス(情報取得装置)
310~330 端末装置
340 サイネージ装置
400 コンテンツ管理サーバ
500 外部アプリケーション
600 情報提供システム

Claims (9)

  1. ビルに設置された複数の情報取得装置から各種情報を収集し、前記各種情報に基づいて、前記ビルにおいて利用される端末装置に対し、前記ビルに関する情報であるビル関連情報を提供する情報提供システムであって、
    前記複数の情報取得装置は、前記各種情報として、前記ビルにおいて発生したイベントを判定するための情報を取得するセンサを含み、
    前記複数の情報取得装置から収集した複数の前記各種情報を非同期で処理し、記ビル内において発生する複数種のイベントの発生をそれぞれ判定可能な予め設定された条件であって、非同期で処理される前記各種情報について所定の条件が成立したことに応じて、成立した所定の条件に応じた前記ビル内で発生した複数種のイベントそれぞれに対応する前記ビル関連情報を端末装置にリアルタイムで出力させる機能と、端末装置からの要求に対して、それぞれ非同期で処理される複数の前記各種情報に基づいて判定された所定の情報を応答として送信する機能とを有する制御装置を備える、情報提供システム。
  2. 前記ビルに設置されたサイネージ装置から出力されるコンテンツを管理するコンテンツ管理装置をさらに備え、
    前記コンテンツ管理装置は、前記各種情報及び所定の外部アプリケーションから提供される外部情報の少なくともいずれかにコンテンツの配信に関する所定の条件が成立したことに応じて、前記コンテンツの配信に関する所定の条件に応じたコンテンツを配信するサイネージ装置を特定し、特定した前記サイネージ装置に前記コンテンツを出力させる、請求項1に記載の情報提供システム。
  3. 前記コンテンツ管理装置は、設置場所に応じて、前記コンテンツを配信する前記サイネージを特定する、
    請求項2に記載の情報提供システム。
  4. 前記コンテンツ管理装置は、前記コンテンツの配信に関する所定の条件が成立したことに応じて、前記サイネージ装置において配信中のコンテンツに割り込んで、前記コンテンツの配信に関する所定の条件に応じたコンテンツを前記サイネージ装置に出力させる、請求項2に記載の情報提供システム。
  5. 前記コンテンツ管理装置は、割り込んで出力されたコンテンツの配信中に、さらに他のコンテンツの配信に関する所定の条件が成立した場合、新たに成立した前記コンテンツの配信に関する所定の条件に応じたコンテンツをさらに割り込んで、前記サイネージ装置に出力させる、
    請求項2に記載の情報提供システム。
  6. 前記コンテンツ管理装置は、前記コンテンツの配信に関する所定の条件が複数成立した場合に、前記所定の条件ごとに設定された優先度に応じた出力態様で、前記コンテンツの配信に関する所定の条件に応じたコンテンツを前記サイネージ装置に出力させる、請求項2に記載の情報提供システム。
  7. ビルに設置された複数の情報取得装置から各種情報を収集し、前記各種情報に基づいて、前記ビルにおいて利用される端末装置に対し、前記ビルに関する情報であるビル関連情報を提供する制御装置であって、
    前記複数の情報取得装置は、前記各種情報として、前記ビルにおいて発生したイベントを判定するための情報を取得するセンサを含み、
    前記複数の情報取得装置から収集した複数の前記各種情報を非同期で処理し、記ビル内において発生する複数種のイベントの発生をそれぞれ判定可能な予め設定された条件であって、非同期で処理された前記各種情報について所定の条件が成立したことに応じて、成立した所定の条件に応じた前記ビル内で発生した複数種のイベントそれぞれに対応する前記ビル関連情報を端末装置にリアルタイムで出力させる機能と、端末装置からの要求に対して、それぞれ非同期で処理された複数の前記各種情報に基づいて判定された所定の情報を応答として送信する機能とを備える、制御装置。
  8. ビルに設置された複数の情報取得装置から各種情報を収集し、前記各種情報に基づいて、前記ビルにおいて利用される端末装置に対し、前記ビルに関する情報であるビル関連情報を提供する情報提供システムの制御方法であって、
    前記複数の情報取得装置は、前記各種情報として、前記ビルにおいて発生したイベントを判定するための情報を取得するセンサを含み、
    コンピュータが、
    前記複数の情報取得装置から収集した複数の前記各種情報を非同期で処理し、記ビル内において発生する複数種のイベントの発生をそれぞれ判定可能な予め設定された条件であって、非同期で処理された前記各種情報について所定の条件が成立したことに応じて、成立した所定の条件に応じた前記ビル内で発生した複数種のイベントそれぞれに対応する前記ビル関連情報を端末装置にリアルタイムで出力させるステップと、
    端末装置からの要求に対して、それぞれ非同期で処理された複数の前記各種情報に基づいて判定された所定の情報を応答として送信するステップと、を含む、情報提供システムの制御方法。
  9. ビルに設置された複数の情報取得装置から各種情報を収集し、前記各種情報に基づいて、前記ビルにおいて利用される端末装置に対し、前記ビルに関する情報であるビル関連情報を提供する情報提供システムの制御プログラムであって、
    前記複数の情報取得装置は、前記各種情報として、前記ビルにおいて発生したイベントを判定するための情報を取得するセンサを含み、
    コンピュータに、
    前記複数の情報取得装置から収集した複数の前記各種情報を非同期で処理し、記ビル内において発生する複数種のイベントの発生をそれぞれ判定可能な予め設定された条件であって、非同期で処理された前記各種情報について所定の条件が成立したことに応じて、成立した所定の条件に応じた前記ビル内で発生した複数種のイベントそれぞれに対応する前記ビル関連情報を端末装置にリアルタイムで出力させる機能と、
    端末装置からの要求に対して、それぞれ非同期で処理された複数の前記各種情報に基づいて判定された所定の情報を応答として送信する機能と、
    を実現させる、情報提供システムの制御プログラム。
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