JP2017063382A - 情報通知装置 - Google Patents

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啓佑 神▲崎▼
Keisuke Kanzaki
啓佑 神▲崎▼
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Abstract

【課題】本発明は、不特定多数の利用者に情報を通知することなく、通知対象である利用者に対して情報を通知できる情報通知装置を提供することを目的とする。
【解決手段】情報通知装置6は、建物に設置された機器1の機器IDを受信した場合に、受信した機器IDと関連付けられた通知対象に該当する通知先及び受信した機器IDと関連付けられた通知内容を選択する選択部8と、選択部8により選択された通知先に対して、選択部8により選択された通知内容を送信する送信部9と、を備え、選択部8は、建物におけるエリアが通知対象として関連付けられた機器IDを受信した場合に、入退室管理装置4により生成された利用者の位置情報に基づいて、受信した機器IDと関連付けられたエリアに存在する利用者の通知先を選択し、受信した機器IDと関連付けられたエリアに存在しない利用者の通知先を選択しないものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報通知装置に関するものである。
従来、建物に設置されている機器に関する情報を集約して通知するシステムが知られている。このようなシステムとして、例えば、下記特許文献1に記載されたものがある。
特開2002−260128号公報
上記のようなシステムにおいて、情報の通知を受けるのは、管理者等の一部の人物に限られている。このため、一般の利用者は、必要な情報を速やかに得ることができない。一方、建物の利用者全員に対して情報を通知することとした場合、利用者によっては不必要な情報が通知され得る。
本発明は、上記の課題を解決するためになされた。その目的は、不特定多数の利用者に情報を通知することなく、通知対象である利用者に対して情報を通知できる情報通知装置を提供することである。
本発明に係る情報通知装置は、建物に設置された機器の機器IDを受信した場合に、受信した機器IDと関連付けられた通知対象に該当する通知先及び受信した機器IDと関連付けられた通知内容を選択する選択部と、選択部により選択された通知先に対して、選択部により選択された通知内容を送信する送信部と、を備え、選択部は、建物におけるエリアが通知対象として関連付けられた機器IDを受信した場合に、入退室管理装置により生成された利用者の位置情報に基づいて、受信した機器IDと関連付けられたエリアに存在する利用者の通知先を選択し、受信した機器IDと関連付けられたエリアに存在しない利用者の通知先を選択しないものである。
本発明に係る情報通知装置において、選択部は、受信した機器IDと関連付けられたエリアに存在する利用者の通知先を選択し、受信した機器IDと関連付けられたエリアに存在しない利用者の通知先を選択しない。このため、本発明によれば、不特定多数の利用者に情報を通知することなく、通知対象である利用者に対して情報を通知することができる。
本発明の実施の形態1におけるビル管理情報通知システムの構成図である。 本発明の実施の形態1におけるビル管理情報通知システムの動作例を示す第1の模式図である。 本発明の実施の形態1におけるビル管理情報通知システムの動作例を示す第2の模式図である。 本発明の実施の形態1におけるビル管理情報通知システムの動作例を示す第3の模式図である。 本発明の実施の形態1におけるビル管理情報通知システムの動作例を示す第4の模式図である。 本発明の実施の形態1における情報通知装置の動作を説明するためのフローチャートである。 情報通知装置のハードウェア構成図である。
添付の図面を参照して、本発明を詳細に説明する。各図では、同一又は相当する部分に同一の符号を付している。重複する説明は、適宜簡略化あるいは省略する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1におけるビル管理情報通知システムの構成図である。ビル管理情報通知システム100は、図示しない建物に適用される。建物には、機器1及び読取装置2が設けられている。建物内には、情報端末3が存在している。図示しないが、機器1、読取装置2及び情報端末3は、それぞれ複数存在している。
建物の内部には、複数のエリアが存在する。1つのエリアは、例えば、建物内の部屋及び通路等である。1つのエリアは、例えば、連続する空間の一部を区切って設定されたものでもよい。各エリアには、少なくとも1つの機器1が設置されている。機器1は、例えば、ボイラー、変圧器、発電機、空気調和機の室内機、空気調和機の室外機、換気扇及び照明機器等である。また、機器1は、上記のような通常の機器だけでなく、例えば、火災感知器等のセンサも含む。機器1は、それぞれ固有の機器IDを有している。
読取装置2は、例えば、タグリーダー等である。読取装置2は、例えば、エリアの出入口付近に設置されている。エリアが部屋である場合、読取装置2は、例えば、部屋の扉又は扉付近の壁面等に設置されている。
情報端末3は、固定端末及び携帯端末の双方を含む。固定端末は、例えば、建物内に設置されたパソコン等である。携帯端末は、例えば、利用者が携帯する携帯電話、スマートフォン又はタブレット端末等である。
図1に示すように、ビル管理情報通知システム100は、入退室管理装置4、ビル管理装置5及び情報通知装置6を備えている。情報通知装置6は、記憶部7、選択部8及び送信部9を備えている。入退室管理装置4は、読取装置2と電気的に接続されている。ビル管理装置5は、機器1と電気的に接続されている。情報通知装置6は、入退室管理装置4及びビル管理装置5と電気的に接続されている。
利用者は、人物IDを有する識別体を携帯している。識別体が有する人物IDは、当該識別体を携帯する利用者を示す情報である。識別体は、例えば、ハンズフリータグ等である。また、情報端末3のうち携帯端末を識別体として用いてもよい。
ビル管理情報通知システム100では、予め利用者ごとにレベルが設定されている。例えば、管理者等のレベルは、一般利用者のレベルよりも高く設定される。利用者のレベルは、例えば、当該利用者を示す人物IDと関連付けて記憶されている。
読取装置2は、識別体から情報を読み取る。読取装置2によって識別体から読み取られる情報には、人物IDが含まれる。読取装置2は、識別体から読み取った人物IDを入退室管理装置4に送信する。なお、読取装置2の読取方式は、接触型であっても非接触型であってもよい。
入退室管理装置4は、例えば、照合用の人物IDを予め記憶している。入退室管理装置4は、例えば、読取装置2から受信した人物IDを照合用の人物IDと照合する。入退室管理装置4は、例えば、人物IDの照合結果に基づいて、エリアの出入口に設けられた電気錠を制御する。入退室管理装置4は、例えば、読取装置2から受信した人物IDが照合用の人物IDと一致した場合に電気錠を解錠する。利用者は、例えば、識別体の情報を読取装置2に読み取らせることで、当該読取装置2が出入口付近に設置されたエリアに出入りすることが可能となる。
入退室管理装置4は、利用者の位置情報を生成する。利用者の位置情報とは、例えば、人物IDと当該人物IDを最後に読み取った読取装置2に対応するエリアとを関連付けたものである。つまり、入退室管理装置4は、建物内における各エリアに存在する利用者を検出する機能を有する。
ビル管理装置5は、例えば、機器1の故障を検知する。故障の検知は、ビル管理装置5が管理する全ての機器1について可能である。ビル管理装置5は、例えば、機器1のうちセンサに基づいて災害の発生を検知する。ビル管理装置5は、例えば、機器1のうち通常の機器に対してデマンド制御を行う。デマンド制御は、例えば、建物の消費電力を削減するために一部の空気調和機の運転を停止する等の制御である。
ビル管理装置5は、機器1に関連して発生した事象を示す集約情報を生成する。集約情報には、少なくとも、発生した事象の内容及び当該事象に関連する機器1の機器IDが含まれる。集約情報には、例えば、機器1が故障した旨及び当該機器1の機器IDが含まれる。集約情報には、例えば、災害が発生した旨及び当該災害を検知したセンサの機器IDが含まれる。集約情報には、例えば、デマンド制御が実施された旨及び当該デマンド制御が実施された機器1の機器IDが含まれる。
情報通知装置6は、入退室管理装置4から利用者の位置情報を受信する。情報通知装置6は、ビル管理装置5から集約情報を受信する。情報通知装置6は、利用者の位置情報、集約情報及び記憶部7の記憶内容に基づいて、機器1に関連する情報を利用者に通知する。情報通知装置6による通知は、例えば、情報端末3に情報を送信することで行われる。以下、情報通知装置6の動作を詳細に説明する。
記憶部7は、機器情報テーブル7aを記憶している。下記表1は、機器情報テーブル7aの一例を示している。
Figure 2017063382
表1に示すように、機器情報テーブル7aには、「機器ID」、「通知対象」及び「通知内容」が関連付けて登録されている。機器情報テーブル7aにおける「通知対象」としては、例えば、建物内のエリア及び利用者のレベルの少なくとも一方が設定されている。「通知対象」は、関連付けられている「機器ID」を有する機器1に関連する情報が通知される対象として、どのような利用者が該当するのかを示す。「通知内容」は、「通知対象」に該当する利用者に通知される情報の内容である。「通知対象」及び「通知内容」は、異常が発生した場合及びデマンド制御が実施された場合の少なくとも一方について設定されている。異常が発生した場合とは、例えば、機器1が故障した場合及び災害が発生した場合等である。
表1に示す例では、機器情報テーブル7aにAAAA及びBBBBという機器IDが登録されている。機器ID:AAAAを有する機器1は、通常の機器である。機器ID:BBBBを有する機器1は、火災感知器である。
通知対象として機器情報テーブル7aに登録されているエリアは、例えば、設置エリアと周辺エリアとに分類される。設置エリアは、関連付けられている機器IDを有する機器1が設置されているエリアである。当該機器1についての周辺エリアは、設置エリア付近の他のエリアである。設置エリアに対応する周辺エリアとしてどのエリアが該当するかは、例えば、機器1ごとに予め設定されている。周辺エリアとしては、例えば、設置エリアに対して同じ階で隣接するエリア、設置エリアに対して上下階で隣接するエリア、通路等を挟んで設置エリアと対向するエリア及び設置エリアから一定距離内のエリア等が設定され得る。ある機器1の設置エリアは、他の機器1についての周辺エリアとなり得る。ある機器1についての周辺エリアは、他の機器1の設置エリアとなり得る。
表1に示す例では、機器ID:AAAAを有する機器1の設置エリアは、エリアTである。機器ID:AAAAを有する機器1についての周辺エリアは、エリアU及びエリアVである。つまり、機器ID:AAAAは、設置エリア及び周辺エリアの双方が通知対象として関連付けられている。
表1に示す例では、機器ID:AAAAに関連付けられている通知内容のうち、異常が発生した場合の通知内容は、通知対象が設置エリアであるか周辺エリアであるかによって異なる。つまり、機器ID:AAAAは、異常が発生した場合の通知内容として、設置エリア用の通知内容及び周辺エリア用の通知内容の双方が関連付けられている。一方、機器ID:AAAAに関連付けられている通知内容のうち、デマンド制御が実施された場合の通知内容は、通知対象によらず共通である。
記憶部7は、通知先テーブル7bを記憶している。下記表2は、通知先テーブル7bの一例を示している。
Figure 2017063382
表2に示すように、通知先テーブル7bには、「人物ID」、「レベル」及び「通知先」が関連付けて登録されている。通知先テーブル7bにおける「レベル」は、関連付けられている「人物ID」が示す利用者に設定されたレベルである。「通知先」は、「人物ID」ごとに少なくとも1つ登録されている。「通知先」は、例えば、情報端末3のメールアドレス又はIPアドレス等である。例えば、利用者が情報端末3として携帯端末を所持している場合、当該携帯端末のメールアドレスが当該利用者の「通知先」として登録されている。例えば、利用者が情報端末3として固定端末を使用している場合、当該固定端末のIPアドレスが当該利用者の「通知先」として登録されている。
選択部8は、ビル管理装置5から受信した集約情報に含まれる事象の内容及び機器IDに対応する通知対象を機器情報テーブル7aから取得する。当該事象の内容が異常の発生に相当する場合、選択部8は、異常が発生した場合における通知対象を機器情報テーブル7aから取得する。当該事象の内容がデマンド制御の実施である場合、選択部8は、デマンド制御が実施された場合における通知対象を機器情報テーブル7aから取得する。
機器情報テーブル7aから取得した通知対象としてエリアが設定されている場合、選択部8は、入退室管理装置4から受信した位置情報に基づいて、当該エリアに存在する利用者の人物IDを取得する。選択部8は、当該人物IDと関連付けられている通知先を通知先テーブル7bから選択する。選択部8は、当該人物IDと関連付けられていない通知先を通知先テーブル7bから選択しない。また、選択部8は、当該エリアと関連付けられている通知内容を機器情報テーブル7aから選択する。選択部8は、当該エリアと関連付けられていない通知内容を機器情報テーブル7aから選択しない。当該エリアに利用者が存在しない場合、選択部8による通知先及び通知内容の選択は行われない。
なお、機器情報テーブル7aから取得した通知対象として設置エリア及び周辺エリアの双方が設定されている場合、選択部8は、当該設置エリア及び当該周辺エリアに存在する利用者の人物IDを取得する。設置エリア用の通知内容と周辺エリア用の通知内容とが異なっている場合、選択部8は、設置エリアに存在する利用者の通知先を設置エリア用の通知内容と組み合わせて選択する。また、選択部8は、周辺エリアに存在する利用者の通知先を周辺エリア用の通知内容と組み合わせて選択する。
機器情報テーブル7aから取得した通知対象としてレベルが設定されている場合、選択部8は、当該レベルと関連付けられている通知先を通知先テーブル7bから選択する。選択部8は、当該レベルと関連付けられていない通知先を通知先テーブル7bから選択しない。また、選択部8は、当該レベルと関連付けられている通知内容を機器情報テーブル7aから選択する。選択部8は、当該レベルと関連付けられていない通知内容を機器情報テーブル7aから選択しない。
このように、選択部8は、ビル管理装置5から集約情報を受信した場合に、機器情報テーブル7a及び通知先テーブル7bに基づいて、当該集約情報に含まれる機器IDと関連付けられた通知対象に該当する通知先及び通知内容を選択する。送信部9は、選択部8により選択された通知先に対して、選択部8により選択された通知内容を送信する。設置エリア用の通知内容と周辺エリア用の通知内容とが異なっている場合、送信部9は、選択部8により選択された通知先に対して、当該通知先と組み合わせられた通知内容を送信する。送信部9は、選択部8により選択されなかった通知先に対しては、通知を行わない。
図2は、実施の形態1におけるビル管理情報通知システムの動作例を示す第1の模式図である。
図2は、エリアXに設置された機器1が故障した場合を示している。当該機器1は、例えば、変圧器である。ビル管理情報通知システム100は、例えば当該機器1からの信号に基づいて、当該機器1の故障を検知する。ビル管理情報通知システム100は、当該機器1の設置エリアであるエリアXに存在する利用者に対して通知を行う。当該利用者に対する通知は、例えば、「変圧器の故障を検知しました。ご注意ください」等のメッセージを送信することで行われる。これにより、例えば、当該利用者を故障機器の付近から安全な場所まで退避させることができる。
図3は、実施の形態1におけるビル管理情報通知システムの動作例を示す第2の模式図である。
図3は、エリアYに設置された機器1に対してデマンド制御が実施された場合を示している。当該機器1は、例えば、空気調和機である。ビル管理情報通知システム100は、例えば建物の消費電力が増加した場合に、デマンド制御により当該機器1の運転を停止させる。ビル管理情報通知システム100は、当該機器1の設置エリアであるエリアYに存在する利用者に対して通知を行う。当該利用者に対する通知は、例えば、「デマンド制御により空調機が停止されました」等のメッセージを送信することで行われる。これにより、例えば、当該利用者に室温が上昇する可能性があることを認識させ、空調が効いている他のエリアへ移動するか否か判断させることができる。
図4は、実施の形態1におけるビル管理情報通知システムの動作例を示す第3の模式図である。
図4には、エリアT、エリアU及びエリアVが示されている。エリアT、エリアU及びエリアVは、例えば、居室である。エリアUは、エリアTに隣接している。エリアVは、通路を挟んでエリアT及びエリアUの向かい側に位置している。エリアTは、図4における機器1の設置エリアである。エリアU及びエリアVは、当該機器1についての周辺エリアとして設定されている。機器1が故障した場合、ビル管理情報通知システム100は、例えば、エリアTに存在する利用者に対して通知を行う。機器1が故障した場合、ビル管理情報通知システム100は、例えば、エリアT及びエリアUに存在する利用者に対して通知を行う。機器1が故障した場合、ビル管理情報通知システム100は、例えば、エリアT、エリアU及びエリアVに存在する利用者に対して通知を行う。
図4における機器1の機器IDがAAAAである場合、表1に示すように、エリアTに存在する利用者に対して「機器が故障しました。居室Tから退室してください」というメッセージが送信される。また、この場合、表1に示すように、エリアU及びエリアVに存在する利用者に対して「居室Tの機器が故障しています。居室Tには近づかないでください」というメッセージが送信される。
図5は、実施の形態1におけるビル管理情報通知システムの動作例を示す第4の模式図である。
図5は、機器1が設置されたエリアZで火災が発生した場合を示している。当該機器1は、例えば、火災感知器である。ビル管理情報通知システム100は、当該機器1からの信号に基づいて火災の発生を検知する。図5における機器1の機器IDがBBBBである場合、ビル管理情報通知システム100は、表1に示すように、レベル2に設定された利用者に対して、火災が発生した旨を通知する。この場合、ビル管理情報通知システム100は、例えば、レベル1に設定された利用者に対して通知を行わない。
なお、ビル管理情報通知システム100は、以下のようにして、発生した火災の規模に応じて異なる動作を行ってもよい。火災の規模は、例えば、一定時間の間に火災を感知した火災感知器の数に基づいて判定される。当該一定時間は、例えば、ビル管理装置5が1つの集約情報を生成するために情報の蓄積を行う単位時間である。例えば、予め設定された数未満の火災感知器の機器IDを含む集約情報を受信した場合、選択部8は、機器情報テーブル7aに登録されている通知対象に該当する通知先を選択する。一方、予め設定された数以上の火災感知器の機器IDを含む集約情報を受信した場合、選択部8は、機器情報テーブル7aに登録されている通知対象に関係なく、通知先テーブル7bに登録された全ての通知先を選択する。
図6は、実施の形態1における情報通知装置の動作を説明するためのフローチャートである。図6は、火災の規模に応じて情報通知装置6の動作が異なる場合を示している。
ビル管理装置5から集約情報を受信すると(ステップS101)、選択部8は、建物に大規模な火災が発生しているか否かを判定する(ステップS102)。ステップS102の判定は、例えば、集約情報に含まれる火災感知器の機器IDの数に基づいて行われる。
ステップS102で大規模な火災が発生していないと判定された場合、選択部8は、集約情報に対応する通知対象としてエリアが設定されているか否かを判定する(ステップS103)。ステップS103で通知対象としてエリアが設定されていると判定された場合、選択部8は、通知対象であるエリアに利用者が居るか否かを判定する(ステップS104)。ステップS104で当該エリア内に利用者が居ると判定された場合、選択部8は、当該エリア内に居る利用者の通知先を選択する(ステップS105)。
ステップS105に続いて、選択部8は、ステップS106の処理を行う。なお、ステップS103で通知対象としてエリアが設定されていないと判定された場合も、選択部8は、ステップS106の処理を行う。また、ステップS104でエリア内に利用者が居ると判定されなかった場合も、選択部8は、ステップS106の処理を行う。
ステップS106において、選択部8は、集約情報に対応する通知対象としてレベルが設定されているか否かを判定する。ステップS106で通知対象としてレベルが設定されていると判定された場合、選択部8は、当該レベルに設定された利用者の通知先を選択する(ステップS107)。送信部9は、選択部8によって選択された通知先に通知を行う(ステップS108)。
ステップS102で大規模な火災が発生していると判定された場合、選択部8は、全ての通知先を選択する(ステップS109)。この場合、ステップS108において、送信部9は、全ての通知先に火災発生についての情報を通知する。
実施の形態1において、機器IDには、建物におけるエリアが通知対象として関連付けられたものが含まれている。選択部8は、建物におけるエリアが通知対象として関連付けられた機器IDをビル管理装置5から受信した場合に、入退室管理装置4により生成された利用者の位置情報に基づいて、受信した機器IDと関連付けられたエリアに存在する利用者の通知先を選択し、受信した機器IDと関連付けられたエリアに存在しない利用者の通知先を選択しない。このため、実施の形態1によれば、例えば、機器1の故障及びデマンド制御等が発生した場合に、建物の利用者のうち当該機器1の付近に居る利用者に対してのみ情報を通知できる。その結果、不特定多数の利用者に情報を通知することなく、そのとき通知対象となる利用者に対して情報を通知することができる。
実施の形態1において、記憶部7は、建物に設置された機器1に関連する情報の通知対象及び通知内容が機器IDと関連付けて登録された機器情報テーブル7a及び利用者の通知先が登録された通知先テーブル7bを記憶している。選択部8は、機器情報テーブル7a及び通知先テーブル7bに基づいて通知先及び通知内容を選択する。このため、実施の形態1によれば、記憶部7に記憶されている内容を書き換えることで、通知対象及び通知先を変更できる。その結果、例えば、機器1の設置場所、利用者のレベル及び利用者のメールアドレス等が変更された場合であっても、容易に対応することができる。
実施の形態1において、エリアと関連付けて機器情報テーブル7aに登録された機器IDには、当該機器IDを有する機器1が設置されている設置エリア及び当該設置エリアに対応する周辺エリアの双方が通知対象として関連付けられたものが含まれている。このような機器IDを受信した場合、選択部8は、設置エリアに居る利用者の通知先及び周辺エリアに居る利用者の通知先の双方を選択する。このため、実施の形態1によれば、例えば、機器1が設置されたエリアだけでなく、当該機器1の故障及びデマンド制御等の影響を受け得る周辺のエリアに居る利用者に対しても情報を通知することができる。
実施の形態1において、設置エリア及び周辺エリアの双方と関連付けて機器情報テーブル7aに登録された機器IDには、設置エリア用の通知内容及び周辺エリア用の通知内容の双方が関連付けられたものが含まれている。選択部8は、ビル管理装置5から受信した機器IDと関連付けられた設置エリアに存在する利用者の通知先を設置エリア用の通知内容と組み合わせて選択する。選択部8は、ビル管理装置5から受信した機器IDと関連付けられた周辺エリアに存在する利用者の通知先を周辺エリア用の通知内容と組み合わせて選択する。送信部9は、選択部8により選択された通知先に対して、当該通知先と組み合わせられた通知内容を送信する。このため、実施の形態1によれば、設置エリアに居る利用者及び周辺エリアに居る利用者のそれぞれに対して適切な情報を通知することができる。
実施の形態1において、機器情報テーブル7aに登録された機器IDには、利用者ごとに設定されたレベルが通知対象として関連付けられたものが含まれている。選択部8は、レベルが通知対象として関連付けられた機器IDをビル管理装置5から受信した場合に、受信した機器IDと関連付けられたレベルに設定されている利用者の通知先を選択し、受信した機器IDと関連付けられたレベルに設定されていない利用者の通知先を選択しない。このため、実施の形態1によれば、例えば、相対的に低いレベルに設定された一般利用者には情報を通知せず、相対的に高いレベルに設定された管理者等にのみ情報を通知することができる。その結果、例えば、役職又は担当業務等に応じて選択された利用者に情報を通知することができる。
実施の形態1において、選択部8は、予め設定された数以上の火災感知器の機器IDを受信した場合には、機器情報テーブル7aに登録された通知対象に関係なく、通知先テーブル7bに登録された全ての通知先を選択する。このため、実施の形態1によれば、例えば、数エリア以下の範囲での小規模な火災については現場付近の利用者及び管理者等にのみ通知し、多数のエリア又は建物全体での大規模な火災については利用者全員に通知することができる。その結果、緊急時において利用者の安全性が低下することを防止することができる。
実施の形態1において、情報通知装置6は、機器1の故障の内容に応じて情報の通知先を変更するように設定されていてもよい。情報通知装置6は、火災が発生した場合においても、機器1が故障した場合のように、火災発生エリアに応じて通知対象となるエリア及び通知内容が異なるように設定されていてもよい。情報通知装置6は、機器1が故障した場合においても、利用者のレベルに応じて通知先を選択するように設定されていてもよい。
実施の形態1において、情報通知装置6は、避難経路作成部を備えてもよい。避難経路作成部は、例えば、火災等の災害発生時に、ビル管理装置5から受信する火災発生エリア等を示す情報に基づいて避難経路を作成する。送信部9は、避難経路作成部により作成された避難経路を示す情報を利用者に通知する。また、避難経路作成部は、ビル管理装置5から受信する情報の変化に応じて再計算を行い、新たな避難経路を作成する。つまり、避難経路作成部は、災害の状況の変化に応じて避難経路を更新する。この場合、送信部9は、避難経路が更新されるたびに、新たな避難経路を示す情報を利用者に対して通知する。情報通知装置6が避難経路作成部を備えた場合、緊急時における利用者の安全性をより向上させることができる。
実施の形態1において、ビル管理装置5は、集約情報に基づいて生成した通知要求情報を情報通知装置6に送信してもよい。通知要求情報には、例えば、発生した事象のうち通知すべき内容及び当該事象に関連する機器1の機器IDが含まれる。この場合、情報通知装置6は、利用者の位置情報、通知要求情報及び記憶部7の記憶内容に基づいて、利用者に通知を行えばよい。この場合であっても、上述したビル管理情報通知システム100と同様の効果が得られる。
図7は、情報通知装置のハードウェア構成図である。
情報通知装置6における記憶部7、選択部8及び送信部9の各機能は、処理回路により実現される。処理回路は、専用ハードウェア50であってもよい。処理回路は、プロセッサ51及びメモリ52を備えていてもよい。処理回路は、一部が専用ハードウェア50として形成され、更にプロセッサ51及びメモリ52を備えていてもよい。図7は、処理回路が、その一部が専用ハードウェア50として形成され、プロセッサ51及びメモリ52を備えている場合の例を示している。
処理回路の少なくとも一部が、少なくとも1つの専用ハードウェア50である場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、又はこれらを組み合わせたものが該当する。
処理回路が少なくとも1つのプロセッサ51及び少なくとも1つのメモリ52を備える場合、記憶部7、選択部8及び送信部9の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、又はソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェア及びファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ52に格納される。プロセッサ51は、メモリ52に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。プロセッサ51は、CPU(Central Processing Unit)、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSPともいう。メモリ52は、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリー、EPROM、EEPROM等の、不揮発性又は揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等が該当する。
このように、処理回路は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はこれらの組み合わせによって、情報通知装置6の各機能を実現することができる。なお、入退室管理装置4及びビル管理装置5の各機能も、図7に示す処理回路と同様の処理回路により実現される。
1 機器
2 読取装置
3 情報端末
4 入退室管理装置
5 ビル管理装置
6 情報通知装置
7 記憶部
7a 機器情報テーブル
7b 通知先テーブル
8 選択部
9 送信部
50 専用ハードウェア
51 プロセッサ
52 メモリ
100 ビル管理情報通知システム

Claims (6)

  1. 建物に設置された機器の機器IDを受信した場合に、受信した機器IDと関連付けられた通知対象に該当する通知先及び受信した機器IDと関連付けられた通知内容を選択する選択部と、
    前記選択部により選択された通知先に対して、前記選択部により選択された通知内容を送信する送信部と、
    を備え、
    前記選択部は、前記建物におけるエリアが通知対象として関連付けられた機器IDを受信した場合に、入退室管理装置により生成された利用者の位置情報に基づいて、受信した機器IDと関連付けられたエリアに存在する利用者の通知先を選択し、受信した機器IDと関連付けられたエリアに存在しない利用者の通知先を選択しない情報通知装置。
  2. 前記建物に設置された機器に関連する情報の通知対象及び通知内容が機器IDと関連付けて登録された機器情報テーブル及び利用者の通知先が登録された通知先テーブルを記憶している記憶部を備え、
    前記選択部は、前記機器情報テーブル及び前記通知先テーブルに基づいて通知先及び通知内容を選択する請求項1に記載の情報通知装置。
  3. エリアと関連付けて前記機器情報テーブルに登録された機器IDには、当該機器IDを有する機器が設置されている設置エリア及び当該設置エリアに対応する周辺エリアの双方が通知対象として関連付けられたものが含まれる請求項2に記載の情報通知装置。
  4. 設置エリア及び周辺エリアの双方と関連付けて前記機器情報テーブルに登録された機器IDには、設置エリア用の通知内容及び周辺エリア用の通知内容の双方が関連付けられたものが含まれ、
    前記選択部は、受信した機器IDと関連付けられた設置エリアに存在する利用者の通知先を設置エリア用の通知内容と組み合わせて選択し、受信した機器IDと関連付けられた周辺エリアに存在する利用者の通知先を周辺エリア用の通知内容と組み合わせて選択し、
    前記送信部は、前記選択部により選択された通知先に対して、当該通知先と組み合わせられた通知内容を送信する請求項3に記載の情報通知装置。
  5. 前記選択部は、利用者ごとに設定されたレベルが通知対象として関連付けられた機器IDを受信した場合に、受信した機器IDと関連付けられたレベルに設定されている利用者の通知先を選択し、受信した機器IDと関連付けられたレベルに設定されていない利用者の通知先を選択しない請求項2から4のいずれか1項に記載の情報通知装置。
  6. 前記選択部は、予め設定された数以上の火災感知器の機器IDを受信した場合には、前記機器情報テーブルに登録された通知対象に関係なく、前記通知先テーブルに登録された全ての通知先を選択する請求項2から5のいずれか1項に記載の情報通知装置。
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