JP7465226B2 - 温水暖房システム - Google Patents
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Description
本実施形態の温水暖房システム1全体の回路構成を図1に示す。図1に示すように、前記温水暖房システム1は、建造物の屋内にそれぞれ設けられた熱交換ユニット4A及びガス暖房給湯器ユニット4Bと、前記建造物の屋外に室外機として設けられたヒートポンプユニット5と、を備えている。この温水暖房システム1には、ファンコイルユニット36(室内機に相当)や輻射冷暖房を行う冷温水パネル(図示せず)に循環液L(例えば、水や不凍液)を循環させる液循環回路としての端末循環回路30と、前記熱交換ユニット4A及び前記ガス暖房給湯器ユニット4Bに備えられ、ガス加熱による熱源を利用して前記ファンコイルユニット36側の循環液Lを加熱可能な温水循環回路40と、前記ヒートポンプユニット5に備えられ、空気熱源を利用して前記ファンコイルユニット36側の循環液Lを加熱又は冷却可能な冷媒循環回路50と、が設けられている。なお、本実施形態の温水暖房システム1は、前記ファンコイルユニット36を設けずに、前記冷温水パネルを設けるシステム構成とすることもでき、この場合、後述するメインリモコン60の手動操作により温水暖房運転の発停をする。以下は、主に室内機として前記ファンコイルユニット36が設けられる場合を例にとって説明する。
温水循環回路40は、出力可変のガス加熱器(気体又は液体燃料の燃焼ガスで加熱する燃焼式加熱器であり、いわゆるバーナー)43と、液温水熱交換器としての第1熱交換器41と、ガス熱源側熱交換器としての暖房熱交換器45と、温水循環ポンプ44と、が、温水配管42によって環状に接続されている。
冷媒循環回路50は、能力可変の圧縮機53と、液冷媒熱交換器としての第2熱交換器51と、膨張弁54と、外気と熱交換可能に構成された室外熱交換器としての空気熱交換器55とが、冷媒配管52によって環状に接続されている。この冷媒配管52には、前記冷媒循環回路50における冷媒C2(後述の図2、図4等参照)の流れ方向を切り換える切換弁としての四方弁58が設けられている。また前記空気熱交換器55には、送風ファン56が設けられている。
端末循環回路30は、前記第1熱交換器41と、前記第2熱交換器51と、ファンコイルユニット36とが、循環液配管としての負荷配管31によって上流側から順に環状に接続されている。この負荷配管31には、端末循環回路30に前記循環液Lを循環させる循環ポンプとしての循環液循環ポンプ32と、循環液Lを貯留し端末循環回路30の圧力を調整する圧力調整タンク(図示省略)とが設けられている。なお、第2熱交換器51、循環液循環ポンプ32、及び圧力調整タンクは、ヒートポンプユニット5に設けられており、第1熱交換器41は熱交換ユニット4Aに設けられている。
ファンコイルユニット36は、端末リモコン71によって操作可能である。すなわち、前記ファンコイルユニット36は、その内部に、空調対象空間である室内の空気と熱交換を行う熱交換器36a(室内熱交換器に相当)と、送風ファン(図示せず)と、ファンコイルユニット36内において負荷配管31を開閉する熱動弁V(開閉弁に相当)と、室内温度を検出する室内温度センサ(図示せず)と、ファンコイルユニット36内を流通する循環液Lの温度を検出する水温センサ(図示せず)と、端末制御部36bと、等を備えている。端末制御部36bは、ファンコイルユニット36内部の前記室内温度センサの信号や端末リモコン71からの信号を受け、前記送風ファンや前記熱動弁Vの駆動を制御する。これにより、ファンコイルユニット36は、前記第2熱交換器51又は第1熱交換器41で加熱又は冷却された循環液Lを、内部の前記熱交換器36aに供給すると共に、前記送風ファンを駆動させて室内空気と熱交換させ、室内の暖房又は冷房を行うことができる。なお、ファンコイルユニット36は、図1では1つ設けられているが、2つ以上であってもよく、数量や仕様が特に限定されるものではない。
前記温水暖房システム1は、前記の四方弁58の切替によって前記温風暖房運転を行う暖房装置、若しくは、前記冷風冷房運転を行う冷房装置として選択的に機能させることができる。特に温風暖房運転の場合は、冷媒循環回路50を介した空気熱源の利用のみにより循環液Lの加熱を行う暖房運転(以下適宜、「HP単独暖房運転」という)と、温水循環回路40を介したガス加熱による熱源の利用のみにより循環液Lの加熱を行う暖房運転(以下適宜、「ガス単独暖房運転」という)と、冷媒循環回路50を介した空気熱源の利用と温水循環回路40を介したガス加熱による熱源の利用との両方により循環液Lの加熱を行う暖房運転(以下適宜、「HP・ガス暖房運転」という)と、の3つを選択的に実行することができる。
図2に、HP単独暖房運転時の状態を示す。なお、図示の煩雑を防止するために、図1に示していた各種の信号線は省略している。この図2に示すHP単独暖房運転時においては、前記冷媒循環回路50では、図示のように前記四方弁58が切り替えられることで、圧縮機53から吐出された冷媒C2を、第2熱交換器51、膨張弁54、空気熱交換器55の順に流通させた後、圧縮機53に戻す流路を形成する。これにより、低温・低圧で吸入されたガス状態の冷媒C2が前記圧縮機53で圧縮されて高温・高圧のガスとなった後、凝縮器として機能する前記第2熱交換器51において前記端末循環回路30を流れる循環液Lと熱交換を行って前記循環液Lを加熱しながら高圧の液体に変化する。こうして液体となった冷媒C2は前記膨張弁54(一例として全開よりも小さい開度にて図示)において減圧されて低圧の液体となって蒸発しやすい状態となり、蒸発器として機能する前記空気熱交換器55において、送風ファン56の作動により送られる空気との熱交換を行って蒸発してガスに変化することで吸熱した後、低温・低圧のガスとして再び前記圧縮機53へと戻る。
図3に、ガス単独暖房運転時の状態を示す。前述と同様、図1に示していた各種の信号線は省略している。この図3に示すガス単独暖房運転時においては、温水循環ポンプ44により暖房熱交換器45に流入した温水C1が、暖房熱交換器45においてガス加熱器43の火力により加熱され、高温となる。その後、高温となっている温水C1は、前記第1熱交換器41において前記端末循環回路30を流れる循環液Lと熱交換を行って前記循環液Lを加熱して温度降下した後、再び暖房熱交換器45へと戻る。
図4に、HP・ガス暖房運転時の状態を示す。前述と同様、図1に示していた各種の信号線は省略している。この図4に示すHP・ガス暖房運転時においては、図2を用いて前述した前記冷媒循環回路50における空気熱交換器55による冷媒C2の加熱と、図3を用いて前述した前記温水循環回路40におけるガス加熱器43による温水C1の加熱と、の両方が行われる。
次に、本実施形態における熱交換ユニット制御装置61、ボイラー制御装置63、及びヒートポンプ制御装置62について説明する。前記熱交換ユニット制御装置61、ボイラー制御装置63、及び前記ヒートポンプ制御装置62は、詳細な図示を省略するが、各種のデータやプログラムを記憶する記憶部と、演算・制御処理を行う制御部とを備えている。これら前記熱交換ユニット制御装置61、ボイラー制御装置63、及び前記ヒートポンプ制御装置62の機能的構成を図5、図6、及び図7により説明する。なお、以下の図5、図6、図7においては、前述のように互いに送受信可能である熱交換ユニット制御装置61、ボイラー制御装置63、ヒートポンプ制御装置62同士の信号送受信、及び、各制御装置を介した信号送受信については、適宜図示を省略し、実質的に後述の各制御部に入出力される信号を示している。
図5に示すように、前記ヒートポンプ制御装置62は、圧縮機制御部62Aと、膨張弁制御部62Bと、ポンプ制御部62Cと、ファン制御部62Dと、四方弁制御部62Eと、ファンコイル制御部62Fと、を機能的に備えている。
図6に示すように、前記熱交換ユニット制御装置61は、運転制御部61Aと、加熱制御部61Bと、ポンプ制御部61Cと、を機能的に備えている。
図7に示すように、ボイラー制御装置63は、例えば前記加熱制御部61Bからの加熱制御信号、前記ポンプ制御部61Cからの回転制御信号、及び、ボイラー往き温度センサ42aによって検出された温水C1の往き温度、等に基づき、温水循環ポンプ44の回転数及びガス加熱器43の出力を制御する。
以上の基本構成及び作動である温水暖房システム1において、負荷配管31のうち一部が屋外に配置される場合がある。例えば、図1に示した例では、負荷配管31のうちヒートポンプユニット5近傍の部分は屋外に配置されることとなる。したがって、冬季においては循環液Lの凍結防止を図る必要がある。特に、室内空気と熱交換を行うファンコイルユニット36が用いられる場合、室内美観等の観点から負荷配管31のうちファンコイルユニット36寄りの一部(図1に示す例では熱交換器41,51と熱交換器36aとの間の部位31X,31Y)が屋外に配置される場合がある。この場合、この屋外の部位での凍結防止にも配慮する必要がある。なお、前記冷温水パネルを端末として用いた場合、熱交換ユニット4Aと前記冷温水パネルとの間の負荷配管31は、床下等の屋内に配置されるため、上記ファンコイルユニット36が用いられる場合に比べて凍結の恐れは小さい。
凍結防止策としては、通常、循環液Lが凍結温度以下となる前に、図8に「凍結防止運転(1)」として示すように循環液循環ポンプ32を起動し、循環液Lを循環させることが行われる。循環液循環ポンプ32が起動されることにより、循環液Lは、負荷配管31内を、第2熱交換器51→第1熱交換器41→ファンコイルユニット36→循環液循環ポンプ32→第2熱交換器51→・・のように循環する。この負荷配管31内の循環液Lの流通により、一次的な凍結防止が図られる。
例えば外気温がさらに下がり、上記凍結防止運転(1)における循環液Lの流通のみでは凍結防止が困難となる可能性がある場合は、図9に「凍結防止運転(2)」として示すように、圧縮機53が起動され、外気と熱交換した冷媒C2から循環液Lに放熱することが行われる。すなわち、前述の図2に示したHP単独暖房運転時と同様、前記冷媒循環回路50では、圧縮機53で圧縮された冷媒C2が第2熱交換器51にて循環液Lへ放熱し、膨張弁54において減圧された後に空気熱交換器55において吸熱した後、前記圧縮機53へと戻る。なお、この場合、図2のHP単独暖房運転と異なりファンコイルユニット36による温風暖房時ほどの放熱量は必要ない(凍結を防止すれば足りる程度)ため、例えば膨張弁54の開度は図2の場合よりも大きい(一例として全開)。循環液Lは、第2熱交換器51において冷媒C2から受熱して加温された後、前述と同様、第1熱交換器41→ファンコイルユニット36→循環液循環ポンプ32→第2熱交換器51→・・のように循環する。このように負荷配管31内の循環液Lの加温により、二次的な凍結防止が図られる。
しかしながら、送風により室内空気と熱交換を行う端末(この例ではファンコイルユニット36)が用いられる場合、上記凍結防止運転(1)又は凍結防止運転(2)が行われる際に、室内空気と熱交換する熱交換器36aに低温の循環液Lが供給される結果、循環液Lの循環開始時の室内温度環境によっては結露が生じる可能性がある。ここで、ファンコイルユニット36は、ユニット内部の熱交換器36aが結露しても、熱交換器36aの下部にドレン受けが設けられていれば問題は生じないが、冬季において低温の循環液Lが流れ続けることで、ファンコイルユニット36の筐体までもが温度低下して結露する可能性がある。
そこで、上記結露を回避するために、本実施形態では、温水暖房システム1に送風により室内空気と熱交換を行う端末(この例ではファンコイルユニット36)が用いられる場合には、それ以外の端末が用いられる場合よりもやや高めの温度環境にて、早めに凍結防止運転(1)→凍結防止運転(2)への移行を行う。すなわち、循環液循環ポンプ32による循環液Lの流通のみの運転から、圧縮機53を起動しての冷媒C2による循環液Lの加熱も行う運転への切り替えを、早めに実行する。以下、その詳細を順を追って説明する。
上記手法を実現するために、本実施形態の温水暖房システム1において、熱交換ユニット制御装置61、ヒートポンプ制御装置62、ボイラー制御装置63が協働して実行する制御手順を、図10に示す。なお、以下適宜、これら熱交換ユニット制御装置61、ヒートポンプ制御装置62、ボイラー制御装置63を総称して単に「制御装置61~63」と称する。
前記端末制御部36bと前記ヒートポンプ制御装置62との間における、上記動作情報の送受信に係わる要部構成について、図11を用いて説明する。図11において、端末制御部36bは、マイクロコンピュータ130と、信号送信回路131とを備えている。マイクロコンピュータ130は出力ポートOUT1を備えており、信号送信回路131は接点132を備えている。前記端末リモコン71の暖房スイッチ74がユーザにより操作されて運転開始の指示がなされると、端末制御部36bはその指示信号を受信する。そして、端末制御部36bでは、受信した指示信号に応じて、前記マイクロコンピュータ130の出力ポートOUT1から信号を出力して信号送信回路131の接点132を閉止させる。これにより、ヒートポンプ制御装置62に対し、暖房運転に関連する温水要求信号を出力する。
以上説明したように、本実施形態の温水暖房システム1によれば、ヒートポンプユニット5が空気熱交換器55と圧縮機53と第2熱交換器51とを備え、これらが冷媒配管52で接続されている。また第2熱交換器51には負荷配管31が接続され、この負荷配管31には循環液循環ポンプ32とファンコイルユニット36の熱交換器36aとが接続されている。温風暖房運転時には、圧縮機53の駆動により空気熱交換器55で外気と熱交換した冷媒C2が第2熱交換器51に導かれ、第2熱交換器51にて冷媒C2から受熱した循環液Lが負荷配管31を介してファンコイルユニット36の熱交換器36aに供給される。これにより、加熱された循環液Lと室内空気との熱交換が熱交換器36aにおいて行われ、温風により室内空気が加温される。
なお、以上においては、端末循環回路30において、循環する循環液Lの流れに対して前記第2熱交換器51が前記第1熱交換器41よりも上流側に配設されている場合を例にとって説明したが、これに限られず、反対に前記第1熱交換器41が前記第2熱交換器51よりも上流側に配設されてもよい。さらには、端末循環回路30において前記第1熱交換器41と前記第2熱交換器51とが並列に接続されてもよい。
5 ヒートポンプユニット(室外機)
30 端末循環回路(液循環回路)
31 負荷配管(循環液配管)
32 循環液循環ポンプ
33 第1往き温度センサ(循環液温度検出手段)
34 戻り温度センサ(循環液温度検出手段)
35 第2往き温度センサ(循環液温度検出手段)
36 ファンコイルユニット(室内機)
36a 熱交換器(室内熱交換器)
36b 端末制御部
40 温水循環回路
41 第1熱交換器(液温水熱交換器)
42 温水配管
43 ガス加熱器
44 温水循環ポンプ
45 暖房熱交換器(ガス熱源側熱交換器)
50 冷媒循環回路
51 第2熱交換器(液冷媒熱交換器)
51a 冷媒通路
51b 循環液通路
53 圧縮機
55 空気熱交換器(室外熱交換器)
57 外気温センサ(外気温検出手段)
61 熱交換ユニット制御装置
62 ヒートポンプ制御装置(熱源制御部)
63 ボイラー制御装置
144 端末制御線(第1端末制御線)
C1 温水
C2 冷媒
L 循環液
V 熱動弁(開閉弁)
Claims (8)
- 空調対象空間の室内空気と循環液との熱交換を行う室内熱交換器を備えた室内機と、
冷媒通路と循環液通路とを備え、前記冷媒通路内の前記冷媒と前記循環液通路内の前記循環液との熱交換を行う液冷媒熱交換器、前記冷媒と外気との熱交換を行う室外熱交換器、圧縮機及び、前記循環液を流通させる循環ポンプ、を備えた室外機と、
を有し、
前記液冷媒熱交換器の前記循環液通路と前記室内熱交換器とを循環液配管によって環状に接続して液循環回路を形成し、前記液冷媒熱交換器の前記冷媒通路、前記室外熱交換器、及び、前記圧縮機を冷媒配管で接続して冷媒循環回路を形成して、前記室内機により室内空気を加熱する暖房運転を実行可能な温水暖房システムにおいて、
外気温を検出する外気温検出手段と、
前記循環液の温度を検出する循環液温度検出手段と、
前記室内機の種別を識別可能な識別手段と、
前記暖房運転の非実行時において、前記外気温検出手段により検出された前記外気温が所定の第1しきい値未満になった場合に、前記循環ポンプを起動して前記循環液配管内に前記循環液を流通させる第1凍結防止制御手段と、
前記識別手段により特定種別の室内機が識別されなかった場合には、前記第1凍結防止制御手段により前記循環液の流通が開始された後に前記循環液温度検出手段により検出された前記循環液の温度が所定の第2しきい値未満となった場合に、前記圧縮機を起動して前記液冷媒熱交換器において前記冷媒から前記循環液へ放熱させる第2凍結防止制御手段と、
前記識別手段により特定種別の室内機が識別された場合には、前記第1凍結防止制御手段により前記循環液の流通が開始された後に前記循環液温度検出手段により検出された前記循環液の温度が前記第2しきい値よりも高い所定の第3しきい値未満となった場合に、前記圧縮機を起動して前記液冷媒熱交換器において前記冷媒から前記循環液へ放熱させる第3凍結防止制御手段と、
を有することを特徴とする温水暖房システム。 - 前記第1凍結防止制御手段は、
前記識別手段により前記特定種別の室内機が識別された場合には、前記循環ポンプを起動するとともに、前記特定種別の室内機に設けられ前記循環液配管を開閉する開閉弁を閉じ状態から開き状態とする
ことを特徴とする請求項1記載の温水暖房システム。 - 前記識別手段は、
前記室内機が前記循環液配管に接続されていることを表す接続情報の取得を図る接続情報取得手段と、
前記接続情報取得手段により前記接続情報が取得できたか否かを判定する取得判定手段と、
を含むことを特徴とする請求項2記載の温水暖房システム。 - 前記室外機に設けられ当該室外機の動作を制御する熱源制御部と、
前記室内機に設けられ当該室内機の動作を制御する端末制御部と、
前記端末制御部と前記熱源制御部とを有線にて接続するとともに、信号を前記端末制御部から前記熱源制御部へ一方向にのみ伝える第1端末制御線と、
前記端末制御部と前記熱源制御部とを有線にて接続するとともに、信号を前記熱源制御部から前記端末制御部へ一方向にのみ伝える第2端末制御線と、
をさらに有し、
前記接続情報取得手段は、
前記第1端末制御線を介し前記端末制御部から前記接続情報の取得を図り、
前記第1凍結防止制御手段は、
前記第2端末制御線を介し前記端末制御部へ前記開閉弁の開閉信号を送信する
ことを特徴とする請求項3記載の温水暖房システム。 - 前記第2凍結防止制御手段により前記圧縮機が起動された後、前記循環液温度検出手段により検出された前記循環液の温度が所定の第4しきい値を超えた場合に、前記圧縮機を停止するか、若しくは、
前記第3凍結防止制御手段により前記圧縮機が起動された後、前記循環液温度検出手段により検出された前記循環液の温度が所定の第5しきい値を超えた場合に、前記圧縮機を停止する運転停止制御手段をさらに有する
ことを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれか1項記載の温水暖房システム。 - ガス加熱器、前記ガス加熱器から受熱するガス熱源側熱交換器、及び、前記液循環回路に設けた液温水熱交換器、を温水配管で接続して、温水循環回路を形成し、
前記液循環回路では、前記液冷媒熱交換器、前記液温水熱交換器、前記室内熱交換器が直列に配設されるようにしつつ前記循環液配管で接続されている
ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載の温水暖房システム。 - 前記第2凍結防止制御手段は、
前記循環液が前記第2しきい値未満となった場合でかつ所定の起動条件が満たされた場合には、前記温水配管内の温水の加熱を開始するように前記ガス加熱器を制御し、
前記第3凍結防止制御手段は、
前記循環液が前記第3しきい値未満となった場合でかつ前記起動条件が満たされた場合には、前記温水配管内の温水の加熱を開始するように前記ガス加熱器を制御する
ことを特徴とする請求項6記載の温水暖房システム。 - 前記室内機は屋内に設けられており、
前記室外機は屋外に設けられており、
前記循環液配管のうち、前記液温水熱交換器と前記室内熱交換器との間の少なくとも一部が、屋外に設けられている
ことを特徴とする請求項6又は請求項7記載の温水暖房システム。
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