JP7489932B2 - ハイブリッド温水暖房システム - Google Patents
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Description
また、上記課題を解決するために、本発明の請求項7では、ガス加熱器、前記ガス加熱器から受熱する第1熱源側熱交換器、及び、第1負荷側熱交換器、を温水配管で接続して、温水循環回路を形成し、圧縮機、外気と熱交換可能な第2熱源側熱交換器、減圧手段、及び、第2負荷側熱交換器、を冷媒配管で接続して、冷媒循環回路を形成し、前記第1負荷側熱交換器、前記第2負荷側熱交換器、少なくとも1つの負荷端末を、前記第2負荷側熱交換器が前記第1負荷側熱交換器の上流側に直列に配設されるようにしつつ循環液配管で接続して、負荷側回路を形成し、少なくとも前記圧縮機及び前記ガス加熱器を制御する制御手段を有し、前記圧縮機の吐出側に対し凝縮器として機能する前記第2負荷側熱交換器の入口側を連通するとともに、前記圧縮機の吸入側に出口側が連通された蒸発器として機能する前記第2熱源側熱交換器の入口側に対し、前記凝縮器として機能する前記第2負荷側熱交換器の出口側を連通し、前記第2熱源側熱交換器での冷媒による受熱を用いて前記負荷側回路の前記循環液の加温処理を行う暖房運転を実行する、ハイブリッド温水暖房システムにおいて、前記制御手段は、前記暖房運転中において所定の第1条件が満たされた場合に、前記圧縮機の吐出側に対し凝縮器として機能する前記第2熱源側熱交換器の入口側を連通するとともに、前記圧縮機の吸入側に出口側が連通された蒸発器として機能する前記第2負荷側熱交換器の入口側に対し、前記凝縮器として機能する前記第2熱源側熱交換器の出口側を連通し、前記第2負荷側熱交換器での冷媒による受熱を用いて前記第2熱源側熱交換器の除霜を行い、かつ、前記温水配管内の温水の加熱を開始するように前記ガス加熱器を制御可能な、除霜運転を行い、前記第1条件は、外気温が所定範囲にあり、かつ、前記外気温と前記第2熱源側熱交換器内の冷媒温度との偏差が所定範囲にあることを含むものである。
本実施形態のハイブリッド温水暖房システム1全体の回路構成を図1に示す。図1に示すように、前記ハイブリッド温水暖房システム1は、熱交換ユニット4Aと、ガス暖房給湯器ユニット4Bと、ヒートポンプユニット5と、を備えている。このハイブリッド温水暖房システム1には、熱交換端末36(負荷端末に相当)に循環液L(例えば、水や不凍液)を循環させる、負荷側回路としての端末循環回路30と、前記熱交換ユニット4A及び前記ガス暖房給湯器ユニット4Bに備えられ、ガス加熱による熱源を利用して前記熱交換端末36側の前記循環液Lを加熱可能な温水循環回路40と、前記ヒートポンプユニット5に備えられ、空気熱源を利用して前記熱交換端末36側の前記循環液Lを加熱又は冷却可能な冷媒循環回路50と、が設けられている。
前記温水循環回路40は、出力可変のガス加熱器(気体又は液体燃料の燃焼ガスで加熱する燃焼式加熱器であり、いわゆるバーナー)43と、第1負荷側熱交換器としての第1熱交換器41と、第1熱源側熱交換器としての暖房熱交換器45と、温水循環ポンプ44と、が、温水配管42によって環状に接続されている。
前記冷媒循環回路50は、能力可変の圧縮機53と、第2負荷側熱交換器としての第2熱交換器51と、減圧手段としての膨張弁54と、外気と熱交換可能に構成された第2熱源側熱交換器としての空気熱交換器55とが、冷媒配管52によって環状に接続されている。この冷媒配管52には、前記冷媒循環回路50における冷媒C2(後述の図2、図4、図8、図9等参照)の流れ方向を切り換える切換弁としての四方弁58が設けられている。また前記空気熱交換器55には、送風ファン56が設けられている。
前記端末循環回路30は、前記第1熱交換器41と、前記第2熱交換器51と、少なくとも1つの熱交換端末36とが、循環液配管としての負荷配管31によって上流側から順に環状に接続されている。前記熱交換端末36としては、例えば、床暖房パネル、暖房パネル、冷温水パネル、ラジエータ、ファンコイル、パネルコンベクタ等が含まれる。図示の例では、1つの床暖房パネルが接続された例を示している。この負荷配管31には、前記端末循環回路30に前記循環液Lを循環させる循環液循環ポンプ32(循環ポンプに相当)と、前記循環液Lを貯留し前記端末循環回路30の圧力を調整する圧力調整タンク(図示省略)とが設けられている。また、前記熱交換端末36は、端末用リモコン(図示省略)によって操作可能である。なお、前記熱交換端末36は、図1では1つ設けられているが、2つ以上であってもよく、数量や仕様が特に限定されるものではない。
ここで、前記ハイブリッド温水暖房システム1は、前記四方弁58の切替によって暖房運転を行う暖房装置、若しくは、冷房運転を行う冷房装置として選択的に機能させることができる。特に暖房運転の場合は、前記冷媒循環回路50を介した空気熱源の利用のみにより前記循環液Lの加熱を行う暖房運転(以下適宜、「HP単独暖房運転」という)と、前記温水循環回路40を介したガス加熱による熱源の利用のみにより前記循環液Lの加熱を行う暖房運転(以下適宜、「ガス単独暖房運転」という)と、前記冷媒循環回路50を介した空気熱源の利用と前記温水循環回路40を介したガス加熱による熱源の利用との両方により前記循環液Lの加熱を行う暖房運転(以下適宜、「HP・ガス暖房運転」という)と、の3つを選択的に実行することができる。
図2に、HP単独暖房運転時の状態を示す。なお、図示の煩雑を防止するために、図1に示していた各種の信号線は省略している。この図2に示すHP単独暖房運転時においては、前記冷媒循環回路50では、図示のように前記四方弁58が切り替えられることで、前記圧縮機53から吐出された前記冷媒C2を、前記第2熱交換器51、前記膨張弁54、前記空気熱交換器55の順に流通させた後、前記圧縮機53に戻す流路を形成する。これにより、低温・低圧で吸入されたガス状態の前記冷媒C2が前記圧縮機53で圧縮されて高温・高圧のガスとなった後、凝縮器として機能する前記第2熱交換器51において前記端末循環回路30を流れる前記循環液Lと熱交換を行って前記循環液Lを加熱しながら高圧の液体に変化する。こうして液体となった前記冷媒C2は前記膨張弁54において減圧されて低圧の液体となって蒸発しやすい状態となり、蒸発器として機能する前記空気熱交換器55において、前記送風ファン56の作動により送られる空気との熱交換を行って蒸発してガスに変化することで吸熱した後、低温・低圧のガスとして再び前記圧縮機53へと戻る。
図3に、ガス単独暖房運転時の状態を示す。前述と同様、図1に示していた各種の信号線は省略している。この図3に示すガス単独暖房運転時においては、前記温水循環ポンプ44により前記暖房熱交換器45に流入した前記温水C1が、前記暖房熱交換器45において前記ガス加熱器43の火力により加熱され、高温となる。その後、高温となっている前記温水C1は、前記第1熱交換器41において前記端末循環回路30を流れる前記循環液Lと熱交換を行って前記循環液Lを加熱して温度降下した後、再び前記暖房熱交換器45へと戻る。
図4に、HP・ガス暖房運転時の状態を示す。前述と同様、図1に示していた各種の信号線は省略している。この図4に示すHP・ガス暖房運転時においては、図2を用いて前述した前記冷媒循環回路50における前記空気熱交換器55による前記冷媒C2の加熱と、図3を用いて前述した前記温水循環回路40における前記ガス加熱器43による前記温水C1の加熱と、の両方が行われる。
次に、本実施形態における前記熱交換ユニット制御装置61、前記ボイラー制御装置63、及び前記ヒートポンプ制御装置62について説明する。前記熱交換ユニット制御装置61、前記ボイラー制御装置63、及び前記ヒートポンプ制御装置62は、詳細な図示を省略するが、各種のデータやプログラムを記憶する記憶部と、演算・制御処理を行う制御部とを備えている。これら前記熱交換ユニット制御装置61、前記ボイラー制御装置63、及び前記ヒートポンプ制御装置62の機能的構成を図5、図6、及び図7により説明する。なお、以下の図5、図6、及び図7においては、前述のように互いに送受信可能である前記熱交換ユニット制御装置61、前記ボイラー制御装置63、前記ヒートポンプ制御装置62同士の信号送受信、及び、各制御装置を介した信号送受信については、適宜図示を省略し、実質的に後述の各制御部に入出力される信号を示している。
図5に示すように、前記ヒートポンプ制御装置62は、圧縮機制御部62Aと、膨張弁制御部62Bと、ポンプ制御部62Cと、ファン制御部62Dと、四方弁制御部62Eと、を機能的に備えている。
また前記四方弁制御部62Eは、上記決定された運転態様に対応する制御信号を前記四方弁58へ出力し、前記四方弁58を切り替える。
図6に示すように、前記熱交換ユニット制御装置61は、運転制御部61Aと、加熱制御部61Bと、ポンプ制御部61Cと、を機能的に備えている。
図7に示すように、前記ボイラー制御装置63は、例えば前記加熱制御部61Bからの加熱制御信号、前記ポンプ制御部61Cからの回転制御信号、及び、前記ボイラー往き温度センサ42aによって検出された前記温水C1の往き温度、等に基づき、前記温水循環ポンプ44の回転数及び前記ガス加熱器43の出力を制御する。
以上の基本構成及び作動であるハイブリッド温水暖房システム1において、前記冷媒循環回路50の前記圧縮機53等を運転する暖房運転(前述のHP単独暖房運転及びHP・ガス暖房運転)が一定時間継続すると、前記空気熱交換器55において着霜が生じる。本実施形態では、それら前記圧縮機53等を運転する暖房運転中において前記空気熱交換器55で着霜が生じている場合に、前記空気熱交換器55における着霜を融解する所定の除霜運転が行われる。本実施形態では、除霜運転の態様として、前記のバックアップ禁止状態である場合に実行されるヒートポンプモードと、前記バックアップ禁止状態ではない場合に実行されるガスアシストモードと、の2態様がある。
まず図8に、前記ガスアシストモードでの除霜運転時の状態を示す。前記冷媒循環回路50では、図示のように前記四方弁58が切り替えられることで、前記圧縮機53の吐出側に前記空気熱交換器55の入口側を連通するとともに、前記圧縮機53の吸入側に出口側が連通された前記第2熱交換器51の入口側に対し、前記空気熱交換器55の出口側を連通する。すなわち、前記圧縮機53から吐出された前記冷媒C2を、前記空気熱交換器55、前記膨張弁54、前記第2熱交換器51の順に流通させた後、前記圧縮機53に戻す流路を形成する。低温・低圧で吸入されたガス状態の前記冷媒C2は、前記圧縮機53で圧縮されて高温・高圧のガスとなった後、凝縮器として機能する前記空気熱交換器55において、前記送風ファン56の作動により送られる空気との熱交換を行って熱を放出しながら高圧の液体に変化する。このときの熱によって前記空気熱交換器55における着霜の融解が行われる。液体となった前記冷媒C2は前記膨張弁54において減圧されて低圧の蒸発しやすい状態となり、蒸発器として機能する前記第2熱交換器51において、前記端末循環回路30を流れる前記循環液Lと熱交換を行って蒸発した後、低温・低圧のガスとして再び前記圧縮機53へと戻る。
図9に、前記ヒートポンプモードでの除霜運転時の状態を示す。
図8及び図9に示される前記除霜運転を実現するために、熱交換ユニット制御装置61、ヒートポンプ制御装置62、ボイラー制御装置63が協働して実行する制御手順を、図10に示す。
以上説明したように、本実施形態のハイブリッド温水暖房システム1によれば、前記熱交換ユニット制御装置61、前記ヒートポンプ制御装置62、及び前記ボイラー制御装置63の制御により、HP単独暖房運転やHP・ガス暖房運転が行われる。すなわち、前記冷媒循環回路50において、蒸発器として機能する前記空気熱交換器55にて外気と熱交換して受熱し蒸発した前記冷媒C2は、前記圧縮機53へ導かれ圧縮されて高温高圧となった後、凝縮器として機能する前記第2熱交換器51に導かれて放熱しながら凝縮する。これにより、前記端末循環回路30の前記循環液Lが加温され、加温後の前記循環液Lが前記熱交換端末36へと導かれて暖房が行われる。
なお、以上においては、前記端末循環回路30において、循環する前記循環液Lの流れに対して前記第2熱交換器51が前記第1熱交換器41よりも上流側に配設されている場合を例にとって説明したが、これに限られず、反対に前記第1熱交換器41が前記第2熱交換器51よりも上流側に配設されてもよい。さらには、前記端末循環回路30において前記第1熱交換器41と前記第2熱交換器51とが並列に接続されてもよい。
30 端末循環回路(負荷側回路)
31 負荷配管(循環液配管)
32 循環液循環ポンプ(循環ポンプ)
36 熱交換端末(負荷端末)
40 温水循環回路
41 第1熱交換器(第1負荷側熱交換器)
42 温水配管
43 ガス加熱器
44 膨張弁(減圧手段)
45 暖房熱交換器(第1熱源側熱交換器)
50 冷媒循環回路
51 第2熱交換器(第2負荷側熱交換器)
52 冷媒配管
53 圧縮機
54 膨張弁(減圧手段)
55 空気熱交換器(第2熱源側熱交換器)
61 熱交換ユニット制御装置(制御手段)
62C ポンプ制御部(ポンプ制御手段)
62 ヒートポンプ制御装置(制御手段)
63 ボイラー制御装置(制御手段)
C1 温水
C2 冷媒
L 循環液
Claims (7)
- ガス加熱器、前記ガス加熱器から受熱する第1熱源側熱交換器、及び、第1負荷側熱交換器、を温水配管で接続して、温水循環回路を形成し、
圧縮機、外気と熱交換可能な第2熱源側熱交換器、減圧手段、及び、第2負荷側熱交換器、を冷媒配管で接続して、冷媒循環回路を形成し、
前記第1負荷側熱交換器、前記第2負荷側熱交換器、少なくとも1つの負荷端末を、前記第2負荷側熱交換器が前記第1負荷側熱交換器の上流側に直列に配設されるようにしつつ循環液配管で接続して、負荷側回路を形成し、
少なくとも前記圧縮機及び前記ガス加熱器を制御する制御手段を有し、
前記圧縮機の吐出側に対し凝縮器として機能する前記第2負荷側熱交換器の入口側を連通するとともに、前記圧縮機の吸入側に出口側が連通された蒸発器として機能する前記第2熱源側熱交換器の入口側に対し、前記凝縮器として機能する前記第2負荷側熱交換器の出口側を連通し、前記第2熱源側熱交換器での冷媒による受熱を用いて前記負荷側回路の循環液の加温処理を行う暖房運転を実行する、ハイブリッド温水暖房システムにおいて、
前記制御手段は、
前記暖房運転中において所定の第1条件が満たされた場合に、前記圧縮機の吐出側に対し凝縮器として機能する前記第2熱源側熱交換器の入口側を連通するとともに、前記圧縮機の吸入側に出口側が連通された蒸発器として機能する前記第2負荷側熱交換器の入口側に対し、前記凝縮器として機能する前記第2熱源側熱交換器の出口側を連通し、前記第2負荷側熱交換器での冷媒による受熱を用いて前記第2熱源側熱交換器の除霜を行い、かつ、前記温水配管内の温水の加熱を開始するように前記ガス加熱器を制御可能な、除霜運転を行い、
かつ、
前記制御手段は、前記除霜運転時において、
所定の第2条件が満たされた場合に、前記温水配管内の温水の加熱を行うとともに前記冷媒配管内の冷媒の圧縮を行うように前記ガス加熱器及び前記圧縮機を制御する、ガスアシストモードと、
前記第2条件が満たされない場合に、前記温水配管内の温水の加熱を行わず前記冷媒配管内の冷媒の圧縮を行うように前記ガス加熱器及び前記圧縮機を制御する、ヒートポンプモードと、
を備えることを特徴とするハイブリッド温水暖房システム。 - 前記第2条件は、
外気温が所定範囲にない場合、及び/又は、前記第2負荷側熱交換器又は前記第1負荷側熱交換器から流出する前記循環液配管内の循環液温度が目標温度以下の場合を含む
ことを特徴とする請求項1記載のハイブリッド温水暖房システム。 - 前記負荷側回路に設けられ、前記循環液配管内の前記循環液を流通させる循環ポンプをさらに有し、
前記制御手段は、前記除霜運転時において、
前記ガスアシストモードでは前記循環ポンプの回転数を前記暖房運転時の回転数と略等しくするとともに、前記ヒートポンプモードでは前記循環ポンプの回転数を前記暖房運転時の回転数よりも低減させるポンプ制御手段を含む
ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のハイブリッド温水暖房システム。 - 前記制御手段は、
前記ガスアシストモードによる前記圧縮機及び前記ガス加熱器の運転状態において所定の第1運転終了条件が満たされた場合には当該圧縮機及び前記ガス加熱器の運転を終了し、
前記ヒートポンプモードによる前記圧縮機の運転状態において所定の第2運転終了条件が満たされた場合には当該圧縮機の運転を終了する
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載のハイブリッド温水暖房システム。 - 前記第1運転終了条件及び前記第2運転終了条件は、
前記第2熱源側熱交換器内の冷媒温度が所定範囲にあることを含む
ことを特徴とする請求項4記載のハイブリッド温水暖房システム。 - 前記第1条件は、
外気温が所定範囲にあり、かつ、前記外気温と前記第2熱源側熱交換器内の冷媒温度との偏差が所定範囲にあることを含む
ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載のハイブリッド温水暖房システム。 - ガス加熱器、前記ガス加熱器から受熱する第1熱源側熱交換器、及び、第1負荷側熱交換器、を温水配管で接続して、温水循環回路を形成し、
圧縮機、外気と熱交換可能な第2熱源側熱交換器、減圧手段、及び、第2負荷側熱交換器、を冷媒配管で接続して、冷媒循環回路を形成し、
前記第1負荷側熱交換器、前記第2負荷側熱交換器、少なくとも1つの負荷端末を、前記第2負荷側熱交換器が前記第1負荷側熱交換器の上流側に直列に配設されるようにしつつ循環液配管で接続して、負荷側回路を形成し、
少なくとも前記圧縮機及び前記ガス加熱器を制御する制御手段を有し、
前記圧縮機の吐出側に対し凝縮器として機能する前記第2負荷側熱交換器の入口側を連通するとともに、前記圧縮機の吸入側に出口側が連通された蒸発器として機能する前記第2熱源側熱交換器の入口側に対し、前記凝縮器として機能する前記第2負荷側熱交換器の出口側を連通し、前記第2熱源側熱交換器での冷媒による受熱を用いて前記負荷側回路の循環液の加温処理を行う暖房運転を実行する、ハイブリッド温水暖房システムにおいて、
前記制御手段は、
前記暖房運転中において所定の第1条件が満たされた場合に、前記圧縮機の吐出側に対し凝縮器として機能する前記第2熱源側熱交換器の入口側を連通するとともに、前記圧縮機の吸入側に出口側が連通された蒸発器として機能する前記第2負荷側熱交換器の入口側に対し、前記凝縮器として機能する前記第2熱源側熱交換器の出口側を連通し、前記第2負荷側熱交換器での冷媒による受熱を用いて前記第2熱源側熱交換器の除霜を行い、かつ、前記温水配管内の温水の加熱を開始するように前記ガス加熱器を制御可能な、除霜運転を行い、
前記第1条件は、
外気温が所定範囲にあり、かつ、前記外気温と前記第2熱源側熱交換器内の冷媒温度との偏差が所定範囲にあることを含む
ことを特徴とするハイブリッド温水暖房システム。
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