JP7464677B2 - メディア切断装置 - Google Patents
メディア切断装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7464677B2 JP7464677B2 JP2022177939A JP2022177939A JP7464677B2 JP 7464677 B2 JP7464677 B2 JP 7464677B2 JP 2022177939 A JP2022177939 A JP 2022177939A JP 2022177939 A JP2022177939 A JP 2022177939A JP 7464677 B2 JP7464677 B2 JP 7464677B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clamp
- media
- groove
- clamp member
- medium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 title claims description 29
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 43
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 26
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 4
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 41
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 32
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 23
- 238000007639 printing Methods 0.000 description 18
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 16
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 16
- 238000007667 floating Methods 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 9
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 8
- 239000000463 material Substances 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 5
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 5
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 4
- 230000009471 action Effects 0.000 description 4
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 4
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 4
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 229920006324 polyoxymethylene Polymers 0.000 description 2
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 2
- 229930182556 Polyacetal Natural products 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 1
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 229920000915 polyvinyl chloride Polymers 0.000 description 1
- 239000004800 polyvinyl chloride Substances 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- 230000007723 transport mechanism Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J13/00—Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in short lengths, e.g. sheets
- B41J13/10—Sheet holders, retainers, movable guides, or stationary guides
- B41J13/103—Sheet holders, retainers, movable guides, or stationary guides for the sheet feeding section
Landscapes
- Handling Of Sheets (AREA)
- Details Of Cutting Devices (AREA)
- Nonmetal Cutting Devices (AREA)
- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
- Ink Jet (AREA)
Description
<実施例1>
図1を参照する。図1には、メディアに印刷を行うと共にメディアを切断可能なプリンタ・メディア切断装置10(以下、単に「プリンタ装置10」という。)が示されている。なお、プリンタ装置10は、メディアを切断可能である点において、メディア切断装置10ということもできる。
メディアMeは、例えば、ロールに巻かれたロールメディアであり、メディアMeの材質としては、普通紙などの紙類であってもよく、ポリ塩化ビニル、ポリエステル等の樹脂類であってもよく、アルミニウム材、鉄材等の金属類であってもよく、様々な材料で構成可能である。メディアMeは、搬送装置によって後方から前方に向かって送られる。
図3及び図4を参照する。テーブル20は、上面部21が平面状に形成され、この上面部21の上をメディアMeが搬送される。上面部21の一部には、左右方向に亘って溝22が形成されている。即ち、溝22は、メディアMeの搬送方向に直行する方向に形成されている。なお、上面部21には、メディアMeを下方に吸引するための吸引穴等が形成されていてもよい。
溝22は、上下が反転した略T字状を呈し、左右(図4の表裏方向)に延びる底面部22aと、この底面部22aの前後からそれぞれ立ち上げられた側壁部22b、22bと、これらの側壁部22b、22bの上端からそれぞれ近づくように突出しクランプ部材30が上方へ抜け出すことを抑制する抜け止め部22c、22cと、これらの抜け止め部22c、22cの端部から上方に向かって延び外部に開口する開口部22d、22dと、を有している。
図2を参照する。キャリッジ12は、左右に延びるレール15上を移動可能に支持されている。キャリッジ12には、それぞれ異なる色を吐出する複数のインクヘッドが収納されている。
カッター機構13は、左右に延びるレール15上を移動可能に支持されている。カッター機構13は、メディアMeを切断可能な刃13aを有している。刃13aは、上下方向にスイング可能に設けられている。刃13aを回転させることにより、メディアMeから離間した退避位置から、メディアMeに当接する当接位置まで変位させることができる。メディアMeを切断する際には、刃13aを当接位置まで回転させ、カッター機構13を左右方向に移動させる。
図3及び図4を参照する。クランプ部材30は、メディアMeの左右の端部をそれぞれクランプするよう2つ用いられる(図1参照)。以下、右のクランプ部材30について説明する。左のクランプ部材30についても構成は同じであり、説明を省略する。
基部31は、硬質樹脂を素材とした樹脂成形品である。より具体的には、基部31の素材としてはポリアセタール(POM)やポリプロピレン(PP)を採用することができる。基部31は、上面が溝22の抜け止め部22cに当接している。
図3及び図4を参照する。第1部材32は、例えば、鋼板をプレス成形することにより、形成される。第1部材32は、プリンタ装置10の側面視を基準として、略L字状を呈する。第1部材32は、基部31から立ち上げられ溝22の側壁部22bに沿って配置される第1の立ち上げ部41と、この第1の立ち上げ部41の先端からテーブル20の上面部21に沿って延びる第1の延出部42と、を有している。第1の延出部42の先端部42aは、斜め上方に向かって曲げられている。
第2部材33は、例えば、鋼板をプレス成形することにより、形成される。第2部材33は、プリンタ装置10の側面視を基準として、略L字状を呈する。第2部材33は、基部31から立ち上げられ第1の立ち上げ部41に対向して延びる第2の立ち上げ部46と、この第2の立ち上げ部46の先端から第1の延出部42に対して離間するようテーブル20の上面部21に沿って延びる第2の延出部47と、を有している。第2の延出部47の先端部47aは、斜め上方に向かって曲げられている。
第1のクランプ部34は、第1部材32と共に1枚の板材によって構成されている。第1のクランプ部34は、第1の延出部42のメディアMeに臨む辺の全体からテーブル20の幅方向中央に向かって延びている。第1のクランプ部34の先端部34aは、斜め上方に向かって曲げられている。メディアMeの端部は、第1のクランプ部34に覆われることにより、メディアMeを切断する場合にメディアMeの浮き上がりを防止できる。
第2のクランプ部35は、第2部材33と共に1枚の板材によって構成されている。第2のクランプ部35は、第2の延出部47のメディアMeに臨む辺の全体からテーブル20の幅方向中央に向かって延びている。第2のクランプ部35の先端部35aは、斜め上方に向かって曲げられている。メディアMeの端部は、第2のクランプ部35に覆われることにより、メディアMeを切断する場合にメディアMeの浮き上がりを防止できる。
図3を併せて参照する。第1のスペーサ36は、略矩形状を呈する樹脂製の板である。第1のスペーサ36は、例えば、第1のクランプ部34の裏面に接着剤を介して接着している。第1のクランプ部34は、第1のスペーサ36の板の厚みの分、テーブル20の上面部21から離間している。
第2のスペーサ37は、略矩形状を呈する樹脂製の板である。第2のスペーサ37は、例えば、第2のクランプ部35の裏面に接着剤を介して接着している。第2のクランプ部35は、第2のスペーサ37の板の厚みの分、テーブル20の上面部21から離間している。
図6(a)及び図6(b)を参照する。図6(a)には、テーブルに取り付けられる前の状態のクランプ部材が示されている。図6(b)には、テーブルが側方から見た状態において示されている。
図8(a)を参照する。図8(a)には、比較例によるクランプ部材が模式的に示されている。比較例によるクランプ部材230は、基部231の長さL15が、第1の延出部42の長さ及び第1のクランプ部34の長さの和L6よりも短い。その他の構成要素については、実施例1によるクランプ部材と同じであり、符号を流用する。
なお、クランプ部材30は、次図に示すような構成とすることもできる。
図9及び図10を参照する。図9及び図10には、変形例によるプリンタ・メディア切断装置10Aに用いられるクランプ部材30Aが示されている。第1部材32及び第2部材33は、1枚の金属板によって構成されている。その他の基本的な構成については、実施例1によるプリンタ装置と共通する。共通する部分については、符号を流用すると共に、詳細な説明を省略する。
<実施例2>
カッター機構13Bは、上面部21に向かって付勢されている押さえ部13bBと、メディアMeを切断可能な刃13aBと、を有している。
押さえ部13bBは、回転可能なローラによって構成され、刃13aBがメディアMeに当接する際に、クランプ部材30、具体的には第2の延出部47に当接することでメディアの動きを規制している。具体的に説明すると、押さえ部13bBは、テーブル20の上面部21側に付勢されており、延出部47に当接した後クランプ部35に当接する。延出部47における中央側(クランプ部材30の長手方向の中央部分)及びクランプ部35はスペーサ37の厚み分だけテーブル20の上面部21との間に隙間が介在されている。よって、キャリッジ12が走査方向の一方側(図11の左側)に移動し、上面部21に向かって付勢される押さえ部13bBが、延出部47における中央側(クランプ部材30の長手方向の中央部分)に当接すると、押さえ部13bBの付勢力により隙間の分だけ当接部分が下方に撓み、これによりクランプ部35も下方に撓んでメディアMeが上面部21に押し付けられ、メディアMeの移動が制限される。さらに、キャリッジ12が移動して押さえ部13bBがクランプ部35に当接する場合は、押さえ部13bの付勢力により第2のクランプ部35の全体でメディアMe(テーブル20の上面部21)を押圧される。よって、第2のクランプ部35に押さえ部13bBを当接させることにより、第2延出部4に当接させる場合に比べて、確実にメディアMeの動きを規制できる。よって、シートカット時にメディアの動きを規制した状態で刃が紙の端面に切り込むので、メディアの浮きが発生することを防止できる。よって、メディアの端面における切り口の歪みを防止でき、きれいな仕上がりを実現できる。
刃13aBは、押さえ部13bBの中心C1を通り上面部21に垂直に延びる線CLに対して、交差する位置に配置されている。即ち、ローラの最下点より、カッター機構13Bの移動方向で後方に配置されている。よって、メディアクランプが無い状態で切断すると、カッターの刃がメディアに当接した後、ローラがメディアを押圧する、即ち、メディアの移動が規制されていない状態で、刃がメディアに当接するので、切り残し等が発生し切断面ががたつく虞がある。これに対し、メディアクランプを用いた状態で切断すると、ローラによりメディアクランプを押圧し、メディアクランプによりメディアが押圧された後、カッターの刃がメディアに当接する。即ち、メディアの移動が規制された状態でメディアを切断できる。よって、メディアの端面における切り口の歪みを防止でき、きれいな仕上がりを実現できる。
押さえ部13bBは、刃13aBがメディアMeに当接する際に、クランプ部材30を上面部21に向かって付勢する位置に配置されている。
刃13aBは、押さえ部13bBの中心C1を通り上面部21に垂直に延びる線CLに対して、交差する位置に配置されている。
<実施例3>
クランプ部材30Cは、第1の可撓部51及び第2の可撓部52を有しており、第1立ち上げ部41から第1延出部42に至る部分や第2立ち上げ部46から第2延出部47に至る部分と比べて弾性変形しやすく構成されている。よって、ローラ13bBがこの部分に直接乗り上げると抵抗となるが、第1の可撓部51及び第2の可撓部52は弾性変形しやすく構成されており、スロープの役割を果たすので、抵抗が小さくて済む。
具体的には、第1から第3実施例に示すクランプ部材30,30A,30Bでは、上記ローラが外側から中央に向かって移動する場合(図3、図10おいて左向きに向かって進む場合)、ローラは、まず、第1立ち上げ部41から第1延出部42に至る部分の端面及び第2立ち上げ部46や第2立ち上げ部46に至る部分の端面に突き当たる。第1立ち上げ部41と第1延出部42との間には曲げが介設されているので、ローラがこの部分を乗り上げる際には抵抗が発生し、クランプ部材30,30A,30Bがローラの進行方向(左方)に押され、クランプ部材30,30A,30Bの位置がずれることが懸念される。
第1の延出部42から上面部21に沿って延び、第1のクランプ部34と共に第1の延出部42を挟み込むように形成された第1の可撓部51をさらに有し、
第1の可撓部51は、第1の延出部42よりも容易に上面部21に向かって撓む構成とされ、
第2の延出部47から上面部21に沿って延び、第2のクランプ部35と共に第2の延出部47を挟み込むように形成された第2の可撓部52をさらに有し、
第2の可撓部52は、第2の延出部47よりも容易に上面部21に向かって撓む構成とされている。
第2の可撓部52は、溝22の上方に位置する第2の延出部47の一端部47bから溝22に平行に延びる第2の平行辺部52aと、この第2の平行辺部52aの先端から第2の延出部47の他端部47cまで延びる第2の斜辺部52bと、を有している。
<実施例4>
図16はプリンタ装置101の斜視図であり、図17はプリンタ装置101の内部の正面図であり、図18はプリンタ装置101の内部の側面図である。以下の説明では、プリンタ装置101によって印刷されるメディアMeが搬送される方向を搬送方向といい、搬送方向の上流側を後方といい、搬送方向の下流側を前方という場合がある。また、搬送方向に対して垂直な方向を主走査方向といい、主走査方向を左右方向という場合がある。また、搬送方向の下流側から上流側に向かって見て、左右の向きを定める。
メディアMeは、テーブル151に支持される印刷用の媒体である。メディアMeは、たとえば、樹脂製シート、金属シート又は紙製シートである。
メディアMeは、その幅方向が主走査方向となるようにテーブル151上に支持される。このとき、メディアMeは、その幅方向両側の縁が溝152を搬送方向に跨ぐように溝152を覆っている。
キャリッジ駆動機構112は、ガイドレール111に沿って、キャリッジ120を主走査方向に往復移動させる。
ピンチローラ146は印刷ヘッド121よりも搬送方向の上流側に配置されているので、ピンチローラ146よりも下流側ではメディアMeがテーブル151から浮き上がってしまう虞がある。また、メディアMeの幅方向の側部がピンチローラ146から主走査方向にずれて配置された場合にも、メディアMeがテーブル151から浮き上がってしまう虞がある。以上のようなことを防止するべく、クランプ部材160R,160LはメディアMeの幅方向両側の側部をテーブル151に押さえる。
固定部材170Rは、連結部171R,172Rと、溝152に嵌合するとともに上方に向けて開口する嵌合部173Rとを有する。
なお、嵌合部173Rが弓型(U字型又は半長円弧型)に形成されている場合には、嵌合部173Rが溝152に沿って滑らかに嵌まりやすい。
なお、駆動ローラ141及びピンチローラ146からクランプ部162Rの後端までの距離が短い程、テーブル151からメディアMeの浮き上がりの抑制効果が高くなる。
同様にしてメディアMeを誘導すべく、クランプ部161Rの搬送方向上流側の端部には先端部167Rが設けられ、クランプ部162R及び連結部172Rの搬送方向上流側の端部には先端部169Rが設けられ、クランプ部162Rの搬送方向下流側の端部には先端部168Rが設けられている。
クランプ部材160R,160Lの使用方法について説明する。
筐体110内において溝152を搬送方向に横切るようにメディアMeをテーブル151上に載置する。ここで、メディアMeの幅は溝152の左右方向の長さよりも短い。そのため、溝152の中央部をメディアMeによって覆い、溝152の左右の部分をメディアMeによって覆わずに露出させる。
嵌合部173Rを溝152から上に抜き、クランプ部161R,162Rをテーブル151から上方に引き上げれば、クランプ部材160Rをテーブル151から取り外すことができる。
具体的には、次のようにする。
以上のような本発明の実施形態によれば、次のような効果が得られる。
(1) クランプ部162Rが溝152の搬送方向における上流側に配され、クランプ部161Rがクランプ部162Rから間隔を置いて溝152の搬送方向における下流側に配され、これらクランプ部161R,162RがメディアMeをテーブル151に押さえている。従って、メディアMe及びその右側縁109eがクランプ部161R,162Rの間の間隙163Rにおいて露出し、メディアMeのうち溝152に重なる部分はクランプ部161R,162Rに接触していない。そのため、下降した刃127がクランプ部161R,162Rの間の間隙163Rを主走査方向に通過する際にメディアMeの右側縁109eも通過する。よって、クランプ部材160Rによって押さえられた状態のメディアMeを裁断することができる。
(2) 嵌合部173Rが弾性変形した状態で溝152に嵌合するため、嵌合部173Rが溝152の内面に押し付けられる。それゆえ、クランプ部材160Rをテーブル151に固定することができるとともに、クランプ部161R,162RがメディアMeを押さえた状態を維持することができる。
(3) 嵌合部173RがメディアMeの右側縁109eの外側において溝152に嵌合するため、刃127が嵌合部173Rまで移動せずとも、メディアMeを裁断することができる。
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、上記実施形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明はその趣旨を逸脱することなく変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。以上の実施形態からの変更点について以下に説明する。以下に説明する変更点は、可能な限り組み合わせて適用してもよい。
図22に示すクランプ部材160RによってメディアMeの左側部を押さえる場合には、クランプ部181R,82RをメディアMeの左側縁に被せるようにしてクランプ部材160Rを下降させて、嵌合部173RをメディアMeの左側縁の外側の位置において溝152に嵌め込む。これにより、クランプ部181R,82Rとテーブル151との間にメディアMeを挟む。
プリンタ装置101がカッター機構125を有さなくても、ユーザーが手持ちのカッターをメディアMeの上から溝152に差し込んで、そのカッターをクランプ部材160R,160Lによって干渉されることなく左右に移動させることによって、メディアMeを裁断することができる。
テーブル151に装着されるクランプ部材160Rと、を備えるプリンタ装置101であって、
クランプ部材160Rが、
間隔を置いて溝152の搬送方向における上流側と下流側に配され、メディアMeをテーブル151に押さえる一対のクランプ部161R、162Rと、
クランプ部161R、162Rをテーブル151に固定する固定部材170Rと、を有し、
固定部材170Rが、
弾性変形した状態で、記録媒体の縁の外側において溝152に嵌合する嵌合部173Rと、
嵌合部173Rとクランプ部161R、162Rとを連結する一対の連結部171R、72Rと、を有する。
間隔を置いて溝152の搬送方向上流側と下流側に配され、メディアMeをテーブル151に押さえる一対のクランプ部161R、162Rと、
クランプ部161R、162Rをテーブル151に固定する固定部材170Rと、を有し、
固定部材170Rが、
弾性変形した状態で、メディアMeの縁Meaの外側において溝152に嵌合する嵌合部173Rと、
嵌合部173Rとクランプ部161R、162Rとを連結する一対の連結部171R、72Rと、を有する。
13B…カッター機構
13aB…刃
13bB…押さえ部
20…テーブル
21…上面部
22…溝
22b…側壁部
22c…抜け止め部
31…基部
32…第1部材
33…第2部材
34…第1のクランプ部
35…第2のクランプ部
36…第1のスペーサ
37…第2のスペーサ
41…第1の立ち上げ部
42…第1の延出部
42b…一端部
42c…他端部
46…第2の立ち上げ部
47…第2の延出部
47b…一端部
47c…他端部
51…第1の可撓部
51a…第1の平行辺部
51b…第1の斜辺部
52…第2の可撓部
52a…第2の平行辺部
52b…第2の斜辺部
Me…メディア
Claims (7)
- メディアが搬送される上面部及び前記上面部に凹設され、前記メディアの搬送方向に直交する方向に延びる溝を有するテーブルと、
前記溝に沿って移動可能に設けられ、前記メディアを切断するカッター機構と、
前記テーブルに取り付けられ、前記テーブルの前記上面部に対向配置されるクランプ部材と、を有し、
前記カッター機構は、前記テーブルの前記上面部に向かって付勢される押さえ部と、前記メディアを切断可能な刃と、を有し、
前記押さえ部は、前記刃が前記メディアに当接する際に、前記クランプ部材を前記上面部に向かって付勢する位置に配置されている、メディア切断装置。 - メディアが搬送される上面部及び前記上面部に凹設され、前記メディアの搬送方向に直交する方向に延びる溝を有するテーブルと、
前記溝に沿って移動可能に設けられ、前記メディアを切断するカッター機構と、
前記メディアを前記テーブルに押さえつけるクランプ部材と、を有し、
前記カッター機構は、前記テーブルの前記上面部に向かって付勢される押さえ部と、前記メディアを切断可能な刃と、を有し、
前記押さえ部は、前記カッター機構の前記刃よりも前方に配置されており、前記刃が前記メディアに当接する際に、前記クランプ部材を前記上面部に向かって付勢する位置に配置されている、メディア切断装置。 - 前記クランプ部材は、前記テーブルの前記上面部との間に所定の隙間を介して前記テーブルの前記上面部に対向配置されており、
前記押さえ部は、前記刃が前記メディアに当接する際に、前記クランプ部材を前記隙間の分だけ前記テーブルの前記上面部側に撓ませることで、前記メディアを前記テーブルの前記上面部に押しつける、請求項1または2に記載のメディア切断装置。 - 前記押さえ部は、回転可能なローラによって構成されている、請求項1~3のいずれか一つに記載のメディア切断装置。
- 前記クランプ部材は、前記テーブル上に配置される前記メディアを前記テーブルの上面部に向かって付勢する第1のクランプ部及び第2のクランプ部を有し、
前記第2のクランプ部は、前記第1のクランプ部の前方に配置され、
前記第1のクランプ部と前記第2のクランプ部との間に、前記テーブルの前記溝の上方に位置する隙間が形成されている、請求項1~4のいずれか一つに記載のメディア切断装置。 - 前記クランプ部材は、スペーサを介して前記テーブルの前記上面部に対向する延出部と、隙間を介して前記テーブルの前記上面部に対向するクランプ部と、を有し、
前記押さえ部は、前記カッター機構が移動するときに、前記延出部に当接した後、前記クランプ部に当接する、請求項1~5のいずれか一つに記載のメディア切断装置。 - 前記刃は、前記押さえ部の中心を通り前記上面部に垂直に延びる線に対して、交差する位置に配置されている、請求項1~6のいずれか一つに記載のメディア切断装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018140885 | 2018-07-27 | ||
JP2018140885 | 2018-07-27 | ||
JP2018226198A JP7184617B2 (ja) | 2018-07-27 | 2018-12-03 | クランプ部材及びメディア切断装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018226198A Division JP7184617B2 (ja) | 2018-07-27 | 2018-12-03 | クランプ部材及びメディア切断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023009141A JP2023009141A (ja) | 2023-01-19 |
JP7464677B2 true JP7464677B2 (ja) | 2024-04-09 |
Family
ID=68917218
Family Applications (5)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018226409A Active JP6622376B1 (ja) | 2018-07-27 | 2018-12-03 | クランプ部材及びメディア切断装置 |
JP2018226198A Active JP7184617B2 (ja) | 2018-07-27 | 2018-12-03 | クランプ部材及びメディア切断装置 |
JP2019107994A Active JP6637211B1 (ja) | 2018-07-27 | 2019-06-10 | メディア切断装置 |
JP2019107993A Active JP6637210B1 (ja) | 2018-07-27 | 2019-06-10 | クランプ部材及びメディア切断装置 |
JP2022177939A Active JP7464677B2 (ja) | 2018-07-27 | 2022-11-07 | メディア切断装置 |
Family Applications Before (4)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018226409A Active JP6622376B1 (ja) | 2018-07-27 | 2018-12-03 | クランプ部材及びメディア切断装置 |
JP2018226198A Active JP7184617B2 (ja) | 2018-07-27 | 2018-12-03 | クランプ部材及びメディア切断装置 |
JP2019107994A Active JP6637211B1 (ja) | 2018-07-27 | 2019-06-10 | メディア切断装置 |
JP2019107993A Active JP6637210B1 (ja) | 2018-07-27 | 2019-06-10 | クランプ部材及びメディア切断装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (5) | JP6622376B1 (ja) |
CN (1) | CN110774779A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6622376B1 (ja) | 2018-07-27 | 2019-12-18 | ローランドディー.ジー.株式会社 | クランプ部材及びメディア切断装置 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20010055508A1 (en) | 1998-10-30 | 2001-12-27 | Robert Giles | Automatic paper cutter for large format printer |
JP2002072594A (ja) | 2000-08-31 | 2002-03-12 | Canon Inc | 紙粉除去装置 |
JP2004106143A (ja) | 2002-09-20 | 2004-04-08 | Brother Ind Ltd | シート状物のカッティング装置 |
JP3979903B2 (ja) | 2002-09-03 | 2007-09-19 | ローランドディー.ジー.株式会社 | プリンタの用紙押え機構 |
JP2009203057A (ja) | 2008-02-29 | 2009-09-10 | Canon Inc | 切断装置 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5713200U (ja) * | 1980-06-30 | 1982-01-23 | ||
JPS58189127A (ja) * | 1982-04-30 | 1983-11-04 | Showa Denko Kk | P,p′−ビフエノ−ルの製造法 |
CN1191943C (zh) * | 1998-03-23 | 2005-03-09 | 株式会社理光 | 纸导向方法、纸导向装置及图像形成装置 |
JP5089343B2 (ja) * | 2007-11-09 | 2012-12-05 | 武藤工業株式会社 | 印字装置における用紙切断補助構造 |
JP2009179036A (ja) * | 2008-02-01 | 2009-08-13 | Seiko Epson Corp | カッター装置、記録装置 |
CN202412940U (zh) * | 2010-11-30 | 2012-09-05 | 兄弟工业株式会社 | 压板和图像记录装置 |
JP5749062B2 (ja) * | 2011-04-16 | 2015-07-15 | ローランドディー.ジー.株式会社 | 画像形成装置 |
JP5713200B2 (ja) * | 2011-12-20 | 2015-05-07 | トヨタ自動車株式会社 | クランプ装置及びクランプ方法 |
JP6080677B2 (ja) * | 2013-04-30 | 2017-02-15 | グラフテック株式会社 | カッティング装置及びカッティング方法 |
JP6428111B2 (ja) * | 2014-09-30 | 2018-11-28 | セイコーエプソン株式会社 | 媒体押さえ部材、及び記録装置 |
CN204263731U (zh) * | 2014-11-27 | 2015-04-15 | 罗兰Dg有限公司 | 打印及切割装置 |
CN205661154U (zh) * | 2016-06-08 | 2016-10-26 | 南京富特莱数码科技实业有限公司 | 一种写真机 |
CN106585127B (zh) * | 2016-12-30 | 2019-05-07 | 纳恩博(天津)科技有限公司 | 一种夹紧装置 |
JP6622376B1 (ja) | 2018-07-27 | 2019-12-18 | ローランドディー.ジー.株式会社 | クランプ部材及びメディア切断装置 |
-
2018
- 2018-12-03 JP JP2018226409A patent/JP6622376B1/ja active Active
- 2018-12-03 JP JP2018226198A patent/JP7184617B2/ja active Active
-
2019
- 2019-06-10 JP JP2019107994A patent/JP6637211B1/ja active Active
- 2019-06-10 JP JP2019107993A patent/JP6637210B1/ja active Active
- 2019-07-26 CN CN201910681917.5A patent/CN110774779A/zh not_active Withdrawn
-
2022
- 2022-11-07 JP JP2022177939A patent/JP7464677B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20010055508A1 (en) | 1998-10-30 | 2001-12-27 | Robert Giles | Automatic paper cutter for large format printer |
JP2002072594A (ja) | 2000-08-31 | 2002-03-12 | Canon Inc | 紙粉除去装置 |
JP3979903B2 (ja) | 2002-09-03 | 2007-09-19 | ローランドディー.ジー.株式会社 | プリンタの用紙押え機構 |
JP2004106143A (ja) | 2002-09-20 | 2004-04-08 | Brother Ind Ltd | シート状物のカッティング装置 |
JP2009203057A (ja) | 2008-02-29 | 2009-09-10 | Canon Inc | 切断装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020093924A (ja) | 2020-06-18 |
CN110774779A (zh) | 2020-02-11 |
JP6637211B1 (ja) | 2020-01-29 |
JP7184617B2 (ja) | 2022-12-06 |
JP2020093380A (ja) | 2020-06-18 |
JP2020023143A (ja) | 2020-02-13 |
JP6622376B1 (ja) | 2019-12-18 |
JP2023009141A (ja) | 2023-01-19 |
JP6637210B1 (ja) | 2020-01-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7654515B2 (en) | Image forming device with two attached cassettes and one transportation device | |
JP5949101B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
US20200130382A1 (en) | Ink-Jet Recording Apparatus and Platen Apparatus | |
US8511677B2 (en) | Sheet guide and image recording apparatus | |
EP1683642B1 (en) | Liquid ejecting apparatus | |
JP7464677B2 (ja) | メディア切断装置 | |
JP4764073B2 (ja) | シート供給装置及び記録装置 | |
EP0430565B1 (en) | Print head mounting arrangements in printers | |
US9096086B2 (en) | Inkjet recording apparatus having frame for supporting carriage | |
US8177221B2 (en) | Sheet separation device, sheet feed tray including the sheet separation device, and sheet feed apparatus including the sheet separation device | |
US20170043595A1 (en) | Image Recording Apparatus | |
US20090022539A1 (en) | Recording medium support device and recording apparatus | |
JPH10309842A (ja) | 記録装置 | |
JP6194727B2 (ja) | インクジェット記録装置及びメディアトレイ | |
JP4844755B2 (ja) | 給紙トレイ及び画像記録装置 | |
JPH10250184A (ja) | 記録装置 | |
JP2020019228A (ja) | トレイ、アダプタおよび記録装置 | |
JP2020019229A (ja) | トレイおよび記録装置 | |
JP6032049B2 (ja) | 画像記録装置 | |
WO2005009740A1 (ja) | プリンタ | |
JP6186740B2 (ja) | 画像記録装置 | |
JP5959408B2 (ja) | プリンタ | |
JP4593970B2 (ja) | 記録装置 | |
JP4650641B2 (ja) | 給紙装置及びそれを備えた画像記録装置 | |
JP2006043893A (ja) | 記録装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20221107 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20231017 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20231212 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240312 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240328 |