JPS58189127A - P,p′−ビフエノ−ルの製造法 - Google Patents
P,p′−ビフエノ−ルの製造法Info
- Publication number
- JPS58189127A JPS58189127A JP57073203A JP7320382A JPS58189127A JP S58189127 A JPS58189127 A JP S58189127A JP 57073203 A JP57073203 A JP 57073203A JP 7320382 A JP7320382 A JP 7320382A JP S58189127 A JPS58189127 A JP S58189127A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- biphenol
- tetra
- phenol
- butyl
- solvent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はp、Fl−ビフェノールの製造に関する。
更に詳しくは3,5.3′、ぎ−テトラーt−ブチル−
4,4′−ビフェノールを脱ブチルしてP、P’−ヒフ
エノールを製造する方法に関する。
4,4′−ビフェノールを脱ブチルしてP、P’−ヒフ
エノールを製造する方法に関する。
p、p’−ビフェノールは樹脂の酸化安定剤、染料中間
体、およびポリカーボネート、ポリエポキサイド、ポリ
エステル、ポリスルホンなどの合成樹脂の原料となり、
特に優れた耐熱性を有することから、各方面から注目さ
れている。上記原料としてのp 、p’−ビフェノール
は、ポリマーの物性を十分に生かすために純度の高いも
のが要求されているが、P、v−ビフェノールのもって
いる性質のために重合原料として使用に適する純度の高
い精製品を得ることは非常に難かしい。
体、およびポリカーボネート、ポリエポキサイド、ポリ
エステル、ポリスルホンなどの合成樹脂の原料となり、
特に優れた耐熱性を有することから、各方面から注目さ
れている。上記原料としてのp 、p’−ビフェノール
は、ポリマーの物性を十分に生かすために純度の高いも
のが要求されているが、P、v−ビフェノールのもって
いる性質のために重合原料として使用に適する純度の高
い精製品を得ることは非常に難かしい。
従来、3,5.3’、 5’−テトラ−t−ブチルビフ
ェノールを脱ブチル化してP、P’−ビフェノールヲ得
る方法としてはアルミニウムアルコキシド触媒が有効で
あることが知られているが、この触媒は生成したp、p
’−ビフェノールとの分離に非常に問題がある。
ェノールを脱ブチル化してP、P’−ビフェノールヲ得
る方法としてはアルミニウムアルコキシド触媒が有効で
あることが知られているが、この触媒は生成したp、p
’−ビフェノールとの分離に非常に問題がある。
また無溶媒、無触媒で脱アルキルする方法(特開昭55
−92332、UCC)が知られているが、この方法で
は250〜500℃という高温が要求され実際的でない
。
−92332、UCC)が知られているが、この方法で
は250〜500℃という高温が要求され実際的でない
。
またP、y−ビフェノールは高融点、高沸点物質である
ため蒸留操作によって精製することは実際上不可能に近
い。t 九p、p’−ビフェノールは溶剤に比較的溶け
―いため再結晶に際して多葉の溶媒又は特殊な操作が必
要となり経済的でなく、反応混合物からIK接嵩高純度
P、y−ビフェノールを分離することが望まれている。
ため蒸留操作によって精製することは実際上不可能に近
い。t 九p、p’−ビフェノールは溶剤に比較的溶け
―いため再結晶に際して多葉の溶媒又は特殊な操作が必
要となり経済的でなく、反応混合物からIK接嵩高純度
P、y−ビフェノールを分離することが望まれている。
本発明者は、上記事情を考慮して鋭意研究を進めた結果
本発明を完成するに到った。
本発明を完成するに到った。
すなわち、本発明では3,5.3’、 5’−テトラ−
を−フチルー4,4′−ビフェノールを7エノールマ九
は1〜3の低級アルキル基又は低級アルコキシ基で置換
されたフェノールを溶媒とし、触媒として硫酸またはス
ルホン酸の存在下に120〜150℃3の低級アルキル
基又は低級アルコキシ基で置換されたフェノールとして
は異体的には例えば、〇−5m−父はp−クレゾール;
2−13−又は4−エチルフェノール;2−13−又は
4−t−ブチルフェノール: 2,3−12,4−12
.5−12.6−13,4−又は3.5−ジメチルフェ
ノール;2.3−12,4−12,5−12.6−13
,4−又は3.5−ジルt−ブチルフェノール;0−l
m−又はp−アニソール;2−13−又は4−エトキシ
フェノール等が挙げられる。これらのうち、本発明の方
法に於ける溶媒としては、特に、フェノール、クレゾー
ルが好ましいものと言える。また、触媒のスルホン酸と
してはメチルスルホン酸、エチルスルホン酸、フェニル
スルホン酸、トルエンスルホン酸等のアルキル又ハアリ
ールスルホン酸が挙げられるが、好ましくは硫酸触媒が
良い。
を−フチルー4,4′−ビフェノールを7エノールマ九
は1〜3の低級アルキル基又は低級アルコキシ基で置換
されたフェノールを溶媒とし、触媒として硫酸またはス
ルホン酸の存在下に120〜150℃3の低級アルキル
基又は低級アルコキシ基で置換されたフェノールとして
は異体的には例えば、〇−5m−父はp−クレゾール;
2−13−又は4−エチルフェノール;2−13−又は
4−t−ブチルフェノール: 2,3−12,4−12
.5−12.6−13,4−又は3.5−ジメチルフェ
ノール;2.3−12,4−12,5−12.6−13
,4−又は3.5−ジルt−ブチルフェノール;0−l
m−又はp−アニソール;2−13−又は4−エトキシ
フェノール等が挙げられる。これらのうち、本発明の方
法に於ける溶媒としては、特に、フェノール、クレゾー
ルが好ましいものと言える。また、触媒のスルホン酸と
してはメチルスルホン酸、エチルスルホン酸、フェニル
スルホン酸、トルエンスルホン酸等のアルキル又ハアリ
ールスルホン酸が挙げられるが、好ましくは硫酸触媒が
良い。
反応条件としては必ずしも厳密な制限はないが、一般に
以下の如き範囲で行うのが適当である。反応温度:12
0〜250℃、好ましくは180〜200℃、溶媒使用
量(重量):原料と同量乃至10倍程度、好ましくは1
.5〜2.0倍、触媒量(重量):W、料に対して0.
01〜20%、好ましくは0.1〜5.0%、反応時間
:1%数時間、但し、これらの条件は一つの目安であり
、必要に応じて適宜加減することが−11ましい。
以下の如き範囲で行うのが適当である。反応温度:12
0〜250℃、好ましくは180〜200℃、溶媒使用
量(重量):原料と同量乃至10倍程度、好ましくは1
.5〜2.0倍、触媒量(重量):W、料に対して0.
01〜20%、好ましくは0.1〜5.0%、反応時間
:1%数時間、但し、これらの条件は一つの目安であり
、必要に応じて適宜加減することが−11ましい。
反応によって原料テトラ−t−ブチルビフェノールのt
−ブチル基が脱離してビフェノールが得られ、また、脱
離したt−ブチル基はイソブチンとして回収される。こ
の際、SSとして用いたフェノール又は置換フェノール
類は、その一部が原料からのt−ブチル基にてアルキル
化(トランスアルキレーション)され、反応条件によっ
てはその割合はt−ブチル基を基準として40%程度に
もなるが、反応時間を長くすることによりtランスアル
キレーションの割合は減少しイソブチンとして回収され
るものの割合が増加する。
−ブチル基が脱離してビフェノールが得られ、また、脱
離したt−ブチル基はイソブチンとして回収される。こ
の際、SSとして用いたフェノール又は置換フェノール
類は、その一部が原料からのt−ブチル基にてアルキル
化(トランスアルキレーション)され、反応条件によっ
てはその割合はt−ブチル基を基準として40%程度に
もなるが、反応時間を長くすることによりtランスアル
キレーションの割合は減少しイソブチンとして回収され
るものの割合が増加する。
反応終了後反応液を冷却すると目的物でめるp、p’−
ビフェノールの結晶が析出するが、このとき反応液の温
度を溶媒の融点以上で好ましくは80℃以下に保ち、生
成物を濾取すれば容易に高純度の目的物を得ることがで
きる。この場合、80℃以上の温度でもp、p’−ビフ
ェノールの結晶を得ることはり能であるが、目的物の溶
解度が高くなるために回収率が低下し効率が喪〈ない。
ビフェノールの結晶が析出するが、このとき反応液の温
度を溶媒の融点以上で好ましくは80℃以下に保ち、生
成物を濾取すれば容易に高純度の目的物を得ることがで
きる。この場合、80℃以上の温度でもp、p’−ビフ
ェノールの結晶を得ることはり能であるが、目的物の溶
解度が高くなるために回収率が低下し効率が喪〈ない。
また、逆に@度が低過ぎると溶媒のフェノール又は置換
フェノール類が凝固して分離が出来なくなったり、トラ
ンスアルキル化されたフェノール又ハ置換フェノール類
が析出して純度低下を招く等の不都合がある。好適な温
度については溶媒の種類によって凝固点(融点)や目的
物の浩解性が異なるため一体には規定し得ないが、−例
を示せばフェノール溶媒の場合には50〜80℃、クレ
ゾール溶媒の場合には40〜80’C程度が適当である
。尚、反応液からのP、v−ビフェノールの析出は急速
に行うよりも比較的時間をかけてゆっくりと行った方が
良く、また、不純物の混入を避けるには上記範囲内であ
って且成可く定温に保って析出させ、史にその温度を維
持して濾過することが望ましい。
フェノール類が凝固して分離が出来なくなったり、トラ
ンスアルキル化されたフェノール又ハ置換フェノール類
が析出して純度低下を招く等の不都合がある。好適な温
度については溶媒の種類によって凝固点(融点)や目的
物の浩解性が異なるため一体には規定し得ないが、−例
を示せばフェノール溶媒の場合には50〜80℃、クレ
ゾール溶媒の場合には40〜80’C程度が適当である
。尚、反応液からのP、v−ビフェノールの析出は急速
に行うよりも比較的時間をかけてゆっくりと行った方が
良く、また、不純物の混入を避けるには上記範囲内であ
って且成可く定温に保って析出させ、史にその温度を維
持して濾過することが望ましい。
このp、p’−t−ビフェノールの回収率は溶媒の種類
、量、11過の温度によって微妙に影響するが55〜8
4%の間である。析出分離したP、P’−ビフェノール
の結晶は充分に高純度のものであるが、場合により若干
着色していることがあるため、必41 K Eじてトル
エンやベンゼンのような芳香族炭化水素等でよく洗浄す
ることにより、薄いビンク色がとれ、はぼ純白のp、E
l−ビフェノールを得ることが出来る。このものはガス
クロマトグラフ分析によって純度が測定されるが99X
以上である。
、量、11過の温度によって微妙に影響するが55〜8
4%の間である。析出分離したP、P’−ビフェノール
の結晶は充分に高純度のものであるが、場合により若干
着色していることがあるため、必41 K Eじてトル
エンやベンゼンのような芳香族炭化水素等でよく洗浄す
ることにより、薄いビンク色がとれ、はぼ純白のp、E
l−ビフェノールを得ることが出来る。このものはガス
クロマトグラフ分析によって純度が測定されるが99X
以上である。
また熱時−過した濾液に特殊な操作をせずに原料である
3、5.3’、 5’−テトラ−t−ブチル−4,4′
ビフエノールを入れ上記操作と同様な操作を行なうこと
により、脱ブチル化反応を繰返し行なうことが出来る。
3、5.3’、 5’−テトラ−t−ブチル−4,4′
ビフエノールを入れ上記操作と同様な操作を行なうこと
により、脱ブチル化反応を繰返し行なうことが出来る。
この場合の熱時濾過の濾液はp、p’ −ビフェノール
の飽和溶液であるので、加えた3、5.3’、 5’−
テトラ−t−ブチル−4,4′−ビフェノールに対して
ほぼ定駿的にp、P’ビフェノールが得られる。
の飽和溶液であるので、加えた3、5.3’、 5’−
テトラ−t−ブチル−4,4′−ビフェノールに対して
ほぼ定駿的にp、P’ビフェノールが得られる。
次に実施例を示して本発明をさらに詳しく説明する。
〔実施例−1〕
3.5.3’、 5’−テトラー【−ブチル−4,4′
−ビフェノール2.8 t (7,04mmoL)、フ
ェノール12.84F、硫酸2滴を50−フラスコに入
れマグネカツクスターラーで攪拌しながら150℃で5
時間反応させた。反応終了後70℃まで反応混合物を冷
却し、この温度で2時間結晶を析出させた。結晶を析出
させた後70℃で熱時濾過しp、r/−ビフェノールの
組成物を得た。このものをトルエンで洗浄することによ
りP、P’−ビフェノール0、83 V (4,46m
moL、収率63%)を得た。
−ビフェノール2.8 t (7,04mmoL)、フ
ェノール12.84F、硫酸2滴を50−フラスコに入
れマグネカツクスターラーで攪拌しながら150℃で5
時間反応させた。反応終了後70℃まで反応混合物を冷
却し、この温度で2時間結晶を析出させた。結晶を析出
させた後70℃で熱時濾過しp、r/−ビフェノールの
組成物を得た。このものをトルエンで洗浄することによ
りP、P’−ビフェノール0、83 V (4,46m
moL、収率63%)を得た。
色は白色で、純度はガスクロマトグラフ分析の結果99
96以上であった。
96以上であった。
〔実施例−2〕
3.5.3’、 5’−テトラ−t−ブチル−4,4′
−ビフェノール2.27 t (5,54mmot八p
−tへプfk7 、T−/−ル9.22 f、硫酸2滴
を50−フラスコに入れマグ不チツクスターラーで攪拌
しながら200℃で3に#間反応させた。反応路7′M
70℃1で反応混合物を冷却し、この温度で2時間保持
し結晶を析出させた。この後70℃で熱時濾過し、分離
した結晶をトルエンで洗浄することにより白色のP、P
’ビフェノール0.743 f (3,99mmoL、
収率72%)を得た。純度は、ガスクロマトグラフ分析
の結果99%以上であった。
−ビフェノール2.27 t (5,54mmot八p
−tへプfk7 、T−/−ル9.22 f、硫酸2滴
を50−フラスコに入れマグ不チツクスターラーで攪拌
しながら200℃で3に#間反応させた。反応路7′M
70℃1で反応混合物を冷却し、この温度で2時間保持
し結晶を析出させた。この後70℃で熱時濾過し、分離
した結晶をトルエンで洗浄することにより白色のP、P
’ビフェノール0.743 f (3,99mmoL、
収率72%)を得た。純度は、ガスクロマトグラフ分析
の結果99%以上であった。
〔実施例3〕
3.5.3′、5′−テトラ−t−ブチル−4,4′−
ビフエノール80.45F(0,196mmot)、フ
ェノール160.44f、硫酸01−を300−の20
フラスコに入れ、窒素を吹込みながら180℃で5時間
反応させた。反応終了後、反応溶液を60℃に冷却し7
2時間結晶を析出させ、熱時濾過1゜P、P’−ビフェ
ノールを得た。このものをトルエンで洗浄1〜直空乾燥
し、p、p’−ビフェノール2863f (0,154
mot、収率7&5%)を得た。純度はガスクロマトグ
ラフ分析によって測定した結果99%以トであった。
ビフエノール80.45F(0,196mmot)、フ
ェノール160.44f、硫酸01−を300−の20
フラスコに入れ、窒素を吹込みながら180℃で5時間
反応させた。反応終了後、反応溶液を60℃に冷却し7
2時間結晶を析出させ、熱時濾過1゜P、P’−ビフェ
ノールを得た。このものをトルエンで洗浄1〜直空乾燥
し、p、p’−ビフェノール2863f (0,154
mot、収率7&5%)を得た。純度はガスクロマトグ
ラフ分析によって測定した結果99%以トであった。
〔実施例4〕
実施例3における熱時濾過の濾液に3,5.3’、 5
’−テトラ−t−ブチル−4,4′−ビフェノール50
、60 ? (0,123mol )を入れ、300−
の2「」フラスコで窒素を吹込みながら200℃で2時
間反応させた。反応混合物を60℃に冷却し、2時間結
晶を析出させ60℃で熱濾過し分離した結晶をトルエン
で洗浄した後乾燥[、p、p’−ビフェノール22.8
7 f (0,123mot、収率99.9(X)を4
友。純度はガスクロマトグラフ分析を行なった結果99
X以上でおった。
’−テトラ−t−ブチル−4,4′−ビフェノール50
、60 ? (0,123mol )を入れ、300−
の2「」フラスコで窒素を吹込みながら200℃で2時
間反応させた。反応混合物を60℃に冷却し、2時間結
晶を析出させ60℃で熱濾過し分離した結晶をトルエン
で洗浄した後乾燥[、p、p’−ビフェノール22.8
7 f (0,123mot、収率99.9(X)を4
友。純度はガスクロマトグラフ分析を行なった結果99
X以上でおった。
〔実施例5J
3.5.3’、 5’−テトラ−t−ブチル−4,4′
−ビフェノール2.062 t (5,02mmoL
)、0−クレゾール10042F、硫酸1滴を50−フ
ラスコに入れマグ不チツクスターラーで攪拌しながら1
70℃で3時間反応させた。反応終了後50℃まで反応
混合豐を冷却し、2時間結晶を析出させ50℃で熱時濾
過した。この結晶をトルエンで洗浄した後乾燥し、p、
p’−ビフェノール0.83 Of(4,46mmot
88.8%)を得た。純度はガスクロマトグラフ分析を
行なった結果99%以上であった。
−ビフェノール2.062 t (5,02mmoL
)、0−クレゾール10042F、硫酸1滴を50−フ
ラスコに入れマグ不チツクスターラーで攪拌しながら1
70℃で3時間反応させた。反応終了後50℃まで反応
混合豐を冷却し、2時間結晶を析出させ50℃で熱時濾
過した。この結晶をトルエンで洗浄した後乾燥し、p、
p’−ビフェノール0.83 Of(4,46mmot
88.8%)を得た。純度はガスクロマトグラフ分析を
行なった結果99%以上であった。
〔実施例6〕
3.5.3’、 5’−テトラ−t−ブチル−4,4′
〜ビフエノール10.049 (25,33mmot
)、アニノー/L−50,02f、 硫酸05vを10
0dフラスコに入れ、マグネチツクスターラーで攪拌し
ながら170 ℃で6時間反応させた。反応終了後50
℃−まで反応混合物を冷却し7、実施例5と同様の操作
でP、P′−ビフェノール4.32t(23,2mm1
916%ユ・を得た。純度はガスクロマトグラフ分析に
より99%以上であった。
〜ビフエノール10.049 (25,33mmot
)、アニノー/L−50,02f、 硫酸05vを10
0dフラスコに入れ、マグネチツクスターラーで攪拌し
ながら170 ℃で6時間反応させた。反応終了後50
℃−まで反応混合物を冷却し7、実施例5と同様の操作
でP、P′−ビフェノール4.32t(23,2mm1
916%ユ・を得た。純度はガスクロマトグラフ分析に
より99%以上であった。
〔実施例7」
3.5.3′、5′−テトラ−t−ブチル−4,4′−
ビフェノールI O,16479< 24.8mmot
)、p−メトキシフェノール49.9811?、硫酸0
.1−を100 rnlフラスコに入れマグネチツクス
ターラーで攪拌しながら150℃で1時間反応させた。
ビフェノールI O,16479< 24.8mmot
)、p−メトキシフェノール49.9811?、硫酸0
.1−を100 rnlフラスコに入れマグネチツクス
ターラーで攪拌しながら150℃で1時間反応させた。
反応終了後80℃に冷却1,7、この温度で2時間結晶
を析出させ、熱時濾過し、p、p’−ビフェノールを得
た。このものをトルエンで洗浄し、真空乾燥し、p、p
’ −ビフェノールZ91 t (15,6mmot収
率6 、(、I) 96)を得た。
を析出させ、熱時濾過し、p、p’−ビフェノールを得
た。このものをトルエンで洗浄し、真空乾燥し、p、p
’ −ビフェノールZ91 t (15,6mmot収
率6 、(、I) 96)を得た。
〔実施例8〕
3.5.3’、 5’ −テトラ−t−ブチル−4,4
′−ビフェノール14.048 f (34,2mmo
L )、 1.3−ジメトキシベンゼン48.364f
、硫酸1.0−を100s$7ラスコに入れマグネチツ
クスターラーで攪拌しながら170℃で2時間反応させ
た。反応終了後50℃に冷却し、実施例5と同様な操作
でp、p’−ビフェノール5.16 f (27,7m
moL。
′−ビフェノール14.048 f (34,2mmo
L )、 1.3−ジメトキシベンゼン48.364f
、硫酸1.0−を100s$7ラスコに入れマグネチツ
クスターラーで攪拌しながら170℃で2時間反応させ
た。反応終了後50℃に冷却し、実施例5と同様な操作
でp、p’−ビフェノール5.16 f (27,7m
moL。
収率810%)を得た。
〔実施例9〕
3.5.3’、 5’−テトラ−t−ブチル−4,4′
−ビフェノール2.25 f (5,49mmoL )
、フェノール&2Of、P−)ルエンスルホン酸021
tを50wt7ラスコに入れ、マグネチツクスターラー
で攪拌しながら、160℃で3時間反応させた。
−ビフェノール2.25 f (5,49mmoL )
、フェノール&2Of、P−)ルエンスルホン酸021
tを50wt7ラスコに入れ、マグネチツクスターラー
で攪拌しながら、160℃で3時間反応させた。
反応終了後60℃まで反応混合物を冷却し、この温度で
2時間保持し、結晶を析出させた。この後60℃で熱時
濾過し、分離した結晶をトルエンで洗浄し、白色のp、
p’−ビフェノール0.879 (4、67mmoL、
収率85%)を得た。純度はガスクロマトグラフ分析の
結果99%以上であった。
2時間保持し、結晶を析出させた。この後60℃で熱時
濾過し、分離した結晶をトルエンで洗浄し、白色のp、
p’−ビフェノール0.879 (4、67mmoL、
収率85%)を得た。純度はガスクロマトグラフ分析の
結果99%以上であった。
〔実施例10)
3.5.3’、 5’−テトラ−t−ブチル−4,4′
−ビフェノール2.22 f (5,41mmoL )
フェノール7.03f、メタンスルホン# 3 滴、フ
ェノール7、039を用い上記の方法と同様な操作で白
色のP、F/−ビフェノール0.85 t (4,54
mmot収率84%)を得た。純度はガスクロマトグラ
フ分析の結果99%以上であり九。
−ビフェノール2.22 f (5,41mmoL )
フェノール7.03f、メタンスルホン# 3 滴、フ
ェノール7、039を用い上記の方法と同様な操作で白
色のP、F/−ビフェノール0.85 t (4,54
mmot収率84%)を得た。純度はガスクロマトグラ
フ分析の結果99%以上であり九。
出顧人昭和電工株式会社
Claims (1)
- 3.5、ゴ、ぎ一テトラーt−ブチルー4.イービフェ
ノールをフェノールまたは1〜3の低級アルキル基もし
くは低級アルコキシ基で置換されたフェノールを溶媒に
用い、触媒として硫酸またはスルホン酸の存在下に12
0〜250℃の温度で脱ブチル化してp、P’−ビフェ
ノールを生成せしめた後、溶媒の融点〜80℃の温度で
濾過してP、y−ビフェノールを分離することを41徴
としたP、p−ビフェノールの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57073203A JPS58189127A (ja) | 1982-04-30 | 1982-04-30 | P,p′−ビフエノ−ルの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57073203A JPS58189127A (ja) | 1982-04-30 | 1982-04-30 | P,p′−ビフエノ−ルの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58189127A true JPS58189127A (ja) | 1983-11-04 |
JPH0322376B2 JPH0322376B2 (ja) | 1991-03-26 |
Family
ID=13511348
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57073203A Granted JPS58189127A (ja) | 1982-04-30 | 1982-04-30 | P,p′−ビフエノ−ルの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58189127A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63301837A (ja) * | 1987-06-02 | 1988-12-08 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | 高純度4,4′−ビフエノ−ル類の製造方法 |
US4804788A (en) * | 1986-11-07 | 1989-02-14 | Kureha Kagaku Kogyo K.K. | Preparation process of 4,4-dihydroxybiphenyl |
JPH0393737A (ja) * | 1989-09-05 | 1991-04-18 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | 4,4’‐ジヒドロキシビフェニルの製造方法 |
WO2002060848A1 (fr) * | 2001-01-31 | 2002-08-08 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Procede de production de 4,4'-biphenol |
JP2009215177A (ja) * | 2008-03-07 | 2009-09-24 | Fujifilm Corp | 炭酸エステルの精製方法および製造方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7184617B2 (ja) * | 2018-07-27 | 2022-12-06 | ローランドディー.ジー.株式会社 | クランプ部材及びメディア切断装置 |
-
1982
- 1982-04-30 JP JP57073203A patent/JPS58189127A/ja active Granted
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4804788A (en) * | 1986-11-07 | 1989-02-14 | Kureha Kagaku Kogyo K.K. | Preparation process of 4,4-dihydroxybiphenyl |
USRE33779E (en) * | 1986-11-07 | 1991-12-24 | Kureha Kagaku Kogyo K.K. | Preparation process of 4,4-dihydroxybiphenyl |
JPS63301837A (ja) * | 1987-06-02 | 1988-12-08 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | 高純度4,4′−ビフエノ−ル類の製造方法 |
JPH0393737A (ja) * | 1989-09-05 | 1991-04-18 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | 4,4’‐ジヒドロキシビフェニルの製造方法 |
WO2002060848A1 (fr) * | 2001-01-31 | 2002-08-08 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Procede de production de 4,4'-biphenol |
JP2009215177A (ja) * | 2008-03-07 | 2009-09-24 | Fujifilm Corp | 炭酸エステルの精製方法および製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0322376B2 (ja) | 1991-03-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4212997A (en) | Process for recovering 2,2-bis(4-hydroxyphenyl)propane from an adduct of 2,2-bis(4-hydroxyphenyl)propane and phenol | |
EP0265792B1 (en) | Process for crystallizing bisphenol-a | |
JPS58189127A (ja) | P,p′−ビフエノ−ルの製造法 | |
US4408087A (en) | Purification of bisphenol-A | |
US4529823A (en) | Purification of bisphenol-A | |
EP0109033A2 (en) | Purification of bisphenol-A | |
JPH0578270A (ja) | ビスフエノール類の精製方法 | |
JPH0124773B2 (ja) | ||
US4049721A (en) | Purification of crude 9,9-bis-(4-hydroxyphenyl)-fluorene | |
US4740634A (en) | Process for crystallizing bisphenol-A | |
US4156098A (en) | Purification of bisphenol-A | |
US4507509A (en) | Purification of bisphenol-A | |
US4414422A (en) | Purification of 4,4-dihydroxybiphenyl | |
JPS582236B2 (ja) | ジヒドロキシジフエニルスルホン異性体混合物から4,4′−ジヒドロキシジフエニルスルホンを単離する方法 | |
JPS6348261A (ja) | ビスフエノ−ルスルホン類の精製方法 | |
JPH0248543A (ja) | P,p´−ビフェノールの精製方法 | |
GB2088857A (en) | Process for Purifying Dihydroxydiphenyl Sulfone | |
US5994596A (en) | Method for preparing high purity indane bisphenols | |
JPH06107623A (ja) | 高純度2,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン類の製造方法 | |
CN100389102C (zh) | 一种制备双酚a的方法 | |
KR100425646B1 (ko) | 4,4'-비페놀의 제조 방법 | |
US5399783A (en) | Preparation of 6,6'-dihydroxy-3,3,3',3'-tetramethyl-1,1'-spirobiindane | |
JPH0446253B2 (ja) | ||
JP2582881B2 (ja) | テトラブチルビフェノールの脱ブチル化方法 | |
JPH0543511A (ja) | アルキルジカルボン酸ジアリールエステルの製法 |