JP7461358B2 - 膨張弁 - Google Patents

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Description

本発明は、流量調整が可能な膨張弁に関する。
従来、冷蔵庫やエアコン等に組み込まれている冷凍サイクル装置においては、凝縮機と蒸発機との間に設けた膨張機によって、凝縮機から出力された液冷媒が蒸発し易いように減圧しており、この膨張機には、流量調整が可能な膨張弁が用いられている。例えば、特許文献1の膨張弁にあっては、弁室と弁座とを有する本体部と、弁座に対して進退移動可能な弁体と、本体部に固定される有底円筒状のケースと、ケースの外側に配置される励磁部と、ケースの内側に回転自在に支持され励磁部によって回転駆動されるロータと、ロータの回転動作により回転されるねじ軸とを備え、このねじ軸によって、ロータの回転が弁体の直線方向の進退移動に変換されるようになっている。
また、この膨張弁では、ロータには太陽ギヤが形成され、この太陽ギヤに噛合するように遊星ギヤが配置され、さらに遊星ギヤに噛合するようにリングギヤが配置され、このリングギヤにねじ軸が連動するようになっている。これら太陽ギヤと遊星ギヤとリングギヤとにより構成される減速機構によりロータの回転速度が減速され、弁開度を細かく調整できるようになっている。
また、特許文献1にあっては、ねじ軸の先にロッド状の弁体が配置されており、これらねじ軸と弁体との間にはボールが介在されている。そのため、ねじ軸の回動力は弁体には伝わらず、ねじ軸に形成された雄ねじが本体部側の雌ねじに螺進することによる進行方向の力のみ弁体に伝達されるようになっている。また、弁体と本体部とには、ケース内部と弁室との間をシールするベローズの両端がそれぞれ固定されており、膨張弁を開方向に動作させるために、ねじ軸を回転させて退行方向へ移動させる際において、このベローズの弾性復帰力により、弁体とボールの当接状態が維持されるようになっている。
特開2006-226369号公報(第3頁、第1図)
しかしながら、特許文献1にあっては、弁体とボールとねじ軸とがそれぞれ別体であり、膨張弁を開方向に動作させる際には弁体をベローズの弾性復帰力により退行させる構成であることから、ねじ軸の退行移動よりも弁体の移動が遅れ、弁開度の調整の応答性が低下する虞がある。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、応答性よく流量調整が可能な膨張弁を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の膨張弁は、
弁室と弁座とを有する本体部と、前記弁座に対して進退移動可能な弁体と、前記本体部に固定されるケースと、該ケースの外側に配置される励磁部と、前記ケースの内側に回転自在に支持され前記励磁部によって回転駆動されるロータと、前記ロータの回転速度を減速させる減速機構と、前記減速機構により減速された回転駆動力によって駆動され前記弁体を進退させるねじ軸と、を備える膨張弁であって、
前記弁室には、前記ケース内部と前記弁室との間をシールするベローズが前記弁体に外嵌配置され、前記弁体は回動規制手段により前記本体部との相対回転が規制されている。
これによれば、ベローズによりケース内部と弁室との間がシールされ、弁室側へケース内部に用いられる潤滑剤等の漏出を防ぐことができる。加えて、弁体はねじ軸と直接螺合し、回転規制手段により弁体の本体部に対する相対的な回転が規制されており、ねじ軸の回転動作によって弁体が軸方向に進退移動させる構成となるため、弁開度の調整の応答性を高めることができる。
前記弁体は、前記本体部に形成された孔部に挿通され、前記孔部の内周面に案内されて進退動作されていてもよい。
これによれば、弁室を構成する本体部に形成された孔部の内周面に弁体を案内させることで、簡単な構造で弁体の直線方向への進退動作を安定させることができる。
前記ねじ軸には雄ねじが形成されており、前記弁体には前記雄ねじに螺合する雌ねじが形成されていてもよい。
これによれば、弁体は内側のねじ軸と、外側の本体部に形成された孔部とに、径方向に挟まれる態様で案内されるため、弁体の直線方向への進退動作を安定させることができる。
前記弁体と前記本体部とに、前記ベローズの両端がそれぞれ固定され、該ベローズが前記回動規制手段を構成してもよい。
これによれば、ケース内部と弁室との間をシールするベローズにより、弁体と本体部との相対回転を規制することができ、構造を簡素化することができる。
前記ベローズの一方端には固定リングが溶接固定されており、該固定リングが前記本体部に形成された環状凹部に密封状態で嵌着されており、前記ベローズの他方端は前記弁体に溶接固定されていてもよい。
これによれば、ベローズの一方端に固定リングを予め溶接固定しておき、本体部に形成された環状凹部に嵌着させることで、ベローズを容易に組付けすることができる。
本発明の実施例1における膨張弁を示す断面図である。 弁室周辺の構造を示す拡大断面図である。 ベローズと固定リングを示す図である。 減速機構を示す平面図である。 キャリアと遊星ギヤとを示す破断斜視図である。 ねじ軸と弁軸の動作を示す拡大断面図である。 本発明の実施例2における膨張弁を示す拡大断面図である。
本発明に係る膨張弁を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例1に係る膨張弁につき、図1から図6を参照して説明する。
図1に示される膨張弁1は、本実施例では冷凍サイクルを構成する膨張弁として採用されており、流路を流下する冷媒の流量を調整可能に開閉動作するものである。
図1に示されるように、膨張弁1は、励磁機構2と、励磁機構2内に挿嵌されるケース3と、ケース3とともに機械室Mを画成する基礎体4とハウジング5とからなる本体部6と、ケース3内部に配置される減速機構7と、減速機構7を介して回転動作されるねじ軸8と、ねじ軸8の回転動作に起因して直線方向に進退動作される弁体としての弁軸9と、本体部6と弁軸9とに渡設されるベローズ10と、弁軸9の当接部11が着座する弁座12bを構成する絞部材12と、から主に構成されている。
ハウジング5は、膨張弁1よりも上流側の流体が流入する1次ポートP1と、膨張弁1よりも下流側に流体を流下させる2次ポートP2とを備え、これら1次ポートP1と2次ポートP2とに連通し、外方(すなわち図1における上方)に開放された中空空間5aが形成されている。中空空間5aの開放側は内径が大きく形成されて段状の開口部5bを構成しており、この開口部5bに後に詳述する基礎体4のハウジング5側の円筒部4bが挿嵌・固定される。
ハウジング5と、基礎体4の円筒部4bとにより、1次ポートP1と2次ポートP2とに連通する弁室15が画成されている。
次いで、励磁機構2について説明する。励磁機構2は、コイルを備えるステータ21と、ステータ21を内装する樹脂製のモールド20と、から主に構成されている。ステータ21は、リード21aを有し、リード21aを介してコイルに通電がなされることにより励磁される。
モールド20は、合成樹脂により有底筒状に形成されステータ21がインサート成形により一体化されており、ケース3、基礎体4、減速機構7及び後に詳述するロータ13がその内側に収納されている。
次に、ケース3について説明する。ケース3は、非磁性の金属により有底筒状に形成されており、外方にラウンドした底部3aの中央部には外方向に凹む凹部3cが形成されている。この凹部3cには、後述するシャフト16の一方端部が回動自在に保持されている。
次に、基礎体4について説明する。基礎体4はモールド20側に開放される円筒部4aと、ハウジング5側に開放される円筒部4bが形成されている。これらモールド20側の円筒部4aとハウジング5側の円筒部4bとの間を仕切る受け部4cには軸方向に延びる孔部40(図2参照)が形成され、この受け部4cは、円筒部4a,4bの底部をそれぞれ構成している。
基礎体4のハウジング5側の円筒部4bは、延長方向の中央部に外径側に突出した大径部41を備え、大径部41がモールド20の開口側の端部に挿入されて基礎体4とモールド20とが接続されており、大径部41の外周に形成された環状の溝部内に配置されたOリング50により円筒部4bとモールド20との間がシールされている。モールド20は断面視L字状の保持金具22の保持片によって上面が支持されるとともに保持片に直交する垂下片がボルト23によりハウジング5に締結固定されており、モールド20はハウジング5から上方に脱落しないようになっている。
また、基礎体4のハウジング5側の円筒部4bの先端部は、ハウジング5に形成された開口部5bに挿入され、これら基礎体4とハウジング5とが接続されるようになっており、円筒部4bの先端部の外周に形成された環状の溝部内に配置されたOリング49により円筒部4bとハウジング5との間がシールされている。
ケース3の開口側の端部は、基礎体4の受け部4cの外周面に外嵌しており、受け部4cの外周面に形成された環状の凸条4dにケース3の開口側の端面が載置されている。
図2に示されるように、基礎体4の受け部4cに形成された孔部40には、ねじ軸8が挿通されている。ねじ軸8は、シャフト16に固定される頭部8aと、頭部8aよりも大径の胴部8bとを備え、胴部8bの外周面にねじ山を有する雄ねじ部8cが形成されている。また、孔部40は、ねじ軸8の胴部8bの外径より若干大きい内径を有するねじ軸案内部40aと、ねじ軸案内部40aよりもハウジング5側にて、弁軸9の外径より若干大きい内径を有する弁軸案内部40bを備えている。
ねじ軸8の胴部8bは、弁軸9の図示上端に形成されたねじ孔9aに挿通されており、ねじ軸8の胴部8bに形成された雄ねじ部8cがねじ孔9aの内周面にねじ山を有する雌ねじ部9cに螺合し、ねじ軸8と弁軸9とが接続されている。
弁軸9は、その軸方向に直線状の胴部9bとその先端に一体に当接部11が備えられており、当接部11を弁座12bに接離させることで開弁、閉弁および開度調整が可能となっている。また、弁軸9はその外径に対するその軸長が長尺に形成されている。当接部11は、ねじ軸8側に胴部9bよりも外径方向に突出する環状の鍔部11aを備え、この鍔部11aは先端に向かって漸次先細りする形状を成している。弁軸9の図示上端は、ねじ軸8の胴部8bと、弁軸案内部40bの内周面40eとによって、径方向に挟持される態様で案内されるため、直線方向への進退動作が安定する。
ハウジング5に形成された1次ポートP1に連通する段部5cには、絞部材12が固定されている。絞部材12は、弁軸9の軸心方向に沿って貫通する貫通孔12aを有する円筒状であり、貫通孔12aの内径は、ハウジング5の1次ポートP1の内径よりも小径に形成されている。また絞部材12の外周部は段部5cに密封状に固定されている。
また、絞部材12の貫通孔12aの上端は弁座12bとなっており、貫通孔12aの内径は弁軸9の当接部11の外径の最小径より大きく、最大径より小さく形成されている。そのため、当接部11が貫通孔12aの周縁の弁座12bに着座した際に、当接部11の一部が貫通孔12aの内部に挿入される構成となっているとともに、当接部11の貫通孔12aへの挿入深度によって、当接部11の貫通孔12aとの間の隙間である流路断面積が変動し、流量調整を行うことができる。
ケース3の内側には、ロータ13が配置されている。ロータ13は、基礎体4側に開口する有底円筒形状に形成されている。ロータ13の筒状壁部13aはケース3の筒状壁部3bと、基礎体4のモールド20側の円筒部4aとの間に配置されている。ロータ13の底部13bには、その中心部に回転軸部13cが筒状壁部3bと同軸かつ下方に延設されており、回転軸部13cにはシャフト16が挿通固定されている。
ロータ13の筒状壁部13aは永久磁石となっており、ロータ13はステータ21の励磁により回転する。より詳細には、ロータ13とステータ21はいわゆるステッピングモータを構成している。また、図4に示されるように、回転軸部13cの外周面には太陽ギヤを構成するギヤ部が形成されている。回転軸部13cの回転は減速機構7により減速されてねじ軸8に伝達される。減速機構7は、回転軸部13cの外周面に形成された太陽ギヤと、後に詳述するキャリア53、遊星ギヤ52、固定リングギヤ55、回転リングギヤ56、とにより構成されている。
基礎体4のモールド20側の円筒部4aの内側には、キャリア53(図4,5参照。)が配置されている。キャリア53は、ロータ13の回転軸部13cの根元側の大径部13dの端面と基礎体4の受け部4cとにより軸方向に挟持される態様で保持されている。図5に示されるように、キャリア53は、樹脂で円盤状に成形された蓋円盤53aと、蓋円盤53aと平行に対向する円盤状の支持円盤53cと、これら蓋円盤53aと支持円盤53cとにそれぞれ両端が固定された3本の支柱53bとによりユニット化されている。各支柱53bは、蓋円盤53aと支持円盤53cの周方向に3等配に配置されている。また、蓋円盤53aの中央部には、ロータ13の回転軸部13cが挿通可能な孔部53dが形成されている。
蓋円盤53aと支持円盤53cの周方向において、各支柱53b同士の間には、遊星ギヤ52がそれぞれ配置されている。遊星ギヤ52は、外周面に歯形を有する柱状体であり、その長手方向の両端部からそれぞれ突出する円柱状の軸部52aを有しており、これら軸部52aは蓋円盤53aと支持円盤53cに形成された軸支孔53eにそれぞれ挿入され、蓋円盤53aと支持円盤53cの間に遊星ギヤ52がそれぞれ回動可能に軸支されている。遊星ギヤ52は、ロータ13の回転軸部13cの外周面に形成されたギヤ部に噛合する。
また、図1に示されるように、キャリア53及び遊星ギヤ52の外径側には、そのモールド20側に固定リングギヤ55が、ねじ軸8側に回転リングギヤ56が、それぞれ配置されている。
図4を参照して、固定リングギヤ55は、樹脂で円筒形状に一体成型されており、キャリア53及び遊星ギヤ52の外径側に配置され、図示しない固定手段により基礎体4に対して回動不能に固定されている。また固定リングギヤ55の内周面には遊星ギヤ52と噛合するギヤ部を有している。
固定リングギヤ55の外周面には周方向に亘り外径方向に向けて突出する凸条55aが形成されており、この凸条55aが基礎体4のモールド20側の円筒部4aの内周面に周方向に亘り形成された凹溝44に嵌入されることで、固定リングギヤ55と回転リングギヤ56とが基礎体4のモールド20側の円筒部4a内に保持されている。
回転リングギヤ56は、樹脂で環状に一体成型されており、キャリア53及び遊星ギヤ52の外側に配置される筒状壁部56aと底部56bとを有して有底円筒形状に形成され、筒状壁部56aの内周面には遊星ギヤ52と噛合するギヤ部を有している。底部56bの中心部には、ねじ軸8の頭部8aが嵌着もしくは一体成形により固定されている。なお、ここでは図示しないが、ねじ軸8の頭部8aは底部56bと凹凸係合する形状を有し、回転リングギヤ56との相対回転が規制されている。前述のシャフト16はこの孔部56cに挿通されてねじ軸8に回転可能に固定されている。
図2に示されるように、弁軸9の外周にはベローズ10が配置されている。ベローズ10は、金属板をプレス加工して複数の山部100が連なる蛇腹状に形成される、いわゆる成形ベローズであり、その厚みが一定となっている。ベローズ10の長手方向の一方端部10aには、環状の固定リング18が一方端部10aの全周に亘り溶接固定されている。また、ベローズ10は弁室15と機械室Mとの隔壁として機能するので、弁室15内の冷媒と機械室M内のグリース等が混ざることがない。
基礎体4は、ハウジング5側の円筒部4bの内径側に、受け部4cから弁室15内に向けて突出する筒状の凸条19が形成されており、この凸条19の外周面19aと、ハウジング5側の円筒部4bの内周面40cと、受け部4cの底面42とより環状凹部30が構成されている。ベローズ10の一方端部10aに固定された固定リング18は、この環状凹部30内に挿入され、嵌着されている。また、固定リング18の外周面には、周方向に亘って凹溝が形成され、この凹溝内に配置された環状シール手段であるOリング51により、固定リング18の外周面とケース3内部とがシールされている。
ベローズ10の他方端部10bは、当接部11の鍔部11aの上面に他方端部10bの全周に亘り溶接固定されている。ベローズ10は、開弁状態で当接部11を閉弁方向に付勢するように、若干軸方向に収縮させた状態で固定リング18と鍔部11aとの間に配置されている。これによれば、固定リング18と鍔部11aに対する溶接部に離間方向の力が生じないため、溶接部の破損を防止できる。
また、基礎体4の受け部4cから弁室15内に向けて突出する凸条19には、下方かつ外径方向に開口する凹部43が形成されており、固定リング18の内周面には、内径方向に突出するとともに軸方向に延びる凸部18bが形成されている。これら基礎体4に形成された凹部43と固定リング18に形成された凸部18bとは、互いに係合、いわゆるキー係合することで基礎体4と固定リング18との相対的な回動を規制する回動規制手段を構成している。
このように、ベローズ10の長手方向の両端10a,10bが基礎体4と弁軸9とにそれぞれ固定されることで、ケース3内部と弁室15との間がシールされる。ケース3内部には、各ギヤ同士の噛合箇所やシャフト16等の可動部材に潤滑剤が使用されているが、ベローズ10により、ケース3内部の潤滑剤が弁室15に漏出することが防止されている。
加えて、当接部11を有する弁軸9は、ねじ軸8と直接螺合し、ベローズ10により弁軸9の本体部6に対する相対的な回動が規制される構成であるため、すなわちベローズ10も回転規制手段を構成しているため、図6に示されるように、ねじ軸8の回転動作によって、このねじ軸8に螺合された弁軸9が、回転することなく軸方向に直線状に進退移動させる構成となり、弁開度の調整の応答性を高めることができる。
また、ベローズ10は、金属製であるため、捻じれ応力への剛性が高く、弁軸9の本体部6に対する相対的な回動を強固に規制することができる。
また、ベローズ10は、金属板をプレス加工して複数の山部100が軸方向に連なる蛇腹状に形成されており、その厚みが一定となっているため、捻じれ応力への剛性をベローズ10の長手方向に亘って均一に高めることができ、局部変形を防止して、応答性を高めることができる。
また、ベローズ10の一方端に固定リング18を予め溶接固定しておき、固定リング18を基礎体4に形成された環状凹部30にOリング51を介して嵌着させる構成としたことで、ベローズ10の組付けを容易に行うことができる。
また、図2及び3に示されるようにベローズ10の一方端部10aと他方端部10bは山部100を構成する平坦面100aを固定リング18と鍔部11aに面接させて、平坦面100aの全周に亘り溶接固定されている構成であるため、接触面積を大きくできるとともに、外径が大きい山部100にて溶接部を大きく確保して、これらベローズ10と固定リング18及び鍔部11aとの固定強度を高め、ベローズ10が弁軸9の回動規制に寄与することができる。
また、弁軸9は、その外周面が基礎体4の受け部4cに形成された孔部40に挿通され、孔部40における弁軸案内部40bの内周面に案内されて進退動作され、当接部11を案内する構造が弁室15内における当接部11の周辺に配置されない構成である。そのため、当接部11の周辺の空間を有効に活用することができ、2次ポートP2の配置自由度を高くできる。加えて、当接部11を案内する構造が弁室15内に設けられないことで、弁室15の容量を確保できるため、弁室15の径方向の寸法を小さく設計することもできる。
また、ハウジング5の中空空間5aに、基礎体4のハウジング側の円筒部4bが挿入され、中空空間5aと円筒部4bとにより、1次ポートP1と2次ポートP2とに連通する弁室15が画成されている。これによれば、弁室15の容積を確保しながら、膨張弁1におけるハウジング5より外方に突出する寸法を小さくすることができる。
次に、実施例2に係る膨張弁につき、図7を参照して説明する。尚、前記実施例と同一構成で重複する構成の説明を省略する。
図7に示されるように、弁軸9の外周面には、上方かつ外径方向に開口する凹部45が形成されており、基礎体4の受け部4cから弁室15内に向けて突出する凸条19の弁軸案内部40bには、内径方向に突出する凸部46が形成されている。これら弁軸9に形成された凹部45に基礎体4に形成された凸部46とは、互いに係合することで基礎体4と弁軸9との相対的な回動を規制する回動規制手段を構成している。
このように回動規制手段を構成した場合には、基礎体4に形成された凹部43と固定リング18に形成された凸部18bの構成を省略してもよい。尚、弁軸9と基礎体4の凸条19とに形成される回動規制手段の構成はこれに限らず、例えば凸条19に径方向に貫通する孔を形成し、この孔と弁軸9の外周面に形成した凹部とにそれぞれ挿入されるピンを用いて回動規制手段を構成してもよい。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、弁軸9と本体部6との回動規制手段は、基礎体4に形成された凹部43と固定リング18に形成された凸部18bとを係合させる構成で説明したが、これに限らず、例えば固定リング18を本体部6に形成された環状凹部30に圧入もしくはカシメ、または溶接により固定することで、ベローズ10を弁軸9と本体部6との回動規制手段として機能させる構成としてもよい。
また、回転規制手段をベローズ10のみによって構成してもよい。
また、ベローズ10は弁軸9のストロークを確保しつつ弁軸9の回転規制機能を兼ねるためには、ベローズ10の内径の10倍以下の軸方向の寸法を有するプロポーションであることが好ましい。
また、固定リング18を環状凹部30に全周に亘り溶接することで、固定リング18に形成される凹溝18aとOリング51とを省略してもよい。
また、ベローズ10は、金属板をプレス加工して山と谷が交互に連なる蛇腹状に形成される成形ベローズに限らず、波付プレスされたディスク状の金属板を積層、溶接して構成される溶接ベローズでもよい。
また、ベローズ10は、金属製に限らず、ねじり方向の剛性が高ければどのような構成であってもよく、例えば合成樹脂からなる蛇腹状の筒状体に螺旋状の構造材等を内蔵もしくは外装して構成されていてもよい。この場合、螺旋状の構造材を基礎体4と当接部11に溶接固定することが好ましい。
また、ベローズ10は、平面視で正円となる構成に限らず、例えば平面視で二面幅形状となるように形成することで、捻じれ応力に対する剛性をさらに向上させることができる。
また減速機構7の構成については、ロータ13の回転軸部13cの回転を減速させる構成であれば、前記実施例の構成に限らない。
また、ケース3、基礎体4、ロータ13等の構成は、ロータ13の回転動作が減速機構7を介してねじ軸8に伝えられる構成であれば、前記実施例の構成に限らない。
また、ねじ軸8が雄ねじ部8cを有するとともに弁軸9が雌ねじ部9cを有する構造に限られず、ねじ軸8が雌ネジ部を有するとともに弁軸9が雄ネジ部を有していてもよい。
1 膨張弁
2 励磁機構(励磁部)
3 ケース
4 基礎体
4a モールド側円筒部
4b ハウジング側円筒部
4c 受け部
4d 凸条
5 ハウジング
5b 開口部
5a 中空空間
6 本体部
7 減速機構
8 ねじ軸
8c 雄ねじ
9 弁軸(弁体)
9c 雌ねじ
10 ベローズ(回転規制手段)
11a 鍔部
11 当接部
12 絞部材
12a 貫通孔
12b 弁座
13 ロータ
13a 筒状壁部
13c 回転軸部
15 弁室
16 シャフト
18 固定リング
18b 凸部(回転規制手段)
19 凸条
20 モールド
21 ステータ
30 環状凹部
40 孔部
40a 軸案内部
40b 弁軸案内部
40e 内周面
43 凹部(回転規制手段)
44 凹溝
45 凹部(回転規制手段)
46 凸部(回転規制手段)
51 Oリング
52 遊星ギヤ
53 キャリア
53b 支柱
55 固定リングギヤ
56 回転リングギヤ
100 山部
100a 平坦面
M 機械室
P1 1次ポート
P2 2次ポート

Claims (5)

  1. 弁室と弁座とを有する本体部と、前記弁座に対して進退移動可能な弁体と、前記本体部に固定されるケースと、該ケースの外側に配置される励磁部と、前記ケースの内側に回転自在に支持され前記励磁部によって回転駆動されるロータと、前記ロータの回転速度を減速させる減速機構と、前記減速機構により減速された回転駆動力によって駆動され前記弁体を進退させるねじ軸と、を備える膨張弁であって、
    前記弁室には、前記ケース内部と前記弁室との間をシールするベローズが前記弁体に外嵌配置され、前記弁体は回動規制手段により前記本体部との相対回転が規制されており
    前記弁体の一方の端部に前記弁座に当接する当接部を備え、前記当接部と前記弁体の他方の端部との間に前記ベローズが外嵌配置されており、
    前記弁体は、前記ベローズよりも前記他方の端部側のみが前記本体部側の孔部に案内され進退動作する膨張弁。
  2. 前記弁体は、前記本体部に形成された孔部に挿通され、前記孔部の内周面に案内されて進退動作されている請求項1に記載の膨張弁。
  3. 前記ねじ軸には雄ねじが形成されており、前記弁体には前記雄ねじに螺合する雌ねじが形成されている請求項2に記載の膨張弁。
  4. 前記弁体と前記本体部とに、前記ベローズの両端がそれぞれ固定され、該ベローズが前記回動規制手段を構成している請求項1ないし3のいずれかに記載の膨張弁。
  5. 前記ベローズの一方端には固定リングが溶接固定されており、該固定リングが前記本体部に形成された環状凹部に密封状態で嵌着されており、前記ベローズの他方端は前記弁体に溶接固定されている請求項1ないし4のいずれかに記載の膨張弁。
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