JP7460114B2 - ロック機能付き包装箱、製函前ボックス及びブランクシート - Google Patents
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Description
ロック機能付包装箱の一例としては、包装箱の互いに重なり合う紙片の一方を谷折りにし他方を山折りにして引っ掛け合うものなどがある(例えば下記特許文献1)。
そこで、本発明は、蓋を閉じる通常の動作だけで簡単に閉蓋状態をロックすることができるブランクシート、製函前ボックス及び包装箱を提供する。
この構成によれば、係止固定片を被係止孔又は凹所に確実に係止しやすくなる。
この構成によれば、差し込み孔又は差し込みスリットによって差し込みフラップの挿入方向をガイドすることができる。
この構成によれば、内フラップが包装箱の収容部内に押し込むことができるので、差し込みフラップを挿入しやすくなる。
この構成によれば、予め係止固定片を避けつつ差し込みフラップの挿入を行わせることが可能となる。
この構成によれば、係止固定片を被係止孔若しくは被係止凹所との係止を確実に行うことができる。
この構成によれば、底面部に切り込みを形成し、ブランクシートを折り畳む際に切り込みに取り囲まれた部分に接着剤を塗布するだけで係止固定片を設けることができる状態を作成することができる。
この構成によれば、側板フラップに切り込みを形成し、ブランクシートを折り畳む際に切り込みに取り囲まれた部分に接着剤を塗布するだけで係止固定片を設けることができる状態を作成することができる。
ブランクシート2は、側板3~6と、側板3の上端縁3aに連接した内側天板7Aと側板5の上端縁5aに連接した外側天板7Bと、側板3~6の各下端縁3c~6cに連設した第1から第4の底フラップ11~14とを主として有している。
ブランクシート2は、剛性のある紙製又は合成樹脂製の1枚のシートを型抜きし,スリットや破断線を入れて形成されている。
側板フラップ8は、側板5側の角部が隣接する板部に一部切り取られた形状を有している。
側板4と側板フラップ8との間の折り曲げ線4aの中央部分には、後述する差し込みフラップ21を受け入れる差し込みスリット15が形成されている。
側板フラップ8には、差し込みスリット15を下底辺とする略台形形状の内フラップ16が形成されている。
内フラップ16は、折り曲げ線16cを中心として上下動できるようになっている。
側板6に連接している側板フラップ9は、側板フラップ8と左右対称に形成されている。
内側天板7Aは、側板フラップ8,9の延出寸法の2倍程度の延出寸法で、図7に示すように側板3~6を筒体10に組み立てた際に内側天板7Aの先端縁19a(図2参照)が差し込みスリット15の遠い方の端部15dに達する程度に設定されている。
外側天板7Bの延出方向のやや基端側には、基端縁に平行な折り曲げ線20dが形成されている。
外側天板7Bには、上端縁5aの中央付近の互いに離間する2点p,pから、差し込みフラップ21の外端縁21yと側辺20bとの交点に向けて破断線22,22が形成されている。
差し込みフラップ21は、外側天板7Bの側辺20bを下底辺とし、突出方向にややすぼむ略台形に形成されている。
側板3の下端縁3cに連設している第1底フラップ11は、側板の3の下端縁3cを下底辺とする概略台形で傾斜辺40d,40fが一部段差部を有しているベース部40と、ベース部40の第2の内側傾斜辺40fから突出した連動結合部41と、第1の内側傾斜辺から突出した係止小片42とを有している。
連動結合部41は、第2底フラップ12と接合してこれらと連動するよう構成されている。
第3底フラップ13は、第1底フラップ11と同形状に形成されている。第3底フラップ13の連動結合部41は、第4底フラップ14と接合してこれらと連動するよう構成されている。
第2底フラップ12の内面側のほぼ中央部分には、係止固定片30を切り出して設ける切り込み30aが形成されている。係止固定片30を形成する切り込み30aは、ブランクシート2の状態で上方にすぼむ略ベース型に形成されている。
第4底フラップ14は、第2底フラップ12と同形状に形成されている。第4底フラップ14にも、第2底フラップ12と同様の係止固定片30を形成する切り込み30aが形成されている。
ブランクシート2の第1底フラップ11から第4底フラップ14を側板3~6の各下端縁3c~6cで側板3~6の内面側(すなわち図2に表示されている面の反対側)に折り曲げる。下端縁3c~6cで折り曲げられた第1底フラップ11と第3底フラップ13の連動結合部41を第2の内側傾斜辺40fにおいて更に第1底フラップ11及び第3底フラップ13の外面側に折り曲げ、各連動結合部41の面上(すなわち内面側)に接着剤を塗布しておく。
そこで、収容部Sに不図示の被梱包物を入れ、図7に示すように、側板フラップ8,9及び内側天板7Aを各側板に対し約90°に折り曲げて上端側開口部の一部を覆う。
包装箱1を開口するにあたっては、図9に示すように、側板5に形成された破断線22に囲まれた部分を押して側板5の上部を破断し、破断により形成された孔から外側天板7Bの破断線22,22に沿って外側天板7Bを破ることによって開口することができる。
図10及び図11に示すように、本実施形態のブランクシート2a,2bは、蓋部2bが筒体10と別個に設けられている点で内側天板7A及び外側天板7Bを側板3,5に連接させた第1の実施形態と異なっている。また、本実施形態では、切り込み30aを側板フラップ8,9に設けた点で、係止固定片30を形成する切り込み30aを底フラップに形成した第1の実施形態と異なっている。
製函時には、製函前ボックスの側板3~6を立体にして、筒体10と底面部55を形成する。側板フラップ8,9は、手で引き起こす。
以上の構成を有する包装箱、製函前ボックス及びブランクシート2a,2bによっても、第1の実施形態と同様の作用及び効果を奏する。
1a 製函前ボックス
2 ブランクシート
3,4,5,6 側板
15 差し込みスリット
16 内フラップ
17 差し込み孔
21 差し込みフラップ
29 被係止孔
30 係止固定片
40 底面部
50 蓋部
55 底面部
Claims (9)
- 底面部と、前記底面部を取り囲んで立ち上がる側板と、前記側板に沿って差し込まれる差し込みフラップを有する蓋部とを有し、
前記差し込みフラップを沿わせる側板の内面には、前記差し込みフラップを係止させるように、前記底面部の一部が分離して貼着した係止固定片が設けられ、
前記差し込みフラップには、前記側板に重ねられた際に前記係止固定片を受け入れ、前記係止固定片に係止する被係止孔又は被係止凹所が形成されているロック機能付き包装箱。 - 前記差し込みフラップを沿わせる前記側板は、前記側板に対して角度を成して折り曲げられる側板フラップを前記側板の上端縁に有し、
前記上端縁に前記差し込みフラップの差し込み孔又は差し込みスリットが形成されている請求項1に記載のロック機能付き包装箱。 - 前記側板フラップには、前記差し込み孔又は前記差し込みスリットを形成している外縁を一部として形成され、前記外縁側を自由端として上下動可能な内フラップが形成されている請求項2に記載のロック機能付き包装箱。
- 前記蓋部は、一の前記側板の上端縁に回動自在に連結しており、
前記係止固定片は、前記側板の上端縁に沿う上端面を有し、
前記差し込みフラップの先端部は、前記蓋部を回動して閉じる際に、前記側板の幅方向に視て前記上端面が配された範囲に最初に達する角部を有する請求項1から3のいずれか一項に記載のロック機能付き包装箱。 - 前記係止固定片は、前記側板の上端縁から下端縁に向かって窄む形状の先端部を有している請求項1から4のいずれか一項に記載のロック機能付き包装箱。
- 請求項1から5のいずれか一項に記載のロック機能付き包装箱を組み立て可能に折り畳まれ、
係止固定片が設けられる側板には、製函前の折り畳み時に底面部の一つが重ねられており、
前記底面部は、製函前の折り畳み時に前記側板に貼着した部分を有し、
前記貼着した部分は、製函時に当該底面部から切り離されて前記側板に貼着した状態を維持し、前記係止固定片を形成する切り込みに取り囲まれている製函前ボックス。 - 係止固定片が設けられる側板には、製函前の折り畳み時に側板フラップの一つが重ねら
れており、
前記側板フラップは、製函前の折り畳み時に前記側板に貼着した部分を有し、
前記貼着した部分は、製函時に当該側板フラップから切り離されて前記側板に貼着した状態を維持し、前記係止固定片を形成する切り込みに取り囲まれている請求項2,3又は請求項2若しくは3に従属する請求項4のいずれか一項に従属する請求項6に記載の製函前ボックス。 - 請求項2,3又は請求項2若しくは3に従属する請求項4のいずれか一項に記載のロック機能付き包装箱を組み立て可能に折り畳まれ、
係止固定片が設けられる側板には、製函前の折り畳み時に側板フラップの一つが重ねら
れており、
前記側板フラップは、製函前の折り畳み時に前記側板に貼着した部分を有し、
前記貼着した部分は、製函時に当該側板フラップから切り離されて前記側板に貼着した状態を維持し、前記係止固定片を形成する切り込みに取り囲まれている製函前ボックス。 - 請求項6から8のいずれか一項に記載の製函前ボックスを形成するブランクシート。
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