JP7459258B2 - 空気調和機 - Google Patents

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    • F24F13/00Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
    • F24F13/20Casings or covers

Description

本開示は、空気調和機の構造に関し、特に制御箱の配置に関する。
従来の空気調和機においては、モーターとファンをプーリーとベルトでつながれ、風路と区切られたドレンパンの下側の空間に制御箱を配置した構造が知られている。
また、冷房や暖房を行うために室内に設置され、モーターとファンとを直結してモーターのインバーター制御を行う空気調和機にあっては、制御箱内に設置されるインバーター基板を冷却する必要がある。例えば、空気調和機は、制御箱のヒートシンクを風路内に配置することにより制御箱内部のインバーター基板の冷却を行っている(例えば特許文献1)。
特許第6123585号公報
特許文献1に係る空気調和機は、熱交換器の下流の2次側領域に配置された送風機の前側にインバーター基板を実装している制御箱が配置されている。そして、制御箱は、筐体の梁と四隅でねじ止め固定されており、吹出口が配置されている筐体の正面から見たときに、送風機の一部を隠すように配置されている。このような構造では、筐体の内部のファンやモーターのメンテナンス及びファンなどの洗浄を行う際に、制御箱は、筐体から取り外される必要がある。特に衛生面の管理が厳しい食品工場などでは、空気調和機の内部を定期的に洗浄する。よって、特許文献1に開示されている空気調和機では、洗浄作業が煩雑となり、洗浄作業の効率が下がるという課題があった。
一方、制御箱を風路外に配置した空気調和機においては、制御箱内に設置したインバーター基板を冷却するためのヒートシンクに風が流れにくく、インバーター基板を冷却することができない。そのため、空気調和機の運転が適切に行うことができないという課題があった。
本開示は、上述の課題を解決するものであり、制御箱の内部の冷却を確保しつつ、筐体内部の洗浄作業を阻害しない空気調和機を提供することを目的とする。
本開示の空気調和機は、筐体の内部に設置された熱交換器と、前記熱交換器の下方に設けられたドレンパンと、前記熱交換器の上方に配置された送風機と、前記筐体の内部の配線が接続される制御箱と、を備え、前記制御箱は、前記送風機及び前記熱交換器が配置されている風路において、前記熱交換器よりも下流であって前記送風機の水平方向に並べて配置されており、水平方向に動かせるスライド構造を備え、前記スライド構造は、前記筐体の梁に固定されたレールと、前記制御箱の底面に固定されたスライドレールと、を備え、前記スライドレールは、前記筐体の前後方向に沿って延び、水平方向に貫通する長孔が形成され、前記長孔は、前記レールに螺合して固定されたねじが挿通され、前記制御箱は、前記ねじを緩め前記筐体の前板を取り外した状態で前方向に水平に引き出し可能であ前記制御箱は、前記筐体の天面から見たとき、前記筐体の前記前後方向において前側の領域が後側の領域よりも前記前後方向に直交する方向の幅が広いL字形状である
本開示の空気調和機によれば、上記の様に制御箱が配置されているため、制御箱の内部の基の冷却を確保しつつ、筐体の内部の洗浄時に制御箱が洗浄作業を阻害しない。
実施の形態1に係る空気調和機100を示す斜視図である。 図1の空気調和機100の前板2を取り外した斜視図である。 実施の形態1に係る空気調和機100の熱交換器6の2次側領域の構造を示す正面図である。 図3においてファンケーシング50を取り外した状態の正面図である。 実施の形態1に係る制御箱8の外観を示す斜視図である。 図5の制御箱8から制御箱カバー8bを取り外した状態の斜視図である。 実施の形態1に係る空気調和機100の断面図である。 実施の形態1に係る制御箱8を引き出した状態の斜視図である。 実施の形態2に係る空気調和機200の前板2を取り外した状態の斜視図である。 実施の形態2に係る空気調和機200のサイドパネル3aを外した状態の斜視図である。 実施の形態2の筐体1に取り付けられた状態の制御箱208の斜視図である。 図11の制御箱208をユニット前方へ開いた状態の斜視図である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る空気調和機100を示す斜視図である。図2は、図1の空気調和機100の前板2を取り外した斜視図である。実施の形態1に係る空気調和機100は、筐体1の内部に、送風機5、熱交換器6、及び熱交換器6からの凝縮水を回収するドレンパン7を備える。空気調和機100は、筐体1の前板2bに形成された吸入口20から空気を取り込む。吸入口20の内部には熱交換器6が配置されている。筐体1の内部には、前板2に形成された吸入口20から天板4に形成された吹出口40に至る風路が形成されている。筐体1の内部に取り込まれた空気は、熱交換器6を通過し調和され、筐体1の天板4に形成された吹出口40から吹き出す構造になっている。なお、以下の説明において、筐体1の前板2が配置されている側を前側、前板2と対向する側を背面側、と呼ぶ。また、筐体1の左側及び右側は、筐体1を前板2に向かって見た時の左右に対応している。つまり、x軸の正方向であるx方向が右、x軸に沿った逆向きが左である。なお、xz軸により定義される平面に平行な方向を水平方向、y方向を上とする。
熱交換器6は、筐体1の前板2が配置されている側から見て、吸入口20の裏側に配置されている。送風機5は、2つの送風機5a及び5bを含み、熱交換器6の上方に配置されており、吹出口40と熱交換器6との間に位置している。送風機5は、ファン51(図4参照)とモーター9(図3参照)とが連結されており、モーター9をインバーター制御してファン51を駆動している。吸入口20から流入した空気は、筐体1の内部において傾斜して配置されている熱交換器6を通過して筐体1の内部を上方に流れる。熱交換器6を通過した空気は、送風機5のファンケーシング50の内部に流入し、ファン51により吹出口40から吹き出される。ドレンパン7は、筐体1の内部において傾斜して配置されている熱交換器6の下方で流下する水分を捕集できるように配置されている。なお、実施の形態1において、ファン51はシロッコファンにより構成されている。
図3は、実施の形態1に係る空気調和機100の熱交換器6の2次側領域の構造を示す正面図である。図4は、図3においてファンケーシング50を取り外した状態の正面図である。ここで、熱交換器6の2次側領域とは、筐体1の内部において熱交換器6を通過した空気が存在する領域を意味する。なお、熱交換器6の1次側領域は、熱交換器6を通過する前の空気が存在する領域を意味する。つまり、1次側領域は、筐体1の内部の風路において熱交換器6よりも上流の領域である。2次側領域は、筐体1の内部の風路において熱交換器6よりも下流の領域である。
熱交換器6の2次側領域は、モーター9と、モーター9に直結されたファン51と、ファン51の周囲を覆い天板4に固定されたファンケーシング50と、が設置されている。実施の形態1においては、x方向に2つの送風機5a及び5bが並べられている。制御箱8は、これらの送風機5の水平方向、即ちx軸に沿って送風機5と共に並べて配置されている。送風機5の側方に制御箱8が配置されているため、前板2を取り外して送風機5周辺をメンテナンスする際に、制御箱8を空気調和機100から取り外す必要が無く、メンテナンスの作業性が向上する。また、制御箱8の配線取出し口(図示なし)及びモーター9を養生すれば、送風機5周辺の洗浄も容易に行える。なお、実施の形態1において、ファンケーシング50は、空気調和機100の前後方向に分割して取り外し自在に構成されているため、内部のファン51の洗浄などのメンテンナンスが可能である。ここで、空気調和機100の前後方向とは、図1及び図2に示されているz軸に沿った方向である。
熱交換器6の1次側領域には、ドレンパン7が配置されている。熱交換器6及びドレンパン7は、凝縮水で粉塵やゴミなどが付着しやすい。そのため、熱交換器6の1次側領域は、洗浄頻度が高い。空気調和機100において熱交換器6の1次側領域であってドレンパン7の上方に制御箱8を設置した場合、制御箱8が熱交換器6及びドレンパン7の洗浄の妨げとなり、洗浄作業が煩雑になる。また、洗浄作業において制御箱8に洗浄水が大量にかかると制御箱8の内部に水が侵入する。これにより空気調和機100の故障の原因となるため、洗浄作業の際には、制御箱8の養生が必要となる。実施の形態1に係る制御箱8は、洗浄頻度が高い1次側領域ではなく、2次側領域に配置されることにより、空気調和機100のメンテナンス作業を容易にできる。また、制御箱8は、2次側領域に配置されることにより、冷却の効率も高くできる。
図5は、実施の形態1に係る制御箱8の外観を示す斜視図である。図6は、図5の制御箱8から制御箱カバー8bを取り外した状態の斜視図である。制御箱8は、空気調和機100の天面側から見たときにL字形状となっている。制御箱8は、L字形状となっており、z方向における手前側の領域がz方向おける奥側の領域よりもx方向に広く形成されている。従って、制御箱8は、空気調和機100が設置されている現地で操作することが多い基板類が制御箱8内の手前側に配置され、現地で操作することがない基板類が奥側に配置されている。制御箱8の内部においてこのように基板類を配置することにより、現地での作業スペースを確保しつつ、制御箱8の小型化が可能となる。つまり、空気調和機100は、筐体1内において制御箱8の配置の省スペース化を図ることができる。図6に示される様に、実施の形態1においては、制御箱8の外部と接続する配線及び各基板類と接続する配線が接続されている端子台80が、制御箱8のz方向の手前側の領域に配置されている。
制御箱8の送風機5に対向している側面8iには、ヒートシンク8cが設置されている。ヒートシンク8cは、送風機5に近い側面8iに設置されているため、送風機5に向かって流れる空気の一部をヒートシンク8cに流すことができる。これにより、制御箱8の内部に設置されているインバーター基板(図示なし)を冷却できる。また、送風機5周辺の洗浄の際に、ヒートシンク8cも洗浄することができる。そのため、ヒートシンク8cに汚れが堆積することによる冷却効果の低下を抑えられる。制御箱本体8aは、例えば板金部材を組み合わせて箱体となっている。制御箱本体8aは、ヒートシンク8cの周囲の隙間にシリコンコーキングを充填して水の侵入を防いでいる。これにより、板金部材を組み合わせた制御箱本体8aの外側に設置されているヒートシンク8cの洗浄ができる。
端子台取付部8dは、制御箱本体8aとねじ止め固定されており、制御箱本体8aから着脱自在に構成されている。また、端子台80と制御箱8の内部の基板類とを繋ぐ配線はコネクターにより接続されており、端子台80及び基板類の少なくとも一方から取り外し可能となっている。制御箱左側面パネル8eは制御箱本体8aとねじ止めされており取り外し可能である。また、内部の配線は取り外した時に張力が掛からないように余剰を持った配線長さとしている。
図7は、実施の形態1に係る空気調和機100の断面図である。図7は、送風機5から制御箱8を見た状態の断面図である。実施の形態1においては、制御箱8は、スライド構造により、筐体1の前後方向、つまりz軸に沿ってスライドできる。従って、制御箱8は、メンテナンスの際、前板2を取り外した筐体1の前方向に引き出し可能である。制御箱8の底面にはスライドレール8fが固定されている。スライドレール8fは、コの字形状になるように板材を折り曲げて形成され、制御箱本体8aに溶接されている。スライドレール8fは、空気調和機100の正面から見たときに、制御箱本体8aの底面に接合されている板状の接合部の両端から下方に2つの板状部材8kが延びている。スライドレール8fの2つの板状部材8kは、z方向に延び、x方向に向けて配置された板面に長孔8gを設けたものである。
筐体1は、内部の梁部材30に図7の断面図においてZ形状のレール10を備える。レール10は、梁部材30に固定されている。レール10は、梁部材30からz方向に延びる第1部分10aと、第1部分10aの端部からy方向に延びる第2部分10bと、第2部分10bの上端からz方向に延びる第3部分10cと、を備える。第3部分10cのz方向の端部は、固定部10dとなっている。第1部分10a及び第2部分10bのように、レール10のz方向側の部分が制御箱8から下方に離れて位置しているため、制御箱8のz方向側の制御箱本体8aの底部に形成されている端子台取付部8dの下方に配線取り回し用のスペースが確保できる。言い換えると、制御箱8が引き出される方向のレール10の一部が制御箱8の底面から下方に離れて形成されたレール10は、端子台取付部8dの下方に配線取り回し用のスペースを形成している。
制御箱8のスライドレール8fと筐体1に固定されたレール10とは、側面からねじ止めして固定できる構造となっている。また、制御箱8のスライドレール8fは、x方向を向いた側面に貫通する長孔8gが形成されている。長孔8gは、z方向において制御箱8のスライド量に応じた長さに形成されている。x方向に長孔8gを貫通し、レール10にねじ込まれているねじ8hを緩めることで、制御箱8は、z軸に沿ってスライドできる。
制御箱8を筐体1の前後方向にスライドできる構造とすることで、作業者は、制御箱8を空気調和機100から降ろすことなく基板のメンテナンスを行える。また、筐体1の前板2を外して筐体1の内部を見た際に、制御箱8で隠れている領域の洗浄が可能となる。また、制御箱8をz方向手前側に引き出した際に、緩めておいたスライドレール8fのねじ8hを締めることにより、制御箱8を固定できるため、メンテナンス時に制御箱8を固定する台などを他に用意する必要が無い。
図8は、実施の形態1に係る制御箱8を引き出した状態の斜視図である。制御箱本体8aに端子台取付部8dを固定しているねじ及び端子台80と制御箱8内の他の基板類とを繋ぐコネクターを取り外すと、配線を端子台80から取り外すことなく、スライドレール8fに沿って制御箱8を手前に引き出すことができる。また、制御箱左側面パネル8eは制御箱本体8aにねじ止めされている。制御箱8を引き出し、制御箱左側面パネル8eを取り外すと、制御箱8の左側面を開くことができる。制御箱8を引き出した状態で制御箱8の左側面を開くことにより、制御箱8の内部の基板類へのアクセスを容易にし、制御箱8のメンテンナンスの作業性が向上する。
制御箱8の端子台取付部8dと制御箱本体8aとの合わせ面、制御箱左側面パネル8eと制御箱本体8aとの合わせ面及び制御箱カバー8bと制御箱本体8aの合わせ面は、シール材を貼り付けてある。シール材は、送風機5を洗浄する際に制御箱8に水が掛かっても制御箱8の内部への水の浸入を防止する。制御箱8の配線取り込み口8jには配線を包むような形状のゴムブッシュが配置されている。配線が内部に通されたゴムブッシュを結束部材により外周から括ることにより、配線取り込み口8jからの水及びゴミ等が制御箱8内への侵入するのを防止する。
実施の形態1に係る空気調和機100は、室外機(図示なし)からの冷媒配管と室内機の冷媒配管の接続をドレンパン7の下側で行っている。このように冷媒配管を引き回すことにより、ドレンパン7の上方に障害物がなく、熱交換器6の一次側領域の洗浄をする際の作業性が向上する。
実施の形態2.
実施の形態2は、実施の形態1に係る空気調和機100の制御箱8の配置及び取付構造を変更したものである。実施の形態2においては、実施の形態1に対する相違点を中心に説明する。
図9は、実施の形態2に係る空気調和機200の前板2を取り外した状態の斜視図である。実施の形態2に係る空気調和機200は、実施形態1に係る空気調和機100とは制御箱8の配置が異なる。実施の形態2に係る空気調和機200においては、制御箱208は、熱交換器6の2次側領域に配置され、送風機5と前板2との間に配置されている。つまり、制御箱208と送風機5とは、z軸に沿って並列しており、制御箱208が送風機5よりもz方向手前側に配置されている。制御箱208は、実施形態1の空気調和機100と同様に熱交換器6の2次側に配置することで、インバーター基板の冷却を可能としながら、熱交換器6やドレンパン7の洗浄の際に水が大量にかかることが少ない。
図10は、実施の形態2に係る空気調和機200のサイドパネル3aを外した状態の斜視図である。図10は、筐体1の前板2が取り付けられている正面に対し反対側の面である背面側から見た状態を示している。図10に示されている様に、制御箱208は、インバーター基板を冷却するヒートシンク8cが制御箱208の送風機5と対向する側面208iに設置されており、熱交換器6を通過した空気が流れるように構成されている。
図11は、実施の形態2の筐体1に取り付けられた状態の制御箱208の斜視図である。図12は、図11の制御箱208をユニット前方へ開いた状態の斜視図である。図11において、制御箱208の左側の端と筐体1の左前側の柱14とは、ヒンジ金具13を介して連結されている。制御箱208は下側梁11と上側梁12にねじ止めして固定されている。送風機5の周辺を洗浄する際は、制御箱208と下側梁11及び上側梁12とを留めているねじを取り外す。そして、制御箱208をヒンジ金具13の周りに回転させて制御箱208を筐体1の外側に向かって開く。つまり、制御箱208と筐体1とは、制御箱208が回転移動自在なヒンジ構造により接続されている。これにより、筐体1の制御箱208の後ろ側に設置された送風機5に筐体1の正面側からアクセスでき、送風機5の周辺の洗浄が容易となる。また、制御箱208に接続される配線を制御箱208内へ取り込む配線穴が制御箱208のヒンジ金具13が配置されている部分の周辺に設けている。制御箱208に接続される配線とは、筐体1の内部のモータ配線やサーミスタ等のセンサー線である。配線穴をヒンジ金具13の近傍とすることにより、配線の長さに余剰を大きくとらずとも、制御箱208を外側に開くことができる。なお、制御箱208がヒンジ金具13を介して固定されている柱14、下側梁11及び上側梁12を総称して構造部材と称する場合がある。
実施の形態2においては、制御箱208がヒンジ構造により回転移動でき、送風機5の洗浄時には、制御箱208を筐体1の外側に開いて退避する。そのため、洗浄水が制御箱208に掛かることが無く、制御箱208は、制御箱208の内部に水が浸入しないような水密構造でなくともよい。この場合、ヒートシンク8cが汚れているときには、制御箱208を外側に開いた状態で湿らせたウエスなどを用いて拭き取り清掃を行う。
また、実施の形態2においても、空気調和機200は、実施の形態1と同様に室外機からの冷媒配管と室内機の冷媒配管の接続をドレンパン7の下側で行っている。このように冷媒配管を引き回すことにより、ドレンパン7の上方の障害物を無くして、熱交換器6の1次側領域の洗浄の作業性が向上する。
1 筐体、2 前板、2b 前板、3a サイドパネル、4 天板、5 送風機、5a 送風機、6 熱交換器、7 ドレンパン、8 制御箱、8a 制御箱本体、8b 制御箱カバー、8c ヒートシンク、8d 端子台取付部、8e 制御箱左側面パネル、8f スライドレール、8g 長孔、8h ねじ、8i 側面、8j 配線取り込み口、8k 板状部材、9 モーター、10 レール、10a 第1部分、10b 第2部分、10c 第3部分、10d 固定部、11 下側梁、12 上側梁、13 ヒンジ金具、14 柱、20 吸入口、30 梁部材、40 吹出口、50 ファンケーシング、51 ファン、80 端子台、100 空気調和機、200 空気調和機、208 制御箱、208i 側面。

Claims (8)

  1. 筐体の内部に設置された熱交換器と、
    前記熱交換器の下方に設けられたドレンパンと、
    前記熱交換器の上方に配置された送風機と、
    前記筐体の内部の配線が接続される制御箱と、を備え、
    前記制御箱は、
    前記送風機及び前記熱交換器が配置されている風路において、前記熱交換器よりも下流であって前記送風機の水平方向に並べて配置されており、水平方向に動かせるスライド構造を備え、
    前記スライド構造は、
    前記筐体の梁に固定されたレールと、
    前記制御箱の底面に固定されたスライドレールと、を備え、
    前記スライドレールは、
    前記筐体の前後方向に沿って延び、水平方向に貫通する長孔が形成され、
    前記長孔は、
    前記レールに螺合して固定されたねじが挿通され、
    前記制御箱は、
    前記ねじを緩め前記筐体の前板を取り外した状態で前方向に水平に引き出し可能であ
    前記制御箱は、
    前記筐体の天面から見たとき、前記筐体の前記前後方向において前側の領域が後側の領域よりも前記前後方向に直交する方向の幅が広いL字形状である、空気調和機。
  2. 前記制御箱は、
    内部に配置された基板を冷却するヒートシンクを備え、
    前記ヒートシンクは、
    前記制御箱の前記送風機と対向する面であって、前記後側の領域に設置されている、請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記制御箱は、
    記前側の領域の下部に着脱自在に固定された端子台取付部を備え、
    前記端子台取付部は、
    前記制御箱の内部に配置された基板に接続する配線が着脱自在に接続されている端子台が固定され、
    前記端子台は、
    前記制御箱の外部からの配線が接続されている、請求項1又は請求項2に記載の空気調和機。
  4. 前記制御箱は、
    前記端子台取付部と前記端子台取付部が固定されている制御箱本体との合わせ面に挟まれて配置されたシール材を備える、請求項3に記載の空気調和機。
  5. 前記送風機は、
    内部にファンが配置されるファンケーシングを備え、
    前記ファンケーシングは、
    前記筐体の前記前後方向に分割して取り外し自在である、請求項1~請求項4の何れか1項に記載の空気調和機。
  6. 前記ドレンパンの下方に冷媒配管が引き回され、
    前記冷媒配管は、
    前記筐体の外部に配置された室外機からの配管と接続される、請求項1~請求項5の何れか1項に記載の空気調和機。
  7. 前記送風機は、
    モーターとファンとを備え、
    前記モーターと前記ファンとが連結しており、
    前記モーターは、
    インバーター制御により駆動される、請求項1~請求項6の何れか1項に記載の空気調和機。
  8. 前記制御箱は、
    前記筐体の前方向に引き出された状態で前記ねじを締めることにより固定される、請求項1~請求項7の何れか1項に記載の空気調和機。
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