JP6155737B2 - 空調室内機 - Google Patents

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Description

本発明は、空調室内機に関する。
従来より、特許文献1(特開2001−116346号公報)にも開示されているように、背面側に配置される背面フレームが熱交換器を支持するように構成された空調室内機がある。このような構成の空調室内機には、背面フレームが室内の側壁面に固定された据付板に支持されることで、空調室内機が室内の側壁面に設置される構成のものがある。
ところで、熱交換器が背面フレームによって支持される場合、背面フレームには熱交換器の重量に耐えられるだけの強度が必要になる。そして、据付板に支持される背面フレームが熱交換器を支持するフレームとそれ以外のフレームとに分割された構成であって、熱交換器を支持するフレームがそれ以外の据付板に支持されたフレームに支持されることで空調室内機が側壁面に設置される場合、フレーム同士の連結箇所に十分な強度が確保されていなければ、この連結箇所で背面フレームが折れてしまうことがあり、空調室内機を側壁面に安全に設置できないおそれがある。
そこで、本発明の課題は、熱交換器を支持するフレームとそれ以外のフレームとに分割して構成された背面フレームにおいて、熱交換器を支持するフレーム以外のフレームが据付板に支持される場合であっても、室内の側壁面に安全に設置することができる空調室内機を提供することにある。
本発明の第1観点に係る空調室内機は、据付板を介して室内の側壁面に設置される壁掛け型の空調室内機であって、熱交換器と、背面フレームと、を備える。背面フレームは、第1フレームと、第2フレームとを有する。第1フレームは、熱交換器支持部と、第1係合部と、を含む。熱交換器支持部は、熱交換器を支持する。第1係合部は、据付板の被係合部に引っ掛かることができる。第2フレームは、第2係合部を含む。第2係合部は、被係合部に引っ掛かることができる。また、第2フレームは、第1フレームよりも背面側に配置される。さらに、第1フレームと第2フレームとは、第1係合部及び第2係合部が被係合部に上方から引っ掛かることで、据付板に支持される。第1係合部及び/又は第2係合部は、上面部と、正面部と、背面部と、リブとを含む。上面部は、水平に延びている。正面部は、上面部の下面から鉛直に延びている。背面部は、上面部の下面から鉛直に延びており、正面部よりも背面側に位置する。リブは、上部から下方に向かって延びる。
本発明の第1観点に係る空調室内機では、第1係合部及び第2係合部が据付板の被係合部に上方から引っ掛かることで、第1フレーム及び第2フレームが据付板に支持される。このため、第1フレームが受ける熱交換器からの重量が第1フレームと第2フレームとの連結箇所に集中しないようにすることができ、この結果、第1フレーム及び第2フレームの連結箇所に大きな力が作用しないようにすることができる。
これによって、分割された背面フレームにおいて熱交換器を支持するフレーム以外のフレームである第2フレームが据付板に支持される場合であっても、空調室内機を室内の側壁面に安全に設置することができる。
なお、ここでいう「第2フレームが第1フレームよりも背面側に配置される」とは、第2フレームの全部又は第2フレームの大部分が第1フレームよりも背面側に配置されていることを意味している。
また、上面部、正面部及び背面部を切断すると、その断面はコの字状になる。このように、第1係合部及び/又は第2係合部の断面をコの字状に形成するだけの簡易な構成により、第1係合部及び/又は第2係合部を据付板の被係合部に上方から引っ掛けることができる。さらに、第1係合部及び/又は第2係合部がリブを含むことで、第1係合部及び/又は第2係合部の強度を高めることができる。
本発明の第2観点に係る空調室内機は、据付板を介して室内の側壁面に設置される壁掛け型の空調室内機であって、熱交換器と、背面フレームと、を備える。背面フレームは、第1フレームと、第2フレームとを有する。第1フレームは、熱交換器支持部と、第1係合部と、を含む。熱交換器支持部は、熱交換器を支持する。第1係合部は、据付板の被係合部に引っ掛かることができる。第2フレームは、第2係合部を含む。第2係合部は、被係合部に引っ掛かることができる。また、第2フレームは、第1フレームよりも背面側に配置される。第1係合部の内側面又は第2係合部の外側面には、凹凸が形成されている。さらに、第1フレームと第2フレームとは、第1係合部及び第2係合部が被係合部に上方から引っ掛かることで、据付板に支持される。
この空調室内機では、第1係合部の内側面又は第2係合部の外側面に微小な凹凸が形成されていれば、第1係合部と第2係合部との摩擦に起因するきしみ音を抑制することができる。これにより、熱膨張等に起因したきしみ音を抑制することができる。
本発明の第観点に係る空調室内機は、第1観点又は第2観点の空調室内機において、第1フレームと第2フレームとは、第1係合部が第2係合部の上方から重なるように配置されることで、据付板に支持される。この空調室内機では、第1係合部が第2係合部の上方から重なるように配置されることで第1フレーム及び第2フレームが据付板に支持されるため、第1フレーム及び第2フレームが据付板に支持されることで、第1フレームと第2フレームとが離れないようにすることができる。したがって、この空調室内機では、第1フレームと第2フレームとの連結箇所に使用されるビス等の締結部材の数を減らすことができる。
本発明の第4観点に係る空調室内機は、第1観点から第3観点のいずれかの空調室内機において、第1係合部及び/又は第2係合部は、下方を開口させた箱状に形成されている。このように、第1係合部及び/又は第2係合部を箱状に形成することで、第1係合部及び/又は第2係合部の強度を高めることができる。
本発明の第観点に係る空調室内機は、第1観点から第観点のいずれかの空調室内機において、下吸込み経路を備えている。下吸込み経路は、下部に形成された下吸込み口から熱交換器に至る経路である。また、下吸込み経路は、第1フレーム及び第2フレームが共同して構成している。この空調室内機では、下吸込み経路を備えていることで、空調室内機の下部から室内の空気を吸い込むことができる。
本発明の第観点に係る空調室内機は、第1観点の空調室内機において、第1係合部の内側面又は第2係合部の外側面には、凹凸が形成されている。第1係合部の内側面又は第2係合部の外側面に微小な凹凸が形成されていれば、第1係合部と第2係合部との摩擦に起因するきしみ音を抑制することができる。これにより、熱膨張等に起因したきしみ音を抑制することができる。
本発明の第1観点に係る空調室内機では、第2フレームが据付板に支持される場合であっても、空調室内機を室内の側壁面に安全に設置することができる。また、上面部、正面部及び背面部を切断すると、その断面はコの字状になる。このように、第1係合部及び/又は第2係合部の断面をコの字状に形成するだけの簡易な構成により、第1係合部及び/又は第2係合部を据付板の被係合部に上方から引っ掛けることができる。さらに、第1係合部及び/又は第2係合部がリブを含むことで、第1係合部及び/又は第2係合部の強度を高めることができる。
本発明の第2観点に係る空調室内機では、第1係合部の内側面又は第2係合部の外側面に微小な凹凸が形成されていれば、第1係合部と第2係合部との摩擦に起因するきしみ音を抑制することができる。これにより、熱膨張等に起因したきしみ音を抑制することができる。
本発明の第観点に係る空調室内機では、第1フレームと第2フレームとの連結箇所に使用されるビス等の締結部材の数を減らすことができる。
本発明の第4観点に係る空調室内機では、第1係合部及び/又は第2係合部の強度を高めることができる。
本発明の第観点に係る空調室内機では、空調室内機の下部から室内の空気を吸い込むことができる。
本発明の第観点に係る空調室内機では、熱膨張等に起因したきしみ音を抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る空調室内機の斜視図。 本発明の一実施形態に係る空調室内機の概略断面図。 背面フレーム上部を概略的に示した断面図。 第1フレーム及び第2フレームの構成を概略的に示した模式図であって、(a)第1フレームの正面図、(b)第2フレームの正面図。 背面フレーム及び据付板を概略的に示した模式図であって、(a)第1フレームの斜視図、(b)第2フレームの斜視図、(c)据付板の斜視図。 参考例の背面フレーム上部を概略的に示した断面図。 変形例Bに係る背面フレーム及び据付板を概略的に示した模式図であって、(a)第1フレームの斜視図、(b)第2フレームの斜視図、(c)据付板の斜視図。 変形例Cに係る背面フレーム及び据付板を概略的に示した模式図であって、(a)第1フレームの斜視図、(b)第2フレームの斜視図、(c)据付板の斜視図。 変形例Cに係る背面フレーム及び据付板を概略的に示した模式図であって、(a)第1フレームの斜視図、(b)第2フレームの斜視図、(c)据付板の斜視図。 変形例Eに係る被支持部及び支持部の周辺を概略的に示した断面図。 変形例Eに係る第1フレーム及び第2フレームの構成を概略的に示した模式図であって、(a)第1フレームの正面図、(b)第2フレームの正面図。 変形例Eに係る被支持部及び支持部の周辺を概略的に示した断面図。 変形例Eに係る被支持部及び支持部の周辺を概略的に示した斜視図。 変形例Eに係る被支持部及び支持部の周辺を概略的に示した断面図。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係る空調室内機10について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明の具体例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(1)全体構成
図1は、本発明の一実施形態に係る空調室内機10の斜視図である。図2は、本発明の一実施形態に係る空調室内機10の概略断面図である。
なお、以下にいう「正面側」とは、図2における空調室内機10の前側のことであり、「背面側」とは、図2における空調室内機10の後側のことである。
本発明の一実施形態に係る空調室内機10は据付板90を介して室内の側壁W面に設置される壁掛け型の室内機であって、図1及び図2に示すように、本体ケーシング11、フィルタ12、フィルタ掃除機構13、熱交換器14及びファン15を備えている。
本体ケーシング11は、前面グリル11aと、前面パネル11bと、背面フレーム16と、を有しており、空調室内機10の外郭を構成している。
前面グリル11aの上部前側には、空調室内機10の上側から本体ケーシング11内に室内の空気を吸込むための開口である上吸込み口80が設けられている。
前面パネル11bは、前面グリル11aの前側に配置されており、空調室内機10の前面の一部を構成している。また、前面パネル11bは、開口のないフラットな形状を成している。
背面フレーム16は、本体ケーシング11の背面を構成しており、室内の側壁W面に固定された据付板90に支持される。また、背面フレーム16は、2以上に分割された構成であり、本実施形態では、第1フレーム20と、第1フレーム20とは別体の第2フレーム30とを有している。第1フレーム20は、熱交換器14を支持している。第2フレーム30は、全部又はその大部分が、第1フレーム20よりも背面側に配置されている。そして、前面グリル11a、前面パネル11b及び第1フレーム20によって形成される空間内に、フィルタ12、フィルタ掃除機構13、熱交換器14及びファン15等が収まっている。
熱交換器14は、側面視において両端が下方に向いて屈曲する逆V字状の形状を呈しており、通過する空気との間で熱交換を行う。また、熱交換器14は、第1フレーム20に固定されている。
ファン15は、室内から取り込んだ空気を、熱交換器14に当てて通過させた後、室内に吹出すための送風装置であって、本実施形態ではクロスフローファンである。ファン15は、熱交換器14の下方に配置されている。
フィルタ12は、前面グリル11aと熱交換器14との間に、熱交換器14の上側を覆うように配置されている。このため、フィルタ12は、熱交換器14に向かって流入してくる室内の空気に含まれる塵埃を捕捉することができる。また、この空調室内機10には、フィルタ12が自動で清掃されるようにフィルタ掃除機構13が搭載されている。
また、本体ケーシング11の下部には、本体ケーシング11の長手方向に長い長方形状の吹出し口81が設けられている。吹出し口81は、熱交換器14において熱交換された空気を吹出すための開口であって、吹出し経路82を介して本体ケーシング11の内部と繋がっている。吹出し口81近傍には、吹出し口81を開閉するための水平羽根17が回動自在に取り付けられている。水平羽根17は、本体ケーシング11の長手方向に長い板状の部材であって、モータ(図示せず)によって駆動して傾斜角度が異なる複数の姿勢を採ることで、吹出し空気の上下方向の流れを変更することができる。
そして、上吸込み口80近傍の室内の空気は、ファン15の稼働によって、上吸込み口80、フィルタ12及び熱交換器14を経てファン15に吸い込まれ、ファン15から吹出し経路82を経て吹出し口81から吹出される。
なお、ファン15の回転数や水平羽根17の角度調整等の制御は、本体ケーシング11内に収納された制御装置(図示せず)によって行われている。
また、空調室内機10の具体的な構成は、上記のものに限定されるものではなく、分割された構成の背面フレームが据付板に支持される空調室内機であれば他の機器構成であってもよい。
(2)詳細構成
(2−1)背面フレームの構成
図3は、第1フレーム20及び第2フレーム30が据付板90に支持された状態の背面フレーム16上部を概略的に示した断面図である。図4は、第1フレーム20及び第2フレーム30の構成を概略的に示した模式図であって、(a)は第1フレーム20の正面図であり、(b)は第2フレーム30の正面図である。図5は、背面フレーム16及び据付板90を概略的に示した模式図であって、(a)は第1フレーム20の斜視図であり、(b)は第2フレーム30の斜視図であり、(c)は据付板90の斜視図である。なお、図4(a)では、第1フレーム20と熱交換部14aとの位置関係を示すために、熱交換部14aの外郭を一点鎖線で示している。
空調室内機10は据付板90を介して室内の側壁W面に設置されるが、具体的には、本体ケーシング11が室内の側壁W面に固定された据付板90に支持されることで、空調室内機10が室内の側壁W面に設置されている。また、本体ケーシング11に含まれる背面フレーム16も据付板90に支持されている。そして、本発明に係る背面フレーム16の有する第1フレーム20及び第2フレーム30は、いずれも据付板90に支持されている。
また、本実施形態では、本体ケーシング11の下部には吹出し口81よりも背面側に下吸込み口83が形成されている。下吸込み口83は、下吸込み口83から上方へと延びる下吸込み経路84を介して本体ケーシング11の内部と繋がっている。そして、下吸込み口83近傍の室内空気は、ファン15の稼動によって下吸込み口83、下吸込み経路84、フィルタ12及び熱交換器14を経てファン15に吸い込まれ、ファン15から吹出し経路82を経て吹出し口81から吹出される。なお、下吸込み経路84は、第1フレーム20と第2フレーム30とが共同して形成している。
(2−1−1)第1フレーム
第1フレーム20は、背面フレーム16の前側を構成する部材であって、図2、図3、図4(a)及び図5(a)に示すように、第1下端部21と、第1流路形成部22と、ドレンパン形成部23と、第1係合部25と、開口形成部24と、熱交換器支持部26と、を有している。
第1下端部21は、第1フレーム20の一端(下端)を含んでおり、吹出し口81の近傍に位置している。第1下端部21は、例えば、図2に示すように、第1流路形成部22に対して屈曲しており、第2フレーム30に固定されている。なお、第1下端部21は、第2フレーム30に固定されていなくても、本体ケーシング11に固定されていればよい。
第1流路形成部22は、ファン15の背面側から第1下端部21へと滑らかに延びるスクロール状になっている。また、第1流路形成部22は、第1前面22aと、第1前面22aとは反対側の面である第1背面22bとを含んでいる。そして、第1前面22aが、吹出し経路82の一部を構成しており、第1背面22bが下吸込み経路84の一部を構成している。
ドレンパン形成部23は、熱交換器14から滴下するドレン水を受けるためのドレンパンを構成しており、例えば、図2に示すように、第1流路形成部22上端から分岐するように構成されている。ドレンパン形成部23は、第1流路形成部22上端から上方に延びる正面側受部23aと、正面側受部23aよりも背面側で第1流路形成部22上端から上方に延びる背面側受部23bと、を有する。正面側受部23aは、熱交換器14においてファン15の後方に位置する熱交換部14aとファン15との間に位置しており、熱交換部14a下部の正面側を覆っている。背面側受部23bは、熱交換部14a下部の下方に位置しており、熱交換部14a下部の下側と背面側とを覆っている。そして、正面側受部23a及び背面側受部23bから構成されたドレンパンは、熱交換部14aの下部に位置する受け皿のようになるため、主に熱交換部14aで発生したドレン水を受けることができる。
第1係合部25は、第1フレーム20の他端(上端)を含んでおり、空調室内機10の上部背面側に位置している。第1係合部25は、据付板90の有する被係合部91に上方から引っ掛かり可能なように構成されており、例えば、図3及び図5(a)に示すように、断面がコの字状になるように設けられている。第1係合部25が据付板90の有する被係合部91に係合することで、第1フレーム20が据付板90に支持される。
第1係合部25は、水平に延びる第1上面部25aと、第1上面部25aの下面から鉛直に延びる第1正面部25bと、第1正面部25bの下面から鉛直に延びる第1背面部25cと、を有している。また、図3に示すように、第1係合部25が被係合部91に係合した状態で、第1背面部25cは第1正面部25bよりも背面側に位置している。
なお、第1上面部25aは必ずしも水平に延びている必要はなく、例えば上方に湾曲していてもよい。また、第1正面部25b及び第1背面部25cは必ずしも鉛直に延びている必要はなく、例えば第1上面部25aから斜め下方に延びていてもよい。このように、第1係合部25は上記形状に限定されず、その断面が、例えば、L字状、U字状、J字状又はV字状等、据付板90の被係合部91に係合可能な形状であればよく、据付板90の被係合部91の形状によって変更されてもよい。
開口形成部24は、背面側受部23b側から第1係合部25側に向かって上方に向かって延びており、背面側受部23b上端と第1係合部25の第1正面部25b下端とを繋いでいる。また、開口形成部24には、下吸込み口83から吸い込まれ下吸込み経路84を経た空気を熱交換器14に送り込むための開口24aが形成されている。開口24aは、図4(a)に示すように、第1フレーム20の長手方向(幅方向)に長い長方形状に形成されている。
熱交換器支持部26は、図4(a)に示すように、第1フレーム20の長手方向(幅方向)両端部に設けられており、熱交換器14の両端を支持するように構成されている。熱交換器14が熱交換器支持部26に支持されることで、第1フレーム20が熱交換器14を支持する構成になっている。そして、第1フレーム20は第1係合部25が据付板90の被係合部91に引っ掛かることで据付板90に支持される構成であるため、据付板90は熱交換器14等の重量を受ける第1フレーム20を下方から支持することになる。
(2−1−2)第2フレーム
第2フレーム30は、背面フレーム16の背面側を構成する部材であって、図2、図3,図4(b)及び図5(b)に示すように、第2下端部31と、第2流路形成部32と、第2係合部33と、を有している。
第2下端部31は、第2フレーム30の一端(下端)を含んでおり、第1フレーム20の第1下端部21が固定されている。また、第2下端部31は、図2に示すように、水平に延びる下面部31aを含む。下面部31aには、第2フレーム30の長手方向(幅方向)に長い開口である下吸込み口83が形成されている。下吸込み口83には、モータ(図示せず)の駆動により下吸込み口83を開閉する開閉板19が設けられている。
第2流路形成部32は、第1フレーム20の第1流路形成部22と共に下吸込み経路84を構成している。具体的には、第2流路形成部32は、第2前面32aと第2背面32bとを含んでおり、第2前面32aが第1フレーム20の第1背面22bと共に下吸込み経路84を構成しており、第2背面32bは空調室内機10の背面側の外面を構成している。また、第2流路形成部32の上部は据付板90に概ね沿ったフラットな形状になっており、第2流路形成部32の下部は据付板90との間に冷媒管等の配管を配置できるように正面側に屈曲した形状になっている。
第2係合部33は、第2フレーム30の他端(上端)を含んでおり、空調室内機10の上部背面側に位置している。第2係合部33は、据付板90の有する被係合部91に上方から引っ掛かり可能なように構成されており、例えば、図3及び図5(b)に示すように、断面がコの字状になるように設けられている。第2係合部33が据付板90の有する被係合部91に係合することで、第2フレーム30が据付板90に支持される。
第2係合部33は、水平に延びる第2上面部33aと、第2上面部33aの下面から鉛直に延びる第2正面部33bと、第2正面部33bの下面から鉛直に延びる第2背面部33cと、を有している。また、第2係合部33が被係合部91に係合した状態で、第2背面部33cは第2正面部33bよりも背面側に位置している。なお、第2上面部33aは必ずしも水平に延びている必要はなく、例えば上方に湾曲していてもよい。また、第2正面部33b及び第2背面部33cは必ずしも鉛直に延びている必要はなく、例えば第2上面部33aから斜め下方に延びていてもよい。このように、第2係合部33は上記形状に限定されず、その断面が、例えば、L字状、U字状、J字状又はV字状等、据付板90の被係合部91に係合可能な形状であればよく、据付板90の被係合部91の形状によって変更されてもよい。
ここで、本実施形態の背面フレーム16は分割された構成であるため、第1フレーム20と第2フレーム30とは、ビス等の締結部材(図示せず)によって複数箇所が連結されている。この締結部材によって連結される連結箇所としては、例えば、第1正面部25bと第2正面部33bとの接触部分がある。
また、本実施形態では、図3に示すように、第1係合部25及び第2係合部33が据付板90の被係合部91に係合した状態で、第1係合部25が第2係合部33の上方から重なるように配置されている。すなわち、第1フレーム20及び第2フレーム30が据付板90に支持された状態では、第2係合部33は、第1係合部25と被係合部91との間に挟まれている。このため、第1係合部25の第1上面部25aに当接する第2係合部33の第2上面部33aには、第1フレーム20の受ける熱交換器14の重量がかかるため、第1上面部25aと第2上面部33aとが離間し難い構成になっている。
さらに、本実施形態では、第1上面部25aの長手方向(幅方向)の長さが、第2上面部33aの長手方向(幅方向)の長さよりも長くなるように構成されている。これにより、第1フレーム20及び第2フレーム30が据付板90に支持された状態では、第2係合部33の上側面(外側面)全体が、第1係合部25の下側面(内側面)に覆われることになる。
(3)特徴
(3−1)
図6は、参考例として挙げる背面フレーム916上部を概略的に示した断面図である。
図6に示すように、背面フレーム916が第1フレーム920と第2フレーム930とに分割された構成であって、熱交換器を支持する第1フレーム920が据付板990に支持された第2フレーム930に支持される場合、第1フレーム920と第2フレーム930との連結箇所950に十分な強度が確保されていなければ、熱交換器の重量により連結箇所950に大きな力が加わることで背面フレーム916が折れてしまうおそれがある。
ここで、本実施形態では、第1フレーム20及び第2フレーム30は、背面フレーム16が分割されて構成されている。そして、第1フレーム20の第1係合部25及び第2フレーム30の第2係合部33が、据付板90の有する被係合部91に上方から引っ掛かることで、第1フレーム20及び第2フレーム30が据付板90に支持される。このため、第1フレーム20が受ける熱交換器14からの重量が第1フレーム20及び第2フレームの連結箇所に集中しないようにすることができる。したがって、図6に示すように第1フレーム920が第2フレーム930に支持されることで据付板990に支持される場合と比較して、第1フレーム20及び第2フレームの連結箇所に大きな力が作用しないようにすることができる。
これによって、分割した構成の背面フレーム16において、第2フレーム30が据付板90に支持される場合であっても、空調室内機10を室内の側壁W面に安全に設置することができている。
(3−2)
本実施形態では、第1フレーム20及び第2フレーム30が据付板90に支持された状態で、第1係合部25が第2係合部33の上方から重なるように配置されている。第2係合部33には、第1フレーム20の受ける熱交換器14の重量がかかるため、第1係合部25と第2係合部33とが離間し難い構成になっている。これにより、第1フレーム20と第2フレーム30との連結箇所に使用されるビス等の締結部材の数を減らすことができている。
(3−3)
本実施形態では、第1係合部25及び第2係合部33は、断面がコの字状になるように設けられている。このように、断面をコの字状に形成するだけの簡易な構成により、第1係合部25及び第2係合部33を据付板90の被係合部91に上方から引っ掛けることができている。
なお、本実施形態では、第1係合部25の断面がコの字状であるため、第2フレーム30の大部分が、すなわち、第2フレーム30のうち第2背面部33cを除く部分が、第1フレーム20よりも背面側に配置されることになる。
(3−4)
本実施形態では、第1フレーム20と第2フレーム30とが共同して下吸込み経路84を形成している。このように、下吸込み経路84が設けられていることで、空調室内機10の下方からも室内の空気を吸込むことができている。
(4)変形例
(4−1)変形例A
上記実施形態では、背面フレーム16を分割して構成された第1フレーム20と第2フレーム30との間に下吸込み経路84が設けられているが、このような経路が設けられていなくてもよい。
例えば、上記実施形態の空調室内機10において、下面部31aの下吸込み口83及び開口形成部24の開口24aが設けられておらず、背面フレーム16の内部が閉じた空間であってもよい。このように、空調室内機の背面側に中空があることで断熱性を向上させることができるため、断熱材の使用量を削減することができる。
(4−2)変形例B
上記実施形態では、第1係合部25及び第2係合部33が据付板90の被係合部91に係合した状態で、第1係合部25が第2係合部33の上方から重なるように配置されている。
これに代えて、第1係合部及び第2係合部が据付板の被係合部に上方から引っ掛かることが可能であれば、第1係合部が第2係合部の上方から重なるように配置されていなくてもよい。
例えば、図7に示すように、第1係合部125a,125bと第2係合部133とが、第1フレーム120及び第2フレーム130の長手方向に並ぶように設けられていてもよい。第1係合部125a,125b及び第2係合部133がこのような構成であれば、第1係合部125a,125bが引っ掛かる据付板190の被係合部191a,191bと、第2係合部133が引っ掛かる据付板190の被係合部191cとが別になる。これにより、第1フレーム120及び第2フレーム130が据付板190に支持された状態で、第1係合部125a,125bが第2係合部133の上方から重なることはないが、第1係合部125a,125b及び第2係合部133はいずれも据付板190の被係合部191a,191b,191cに上方から引っ掛かる構成になる。
なお、図7では、第1係合部125a,125b及び第2係合部133は、下方を開口させた箱状に形成されているが、第1係合部及び第2係合部の形状はこれに限定されず、その断面が、例えば、U字状、J字状又はV字状等、据付板の被係合部に係合可能な形状であればよく、据付板の被係合部の形状によって変更されてもよい。
(4−3)変形例C
上記実施形態では、第1係合部25及び第2係合部33の断面がコの字状になるように形成されている。
これに代えて、第1係合部25又は第2係合部33のいずれかの断面がコの字状になるように形成されていてもよい。
また、第1係合部25及び/又は第2係合部33が、下方を開口させた箱状に形成されていてもよい。例えば、第1係合部25が側方に開口していないことで、第1正面部25bと第1背面部25cとがそれぞれの離れる方向へと開き難くなるため、第1係合部25の強度を増加させることができる。
さらに、第1係合部25又は第2係合部33に、補強用のリブが設けられていてもよい。例えば、図8に示すように、下方を開口させた箱状に形成された第2係合部233の上部にあたる第2上面部233aの下面から下方に向かって延びるリブ234a,234bが設けられていてもよい。この場合、図8に示すように、第1係合部225が下方を開口させた箱状に形成されていてもよく、据付板290の被係合部291にはリブ234a,234bが位置する部分に切り欠き291a,291bが設けられていてもよい。
また、図9に示すように、下方を開口させた箱状に形成された第1係合部325の上部にあたる第1上面部325aの下面から下方に向かって延びるリブ327が設けられていたりしてもよい。この場合、図9に示すように、断面L字状に形成された第2係合部333においてリブ327が位置する部分に切り欠き335が設けられていてもよく、据付板390の被係合部391にはリブ327が位置する部分に切り欠き391aが設けられていてもよい。
このように、第1係合部325又は第2係合部233にリブ234a,234b,327が設けられていることで、第1係合部325の第1正面部325bと第1背面部325cとが、又は、第2係合部233の第2正面部233bと第2背面部233cとが、それぞれの離れる方向へと開き難くなるため、第1係合部325又は第2係合部233の強度を増加させることができる。
(4−4)変形例D
上記実施形態において、第1係合部25の下側面(内側面)又は第2係合部33の上側面(外側面)に、微小な凹凸が形成されていてもよい。第1係合部25及び第2係合部33が据付板90の被係合部91に係合した状態で接触する第1係合部25の下側面又は第2係合部33の上側面に第1係合部25と第2係合部33との摩擦に起因するきしみ音を抑制することのできる微小な凹凸が設けられていることで、熱膨張等に起因したきしみ音を抑制することができる。
なお、凹凸の形成方法としては、シボ加工、サンドブラス又は研磨等、平面が微細な凹凸形状に加工できれば、その形成方法は限定されない。
(4−5)変形例E
上記実施形態において、第1フレーム20が、その上端以外の1又は複数の部分で、第2フレーム30によって下方から支持される構成であってもよい。すなわち、第2フレーム30が、第1フレーム20の被支持部を支持する支持部を有していてもよい。
まず、第1フレーム20の有する被支持部60及び第2フレーム30の有する支持部61が、ファンの回転中心よりも高い位置であって、第1フレーム20の上端近傍及び第2フレーム30の上端近傍にある場合について図10、図11及び図12を用いて説明する。
例えば、図10及び図11に示すように、第1フレーム20の被支持部60が、開口形成部24において、開口24aの上縁よりも上方に位置している場合、第2フレーム30の支持部61は、第2流路形成部32の上部に設けられる。
被支持部60は、支持部61に係合可能なように構成されており、例えば、図10に示すように、第1フレーム20側から第2フレーム30側に向かって突出している。さらに、被支持部60は、図11(a)に示すように、複数(ここでは、4つ)設けられている。
より詳しくは、被支持部60は、開口形成部24の背面24bから背面側に向かって延びる第1部分60aと、第1部分60aの下面から鉛直に突出する被支持用突起60bと、を有している。なお、ここでは、第1部分60aが、下面が水平に延びており、かつ、先端に向かうほど幅が小さくなる先細り形状(側面視が三角形状)に形成されているが、必ずしもその必要はなく、例えば、上方に湾曲していてもよい。また、被支持用突起60bは必ずしも鉛直に延びている必要はなく、例えば、第1部分60aから斜め下方に延びていてもよい。このように、被支持部60は上記形状に限定されず、その断面が、例えば、L字状、U字状、J字状又はV字状等、支持部61に係合可能な形状であればよい。
支持部61は、第1フレーム20の被支持部60に係合可能なように構成されており、例えば、図10に示すように、第2フレーム30側から第1フレーム20側に向かって突出している。さらに、本実施形態では、支持部61は、図11(b)に示すように、複数(ここでは、4つ)設けられている。
より詳しくは、支持部61は、第2流路形成部32の第2前面32aから正面側に向かって延びる第2部分61aと、第2部分61aの上面から鉛直に突出する支持用突起61bと、を有している。なお、第2部分61aは、上面が水平に延びており、かつ、先端に向かうほど幅が小さくなる先細り形状(側面視が三角形状)に形成されているが、必ずしもその必要はなく、例えば、下方に湾曲していてもよい。また、支持用突起61bは必ずしも鉛直に延びている必要はなく、例えば、第2部分61aから斜め上方に延びていてもよい。このように、支持部61は上記形状に限定されず、その断面が、例えば、L字状、U字状、J字状又はV字状等、被支持部60が係合可能な形状であればよい。
また、図12に示すように、支持部61が、被支持部60の係合する開口部を含むものであってもよい。図12に示す支持部61は、第2流路形成部32の一部であり、第2流路形成部32上部において開口Oが形成された部分のことである。この場合、被支持部60は、例えば、第1フレーム側から第2フレーム側に向かって突出している。そして、被支持部60先端部の被支持用突起60bが開口下部に引っ掛かることで被支持部60が支持部61に係合する。このように支持部61に開口Oを形成し、開口下部に被支持部60の被支持用突起60bを引っ掛けるだけの簡易な構成により、被支持部60を支持部61に係合させることができる。
次に、第1フレームの有する被支持部60及び第2フレームの有する支持部61が、ファンの回転中心よりも低い位置であって、第1フレームの下部及び第2フレームの下部にある場合について図13及び図14を用いて説明する。
例えば、図13に示すように、第1フレームの被支持部60が、第1下端部21の下端に位置している場合、第2フレームの支持部61は、第2下端部31の下端(先端)に設けられる。
被支持部60は、第1フレームの長手方向(幅方向)に沿って下方に突出した被支持用突起60bを含む。なお、被支持部60の形状はこれに限定されず、下方から支持部61に支持される構成であればよい。
支持部61は、例えば、断面がコの字状になるように設けられており、ここでは、図13に示すように、上方が開口した箱状に形成されている。このため、本実施形態の支持部61は、底面を含む溝部Cを有しているといえる。また、支持部61は、被支持部60の被支持用突起60bが溝部Cに嵌るように、第2フレームの長手方向(幅方向)に沿って設けられている。そして、被支持部60の被支持用突起60bが上方から溝部Cに係合することで、支持部61は被支持部60を下方から支持することができる。なお、支持部61の形状はこれに限定されず、被支持部60を下方から支持することができる構成であればよい。
また、図14に示すように、被支持部60が第1フレーム側から第2フレーム側に向かって斜め下方に延びるように設けられており、支持部61が第2下端部31において第2流路形成部32に近い側の端部に設けられていてもよい。
被支持部60は、第1流路形成部22に複数設けられている。また、被支持部60は、板状のリブ部60cと、被支持用突起60bとを有する。リブ部60cは、先端に向かうほど幅が小さくなる先細り形状(側面視が三角形状)になるように形成されている。また、リブ部60cは、第1流路形成部22の第1背面22bから背面側下方に向かって延びている。被支持用突起60bは、支持部61に係合可能なように構成されており、リブ部60cの先端から下方に向かって突出している。なお、被支持部60の形状はこれに限定されず、下方から支持部61に支持される構成であればよい。
また、支持部61は、例えば、図14に示すように、断面がコの字状になるように設けられており、底面を含む溝部Cを有している。また、支持部61は、被支持部60の被支持用突起60bが上方から溝部Cに係合するように、被支持部60に対向する位置に設けられている。そして、被支持部60の被支持用突起60bが上方から溝部Cに係合することで、支持部61は被支持部60を下方から支持することができる。なお、支持部61の形状はこれに限定されず、被支持部60を下方から支持することができる構成であればよい。
このように、第1フレーム20及び第2フレーム30の上端以外の上部及び/又は下部において、第1フレーム20の被支持部60が第2フレーム30の支持部61に下方から支持されることで、第1フレーム20と第2フレーム30との連結箇所に大きな力が作用し難くなるため、第1フレーム20と第2フレーム30との連結箇所の強度を確保しやすくなる。また、被支持部60が支持部61に支持されることで、第1フレーム20と第2フレーム30とが離間し難くなるため、第1フレーム20と第2フレーム30との連結箇所に使用されるビス等の締結部材の数を減らすことができる。
本発明は、熱交換器を支持するフレーム以外のフレームが据付板に支持される場合であっても、室内の側壁面に安全に設置することができる空調室内機に関する発明であり、熱交換器を支持するフレームとそれ以外のフレームとに分割して構成された背面フレームを備えた空調室内機への適用が有効である。
10 空調室内機
14 熱交換器
16 背面フレーム
20 第1フレーム
25 第1係合部
25a 第1上面部(上面部)
25b 第1正面部(正面部)
25c 第1背面部(背面部)
26 熱交換器支持部
30 第2フレーム
33 第2係合部
33a 第2上面部(上面部)
33b 第2正面部(正面部)
33c 第2背面部(背面部)
83 下吸込み口
84 下吸込み経路
90 据付板
91 被係合部
234a,234b,327 リブ
特開2001−116346号公報

Claims (6)

  1. 据付板(90)を介して室内の側壁面に設置される壁掛け型の空調室内機であって、
    熱交換器(14)と、
    前記熱交換器を支持する熱交換器支持部(26)と前記据付板の被係合部(91)に引っ掛かり可能な第1係合部(25)とを含む第1フレーム(20)と、前記被係合部に引っ掛かり可能な第2係合部(33)を含み前記第1フレームよりも背面側に配置される第2フレーム(30)と、を有する背面フレーム(16)と、
    を備え、
    前記第1係合部及び/又は前記第2係合部は、
    水平に延びる上面部(25a,33a)と、前記上面部の下面から鉛直に延びる正面部(25b,33b)と、前記上面部の前記下面から鉛直に延びており前記正面部よりも背面側に位置する背面部(25c,33c)と、
    上部から下方に向かって延びるリブ(234a,234b,327)と、
    を含み、
    前記第1フレームと前記第2フレームとは、前記第1係合部及び前記第2係合部が前記被係合部に上方から引っ掛かることで、前記据付板に支持される、
    空調室内機(10)。
  2. 据付板(90)を介して室内の側壁面に設置される壁掛け型の空調室内機であって、
    熱交換器(14)と、
    前記熱交換器を支持する熱交換器支持部(26)と前記据付板の被係合部(91)に引っ掛かり可能な第1係合部(25)とを含む第1フレーム(20)と、前記被係合部に引っ掛かり可能な第2係合部(33)を含み前記第1フレームよりも背面側に配置される第2フレーム(30)と、を有する背面フレーム(16)と、
    を備え、
    前記第1係合部の内側面又は前記第2係合部の外側面には、凹凸が形成されており、
    前記第1フレームと前記第2フレームとは、前記第1係合部及び前記第2係合部が前記被係合部に上方から引っ掛かることで、前記据付板に支持される、
    空調室内機(10)。
  3. 前記第1フレームと前記第2フレームとは、前記第1係合部が前記第2係合部の上方から重なるように配置されることで、前記据付板に支持される、
    請求項1又は請求項2に記載の空調室内機。
  4. 前記第1係合部及び/又は前記第2係合部は、下方を開口させた箱状に形成されている、
    請求項1から請求項のいずれか1項に記載の空調室内機。
  5. 下部に形成された下吸込み口(83)から前記熱交換器に至る下吸込み経路(84)、
    を備え、
    前記下吸込み経路は、前記第1フレーム及び前記第2フレームが共同して構成している、
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の空調室内機。
  6. 前記第1係合部の内側面又は前記第2係合部の外側面には、凹凸が形成されている、
    請求項1に記載の空調室内機。
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