JP2014109386A - 空気調和装置の室内ユニット - Google Patents

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Ryo Kuroda
遼 黒田
Hiroshi Hasegawa
寛 長谷川
Satoru Imai
悟 今井
Norioki Fujimoto
宜意 冨士本
Satoshi Hoshino
聡 星野
Kiichi Hayashi
貴一 林
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Abstract

【課題】空気調和装置の室内ユニットにおいて、風切音を抑制し、且つ、熱交換効率を向上する。
【解決手段】筐体内に、遠心式の送風機9と、この送風機9を囲むように配置される多角形状の熱交換器11と、この熱交換器11の吸込側11Fに配置される整流板40とを備え、筐体の4方の側壁に沿って延びる4つの吹出部33から熱交換器11により熱交換した空気を吹き出す空気調和装置の室内ユニットにおいて、整流板40は、一端部40Aが吹出部33の端部33A近傍に位置する熱交換器11の直線形状部11Cに固定され、他端部40Bが送風機9側へ延びる構成とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、空気調和装置の室内ユニットに関する。
従来、筐体内に、遠心式の送風機と、当該送風機を囲むように配置される多角形状の熱交換器と、前記熱交換器の吸込側に配置される整流板とを備えた空気調和装置の室内ユニットが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この種の空気調和装置では、送風機から吹き出された室内空気は、整流板を乗り越えるようにして通風路内を流れ、熱交換器の吸込側から吹出側に流出する。このため、整流板が空気の流れに対して適度な抵抗となることにより、整流板間の空間内の圧力が均一化され、上記通風路での渦流の発生、特に熱交換器の角部(隅部)での渦流の発生が抑えられるため、送風機が運転する際の音(風切音)を抑えることができる。
特開平5−126351号公報
しかしながら、上記従来の室内ユニットでは、送風機の風切音を抑えることができるが、整流板による抵抗や、空気流の乱れによって空気が熱交換器を通過し難くなり、熱交換効率に影響が出るという課題がある。
上記目的を達成するため、本発明は、空気調和装置の室内ユニットにおいて、風切音を抑制し、且つ、熱交換効率を向上できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、筐体内に、遠心式の送風機と、この送風機を囲むように配置される多角形状の熱交換器と、この熱交換器の吸込側に配置される整流板とを備え、前記筐体の4方の側壁に沿って延びる4つの吹出部から前記熱交換器により熱交換した空気を吹き出す空気調和装置の室内ユニットにおいて、前記整流板は、一端部が前記吹出部端部近傍に位置する前記熱交換器の直線形状部に固定され、他端部が前記送風機側へ延びることを特徴とする。
また、上記構成において、前記整流板は、前記一端部から前記他端部にかけて、直線部及び曲部、或いは、少なくとも1つの曲部を備えて、曲げ形状に形成されることを特徴とする。
また、上記構成において、前記整流板の前記一端部から前記他端部までの、前記熱交換器の直線形状部に垂直な高さは、前記整流板の前記一端部から前記他端部までの、前記直線形状部に沿った長さよりも大きいことを特徴とする。
また、上記構成において、前記整流板の高さは、前記筺体の天板から離れるほど小さくなることを特徴とする。
また、上記構成において、前記整流板の長さは、前記筐体の天板から離れるほど小さくなることを特徴とする。
また、上記構成において、前記整流板は、一枚の板材で一体に形成されていることを特徴とする。
また、上記構成において、前記一端部は、前記熱交換器のフィンの間隔よりも厚みが小さいホルダ部を備え、当該ホルダ部が、前記熱交換器の冷媒配管に固定されることを特徴とする。
本発明によれば、空気調和装置の室内ユニットにおいて、風切音を抑制し、且つ、熱交換効率を向上できる。
本発明の実施形態に係る天井埋込型空気調和装置(空気調和装置の室内ユニット)を示す側断面図である。 化粧パネル、ドレンパン及び天板を取り外した状態の天井埋込型空気調和装置を上方から見た図である。 直線形状部の整流板の近傍を示す上面図である。 整流板を示す図であり、(A)は上面図であり、(B)は正面図であり、(C)は側面図である。 図2のV−V断面図である。 本発明の変形例に係る整流板を示す図であり、(A)は上面図であり、(B)は正面図であり、(C)は側面図である。 本発明の他の変形例に係る整流板を示す図であり、(A)は上面図であり、(B)は正面図であり、(C)は側面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る天井埋込型空気調和装置(空気調和装置の室内ユニット)を示す側断面図である。
天井埋込型空気調和装置100は、板金製の箱形の筐体1を有し、この筐体1の四隅には、吊り金具2A(図2参照)が複数(本実施形態では、4つ)設けられている。各々の吊り金具2Aには、天井面110に固定された吊りボルト2がナット(不図示)によって固定され、これらの吊りボルト2を介して、天井埋込型空気調和装置100は天井面110から吊り下げ設置される。
筐体1は、側面の四面を構成する側板1Aと、上面を塞ぐ天板1Bとを有する。
筐体1の内側には、発泡スチロール製の断熱材3がほぼ全面にわたって配置されており、この断熱材3の内側に、送風機9、及び熱交換器11が収容されている。遠心式の送風機9は、シャフト5Aを下向きに配置されたファンモータ5と、シャフト5Aに回転自在に取り付けられたターボファン7とで構成され、このターボファン7の周囲には通風路8が形成されている。熱交換器11は、平面視で多角形状となるように屈曲させて形成されたフィンアンドチューブ型の熱交換器であり、送風機9を取り囲むように配置される。
熱交換器11の下方には、熱交換器11の下面を覆うように、発泡スチロール製の枠状のドレンパン13が配設されている。ドレンパン13の中央には、多角形状の吸込開口32が開口し、この吸込開口32には、上記送風機9の吸込部が臨んでいる。また、ドレンパン13の周縁部には、熱交換器11を通った送風機9の排気を通すための吹出開口(吹出部)33が形成されている。吸込開口32の上部には、吸込開口32を通った被調和室の空気を送風機9に案内するノズル14が取り付けられている。ノズル14は、吸込開口32より小さく形成された略円形の開口部15を有し、複数のねじを用いてドレンパン13に固定されている。
筐体1の下面には、化粧パネル21がねじ(図示略)等により取り付けられている。化粧パネル21は、上記天井面110の下方に天井裏空間111を介して設けられる天井板112に配置されて被調和室に露出している。化粧パネル21には、被調和室の空気を吸込む吸込口22と、熱交換器11を通った調和空気を被調和室に吹き出す吹出口23とが形成されている。吸込口22の内側には、フィルタ25が装着されている。
天井埋込型空気調和装置100は、図示しない室外機から供給される冷媒を熱交換器11に通して、熱交換器11を蒸発器または凝縮器として機能させる。そして、天井埋込型空気調和装置100は、送風機9の動作により、吸込口22から被調和室の室内空気を吸い込み、フィルタ25で清浄化した後、吸込開口32及びノズル14を通して室内空気を熱交換器11に通して冷却または加熱し、調和空気とする。天井埋込型空気調和装置100は、送風機9の動作により、調和空気を吹出開口33を通して吹出口23から被調和室に吹き出し、被調和室を冷房または暖房する。
図2は、化粧パネル21、ドレンパン13及び天板1Bを取り外した状態の天井埋込型空気調和装置100を上方から見た図である。
筐体1は平面視で大略四角形状に形成されており、吹出開口33は筐体1の4方の側壁1A1,1A2,1A3,1A4に沿って4つ設けられている。熱交換器11は、図2に示すように、筐体1の形状に合わせて板状の本体を略五角形状に曲げるようにして形成されており、冷媒の入口・出口側端部11Kから順に5つの直線形状部11A,11B,11C,11D,11Eと、各直線形状部間に設けられる角部12A,12B,12C,12Dとを備えている。これら4つの辺11A,11B,11C,11Eは、筐体1の4つの側壁1A1−1A4に対して略平行に延び、残りの1つの辺11Dは、筐体1の中央側に若干張り出している。熱交換器11の内側面は、送風機9から吹き出される気流を吸い込む吸込面11F(吸込側)である。
熱交換器11は、曲げ始め位置である冷媒の入口・出口側端部11Kと、曲げ終わり位置である他端11Lとの間が管板11Mを介して連結されている。本実施形態では、管板11Mにより、直線形状部11A,11Eは、互いに屈曲して連結されているため、この管板11Mも角部として機能する。ドレンポンプ16は、直線形状部11Aと側板1Aとの間に設けられる。
図2に示すように、熱交換器11の直線形状部11A,11B,11C,11Eの吸込面11Fには、送風機9のターボファン7側へ延びる整流板40がそれぞれ取付けられている。これら整流板40は、送風機9によって形成されて通風路8内を流れる気流X(図2)に対して、各直線形状部11A,11B,11C,11Eにおける下流側の角部12A,12B,12D及び管板11Mに近接した位置に取り付けられている。ここで、吹出開口33は、直線形状部11A,11B,11C,11Eに略亘って設けられているため、整流板40は、吹出開口33の端部33Aに近傍に位置する直線形状部11A,11B,11C,11Eに固定されることとなる。送風機9は、図2では時計回りに回転しており、気流Xは、時計回りの方向に吹き出され、吸込面11Fに対し平行に流れる成分が大きく、吸込面11Fに対し垂直に流れる成分が小さい気流である。このように、整流板40を角部12A,12B,12D及び管板11Mに近接した位置で各直線形状部11A,11B,11C,11Eに取り付けることにより、ターボファン7と熱交換器11との距離が広い部位に取り付けることができるとともに、各角部12A,12B,12D及び管板11Mでの渦流の発生を抑えることができ、風切音を大幅に減衰することができる。
ここで、風切音は、気流が熱交換器11の吸込面11Fに対して斜めに侵入することで大きくなる。また、気流の熱交換器11の吸込面11Fに対する侵入角度が垂直に近づくほど気流はスムーズに熱交換器11を通過できるようになり、風切音が小さくなるとともに、熱交換効率も向上する。
図3は、直線形状部11Cの整流板40の近傍を示す上面図である。図4は、整流板40を示す図であり、図4(A)は上面図であり、図4(B)は正面図であり、図4(C)は側面図である。整流板40の構成は各直線形状部11A,11B,11C,11Eにおいて同様であるため、ここでは、主として直線形状部11Cの整流板40について説明する。
図2〜図4に示すように、整流板40は、天井埋込型空気調和装置100の上下方向に長い板状に形成されている。整流板40は、吸込面11Fに対して垂直に配置される直線部41と、直線部41の先端から湾曲して延びる曲部42とを有している。
整流板40は、一端部40Aが吸込面11Fに固定され、他端部40Bが送風機9側に延びて一端部40Aよりも送風機9の回転方向の上流側に位置するとともに、直線部41と吸込面11Fとの間隔が他端部40B側ほど大きくなるように、全体として曲げ形状に形成される。詳細には、整流板40は、一端部40Aから他端部40Bまでの直線形状部11Cに垂直な高さHが、整流板40における一端部40Aから他端部40Bまでの直線形状部11Cに沿った長さLよりも大きくなるように配置される。すなわち、整流板40が設けられることで、通風路8には、気流Xを堰き止める堰き止め部が設けられることとなる。
直線部41は、略矩形の平坦な板であり、直線部41の一端部40Aには、吸込面11F側に突出するフォーク状のホルダ部43が形成されている。ホルダ部43は、吸込面11Fに対して略直交する方向に延びる板部43Aと、板部43Aの先端部を溝状に切り欠いた係合部43Bとを有する。ホルダ部43は、直線部41の上端、下端及び上下の中間部に設けられている。なお、図4中、符号40Cは上端(天板1B側)、符号40Dは下端を示す。
整流板40は、直線部41、曲部42及びホルダ部43が樹脂成形により一体に成形されている。
図5は、図2のV−V断面図である。
図3〜図5に示すように、熱交換器11は、熱交換器11内を吸込面11Fに沿って略水平に延びるチューブ(冷媒配管)46と、冷媒が通されるチューブ46の延在方向に対して略直交する複数の板状のフィン47とを有している。チューブ46は上下方向に複数段設けられるとともに、熱交換器11の厚さ方向に複数列並べて設けられる。フィン47は、互いに所定間隔離れて配置される。各フィン47の間の空間は、熱交換される気流が通る熱交換器内風路Tである。ホルダ部43の板部43Aの板厚は、各フィン47の間の間隔よりも小さく形成されている。
整流板40は、各ホルダ部43が熱交換器内風路Tに挿入され、係合部43Bがチューブ46の外径部に係合することで熱交換器11に固定される。詳細には、整流板40の上端のホルダ部43は、吸込面11F側で天板1Bに近い最上段のチューブ46に係合されている。また、下端のホルダ部43は、送風機9の吐出口9A(図5)の下端よりも下方に位置し、吐出口9Aよりも下方のチューブ46に係合される。このように、ホルダ部43をチューブ46に係合させるとともに、フィン47間に挟んで位置決めできるため、簡単な構成で整流板40を固定できる。
図3に示すように、整流板40は、直線形状部11Cの吸込面11Fと送風機9とが最も近接する近接部Gよりも気流Xの流れにおける下流側に配置されている。気流Xは、近接部Gの近傍で、吸込面11Fに対して平行に流れる気流が最も強くなるため、近接部Gの少し下流側に整流板40を設けることで、効果的に整流することができる。
ここで、図3を参照し、整流板40の近傍の気流について説明する。
送風機9の運転に伴って気流Xは発生し、気流Xは、一部の気流X1が整流板40の他端部40Bを乗り越えるようにして下流側へ流れ、残りの気流X2が整流板40に堰き止められる。気流X1は、他端部40Bを通過する際の抵抗によって減速され、これにより、特に角部12B近傍での渦流の発生が抑えられるため、渦流が吸込面11Fに侵入することによる風切音の発生を抑えることができる。気流X1は、他端部40Bを乗り越えた後に、曲部42に沿って流れるので、吸込面11Fに対して侵入角度が垂直に近づく。また、整流板40は、吸込面11Fが湾曲する角部12Bの近傍に設けられているため、他端部40Bを乗り越えた気流X1のうち、曲部42に沿って方向が変更されなかった気流も、角部12Bでは吸込面11Fに略垂直に流れるので、スムーズに熱交換器11を通過できるようになり、風切音が小さくなるとともに、熱交換効率も向上する。
一方、気流X2は、整流板40に堰き止められて減速されるとともに、整流板40の曲げ形状によって吸込面11Fに対して略垂直に流れる向きに方向が変更される。これにより、気流X2は、スムーズに熱交換器11を通過できるようになり、風切音が小さくなるとともに、熱交換効率も向上する。また、気流X2が整流板40に堰き止められながら、吸込面11Fに対して略垂直に流れることで、整流板40の上流の気流も減速して、吸込面11Fに対して侵入角度が垂直に近づく。さらに、整流板40の高さHは長さLより大きく形成されているため、気流X2をより多く堰き止めることができるので、気流X2をより減速させることができ、気流X2が吸込面11Fを通り易くなるため、熱交換効率を向上できる。これに加え、整流板40は、吹出開口33の端部33Aの近傍に配置されているため、整流板40で堰き止められた気流が吹出開口33からスムーズに吹き出されることとなる。
以上説明したように、本実施形態によれば、整流板40は、一端部40Aが吹出部33端部近傍に位置する熱交換器11の直線形状部11に固定され、他端部40Bが送風機9側へ延びる構成とした。この構成により、整流板40によって気流が堰き止められて減速するので、気流が熱交換器11を効率良く通過できる。このため、天井埋込型空気調和装置100の風切音を抑制し、且つ、熱交換効率を向上できる。整流板40は、吹出開口33の端部33Aの近傍に配置されているため、整流板40で堰き止められた気流が吹出開口33からスムーズに吹き出されることとなる。
また、本実施形態によれば、整流板40は、一端部40Aから他端部40Bにかけて、直線部41及び曲部42曲げ形状に形成される構成とした。この構成により、整流板40によって堰き止められた気流は、熱交換器11の吸込面11Fに対して略垂直に流れる向きに方向が変更され、熱交換器11を効率良く通過でき、その結果、風切音を抑制し、且つ、熱交換効率を向上できる。
また、本実施形態によれば、整流板40の一端部40Aから他端部40Bまでの、熱交換器11の直線形状部11A,11B,11C,11Eに垂直な方向の高さは、整流板40の一端部40Aから他端部40Bまでの、直線形状部11A,11B,11C,11Eに沿った長さよりも大きい構成とした。この構成により、気流をより多く堰き止めることができるので、気流X2をより減速させることができ、熱交換効率を向上できる。
また、本実施形態によれば、一端部40Aは、熱交換器11のフィン47の間隔よりも厚みが小さいホルダ部43を備え、ホルダ部43が、熱交換器11のチューブ46に固定されるため、整流板40を簡単な構成で確実に固定できる。
但し、上記実施形態は本発明の一態様であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能であるのは勿論である。
例えば、上記実施形態では、整流板40は、直線部41、曲部42及びホルダ部43が樹脂成形により一体に成形されるものとして説明したが、これに限らず、例えば、一枚の金属板によって一体に形成されていてもよい。
また、上記実施形態では、整流板40は、一端部40Aから他端部40Bにかけて、直線部41及び曲部42を備えて曲げ形状に形成されていたが、例えば、図6に示すように、整流板140を、一端部140Aから他端部140Bにかけて、少なくとも1つの曲部142を備えて曲げ形状に形成してもよい。
また、上記実施形態では、整流板40の高さHは一定であったが、図7に示すように、整流板240を、高さHが筺体1の天板1B(図3)から離れるほど小さくなるように、上端240Cから下端240Dにかけて高さを小さく形成してもよい。すなわち、上端240Cの高さH1を下端240Dの高さH2より大きくしてもよい。通風路8において、気流は、天板1Bの付近では遅いものの、天板1Bに近いほど速いので、高さを筺体1の天板1Bから離れるほど小さくすることで、必要最小限の大きさの整流板240により、確実に気流を堰き止めることができる。
また、上記実施形態では、整流板40の長さLは一定であったが、図7に示すように、整流板240を、長さLが筐体1の天板1B(図3)から離れるほど小さくなるように、上端240Cから下端240Dにかけて長さを小さく形成してもよい。すなわち、上端240Cの長さL1を下端240Dの長さL2より大きくしてもよい。通風路8において、気流は、天板1Bの付近では遅いものの、天板1Bに近いほど速いので、長さを筺体1の天板1Bから離れるほど小さくすることで、必要最小限の大きさの整流板240により、確実に気流の向きを変更できる。
また、図7の例では、整流板40の高さ及び長さの両方を、筺体1の天板1B(図3)から離れるほど小さくしたが、整流板40の高さ及び長さのうち、一方を筺体1の天板1Bから離れるほど小さくし、他方を一定にしてもよい。
1 筐体
1B 天板
1A,1A1,1A2,1A3,1A4 側壁
9 送風機
11 熱交換器
11A1,11A
11B,11C,11E,11A 直線形状部
11F 吸込面(吸込側)
33 吹出開口(吹出部)
33A 端部
40,140,240 整流板
40A,140A,240A 一端部
40B,140B,240B 他端部
41 直線部
42 曲部
43 ホルダ部
46 チューブ(冷媒配管)
47 フィン
100 天井埋込型空気調和装置(空気調和装置の室内ユニット)
G 近接部
H,H1,H2 高さ
L,L1,L2 長さ

Claims (7)

  1. 筐体内に、遠心式の送風機と、この送風機を囲むように配置される多角形状の熱交換器と、この熱交換器の吸込側に配置される整流板とを備え、前記筐体の4方の側壁に沿って延びる4つの吹出部から前記熱交換器により熱交換した空気を吹き出す空気調和装置の室内ユニットにおいて、
    前記整流板は、一端部が前記吹出部端部近傍に位置する前記熱交換器の直線形状部に固定され、他端部が前記送風機側へ延びることを特徴とする空気調和装置の室内ユニット。
  2. 前記整流板は、前記一端部から前記他端部にかけて、直線部及び曲部、或いは、少なくとも1つの曲部を備えて、曲げ形状に形成されることを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置の室内ユニット。
  3. 前記整流板の前記一端部から前記他端部までの、前記熱交換器の直線形状部に垂直な高さは、前記整流板の前記一端部から前記他端部までの、前記直線形状部に沿った長さよりも大きいことを特徴とする請求項1又は2に記載の空気調和装置の室内ユニット。
  4. 前記整流板の高さは、前記筺体の天板から離れるほど小さくなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の空気調和装置の室内ユニット。
  5. 前記整流板の長さは、前記筐体の天板から離れるほど小さくなることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の空気調和装置の室内ユニット。
  6. 前記整流板は、一枚の板材で一体に形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の空気調和装置の室内ユニット。
  7. 前記一端部は、前記熱交換器のフィンの間隔よりも厚みが小さいホルダ部を備え、当該ホルダ部が、前記熱交換器の冷媒配管に固定されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の空気調和装置の室内ユニット。
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