JP2002106945A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JP2002106945A JP2000300269A JP2000300269A JP2002106945A JP 2002106945 A JP2002106945 A JP 2002106945A JP 2000300269 A JP2000300269 A JP 2000300269A JP 2000300269 A JP2000300269 A JP 2000300269A JP 2002106945 A JP2002106945 A JP 2002106945A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多翼ファンを有する空気調和装置において、
ファン吹き出し口の舌部側外方で生じる乱流を少なくす
る。 【解決手段】 天井吊り形の室内機10は、空調された
空気を室内に吹き出すための装置であって、本体ケーシ
ング11と、多翼形のファン12と、熱交換器13と、
整流部材50とを備えている。本体ケーシング11は、
吸い込み口20と吹き出し口21とを有する。ファン1
2は、吸い込み口21の近傍に配置されている。熱交換
器13は、ファン12と吹き出し口21との間にファン
吹き出し部12aの舌部12b側からの距離が舌部12
bと逆側からの距離より短くなるように吹き出し口21
に向けて斜めに配置されたものである。整流部材50
は、ファン吹き出し部12aの舌部12b側外方から熱
交換器13に向けて熱交換器13と接触しない位置まで
延びる板状の部材である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和装置、特
に、空調された空気を室内に吹き出すための空気調和装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和装置の一例として、天井吊形の
空気調和装置が従来より提供されている。この天井吊形
の空気調和装置の室内機には、吹き出し口を前面に有し
天井に吊り下げ可能な本体ケーシングと、空気を吸い込
んで吐き出す複数台の多翼形のファンと、熱交換器とが
設けられている。
【0003】本体ケーシングは、主に天板部と天板部に
対向して配置された底板部と化粧用の合成樹脂製の化粧
部材とを有している。天板部は天井に吊り下げ金具によ
り吊り下げられる。また、本体ケーシングには、左右に
長く縦に配置されたファン仕切板が設置されている。こ
のファン仕切板により前後2つの空間に本体ケーシング
は区画されており、後側の空間にファンが、前側の空間
に熱交換器がそれぞれ設置されている。
【0004】複数のファンはファン仕切板に取り付けら
れ、左右方向に一列に配置されている。複数のファン
は、通常は一台のモータで一括駆動されている。このよ
うな多翼式のファンは遠心力により空気を圧縮して吐き
出しているため、回転中心より遠いほど、つまり回転中
心に近いファン吹き出し口の舌部側から逆側に離れるほ
ど風速が速くなる。この風速が舌部側から離れるほど速
くなる割合は、風量が同じであると薄型化してファンが
小径化するほど大きくなる。また、通常は、斜め下方に
向けて空気を吹き出すべく下部に舌部が位置するように
ファンは配置されている。
【0005】熱交換器は、ファンと吹き出し口との間に
設けられており、本体ケーシングの厚みを薄くするため
に吹き出し口に向けて斜めに配置されている。ファン吹
き出し口の舌部が下部に位置するようにファンが配置さ
れる場合には、熱交換器は、ファン吹き出し口の舌部側
から熱交換器までの距離が舌部と逆側より短くなるよう
に吹き出し口に向けて斜めに傾斜して配置されている。
このように熱交換器の傾斜方向をファンから吹き出され
る空気の速度分布に合うように設定することで、熱交換
器を通る空気の風速の変動を抑えて熱交換効率を向上さ
せている。
【0006】このような室内機では、ファンを回転させ
ることによって、本体ケーシングの吸い込み口から空気
が本体ケーシング内部に導入され、熱交換器で空気と冷
媒との間で熱交換が行われて温度調節され、温度調節さ
れた空気が吹き出し口から室内に送り込まれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の構成では、
ファンから吹き出した空気が熱交換器を経て吹き出し口
から室内に吹き出される。この構成のまま小型化を図る
と、ファンの吹き出し口周辺における吹き出した空気と
周囲の空気との速度差が大きくなり、乱流が発生して耳
障りな騒音が増大する。
【0008】特に、舌部が下部に位置するように配置さ
れたファンの場合、熱交換器に到達した空気の一部が、
熱交換器の通風抵抗によってファンの方へ押し戻される
傾向が大きくなり、前述の乱流に混ざってファン仕切板
まで到達する。
【0009】冷房運転時においては、その熱交換器から
の還流によりファン仕切板が冷却され、ファン仕切板の
後側の面に結露が発生し、水滴が危害に滴下するおそれ
が生じる。
【0010】本発明の課題は、多翼ファンを有する空気
調和装置において、ファン吹き出し口の舌部側外方で生
じる乱流を低減し、装置の小型化を容易にすることにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る空気調和
装置は、空調された空気を室内に吹き出すための装置で
あって、本体ケーシングと、多翼ファンと、熱交換器
と、整流部材とを備えている。本体ケーシングは、吸い
込み口と吹き出し口とを有する。多翼ファンは、吸い込
み口の近傍に配置されている。熱交換器は、多翼ファン
と吹き出し口との間にファン吹き出し口の舌部側からの
距離が舌部と逆側からの距離より短くなるように吹き出
し口に向けて斜めに配置されたものである。整流部材
は、ファン吹き出し口の舌部側外方から熱交換器に向け
て熱交換器と接触しない位置まで延びる板状の部材であ
る。
【0012】この空気調和装置では、多翼ファンのファ
ン吹き出し口から吹き出された空気は、熱交換器を通過
して吹き出し口から吹き出される。この熱交換器を通過
するときに冷媒と熱交換されて空気の温度が調節され
る。多翼ファンから吹き出される空気は、ファン吹き出
し口の舌部側外方に設けられた整流部材に案内されて熱
交換器に向けて移動する。このため、ファン吹き出し口
の舌部側での空気の流れの乱れが少なくなる。また、熱
交換器から反射した空気は、整流部材が熱交換器に接触
しない位置までしか延びていないので、熱交換器との隙
間から整流部材より舌部側外方の整流部材と本体ケーシ
ングとの隙間に導かれる。そして、整流部材に邪魔され
て多翼ファンから吹き出した空気と混じることなくそこ
で収束する。このため、ファン吹き出し口の舌部側外方
での乱流が低減され、装置の小型化が容易になる。しか
も、整流部材と本体ケーシングとの隙間での乱流の発生
が抑えられるので、ファン仕切板に冷たい空気が衝突し
にくくなり、ファン仕切板の後面での結露も防止でき
る。
【0013】請求項2に係る空気調和装置は、請求項1
の装置において、整流部材は、熱交換器に延びる途中で
熱交換器の多翼ファンに近い一端側に向け斜めに折り曲
げられている。この場合には、整流部材が熱交換器の多
翼ファンに近い一端側に折り曲げられているので、通常
はファン吹き出し口から少し斜め下方に吹き出される空
気に対する抵抗が少なくなる。
【0014】請求項3に係る空気調和装置は、請求項1
又は2の装置において、熱交換器の一端側の本体ケーシ
ングと整流部材との間には空間が形成されている。この
場合には、この空間に熱交換器から還流した空気が導か
れるので、より乱流が少なくなる。
【0015】請求項4に係る空気調和装置は、空調され
た空気を室内に吹き出すための装置であって、本体ケー
シングと、多翼ファンと、熱交換器と、整流部材とを備
えている、本体ケーシングは、吸い込み口と吹き出し口
とを有している。多翼ファンは、吸い込み口の近傍に配
置されている。熱交換器は、多翼ファン吹き出し口との
間に配置されている。整流部材は、ファン吹き出し口の
舌部側外方から熱交換器に向けて熱交換器と接触しない
位置まで延びる板状の部材である。
【0016】この空気調和装置でも請求項1に記載の装
置と同様に、多翼ファンのファン吹き出し口から吹き出
された空気は、熱交換器を通過して吹き出し口から吹き
出される。この熱交換器を通過するときに冷媒と熱交換
されて空気の温度が調節される。ファンから吹き出され
る空気は、ファン吹き出し口の舌部側外方に設けられた
整流部材に案内されて熱交換器に向けて移動する。この
ため、ファン吹き出し口の舌部側での空気の流れの乱れ
が少なくなる。また、熱交換器から反射した空気は、整
流部材が熱交換器に接触しない位置までしか延びていな
いので、熱交換器との隙間から整流部材より舌部側外方
の整流部材と本体ケーシングとの隙間に導かれる。そし
て、整流部材に邪魔されて多翼ファンから吹き出した空
気と混じることなくそこで収束する。このため、ファン
吹き出し口の舌部側外方での乱流の発生が低減され、装
置の小型化が容易になる。しかも、整流部材と本体ケー
シングとの隙間での乱流の発生が抑えられるので、ファ
ン仕切板に冷たい空気が衝突しにくくなり、ファン仕切
板の後面での結露も防止できる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1及び図2は、本発明の一実施
形態としてのエアコンの天井吊形の室内機10を示した
ものであり、図1は断面側面図、図2は断面平面図であ
る。
【0018】この室内機10は薄型箱状の本体ケーシン
グ11を有している。そして、本体ケーシング11の内
部には、4つのファン12、熱交換器13、及びファン
12駆動用のモータ14が設けられている。
【0019】本体ケーシング11は、全体として左右に
長い薄型箱形状であり、後方部側から前方部側にかけて
厚みが薄くなるように前部下面側がアール面に形成され
ている。本体ケーシング11の後部底面には、空気を吸
い込む吸い込み口20が設けられ、前面には熱交換され
た空気を室内に吹き出すための吹き出し口21が設けら
れている。
【0020】本体ケーシング11は、天井に吊り下げ可
能な天板部22と、天板部22の前側に対向して配置さ
れる底板部24と、天板部22の後側に対向して配置さ
れるグリルカバー25とを有している。天板部22は、
1対の側面と背面とが板金加工により折り曲げて形成さ
れた金属製の板状部材である。グリルカバー25は開閉
自在に天板部22に装着されており、吸い込み口20を
構成している。また、本体ケーシング11の底板部24
とグリルカバー25との間には、ファン12を装着する
ための左右に長く縦に配置されたファン仕切板26が設
けられている。このファン仕切板26により本体ケーシ
ング11の内部空間が前後2つの空間に区画されてい
る。
【0021】本体ケーシング11の前面部、側面部及び
下面部は、合成樹脂製の複数の化粧部材27により覆わ
れている。この化粧部材27の前部に略矩形で左右に長
い吹き出し口21が設けられている。天板部22の吹き
出し口21の内側に位置する前側内部には、たとえば発
泡スチロール製の断熱部材30が左右の略全長にわたっ
て装着されている。また、底板部24の内部には、たと
えば発泡スチロール製のドレンパン31が装着されてい
る。これらの本体ケーシング11の前面部、化粧部材2
7、断熱部材30の前部及びドレンパン31の前部によ
り吹き出し口21が構成されている。吹き出し口21に
は、上下に揺動する第1フラップ35と、左右に揺動す
る複数の第2フラップ36とが設けられている。
【0022】第1フラップ35は、図3及び図4に示す
ように、弾性を有する合成樹脂製のフラップ本体40
と、フラップ本体40の略両端部に固着された1対の端
部部材41と、フラップ本体40の中間部に固着された
中間部材42とを有している。フラップ本体40は、左
右方向に長く前後方向に僅かに上方に凸に湾曲した板状
部材である。端部部材41及び中間部材42は、フラッ
プ本体40の下方に配置され吹き出し口21の長手方向
に沿う第1軸X1周りにフラップ本体40を揺動自在に
本体ケーシング11に装着するための部材である。端部
部材41及び中間部材42は、フラップ本体40を挟み
込むためのU字形状の挟持部41a,42aと、挟持部
41a,42aから下方に延びるアーム部41b,42
bと、アーム部41b,42bの先端に第1軸X1方向
に突出する支持軸41c,42cとを有している。ここ
で、1対の支持軸41cは、それぞれ外方に突出してお
り突出方向が逆である。支持軸42cは、右側の支持軸
41cと同じ方向に突出している。このように支持軸4
1c,42cのいずれかの突出方向が異なるので、第1
フラップ35は、本体ケーシング11から脱落すること
がない。
【0023】1対の支持軸41cは、本体ケーシング1
1の両端内側に設けられた1対の軸受45により支持さ
れている。図4右側の軸受45に近接して第1フラップ
35を第1軸X1回りに揺動駆動する揺動駆動機構48
が設けられている。揺動駆動機構48は、図4右側の端
部部材41に連結されたリンク機構とモータとを有して
おり、モータの回転により第1フラップ35を揺動させ
る。
【0024】支持軸42cは、本体ケーシング11に吊
り下げ固定された支持ブラケット46により支持されて
いる。支持ブラケット46は弾性を有する合成樹脂製で
あり、断熱部材30に埋め込まれた取付金具47により
吹き出し口21に一端が固定されている。支持ブラケッ
ト46は、取付金具47にねじ止めされる一端側の固定
部46aと、固定部46aから図3下方の他端側に延び
る脚部46bと、脚部46bから前方に延びるアーム部
46cと、脚部46bの下端(他端側)に形成された受
け部46dとを有している。固定部46aは、板状の部
分であり吹き出し口21を構成する断熱部材30の前部
に固定されている。脚部46bは、固定部46aから後
方に凸に湾曲し湾曲後下方に延びている。アーム部46
cは、脚部46bの下部から前方に延びており、延びた
先端に支持軸42cを支持する筒状の軸受部46eが形
成されている。受け部46dは、吹き出し口21を構成
するドレンパン31の前部に僅かな隙間をあけて配置さ
れた矩形板状の部分であり、具体的には、ドレンパン3
1の前部に対して2mm〜10mmの隙間をあけて配置
されている。ここで、受け部46dとドレンパン31の
前部との間に隙間を設けたのは、第1フラップ35の脱
着時に脚部46bをたわませることができるようにする
ためである。このような受け部46dを設けることによ
り、天地を逆にして室内機10を輸送するときに吹き出
し口21部分に荷重が作用しても、吹き出し口21が変
形して隙間がなくなれば支持ブラケット46で荷重を受
けることができる。このため、吹き出し口21が左右に
長く開口していても室内機10が輸送中に損傷しにくく
なる。
【0025】このような構成の第1フラップ35は、メ
ンテナンス時に工具を使わずに簡単に外せにように工夫
されている。すなわち、第1フラップ35を外す場合に
は、図4(b)に示すように、支持ブラケット46の脚
部46bの先端、つまり受け部46dを持って図4右方
にたわませて支持軸42cを軸受部46eから外す。つ
づいて、フラップ本体40の中央を持って上方にたわま
せて両端の支持軸41cを軸受45から外す。これによ
り、全ての支持軸41c,42cが外れるので第1フラ
ップ35が本体ケーシング11から外れる。ここでは、
支持ブラケット46を一端だけで固定しているととも
に、第1フラップ35及び支持ブラケット46を弾性を
有する素材で形成しているので、支持ブラケット46や
第1フラップ35をたわませることができるとともに、
たわませてもそれらが変形したり損傷したりする不具合
が生じにくい。このため、工具を使わずに第1フラップ
35を簡単に脱着できる。
【0026】複数の第2フラップ36は、ドレンパン3
1の前部に埋め込まれた支持金具(図示せず)に第1軸
X1の後方で第1軸X1と食い違う第2軸X2回りに揺
動自在に支持されている。複数の第2フラップ36は、
たとえば3つの組みに分かれて連動して揺動するように
構成されている。
【0027】4つのファン12は、それぞれ多翼形のシ
ロッコファンであり、熱交換器13や吹き出し口21と
平行に並べて配置されている。各ファン12は、ファン
仕切板26に固定されており、それぞれモータ14に連
結されて駆動される。ファン12は、本体ケーシング1
1の吸い込み口20から空気を本体ケーシング11の内
部に導入し、熱交換された空気を吹き出し口21から吹
き出すために設けられたものである。駆動用のモータ1
4はファン支持台14aによりファン仕切板26に支持
されている。
【0028】ファン12の吹き出し部12aは、ファン
仕切板26より熱交換器13側に突出して形成されてい
る。吹き出し部12aは、すこし下方に向けて空気を吹
き出すようにやや下方に傾いている。
【0029】吹き出し部12aの下方、つまりファン1
2の舌部12b側には、整流板50が設けられている。
整流板50は、ファン仕切板26に基端が固定されてお
り、先端が熱交換器13に向けて延びている。整流板5
0は、途中で熱交換器13の下端側に斜めに折れ曲がっ
ており、その折れ曲がった先端は熱交換器13に接触し
ない位置に延びている。ここで、整流板50の先端を下
方に折り曲げたのは、ファン12の吹き出し部12aか
らやや下向きに吹き出される空気に対する抵抗を抑える
ためである。整流板50の下面と本体ケーシング11の
ドレンパン31との間には空間が形成されている。この
空間にファン12から吹き出され熱交換器13から反射
して戻ってきた空気が導かれ、ファン12から吹き出し
た空気と混ざらなくなる。このため吹き出し部12aの
舌部側外方での乱流の発生が抑えられ、ファン12によ
り生じる騒音を減少させることができる。
【0030】このことを実証するために、整流板50を
装着した場合と外した場合とで騒音の音圧レベル(d
B)の周波数毎の変化調べた。すると、人の耳に最も感
じやすい1kHzから1.3kHzの周波数範囲で音圧
レベルが整流板50を装着することにより3%強下がっ
た。また、室内機10全体の音圧レベルも同様に3%弱
下がった。このように整流板50を装着して乱流の発生
を抑えることにより、騒音が減少していることが分かっ
た。また、整流板50を装着することにより冷房時にフ
ァン仕切板26に結露が生じないことも確認した。
【0031】ここでは、ファン12から吹き出される空
気は、ファン12の吹き出し部12aの舌部12b側外
方に設けられた整流板50に案内されて熱交換器13に
向けて流れる。このため、ファン12の吹き出し部12
aの舌部12b側での空気の流れの乱れが少なくなる。
また、熱交換器13から反射した空気は、整流板50が
熱交換器13に接触しない位置までしか延びていないの
で、熱交換器13との隙間から整流板50とドレンパン
31との間の空間に導かれる。そして、整流板50に邪
魔されてファン12から吹き出した空気と混じることな
くそこで収束する。このため、ファン12の吹き出し部
12aの舌部側外方での乱流の発生が少なくなり、騒音
を低下させることができる。しかも、整流板50とドレ
ンパン31との間の空間での乱流の発生が抑えられるの
で、ファン仕切板26に冷たい空気が衝突しにくくな
り、ファン仕切板26の後面での結露も防止できる。
【0032】熱交換器13は、内部を冷媒が循環する構
造となっており、上部が吹き出し口21側に傾斜するよ
うに配置されている。このように、熱交換器13を傾斜
して配置することにより、熱交換面積を広く確保しなが
ら、縦(上下)方向の寸法(厚み)を抑えることができ
る。熱交換器13は、内部を冷媒が通流する冷媒配管1
3aと、冷媒通流方向に並べて配置され冷媒配管13a
が貫通する多数のフィン13bとを有している。冷媒配
管13aは、ヘアピン状に折り曲げられた銅パイプによ
り構成されている。フィン13bは、平行四辺形のアル
ミニウム薄板製のものであり、その上側の先端角部13
c、つまり吹き出し口21の長手方向に沿う先端角部の
うち天井側に配置される鋭角の先端角部13cが吹き出
し口21の上方に配置されている。冷媒配管13aは、
図示しない外部配管を介して室外機に接続されている。
【0033】フィン13bの先端角部13cには、カバ
ー部材51が装着されている。カバー部材51は、熱交
換器13の左右方向の全長を保護可能な長さを有してお
り、先端角部13cに沿うような折り曲げられた山形の
断面形状を有している。カバー部材51は、たとえばア
ルミニウム材を押し出し成形して山形に形成された金属
製の板状の部材であり、フィン13bの先端角部13c
が吹き出し口21から見えないようにするために設けら
れている。カバー部材は、フィン13bの上辺に取り付
けられたシール部材52によりフィン13bに取り付け
られている。シール部材52は、所定の厚みを有し、フ
ィン13b側に粘着面を有する圧縮可能な粘着テープ状
のものであり、断熱部材30と熱交換器13との隙間を
シールするために設けられている。
【0034】このようなカバー部材51でフィン13b
の先端角部13cを覆うことで、前後の寸法を小さくす
るために熱交換器13を吹き出し口21に近づけても熱
交換器13が直接見えなくなる。このため、小型軽量化
を図っても熱交換器13が目立たないようになる。しか
も、熱交換器13を本体ケーシング11に組み込む前に
カバー部材51を先端角部13cに装着すれば、熱交換
器13の先端角部13cが保護されて組み立て時に先端
角部13cが損傷しにくくなる。
【0035】このように構成された室内機10では、フ
ァン12が回転すると吸い込み口20から空気が吸い込
まれて吹き出し口21から室内に吹き出される。この空
気通路の途中で熱交換器13を通過した空気と冷媒とで
熱交換される。そして第1フラップ35を揺動駆動機構
48により上下に揺動させることにより、風向を上下に
振ることができ、室内の温度むらを抑えることができ
る。
【0036】このファン12から空気が熱交換器13に
向けて吹き出されるとき、吹き出し部12aの舌部側か
ら吹き出される空気は整流板50に案内されて熱交換器
13に向けて流れる。このため、ファン12の吹き出し
部12aの舌部12b側での空気の流れの乱れが少なく
なる。また、熱交換器13の通風抵抗により熱交換器1
3から反射した空気は、整流板50が熱交換器13に接
触しない位置までしか延びていないので、熱交換器13
との隙間から整流板50とドレンパン31との間の空間
に導かれる。そして、整流板50に邪魔されてファン1
2から吹き出した空気と混じることなくそこで収束す
る。このため、ファン12の吹き出し部12aの舌部側
外方での乱流の発生が少なくなり、騒音を低下させるこ
とができる。しかも、整流板50とドレンパン31との
間の空間での乱流の発生が抑えられるので、ファン仕切
板26に冷たい空気が衝突しにくくなり、ファン仕切板
26の後面での結露も防止できる。
【0037】[他の実施形態] (a)前記実施形態では、天井吊り形の室内機を例に説
明したが、本発明は多翼ファンから熱交換器を経て空気
が吹き出される全ての空気調和装置に適用できる。たと
えば、天井埋め込み形の室内機にも適用できる。
【0038】(b)前記実施形態では、整流板50を途
中で折り曲げていたが、途中で折り曲げなくてもよい。
また、折り曲げずに湾曲させてもよい。 (c)前記実施形態では、薄型化を図るために熱交換器
を斜めに配置していたが、熱交換器は斜めに配置されて
いなくてもよい。
【0039】
【発明の効果】請求項1に係る空気調和装置では、多翼
ファンから吹き出される空気は、ファン吹き出し口の舌
部側外方に設けられた整流部材に案内されて熱交換器に
向けて移動する。このため、ファン吹き出し口の舌部側
での空気の流れの乱れが少なくなる。また、熱交換器か
ら反射した空気は、整流部材が熱交換器に接触しない位
置までしか延びていないので、熱交換器との隙間から整
流部材より舌部側外方の整流部材と本体ケーシングとの
隙間に導かれる。そして、整流部材に邪魔されて多翼フ
ァンから吹き出した空気と混じることなくそこで収束す
る。このため、ファン吹き出し口の舌部側外方での乱流
の発生が低減し、装置の小型化が容易になる。しかも、
整流部材と本体ケーシングとの隙間での乱流の発生が抑
えられるので、ファン仕切板に冷たい空気が衝突しにく
くなり、ファン仕切板の後面での結露も防止できる。
【0040】請求項2に係る空気調和装置では、整流部
材が熱交換器の多翼ファンに近い一端側に折り曲げられ
ているので、通常はファン吹き出し口から少し斜め下方
に吹き出される空気に対する抵抗が少なくなる。
【0041】請求項3に係る空気調和装置では、空間に
熱交換器から還流した空気が導かれるので、より乱流が
少なくなる。請求項4に係る空気調和装置では、請求項
1の装置と同様に、多翼ファンから吹き出される空気
は、ファン吹き出し口の舌部側外方に設けられた整流部
材に案内されて熱交換器に向けて移動する。このため、
ファン吹き出し口の舌部側での空気の流れの乱れが少な
くなる。また、熱交換器から反射した空気は、整流部材
が熱交換器に接触しない位置までしか延びていないの
で、熱交換器との隙間から整流部材より舌部側外方の整
流部材と本体ケーシングとの隙間に導かれる。そして、
整流部材に邪魔されて多翼ファンから吹き出した空気と
混じることなくそこで収束する。このため、ファン吹き
出し口の舌部側外方での乱流の発生が低減し、装置の小
型化が容易になる。しかも、整流部材と本体ケーシング
との隙間での乱流の発生が抑えられるので、ファン仕切
板に冷たい空気が衝突しにくくなり、ファン仕切板の後
面での結露も防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるエアコンの天井吊り形
の室内機の断面側面図。
【図2】その断面平面図。
【図3】図1の前部拡大部分図。
【図4】第1フラップの着脱手順を示す正面図。
【符号の説明】
10 室内機 11 本体ケーシング 12 ファン 12a 吹き出し部 12b 舌部 13 熱交換器 20 吸い込み口 21 吹き出し口 50 整流板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 俊行 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 Fターム(参考) 3L050 BA01 BA05 3L081 AA01 AB03 BB07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空調された空気を室内に吹き出すための空
    気調和装置(10)であって、 吸い込み口(20)と吹き出し口(21)とを有する本
    体ケーシングと、 前記吸い込み口(20)の近傍に配置された多翼ファン
    (12)と、 前記多翼ファン(12)と前記吹き出し口(21)との
    間にファン吹き出し口(12a)の舌部(12b)側か
    らの距離が前記舌部(12b)と逆側からの距離より短
    くなるように前記吹き出し口(21)に向けて斜めに配
    置された熱交換器(13)と、 前記ファン吹き出し口(12a)の舌部(12b)側外
    方から前記熱交換器(13)に向けて前記熱交換器(1
    3)と接触しない位置まで延びる板状の整流部材(5
    0)と、を備えた空気調和装置(10)。
  2. 【請求項2】前記整流部材(50)は、前記熱交換器
    (13)に延びる途中で前記熱交換器(13)の前記多
    翼ファン(12)に近い一端側に向け斜めに折り曲げら
    れている、請求項1に記載の空気調和装置(10)。
  3. 【請求項3】前記熱交換器(13)の前記一端側の前記
    本体ケーシング(11)と前記整流部材(50)との間
    には空間が形成されている、請求項1又は2に記載の空
    気調和装置(10)。
  4. 【請求項4】空調された空気を室内に吹き出すための空
    気調和装置(10)であって、 吸い込み口(20)と吹き出し口(21)とを有する本
    体ケーシングと、 前記吸い込み口(20)の近傍に配置された多翼ファン
    (12)と、 前記多翼ファン(12)と前記吹き出し口(21)との
    間に配置された熱交換器(13)と、 前記ファン吹き出し口(12a)の舌部(12b)側外
    方から前記熱交換器(13)に向けて前記熱交換器(1
    3)と接触しない位置まで延びる板状の整流部材(5
    0)と、を備えた空気調和装置(10)。
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