JP2010169277A - 天井埋込型空気調和機 - Google Patents
天井埋込型空気調和機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010169277A JP2010169277A JP2009009590A JP2009009590A JP2010169277A JP 2010169277 A JP2010169277 A JP 2010169277A JP 2009009590 A JP2009009590 A JP 2009009590A JP 2009009590 A JP2009009590 A JP 2009009590A JP 2010169277 A JP2010169277 A JP 2010169277A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- corner
- air
- housing
- heat exchanger
- air conditioner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Abstract
【解決手段】送風機9と、この送風機9を囲むように配置された熱交換器11とを筐体1内に備える空気調和機100において、熱交換器11の第1及び第2コーナー部41、42と筐体1の第1及び第2コーナー部33A、33Bとの間に形成される第1及び第2コーナー空間51、52と、これら第1及び第2コーナー空間51、52の両側に延在する吹き出し空間53,53とを有し、筐体1の第1及び第2コーナー部33A、33Bの内側に、熱交換器11の第1及び第2コーナー部41、42から第1及び第2コーナー空間51、52に吹き出された空気を両側の吹き出し空間53、53に振り分ける整流体55を備えた。
【選択図】図2
Description
そこで、本発明は、上述した従来の技術が有する課題を解消し、簡単な構成で、筐体内での空気の流れを整えることにより、該空気の滞留を抑制し、ひいては吹き出し風量の増加を図った天井埋込型空気調和機を提供することを目的とする。
図1は、本発明の実施の形態に係る天井埋込型空気調和機の側部断面図である。
天井埋込型空気調和機(以下、単に空気調和機という)100は、板金製の箱形の筐体1を有し、天井面110に固定された吊下ボルト2で天井裏空間111に吊り下げられている。この筐体1は下方が開口しており、この開口側には化粧パネル21が取り付けられる。この化粧パネル21は、天井面110の下方に設けられる天井板112に配置されて被調和室に露出している。
送風機9は、シャフトを下向きに配置されたモータ5と、モータ5のシャフトに取り付けられたターボファン7とで構成されている。熱交換器11は、上面視で略五角形に成形されたプレートフィン型の熱交換器であり、送風機9を取り囲むように配置される。
ドレンパン13は、筐体1の側板1Aの内面に接するように配設され、ドレンパン13の中央には吸込開口14が開口し、周縁部には熱交換器11を通った調和空気を通すための吹出開口15が形成されている。吸込開口14の上部には、吸込開口14を通った被調和室の空気を送風機9に案内するノズル17が取り付けられている。また、ドレンパン13には空気調和機100の制御回路や電源回路等を収容した電装ボックス(図示略)等の各種部品がねじ止めされている。
筐体1は、図2に示すように、4つの長辺部31A〜31Dと、4つの短辺部32A〜32Dとを備え、縦横の長さがほぼ等しい八角形の外観形状に形成されている。詳述すると、ほぼ直角に配置される2つの隣接する長辺部(例えば、長辺部31Aと長辺部31B)間には、これらを接続する短辺部(例えば、短辺部32A)が斜めに配置されている。本実施形態では、筐体1には、短辺部32A〜32Dと、この短辺部32A〜32Dの両端に形成される角部を含んで第1コーナー部33A〜第4コーナー部33Dが形成される。
また、熱交換器11は略5角形(多角形)状に曲げられて、筐体1の内側に配置されている。この熱交換器11の3つの辺11A,11B,11Cは、筐体1の3つの長辺部31A,31B,31Cに対し略平行に延び、残りの2つの辺11D,11Eは、筐体1の1つの短辺部32Cと、残りの長辺部31Dと略平行に延びて配置されている。この構成では、熱交換器11が、筐体1の第3コーナー部33Cを形成する短辺部32Cと略平行となるように曲げられた辺11Dを備えることにより、この辺11Dと第3コーナー部33Cとの間に大きな空間を設けることができ、この空間にドレンポンプ28が配置されている。
また、熱交換器11の先端部11Fと終端部11Gとの間には、管板35が配置され、この管板35と第4コーナー部33Dとの間に配管類27が配置されている。
また、この第1コーナー空間51及び第2コーナー空間52の両側には、上記した吹出開口15及び吹出口23に連通する吹き出し空間53が形成されている。
この場合、筐体1内での空気の流れは複雑であるため、筐体1内に空気の滞留が生じることにより、吹出口23から実際に吹き出される風量が低下することがある。出願人が調査したところ、コーナー空間51、52に空気が滞留し、この滞留が風量低下の一因となっていることが判明した。
この整流体55は、整流体55は、筐体1の内側に設けられる断熱材3と一体に形成され、当該整流体55の中央部55Aを両側部55Bよりも筐体1の内側に突出させて形成されている。整流体55は、通風抵抗を低減するために凹凸のない形状が望ましく、この構成では円弧状に形成されている。また、この整流体55は、ドレンパン13が嵌る高さを除いて筐体1の天板から高さ方向に一様に形成されている。
送風機9が運転されると、この送風機9によって送風された空気は、矢印Xに示すように、熱交換器11のコーナー部を通過して、第1コーナー空間51、第2コーナー空間52に吹き出される。この第1コーナー空間51、第2コーナー空間52には、中央部55Aを両側部55Bよりも筐体1の内側に突出させて形成された整流体55が配置されているため、コーナー空間に流入した空気は、整流体55に当接して、矢印Yに示すように、両側の吹き出し空間53に向けて振り分けられる。このため、各コーナー空間に流入した空気が当該コーナー空間に滞留することが抑制される。
また、本実施形態では、整流体を筐体の内側に配置される断熱材と一体に形成する構成について説明したが、これに限るものではなく、整流体を断熱材の内面に貼着しても良い。この構成では、整流体の材質を断熱材と異なる材質とすることができるため、例えば、表面の摩擦抵抗の小さな材質で形成することにより、通風抵抗の低減を実現し、さらなる風量の増加を図ることができる。
3 断熱材
9 送風機
11 熱交換器
13 ドレンパン
14 吸込開口
15 吹出開口
21 化粧パネル
22 吸込口
23 吹出口
33A 第1コーナー部(筐体のコーナー部)
33B 第2コーナー部(筐体コーナー部)
41 第1コーナー部(熱交換器のコーナー部)
42 第2コーナー部(熱交換器のコーナー部)
51 第1コーナー空間(コーナー空間)
52 第2コーナー空間(コーナー空間)
55 整流体
55A 中央部
55B 両側部(両側)
100 空気調和機(天井埋込型空気調和機)
X 矢印
Y 矢印
Claims (3)
- 送風機と、この送風機を囲むように配置された熱交換器とを筐体内に備える天井埋込型空気調和機において、
前記熱交換器のコーナー部と前記筐体のコーナー部との間に形成されるコーナー空間と、このコーナー空間の両側に延在する吹き出し空間とを有し、
前記筐体のコーナー部の内側に、前記熱交換器のコーナー部から前記コーナー空間に吹き出された空気を両側の前記吹き出し空間に振り分ける整流体を備えることを特徴とする天井埋込型空気調和機。 - 前記整流体は、この整流体の中央部を両側よりも前記筐体の内側に突出させて形成されていることを特徴とする請求項1に記載の天井埋込型空気調和機。
- 前記整流体は、前記筐体の内側に設けられる断熱材と一体に形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の天井埋込型空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009009590A JP2010169277A (ja) | 2009-01-20 | 2009-01-20 | 天井埋込型空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009009590A JP2010169277A (ja) | 2009-01-20 | 2009-01-20 | 天井埋込型空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010169277A true JP2010169277A (ja) | 2010-08-05 |
Family
ID=42701603
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009009590A Pending JP2010169277A (ja) | 2009-01-20 | 2009-01-20 | 天井埋込型空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010169277A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014174625A1 (ja) * | 2013-04-24 | 2014-10-30 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機 |
JP2015132424A (ja) * | 2014-01-14 | 2015-07-23 | 日立アプライアンス株式会社 | 空気調和機の室内機 |
EP3015774A1 (en) * | 2013-06-28 | 2016-05-04 | Mitsubishi Electric Corporation | Air conditioner |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59105912U (ja) * | 1982-12-29 | 1984-07-17 | ダイキン工業株式会社 | 天井吊形室内ユニツト |
JPH01140422U (ja) * | 1988-03-18 | 1989-09-26 | ||
JPH05133535A (ja) * | 1991-11-08 | 1993-05-28 | Sanyo Electric Co Ltd | 熱交換ユニツト |
JPH10103702A (ja) * | 1996-09-30 | 1998-04-21 | Daikin Ind Ltd | 高所設置用空気調和機 |
JPH11182921A (ja) * | 1997-12-18 | 1999-07-06 | Daikin Ind Ltd | 空気調和機の室内機 |
JP2001294034A (ja) * | 2000-04-11 | 2001-10-23 | Inoac Corp | 空気案内ダクトの空気整流構造 |
JP2005155951A (ja) * | 2003-11-21 | 2005-06-16 | Sanyo Electric Co Ltd | 天井埋込型空気調和装置 |
JP2006266664A (ja) * | 2005-02-24 | 2006-10-05 | Mitsubishi Electric Corp | 天井埋込型空気調和機 |
JP2007285638A (ja) * | 2006-04-19 | 2007-11-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 天井カセット形空気調和機 |
JP2009058157A (ja) * | 2007-08-30 | 2009-03-19 | Max Co Ltd | 換気グリル |
-
2009
- 2009-01-20 JP JP2009009590A patent/JP2010169277A/ja active Pending
Patent Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59105912U (ja) * | 1982-12-29 | 1984-07-17 | ダイキン工業株式会社 | 天井吊形室内ユニツト |
JPH01140422U (ja) * | 1988-03-18 | 1989-09-26 | ||
JPH05133535A (ja) * | 1991-11-08 | 1993-05-28 | Sanyo Electric Co Ltd | 熱交換ユニツト |
JPH10103702A (ja) * | 1996-09-30 | 1998-04-21 | Daikin Ind Ltd | 高所設置用空気調和機 |
JPH11182921A (ja) * | 1997-12-18 | 1999-07-06 | Daikin Ind Ltd | 空気調和機の室内機 |
JP2001294034A (ja) * | 2000-04-11 | 2001-10-23 | Inoac Corp | 空気案内ダクトの空気整流構造 |
JP2005155951A (ja) * | 2003-11-21 | 2005-06-16 | Sanyo Electric Co Ltd | 天井埋込型空気調和装置 |
JP2006266664A (ja) * | 2005-02-24 | 2006-10-05 | Mitsubishi Electric Corp | 天井埋込型空気調和機 |
JP2007285638A (ja) * | 2006-04-19 | 2007-11-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 天井カセット形空気調和機 |
JP2009058157A (ja) * | 2007-08-30 | 2009-03-19 | Max Co Ltd | 換気グリル |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014174625A1 (ja) * | 2013-04-24 | 2014-10-30 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機 |
EP3015774A1 (en) * | 2013-06-28 | 2016-05-04 | Mitsubishi Electric Corporation | Air conditioner |
EP3015774A4 (en) * | 2013-06-28 | 2017-03-29 | Mitsubishi Electric Corporation | Air conditioner |
JP2015132424A (ja) * | 2014-01-14 | 2015-07-23 | 日立アプライアンス株式会社 | 空気調和機の室内機 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6283939B2 (ja) | 天井埋込型空気調和機 | |
JP5383628B2 (ja) | 空気調和機 | |
WO2013047240A1 (ja) | 天井埋込型空気調和装置 | |
JP6855875B2 (ja) | 天井埋込型空気調和機の室内機 | |
JP6139669B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP2008045780A (ja) | 空気調和装置の室内ユニット | |
JP2010169277A (ja) | 天井埋込型空気調和機 | |
JP6233587B2 (ja) | 天井埋込型空気調和機 | |
JP6398550B2 (ja) | 天井埋込型空気調和機 | |
JP6927302B2 (ja) | 空調室内機 | |
JP5860752B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP2001201079A (ja) | 空気調和機 | |
JP2003097821A (ja) | 空気調和機 | |
JP2005283068A (ja) | 空気調和機 | |
JP2010085077A (ja) | 天井埋込型空気調和機 | |
JP6451516B2 (ja) | 天井埋込型空気調和機 | |
JP2019178825A (ja) | 天井埋込型空気調和機 | |
JP6403012B2 (ja) | 天井埋込型空気調和機 | |
JP7042334B2 (ja) | 空気調和機の室内ユニット | |
JP2015068561A (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JP4821515B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP6384244B2 (ja) | 天井埋込型空気調和機 | |
JPH11264568A (ja) | 空気調和機の室内ユニット | |
JP2007263430A (ja) | 空気調和機 | |
JP6375837B2 (ja) | 天井埋込型空気調和機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111222 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130221 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130226 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130423 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20130423 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20131001 |