JP2001294034A - 空気案内ダクトの空気整流構造 - Google Patents

空気案内ダクトの空気整流構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気流入口および/または空気流出口に臨む
部位に空気整流部材を配設することで、調温空気の円滑
な流入および/または円滑な流出を図る。 【解決手段】 車両内装部材10における外側基材11
および内側基材12から形成される空気案内ダクト10
において、これら外側基材11と内側基材12との間で
かつ空気流入口14に臨む部位に、該空気流入口14側
から空気流通路15側に向けて連続的に延在する案内面
33a,33bを有する空気整流部材30を配設する。
これにより、エアコンユニット17から空気流入口14
を介してダクト16内へ流入した調温空気は、前記空気
整流部材30の前記案内面33a,33bに沿いつつ空
気流通路15側へ円滑に流入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空気案内ダクト
の空気整流構造に関し、更に詳細には、車両内装部材を
構成する外側基材および内側基材を互いに接合して画成
される空気案内ダクトにおいて、エアコンユニットから
送出された調温空気の円滑な流入および円滑な流出を図
るための空気整流構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】乗用車等の車両においては、エアコンユ
ニットから送出された調温空気を、インストルメントパ
ネル等の車両内装部材の裏側に設けた空気案内ダクトを
介して該部材の所要位置に設けた空気吹出口へ案内し、
この空気吹出口から乗員室内へ吹出して空調を行なうよ
うになっている。従来の空気案内ダクトは、前記車両内
装部材を構成する成形基材とは別体に形成され、一般的
には高密度ポリエチレン等の材質からなる中空パリソン
をブロー成形した一体成形品が主流とされていた。しか
しながら、空気案内ダクトを前記車両内装部材の基材に
固定するための締結部品が別途必要となると共に、空気
案内ダクトを基材に固定する組付作業工程を要するた
め、製造コストが嵩んでしまう課題を内在していた。ま
た前記空気案内ダクトは、車両内装部材に単に組付ける
だけの構成であるから、該車両内装部材における前記基
材の剛性向上には何等寄与するものではなかった。
【0003】そこで近年に至っては、前記車両内装部材
を、所要の意匠形状に形成されて乗員室に露出する外側
基材(従来の基材に相当)と、樋状に成形されて該外側基
材の裏側に接合される内側基材とで構成し、互いに溶着
接合したこれら外側基材と内側基材の間に形成された空
間を、調温空気用の空気案内ダクトとする技術的思想が
提案されつつある。例えば図11は、外側基材(アウタ
ーパネル)11と内側基材(インナーパネル)12とから
構成したインストルメントパネル10を、両基材11,
12を分離した状態で示す斜視図である。このインスト
ルメントパネル10では、外側基材11の前面に複数
(図示4個)の空気吹出口13a,13b,13c,13d
を開設し、これに伴って内側基材12には、エアコンユ
ニットの空気送出口に整合する空気流入口14と前記各
空気吹出口13a,13b,13c,13dとを対応的に
連通接続する空気流通路15が画成されている。従っ
て、別体のダクトを外側基材11に固定するための前記
締結部品が不要となるので部品点数が削減されると共
に、該ダクトを外側基材11に固定する工程も省略され
るので、空気案内ダクトの製造に係るコスト低減を図り
得る利点がある。また外側基材11は、内側基材12の
溶着接合により肉厚を小さくしても強度確保が可能とな
るから、樹脂素材の使用量減少に伴うコスト低減も期待
できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで前述した如
く、車両内装部材を構成する外側基材11および内側基
材12から形成される空気案内ダクト16では、次のよ
うな課題を内在していた。例えば図12は、エアコンユ
ニット17の空気送出口18に連結された空気案内ダク
ト16の空気流入口14近傍(図11におけるA部位)を
正面から視た断面図であるが、この空気案内ダクト16
では、空気流通路15の主流路28が空気流入口14を
挟んで左右両方向(左側28aと右側28b)へ延在する
と共に、エアコンユニット17の空気送出口18から送
出される調温空気の空気流入方向と前記主流路28の延
在方向とが略直角に交差している。このため空気流入口
14近傍では、空気送出口18から送出された調温空気
が正面壁面(外側基材11のパネル基材20)に鉛直的に
吹付けられるので、その一部は衝突の反動で逆戻りした
り一時的に停留したりして調温空気流に乱れが発生する
問題や、主流路28の左側28aと右側28bとに均等
に振分け得ない問題等が発生するので、中央に整流板1
9(図示2点鎖線)を設けることが望ましい。しかしなが
ら、前記内側基材12のダクト壁部12aに前記整流板
19を設けようとすると、該内側基材12が上下に開放
した形状を呈するため、該整流板19を設けることが困
難とされていた。一方、前記外側基材11のパネル基材
20裏側に整流板19を設けようとすると、該整流板1
9の形成部位に対応した該基材20の表側に成形ひけが
形成され易く、該パネル基材20が露出するタイプのイ
ンストルメントパネル10では質感低下を来たす問題が
あった。しかも外側基材11の意匠形状によっては、成
形上の制約により、整流板19を形成することそのもの
が不可能な場合もあり得る。
【0005】また図13は、空気案内ダクト16の空気
流出部近傍(図11におけるB部位)を破断して示す側断
面図であるが、例えば前記インストルメントパネル10
では、外側基材11の外形形状が上面側から前面側にか
けてラウンドした略曲面形状を呈していると共に、前記
空気吹出口13aが上面から下方変移した前面に設けら
れるため、前記内側基材12のダクト壁部12aの底部
は外側基材11のパネル基材20裏面からかなり離間し
て位置することになる。従って、空気流出部近傍におけ
る空気流通路15と空気吹出口13aとの断面積比がか
なり大きく、急激な断面変化に伴って調温空気が空気吹
出口13a側へ円滑に流出しない不都合があった。また
外側基材11の形状によっては、空気吹出口13aの上
方空間部が所謂空気溜まりとなってしまい、これにより
調温空気の流通抵抗が増加して通風効率低下や騒音発生
等の問題も指摘される。
【0006】
【発明の目的】本発明は、前述した課題を好適に解決す
るべく提案されたもので、車両内装部材を構成する外側
基材と内側基材により形成される空気案内ダクトにおい
て、空気流入口および/または空気流出口に臨む両基材
の間に空気整流部材を配設することで、エアコンユニッ
トから送出された調温空気の空気流通路への円滑な流入
および/または該空気流通路を移動した調温空気の空気
吹出口への円滑な流出を図るよう構成した空気整流構造
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決して、所
期の目的を達成するため本発明は、乗用車等の車両内装
部材を構成する外側基材および内側基材を互いに接合し
て画成される空間を空気流通路とし、前記外側基材に設
けられて乗員室へ開口する空気吹出口および前記内側基
材に開設されてエアコンユニットに整合する空気流入口
を、前記空気流通路で連通接続するようにした空気案内
ダクトにおいて、前記外側基材と前記内側基材との間で
かつ前記空気流入口に臨む部位に、該空気流入口側から
前記空気流通路側に向けて連続的に延在する案内面を有
する空気整流部材を配設し、前記エアコンユニットから
前記空気流入口を介してダクト内へ流入した調温空気
を、前記空気整流部材の前記案内面に沿わせつつ前記空
気流通路側へ変向的に流入させるよう構成したことを特
徴とする。
【0008】同じく前記課題を解決して、所期の目的を
達成するため別の発明は、乗用車等の車両内装部材を構
成する外側基材および内側基材を互いに接合して画成さ
れる空間を空気流通路とし、前記外側基材に設けられて
乗員室へ開口する空気吹出口および前記内側基材に開設
されてエアコンユニットに整合する空気流入口を、前記
空気流通路で連通接続するようにした空気案内ダクトに
おいて、前記外側基材と前記内側基材との間でかつ前記
空気吹出口に臨む部位に、前記空気流通路から該空気吹
出口に向けて連続的に延在する案内面を有する空気整流
部材を配設し、前記エアコンユニットから前記空気流通
路内へ流入した調温空気を、前記空気整流部材の前記案
内面に沿わせつつ前記空気吹出口側へ変向的に流出させ
るよう構成したことを特徴とする。
【0009】同じく前記課題を解決して、所期の目的を
達成するため更に別の発明は、乗用車等の車両内装部材
を構成する外側基材および内側基材を互いに接合して画
成される空間を空気流通路とし、前記外側基材に設けら
れて乗員室へ開口する空気吹出口および前記内側基材に
開設されてエアコンユニットに整合する空気流入口を、
前記空気流通路で連通接続するようにした空気案内ダク
トにおいて、前記外側基材と前記内側基材との間でかつ
前記空気流入口に臨む部位に、該空気流入口から前記空
気流通路に向けて連続的に延在する案内面を有する第1
空気整流部材を配設し、前記外側基材と前記内側基材と
の間でかつ前記空気吹出口に臨む部位に、前記空気流通
路から該空気吹出口に向けて連続的に延在する案内面を
有する第2空気整流部材を配設し、前記エアコンユニッ
トから前記空気流入口を介してダクト内に流入した調温
空気を、前記第1空気整流部材の案内面に沿わせつつ空
気流通路側へ変向的に流入させた後、前記第2空気整流
部材の案内面に沿わせつつ前記空気吹出口へ変向的に流
出させるよう構成したことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る空気案内ダク
トの空気整流構造につき、好適な実施例を挙げて、添付
図面を参照しながら以下説明する。なお後述する各実施
例では、図11に示したインストルメントパネル10に
形成される前記空気案内ダクト16に、空気整流構造を
実施した場合につき説明する。また、従来技術の説明に
際して既出の部材と同一部材は、同一の符号を付して説
明する。
【0011】(インストルメントパネルについて)そこで
先ず、本実施例の空気案内ダクト16が形成されるイン
ストルメントパネル10につき、その全体構成を概略的
に説明する。このインストルメントパネル10は、図1
1に示す如く、所要の意匠形状に形成されて乗員室側に
露出する外側基材11(アウターパネルとも云う)と、所
要形状に成形されて前記外側基材11の裏側に接合され
る内側基材12(インナーパネルとも云う)から構成され
ている。前記外側基材11は、インジェクション成形さ
れたパネル基材20と、このパネル基材20の乗員室側
に面した外面に装着される表皮21と、これらパネル基
材20と表皮21との間に介在するクッション材22と
からなる複層構造を呈している。そして、運転席側には
計器ユニット用の設置部23やステアリングシャフト用
の挿通口24が開設され、助手席側にはグローブボック
ス用の設置部25が設けられると共に、左右中央部には
空調操作ユニットやオーディオユニット等の設置部26
が設けられている。また、前面における左右両端近傍お
よび中央(前記設置部26の左右両側)には、前記エアコ
ンユニット17からの調温空気を乗員室へ吹出案内する
合計4つの空気吹出口13a,13b,13c,13dが
開設され、エアーアウトレットとも称される風向制御装
置27(図7)が装着される。
【0012】一方前記内側基材12は、横断面略U形を
呈して空気流通路15を形成するダクト壁部12aと、
このダクト壁部12aの短手方向端部から略直角に延出
する複数の鍔部12bとから構成されている。そして前
記空気流通路15は、インストルメントパネル10の幅
方向に延在する主流路28と、該主流路28の左右両端
および中央部位から前方へ延出する合計4つの副流路2
9a,29b,29c,29dとから構成され、前記主流
路28の左右略中央には前記エアコンユニット17の空
気送出口18に整合する空気流入口14が開設されてい
る。このように形成された内側基材12は、前記外側基
材11における前記パネル基材20の裏側所定位置に対
し、例えば振動溶着法等を利用して前記鍔部12bを該
パネル基材20に溶着接合される。従って外側基材11
は、横断面U形のダクト壁部12aおよび鍔部12bか
らなる内側基材12の接合により、好適な剛性向上が図
られる。
【0013】(空気案内ダクト)このように、外側基材1
1の裏側に内側基材12を接合してなるインストルメン
トパネル10では、該内側基材12に形成された前記ダ
クト壁部12aの上方開口部が外側基材11のパネル基
材20で覆蓋され、該パネル基材20の裏面に沿って延
在する空気流通路15からなる空気案内ダクト16が形
成される。そして、各副流路29a,29b,29c,2
9dの先端開口部が前記各空気吹出口13a,13b,1
3c,13dへ対応的に整合し、前記空気流入口14と
各空気吹出口13a,13b,13c,13dは、密閉し
た空気流通路15によって空間的に連通する。これによ
り、前記エアコンユニット17が設置された車体に当該
インストルメントパネル10を装着した際には、該エア
コンユニット17の空気送出口18に前記空気流入口1
4が整合し、前記空気流通路15を介してエアコンユニ
ット17と各空気吹出口13a,13b,13c,13d
が連通接続される。
【0014】次に、前記インストルメントパネル10に
形成された空気案内ダクト16に実施される空気整流構
造につき、具体的に説明する。
【0015】
【第1実施例】図3は、本発明の第1実施例に係る空気
案内ダクトに実施した空気整流構造を示す断面図であっ
て、この第1実施例に係る空気整流構造は、エアコンユ
ニット17から送出される調温空気を空気流通路15内
へ円滑に流入案内するよう機能する。前記空気案内ダク
ト16は、前述した如く、前記空気流通路15における
主流路28が空気流入口14を挟んで両方向(左右方向)
へ延在すると共に、エアコンユニット17の空気送出口
18から送出される調温空気の空気流入方向と前記主流
路28の延在方向とが略直角に交差した形態を呈してい
るので、第1実施例に係る空気整流構造は、前記エアコ
ンユニット17から送出された調温空気を、空気流入口
14から主流路28の左側28aおよび右側28bへ円
滑に変向的に案内すると共に均等に振分けることが要求
される。これを前提とした第1実施例の空気整流構造
は、前記外側基材11と前記内側基材12との間でかつ
空気流入口14に臨む部位に、該空気流入口14に対向
的に配設した空気整流部材30を以て構成されている。
【0016】(空気整流部材)第1実施例の空気整流構造
に実施される前記空気整流部材30は、図2に示す如く
前記内側基材12とは別体の部材として形成され、前記
ダクト壁部12aを挟んで所要間隔で延在する各鍔部1
2b,12bに架設される係止板部31と、この係止板
部31の中央に突出形成されて互いに対向する案内面3
3a,33bを有する縦断面略三角形の案内突部32と
からなる単一の成形部材である。前記各案内面33a,
33bは、前記係止板部31から案内突部32の頂部に
向けて凹状に湾曲した連続曲面であり、頂部では互いに
鋭角状に連設している。このように形成された空気整流
部材30は、図1に示す如く、前記内側基材12の上方
開口部に対して倒立状態で装着され、前記案内突部32
を空気流入口14側へ指向させると共に前記係止板部3
1の両側縁部を前記内側基材12の各鍔部12b,12
bへ係止させて固定するようになっている。このとき前
記案内突部32は、図3に示す如く、その頂部が前記空
気流入口14の左右中央に臨み、図示左側の案内面33
aは該空気流入口14と空気流通路15における主流路
28の左側28aを指向するようになり、図示右側の案
内面33bは該空気流入口14と空気流通路15におけ
る主流路28の右側28bを指向するようになる。
【0017】(係着構造)前記空気整流部材30における
案内突部32の両側面には、側方へ突出した横長の係着
部34が凸設され、また前記内側基材12におけるダク
ト壁部12aの内側には、前記係止部34が嵌入する横
長溝状の係着受部35が凹設されている。これにより、
内側基材12の所定位置に前記空気整流部材30をセッ
トした際には、前記係着部34と係着受部35とが嵌合
して係着するので(図4)、当該空気整流部材30は容易
に脱落しないように装着される。また内側基材12の各
鍔部12b,12bには、空気整流部材30の係止板部
31が嵌合する嵌合凹部36,36が形成されており、
該係止板部31と鍔部12bとが同一平面状に整合する
ようになっている。
【0018】このように構成された第1実施例の空気整
流構造では、内側基材12に前記空気整流部材30を装
着した後に該内側基材12と前記外側基材11とを接合
することで、該空気整流部材30が内側基材12と外側
基材11の間に位置する。そして、図3に示す如く実際
の実施状態においては、エアコンユニット17の空気送
出口18から鉛直上方へ送出された調温空気は、空気流
入口14を介して空気案内ダクト16内へ流入した後、
前記空気整流部材30に接触するようになる。このと
き、空気送出口18の中央から左側の開口領域から送出
された調温空気は、空気整流部材30の左側の案内面3
3aに沿って徐々に左側へ変向し、主流路28の左側2
8aへ流入するようになる。しかも案内面33aは、空
気流入口14側から主流路28側へ円弧状で連続的に延
在しているので、調温空気は主流路28の左側28aへ
極めて円滑に流入し、前記各副流路29a,29bから
夫々対応の空気吹出口13a,13b側へ好適に案内さ
れる。一方、空気送出口18の中央から右側の開口領域
から送出された調温空気は、空気整流部材30の右側の
案内面33bに沿って徐々に右側へ変向し、主流路28
の右側28bへ流入するようになる。しかもこの案内面
33bも、空気流入口14側から主流路28へ向けて円
弧状で連続的に延在しているので、調温空気は主流路2
8の右側28bへ極めて円滑に流入し、前記各副流路2
9c,29dから夫々対応の空気吹出口13c,13d側
へ好適に案内される。
【0019】しかも前記各案内面33a,33bは、空
気流入口14の中央を境に左右対称に設けられているの
で、エアコンユニット17からの調温空気は左右両方向
へ均等に振分けられ、前記各空気吹出口13a,13b,
13c,13dからは調温空気が均等に吹出すようにな
る。なお、前記案内突部32の形成位置を例えば図3の
左側に偏倚して形成すれば、主流路28の左側28aへ
流入する調温空気の流量を減少させ得ると共に主流路2
8の右側28bへ流入する調温空気の流量を増加させ得
る一方、前記案内突部32の形成位置を図3の右側に偏
倚して形成すれば、主流路28の左側28aへ流入する
調温空気の流量を増加させ得ると共に主流路28の左側
28bへ流入する調温空気の流量を減少させることがで
き、左右不均等な振分け形態とすることも可能である。
【0020】
【第2実施例】図7は、本発明の第2実施例に係る空気
案内ダクトの空気整流構造を示す断面図であって、この
第2実施例に係る空気流通構造は、空気流通路15を移
動した調温空気を夫々の空気吹出口13a,13b,13
c,13d内へ適切かつスムーズに流出案内するよう機
能する。前記空気案内ダクト16は、前述した如く、空
気流通路15における夫々の副流路29a,29b,29
c,29dと、対応の夫々の空気吹出口13a,13b,
13c,13dとの開口面積比が大きいので、第2実施
例に係る空気整流構造は、外側基材11と内側基材12
との間でかつ空気吹出口13a,13b,13c,13d
に臨む部位に、空気吹出口13a,13b,13c,13
dに対応的に配設した空気整流部材40を以て構成され
ている。なお、各副流路29a,29b,29c,29d
に実施される第2実施例の空気整流構造は基本的に同一
であるから、第1空気吹出口13aに連通する第1副流
路29aに実施した場合について説明する。
【0021】(空気整流部材)第2実施例の空気整流構造
に実施される前記空気整流部材40は、図6に示す如く
前記内側基材12とは別体に成形され、前記ダクト壁部
12aを挟んで所要間隔で延在する各鍔部12b,12
bに係止される係止板部41,41と、これら係止板部
41,41の間に傾斜状に延在する案内面43を有する
案内突部42とからなる単一の成形部材である。前記案
内面43は、副流路29aの上流側(主流路28側)から
下流側(空気吹出口13a側)に向けて下方傾斜した単一
平面とされている。このように形成された空気整流部材
40は、図5に示す如く、前記内側基材12の上方開口
部に対して倒立状態で装着され、前記案内突部42を内
側へ指向させると共に前記係止板部41,41を前記内
側基材12の各鍔部12b,12bへ係止させて固定す
るようになっている。そして前記案内突部42の案内面
43は、図7に示す如く、ダクト壁部12aの底壁と略
並行の前下がり状態で延在しており、その先端縁が空気
吹出口13aの後縁部に整合するようになる。
【0022】(係着構造)前記空気整流部材40における
案内突部42の両側面には、側方へ突出した横長の係着
部44が膨出形成され、また前記内側基材12における
ダクト壁部12aの内側には、前記係着部44が嵌入す
る横長溝状の係着受部45が凹設されている。これによ
り、内側基材12の所定位置に前記空気整流部材40を
セットした際には、前記係着部44と係着受部45とが
嵌合して係着するので(図8)、当該空気整流部材40は
容易な脱落が不能に装着される。また内側基材12の各
鍔部12b,12bには、空気整流部材40の係止板部
41,41が嵌合する嵌合凹部46,46が形成されてお
り、該係止板部41と鍔部12bとが同一平面状に整合
するようになる。
【0023】このように構成された第2実施例の空気整
流構造では、内側基材12に前記空気整流部材40を装
着した後に該内側基材12と前記外側基材11とを接合
することで、該空気整流部材40が内側基材12と外側
基材11の間に位置する。そして、図7に示す如く実際
の実施状態において、空気流通路15における主流路2
8(28a)に沿って移動した調温空気は、副流路29a
内へ流入すると同時に前記空気整流部材40に接触する
ようになる。そして、該空気整流部材40の前記案内面
43およびダクト壁部12aに沿いながら徐々に斜め下
方へ移動し、空気吹出口13aへ円滑に案内される。
【0024】しかも、空気整流部材40の装着による副
流路29aの断面積と空気吹出口13aの断面積が大き
く変化しないと共に、副流路29a内に調温空気の空気
溜まりが形成されないので、異音の発生や通風効率の低
下も好適に防止される。
【0025】なお前記空気案内ダクト16では、前記第
1実施例に係る空気整流構造と第2実施例に係る空気整
流構造とを夫々同時に実施するようにしてもよい。両空
気整流構造を同時に実施した場合、エアコンユニット1
7から送出された調温空気は、空気流入口14から空気
流通路15へ変向的に流入されると共に、空気流通路1
5から各空気吹出口13a,13b,13c,13へ変向
的に流出され、極めて円滑な流通案内がなされる。
【0026】
【第1実施例の変更例】図9は、第1実施例に係る空気
整流構造の変更例を示す斜視図であって、この変更例で
は、空気整流部材30を内側基材12と一体的に成形し
たものである。すなわち空気整流部材30は、その係止
板部31の側端縁および前記内側基材12における鍔部
12bの側端縁とがヒンジ部37を介して連設され、該
内側基材12に対して開放状態で一体成形される。従っ
て空気整流部材30は、前記ヒンジ部37に沿って該内
側基材12の上方開口部側へ折曲げ、係着部34を係着
受部35へ嵌合して係着させることで、折曲げ状態で装
着される。また、成形コスト低減も期待できる。
【0027】
【第2実施例の変更例】また図10は、第2実施例に係
る空気整流構造の変更例を示す斜視図であって、この変
更例でも、空気整流部材40を内側基材12と一体的に
成形したものである。すなわち空気整流部材40は、そ
の係止板部41,41の端縁と前記内側基材12の鍔部
12bの端縁とがヒンジ部47を介して連接され、該内
側基材12に対して開放状態で一体成形される。従って
空気整流部材40は、前記ヒンジ部47に沿って該内側
基材12の上方開口部側へ折曲げ、係着部44を係着受
部45へ嵌合して係着させることで、折曲げ状態で装着
される。なお空気整流部材40は、図9に示した前記第
1実施例の変更例の如く、内側基材12の側方へ開放状
態で一体成形するようにしてもよい。
【0028】更に具体的に図示しないが、図1を参照し
ながら説明すると、前記空気整流部材30の設置位置の
左側部位、すなわち主流路28と第2副流路29bとの
分岐部に、調温空気を該主流路28側と第2副流路29
b側とに振分ける案内面を有する空気整流部材を追加装
着すれば、第1空気吹出口13aと第2空気吹出口13
bから吹出す調温空気の吹出量を制御し得る。同じく、
前記空気整流部材30の設置位置の右側部位、すなわち
主流路28と第3副流路29cとの分岐部に、調温空気
を該主流路28側と第3副流路29c側とに振分ける案
内面を有する空気整流部材を追加装着すれば、第3空気
吹出口13cと第4空気吹出口13dから吹出す調温空
気の吹出量を制御し得る。
【0029】なお、前記各実施例の空気整流構造は、前
記インストルメントパネル10の他に、例えばフロアコ
ンソール、ピラーガーニッシュ、天井パネル等を構成す
る基材により画成される空気案内ダクトにも好適に応用
実施可能である。
【0030】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る空気案
内ダクトの空気整流構造によれば、外側基材と内側基材
の間でかつ空気流入口に臨む部位に空気整流部材を配設
したことにより、エアコンユニットから空気流入口を介
してダクト内へ流入した調温空気を、前記空気整流部材
の案内面に沿わせながら空気流通路側へ円滑に変向流入
させ得る利点がある。しかも調温空気は、前記空気整流
部材により夫々の空気流通路へ均等に振分けられるの
で、各空気流通路に連通接合した各空気吹出口へ均等に
案内される。
【0031】また、別の発明に係る空気案内ダクトの空
気整流構造によれば、外側基材と内側基材との間でかつ
空気吹出口に臨む部位に空気整流部材を配設したことに
より、エアコンユニットから空気流通路内へ流入した調
温空気を、前記空気整流部材の案内面に沿わせながら空
気吹出口側へ円滑に変向流出させ得る利点がある。従っ
て、空気流通路内で調温空気流の乱れが発生しないの
で、騒音発生や通風効率低下等が好適に防止できる。
【0032】更に別の発明に係る空気案内ダクトの空気
整流構造によれば、外側基材と内側基材の間でかつ空気
流入口に臨む部位に第1空気整流部材を配設すると共
に、外側基材と内側基材との間でかつ空気吹出口に臨む
部位に第2空気整流部材を配設したことにより、エアコ
ンユニットから空気流入口を介してダクト内に流入した
調温空気を、第1空気整流部材の案内面に沿わせつつ空
気流通路側へ変向的に流入させ得ると共に、第2空気整
流部材の案内面に沿わせつつ空気吹出口へ円滑に変向流
出させ得る利点がある。しかも調温空気は、前記第1空
気整流部材により夫々の空気流通路へ均等に振分けられ
るので、各空気流通路に連通接合した各空気吹出口へ均
等に案内される。
【0033】なお前記夫々の空気整流部材は、前記内側
基材とは別体部材として形成したり、該内側基材と一体
的に形成してもよく、何れの場合でも該内側基材に対し
て簡単かつ容易に装着し得る。更に、前記空気整流部材
に係着部を設けると共に内側基材に係着受部を設けれ
ば、内側基材に装着された前記空気整流部材は、これら
係着部と係着受部とが係着したもとで該内側基材から容
易に分離することなく固定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る空気案内ダクトの空気整流構
造の全体斜視図である。
【図2】第1実施例の空気整流構造に採用される空気整
流部材を、空気案内ダクトを構成する内側基材に装着す
る前の状態で示す斜視図である。
【図3】図1のIII−III線断面図である。
【図4】図1のIV−IV線断面図である。
【図5】第2実施例に係る空気案内ダクトの空気整流構
造の斜視図である。
【図6】第2実施例の空気整流構造に採用される空気整
流部材を、空気案内ダクトを構成する内側基材に装着す
る前の状態で示す斜視図である。
【図7】図5のVII−VII線断面図である。
【図8】図5のVIII−VIII線断面図である。
【図9】第1実施例の空気整流構造を変更した場合の斜
視図であって、空気整流部材は内側部材と一体成形され
て折畳み装着されるようになっている。
【図10】第2実施例の空気整流構造を変更した場合の
斜視図であって、空気整流部材は内側部材と一体成形さ
れて折畳み装着されるようになっている。
【図11】空気案内ダクトを構成する外側基材と内側基
材とを分離状態で示すインストルメントパネルの斜視図
である。
【図12】図11のインストルメントパネルに形成され
た空気案内ダクトに内在する問題点を示す断面図であっ
て、エアコンユニットから送出された調温空気が空気流
通路の左右両方向へ円滑に流入しない状態を示してい
る。
【図13】図11のインストルメントパネルに形成され
た空気案内ダクトに内在する別の問題点を示す断面図で
あって、空気流通路と空気吹出口の断面積比が大きいた
めに、調温空気が空気流通路から空気吹出口へ円滑に流
出しない状態を示している。
【符号の説明】
10 インストルメントパネル(車両内装部材),11 外
側基材,12 内側基材,13a,13b,13c,13d
空気吹出口,14 空気流入口,15 空気流通路,1
6 空気案内ダクト,17 エアコンユニット,30 (第
1)空気整流部材,33a,33b 案内面,34,44
係着部,35,45 係着受部,37,47 ヒンジ部,4
0 (第2)空気整流部材,43 案内面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉浦 浩 愛知県安城市今池町3丁目1番36号 株式 会社イノアックコーポレーション安城事業 所内 Fターム(参考) 3L011 BL00

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗用車等の車両内装部材(10)を構成する
    外側基材(11)および内側基材(12)を互いに接合して画成
    される空間を空気流通路(15)とし、前記外側基材(11)に
    設けられて乗員室へ開口する空気吹出口(13a,13b,13c,1
    3d)および前記内側基材(12)に開設されてエアコンユニ
    ット(17)に整合する空気流入口(14)を、前記空気流通路
    (15)で連通接続するようにした空気案内ダクト(16)にお
    いて、 前記外側基材(11)と前記内側基材(12)との間でかつ前記
    空気流入口(14)に臨む部位に、該空気流入口(14)側から
    前記空気流通路(15)側に向けて連続的に延在する案内面
    (33a,33b)を有する空気整流部材(30)を配設し、 前記エアコンユニット(17)から前記空気流入口(14)を介
    してダクト(16)内へ流入した調温空気を、前記空気整流
    部材(30)の前記案内面(33a,33b)に沿わせつつ前記空気
    流通路(15)側へ変向的に流入させるよう構成したことを
    特徴とする空気案内ダクトの空気整流構造。
  2. 【請求項2】 乗用車等の車両内装部材(10)を構成する
    外側基材(11)および内側基材(12)を互いに接合して画成
    される空間を空気流通路(15)とし、前記外側基材(11)に
    設けられて乗員室へ開口する空気吹出口(13a,13b,13c,1
    3d)および前記内側基材(12)に開設されてエアコンユニ
    ット(17)に整合する空気流入口(14)を、前記空気流通路
    (15)で連通接続するようにした空気案内ダクト(16)にお
    いて、 前記外側基材(11)と前記内側基材(12)との間でかつ前記
    空気吹出口(13a,13b,13c,13d)に臨む部位に、前記空気
    流通路(15)から該空気吹出口(13a,13b,13c,13d)に向け
    て連続的に延在する案内面(43)を有する空気整流部材(4
    0)を配設し、 前記エアコンユニット(17)から前記空気流通路(15)内へ
    流入した調温空気を、前記空気整流部材(40)の前記案内
    面(43)に沿わせつつ前記空気吹出口(13a,13b,13c,13d)
    側へ変向的に流出させるよう構成したことを特徴とする
    空気案内ダクトの空気整流構造。
  3. 【請求項3】 乗用車等の車両内装部材(10)を構成する
    外側基材(11)および内側基材(12)を互いに接合して画成
    される空間を空気流通路(15)とし、前記外側基材(11)に
    設けられて乗員室へ開口する空気吹出口(13a,13b,13c,1
    3d)および前記内側基材(12)に開設されてエアコンユニ
    ット(17)に整合する空気流入口(14)を、前記空気流通路
    (15)で連通接続するようにした空気案内ダクト(16)にお
    いて、 前記外側基材(11)と前記内側基材(12)との間でかつ前記
    空気流入口(14)に臨む部位に、該空気流入口(14)から前
    記空気流通路(15)に向けて連続的に延在する案内面(33
    a,33b)を有する第1空気整流部材(30)を配設し、 前記外側基材(11)と前記内側基材(12)との間でかつ前記
    空気吹出口(13a,13b,13c,13d)に臨む部位に、前記空気
    流通路(15)から該空気吹出口(13a,13b,13c,13d)に向け
    て連続的に延在する案内面(43)を有する第2空気整流部
    材(40)を配設し、 前記エアコンユニット(17)から前記空気流入口(14)を介
    してダクト(16)内に流入した調温空気を、前記第1空気
    整流部材(30)の案内面(33a,33b)に沿わせつつ空気流通
    路(15)側へ変向的に流入させた後、前記第2空気整流部
    材(40)の案内面(43)に沿わせつつ前記空気吹出口(13a,1
    3b,13c,13d)へ変向的に流出させるよう構成したことを
    特徴とする空気案内ダクトと空気整流構造。
  4. 【請求項4】 前記空気流入口(14)に臨む空気整流部材
    (30)および/または前記空気吹出口(13a,13b,13c,13d)
    に臨む空気整流部材(40)は、前記内側基材(12)と別体の
    部材として形成されて、該内側基材(12)の所定位置へ装
    着される請求項1〜3の何れかに記載の空気案内ダクト
    の空気整流構造。
  5. 【請求項5】 前記空気流入口(14)に臨む空気整流部材
    (30)および/または前記空気吹出口(13a,13b,13c,13d)
    に臨む空気整流部材(40)は、前記内側基材(12)とヒンジ
    部(37,47)を介して開放状態で一体成形され、このヒン
    ジ部(37,47)に沿って該内側基材(12)へ折曲げ状態で装
    着される請求項1〜3の何れかに記載の空気案内ダクト
    の空気整流構造。
  6. 【請求項6】 前記空気流入口(14)に臨む空気整流部材
    (30)および/または前記空気吹出口(13a,13b,13c,13d)
    に臨む空気整流部材(40)に係着部(34,44)を設けると共
    に、前記内側基材(12)に対応的に係着受部(35,45)を設
    け、前記空気整流部材(30,40)は、前記係着部(34,44)と
    係着受部(35,45)とが係着して内側基材(12)への固定が
    なされる請求項1〜5の何れかに記載の空気案内ダクト
    の空気整流構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010169277A (ja) * 2009-01-20 2010-08-05 Sanyo Electric Co Ltd 天井埋込型空気調和機
WO2011114521A1 (ja) * 2010-03-19 2011-09-22 トヨタ自動車株式会社 車両用インストルメントパネル
JP2020090149A (ja) * 2018-12-04 2020-06-11 トヨタ自動車株式会社 インストルメントパネル構造

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