JP7458797B2 - 走行支援方法及び走行支援装置 - Google Patents
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Description
本発明は、対向車線に接続する接続道路に進入する対向車両が存在する場合に、接続道路への対向車両の進入を円滑にすることを目的とする。
図1を参照する。自車両1は、自車両1の走行支援を行う走行支援装置10を備える。走行支援装置10による走行支援には、自車両1の周辺の走行環境に基づいて、運転者が関与せずに自車両1を自動で運転する自動運転制御や、運転者による自車両1の運転を支援する運転支援制御を含んでよい。
運転支援制御には、自動操舵、自動ブレーキ、定速走行制御、車線維持制御、合流支援制御などの走行制御のほか、運転者に操舵操作や減速操作を促すメッセージを出力することを含んでよい。
物体センサ11は、自車両1に搭載されたレーザレーダやミリ波レーダ、カメラ、LIDAR(Light Detection and Ranging、Laser Imaging Detection and Ranging)など、自車両1の周辺の物体を検出する複数の異なる種類の物体検出センサを備える。
地図データベース14は、自動運転用の地図として好適な高精度地図データ(以下、単に「高精度地図」という。)を記憶してよい。高精度地図は、ナビゲーション用の地図データ(以下、単に「ナビ地図」という。)よりも高精度の地図データであり、道路単位の情報よりも詳細な車線単位の情報を含む。
車線ノードの情報は、その車線ノードの識別番号、位置座標、接続される車線リンク数、接続される車線リンクの識別番号を含む。車線リンクの情報は、その車線リンクの識別番号、車線の種類、車線の幅員、車線境界線の種類、車線の形状、車線区分線の形状、車線基準線の形状を含む。高精度地図は更に、車線上又はその近傍に存在する信号機、停止線、標識、建物、電柱、縁石、横断歩道等の地物の種類及び位置座標と、地物の位置座標に対応する車線ノードの識別番号及び車線リンクの識別番号等の地物の情報を含む。
通信装置15は、自車両1の外部の通信装置との間で無線通信を行う。通信装置15による通信方式は、例えば公衆携帯電話網による無線通信や、車車間通信、路車間通信、又は衛星通信であってよい。
記憶装置22は、半導体記憶装置や、磁気記憶装置、光学記憶装置等を備えてよい。記憶装置22は、レジスタ、キャッシュメモリ、主記憶装置として使用されるROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等のメモリを含んでよい。
なお、コントローラ16を、以下に説明する各情報処理を実行するための専用のハードウエアにより形成してもよい。
例えば、コントローラ16は、汎用の半導体集積回路中に設定される機能的な論理回路を備えてもよい。例えばコントローラ16はフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA:Field-Programmable Gate Array)等のプログラマブル・ロジック・デバイス(PLD:Programmable Logic Device)等を有していてもよい。
アクセル開度アクチュエータは、自車両のアクセル開度を制御する。ブレーキ制御アクチュエータは、自車両1のブレーキ装置の制動動作を制御する。
図2Aに示す場面では、対向車両103が、走行軌道104aに沿って対向車線102に接続する接続道路105aに進入しようとしている。
対向車両103が接続道路105aへ進入する際に、走行軌道104aに示すように、対向車両103が、いったん対向車線102から自車線101へはみ出してから(すなわち、自車線101へ進入してから)接続道路105aへ進入することがある。
このような場合に自車両1が走行し続けると、対向車両103は自車両1との過度の接近を避けるために減速又は停止することがある。このため、接続道路105aへの対向車両103の進入が阻害され、対向車線102の円滑な通行が阻害される。
なお、以下の説明において、走行軌道104a及び104bを総称して「走行軌道104」と表記することがある。また、接続道路105a及び105bを総称して「接続道路105」と表記することがある。
このような場合に自車両1が走行し続けると、対向車両103は自車両1との過度の接近を避けるために減速又は停止することがある。このため、接続道路105bへの対向車両103の進入が阻害され、対向車線102の円滑な通行が阻害される。
この結果、接続道路105への対向車両103の進入を円滑にすることができ、対向車線102の円滑な通行を確保できる。
物体検出部30は、物体センサ11の検出信号に基づいて、自車両1の周辺の物体、例えば車両やバイク、歩行者、障害物などの位置、姿勢、大きさ、速度などを検出する。物体検出部30は、例えば自車両1を空中から眺める天頂図(平面図ともいう)において、物体の2次元位置、姿勢、大きさ、速度などを表現する検出結果を出力する。
地図取得部32は、地図データベース14から自車両1が走行する道路の構造を示す地図情報を取得する。地図取得部32は、通信装置15により外部の地図データサーバから地図情報を取得してもよい。
具体的には、物体検出センサの各々から得られた物体の挙動から、各物体検出センサの誤差特性などを考慮した上で最も誤差が少なくなる最も合理的な物体の挙動を算出する。
具体的には、既知のセンサ・フュージョン技術を用いることにより、複数種類のセンサで取得した検出結果を総合的に評価して、より正確な検出結果を得る。
また、地図内位置演算部35は、自車両1が走行している走行路100、さらに走行路100のうちで自車両1が走行する自車線101と、自車線101と対向する対向車線102を特定する。
運転行動決定部36が決定する運転行動は、例えば、自車両1の停止、一時停止、走行速度、減速、加速、進路変更、右折、左折、直進、合流区間や複数車線における車線変更、車線維持、追越、障害物への対応などの行動が含まれる。
対向車両103が接続道路に進入すると判定した場合に、運転行動決定部36は、減速、停止、対向車両103を回避する等の運転行動を決定する。
先行車両検出部40は、自車線101を走行する自車両1の先行車両106が存在するか否かを判定する。
先行車両106は、自車線101上において自車両1の前方を走行している。また、自車両1の後方には、自車線101上において自車両1の後続車両107が走行している。
対向車両検出部41は、対向車線102を走行する対向車両103の位置、自車両1と対向車両103との間の距離、及び相対速度を検出する。
先行車両106が存在する場合、目標車間距離取得部43は、自車両1と先行車両106との間の目標車間距離を取得する。例えば、目標車間距離取得部43は、車両センサ12から入力された自車両速度、及び先行車両検出部40で検出した相対速度に基づき、先行車両106に安全に追従することのできる目標車間距離を取得する。
一方で、先行車両106が存在しない場合、自車両速度制御部50は、予め設定された設定速度や、法定の制限速度を自車両1の目標車速として決定する。自車両速度制御部50は、制限速度自体を設定するのに代えて、「制限速度で走行すべき」という決定や、「制限速度よりも低速度で走行すべき」という決定を行ってもよい。
例えば、進入判定部44は、対向車両103の挙動に基づいて、対向車両103が接続道路105へ進入するか否かを判定してよい。
例えば、対向車両103が接続道路105へ進入する方向の方向指示器(ウインカー)を点灯させ、対向車両103から所定距離内に接続道路105が存在する場合に、対向車両103が接続道路105へ進入すると判定してよい。
同様に、対向車両103から所定距離内において対向車線102に接続する接続道路が接続道路105a(図5)しか存在せず、かつ対向車両103が減速又は停止している場合に、対向車両103が接続道路105aへ進入すると判定してもよい。
また、例えば対向車両103の走行軌跡に基づいて対向車両103の予想走行軌道を算出し、予想走行軌道に基づいて接続道路105へ進入するか否かを判定してもよい。
進入判定部44は、図4に示すように、自車両1の予定走行軌道108と対向車両103の予想走行軌道104bとに基づいて、自車両1の予定走行軌道108と対向車両103の予想走行軌道104bとが交錯する交錯地点109bを算出する。自車両1の予定走行軌道108としては、例えば、前回決定した運転行動に基づいて軌道生成部37が生成した自車両1の目標走行軌道を利用できる。
図5の場面においても同様に、進入判定部44は、自車両1の予定走行軌道108と対向車両103の予想走行軌道104aとが交錯する交錯地点109aを算出する。なお、以下の説明において交錯地点109a及び109bを総称して「交錯地点109」と表記することがある。
自車両速度制御部50は、停止目標線110bを基準に自車両1を減速させることを決定する。例えば、自車両速度制御部50は、停止目標線110bに自車両1を停止させることを決定してよい。また例えば、自車両速度制御部50は、停止目標線110bにおいて自車両1を所定の比較的低い速度まで減速させることを決定してよい。自車両速度制御部50は、停止目標線110bにおける自車両1の目標車速自体を決定してもよい。
例えば、回避可否判定部48は、対向車両103が横方向に自車線101へはみ出すはみ出し量Pを推定する。
一方で、はみ出し量Pが所定値より大きい場合に、車線変更判定部49は、自車線101を挟んで対向車線102の反対側に隣接車線113が存在するか否かを判定する。
隣接車線113が存在する場合、車線変更判定部49は、図6Bに示す軌道112のように、自車線101の自車両1を隣接車線113へ車線変更させることにより、自車両1を横方向に回避させることを決定する。
自車両速度制御部50は、回避量Aが大きいほど自車両1を回避させる自車両1の減速量を小さくしてもよい。
自車両速度制御部50は、クリアランスが大きいほど、自車両1を回避させる自車両1の減速量を小さくしてもよい。
例えば、停止位置設定部47は、交錯地点119が自車線101の中央に近いほど、自車両1の進行方向に対して、交錯地点119から、より手前の地点に停止目標線110を設定する。
これにより、交錯地点119が、自車線101の中央に近い場合には、より手前に停止目標線110を設定することにより、自車両1の乗員の緊張をより低減できる。
軌道生成部37は、リスクマップに基づいて各候補の将来リスクを評価して、最適な走行軌道及び速度プロファイルを選択し、自車両1に走行させる目標走行軌道及び目標速度プロファイルとして設定する。
また、自車両速度制御部50が停止目標線110に自車両1を停止させることを決定した場合には、軌道生成部37は、停止目標線110に自車両1を停止させる目標走行軌道及び目標速度プロファイルを生成する。
また、自車両速度制御部50が自車両1を減速させることを決定した場合には、軌道生成部37は、自車両1を減速させる目標速度プロファイルを生成する。
また、自車両速度制御部50が、自車両1と後続車両107との間の車間距離Dに応じて減速開始時期を早めた場合には、軌道生成部37は、自車両速度制御部50の決定結果に応じて減速を開始する目標速度プロファイルを生成する。
車両制御部38は、軌道生成部37が生成した目標速度プロファイルに従う速度で自車両1が目標走行軌道を走行するように、アクチュエータ17を駆動する。
次に、図8を参照して、実施形態における走行支援装置10の動作の一例を説明する。
ステップS1において物体検出部30は、複数の物体検出センサを用いて、自車両1の周辺における物体の位置、姿勢、大きさ、速度などを検出する。
ステップS2において検出統合部33は、複数の物体検出センサの各々から得られた複数の検出結果を統合して、各物体に対して一つの検出結果を出力する。物体追跡部34は、検出及び統合された各物体を追跡し、自車両1の周辺の物体の挙動を予測する。
ステップS4において地図取得部32は、自車両1が走行する道路の構造を示す地図情報を取得する。
ステップS5において地図内位置演算部35は、ステップS3で計測された自車両1の位置、及びステップS4で取得された地図データから、地図上における自車両1の位置及び姿勢を推定する。
運転行動決定部36による運転行動決定ルーチンは図9を参照して後述する。
ステップS8において車両制御部38は、ステップS7で生成された目標走行軌道や速度プロファイルに従って自車両1が走行するように自車両1を制御する。
ステップS10において進入判定部44は、対向車線102に接続する接続道路105を検出したか否かを判定する。接続道路105を検出した場合(ステップS10:Y)に処理はステップS11へ進む。接続道路105を検出しない場合(ステップS10:N)に処理はステップS23へ進む。
ステップS11において進入判定部44は、対向車両103が接続道路105へ進入するか否かを判定する。対向車両103が接続道路105へ進入する場合(ステップS11:Y)に処理はステップS12へ進む。対向車両103が接続道路105へ進入しない場合(ステップS11:N)に処理はステップS23へ進む。
ステップS13において進入判定部44は、自車両1の予定走行軌道108と対向車両103の予想走行軌道104とが交錯する交錯地点109を算出する。
到達予定位置推定部45は、対向車両103が、交錯地点109に到達する時点に自車両1が到達する予定の到達予定位置を推定する。
ステップS14において進入妨害判定部46は、交錯地点109に到達した対向車両103と、到達予定位置に到達した自車両1とが干渉するか否かを判定する。
ステップS15において進入妨害判定部46は、対向車両103が、自車線101にはみ出して、対向車線102を挟んで自車線101と反対側に接続する接続道路105bに進入するか否かを判定する。対向車両103が接続道路105bに進入する場合(ステップS15:Y)に処理はステップS16へ進む。
ステップS16において回避可否判定部48は、対向車両103が自車線101へはみ出すはみ出し量Pが所定値以下であるか否かを推定する。はみ出し量Pが所定値以下である場合(ステップS16:Y)に処理はステップS17へ進む。はみ出し量Pが所定値より大きい場合(ステップS16:N)に処理はステップS18へ進む。
また、自車両速度制御部50は、自車両1の運転行動として、自車両1を減速させることを決定する。その後に処理はステップS27へ進む。
ステップS20において停止位置設定部47は、交錯地点109よりも自車両1の進行方向に対して手前の地点に停止目標線110を設定する。
ステップS22において自車両速度制御部50は、自車両1の運転行動として、停止目標線110に自車両1を停止させることを決定する。その後に処理はステップS27へ進む。
ステップS24において先行車両検出部40は、先行車両106の位置、自車両1と先行車両106との間の距離、及び相対速度を検出する。
ステップS26において自車両速度制御部50は、自車両1の運転行動として、自車両1の目標車速を決定する。先行車両106が存在する場合、自車両速度制御部50は、目標車間距離取得部43で取得した目標車間距離を確保するように目標車速を決定する。先行車両106が存在しない場合、自車両速度制御部50は、予め設定された設定速度や、法定の制限速度を自車両1の目標車速として決定する。自車両速度制御部50は、制限速度自体を設定するのに代えて、「制限速度で走行すべき」という決定や、「制限速度よりも低速度で走行すべき」という決定を行ってもよい。
なお、ステップS23~S26の処理は、必ずしも本願発明に必須の処理ではない。ステップS23~S26の処理を終了する場合、運転行動決定部36の先行車両検出部40と、目標車間距離取得部43を省略してもよい。
また、対向車両103が接続道路105へ進入するか否かを判定するステップS11の前に、対向車両103が、接続道路105へ進入するのに伴って自車線101へ進入するか否かを判定するステップS12を実行してもよい。この場合、例えば進入判定部44は、対向車両103の走行軌跡に基づいて対向車両103の予想走行軌道を算出し、接続道路105へ進入するのに伴って自車線101へ進入するか否かを予想走行軌道に基づいて判定してよい。
(1)自車両1の走行を制御する走行支援装置10は、運転行動決定部36として動作するコントローラ16を備える。運転行動決定部36は、自車両1が走行する自車線101と対向する対向車線102を走行する対向車両103の挙動を検出し、対向車両103の挙動に基づいて、対向車両103が、対向車線102に接続する接続道路105に進入するか否かを判定し、対向車両103が接続道路105に進入すると判定した場合に、対向車両103の挙動に応じて自車両1を減速させる。
この結果、接続道路105への対向車両103の進入を円滑にすることができ、対向車線102の円滑な通行を確保できる。
これにより、対向車両103が接続道路105に進入するのに伴って対向車両103が自車線101に進入する必要がある場合に、対向車両103の運転者(又は対向車両103の走行を支援する走行支援装置など)に、もはや自車両1が対向車両103の走行を阻害しないことを認識させることができる。
この結果、接続道路105への対向車両103の進入を円滑にすることができ、対向車線102の円滑な通行を確保できる。
これにより、対向車両103が自車線101に進入してくるおそれがある場合に、自車両1が対向車両103と交錯することなく減速又は停止させることができる。
これにより、交錯地点109に応じて停止目標線110を設定することができるため、自車両1と対向車両103との間の適切な距離を保つことができ、極端に近づいたり、極端に離れていたりすることを抑制できる。
これにより、交錯地点119が、自車線101の中央に近い場合には、より手前に停止目標線110を設定することにより、自車両1の乗員の緊張をより低減できる。
れにより、自車両1の乗員の恐怖心をより低減できる。また、対向車両103が自車線101にはみ出して接続道路105aに進入する場面では、対向車両103の車長や車幅が長いほどはみ出し量Pが大きくなるため、対向車両103の車長又は車幅が長いほど、より手前に停止目標線110aを設定することにより、自車両1の乗員の緊張をより緩和できる。
後続車両107からは、対向車線102やはみ出してくる対向車両103が死角に入ることが多い。このため自車両1が急に減速を開始すると、後続車両107の乗員に大きな緊張を与えてしまうおそれがある。減速時期を早くすることで、後続車両107の乗員に与える緊張を緩和できる。
これにより、横方向に自車両1と対向車両103との間の適切な距離を確保することができる。
これにより、はみ出し量Pに応じて、自車線101の範囲内で対向車両103を回避できるか否かを判定できる。
これにより、対向車両103と自車両1との間のマージンをより大きく確保できる。
(10)運転行動決定部36は、対向車両103が自車線101にはみ出すと推定した場合には、対向車両103の挙動に応じて自車両1を減速させるのに代えて、自車両1を自車線101の横方向に回避させる。
これにより、減速が不要なシーンでは、横方向の移動で対向車両103を回避して余計な減速を抑制できる。
これにより、回避量Aが大きく対向車両103と自車両1との間のマージンをより大きく確保できる場合に、余計な減速を抑制できる。
(12)運転行動決定部36は、自車両1を自車線101の横方向に回避させた場合の対向車両103と自車両1との間のクリアランスを推定し、クリアランスが大きいほど、対向車両103の挙動に応じて自車両1を減速させる減速量を小さくする。
これにより、対向車両103と自車両1との間のクリアランスをより大きく確保できる場合に、余計な減速を抑制できる。
Claims (2)
- 自車両の走行を制御するコントローラを備えた走行支援装置の走行支援方法において、
前記自車両が走行する自車線と対向する対向車線を走行する他車両の挙動を検出し、
前記挙動に基づいて、前記他車両が、前記対向車線に接続する接続道路に進入するか否かを判定し、
前記挙動に基づいて、前記他車両が、前記接続道路に進入するのに伴って前記自車線に進入するか否か判定し、
前記他車両が前記自車線に進入すると判定した場合に、前記自車両の予定走行軌道を生成するとともに、前記挙動に応じて前記他車両の予想走行軌道を生成し、
前記自車両の予定走行軌道と前記他車両の予想走行軌道が交錯するか否か判定し、
前記自車両の予定走行軌道と前記他車両の予想走行軌道が交錯すると判定した場合に、前記自車両の予定走行軌道と前記他車両の予想走行軌道が交錯する交錯地点よりも前記自車両の進行方向に対して手前の地点に停止目標線を設定し、前記停止目標線を基準に前記自車両を減速させ、
前記他車両の車長又は車幅が長いほど、前記自車両の進行方向に対してより手前の地点に前記停止目標線を設定する、
ことを特徴とする走行支援方法。 - 自車両の周辺の物体を検出するセンサと、
前記センサの検出結果に基づいて、前記自車両が走行する自車線と対向する対向車線を走行する他車両の挙動を検出し、前記挙動に基づいて、前記他車両が、前記対向車線に接続する接続道路に進入するか否かを判定し、前記挙動に基づいて、前記他車両が、前記接続道路に進入するのに伴って前記自車線に進入するか否か判定し、前記他車両が前記自車線に進入すると判定した場合に、前記自車両の予定走行軌道を生成するとともに、前記挙動に応じて前記他車両の予想走行軌道を生成し、前記自車両の予定走行軌道と前記他車両の予想走行軌道が交錯するか否か判定し、前記自車両の予定走行軌道と前記他車両の予想走行軌道が交錯すると判定した場合に、前記自車両の予定走行軌道と前記他車両の予想走行軌道が交錯する交錯地点よりも前記自車両の進行方向に対して手前の地点に停止目標線を設定し、前記停止目標線を基準に前記自車両を減速させる、コントローラと、を備え、
前記コントローラは、前記他車両の車長又は車幅が長いほど、前記自車両の進行方向に対してより手前の地点に前記停止目標線を設定することを特徴とする走行支援装置。
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