JP7456338B2 - タイヤの評価方法 - Google Patents
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Description
(1)前記リムに組んだ前記タイヤに荷重をかけた状態で前記タイヤを所定時間走行させ、前記タイヤを発熱させる、慣らし走行工程、
(2)前記タイヤの温度を計測して前記タイヤの発熱状態を確認する、確認工程、
(3)前記タイヤをさらに所定時間走行させ、前記リムに対する前記タイヤのずれを増大させる、本走行工程、及び
(4)前記リムに対する前記タイヤのずれ量を計測する、計測工程
を含む。前記本走行工程の実施可否を判断するための基準温度が設定され、前記確認工程で計測された前記タイヤの温度が前記基準温度以下である場合に、前記本走行工程が行われる。
図1を用いて、本発明の一実施形態に係るタイヤの評価方法で用いられるタイヤ2が説明される。図1には、この評価方法で用いられるタイヤ2の一例が示される。図1において、左右方向はタイヤ2の軸方向であり、上下方向はタイヤ2の径方向である。紙面に対して垂直な方向は、タイヤ2の周方向である。タイヤ2は、リムRに組まれている。リムRは規リムである。一点鎖線CLはこのタイヤ2の赤道面を表す。
図2を用いて、タイヤ2の評価方法で用いられる試験装置12が説明される。図2には、この評価方法で用いられる試験装置12の一例が示される。この試験装置12は、ドラム走行試験機である。
次に、タイヤ2の評価方法が説明される。この評価方法は、リムRに対するタイヤ2のずれを評価する方法である。図3には、この評価方法のフローが示される。この評価方法は、準備工程S1、慣らし走行工程S2、確認工程S3、本走行工程S4、及び計測工程S5を含む。
リムに対するずれが発生しにくいことが確認されているタイヤ(以下、タイヤG)、及びリムに対するずれが発生しやすいことが確認されているタイヤ(以下、タイヤB)を準備した。タイヤG及びタイヤBはいずれも、産業車両用ニューマチック型ソリッドタイヤである。タイヤG及びタイヤBのサイズはいずれも、T.6.50-10である。
タイヤGをリム(サイズ=10×5.00F DT)に装着し、試験装置にセットした。タイヤGにかける荷重は25kNに設定され、慣らし走行工程及び本走行工程における走行速度は15km/hに設定された。
慣らし走行工程における走行時間は10分に設定された。慣らし走行工程の後、確認工程を行い、タイヤGの温度が計測された。その結果が下記の表1に示されている。
本走行工程の実施可否を判断する基準温度は120℃に設定された。この実施例1では、確認工程において計測したタイヤの温度が120℃以下であったので、引き続き、本走行工程が行われた。
本走行工程における走行時間は20分に設定された。本走行工程の後、計測工程を行い、タイヤGの温度及びずれ量が計測された。その結果が下記の表1に示されている。
タイヤBについてもタイヤGと同様にしてリムに対するタイヤのずれに関する評価が行われた。
慣らし走行工程を行わなかった他は実施例1と同様にして、タイヤG及びタイヤBに対して、リムに対するタイヤのずれに関する評価を行った。
荷重を下記の表1に示される通りとした他は実施例1と同様にして、タイヤG及びタイヤBに対して、リムに対するタイヤのずれに関する評価を行った。
荷重及び速度を下記の表1に示される通りとするとともに、本走行工程の実施可否を判断する基準温度を設定しなかった他は実施例1と同様にして、タイヤG及びタイヤBに対して、リムに対するタイヤのずれに関する評価を行った。
荷重及び速度を下記の表1に示される通りとした他は実施例1と同様にして、タイヤG及びタイヤBに対して、リムに対するタイヤのずれに関する評価を行った。
この実施例3では、確認工程で計測したタイヤGの温度が基準温度を超えたため、荷重及び速度を下記の表1に示される通りとして2回目の慣らし走行工程を行った。
2回目の確認工程において計測したタイヤGの温度が120℃以下であったので、引き続き、本走行工程が行われた。この本走行工程における荷重及び速度は2回目の慣らし走行工程と同様に設定された。本走行工程の後、計測工程を行い、タイヤGの温度及びずれ量が計測された。
タイヤBもタイヤGと同様、確認工程で計測したタイヤBの温度が基準温度を超えたため、荷重及び速度を下記の表1に示される通りとして2回目の慣らし走行工程を行った。
2回目の確認工程において計測したタイヤBの温度が120℃以下であったので、引き続き、本走行工程が行われた。この本走行工程における荷重及び速度は2回目の慣らし走行工程と同様に設定された。本走行工程の後、計測工程を行い、タイヤBの温度及びずれ量が計測された。
計測工程で計測されたずれ量に基づいて、評価の有効性を確認した。リムに対するタイヤのずれを評価できた場合が[G]で、評価できなかった場合が[NG]で、下記の表1に示されている。
10・・・トレッド面
12・・・試験装置
14・・・ドラム
20・・・走行面
22・・・回転軸
24、24a、24b、24c・・・穴
26・・・側面
Claims (7)
- リムに対するタイヤのずれを評価する方法であって、
前記リムに組んだ前記タイヤに荷重をかけた状態で前記タイヤを所定時間走行させ、前記タイヤを発熱させる、慣らし走行工程と、
前記タイヤの温度を計測して前記タイヤの発熱状態を確認する、確認工程と、
前記タイヤをさらに所定時間走行させ、前記リムに対する前記タイヤのずれを増大させる、本走行工程と、
前記リムに対する前記タイヤのずれ量を計測する、計測工程と
を含み、
前記本走行工程の実施可否を判断するための基準温度が設定され、
前記確認工程で計測された前記タイヤの温度が前記基準温度以下である場合に、前記本走行工程が行われる、
タイヤの評価方法。 - 前記リムに対する前記タイヤのずれ量を計測するために、前記リムと前記タイヤとにマークが付される、
請求項1に記載のタイヤの評価方法。 - 前記タイヤに穴が開けられ、前記穴の中の温度が前記タイヤの温度として計測される、
請求項1又は2に記載のタイヤの評価方法。 - 前記タイヤに複数の穴が開けられ、前記複数の穴が異なる深さを有する、
請求項3に記載のタイヤの評価方法。 - 前記確認工程において計測された前記タイヤの温度が前記基準温度を超えている場合、前記荷重が調整され、再度、前記慣らし走行工程が行われる、
請求項1から4のいずれか一項に記載のタイヤの評価方法。 - 前記本走行工程が複数回行われる場合、一の本走行工程から次の本走行工程までのインターバルが12時間以上である、
請求項1から5のいずれか一項に記載のタイヤの評価方法。 - 前記タイヤが産業車両用ニューマチック型ソリッドタイヤである、
請求項1から6のいずれか一項に記載のタイヤの評価方法。
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