JP7454444B2 - レール締結装置 - Google Patents
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Description
従来、車両検修施設において車両位置すなわちレールの高さを高くしたいような場合には、レールを支えるコンクリート製の土台(柱)の上にH形鋼を乗せ、その上にレールを敷設してレール締結装置によりレールを固定することが行われている。H形鋼用のレール締結装置としては、例えば特許文献1や2に開示されているものがある。
また、車両検修施設に敷設されるレールは軌道回路が接続されるため、H形鋼上にレールを敷設する場合、絶縁が必要である。そこで、締結装置の部品とレールとの間やレールとH形鋼との間にゴム製の絶縁材や軌道パッドを介挿して絶縁をとっていた。
本発明の他の目的は、レールや車両検修施設等の土台に対して改造を加えることなく、幅が充分にないH形鋼の上に載置したレールを締結することができるレール締結装置を提供することにある。
レールの左右の底部フランジの上面に当接してレールをH形鋼の上フランジに固定するための一対の押さえ具と、前記一対の押さえ具を前記H形鋼の上フランジに押し付ける一対の締め付け手段とを備えたレール締結装置であって、
前記H形鋼の上フランジを外側方へ延長させるフランジ延長手段と、
前記フランジ延長手段を支える支持手段と、を有し、
前記押さえ具および前記締め付け手段は前記フランジ延長手段に装着され、
前記押さえ具と前記フランジ延長手段との間に絶縁部材が設けられているようにしたものである。
かかる構成によれば、レールと該レールが載置されるH形鋼との間をより確実に絶縁することができる。
前記フランジ延長手段は、前記山形鋼の水平な片上に載置された一対の平プレートであり、前記一対の平プレートの上面と前記H形鋼の上フランジの上面とが同一高さとなるように前記一対の平プレートの厚みが設定されているように構成する。
かかる構成によれば、市販の部材を用いてフランジ延長手段と支え部材を構成することができ、コストアップを回避することができる。また、既存の車両検修施設の土台に対して改造を加えることなく、幅が充分にないH形鋼の上に載置したレールを締結することができる
前記渡し部板および前記一対の立上げ部材は前記H形鋼の両側方にそれぞれ設けられ、
前記渡し部板の上面と前記H形鋼の上フランジの上面とが同一高さとなるように前記渡し部板の高さが設定されているように構成する。
かかる構成によれば、敷設するレールに対して改造を加えることなく、幅が充分にないH形鋼の上に載置したレールを締結することができる。
かかる構成によれば、より強固にレールを締結することができる。
(第1実施形態)
図1は第1の実施形態に係るレール締結装置の構成を示す一部断面正面図であり、H形鋼11上にレールRを載置して固定した状態を示している。また、図2はその平面図である。
一方、H形鋼11の上フランジの上面にはレールRが絶縁性の軌道パッド26を介して載置され、レールRの底部フランジの側面と上記ゲージブロック25Aとの間に間隔材27が介挿され、レール幅方向の寸法バラツキを吸収できるように構成されている。
図3~図5は第2の実施形態に係るレール締結装置20の構成を示すもので、図3は一部断面正面図、図4は平面図、図5は側面図である。
本実施形態のレール締結装置20は、図3に示すように、土台12に載置された床板15と、該床板15上に載置されたH形鋼11の下フランジを床板15へ押圧して固定するクランプ部材17A,17Bと、床板15に立設された一対の立上げ板18A,18Bと、立上げ板18A,18Bの上部間に横架された渡し板18Cとを備える。立上げ板18A,18Bの下端は床板15に溶接で固着され、渡し板18Cは両端が立上げ板18A,18Bの上部に溶接で固着されている。床板15は中央で左右に2分割されていても良い。
なお、前記第1実施形態では、固定用ボルト13A,13BによってH形鋼11の下フランジを土台12に直接固定する構成であり、固定用ボルト13A,13Bは一対すなわち2本である。
渡し板18Cに装着されてH形鋼11の上面に載置されているレールRを締結するレール締結装置20の構成は、第1の実施形態のものとほぼ同じであるので、図1に示されている部材と同一の部材には同一の符号を付して重複した説明は省略する。ただし、第1の実施形態では、締結用ボルト30A,30Bおよびレールクリップ28A,28Bは一対すなわち2個ずつであるが、本実施形態においては、締結用ボルト30A,30Bは2対すなわち4個であり、レールクリップ28A,28Bも4個設けられている。
また、第2の実施形態は、土台12がある箇所にレール締結装置を設けてレールを締結する構成であるため、土台以外の箇所ではレールの側方へ張り出す部材がないため、本来の検修作業に何ら支障をきたすことがないという利点がある。
また、前記実施形態のレール締結装置では、レールクリップ(押さえ具)28A,28Bとして「へ」の字状のものを使用しているが、板バネあるいはパンドロール(登録商標)のような棒状のバネおよびバネを保持するショルダーを使用したものであっても良い。
12 土台
13A,13B 固定用ボルト
14A,14B 埋込栓
15 床板
16 絶縁パッド
17A,17B クランプ部材
18A,18B 立上げ板(支持手段)
18C 渡し板(フランジ延長手段)
21A,21B 山形鋼(支持手段)
24A,24B 平プレート(フランジ延長手段)
25A,25B 絶縁部材
28A,28B レールクリップ(押さえ具)
30A,30B 締結用ボルト(締め付け手段)
31A,31B 締結用ナット(締め付け手段)
Claims (4)
- レールの左右の底部フランジの上面に当接してレールをH形鋼の上フランジに固定するための一対の押さえ具と、前記一対の押さえ具を前記H形鋼の上フランジに押し付ける一対の締め付け手段とを備えたレール締結装置であって、
前記H形鋼の上フランジを外側方へ延長させるフランジ延長手段と、
前記フランジ延長手段を支える支持手段と、を有し、
前記押さえ具および前記締め付け手段は前記フランジ延長手段に装着され、
前記押さえ具と前記フランジ延長手段との間に絶縁部材が設けられ、
前記支持手段は、一片が水平で他片が垂直の姿勢で水平な片が上になるようにして前記H形鋼のウェブの両側面にそれぞれ固着された一対の山形鋼により構成され、
前記フランジ延長手段は、前記山形鋼の水平な片上に載置された一対の平プレートであり、前記一対の平プレートの上面と前記H形鋼の上フランジの上面とが同一高さとなるように前記一対の平プレートの厚みが設定されていることを特徴とするレール締結装置。 - レールの左右の底部フランジの上面に当接してレールをH形鋼の上フランジに固定するための一対の押さえ具と、前記一対の押さえ具を前記H形鋼の上フランジに押し付ける一対の締め付け手段とを備えたレール締結装置であって、
前記H形鋼の上フランジを外側方へ延長させるフランジ延長手段と、
前記フランジ延長手段を支える支持手段と、を有し、
前記押さえ具および前記締め付け手段は前記フランジ延長手段に装着され、
前記押さえ具と前記フランジ延長手段との間に絶縁部材が設けられ、
前記フランジ延長手段は、前記H形鋼が載置される固定プレートより立設された一対の立上げ部材の上端間に横架された渡し部板であり、
前記渡し部板および前記一対の立上げ部材は前記H形鋼の両側方にそれぞれ設けられ、
前記渡し部板の上面と前記H形鋼の上フランジの上面とが同一高さとなるように前記渡し部板の高さが設定されていることを特徴とするレール締結装置。 - 前記渡し部板には、それぞれ前記押さえ具と前記締め付け手段が2組設けられていることを特徴とする請求項2に記載のレール締結装置。
- 前記押さえ具と前記レールの底部フランジの上面との間には、絶縁材が介挿されていることを特徴とする請求項1~3のいずれか記載のレール締結装置。
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JP2013068023A (ja) | 2011-09-25 | 2013-04-18 | Sekisui Chem Co Ltd | 結合部を有する熱膨張性耐火シートを備えた鉄骨被覆構造 |
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