JP7453085B2 - 封緘キャップ及び封緘キャップ付きボトル - Google Patents
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Description
故に、熱による変形や内圧の上昇でキャップが外れないようにする工夫が必要である。
こうした要請に応える封緘キャップとして、特許文献1に記載のものが知られている。
このキャップは、ボトル口部内への嵌挿用の栓体の上端部から、上半筒部を介して、前記ボトル口部の外面を囲む下半筒部を垂設し、この下半筒部の周方向の一部に矩形の窓孔を開口するとともに、この窓孔の上縁から係合片を垂設している。
この係合片は、窓孔の上端に形成されたヒンジを中心にとして上内方へ折り返し可能なフラップに形成されており、その折返し状態において、ボトル口部の外面に予め凹設された被係止凹部に係止されるように設けられている。これによりボトル口部が封緘される。
また、前記下半筒部には、摘み部と連設させた破断線が形成されており、その摘み部を引っ張ることで破断線が破断され、ボトル口部の封緘が解除される。
すなわち、ボトルの内圧が上昇することで、前記栓体に上半筒部を介して連係させた下半筒部が引き上げられ、他方、下半筒部にヒンジを介して連係させた係合片は、下半筒部の引上げに抵抗するため、下半筒部は前述のヒンジ形成箇所で側外方へ捲れ上がるように変形する。この変形に伴い、係合片もヒンジ側より側外方へ引き出され、被係止凹部から外れてしまうのである。
前記ボトル口部6の外周面へ嵌合させる筒周壁24を有し、この筒周壁24の上部を前記ボトル口部6の封緘が可能に前記栓体12に連係させてなるキャップ本体20と、
を具備し、前記筒周壁24に、当該筒周壁24の一部に形成した摘み部32とこの摘み部32に連続させた破断線36とを設け、前記摘み部32を周方向の一方に引っ張ることで破断線36を破断させ、前記栓体12の封緘を解除することが可能に設け、かつ前記ボトル口部6への係止手段として、前記筒周壁24の下端にヒンジ48を介して前記筒周壁24の内側への折り返し可能に連結されたフラップ50を形成した封緘キャップにおいて、
前記フラップ50は、前記ヒンジ48から垂下され、かつ外面に係止凸部54を有する係合片52と、この係合片52の下端から下方へ延びる係合補助板56とからなり、
前記係止凸部54は、前記フラップ50が前記筒周壁24の内側へ折り返されたときに、前記ボトル口部6の外周面に付設された被係止凹部8内に係止されるように形成され、
かつ前記係合補助板56は、前記被係止凹部8の上方で前記筒周壁24と前記ボトル口部6との間に挟持させるために、前記フラップ50の折り返しにより、前記筒周壁24と前記ボトル口部6との間に配置されるように形成されている。
またボトル口部6への係止手段として、前記筒周壁24の下端にヒンジ48を介して筒周壁24の内側への折り返し可能に連結されたフラップ50が形成されている。
当該フラップ50は、前記ヒンジ48から垂下され、かつ外面に係止凸部54を有する係合片52と、この係合片52の下端から下方へ延びる係合補助板56とで形成させている。
また前記係合補助板56は、図5(A)に示すように、前記フラップ50の折り返しにより、筒周壁24とボトル口部6との間に配置されるように形成されている。
この構造によれば、ボトル4の内圧の上昇によって、係合片52がボトル口部6の被係止凹部8から離脱するように変形すること(図5(B)参照)を、係合補助板56によって規制することができる。従ってボトル口部6に対する係止力が向上する。
この構造によれば、フラップ50を垂下状態から筒周壁24の内側への折り返し状態へ回転させるときに、栓体12がフラップ50の先端58に当たって邪魔になることがない。
前記下半筒部28に前記摘み部32を設け、この摘み部32から周方向一方へ前記破断線36を延出するとともに、この破断線の延出方向とは反対側に位置させて、前記摘み部32と隣接する操作用開口部30を形成し、
この操作用開口部30の下側に位置する前記フラップ50に、その先端58から上方へ食い込む切欠き部60を形成することで、前記フラップ50を前記筒周壁24の内側へ折り返した時に、前記操作用開口部30から前記フラップ50が見えないように構成した。
また下半筒部28の一部に設けた摘み部32から周方向一方へ破断線36を延出する。その周方向一方に摘み部32を引っ張る操作により破断線36を破断することができる。
また破断線の延出方向とは反対側には、摘み部32と隣接する操作用開口部30を形成している。
そして操作用開口部30の下側に位置するフラップ50に、その先端58から上方へ食い込む切欠き部60を形成することで、前記フラップ50を筒周壁24の内側へ折り返した時に、前記操作用開口部30から前記フラップ50が見えないように構成している。
この構造によれば、操作用開口部からフラップが露出せず、良好な外観が得られる。
ボトル口部6を有し、このボトル口部6の外周面に被係止凹部8を形成したボトル本体4と、
第1の手段から第3の手段のいずれかに記載された封緘キャップ10とを具備し、
前記フラップ50を前記筒周壁24の内側へ折り返して、前記ボトル口部6に前記封緘キャップ10を装着した状態で、前記係合補助板56が前記ボトル口部6と前記筒周壁24との間に挟持されるように設けている。
そして前記フラップ50を前記筒周壁24の内側へ折り返して、図5(A)に示す如く、ボトル口部6に封緘キャップ10を装着した状態で、前記係合補助板56が前記ボトル口部6と筒周壁24との間に挟持されるように構成されている。
この構造によれば、被係止凹部8からの係止凸部54の不意の離脱を防止できる。
第2の手段に係る発明によれば、前記フラップ50の垂下長Rは、前記ヒンジ48から前記栓体12の下端までの距離Lよりも短いから、フラップ50を垂下状態から筒周壁24の内側への折り返し状態へ回転させるときに、栓体12がフラップ50の先端58に当たって邪魔になることがない。
第3の手段に係る発明によれば、操作用開口部30の下側に位置するフラップ50に、その先端58から上方へ食い込む切欠き部60を形成することで、前記フラップ50を筒周壁24の内側へ折り返した時に、前記操作用開口部30から前記フラップ50が見えないように構成したから、良好な外観が得られる。
第4の手段に係る発明によれば、前記フラップ50を前記筒周壁24の内側へ折り返して、ボトル口部6に封緘キャップ10を装着した状態で、前記係合補助板56が前記ボトル口部6と筒周壁24との間に挟持されるように設けたから、被係止凹部8からの係止凸部54の不意の離脱を防止できる。
当該ボトルは、ボトル本体4と、封緘キャップ10とで構成されている。
図示例の被係止凹部8の断面形状は、凹曲面状に形成されているが、その形状は適宜変更することができる。
前記被係止凹部8の下側で前記ボトル口部6には環状リブ9が周設されている。
ボトル本体4は、例えばガラスや合成樹脂で形成することができる。
本実施形態では、栓体12とキャップ本体20とは別体として形成されているが、これらを一体として形成しても構わない。
前記キャップ本体20は、図1に示すように、キャップ頂壁22と、筒周壁24と、フラップ50とを具備する。
キャップ本体20は、例えば合成樹脂で形成することができる。
本実施形態においては、前記キャップ頂壁22は栓体12の上半部12aの上面に載置されており、キャップ頂壁22の周端部から筒周壁24が垂下されている。
もっとも、栓体12とキャップ頂壁22とを連続形成させてもよい。
前記上半筒部26は、ボトル口部6からの栓体12の抜け出しを防止できるように、下半筒部28に対して栓体12を連係させる連係筒としての役割を有する。
前記上半筒部26の外周面には、図2に示す如く、ローレット状の滑り止め27が形成されている。
また前記下半筒部28の上端部内面には、図3に示す状態で、筒周壁24からの栓体12の脱落を防止するために、抜止め用リブ29が周設されている。
前記下半筒部28は、摘み部32と連設された破断線36を有する破断筒である。
前記下半筒部28の周方向の一部(図示例では正面部分)には、図2に示す如く、操作用開口部30及び摘み部32が形成されている。
本実施形態では、前記操作用開口部30は、略横U字形状の開口に形成されている。
この操作用開口部30と隣接させて、横U字形の端縁34を有する摘み部32が形成されている。
またこれら操作用開口部30及び摘み部32と連続させて破断線36を形成している。
図示例の破断線36は、次の部分により構成されている。
・摘み部32の端縁34の下部に位置する下始端e1から下半筒部28の下端の近傍まで、周方向一方(図示例では図1の右側)へ斜め下方に延びる第1斜行破断線36a
・第1斜行破断線36aの先端から下半筒部28の下端に開口する下終端e2まで真下に延びる縦破断線36b
・摘み部32の端縁34の上部に位置する上始端e3から、下半筒部28の上端に位置させた上終端e4まで、周方向一方へ斜め上方に延びる第2斜行破断線36c
・前記上終端e4から下半筒部28及び上半筒部26の境界に沿って水平に延びる水平破断線36d
図示例の水平破断線36dは、筒周壁24の周囲の一部であって上方から見てC字形の部分に形成されており、その水平破断線36dの末端e5と前記上終端e4との間には、下半筒部28と上半筒部26とを連続させる連続部位38が形成されている。
このように構成することにより、前記操作用開口部30に指を挿入して、摘み部32を摘持し、周方向一方側へ引っ張ることにより、下始端e1から第1斜行破断線36aと縦破断線36dとを経て下終端e2へ、また上始端e3から第2斜行破断線36cと上終端e4と水平破断線36dとを経て末端e5へ、それぞれ円滑に破断が進行するように構成している。
もっとも破断線36の構造の形状は適宜変更することができる。
図示例では、前記破断線36は溝状の弱化線に形成されているが、その形状は適宜変更することができる。
また、図示例では、前記摘み部32の近傍に貫通窓44を形成するともに、この貫通窓の側端部(摘み部寄りの側端部)から、当該貫通窓の開口内で周方向一方側へ延びる支持片46を突設している。
この支持片46は、弾性を有し、摘み部32を周方向一方側へ引っ張ったときに、支持片46が周方向他方側へ反転してボトル口部6の外面に当接するように形成している。これにより、摘み部32を外側へ引き出した状態を保持することができる。
もっとも貫通窓及び支持片の構造は省略してもよい。
このフラップ50は、前記ヒンジ48を中心として回転させることにより、上内方へ、換言すれば下半筒部28の内面へ折り返すことが可能に形成されている。
図示例では、前記筒周壁24の下端には、複数(図示例では6個)のフラップ50を等角的に離散させて配置させている。
前記フラップ50は、図2に示すように、係合片52と係合補助板56とで形成されている。
前記係合片52は、下半筒部28の下端からヒンジ48を介して垂下されており、この垂下状態で外側へ膨出する係止凸部54を有する。
この係止凸部54は、筒周壁24をボトル口部6へ係止させる係止手段としての役割を有し、上内方へのフラップ50の折返しにより、ボトル口部6の被係止凹部8内へ係止できるように形成されている。
この係止機能により、キャップ本体20及び栓体12の封緘状態を保持することができる。
図示例では、係止凸部54を側方から見た断面形状で凸曲面状に形成されている。この形状は、被係止凹部8の凹曲面状の断面形状に対応している。
前記係合補助板56は、図2に示すように、下半筒部28からの垂下状態の係合片52の下端から、さらに下方へ延びている。
フラップ50を上内方へ折り返したときに、図1に示す如く、前記係合補助板56は、被係止凹部8より上方でボトル口部6の外面と下半筒部28の内面の間に配置されるように形成されている。
また本実施形態では、前記係合補助板56は、前記フラップ50の折返し状態でボトル口部6の外面と下半筒部28の内面との間に挟持されている。
係合補助板を省略した構造の場合、高温シャワーなどによりボトルの内圧が上昇すると、図5(B)に白矢印で示すように、当該内圧が栓体12に作用する。そうすると、同図に黒矢印で示すように、下半筒部28に引き上げ力f1が作用し、その反作用として、係合片52は、被係止凹部8の内面の上端部に圧接し、この圧接点Aから下向きの係合力(押下げ力)f2を受ける。
その結果として、図5(B)に示すように、下半筒部28と係合片52とは、ヒンジ48側において側外方へ変形する。
この変形の度合いが大きくなると、係合片52は、被係止凹部8の内面の上端部(圧接点A)を中心として、外側へ回転し、被係止凹部8から離脱してしまう可能性がある。
これに対して、図5(A)に示す如く、係合補助板56を有する本発明のフラップ50の場合には、係合片52から延びる係合補助板56がボトル口部6の外面と下半筒部28の内面との間に配置されている。従って、図5(B)と同じように係合片52が圧接点Aを中心として回転しようとしても、前記係合補助板56がボトル口部6の外面に当たって係合片52の回転の邪魔をするため、被係止凹部8から係合片52が離脱し難い。
さらに本実施形態の構成では、ボトル口部6の外面と筒周壁24の内面との間に係合補助板56が挟持され、挟持力f3が作用している。
このため、ボトル口部6の外面と係合補助板56との間、及び係合補助板56と筒周壁24の内面との間に摩擦抵抗が発生するため、被係止凹部8からの係合片52の離脱の防止を一層確実なものとすることができる。
この補強リブ42は、図2に示す如く、第1斜行破断線36aの下終端e2寄りの複数箇所に形成されている。
この構造によれば、第1斜行破断線36aが下終端e2寄りの箇所で補強されるため、前述のようにボトルの内圧の上昇により、係合片52が外側へ膨張することを抑制することができる。
特に前記補強リブ42をバランス良く配置することで、内圧上昇による係合片52の膨張を抑制することができるとともに、破断線36を破断し易い構造とすることができる。
補強リブ42の数は、破断線36を破断し難くならない範囲で設定するとよい。
以下、フラップ及びヒンジの寸法の関して好適な実施例を説明する。
(1)フラップの垂下長さR
図2において、ヒンジ48からフラップ50の先端58までの上下長さを、フラップ50の垂下長Rというものとする。
フラップ50の垂下長Rは、図3に示すように、ヒンジ48から栓体12までの距離Lよりも短くなるように設計すると良い。
フラップ50がヒンジ48を中心として上内方へ折り返されるときに、フラップ50の先端58が栓体12の下端部16に当たらないようにするためである。
垂下長R<ヒンジ48から栓体12までの距離Lという条件を満たす範囲において、当該垂下長は長くすることが好ましい。
そうすることにより、係合補助板56の上下長さを大きくすることができ、係合片52の係止力を補助する機能を向上させることができるからである。
(2)フラップの周方向長さW
図2に示すフラップ50の周方向長さWは、ヒンジ48を中心とするフラップ50の回転動作を妨げない範囲で設計する。
周方向長さWが長すぎると、封緘キャップ10をボトル口部6に打栓させたときにフラップ50を上内方へ折り返すことができなくなるからである。
特に、ボトル口部6の外径が約Φ30mmで、フラップ50を6個設けたとき、フラップの周方向長さWは、10~15mmの範囲とするとよく、13mmが最適である。
(3)フラップの肉厚
図示例では、図3に示すように、フラップ50の肉厚d3はほぼ均一としている。もっともフラップ50の肉厚d3を変化させても構わない。
なお、ここでいうフラップ50の肉厚d3には、係止凸部54を形成するために係合片52を側外方へ隆起させた厚みを含まないものとする。
係止凸部54自体の厚みとフラップ50の厚みの和をd2、下半筒部28の厚みをd1と表すと、図示例では、d2>d1>d3という関係がある。
好適な一実施例として、フラップ50の厚みは、0.4~0.6mmとすることができる。
(4)ヒンジの肉厚
本実施形態では、ヒンジ48の肉厚d4は、フラップ50の肉厚d3とほぼ同じに設計されている。
図5(A)に示すように、下半筒部28に引き上げ力f1が作用し、かつ係合片52に押下げ力f2が作用したときに、ヒンジ48が破損することを回避するためである。
図示例では、フラップ50の肉厚d3を0.4~0.6mmとするとともに、ヒンジ48の肉厚d4を0.4mmとしている。
こうすることにより、図3に想像線で示すようにフラップ50を上内方へ折り返したときに、係合片52の内面及び係合補助板56の内面が下半筒部28の内面に密接されるように形成している。
この切欠き部60の輪郭は、前記操作用開口部30の輪郭に対応させて、切欠き部60付きのフラップ50が上内方へ折り返されたときに、操作用開口部30内にフラップ50が露出しないように設ける。
具体的には、前記フラップ50の上内方への折り返し時に、図4(A)及び図4(B)に示すように、切欠き部60の縁部が前記操作用開口部30の縁部の下側に(又は同じ高さに)位置するように構成すれば良い。
こうすることにより、封緘キャップ10の外観を良好とすることができる。
また、前記フラップ50の折り返しにより、係合片52の下端から延びる係合補助板56が、筒周壁24とボトル口部6との間に配置されかつ挟持されるから(図5(A)参照)、当接点Aを中心とする係合片52の回転が規制され、ボトル口部6に対する係止力をより向上させることができる。
10…封緘キャップ 12…栓体 12a…上半部 12b…下半部
14…下向き段部 16…下端部
20…キャップ本体 22…キャップ頂壁 24…筒周壁
26…上半筒部 27…滑り止め 28…下半筒部 29…抜止め用リブ
30…操作用開口部 32…摘み部 34…端縁
36…破断線 36a…第1斜行破断線 36b…縦破断線
36c…第2斜行破断線 36d…水平破断線 38…連続部位
42…補強リブ 44…貫通窓 46…支持片
48…ヒンジ 50…フラップ 52…係合片
54…係止凸部(係止手段)
56…係合補助板 58…先端 60…切欠き部
A…圧接点 e1…下始端 e2…下終端 e3…上始端 e4…上終端 e5…末端
L…フラップの先端から栓体の下端までの距離 R…フラップの垂下長
W…フラップの横幅
Claims (4)
- ボトル口部(6)内への嵌挿用の栓体(12)と、
前記ボトル口部(6)の外周面へ嵌合させる筒周壁(24)を有し、この筒周壁(24)の上部を前記ボトル口部(6)の封緘が可能に前記栓体(12)に連係させてなるキャップ本体(20)と、
を具備し、前記筒周壁(24)に、当該筒周壁(24)の一部に形成した摘み部(32)とこの摘み部(32)に連続させた破断線(36)とを設け、前記摘み部(32)を周方向の一方に引っ張ることで破断線(36)を破断させ、前記栓体(12)の封緘を解除することが可能に設け、かつ前記ボトル口部(6)への係止手段として、前記筒周壁(24)の下端にヒンジ(48)を介して前記筒周壁(24)の内側への折り返し可能に連結されたフラップ(50)を形成した封緘キャップにおいて、
前記フラップ(50)は、前記ヒンジ(48)から垂下され、かつ外面に係止凸部(54)を有する係合片(52)と、この係合片(52)の下端から下方へ延びる係合補助板(56)とからなり、
前記係止凸部(54)は、前記フラップ(50)が前記筒周壁(24)の内側へ折り返されたときに、前記ボトル口部(6)の外周面に付設された被係止凹部(8)内に係止されるように形成され、
かつ前記係合補助板(56)は、前記被係止凹部(8)の上方で前記筒周壁(24)と前記ボトル口部(6)との間に挟持させるために、前記フラップ(50)の折り返しにより、前記筒周壁(24)と前記ボトル口部(6)との間に配置されるように形成されたことを特徴とする、封緘キャップ。 - 前記フラップ(50)の垂下長(R)は、前記ヒンジ(48)から前記栓体(12)の下端までの距離(L)よりも短いことを特徴とする、請求項1に記載の封緘キャップ。
- 前記筒周壁(24)は、前記ボトル口部(6)の外周面を囲む下半筒部(28)と、この下半筒部(28)を前記栓体(12)に連係させる上半筒部(26)とで形成されており、
前記下半筒部(28)に前記摘み部(32)を設け、この摘み部(32)から周方向一方へ前記破断線(36)を延出するとともに、この破断線の延出方向とは反対側に位置させて、前記摘み部(32)と隣接する操作用開口部(30)を形成し、
この操作用開口部(30)の下側に位置する前記フラップ(50)に、その先端(58)から上方へ食い込む切欠き部(60)を形成することで、前記フラップ(50)を前記筒周壁(24)の内側へ折り返した時に、前記操作用開口部(30)から前記フラップ(50)が見えないように構成したことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の封緘キャップ。 - ボトル口部(6)を有し、このボトル口部(6)の外周面に被係止凹部(8)を形成したボトル本体(4)と、
請求項1から請求項3のいずれかに記載された封緘キャップ(10)とを具備し、
前記フラップ(50)を前記筒周壁(24)の内側へ折り返して、前記ボトル口部(6)に前記封緘キャップ(10)を装着した状態で、前記係合補助板(56)が前記ボトル口部(6)と前記筒周壁(24)との間に挟持されるように設けたことを特徴とする封緘キャップ付きボトル。
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JP2001146244A (ja) | 1999-11-24 | 2001-05-29 | Kouno Jushi Kogyo Kk | 合成樹脂製キャップ |
US20070095835A1 (en) | 2003-05-27 | 2007-05-03 | Portola Packing, Inc. | Design and manufacture of removable membrane sealing components for consumer packaging |
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