JP7452105B2 - 情報処理装置、情報処理方法及びシステム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びシステムに関する。
例えば、各家庭の戸外にあるカメラを当該エリアを管理する監視システムに結合させることが提案されている(特許文献1参照)。
特開2008-299761号公報
本発明の目的は、対象エリアを監視する能力をより一層高めるために、より広範囲を撮影可能にすることにある。
本発明の実施の形態の一側面は、制御部を備える情報処理装置によって例示される。本制御部は、固定カメラで撮影した画像を取得することと、前記固定カメラでの撮影領域と関連する領域を車載カメラで撮影した画像を取得することと、所定の場合に、取得される前記車載カメラで撮影した前記画像の解像度を調整することとを実行する。本発明の実施の形態の他の側面は、上記情報処理装置等の少なくとも1つのコンピュータが実行する情報処理方法によっても例示される。さらにまた、本発明の実施の形態の更なる他の側面は、上記情報処理装置等の少なくとも1つのコンピュータを備えたシステムによっても例示される。
本情報処理装置によれば、より広範囲を撮影することが可能になる。
本発明の第1の実施の形態に係るシステムを説明するための図である。 本発明の第1の実施の形態に係るシステムの概念図である。 図2のシステムにおける、その構成を概略的に示したブロック図であり、特に車載ユニットの構成を示した図である。 図2のシステムにおける、その構成を概略的に示したブロック図であり、特にサーバ装置の構成を示した図である。 図2のシステムにおける、車載ユニットの制御部による制御のフローチャートと、サーバ装置の制御部による制御のフローチャートとを関連付けて表すものである。 図2のシステムにおける、車載ユニットの制御部による別の制御のフローチャートである。 図2のシステムにおける、サーバ装置の制御部による制御のフローチャートである。 (a)から(c)は図7の処理を説明するための図である。 図2のシステムにおける、サーバ装置の制御部による別の制御のフローチャートである。 図2のシステムにおける、サーバ装置の制御部による更に別の制御のフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係るシステムにおける、その構成を概略的に示したブロック図であり、特に車載ユニットの構成を示した図である。 図11のシステムにおける、その構成を概略的に示したブロック図であり、特にサーバ装置の構成を示した図である。 図12のサーバ装置の制御部による制御のフローチャートである。
本実施の形態は制御部を備える情報処理装置を例示する。この制御部は、固定カメラで撮影した画像を取得することと、前記固定カメラでの撮影領域と関連する領域を車載カメラで撮影した画像を取得することとを実行する。更に、この制御部は、所定の場合に、取得される前記車載カメラで撮影した前記画像の解像度を調整することを実行する。
情報処理装置の制御部は、例えば、道路脇、建造物などに設置された固定カメラで撮影した画像を取得する。一方で、固定カメラで撮影した画像の取得の前、後又は同時期に、情報処理装置の制御部は、車載カメラで撮影した画像を取得する。この車載カメラは、固定カメラでの撮影領域と関連する領域を撮影可能であるとよい。車載カメラは、例えば、建造物の駐車場(車庫を含む。)、道路脇などの固定カメラでの死角(死角領域)を撮影することを期待される。そして、車載カメラで撮影した画像は、平常時は、好ましくは相対的に低い解像度で記憶されるとよい。この低い解像度は、任意に設定でき、例えばプライバシーに配慮するべく、写った人の顔を簡単に識別できない程度のレベルであってもよい。そして、所定の場合に、例えば所定の外部刺激を検知したときに、車載カメラで撮影した画像は相対的に高い解像度で記憶されて、防犯等のための監視に役立てられるとよい。車載カメラで撮影した画像の解像度を調整することは、撮影するときの車載カメラの解像度及び車載カメラで撮影された画像の解像度の少なくとも一方を調整することを含むとよい。このような処理により、情報処理装置は、例えばプライバシーに配慮しつつ、所定の場合には高い解像度の画像で優れた監視能力を発揮することができる。要するに、情報処理装置によれば、固定カメラで撮影した画像と車載カメラで撮影した画像とが用いられ、固定カメラで撮影した画像だけを用いる場合に比べて、より広範囲を撮影可能であり、その対象エリアを監視する能力をより一層高めることができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態に係る情報処理装置、その情報処理装置における制御部での情報処理方法、およびその情報処理装置を含むシステムについて説明する。
まず、図1及び図2に基づいて、本発明の第1の実施の形態に係るシステムSについて説明する。図1に示すように、ここでは、複数の固定カメラFC(FCA、FCB、・・・)が道路R沿いに配置されている。システムSは、これら固定カメラFCからの画像に基づき、図1に示すような対象エリアAの監視を行うことができる。
しかし、固定カメラFCからだけでは、死角になる領域がある。例えば、図1及び図2に示すように、2つの固定カメラFCA、FCBでは、建造物BAの陰BSA及び、建造物BBの隣の駐車場PBに車両が停車しているときのその建造物BBとの間の車両の陰BSBの画像を得ることができない。この点で、固定カメラFCで撮影した画像のみを用いての監視には、その能力に限界がある。そこで、図2に示すように、システムSでは、固定カメラFCでの画像に加えて、そのような死角をカバーするものとして、車両C(CA、CB、・・・)に搭載された車載ユニット100(100A、100B、・・・)の車載カメラ102の画像を用いる。これにより、監視の能力の向上を図る。つまり、車載ユニット100A、100Bの車載カメラ102は、固定カメラFCA、FCBでの撮影領域と関連する領域を、例えば死角又は陰BSA、BSBを撮影可能である。
システムSは、図2に示すように、固定カメラFC及び車載カメラ102と連携するサーバ装置200を備える。サーバ装置200は、情報処理装置であり、固定カメラFCでの画像及び車載カメラ102での画像をそれぞれ取得して処理する。なお、システムSにおいて、固定カメラFCの数は複数、図1及び図2では2つであるが、それは複数であることに限定されず、1つであってもよい。また、システムSにおいて、車載カメラ102の数は複数、図2では2つであるが、それは複数であることに限定されず、1つであってもよい。
固定カメラFCは、ここでは、前述のように道路R沿いに配置され、道路R沿いに立設されたポールPに配置されている。しかし、固定カメラFCは、民家、ビルなどの種々の建造物に設けられていてもよい。固定カメラFCは、所定の領域の画像を撮影し、撮影した画像を送信する機能を有する。ここでは、固定カメラFCは、後述する通信部112と同様の通信部を有し、撮影した画像をサーバ装置200に送信する。固定カメラFCは常時ONにされ、所定時間間隔ごとに撮影した画像を送信する。ただし、ここでは固定カメラFCで撮影されてサーバ装置200に送信される画像は静止画であるが、動画であってもよい。なお、固定カメラFCから送信される画像つまりそのデータには、その撮影時刻、及び、どの固定カメラでの撮影であるかを示す情報として固定カメラFCの識別情報(例えば識別ID)が付される。なお、画像に付される情報は、これらに限定されず、例えば固定カメラFCの解像度の情報を含むこともできる。この場合、固定カメラFCの解像度は調整可能であるとよい。
このような固定カメラと違い移動可能であるカメラとして、車載カメラ102がある。車載カメラ102を備える車載ユニット100について、図3に基づいて説明する。車載ユニット100は、種々の車両Cに設けられるものであり、それぞれ同じ構成を備えることも、違う構成を備えることもできる。ここでは、車載ユニット100はそれぞれ同じ構成を備えるものであるとして以下説明する。
図3は、システムSの構成を概略的に示したブロック図であり、特にそのシステムSに位置付けられる車両CAに搭載された車載ユニット100Aの構成を示した図である。図3では、車載ユニット100の一例として車載ユニット100Aの構成を示す。他の車載ユニット100(100B、・・・)も、以下に説明する構成を同様に備える。
なお、車載ユニット100Aは車両CAに後付けで取り付けられる装置である。しかし、車両CAに当初から組み込まれていてもよい。また、車載ユニット100Aは、例えば、自律走行車両の一種でありElectric Vehicle(EV)パレットとも呼ばれる走行ユニットとしての車両CAにおける情報処理装置の一部であっても、又はその一部を含んでもよい。なお、車載ユニット100Aが設けられる車両CAは、動力源として内燃機関を備える車両であってもよく、自動運転機能を有さない車両であってもよい。
図3の車載ユニット100Aは、情報処理装置103を備え、その機能を実質的に担う制御部104を有する。車載ユニット100Aは、サーバ装置200と通信可能であり、サーバ装置200から指令を受けて作動したり、サーバ装置200に画像を提供したりする。
車載ユニット100Aは、車載カメラ102及び制御部104の他に、位置情報取得部110、通信部112、記憶部114を含んで構成される。ここでは、車載ユニット100Aは、車両CAのバッテリから供給される電力で動作する。
車載カメラ102は、例えば、Charged-Coupled Devices(CCD)、Metal-Oxide-Semiconductor(MOS)あるいはComplementary Metal-Oxide-Semiconductor(CMOS)
等のイメージセンサを用いた撮影装置で有り得る。なお、車載カメラ102は、ここでは、図1に示すように、車両CAの前方又は後方に設けられるが、その数は1つ以上、幾つであってもよい。なお、車載カメラ102は、その撮影するときのその解像度を可変に構成されている。ここでは、車載カメラ102の解像度は、相対的に低い解像度(以下、低解像度)と、この低解像度よりも高い解像度(以下、高解像度)とに2段階で切り替え可能である。しかし、車載カメラ102の解像度は3段階以上に切り替え可能であってもよい。
位置情報取得部110は、車載ユニット100Aつまり車両CAの現在位置を取得する手段である。位置情報取得部110は、Global Positioning System(GPS)受信器な
どを含んで構成されている。衛星信号受信器としてのGPS受信器は、複数のGPS衛星からの信号を受信する。各GPS衛星は、地球の周囲を周回する人工衛星である。衛星測位システムつまりNavigation Satellite System(NSS)はGPSに限られない。種々
の衛星測位システムからの信号に基づいて、位置情報が検出されてもよい。NSSは、全地球航法衛星システムに限定されず、準天頂衛星システム(Quasi-Zenith Satellite System)を含み得、例えば、欧州の“ガリレオ”又は、GPSと一体運用される日本国の“
みちびき”を含み得る。なお、位置情報取得部110は、例えばビーコンのような発信機からの電波を受信する受信機を含んでもよい。この場合、発信機は、車両CAに関係づけられた所定の領域、ここでは駐車場PAの所定ライン及びその脇などに複数配置され、定期的に特定の周波数及び/又は信号形式の電波を発するとよい。なお、位置情報取得部110を備える位置情報検出システムはこれらの技術に限定されない。
制御部104は、車載カメラ102及び位置情報取得部110等と電気的につながる装置つまりコンピュータである。制御部104は、CPUと、主記憶部とを有し、プログラムにより情報処理を実行する。CPUはプロセッサともいう。制御部104の主記憶部は主記憶装置の一例である。制御部104におけるCPUは、その主記憶部に実行可能に展開されたコンピュータプログラムを実行し、各種機能を提供する。制御部104における主記憶部は、CPUが実行するコンピュータプログラム及び/又はデータ等を記憶する。制御部104における主記憶部は、Dynamic Random Access Memory(DRAM)、Static
Random Access Memory(SRAM)、Read Only Memory(ROM)等である。
制御部104は、記憶部114と接続されている。記憶部114は、所謂外部記憶部であり、制御部104の主記憶部を補助する記憶領域として使用され、制御部104のCPUが実行するコンピュータプログラム及び/又はデータ等を記憶する。記憶部114は、ハードディスクドライブ、Solid State drive(SSD)等である。
制御部104は、機能モジュールとして、情報取得部1041、モード切替部1042、解像度調整部1043、画像提供部1044を有している。各機能モジュールは、主記憶部及び/又は記憶部114に記憶されたプログラムを制御部104つまりそのうちのCPUによって実行することで実現される。
情報取得部1041は、サーバ装置200から指令等の情報を取得する。サーバ装置200は、後述するように、車載ユニット100Aに車載カメラ102の解像度を変えるための指令を提供することができる。
モード切替部1042は、サーバ装置200からの指令に基づいて解像度モードを切り替える。この解像度モードは、車載カメラ102の解像度を高解像度と低解像度とで切り替えることを可能にするように切り替えられる。ここでは、解像度は高解像度と低解像度とで切り替えられるので、解像度モードは2つある。一方のモードは高解像度モードであり、他方のモードは低解像度モードである。
解像度調整部1043は、モード切替部1042により切り替えられるモードに応じて、撮影するときの車載カメラ102の解像度を調整する。高解像度モードに切り替えられているとき、車載カメラ102の解像度は高解像度に調整され、低解像度モードに切り替えられているとき、車載カメラ102の解像度は低解像度に調整される。
画像提供部1044は、車載カメラ102で撮影した画像をサーバ装置200に送信することでそれを提供する。ここでは、画像提供部1044は、まず、車載カメラ102の位置を、具体的には車載ユニット100Aの位置情報をサーバ装置200に送信する。この位置情報は、位置情報取得部110により取得される位置情報であり、所定の領域内の位置情報であるとよい。そして、画像提供部1044は、位置情報取得部110により取得される位置情報が所定の領域内の位置のものであるとき、車載カメラ102で画像を撮影し、その画像をサーバ装置200に送信する。車載ユニット100Aでは、所定の領域は駐車場PAである。この画像の送信では送信する画像つまりそのデータに、車載カメラ102での撮影時刻、及び、車載ユニット100Aの車載カメラ102での撮影であることを示す情報として車載ユニット100Aの車載カメラ102の識別情報(例えば識別ID)が付される。画像に付される情報は、撮影時刻及び識別情報に限定されない。例えば、画像に付される情報は、その解像度の情報及び/又は位置情報を含むこともできる。
通信部112は、車載ユニット100AをネットワークNに接続するための通信手段を有する。本第1の実施の形態では、車載ユニット100Aは、ネットワークN経由で他の装置、例えばサーバ装置200と通信を行うことができる。
次に、システムSにおける、サーバ装置200について説明する。
サーバ装置200は、前述のように情報処理装置であり、図4に示すように、通信部202、制御部204、記憶部206を有して構成される。通信部202は、通信部112と同様であり、サーバ装置200をネットワークNに接続するための通信機能を有する。そして、サーバ装置200の通信部202は、ネットワークN経由で車載ユニット100と通信を行うための通信インタフェースである。制御部204は、制御部104と同様にCPUと主記憶部とを有し、プログラムにより情報処理を実行する。もちろん、このCPUもプロセッサであり、制御部204の主記憶部も主記憶装置の一例である。制御部204におけるCPUは、その主記憶部に実行可能に展開されたコンピュータプログラムを実行し、各種機能を提供する。制御部204における主記憶部は、CPUが実行するコンピュータプログラム及び/又はデータ等を記憶する。制御部204における主記憶部は、DRAM、SRAM、ROM等である。
制御部204は、記憶部206と接続されている。記憶部206は、外部記憶部であり、制御部204の主記憶部を補助する記憶領域として使用され、制御部204のCPUが実行するコンピュータプログラム及び/又はデータ等を記憶する。記憶部206は、ハードディスクドライブ、SSD等である。
制御部204は、サーバ装置200の制御を司る手段である。制御部204は、図4に示すように、機能モジュールとして、情報取得部2041、画像記憶部2042、解像度指令部2043、画像解析部2044、異変判定部2045、警報部2046、情報提供部2047を有している。これらの各機能モジュールは、主記憶部及び/又は記憶部206に記憶されたプログラムを制御部204のCPUによって実行することで実現される。
情報取得部2041は、車載カメラ102を有する車載ユニット100及び固定カメラFCなどから各種情報を、例えば撮影した画像を取得する。そして、情報取得部2041
は、画像を取得したとき、その画像を画像記憶部2042に送信する。
画像記憶部2042は、固定カメラFCで撮影した画像に、車載カメラ102で撮影した画像を関連付けて、記憶部206の画像情報データベース2061に記憶する。これらの画像の関連付けは、撮影時刻が同じ又は所定時間差内の画像を関連付けるように行われる。つまり、実質的に同時刻に撮影した画像が、同時刻の画像として関連付けられる。このため、車載ユニット100の車載カメラ102で撮影された画像には、前述のごとく、撮影時刻の情報が付されている。固定カメラFCで撮影された画像についても、同じく、撮影時刻の情報が付されている。ここで関連付けられる画像は、固定カメラFCでの画像と別の固定カメラFCでの画像、車載カメラ102での画像と別の車載カメラ102での画像、固定カメラFCでの画像と車載カメラ102での画像など、その組み合わせは任意である。関連付けられる画像は、2つに限定されず、3つ以上であり得る。
解像度指令部2043は、1つ又は複数の車載ユニット100に対する、そこに搭載された車載カメラ102の解像度を指示する指令を生成し、それをその車載ユニット100つまり車載カメラ102に送信する。ここでは、前述のように、車載ユニット100での車載カメラ102で撮影した画像の解像度は高解像度と低解像度との2つである。そして、車載ユニット100での車載カメラ102の現在の解像度は、記憶部206の車載ユニットデータベース2062に、車載ユニット100の識別情報と関連付けて記憶されている。それゆえ、解像度指令部2043での解像度を指示する指令は、現在の解像度と異なる解像度にその車載カメラ102の解像度を変える指令ということになる。解像度指令部2043は、外部刺激検知部ESからの外部刺激の検知情報の取得により作動する。解像度指令部2043は、その指令を送信するとき、その送信先の車載ユニット100の解像度をその指令に応じた解像度とするように、車載ユニットデータベース2062も更新する。なお、解像度指令部2043は、固定カメラFCで撮影した画像及び車載カメラ102で撮影した画像を記憶させる記憶部206の空き容量に応じて、所定の場合、解像度を調整する車載カメラ102を選択することができる。ここで、所定の場合とは、ここでは、例えば所定の外部刺激を取得したときである。
画像解析部2044は、記憶部206の画像情報データベース2061に記憶している画像を画像解析して、例えば特異な情報を抽出する。これは、車載ユニット100の車載カメラ102から取得した画像及び固定カメラFCから取得した画像の両方に対して実行される。
異変判定部2045は、画像解析部2044で抽出された情報に基づいて異変があったか否かを判定する。ここでは、異変判定部2045は、抽出された情報が、記憶部206に記憶されている異変パターンの1つに当て嵌まるか否かを判定する。異変パターンは、防犯、防災及び/又は老人の徘徊などの観点から種々設定され得る。例えば、異変パターンの1つは、道路で人が横になっている画像に対応する。なお、異変判定部2045での処理は、その他の処理、例えば人工知能(AI)での異変判定処理を利用するものであってもよい。
警報部2046は、異変判定部2045により異変があると判定されたとき、警報を発するように作動する。ここでは、サーバ装置200がつながる警報発信装置210が警報を、例えばサイレン音を発するように警報発信装置210を作動させる。警報発信装置210はここでは所定の音を発するスピーカである。しかし、警報発信装置210は、判定した異変の種類などに応じた音を発してもよい。また、警報発信装置210は1つに限定されず、所定のエリアAの複数のサブエリアのそれぞれに対して設けられてもよい。
情報提供部2047は、種々の情報を、例えば解像度指令部2043による指令を車載
ユニット100などに送信するつまり提供する。情報提供部2047は、車載ユニットデータベース2062の車載ユニット100の連絡先を参照して、情報を送信することができる。
上記構成のシステムSにおける各種処理について説明する。まず、車載ユニット100での車載カメラ102による画像の撮影及びその送信について図1、図2及び図5に基づいて説明する。ここでは、車載ユニット100のうちの車載ユニット100Aに関してその処理を説明するが、その他の車載ユニット100(100B、・・・)における処理においても同様である。なお、図5では、車載ユニット100とサーバ装置200とが連携して処理を実行するため、2つのフローチャートを点線で結び、処理の連携を例示している。
車載ユニット100Aの制御部104における画像提供部1044は、位置情報取得部110により取得した現在位置が所定の領域内にあるか否かを判定する(ステップS501)。ここでは、所定の領域は、車載ユニット100Aを搭載する車両CAの駐車場PAである。したがって、図1に示すように、車両CAが道路Rを走行しているとき、ステップS501で否定判定される。一方、図2に示すように車両CAが駐車場PAに至って所定の領域内に位置したとき、ステップS501で肯定判定される。
車両CAが駐車場PAに至り、駐車スペースに駐車すると(ステップS501で肯定判定)、車載ユニット100Aの制御部104の画像提供部1044は、サーバ装置200にその位置を登録するべくその位置情報を送信する(ステップS503)。例えば、車載ユニット100Aの位置情報取得部110がその現在位置を取得し、制御部104がこの現在位置をサーバ装置200に通知すればよい。
サーバ装置200の制御部204の情報取得部2041は、車載ユニット100Aの現在位置の通知を受けて、車載ユニット100Aの現在位置を特定する(ステップS511)。そして、サーバ装置200は、固定カメラFCと関連付けて車載ユニット100Aを登録する(ステップS513)。例えば、サーバ装置200は、固定カメラFCそれぞれの設置位置(またはその視軸が駐車場PAの駐車面上に至る位置)を有している。設置位置は、例えば、緯度と経度で規定される。サーバ装置200は、各固定カメラFCの設置位置(またはその視軸の駐車面上の位置)から所定距離内に駐車した車両CAの車載ユニット100Aを識別する情報を記憶部206の車載ユニットデータベース2062に記憶する。車載ユニット100Aを識別する情報は、例えば、車載ユニット100Aの通信部112のネットワーク上のアドレス等である。ステップS513の処理は、車載カメラ102を搭載した車両CAが固定カメラFCに対して所定の位置に駐車したときに、固定カメラFCと車載カメラ102を対応づけることの一例といえる。
ただし、サーバ装置200は、駐車場PAに入庫されたすべての車両の車載ユニット又は車載カメラを各固定カメラFCに対応づけてもよい。
また、このような処理に代えて、駐車場PAの固定カメラFCからの画像を基にサーバ装置200が車両CAの駐車位置、要するに車載ユニット100Aの位置を特定してもよい。また、駐車スペースごとにセンサを設けておき、サーバ装置200がセンサからの信号を基にその位置を特定してもよい。このようにして、サーバ装置200は、車載ユニット100Aの位置とともに、車載ユニット100Aの識別情報を記憶部206に記憶する。つまり、サーバ装置200は、車載ユニット100Aを備えた車両CAがどの駐車スペースに駐車しているかを把握した状態で、車載ユニット100Aからの画像を受信可能な状態となる。
さらに、サーバ装置200は、駐車場PAの固定カメラFCの位置、固定カメラFCの画角の範囲、および固定カメラFCの画角の範囲で陰となる位置を定義したマップを有していてもよい。そして、固定カメラFCの画角の範囲で陰となる位置に隣接した位置に駐車した車両の車載ユニットの車載カメラを優先度の高い画像を送信する車載カメラとして、固定カメラFCに関連づけすればよい。
車載ユニット100Aの制御部104における画像提供部1044は、車載カメラ102を作動させて、それにより撮影した画像つまりそのデータをサーバ装置200に送信する(ステップS505)。この処理は、車両CAが駐車場PAから出庫するまで継続する。なお、画像の送信は、所定の期間だけ、所定のインターバルで実行されてもよい。例えば、数分ごとに、1分だけ画像が送信されてもよい。画像が動画ある場合のフレームレートは、標準的な値が採用される。ただし、下記で述べる外部刺激の発生前は、フレームレートを通常より低いものとしてもよい。
このようにして、サーバ装置200は、画像を車載ユニット100Aから受信する(ステップS515)。受信した画像は、車載ユニット100Aの位置に関連する固定カメラFCからの画像と関係付けされる。この処理は、車両CAが駐車スペースから離れると、終了する。このとき、サーバ装置200は、固定カメラFCと関連付けられた車載ユニット100Aの登録をクリアする。
このように、各車載ユニット100の車載カメラ102で撮影した画像は、サーバ装置200に提供されて、サーバ装置200で取得される。なお、上述のように、提供される画像には、車載ユニット100の識別情報と、撮影時刻が付されている。
次に、車載ユニット100の車載カメラ102に対する解像度の切り替え処理を図6に基づいて説明する。
車載ユニット100Aの制御部104における情報取得部1041は、サーバ装置200からの解像度の切り替えの指令を取得すると(ステップS601で肯定判定)、モード切替部1042に作動信号を送信する。なお、サーバ装置200からの解像度の切り替えの指令を取得しないとき(ステップS601で否定判定)、モード切替部1042には作動信号は送信されず、そのときに設定されている車載カメラ102の解像度が維持される。
モード切替部1042は、作動すると、解像度モードを切り替える(ステップS603)。切り替えられるモードは、高解像度モードと低解像度モードである。それまで高解像度モードが設定されているとき、解像度モードは低解像度モードに切り替えられる。それまで低解像度モードが設定されているとき、解像度モードは高解像度モードに切り替えられる。これにより、車載カメラ102で撮影される画像つまりそのデータの解像度は変化する。
なお、固定カメラFCの各々からは、常に、または、所定のインターバルで繰り返す期間中でそのカメラで撮影した画像がサーバ装置200に送信される。こうしてサーバ装置200に取得される固定カメラFCの画像にも、固定カメラFCの識別情報及び撮影時刻が付されている。
次に、サーバ装置200での処理について説明する。まず、サーバ装置200での取得した画像の記憶処理について図7及び図8に基づいて説明する。以下では、例えば、固定カメラFCAで撮影した画像D1に、車載ユニット100Aの車載カメラ102で撮影した画像D2が関連付けられて記憶されることについて説明する。
サーバ装置200の制御部204における情報取得部2041は固定カメラFCAで撮影した画像D1を取得すると(ステップS701)、その画像D1を画像記憶部2042に送信する。また、サーバ装置200の制御部204における情報取得部2041は、上述のごとく固定カメラFCに関連付けされた駐車スペースの車載カメラ102で撮影した画像D2を取得すると(ステップS703)、その画像D2を画像記憶部2042に送信する。ここで、車載ユニット100Aは、ステップS513の処理によって、固定カメラFCと関連付けて登録されているので、車載カメラ102で撮影した画像D2は、固定カメラFCでの撮影領域と関連する領域の画像の一例ということができる。なお、図7では、固定カメラFCAで撮影した画像D1の取得(ステップS701)の次に、車載カメラ102で撮影した画像D2の取得(ステップS703)を示しているが、これはそれらの順番を限定するものではない。この順番は逆であってもよく、同時であってもよい。
そして、サーバ装置200の制御部204における画像記憶部2042は、固定カメラFCAで撮影した画像D1に、車載カメラ102で撮影した画像D2を関連付けて記憶することを実行する(ステップS705)。この関連付けは、ここでは撮影時刻に基づいて行われる。S705の処理は、固定カメラFCで撮影した画像に車載カメラ102で撮影した関連する領域の画像を関連付けて記憶することの一例といえる。
固定カメラFCAで撮影した画像D1について図8(a)に概念的に示す。固定カメラFCAで撮影した画像D1には、固定カメラFCAの識別情報「IDFCA」と、撮影時刻「Ta」が付されている。車載ユニット100Aの車載カメラ102で撮影した画像D2について図8(b)に概念的に示す。この画像D2には、その車載ユニット100Aつまりその車載カメラの識別情報「ID100A」と、撮影時刻「Ta」が付されている。撮影時刻「Ta」が共通する又は実質同じ画像D1、D2は、同じ時間帯の画像として関連付けて記憶される(ステップS705)。これにより、画像D2は、サーバ装置200の制御部204の画像解析部2044において、画像D1と同じ時間帯の画像として扱われ、固定カメラFCでの画像D1を補う画像として処理される。なお、図8(c)では、撮影時刻「Ta」に車両CBの車載ユニット100Bの車載カメラ102で撮影した画像D3についても、車載ユニット100Aの車載カメラ102で撮影した画像D2と同様に固定カメラFCAで撮影した画像D1に関連付けられている。そして、これら画像D1から画像D3は、同時に記憶部206に記憶される。つまり、制御部204の画像記憶部2042は、複数の車載カメラ102の画像D2、D3を同時に記憶することを実行する。これにより、仮にそれぞれの車載カメラ102の画角は狭くても、それらをまとめることでより広範囲の画像を取得することができる。
なお、固定カメラFCで撮影した画像と車載カメラ102で撮影した画像の関連付けは、位置情報にも基づいて実行されてもよい。例えば、車載カメラ102の位置情報が固定カメラFCから所定領域内の位置に対応するとき、それらの画像を関連付けてもよい。これにより、画像をより効果的に関連付けることができる。
次に、サーバ装置200からの解像度変更の指令について図9に基づいて説明する。図1及び図2に示すように、固定カメラFCの各々には外部刺激検知部ES(ESA、ESB、・・・)が設けられている。外部刺激検知部ESは、所定の外部刺激、例えば所定レベル以上の振動、音及び/又は赤外線等の光を検知可能な構成を備え、所謂センサとして構成されている。外部刺激検知部ESの構成は検知対象とする外部刺激に応じて設計され、1つ又は複数の既知のセンサを備えることができる。外部刺激検知部ESは常時ON状態にあり、所定の外部刺激を検知したとき、その検知情報をサーバ装置200に送信する。外部刺激検知部ESは、固定カメラFCに関係するセンサの一例ということができる。送信されるこの外部刺激の検知情報は、ここでは、固定カメラFCの通信部を介して、関
連付けられている固定カメラFCの識別情報が付されて送信される。サーバ装置200は、固定カメラFCの識別情報とその位置情報とを関係付けて記憶する記憶部206の固定カメラデータベース2063を参照することで、固定カメラFCの識別情報に基づいて検知した外部刺激検知部ESの位置を取得することができる。これにより、システムSがカバーする対象エリアAの中でも、外部刺激を検知した局所的なエリアを特定し、そのエリアを効率よく監視することも可能になる。
例えば、固定カメラFCAに設けられている外部刺激検知部ESAにより所定の外部刺激が検知されたとき、その固定カメラFCAの通信部を介して、外部刺激検知部ESAからの外部刺激の検知情報がサーバ装置200に送信される。サーバ装置200の制御部204は、情報取得部2041がその検知情報を取得することで、所定の外部刺激を検知する(ステップS901で肯定判定)。なお、情報取得部2041は、固定カメラFCAからの画像及び複数の車載カメラ102の少なくとも1つの画像中に、異物を検知したときに、その検知した異物に基づき検知情報を取得してもよい。画像中に異物を検知したときとは、例えば、連続する複数フレーム間で画素が基準値より大きく変化した場合である。例えば、1日のうち所定の時間帯、例えば、深夜時間帯に車両の入出庫と無関係に人が突然画像中に現れた場合である。また、例えば、過去の画像に蓄積した物体の外観、又は、人の外観と類似しない外観の物体,又は人が画像中に現れた場合である。このような異物に基づき検知情報は、固定カメラFCAからの画像および車載カメラ102の画像のいずれかの解像度が低い場合でも取得可能である。解像度が低い場合でも、一次処理として、異物を検知し、車載カメラ102の画像の解像度を上げた後、詳細に解析し、二次的な処理により正確な判断をすればよいからである。二次的により正確な判断をする処理は、図10により後述する。
所定の外部刺激が検知されると、制御部204の解像度指令部2043は、記憶部206の空き容量を取得し、その空き容量が所定量以上であるか否かを判定する(ステップS903)。なお、記憶部206は、複数の車載カメラ102で撮影した画像が記憶される記憶部である。そして、解像度指令部2043は、その記憶部206の空き容量に応じて、複数の車載カメラ102の中から撮影する車載カメラ102を選択することを実行する。
記憶部206の空き容量が所定量以上であるとき(ステップS903で肯定判定)、解像度指令部2043は、システムSにおける全ての車載カメラ102に対して、その解像度をそれまでよりも上げることを実行する。平常時、車載カメラ102の解像度は上記低解像度に設定されている。ここでは、作動中の全ての車載カメラ102の解像度を、この低解像度よりも解像度の高い高解像度に設定する指令を、解像度指令部2043は生成する(ステップS905)。
一方、記憶部206の空き容量が所定量以上でないとき(ステップS903で否定判定)、解像度指令部2043は、システムSにおける一部の車載カメラ102を選択する。そして、解像度指令部2043は、その選択した車載カメラ102に対して、その解像度をそれまでよりも上げることを実行する。例えば図1及び図2に示す場合、陰BSAは建造物BAの陰であり、絶えず固定カメラFCA、FCBの死角になる。これに対して、陰BSBは駐車場PBに停車している車両の陰であり、そこに車両が停止していないとき陰にならない。したがって、死角である時間が長いのは建造物BAの陰BSAである。そこで、ここでは、記憶部206の車載ユニットデータベース2062を参照して、例えば、固定カメラFCAと関連付けられた車載ユニット100Aを、陰BSAの画像を撮影可能な車載カメラ102を備えた車載ユニット100Aとして選択する。これにより、車載ユニット100Aの車載カメラ102の解像度が上げられ、車載ユニット100Bの車載カメラ102の解像度は上げられない。つまり、車載ユニット100Aの車載カメラ102
が選択され、この特定の車載カメラ102の解像度のみをこの低解像度よりも解像度の高い高解像度に設定する指令を、解像度指令部2043は生成する(ステップS907)。
なお、記憶部206の空き容量が所定量以上でないとき(ステップS903で否定判定)、解像度のそのような調整が実行されるのは、外部刺激を検知した外部刺激検知部ESつまり固定カメラFCの周囲で優先すべき車載カメラ102だけとしてもよい。これは、システムSの対象エリアAが所定面積以上にまで広かったり、入り組んだ都市設計であったりする場合に特に有効である。例えば、外部刺激を検知した外部刺激検知部ESが図1及び図2に示す外部刺激検知部ESAであるとする。このとき、この外部刺激検知部ESAに関連する固定カメラFCAの周囲の車載カメラ102として、図1及び図2に示される車両CA、CBの車載ユニット100A、100Bの車載カメラ102が特定され、それら車載カメラ102の解像度が上げられる。これは、車載ユニット100A、100Bの各車載カメラ102が、固定カメラFCAでの撮影領域と関連する領域を撮影可能であり、ここでは特に固定カメラFCAの死角を補うように作動するからである。具体的には、車載ユニット100A、100Bにその車載カメラ102の解像度を上げるための指令が、解像度指令部2043で生成される(ステップS907)。
ステップS905又はステップS907において、上記のごとく生成された指令は、情報提供部2047から通信部202を介して、全ての又は特定の車載ユニット100に送信される。この指令は車載ユニット100のそれぞれの制御部104の情報取得部1041で取得される(図6のステップS601)。この結果、指令を取得した車載ユニット100の車載カメラ102では高解像度の画像が撮影され、この画像がサーバ装置200に上記のごとく送信されて、記憶される。なお、このとき、固定カメラFCAの解像度も調整可能である場合、その固定カメラFCAの解像度もそれまでよりも上げられてもよい。図9の処理は、所定の場合に、取得される関連する領域の画像の解像度を調整することの一例ということができる。
ところで、サーバ装置200の制御部204では、固定カメラFCで撮影した画像を取得するとともに、車載カメラ102で撮影した画像を取得して、対象エリアを監視する処理を実行する。この処理について、ここで、図10に基づいて説明する。
サーバ装置200の制御部204の画像解析部2044は、関連付けて記憶されている固定カメラFCと車載カメラ102との画像を画像解析する(ステップS1001)。例えば、所定時間前に記憶された同じ領域の画像と最新の画像とを比較して差分をとる。この差分に基づいて、画像解析部2044は、所定量以上急激に変化した画像情報など、特異な情報を抽出することができる。特異な情報が抽出されるまで(ステップS1003で否定判定される限りは)、画像解析(ステップS1001)は繰り返し実行される。
特異な情報が抽出されると(ステップS1003で肯定判定)、サーバ装置200の制御部204の異変判定部2045は、画像解析部2044で抽出した特異な情報を予め記憶する異変パターンと対比するなどの処理をする。そして、異変判定部2045は、異変があるか否かを判定する(ステップS1005)。なお、サーバ装置200の管理者が、抽出した特異な情報を目視等で調べることで、この異変判定が実行されてもよい。なお、異変の有無の判定(ステップS1005)は、所定時間の間の複数の撮影時刻の高解像度の画像を用いて行われるとよい。すなわち、上記図9のように、所定の外部刺激を検知するステップS901の判定自体は、低解像度の画像を用いた一次処理であっても構わない。そして、所定の外部刺激を検知すると(ステップS901で肯判定)、例えば、車載カメラ102から高解像度の画像を取得し、ステップS1005において二次的により正確な判断をすればよい。ステップS1005の処理は、外部刺激を検知し、関連する領域の画像の解像度をそれまでの解像度よりも上げた後の画像を基に、異変を検知する処理の一
例といえる。
異変があると判定されないときは(ステップS1005で否定判定)、基本状態ではOFF状態にある解除フラグがONにされる(ステップS1007)。一方、異変があると判定されたときは(ステップS1005で肯定判定)、基本状態ではOFF状態にある警報フラグがONにされる(ステップS1009)。
警報フラグがONにされると、警報部2046が作動する。これにより、警報部2046は、警報発信装置210を作動させる。なお、警報発信装置210の作動は、作動開始から所定時間の間継続して実行されてもよい。また、警報発信装置210の作動は、システムSの管理者や、警察官などにより安全確認又は異変無し確認がなされた後、それらの人により終了されてもよい。警報発信装置210の作動の終了に伴い、警報フラグがOFFにされる。
さて、前述のように異変があると判定されないとき(ステップS1005で否定判定)、解除フラグがONにされる(ステップS1007)。この解除フラグがONであることが、本第1の実施の形態では、車載カメラ102の高解像度化の解除条件に設定されている。つまり、図9に戻り、所定の外部刺激が検知されたことにより車載カメラ102の解像度が高解像度にされて(ステップS905、S907)、この高解像度の画像を用いて図10に基づいて説明したように異変判定及び/又は警報発信などが実行される。その結果、異変ありと判定されないとき、解除フラグがONにされるので(ステップS1007)、解除条件が充足されたと判定される(ステップS909で肯定判定)。これにより、車載カメラ102での高解像度での撮影を終了するべく、解像度を上げた車載カメラ102の解像度を下げる処理が実行される。ここでは、サーバ装置200の制御部204の解像度指令部2043により、それら車載カメラの解像度を高解像度から低解像度に切り替える指令が生成される。この指令は解像度を上げた車載カメラ102を備える車載ユニット100に送信されて取得される(図6のステップS601)。なお、ステップS909で肯定判定されたとき、解除フラグはOFFにされる。
以上説明したように、本第1の実施の形態のシステムSでは、固定カメラFCで撮影された画像が取得されるととともに、車載カメラ102で撮影された画像が取得される。これにより、固定カメラだけをカメラとして備える場合に比べて、より広範囲をしっかりと撮影することができる。そして、所定の場合、ここでは特に所定の外部刺激を検知したとき、全ての又は選択した車載カメラの解像度を上げ、撮影される高解像度の画像での異変判定等が実行される。これにより、これらの判定は、車載カメラの解像度が相対的に低い場合に比べて、より確実に行われるようになる。よって、対象エリアを監視する能力をより一層高めることが可能になる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本第2の実施の形態では、解像度の調整は、サーバ装置200側で行う。つまり、車載ユニット100の車載カメラ102の解像度を変更せずに、サーバ装置200において取得した画像の解像度を維持したり下げたりする。以下の説明では、第2の実施の形態における、上記第1の実施の形態との相違点のみ説明する。
図11に、車載ユニット100Aの構成のブロック図を示す。車載ユニット100Aの制御部104は制御モジュールとして上記で説明した図3の画像提供部1044を有するが、情報取得部1041、モード切替部1042および解像度調整部1043を有さない。したがって、車載ユニット100Aが所定の領域にあるとき、画像提供部1044は、図5に基づいて説明したように画像を撮影してその画像をサーバ装置200に送信する。なお、このとき提供される画像は、高解像度の画像である。
サーバ装置200の制御部204は、図12に示すように、解像度指令部2043に代えて、機能モジュールとして解像度調整部2048を有する。解像度調整部2048は、所定の場合でないとき、具体的には所定の外部刺激を有さないとき、取得した車載カメラ102で撮影した画像の解像度を下げて、その解像度を下げた画像を画像記憶部2042に送信する。これにより、低解像度の画像が車載カメラ102の画像として記憶される。この解像度の下げられた画像は、前述の低解像度の画像に相当する。
一方、サーバ装置200の制御部204の解像度調整部2048は、所定の外部刺激を検知したとき、解像度を下げる処理を停止する。この解像度を下げる処理の停止は、全ての車載カメラ102で撮影した全ての画像であってもよく、又は、例えば外部刺激の検知に関係がある特定の車載カメラ102からの画像のみであってもよい。
このような解像度の調整処理について図13に基づいて説明する。所定の外部刺激が検知されないとき(ステップS1301で否定判定)、基本設定に従い、車載カメラ102で撮影した画像の解像度を下げる調整が実行される。なお、ステップS1301は、図9のステップS901に相当する。
そして、所定の外部刺激が検知されたとき(ステップS1301で肯定判定)、解像度調整部2048は、まず、図9のステップS903と同様にして、記憶部206の空き容量を取得し、その空き容量が所定量以上であるか否かを判定する(ステップS1303)。そして、記憶部206の空き容量が所定量以上であるとき(ステップS1303で肯定判定)、車載カメラ102で撮影した全ての画像の解像度を下げずに維持する(ステップS1305)。これにより、それらの全ての画像が高解像度のまま記憶され、上記画像解析等が行われる。
これに対して、所定の外部刺激が検知されたときであって(ステップS1301で肯定判定)、記憶部206の空き容量が所定量以上でなかったとき(ステップS1303で否定判定)、一部の車載カメラ102つまりそこで撮影された画像が選択される。この選択は、図9のステップS907における車載カメラ102の選択と同様にして実行される。そして、この選択された車載カメラ102の画像の解像度のみを下げずに高解像度に維持することが行われる(ステップS1307)。
そして、図9のステップS909に相当するステップS1309で解除条件が充足されたと判定されたとき、それら画像の高解像度での維持は停止され、解像度を下げるようにそれら画像の解像度が調整される(ステップS1311)。
このように、本発明の第2の実施の形態では、サーバ装置200の制御部204は、固定カメラFCで撮影された画像及び車載カメラ102で撮影された画像をそれぞれ取得し、それらを関連付けて記憶させる。車載カメラ102で撮影された画像の解像度はサーバ装置200で調整される。所定の場合でないとき、車載カメラ102で撮影された画像の解像度は撮影したときの解像度よりも低い低解像度に調整される。所定の場合のとき、車載カメラ102で撮影された画像の解像度は低解像度よりも高い解像度つまり高解像度に維持される。したがって、本第2の実施の形態のシステムでも、本第1の実施の形態のシステムSと同様に、より広範囲をしっかりと撮影することができ、対象エリアを監視する能力をより一層高めることが可能になる。
なお、上記第1及び第2の実施の形態では、所定の場合は、所定の外部刺激を検知したときであったが、それに限定されない。例えば、所定の場合は、高齢者の見守りサービスに適応するように設定可能である。例えば、高齢者が保持する携帯端末に高齢者が応答し
ないときという条件を、所定の場合の条件としてもよい。
また、上記第1及び第2の実施の形態では、駐車場PA、PBに停められる車両は決められていたが、その車両は通りすがりの車両であってもよい。例えば、駐車場PAから車両CAが離れたとき、他の車両CCが駐車場PAに停めてもよい。この場合、その車両CCの車載カメラ102が上記システムに組み込まれて活用されてもよい。
上記の実施の形態はあくまでも一例であって、本開示はその要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施しうる。本開示において説明した処理及び/又は手段は、技術的な矛盾が生じない限りにおいて、部分的に取り出して実施することも、自由に組み合わせて実施することもできる。
1つの装置が行うものとして説明した処理が、複数の装置によって分担して実行されてもよい。例えば、情報処理装置であるサーバ装置200は1つのコンピュータである必要はなく、複数のコンピュータを備えるシステムとして構成されてもよい。あるいは、異なる装置が行うものとして説明した処理が、1つの装置によって実行されても構わない。コンピュータシステムにおいて、各機能をどのようなハードウェア構成によって実現するかは柔軟に変更可能である。
本開示は、上記の実施の形態で説明した機能を実装したコンピュータプログラムをコンピュータに供給し、当該コンピュータが有する1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行することによっても実現可能である。このようなコンピュータプログラムは、コンピュータのシステムバスに接続可能な非一時的なコンピュータ可読記憶媒体によってコンピュータに提供されてもよいし、ネットワークを介してコンピュータに提供されてもよい。非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、例えば、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクドライブ(HDD)等)、光ディスク(CD-ROM、DVDディスク、ブルーレイディスク等)など任意のタイプのディスク、読み込み専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、EPROM、EEPROM、磁気カード、フラッシュメモリ、光学式カード、電子的命令を格納するために適した任意のタイプの媒体を含む。
S システム
FC、FCA、FCB 固定カメラ
ES、ESA、ESB 外部刺激検知部
100、100A、100B 車載ユニット
102 車載カメラ
103 情報処理装置
104 制御部
110 位置情報取得部
112 通信部
114 記憶部
200 サーバ装置
202 通信部
204 制御部
206 記憶部

Claims (15)

  1. 固定カメラで撮影した画像を取得することと、
    前記固定カメラの撮影領域と関連する領域の画像を車載カメラから取得することと、
    所定の場合に、取得される前記関連する領域の画像の解像度を調整することとを実行する制御部を備え、
    前記解像度を調整することは、前記固定カメラで撮影した画像から、過去に取得された画像に含まれる物体又は人の外観と類似しない外観の物体又は人である異物を検知した場合、または、前記車載カメラで撮影した画像から前記異物を検知した場合に、前記車載カメラの解像度をそれまでの解像度よりも上げることを含み、
    前記制御部は、前記関連する領域の画像の解像度をそれまでの解像度よりも上げた後の画像に対して、再度、前記異物を検知する処理を実行する、
    情報処理装置。
  2. 前記解像度を調整することは、撮影するときの前記車載カメラの解像度及び前記車載カメラで撮影された画像の解像度の少なくとも一方を調整することを含む、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御部は、前記固定カメラで撮影した画像に、前記車載カメラで撮影した前記関連する領域の画像を関連付けて記憶することを実行する、
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御部は、複数の車載カメラの画像を同時に記憶することを実行する、
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御部は、複数の前記車載カメラで撮影した画像が記憶される記憶部の空き容量に応じて、複数の前記車載カメラの中から撮影する車載カメラを選択することを実行する、請求項1からのいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記制御部は、前記車載カメラを搭載した車両が前記固定カメラに対して所定の位置に駐車したときに、前記固定カメラと前記車載カメラを対応づけることを実行する、
    請求項1からのいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 少なくとも1つのコンピュータが、
    固定カメラで撮影した画像を取得することと、
    前記固定カメラでの撮影領域と関連する領域の画像を車載カメラから取得することと、
    所定の場合に、取得される前記関連する領域の画像の解像度を調整することとを実行し、
    前記解像度を調整することは、前記固定カメラで撮影した画像から、過去に取得された画像に含まれる物体又は人の外観と類似しない外観の物体又は人である異物を検知した場合、または、前記車載カメラで撮影した画像から前記異物を検知した場合に、前記車載カメラの解像度をそれまでの解像度よりも上げることを含み、
    前記少なくとも1つのコンピュータは、前記関連する領域の画像の解像度をそれまでの解像度よりも上げた後の画像に対して、再度、前記異物を検知する処理を実行する、
    情報処理方法。
  8. 前記解像度を調整することは、撮影するときの前記車載カメラの解像度及び前記車載カメラで撮影された画像の解像度の少なくとも一方を調整することを含む、
    請求項に記載の情報処理方法。
  9. 前記少なくとも1つのコンピュータは、前記固定カメラで撮影した画像に、前記車載カメラで撮影した前記関連する領域の画像を関連付けて記憶することを実行する、
    請求項又はに記載の情報処理方法。
  10. 前記少なくとも1つのコンピュータは、複数の車載カメラの画像を同時に記憶することを実行する、
    請求項に記載の情報処理方法。
  11. 前記少なくとも1つのコンピュータは、複数の前記車載カメラで撮影した画像が記憶される記憶部の空き容量に応じて、複数の前記車載カメラの中から撮影する車載カメラを選択することを実行する、
    請求項から10のいずれか一項に記載の情報処理方法。
  12. 前記少なくとも1つのコンピュータは、前記車載カメラを搭載した車両が前記固定カメラに対して所定の位置に駐車したときに、前記固定カメラと前記車載カメラを対応づけることを実行する、
    請求項から11のいずれか一項に記載の情報処理方法。
  13. 固定カメラと、
    車載カメラと連携する情報処理装置と、を備え、
    前記情報処理装置は、
    前記固定カメラで撮影した画像を取得することと、
    前記固定カメラでの撮影領域と関連する領域の画像を前記車載カメラから取得することと、
    所定の場合に、取得される前記関連する領域の画像の解像度を調整することと
    を実行する制御部を備え、
    前記解像度を調整することは、前記固定カメラで撮影した画像から、過去に取得された画像に含まれる物体又は人の外観と類似しない外観の物体又は人である異物を検知した場合、または、前記車載カメラで撮影した画像から前記異物を検知した場合に、前記車載カメラの解像度をそれまでの解像度よりも上げることを含み、
    前記制御部は、前記関連する領域の画像の解像度をそれまでの解像度よりも上げた後の画像に対して、再度、前記異物を検知する処理を実行する、
    システム。
  14. 前記解像度を調整することは、撮影するときの前記車載カメラの解像度及び前記車載カメラで撮影された画像の解像度の少なくとも一方を調整することを含む、
    請求項13に記載のシステム。
  15. 前記制御部は、前記固定カメラで撮影した画像に、前記車載カメラで撮影した前記関連する領域の画像を関連付けて記憶することを実行する、
    請求項13又は14に記載のシステム。
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