JP7451447B2 - 顧客情報管理システム - Google Patents

Description

本発明は、顧客フォロー事項の自動抽出機能を備えた顧客情報管理システムに関する。

投資信託等の金融商品を販売する証券会社等の金融機関では、顧客情報、預り資産情報、の取引情報等を管理する顧客情報管理システムが導入されている。このような顧客情報管理システムでは、顧客情報が登録された顧客テーブル、顧客の預り資産情報が登録された預りテーブル、顧客の取引情報が登録された取引テーブルから所定の条件にあて嵌まる顧客フォロー事項（以下、トピックスと称す）を自動抽出して営業活動を支援する機能を備えている。

提供する情報を自動抽出するシステムとしては、例えば、受信した自動更新通知に含まれる銘柄毎に、自動更新通知に含まれる更新項目と、予め銘柄に対応して記憶されている表示項目とを比較して少なくとも一つが一致する場合に当該銘柄の更新情報の取得要求を送信する技術が提案されている（例えば、特許文献１参照）。

特開２００２－１８３４５０号公報

しかしながら、従来技術では、自動抽出したトピックスを顧客に対してフォロー（顧客アクション）が必要な情報として、顧客の扱者にトピックス画面で通知しているが、トピックス通知後の対策が講じられていない。従って、トピックスを通知された扱者が顧客に対するフォローをし忘れてしまう虞があるという問題点があった。

本発明は、このような状況に鑑みなされたもので上記課題を解決し、トピックス通知後の顧客に対するフォローの抜け漏れを防止できる顧客情報管理システムを提供することを目的とする。

本発明に係る顧客情報管理システムは、上記の目的を達成するため、次のように構成される。
本発明に係る顧客情報管理システムは、顧客情報が記憶されたデータベースから所定の条件に合致したレコードをトピックスとして自動抽出し、抽出した前記トピックスをクライアント端末に提供する機能を備えた顧客情報管理システムであって、前記データベースに記憶された前記顧客情報には、レコード毎に扱者が設定されており、抽出した前記トピックスのレコード毎に対応期限日を付加する抽出処理部と、前記クライアント端末からトピックス閲覧要求を受信すると、前記クライアント端末の利用者を前記扱者とするレコードを前記トピックスから抽出して集計した扱者用集計リストを生成する扱者用集計リスト生成部と、前記扱者用集計リストの内で前記対応期限日を超過したレコードを抽出して集計した再通知リストを生成する再通知リスト生成部と、前記扱者用集計リスト生成部によって抽出されたレコードを表示する扱者用レコード表示欄、前記扱者用集計リスト及び前記再通知リストがレイアウトされた扱者用トピックス画面を生成して前記クライアント端末に提供する扱者用トピックス画面生成部と、を具備することを特徴とする。
さらに、本発明の顧客情報管理システムは、前記利用者を管理する管理者を特定する利用者テーブルを記憶する利用者テーブル記憶部と、前記クライアント端末から前記トピックス閲覧要求を受信すると、前記利用者テーブルを参照することで前記利用者を前記管理者とする前記扱者を特定し、特定した前記扱者のレコードを前記トピックスから抽出して集計した管理者用集計リストを生成する管理者用集計リスト生成部と、前記管理者用集計リストの内で前記対応期限日を超過したレコードを抽出して集計した管理者リストを生成する管理者リスト生成部と、前記管理者用集計リスト生成部によって抽出されたレコードを表示する管理者レコード表示欄、前記管理者用集計リスト及び前記管理者リストがレイアウトされた管理者用トピックス画面を生成して前記クライアント端末に提供する管理者用トピックス画面生成部と、を具備しても良い。
さらに、本発明の顧客情報管理システムは、前記利用者が前記管理者でない場合、前記扱者用トピックス画面を前記クライアント端末に提供し、前記利用者が前記管理者である場合、前記管理者用トピックス画面を前記クライアント端末に提供しても良い。
さらに、本発明の顧客情報管理システムは、前記トピックスの項目ごとに公開範囲をコントロールする公開設定情報を記憶する公開設定情報記憶部を具備し、前記扱者用集計リスト生成部及び前記管理者用集計リスト生成部は、前記利用者の所属部署が前記公開設定情報によって通知部門として設定されている項目のレコードを前記トピックスから抽出しても良い。

本発明によれば、対応期限日を超過したレコードを再通知リストとして扱者に通知できるため、トピックス通知後の顧客に対するフォローの抜け漏れを防止でき、フォローが必要な顧客の存在を見逃すことがないという効果を奏する。

本発明に係る顧客情報管理システムの実施の形態の構成を示すシステム構成図である。 図１に示す利用者テーブルを示す図である。 図１に示すトピックスを示す図である。 図１に示す情報管理サーバーによって生成される扱者用トピックス画面の例を示す図に示す情報管理である。 図１に示す情報管理サーバーによって生成される管理者用トピックス画面の例を示す図である。 図１に示す抽出設定情報の例を示す図である。 図１に示す情報管理サーバーによるトピックス画面生成動作を説明するフローチャートである。

以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
本実施の形態の顧客情報管理システムは、図１を参照すると、金融機関に於ける顧客管理業務を支援するシステムとして機能する。顧客情報管理システムは、情報管理サーバー１０と、データベース２０と、クライアント端末３０とを備え、それらが金融機関内のイントラネットやインターネット等のネットワーク４０によって接続されている。情報管理サーバー１０、データベース２０及びクライアント端末３０は、いわゆるコンピュータで実現され、プログラムに従って情報処理を実行する。なお、情報管理サーバー１０、データベース２０及びクライアント端末３０は、いずれか２以上が一体で機能する構成でも良い。

データベース２０は、顧客情報が顧客を特定する固有コード（顧客番号等）によって関連づけられて蓄積されている。具体的には、データベース２０は、顧客の属性が登録された顧客テーブル２１と、顧客の取引情報が登録された取引テーブル２２と、顧客の預り資産情報が登録された預りテーブル２３と、クライアント端末３０を使用する利用者が登録された利用者テーブル２４とを備える。

顧客テーブル２１には、顧客情報として、例えば、「氏名」、「住所」、「年齢」、「性別」、「職業」等の基本属性の他に、投資経験、金融商品の取引における重要事項の説明の要否を含む取引の適合性等の情報が記録されている。取引テーブル２２には、金融商品の売買履歴や各種業務手続等が記録されている。預りテーブル２３には、顧客の資産情報が記録されている。

利用者テーブル２４は、クライアント端末３０へのログイン（利用者認証）やクライアント端末３０に提供するトピックスを選択するための情報であり、図２に示すように、利用者名、利用者コード、パスワード、所属部門、所属部門コード、管理者名、管理者コード等が登録されている。なお、管理者名及び管理者コードは、利用者を管理する課長や部長等の上司を管理者として特定する情報である。

なお、顧客テーブル２１、取引テーブル２２及び預りテーブル２３には、顧客ごとやそれぞれのレコード毎に利用者が扱者として設定されており、利用者コードが登録されている。

情報管理サーバー１０は、クライアント端末３０からのアクセスに応じて、データベース２０に蓄積されている各種情報をクライアント端末３０に送信する。また、情報管理サーバー１０は、クライアント端末３０で入力された各種情報をデータベース２０に記録・更新する。なお、情報管理サーバー１０とクライアント端末３０における動作は全てソフトウェアで実現することができる。このソフトウェアは、例えばＷｅｂアプリケーションであっても良い。なお、情報管理サーバー１０により実現される「機能」は、それぞれの「機能」に対応する「手段」「部」「装置」と言った表現に置き換えることができる。

また、情報管理サーバー１０は、プログラム制御で動作するＣＰＵ等の演算部１１と、ネットワーク４０を介してデータベース２０及びクライアント端末３０と接続する送受信部１２と、顧客情報管理に用いる各種設定情報やプログラムを記憶する記憶部１３と、を備え、これらがバス１４によって接続されている。

演算部１１は、抽出処理部１１１と、集計リスト生成部１１２と、再通知リスト生成部１１３と、管理者リスト生成部１１４して機能する。

抽出処理部１１１は、記憶部１３に記憶されている抽出設定情報１３１に基づいて、データベース２０の顧客テーブル２１、取引テーブル２２及び預りテーブル２３から所定の条件にあて嵌まる顧客フォロー事項を抽出し、抽出した顧客フォロー事項をトピックス１３２として記憶部１３に記憶させる。抽出処理部１１１によるトピックス１３２の抽出は、例えば、夜間のバッチ処理によって実行される。

抽出設定情報１３１は、設定された［区分］及び［通知内容］毎に抽出条件が設定されている。例えば、［区分］が「管理」で、［通知内容］が「利金・分配金・償還金情報」である場合、「償還日・受渡日」を基準日として基準日までの期間が所定日数（例えば、１か月）以内のレコードが抽出される。また、［区分］が「イベント」で、［通知内容］が「誕生日顧客」である場合、顧客の「誕生日」を基準日として基準日までの期間が所定日数（例えば、１か月）以内のレコードが抽出される。

抽出処理部１１１は、図３に示すように、フォローする［対応期限日］と、対応（フォロー）を実行したか否かを示す［対応フラグ］を抽出したトピックス１３２のレコード毎に付加する。なお、図３は、［区分］が「管理」で、［通知内容］が「利金・分配金・償還金情報」で抽出されたトピックス１３２の例である。なお、［対応期限日］は、基準日自体もしくは基準日に所定日数を加減算した日が自動設定される。また、［対応フラグ］は、「０」で未対応を示し、「１」で対応済みを示す。

集計リスト生成部１１２は、クライアント端末３０からトピックスの閲覧要求を受信すると、利用者を扱者とするレコードをトピックス１３２から抽出して集計した、図４に示すような扱者用集計リスト５１を生成する。扱者用集計リスト５１は、［区分］及び［通知内容］毎の「件数」と、「未対応」（［対応フラグ］が「０」）の件数と、「対応済」（［対応フラグ］が「１」）の件数とを示すリストである（「件数」＝「未対応」＋「対応済」）。

また、集計リスト生成部１１２は、クライアント端末３０からトピックスの閲覧要求を受信すると、利用者テーブル２４を参照することで利用者を管理者とする扱者を特定し、特定した扱者のレコードをトピックス１３２から抽出して集計した、図５に示すような管理者用集計リスト５２を生成する。管理者用集計リスト５２は、［区分］及び［通知内容］毎の「件数」と、「未対応」（［対応フラグ］が「０」）の件数と、「対応済」（［対応フラグ］が「１」）の件数とを示すリストである（「件数」＝「未対応」＋「対応済」）。

なお、集計リスト生成部１１２によって生成される扱者用集計リスト５１及び管理者用集計リスト５２は、記憶部１３に記憶されている公開設定情報１３３に基づいて、抽出・集計する範囲がコントロールされる。公開設定情報１３３は、［区分］及び［通知内容］毎に通知部門が設定された情報である。公開設定情報１３３は、図６に示すように、フラグが「１」の「所属部門（所属部門コード）」が通知部門として設定されると共に、フラグが「０」の「所属部門（所属部門コード）」が非通知部門として設定され、集計リスト生成部１１２は、利用者の「所属部門（所属部門コード）」が通知部門として設定されている［区分］及び［通知内容］のレコードを抽出・集計する。

再通知リスト生成部１１３は、集計リスト生成部１１２によって生成された扱者用集計リスト５１の内で［対応期限日］を超過したレコードを抽出して集計した、図４に示すような再通知リスト５３を生成する。再通知リスト５３は、［区分］及び［通知内容］毎の「未対応」の件数と、「未対応」の内の［対応期限日］を超過した件数と、「対応済」の件数とを示すリストである。

管理者リスト生成部１１４は、集計リスト生成部１１２によって生成された管理者用集計リスト５２の内で［対応期限日］を超過したレコードを抽出し、扱者ごとに集計した、図５に示すような管理者リスト５４を生成する。管理者リスト５４は、扱者の「未対応」の件数と、「未対応」の内の［対応期限日］を超過した件数と、「対応済」の件数とを示すリストである。

次に、情報管理サーバー１０によるトピックス提供動作について図７を参照して詳細に説明する。
情報管理サーバー１０は、トピックスの閲覧要求をクライアント端末３０から受信すると（ステップＳ１０１）、クライアント端末３０へのログイン情報（利用者ＩＤ）に基づいてデータベース２０の利用者テーブル２４を参照することで、利用者が管理者として登録されているか否かを判断する（ステップＳ１０２）。

ステップＳ１０２で利用者が管理者として登録されておらず、扱者としてのみ登録されている場合、集計リスト生成部１１２は、利用者を扱者とするレコードをトピックス１３２から抽出する（ステップＳ１０３）。なお、集計リスト生成部１１２は、公開設定情報１３３に基づいて、利用者の所属部門が通知部門として設定されている［区分］及び［通知内容］のレコードを抽出・集計する。

次に、集計リスト生成部１１２は、ステップＳ１０３で抽出したレコードを集計して扱者用集計リスト５１を生成し（ステップＳ１０４）、再通知リスト生成部１１３は、扱者用集計リスト５１の内で［対応期限日］を超過したレコードを抽出して集計した再通知リスト５３を生成する（ステップＳ１０５）。

そして、情報管理サーバー１０は、図４に示すような、ステップＳ１０４で生成した扱者用集計リスト５１と、ステップＳ１０５で生成した再通知リスト５３と、ステップＳ１０３で抽出したレコードを表示するレコード表示欄５５とがレイアウトされた扱者用トピックス画面５０ａを生成し（ステップＳ１０６）、クライアント端末３０に送信する。再通知リスト５３の［対応期限日］を超過した件数は、他の通知と区別するため、異なる背景色で構成される。

扱者用集計リスト５１及び再通知リスト５３の各件数には、該当するレコードがリンクされており、クリックされた件数にリンクされたレコードがレコード表示欄５５に表示される。この動作は、クライアントサイドとサーバーサイドのいずれで実行しても良い。図４に示す扱者用トピックス画面５０ａでは、矢印Ｘで示す３件がクリックされ、リンクされた３件のレコードがレコード表示欄５５に表示されている。

ステップＳ１０２で利用者が管理者として登録されている場合、集計リスト生成部１１２は、利用者テーブル２４を参照することで利用者を管理者とする扱者を特定し、特定した扱者のレコードをトピックス１３２から抽出する（ステップＳ１０７）。なお、集計リスト生成部１１２は、公開設定情報１３３に基づいて、利用者の所属部門が通知部門として設定されている［区分］及び［通知内容］のレコードを抽出・集計する。

次に、集計リスト生成部１１２は、ステップＳ１０６で抽出したレコードを集計して管理者用集計リスト５２を生成し（ステップＳ１０８）、管理者リスト生成部１１４は、管理者用集計リスト５２の内で［対応期限日］を超過したレコードを抽出し、扱者ごとに集計した、図５に示すような管理者リスト５４を生成する（ステップＳ１０９）。

そして、情報管理サーバー１０は、図５に示すような、ステップＳ１０８で生成した管理者用集計リスト５２と、ステップＳ１０９で生成した管理者リスト５４と、ステップＳ１０６で抽出したレコードを表示するレコード表示欄５５とがレイアウトされた管理者用トピックス画面５０ｂを生成し（ステップＳ１１０）、クライアント端末３０に送信する。管理者用集計リスト５２及び管理者リスト５４の各件数には、該当するレコードがリンクされており、クリックされた件数にリンクされたレコードがレコード表示欄５５に表示される。この動作は、クライアントサイドとサーバーサイドのいずれで実行しても良い。図５に示す管理者用トピックス画面５０ｂでは、矢印Ｙで示す２件がクリックされ、リンクされた２件のレコードがレコード表示欄５５に表示されている。

なお、管理者が扱者として登録されている場合には、扱者用集計リスト５１と再通知リスト５３との何れか若しくは両方を管理者用トピックス画面５０ｂに表示しても良い。

以上のように本実施の形態は、顧客情報が記憶されたデータベース２０から所定の条件に合致したレコードをトピックスとして自動抽出し、抽出したトピックスをクライアント端末３０に提供する機能を備えた顧客情報管理システムであって、データベース２０に記憶された顧客情報には、レコード毎に扱者が設定されており、抽出したトピックスのレコード毎に対応期限日を付加する抽出処理部１１１と、クライアント端末３０からトピックスの閲覧要求を受信すると、クライアント端末３０の利用者を扱者とするレコードをトピックスから抽出して集計した扱者用集計リスト５１を生成する扱者用集計リスト生成部（集計リスト生成部１１２）と、扱者用集計リスト５１の内で対応期限日を超過したレコードを抽出して集計した再通知リスト５３を生成する再通知リスト生成部１１３と、抽出されたレコードを表示する扱者用レコード表示欄（レコード表示欄５５）、扱者用集計リスト５１及び再通知リスト５３がレイアウトされた扱者用トピックス画面５０ａを生成してクライアント端末３０に提供する扱者用トピックス画面生成部（演算部１１）と、を備える。
この構成により、対応期限日を超過したレコードを再通知リストとして扱者に通知できるため、トピックス通知後の顧客に対するフォローの抜け漏れを防止でき、フォローが必要な顧客の存在を見逃さないシステムを提供できる。

さらに、本実施の形態において、利用者を管理する管理者を特定する利用者テーブル２４を記憶する利用者テーブル記憶部（データベース２０）と、クライアント端末３０からトピックスの閲覧要求を受信すると、利用者テーブル２４を参照することで利用者を管理者とする扱者を特定し、特定した扱者のレコードをトピックスから抽出して集計した管理者用集計リスト５２を生成する管理者用集計リスト生成部（集計リスト生成部１１２）と、管理者用集計リスト５２の内で対応期限日を超過したレコードを抽出して集計した管理者リスト５４を生成する管理者リスト生成部１１４と、管理者用集計リスト生成部によって抽出されたレコードを表示する管理者レコード表示欄（レコード表示欄５５）、管理者用集計リスト５２及び管理者リスト５４がレイアウトされた管理者用トピックス画面５０ｂを生成してクライアント端末３０に提供する管理者用トピックス画面生成部（演算部１１）とを備える。
この構成により、対応期限日を超過したレコードを管理者リストとして扱者の上司に通知できるため、トピックス通知後の顧客に対するフォローの抜け漏れを防止でき、フォローが必要な顧客の存在を見逃さないシステムを提供できる。

さらに、本実施の形態において、利用者が管理者でない場合、扱者用トピックス画面５０ａをクライアント端末３０に提供し、利用者が管理者である場合、管理者用トピックス画面５０ｂをクライアント端末３０に提供する。

さらに、本実施の形態において、トピックスの項目ごとに公開範囲をコントロールする公開設定情報１３３を記憶する公開設定情報記憶部（記憶部１３）を具備し、扱者用集計リスト生成部及び管理者用集計リスト生成部は、扱者の所属部署が公開設定情報によって通知部門として設定されている項目のレコードをトピックスから抽出する。
この構成により、適切な担当部署のみの閲覧を設定できるシステムを提供できる。

以上、実施の形態をもとに本発明を説明した。この実施形態は例示であり、それらの各構成要素の組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。

１０ 情報管理サーバー
１１ 演算部
１２ 送受信部
１３ 記憶部
１４ バス
２０ データベース
２１ 顧客テーブル
２２ 取引テーブル
２３ 預りテーブル
２４ 利用者テーブル
３０ クライアント端末
４０ ネットワーク
５０ａ 扱者用トピックス画面
５０ｂ 管理者用トピックス画面
５１ 扱者用集計リスト
５２ 管理者用集計リスト
５３ 再通知リスト
５４ 管理者リスト
５５ レコード表示欄
１１１ 抽出処理部
１１２ 集計リスト生成部
１１３ 再通知リスト生成部
１１４ 管理者リスト生成部
１３１ 抽出設定情報
１３２ トピックス
１３３ 公開設定情報

Claims (4)

1. 顧客情報が記憶されたデータベースから所定の条件に合致したレコードをトピックスとして自動抽出し、抽出した前記トピックスをクライアント端末に提供する機能を備えた顧客情報管理システムであって、
   前記データベースに記憶された前記顧客情報には、レコード毎に扱者が設定されており、
   抽出した前記トピックスのレコード毎に対応期限日を付加する抽出処理部と、
   前記クライアント端末からトピックス閲覧要求を受信すると、前記クライアント端末の利用者を前記扱者とするレコードを前記トピックスから抽出して集計した扱者用集計リストを生成する扱者用集計リスト生成部と、
   前記扱者用集計リストの内で前記対応期限日を超過したレコードを抽出して集計した再通知リストを生成する再通知リスト生成部と、
   前記扱者用集計リスト生成部によって抽出されたレコードを表示する扱者用レコード表示欄、前記扱者用集計リスト及び前記再通知リストがレイアウトされた扱者用トピックス画面を生成して前記クライアント端末に提供する扱者用トピックス画面生成部と、を具備することを特徴とする顧客情報管理システム。
2. 前記利用者を管理する管理者を特定する利用者テーブルを記憶する利用者テーブル記憶部と、
   前記クライアント端末から前記トピックス閲覧要求を受信すると、前記利用者テーブルを参照することで前記利用者を前記管理者とする前記扱者を特定し、特定した前記扱者のレコードを前記トピックスから抽出して集計した管理者用集計リストを生成する管理者用集計リスト生成部と、
   前記管理者用集計リストの内で前記対応期限日を超過したレコードを抽出して集計した管理者リストを生成する管理者リスト生成部と、
   前記管理者用集計リスト生成部によって抽出されたレコードを表示する管理者レコード表示欄、前記管理者用集計リスト及び前記管理者リストがレイアウトされた管理者用トピックス画面を生成して前記クライアント端末に提供する管理者用トピックス画面生成部と、を具備することを特徴とする請求項１に記載の顧客情報管理システム。
3. 前記利用者が前記管理者でない場合、前記扱者用トピックス画面を前記クライアント端末に提供し、
   前記利用者が前記管理者である場合、前記管理者用トピックス画面を前記クライアント端末に提供することを特徴とする請求項２に記載の顧客情報管理システム。
4. 前記トピックスの項目ごとに公開範囲をコントロールする公開設定情報を記憶する公開設定情報記憶部を具備し、
   前記扱者用集計リスト生成部及び前記管理者用集計リスト生成部は、
   前記利用者の所属部署が前記公開設定情報によって通知部門として設定されている項目のレコードを前記トピックスから抽出することを特徴とする請求項２又は３に記載の顧客情報管理システム。

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