JP7444007B2 - 基板ユニット - Google Patents

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Description

本開示は、基板ユニットに関する。
特許文献1は、互いに間隔をあけて積層された第1の回路基板及び第2の回路基板に実装された発熱部品の放熱性を高める技術を開示している。特許文献1に記載の電子ユニットでは、第1の回路基板のはんだ面の外側に放熱板が設けられ、第1の回路基板に実装された発熱部品の熱が放熱板に伝わる。第2の回路基板の部品面の外側に金属ケースが設けられ、第2の回路基板に実装された発熱部品の熱が金属ケースに伝わる。対向する第1の回路基板の部品面と第2の回路基板のはんだ面との間に、放熱シート、熱拡散板及び放熱スペーサが設けられ、第2の回路基板に実装された発熱部品の熱が放熱シート、熱拡散板及び放熱スペーサを介して放熱板に伝わる。
特開2011-9522号公報
特許文献1に記載の技術では、放熱シート及び熱拡散板が第2の回路基板のはんだ面に全面的に接触するため、絶縁の観点において基板のランド設計が大きく制限される恐れがある。
そこで、基板のランド設計が制限されることを抑制しつつ、回路基板に実装された電子部品の放熱性を高めることができる技術を提供することを目的とする。
本開示の基板ユニットは、互いに間隔をあけて支持された第1回路基板及び第2回路基板を含む基板積層体と、前記第1回路基板に実装された電子部品と、前記第1回路基板の外側から前記基板積層体を覆う第1放熱部材と、前記第2回路基板の外側から前記基板積層体を覆う第2放熱部材と、前記電子部品と前記第1放熱部材とを熱接続する第1伝熱部と、前記電子部品と前記第2回路基板とを熱接続する第2伝熱部と、を備え、前記電子部品の本体は、前記第1回路基板及び前記第2回路基板の間に位置し、前記第2伝熱部は、前記電子部品の前記本体に対応する位置に部分的に設けられている、基板ユニットである。
本開示によれば、基板のランド設計が制限されることを抑制しつつ、回路基板に実装された電子部品の放熱性を高めることができる。
図1は実施形態1にかかる基板ユニットを示す概略断面図である。 図2は実施形態2にかかる基板ユニットを示す概略断面図である。 図3は実施形態3にかかる基板ユニットを示す概略断面図である。 図4は実施形態4にかかる基板ユニットを示す概略断面図である。 図5は実施形態5にかかる基板ユニットを示す概略断面図である。 図6は実施形態6にかかる基板ユニットを示す概略断面図である。 図7は実施形態7にかかる基板ユニットを示す概略断面図である。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示の基板ユニットは、次の通りである。
(1)互いに間隔をあけて支持された第1回路基板及び第2回路基板を含む基板積層体と、前記第1回路基板に実装された電子部品と、前記第1回路基板の外側から前記基板積層体を覆う第1放熱部材と、前記第2回路基板の外側から前記基板積層体を覆う第2放熱部材と、前記電子部品と前記第1放熱部材とを熱接続する第1伝熱部と、前記電子部品と前記第2回路基板とを熱接続する第2伝熱部と、を備え、前記電子部品の本体は、前記第1回路基板及び前記第2回路基板の間に位置し、前記第2伝熱部は、前記電子部品の前記本体に対応する位置に部分的に設けられている、基板ユニットである。電子部品が第1伝熱部及び第2伝熱部によって第1放熱部材及び第2回路基板に熱接続されることによって、電子部品の放熱性が高まる。第2伝熱部が電子部品の本体に対応する位置に部分的に設けられているため、第2伝熱部が設けられることによって、回路基板のランド設計が制限されることを抑制できる。
(2)(1)の基板ユニットにおいて、前記第2伝熱部が前記電子部品と前記第2放熱部材とを熱接続してもよい。電子部品が第2伝熱部によって第2放熱部材に熱接続されることによって、電子部品の放熱性がさらに高まる。
(3)(1)又は(2)の基板ユニットにおいて、前記第2伝熱部は金属部材を有し、前記金属部材は、前記第2回路基板に固定された固定部と、前記第2回路基板よりも前記本体に向けて突出する第1突出部とを有してもよい。これにより、第2伝熱部の熱伝導性が高まる。また、金属部材が第2回路基板に固定されているため、第2回路基板のリフローが可能となる。
(4)(3)の基板ユニットにおいて、前記金属部材は、前記第2回路基板よりも前記第2放熱部材に向けて突出する第2突出部と、前記第1突出部及び前記第2突出部をつなぎ、前記第2回路基板の孔に収まる連結部とを有してもよい。これにより、金属部材が第2放熱部材の近くまで延びることができ、第2伝熱部の熱伝導性がさらに高まる。
(5)(4)の基板ユニットにおいて、前記第2突出部の横断面積が前記連結部の横断面積よりも大きくてもよい。これにより、金属部材と第2放熱部材との対向面積が大きくなり、金属部材と第2放熱部材との熱伝導性が高まる。
(6)(4)の基板ユニットにおいて、前記第1突出部の横断面積が前記連結部の横断面積よりも大きくてもよい。これにより、第2回路基板の第1回路基板に対向する面にリフローが可能となる。
(7)(4)の基板ユニットにおいて、前記第2突出部における横断面積及び前記連結部における横断面積が、前記第1突出部の先端における横断面積よりも小さくてもよい。これにより、第2回路基板における実装可能領域の減少が抑制される。
(8)(3)から(7)のいずれか1つの基板ユニットにおいて、前記第2伝熱部は、前記第1突出部と前記本体との間に介在し、前記金属部材よりも柔軟に形成され、前記第1突出部と前記本体との隙間を埋める柔軟性伝熱部材を有してもよい。これにより、電子部品と金属部材との熱伝導性が高まる。
(9)(1)から(8)のいずれか1つの基板ユニットにおいて、前記第1伝熱部が前記第1回路基板を覆う領域は、前記第2伝熱部が前記第1回路基板を覆う領域よりも広範であってもよい。これにより、第1回路基板と第1放熱部材との熱伝導性が高まる。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示の基板ユニットの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本開示はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
[実施形態1]
以下、実施形態1にかかる基板ユニットについて説明する。図1は実施形態1にかかる基板ユニット10を示す概略断面図である。
基板ユニット10は、基板積層体20と電子部品30と第1放熱部材42と第2放熱部材47と第1伝熱部50と第2伝熱部60とを備える。
基板積層体20は、互いに間隔をあけて支持された第1回路基板22及び第2回路基板24を含む。第1回路基板22及び第2回路基板24の間に、これらの回路基板22、24に実装された部品が収まることができる空間がある。回路基板22、24は、リジッド基板であってもよい。回路基板22、24は、片面のみの配線パターンを有していてもよいし、両面に有していてもよい。回路基板22、24は、多層基板であってもよいが、基板積層体20は、多層基板そのものではない。
電子部品30は、第1回路基板22に実装されている。電子部品30の本体32は、第1回路基板22及び第2回路基板24の間に位置する。電子部品30は、基板ユニット10の用途に応じて適宜実装され、例えばFET(Field Effect Transistor)などのスイッチング素子、抵抗、コイル、コンデンサ等を含む。
なお、図1に示す例では、1つの電子部品30のみ記載されているが、基板ユニット10は、当該電子部品30以外に第1回路基板22、第2回路基板24に実装された電子部品を備えていてもよいことは言うまでもない。
ここでは第1回路基板22において、片面のみに電子部品30が実装される。そして、第1回路基板22において、電子部品30が実装される面が第2回路基板24に向いており、電子部品30が実装されない面が第1放熱部材42に向いている。もっとも、第1回路基板22において、両面に電子部品が実装されてもよい。第2回路基板24において、片面のみに電子部品が実装されてもよいし、両面に電子部品が実装されてもよい。第2回路基板24において、片面のみに電子部品が実装される場合、電子部品が実装される面が第1回路基板22に向いていてもよいし、第2放熱部材47に向いていてもよい。
第1放熱部材42及び第2放熱部材47は互いに反対側から基板積層体20を覆う。第1放熱部材42は、第1回路基板22の外側から基板積層体20を覆う。第2放熱部材47は、第2回路基板24の外側から基板積層体20を覆う。ここでは、第1放熱部材42及び第2放熱部材47は基板ユニット10を収容する筐体40の一部である。
筐体40は、ケース41とカバー46とを備える。例えば、ケース41及びカバー46は、それぞれアルミニウム、アルミニウム合金、鉄、又は鉄合金などの金属を材料として、あるいは高熱伝導樹脂などの樹脂材料で形成される。
ケース41に第1回路基板22及び第2回路基板24が収容される。ケース41は、上部が開口する箱状に形成され、底壁42と側壁43とを有する。底壁42が第1放熱部材42とされる。第1回路基板22が底壁42上に配置される。ケース41には、支持部44、45が設けられる。支持部44は、第1回路基板22の外縁部を支持する。支持部45は、第2回路基板24の外縁部を支持する。第1回路基板22及び第2回路基板24がそれぞれ対応する支持部44、45に支持されることによって、互いに間隔をあけて支持された状態となる。支持部44、45は、底壁42又は側壁43から収容空間に向けて突出するように形成される。例えば、第1回路基板22及び第2回路基板24は、ねじ止めなどによってそれぞれ対応する支持部44、45に固定される。第1回路基板22及び第2回路基板24は、ケース41とは別に設けられたスペーサによって互いに間隔をあけた状態に支持されていてもよい。
カバー46はケース41を覆う。カバー46は上壁47と側壁48とを有する。上壁47が第2放熱部材47とされる。側壁43と側壁48とが突き合わされて筐体40の内部が閉じられる。底壁42、上壁47の外面には、フィンなどが設けられていてもよい。
ここでは、第1回路基板22と第2回路基板24との間隔が、第1回路基板22と底壁42との間隔よりも大きい。第1回路基板22と第2回路基板24との間隔が、第1回路基板22と底壁42との間隔と同じかそれよりも小さくてもよい。またここでは、第1回路基板22と第2回路基板24との間隔が、第2回路基板24と上壁47との間隔よりも大きい。第1回路基板22と第2回路基板24との間隔が、第2回路基板24と上壁47との間隔と同じかそれよりも小さくてもよい。またここでは、第1回路基板22と底壁42との間隔が、第2回路基板24と上壁47との間隔よりも小さい。第1回路基板22と底壁42との間隔が、第2回路基板24と上壁47との間隔と同じかそれよりも大きくてもよい。
第1伝熱部50は電子部品30と底壁42とを熱接続する。本開示において、熱接続するとは、互いに離れて設けられた2つの部分の間の熱伝導率を、空気の熱伝導率よりも高くすることを言う。従って、第1伝熱部50の熱伝導率は空気の熱伝導率よりも高い。第1伝熱部50は柔軟性伝熱部材52とサーマルビア54の導体とを有する。
柔軟性伝熱部材52は第1回路基板22と底壁42との間に介在する。柔軟性伝熱部材52は第1回路基板22と底壁42との隙間を埋める。柔軟性伝熱部材52は、例えば、熱伝導グリス(放熱グリスなどとも言う)又は熱伝導シート(放熱シートなどとも言う)などである。柔軟性伝熱部材52は、シリコーンをベースとしたものであってもよいし、アクリル樹脂などの非シリコーン系材料をベースとしたものであってもよい。柔軟性伝熱部材52は、絶縁性を有していることが好ましい。柔軟性伝熱部材52は、第1回路基板22と底壁42とに挟まれて、第1回路基板22と底壁42との隙間に応じた形状に変形し、第1回路基板22と底壁42とに密着する。
第1伝熱部50の柔軟性伝熱部材52が第1回路基板22を覆う領域は、第2伝熱部60が第1回路基板22を覆う領域よりも広範である。例えば第1伝熱部50の柔軟性伝熱部材52は、第1回路基板22に全面的に設けられていてもよい。
サーマルビア54は、第1回路基板22に形成された貫通孔の内面に、銅箔又ははんだ等が設けられて形成される。サーマルビア54は第1回路基板22の一方の面から他方の面に熱を伝わりやすくする。ここでは、サーマルビア54は、第1回路基板22のうち本体32の直下ないし周囲、もしくは両方に形成される。第1回路基板22のうち本体32に覆われる部分が、電子部品30の端子と電気的に接続されるランドとなっており、当該ランドの一部にサーマルビア54が形成されていてもよい。第1回路基板22のうちサーマルビア54が形成された部分において、第1回路基板22と本体32との間に柔軟性伝熱部材52と同様の柔軟性伝熱部材が設けられていてもよい。
第2伝熱部60は電子部品30と上壁47とを熱接続する。第2伝熱部60の熱伝導率は空気の熱伝導率よりも高い。第2伝熱部60は、電子部品30の本体32に対応する位置に部分的に設けられている。本体32に対応する位置とは電子部品30と上壁47とをできる限り最短で結ぶ経路となるような位置である。ここでは第2伝熱部60は電子部品30の真上の位置に設けられる。ここでは第2伝熱部60は金属部材62と柔軟性伝熱部材68、70とを有する。
金属部材62は、固定部63と第1突出部64とを有する。ここでは金属部材62は、第2突出部65と連結部66とをさらに有する。金属部材62は、銅、銅合金、アルミニウム又はアルミニウム合金等によって形成される。金属部材62は、リベットなどとも呼ばれる部材であり、はんだ及び回路基板の配線パターンとは別に設けられる部材である。金属部材62は、はんだよりも融点が高い。金属部材62は、回路基板の配線パターンよりも厚肉である。第2回路基板24において、片面のみに電子部品が実装される場合であって、金属部材62が第2回路基板24にはんだ付けされる場合、第2回路基板24のうち電子部品の実装面にはんだ付けされていると良い。
固定部63は、第2回路基板24に固定された部分である。固定部63は、固定部材を介して固定されてもよい。図1に示す例では、かかる固定部材は、はんだSOである。固定部材は、はんだである必要はなく、ねじ、接着剤などであってもよい。金属部材62がアルミニウム又はアルミニウム合金によって形成される場合であって、金属部材62がはんだSOによって第2回路基板24に固定される場合、固定部63として銅又は銅合金によって構成された端子が設けられると良い。固定部63は、固定部材を介さずに固定されてもよい。固定部63は、孔への圧入構造、係止構造などであってもよい。
第1突出部64は、第2回路基板24よりも本体32に向けて突出する部分である。第2突出部65は、第2回路基板24よりも上壁47に向けて突出する部分である。ここでは、第2回路基板24からの第1突出部64の突出寸法が、第2回路基板24からの第2突出部65の突出寸法よりも大きい。第2回路基板24からの第1突出部64の突出寸法が、第2回路基板24からの第2突出部65の突出寸法と同じかそれよりも小さくてもよい。連結部66は第1突出部64及び第2突出部65をつなぐ部分である。連結部66は第2回路基板24の孔に収まる。
ここでは、金属部材62は、柱状に形成されたボディ部と、ボディ部の外周側に張り出すフランジ部とを有する形状に形成されている。ここでは、フランジ部がボディ部の一端部に設けられている。ボディ部及びフランジ部の外形は、如何なる形状であってもよく、例えば、円形状又は四角形状などであってもよい。ボディ部は第2回路基板24を貫通している。ボティ部のうちフランジ部が設けられていない側の第1端部を含む部分が第1突出部64とされる。ボティ部のうちフランジ部が設けられている側の第2端部を含む部分及びフランジ部が第2突出部65とされる。ボティ部のうち軸方向に沿った中間部が連結部66とされる。
フランジ部は、第2回路基板24における連結部66が通る孔よりも大きく形成されて、フランジ部と第2回路基板24の表面とが対向する。そして、フランジ部と第2回路基板24との間にはんだSOが設けられて、当該はんだSOを介してフランジ部と第2回路基板24とが固定される。従って、本例では第2突出部65に固定部63が設けられる。固定部63は、直接的に、又ははんだ等を介して間接的に第2回路基板24のうち上壁47を向く表面と接している。従って、金属部材62は、固定部63において、第2回路基板24に熱接続される。また、連結部66は、直接的に、又ははんだ等を介して間接的に、第2回路基板24の孔の内面と接していてもよい。金属部材62は、連結部66の位置において、第2回路基板24に熱接続されてもよい。
第2突出部65の横断面積は、連結部66の横断面積よりも大きい。本開示において、横断面積とは、対象の部材が、底壁42と上壁47とを結ぶ方向(ここでは図1の上下方向)に直交する平面で切断されたときの断面の面積を言う。ここでは、第2突出部65はボディ部及びフランジ部の両方を含み、連結部66はボディ部及びフランジ部のうちボディ部のみを含むことによって、第2突出部65の横断面積が連結部66の横断面積よりも大きい。同様に、第2突出部65の横断面積は、第1突出部64の横断面積よりも大きい。
柔軟性伝熱部材68は、第1突出部64と本体32との間に介在する。柔軟性伝熱部材68は第1突出部64と本体32との隙間を埋める。柔軟性伝熱部材70は、第2突出部65と上壁47との間に介在する。柔軟性伝熱部材70は第2突出部65と上壁47との隙間を埋める。柔軟性伝熱部材68、70は、第1伝熱部50における柔軟性伝熱部材52と同様に、例えば、放熱グリス又は放熱シートなどである。柔軟性伝熱部材68、70は、絶縁性を有していることが好ましい。柔軟性伝熱部材68は、第1突出部64と本体32とに挟まれて、第1突出部64と本体32との隙間に応じた形状に変形し、第1突出部64と本体32とに密着する。柔軟性伝熱部材70は、第2突出部65と上壁47とに挟まれて、第2突出部65と上壁47との隙間に応じた形状に変形し、第2突出部65と上壁47とに密着する。
電子部品30で生じた熱の一部は、サーマルビア54及び柔軟性伝熱部材52を経由して底壁42に達する。第1伝熱部50における柔軟性伝熱部材52及びサーマルビア54を電子部品30の真下の位置に設けると、電子部品30で生じた熱の一部が底壁42に達しやすくなり、もって電子部品30の放熱性が高まる。
電子部品30で生じた熱の他の一部は、柔軟性伝熱部材68、金属部材62を経由して第2回路基板24に達する。また、電子部品30で生じた熱の他の一部は、柔軟性伝熱部材68、金属部材62及び柔軟性伝熱部材70を経由して上壁47に達する。第2伝熱部60における柔軟性伝熱部材68、金属部材62及び柔軟性伝熱部材70が、電子部品30の真上の位置に設けられることによって、電子部品30で生じた熱の他の一部が第2回路基板24及び上壁47に達しやすくなり、もって電子部品30の放熱性が高まる。
<実施形態1の効果等>
以上のように構成された基板ユニット10によると、電子部品30が第1伝熱部50及び第2伝熱部60によって底壁42及び第2回路基板24に熱接続されることによって、電子部品30の放熱性が高まる。第2伝熱部60が電子部品30の本体32に対応する位置に部分的に設けられているため、第2伝熱部60が設けられることによって、回路基板22、24のランド設計が制限されることを抑制できる。さらに第2伝熱部60が電子部品30と上壁47とを熱接続している。これにより、電子部品30の放熱性がさらに高まる。
また、第2伝熱部60は金属部材62を有し、金属部材62は、第2回路基板24に固定された固定部63と、第2回路基板24よりも本体32に向けて突出する第1突出部64とを有する。金属部材62は、通常、放熱グリス、放熱シートなどよりも高い熱伝導率を有する。これにより、第2伝熱部60の熱伝導性が高まる。また、金属部材62が第2回路基板24に固定されているため、第2回路基板24のリフローが容易となる。
また、放熱グリス、放熱シートなどの柔軟性伝熱部材は柔軟性を有していることによって、対象に密着しやすい反面、局所的に厚みを大きくした場合に、形態保持性が低下しやすい。このため、第1回路基板22と第2回路基板24との間隔が大きい場合に、放熱グリス、放熱シートなどの柔軟性伝熱部材を局所的に設けにくい。これに対して、金属部材62は、形態保持性が高いため、第1回路基板22と第2回路基板24との間隔が大きくても、金属部材62が本体32に対応する位置に部分的に設けられた状態が安定しやすい。
また金属部材62は、第2回路基板24よりも上壁47に向けて突出する第2突出部65と、第1突出部64及び第2突出部65をつなぎ、第2回路基板24の孔に収まる連結部66とを有する。これにより、金属部材62が上壁47の近くまで延びることができ、第2伝熱部60の熱伝導性がさらに高まる。
また第2突出部65の横断面積が連結部66の横断面積よりも大きい。これにより、金属部材62と上壁47との対向面積が大きくなり、金属部材62と上壁47との熱伝導性が高まる。
また第2伝熱部60は、第1突出部64と本体32との間に介在し、金属部材62よりも柔軟に形成され、第1突出部64と本体32との隙間を埋める柔軟性伝熱部材68を有する。これにより、電子部品30と金属部材62との熱伝導性が高まる。
また第1伝熱部50が第1回路基板22を覆う領域は、第2伝熱部60が第1回路基板22を覆う領域よりも広範である。これにより、第1回路基板22と底壁42との熱伝導性が高まる。
[実施形態2]
実施形態2にかかる基板ユニットについて説明する。図2は実施形態2にかかる基板ユニット110を示す概略断面図である。なお、以下の各実施形態の説明において、これまで説明したものと同様構成要素については同一符号を付してその説明を省略する。
基板ユニット110において、金属部材162の形状が、上記金属部材62の形状とは異なる。金属部材162のうち第2突出部165における横断面積及び連結部166における横断面積が、第1突出部164の先端における横断面積よりも小さい。これにより、第2回路基板24における実装可能領域の減少が抑制される。
金属部材162は、例えば、底板部と底板部の一側部から立ち上がる側板部とを有する形状に形成されている。かかる金属部材162は、例えば、平板状の金属板材が中間部で折り曲げられて、L字状に形成されたものであってもよい。底板部が本体32に対向配置される。そして、側板部が上壁47に向けて延びる。側板部は第2回路基板24を貫通する。ここでは、底板部が第1突出部164の先端に相当する。また側板部のうち底板部側の端部が、第1突出部164の基端に相当し、反対側の端部が第2突出部165に相当し、中間部が連結部166に相当する。第2回路基板24において、側板部が通る孔は、一方に長い長孔とされる。例えば、金属部材162と長孔の内面との間にはんだSO等が設けられて、金属部材162と第2回路基板24とが固定される。従って、本例では、連結部166に固定部163が設けられる。
上壁47には、第2突出部165の先端に対応する部分に凹部47hが形成されている。そして、第2突出部165の先端は凹部47h内に位置する。これにより、第2突出部165と上壁47との対向面積が大きくなり、放熱性が高まる。本例では、金属部材162と上壁47との間の柔軟性伝熱部材170は、凹部47hの内面と第2突出部165の先端との間に設けられる。
また本例では、第1伝熱部50はサーマルビア54に代えて金属部材56を有する。第1回路基板22のうち本体32に覆われる部分に孔が形成されて、金属部材56が孔に収まっている。図2に示す例では、金属部材56は孔よりも小さく形成されて、孔の内面と金属部材56との間に設けられたはんだSOを介して第1回路基板22に固定される。金属部材56は孔に圧入されてもよい。また金属部材56は金属部材62と同様にボディ部及びフランジ部を有していてもよい。このフランジ部が第1回路基板22よりも底壁42に向けて突出していてもよい。またこのフランジ部が第1回路基板22と固定されていてもよい。
本例では、電子部品30で生じた熱の一部は、金属部材56及び柔軟性伝熱部材52を経由して底壁42に達する。電子部品30で生じた熱の他の一部は、柔軟性伝熱部材68、金属部材162及び柔軟性伝熱部材170を経由して上壁47に達する。
[実施形態3]
実施形態3にかかる基板ユニットについて説明する。図3は実施形態3にかかる基板ユニット210を示す概略断面図である。
基板ユニット210において、金属部材262の形状が、上記金属部材62の形状とは異なる。金属部材262が第1回路基板22と第2回路基板24との間に収まっている。金属部材262は、上記金属部材62から連結部66及び第2突出部65が省略された形状とされる。これにより、基板ユニット210において、金属部材262が第2回路基板24を貫通しない構成とすることができる。
金属部材262は、第1回路基板22と第2回路基板24との間隔よりも短尺に形成される。金属部材262は、例えば本体32側の第1端部から第2回路基板24側の第2端部まで同じ断面が連続する柱状に形成されてもよい。金属部材262の第2端部と第2回路基板24との間にはんだSO等が設けられて、金属部材262と第2回路基板24とが固定される。従って本例では第1突出部264の基端に固定部263が設けられる。
本例では、柔軟性伝熱部材70に代えて、第2回路基板24と上壁47との間に介在する柔軟性伝熱部材72が設けられる。なお、第2回路基板24には、第1突出部264の基端に覆われる部分にサーマルビア74が形成されていてもよい。本例では、電子部品30で生じた熱の一部は、柔軟性伝熱部材68、金属部材262、はんだSO、サーマルビア74、及び柔軟性伝熱部材72を経由して上壁47に達する。
[実施形態4]
実施形態4にかかる基板ユニットについて説明する。図4は実施形態4にかかる基板ユニット310を示す概略断面図である。
基板ユニット310において、金属部材62と第2回路基板24との固定態様が、上記基板ユニット10における金属部材62と第2回路基板24との固定態様とは異なる。基板ユニット310において、金属部材62と第2回路基板24とは、ねじSCによってねじ止めされて固定されている。
本例の金属部材62の形状、及び第2回路基板24と金属部材62との位置関係は、上記基板ユニット10における金属部材62の形状、及び第2回路基板24と金属部材62との位置関係と同様である。本例では、金属部材62のフランジ部及び第2回路基板24に、それぞれねじSCが通る孔が形成される。これらの孔を用いてねじSCがねじ止めされる。なお、図4のように、ねじSCの頭部が第2回路基板24の外側に位置する場合、フランジ部の孔に雌ねじが形成されてもよいし、フランジ部の外側にフランジ部とは別にナットが設けられてもよい。また、ねじSCの頭部がフランジ部の外側に設けられる場合、第2回路基板24の外側に第2回路基板24とは別にナットが設けられるとよい。本例では、電子部品30で生じた熱の一部は、柔軟性伝熱部材68、金属部材62、柔軟性伝熱部材70を経由して上壁47に達する。
[実施形態5]
実施形態5にかかる基板ユニットについて説明する。図5は実施形態5にかかる基板ユニット410を示す概略断面図である。
基板ユニット410において、金属部材462の形状が、上記金属部材62の形状とは異なる。金属部材462は、上記基板ユニット310における金属部材62と同様に、ねじSCによってねじ止めされて第2回路基板24に固定されている。金属部材462は、上記基板ユニット210における金属部材262と同様に第2回路基板24を貫通していない。
金属部材462は、第1回路基板22と第2回路基板24との間隔よりも短尺に形成される。金属部材462の形状は、上記金属部材62と同様に、ボディ部とフランジ部とを有しつつ、ボディ部が金属部材62のボディ部よりも短尺な形状とされる。フランジ部及び第2回路基板24に、それぞれねじSCが通る孔が形成される。これらの孔を用いてにねじSCがねじ止めされる。金属部材462において、第1突出部464の基端に固定部463が設けられる。なお、図5のように、ねじSCの頭部が第2回路基板24の外側に位置する場合、フランジ部の孔に雌ねじが形成されてもよいし、フランジ部の外側にフランジ部とは別にナットが設けられてもよい。また、ねじSCの頭部がフランジ部の外側に設けられる場合、第2回路基板24の外側に第2回路基板24とは別にナットが設けられてもよい。
本例では、電子部品30で生じた熱の一部は、柔軟性伝熱部材68、金属部材462、サーマルビア74、柔軟性伝熱部材72を経由して上壁47に達する。金属部材462と第2回路基板24との間に柔軟性伝熱部材が設けられてもよい。
[実施形態6]
実施形態6にかかる基板ユニットについて説明する。図6は実施形態6にかかる基板ユニット510を示す概略断面図である。
基板ユニット510において、金属部材562の形状が、上記金属部材62の形状とは異なる。金属部材562は、上記基板ユニット310における金属部材62と同様に、第2回路基板24を貫通しつつ、第2回路基板24にねじSCによってねじ止めされて固定されている。金属部材562において、長手方向に沿った中間部の位置にフランジ部が設けられている。フランジ部は第1回路基板22と第2回路基板24との間に設けられる。フランジ部及び第2回路基板24に、それぞれねじが通る孔が形成される。これらの孔を用いてにねじSCがねじ止めされる。金属部材562において、突出部564の基端に固定部563が設けられる。なお、図6のように、ねじSCの頭部が第2回路基板24の外側に位置する場合、フランジ部の孔に雌ねじが形成されてもよいし、フランジ部の外側にフランジ部とは別にナットが設けられてもよい。また、ねじSCの頭部がフランジ部の外側に設けられる場合、第2回路基板24の外側に第2回路基板24とは別にナットが設けられてもよい。
本例では、電子部品30で生じた熱の一部は、柔軟性伝熱部材68、金属部材562、柔軟性伝熱部材70を経由して上壁47に達する。
本例の金属部材562が、ねじ止めに代えて、はんだSOによって第2回路基板24に固定されてもよい。この場合、金属部材562のうち突出部564が第1突出部である。また、金属部材562のうち第2回路基板24の孔に収まる部分が連結部である。また、金属部材562のうち第2回路基板24に対して突出部564とは反対側に突出する部分が第2突出部である。この場合、金属部材562のうちフランジ部が設けられた部分における横断面積が、連結部の横断面積よりも大きい。従って、第1突出部における横断面積が、連結部の横断面積よりも大きい。これにより、第2回路基板24の第1回路基板22に対向する面にリフローが可能となる。
[実施形態7]
実施形態7にかかる基板ユニットについて説明する。図7は実施形態7にかかる基板ユニット610を示す概略断面図である。
基板ユニット610において、第1回路基板22に複数の電子部品30、34、36が設けられている。第2伝熱部60は、電子部品30に対応する位置のほか、電子部品34に対応する位置にも設けられている。電子部品30の第2伝熱部60と、電子部品34の第2伝熱部60とは互いに遊離して設けられる。電子部品36に対応する位置には第2伝熱部は設けられていない。例えば、電子部品36は、電子部品30、34と比べて、発熱量の小さい電子部品であることが想定される。
第1伝熱部50は、複数の電子部品30に対応するように設けられる。第1伝熱部50は、第2伝熱部60がそれぞれ設けられる2つの電子部品30、34にわたる領域に設けられる。第1伝熱部50は、第2伝熱部60が設けられる電子部品34と、設けられない電子部品36との2つの電子部品34、36にわたる領域に設けられる。
[変形例]
これまで、第2伝熱部が、電子部品30に対応する位置において、電子部品30と上壁47とを熱接続するものとして説明されたが、このことは必須の構成ではない。第2伝熱部が、電子部品30に対応する位置において、電子部品30と上壁47とを熱接続していなくてもよい。例えば、実施形態3において、柔軟性伝熱部材72が省略されて、電子部品30に対応する位置において、第2伝熱部における金属部材262が電子部品30と第2回路基板24とを熱接続しつつ、第2伝熱部が電子部品30と上壁47とを熱接続していなくてもよい。
またこれまで、第2伝熱部が金属部材を備えるものとして説明されたが、このことは必須の構成ではない。第2伝熱部が金属部材を備えていなくてもよい。この場合、第2伝熱部は、柔軟性伝熱部材によって構成されていてもよい。
またこれまで、第2伝熱部60は、柔軟性伝熱部材68を有するものとして説明されたが、このことは必須の構成ではない。金属部材62が直接的に本体32に接していてもよい。
またこれまで、第1伝熱部50が第1回路基板22を覆う領域は、第2伝熱部60が第1回路基板22を覆う領域よりも広範であるものとして説明されたが、このことは必須の構成ではない。第1伝熱部50が第1回路基板22を覆う領域は、第2伝熱部60が第1回路基板22を覆う領域と同じかそれよりも狭小であってもよい。
なお、上記各実施形態及び各変形例で説明した各構成は、相互に矛盾しない限り適宜組み合わせることができる。
10、110、210、310、410、510、610 基板ユニット
20 基板積層体
22 第1回路基板
24 第2回路基板
30、34、36 電子部品
32 本体
40 筐体
41 ケース
42 底壁(第1放熱部材)
43 側壁
44、45 支持部
46 カバー
47 上壁(第2放熱部材)
47h 凹部
48 側壁
50 第1伝熱部
52 柔軟性伝熱部材
54 サーマルビア
56 金属部材
60 第2伝熱部
62、162、262、362、462、562 金属部材
63、163、263、463、563 固定部
64、164、264、464 第1突出部
65、165 第2突出部
66、166 連結部
68、70、72、170 柔軟性伝熱部材
74 サーマルビア
SO はんだ
SC ねじ

Claims (9)

  1. 互いに間隔をあけて支持された第1回路基板及び第2回路基板を含む基板積層体と、
    前記第1回路基板に実装された電子部品と、
    前記第1回路基板の外側から前記基板積層体を覆う第1放熱部材と、
    前記第2回路基板の外側から前記基板積層体を覆う第2放熱部材と、
    前記電子部品と前記第1放熱部材とを熱接続する第1伝熱部と、
    前記電子部品と前記第2回路基板とを熱接続する第2伝熱部と、
    を備え、
    前記電子部品の本体は、前記第1回路基板及び前記第2回路基板の間に位置し、
    前記第2伝熱部は、前記電子部品の前記本体に対応する位置に部分的に設けられており、
    前記第2伝熱部は金属部材を有し、
    前記金属部材は、前記第2回路基板に固定された固定部と、前記第2回路基板よりも前記本体に向けて突出する第1突出部とを有し、
    前記第1突出部は、前記電子部品と固定されていない、基板ユニット。
  2. 請求項に記載の基板ユニットであって、
    前記金属部材は、前記第2回路基板よりも前記第2放熱部材に向けて突出する第2突出部と、前記第1突出部及び前記第2突出部をつなぎ、前記第2回路基板の孔に収まる連結部とを有する、基板ユニット。
  3. 請求項に記載の基板ユニットであって、
    前記第2突出部の横断面積が前記連結部の横断面積よりも大きい、基板ユニット。
  4. 請求項に記載の基板ユニットであって、
    前記第1突出部の横断面積が前記連結部の横断面積よりも大きい、基板ユニット。
  5. 請求項に記載の基板ユニットであって、
    前記第2突出部における横断面積及び前記連結部における横断面積が、前記第1突出部の先端における横断面積よりも小さい、基板ユニット。
  6. 請求項から請求項のいずれか1項に記載の基板ユニットであって、
    前記第2伝熱部は、前記第1突出部と前記本体との間に介在し、前記金属部材よりも柔軟に形成され、前記第1突出部と前記本体との隙間を埋める柔軟性伝熱部材を有する、基板ユニット。
  7. 請求項1から請求項のいずれか1項に記載の基板ユニットであって、
    前記第1伝熱部が前記第1回路基板を覆う領域は、前記第2伝熱部が前記第1回路基板を覆う領域よりも広範である、基板ユニット。
  8. 互いに間隔をあけて支持された第1回路基板及び第2回路基板を含む基板積層体と、
    前記第1回路基板に実装された電子部品と、
    前記第1回路基板の外側から前記基板積層体を覆いつつ前記第1回路基板及び前記第2回路基板を支持する第1放熱部材と、
    前記第2回路基板と積層方向に離れた外側から前記基板積層体を覆う第2放熱部材と、
    前記電子部品と前記第1放熱部材とを熱接続する第1伝熱部と、
    前記電子部品と前記第2回路基板とを熱接続する第2伝熱部と、
    を備え、
    前記電子部品の本体は、前記第1回路基板及び前記第2回路基板の間に位置し、
    前記第2伝熱部は、前記電子部品の前記本体に対応する位置に部分的に設けられて、前記電子部品と前記第2放熱部材とを熱接続する、基板ユニット。
  9. 請求項8に記載の基板ユニットであって、
    前記第2伝熱部は前記第1放熱部材及び前記第2放熱部材とは別に設けられて前記第2回路基板を貫通する金属部材を含む、基板ユニット。
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