JP2002208659A - 電子ユニットの放熱構造 - Google Patents

電子ユニットの放熱構造

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JP2002208659A
JP2002208659A JP2001003259A JP2001003259A JP2002208659A JP 2002208659 A JP2002208659 A JP 2002208659A JP 2001003259 A JP2001003259 A JP 2001003259A JP 2001003259 A JP2001003259 A JP 2001003259A JP 2002208659 A JP2002208659 A JP 2002208659A
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JP
Japan
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heat
substrate
assembly
electronic unit
board
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JP2001003259A
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English (en)
Inventor
Tomosada Yasuma
友貞 安間
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SHIZUOKA OKI DENKI KK
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
SHIZUOKA OKI DENKI KK
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型で、かつ組み立てが容易で、低価格な電
子ユニットの放熱構造を実現する。 【解決手段】 樹脂間に金属板を挟み込んだ構造を持つ
基板1に発熱部品5を面実装して基板アセンブリ6を構
成し、この基板アセンブリ6を樹脂ケース7に収納し
て、基板アセンブリ6と樹脂ケース7との間にポッティ
ング樹脂8を充填する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被水環境下で使用
される電子ユニットの放熱構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】被水環境下で使用される電子ユニットの
放熱構造として放熱板とポッティング樹脂を組み合わせ
たものがある。図5は第1の従来技術として示す電子ユ
ニットの放熱構造の斜視図、図6は従来の放熱板アセン
ブリの斜視図、図7は従来の基板アセンブリの斜視図、
図8は第1の従来技術の一部破断斜視図、図9は第1の
従来技術のコネクタ接続例を示す斜視図である。
【0003】図において11は放熱を必要とする発熱部
品で、図6に示したようにこの発熱部品11を放熱板1
2にネジ13で固定することにより基板アセンブリ14
を組み立てる。次に、図7に示すように基板アセンブリ
14を他の電気部品及びコネクタ19と共に基板15上
に搭載する。
【0004】その際、発熱部品11が基板15とに垂直
に立つように放熱板12を基板15に固定すると共に、
発熱部品11のリードを基板15に設けたスルーホール
に挿入し、そして半田づけにより電気的接続を行って基
板アセンブリ16を組み立てた後、この基板アセンブリ
16を樹脂ケース17内に挿入して収納する。この状態
では、ケース17の間口の隙間から電子ユニット内部に
水が入り込むので、主目的を防水とし、副次的効果とし
て電子ユニットの構造的な熱抵抗を低減する目的で、図
8に示したように空気よりも熱伝導率が大きいポッティ
ング樹脂18をケース17と基板アセンブリ16との間
に充填し、硬化させて基板アセンブリ16を封止するこ
とにより図5に示した電子機器ユニットを完成させる。
【0005】この電子機器ユニットは、図9に示したよ
うにコネクタ19に電線側のコネクタ20と嵌合させて
使用するが、この両コネクタ19,20は嵌合状態で防
水性が得られる防水コネクタを選択する。以上述べた構
成により被水環境下においても使用でき、かつ発熱部品
11からの熱を放熱板12及びポッティング樹脂18を
介して放熱することが可能な電子ユニットの放熱構造を
実現している。
【0006】図10は第2の従来技術である電子ユニッ
トの放熱構造の斜視図である。この放熱構造は、放熱板
12にネジ13で固定した発熱部品11が基板15と平
行に寝るように放熱板12を基板15に固定すると共
に、発熱部品11のリードを基板15に設けたスルーホ
ールに挿入して半田づけすることにより、第1の従来技
術と同様に放熱を行うものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の技術では以下の問題がある。すなわち、第1の
従来技術では、発熱部品を放熱板に直立させて取り付け
た場合、基板アセンブリの全高は発熱部品の寸法で決ま
ることから寸法の高いものとなり、ユニットの厚さが厚
くなって大型化すると共に、基板アセンブリとケースの
間に充填するポッティング樹脂も厚くなるので、構造的
な熱抵抗を小さくするためには大面積の放熱板が必要と
なる。
【0008】また、放熱板を基板に平行固定した第2の
従来技術では、比較的基板アセンブリとケースとの間隙
を第1の従来技術よりは小さくでき、構造的な熱抵抗を
小さくすることができるが、他方、放熱板と基板の間の
寸法が小さくなるので、放熱板の下の部分には高さの高
い部品を実装することができず、高さの高い部品を実装
するには基板の面積を広げなければ成らなくなる。
【0009】更に、第1,第2の従来技術は共に、発熱
部品の取り付けのために実装用のスルーホールを必要と
し、そのため基板の発熱部品実装面と反対側の面におい
て部品の実装並びに電気配線の制約を受けることにな
り、基板面積の縮小の阻害原因になると共に、基板アセ
ンブリは放熱板とネジが必要なため、部品点数が増え、
組み立て工数も増加する。
【0010】以上の理由から、小型でかつ組み立てが容
易で、しかも低価格な電子ユニットの放熱構造を実現す
ることが困難であった。従って本発明は、これらの問題
を解決することを課題とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明の電子
ユニットの放熱構造は、樹脂間に金属板を挟み込んだ構
造を持つ基板に発熱部品を実装して基板アセンブリを構
成し、この基板アセンブリをケースに収納して、該ケー
スと基板アセンブリとの間に熱伝導性の樹脂を充填した
ことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は本発明による電子ユ
ニットの放熱構造の実施の形態を示す斜視図、図2は実
施の形態における基板の構造を示す一部破断斜視図、図
3は実施の形態における基板アセンブリの斜視図、図4
は実施の形態の一部破断斜視図である。
【0013】図において1は基板で、この基板1はその
面方向及び板厚方向であるX,Y,Z方向の熱伝導率を
向上させるため、図2に示したように金属板2を内包し
ており、金属板2としては熱伝導率のよい金属、例えば
アルミニウムや銅等を使用する。この金属板2を絶縁樹
脂3で挟み、絶縁樹脂3の外側にそれぞれ銅箔4を設け
て積層する。
【0014】この銅箔4にエッチングし、メッキを施し
て電気配線を形成することにより基板1を得る技術は従
来の樹脂基板の製造技術と同じである。このように金属
板2を内包した基板1に他の電気部品やコネクタ9と共
に発熱部品5を実装して、図3に示したように基板アセ
ンブリ6を組み立てる。発熱部品5の実装については、
他の電気部品と同様に基板1の部品実装面にクリーム半
田をスクリーン印刷し、部品実装機により自動的に搭載
した後、リフロー炉を通して半田づけすることにより行
われる。
【0015】この基板アセンブリ6を樹脂ケース7内に
収納した後、ポッティング樹脂8を樹脂ケース7と基板
アセンブリ6との間に充填し、硬化させて基板アセンブ
リ6を封止し、電子ユニットの放熱構造を完成させる。
この構成において、発熱部品5の熱は、ポッティング樹
脂8に直接伝導するだけでなく、基板1に内包された金
属板2に伝導して基板1全体に広がり、基板1からさら
にポッティング樹脂8に伝導して放熱が行われる。
【0016】本実施の形態では、放熱板の代わりとなる
金属板2が、基板1内に内包されているため、一見熱抵
抗は大きくなるように思われるが、従来の放熱構造にお
いても放熱板はポッティング樹脂でおおわれており、基
板の樹脂基材の熱伝導率とポッティング樹脂の熱伝導率
は大差がないため、本実施の形態において大幅に熱抵抗
が大きくなることはない。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電子ユニ
ットの放熱構造は、樹脂間に金属板を挟み込んだ構造を
持つ基板に発熱部品を実装して基板アセンブリを構成
し、この基板アセンブリをケースに収納して、該ケース
と基板アセンブリとの間に熱伝導性の樹脂を充填したも
のとしているため以下の効果が得られる。
【0018】まず、本発明では基板が金属板を内包して
いるので、基板自体のX,Y,Z方向の熱伝導率が大き
く改善され、放熱板として作用するので、基板に直接発
熱部品を実装でき、基板アセンブリの部品実装高さを大
幅に低くすることができるので、この基板アセンブリを
収納するケースも薄形化することができ、ユニット全体
の小型化を図ることができると共に、基板面積がほぼ放
熱板面積となるので、大きい放熱面積が得やすいという
効果が得られる。
【0019】また、基板を放熱板を兼ねることにより放
熱板が不要となるので、他の部品の実装の妨げになら
ず、そのため基板を大型化する必要がなく、また発熱部
品は面実装可能であるので基板にスルーホールを設ける
必要もなくなり、これによって基板の発熱部品実装面と
反対側の面においても部品の実装並びに電気配線の制約
を受けることがなくなるので、基板面積を有効に利用で
きるという効果も得られる。
【0020】更に、放熱板が不要で、放熱板アセンブリ
を組み立てる必要もなくなることから、部品点数や組み
立て工数を削減するこができ、これにより組み立てが容
易となると共に、低価格化を図ることができるという効
果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す斜視図。
【図2】実施の形態における基板の構造を示す一部破断
斜視図。
【図3】実施の形態における基板アセンブリの斜視図
【図4】実施の形態の一部破断斜視図。
【図5】第1の従来技術を示す斜視図。
【図6】従来の放熱板アセンブリの斜視図。
【図7】従来の基板アセンブリの斜視図。
【図8】第1の従来技術の一部破断斜視図。
【図9】第1の従来技術のコネクタ接続例を示す斜視
図。
【図10】第2の従来の技術を示す斜視図。
【符号の説明】
1 基板 2 金属板 3 絶縁樹脂 4 銅箔 5 発熱部品 6 基板アセンブリ 7 樹脂ケース 8 ポッティング樹脂

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂間に金属板を挟み込んだ構造を持つ
    基板に発熱部品を実装して基板アセンブリを構成し、こ
    の基板アセンブリをケースに収納して、該ケースと基板
    アセンブリとの間に熱伝導性の樹脂を充填したことを特
    徴とする電子ユニットの放熱構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 基板に発熱部品を面実装したことを特徴とする電子ユニ
    ットの放熱構造。
JP2001003259A 2001-01-11 2001-01-11 電子ユニットの放熱構造 Pending JP2002208659A (ja)

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