JP7438172B2 - 供給装置、供給システム - Google Patents

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Description

本発明は、供給装置、供給システムに関する。
半導体ウェーハやガラスなどの基板に積層された膜を、処理液によりエッチングするウェットエッチングの装置として、複数枚の基板を一括して処理液に浸漬させるバッチ式の基板処理装置と、一枚一枚の基板に対して処理液を供給する枚葉式の基板処理装置とが知られている。
バッチ式の基板処理装置では、複数枚の基板を一括して処理するため、生産性の点で優位である。一方で、枚葉式の基板処理装置においては、基板を一枚ずつ処理するため、生産性ではバッチ式の基板処理装置に劣る代わりに、繊細かつ均一なエッチングが可能である。特に、近年では基板のパターンの微細化が進んでいるため、枚葉式の基板処理装置が使用される頻度も高くなってきている。
枚葉式の基板処理装置においては、繊細かつ均一なエッチングを可能とするために、基板に供給する処理液の温度を厳密に制御する必要がある。処理液の温度は、例えば160℃に保たれるが、ここから1℃変わるだけでもエッチングレートが大きく変わり、エッチングの深さにばらつきが生じてしまう。そのため、処理液の温度の変動は、例えば0.2℃以内に抑えることが望ましい。
ところで、このような処理液は、比較的高価であるので、エッチング後に回収され、温度を調整した上で、再利用される。例えば、特許文献1に開示されているように、エッチングに使用された処理液は、一度タンクに回収され、液温を調整した後、再び基板に供給される。
特開2007-258462号公報
このようなタンクには、効率性の観点から、複数の基板処理装置が接続される場合が多い。すなわち、1つのタンクが、複数の基板処理装置において使用した処理液を回収し、また複数の基板処理装置にタンク内の処理液を供給する。そのため、タンクは、各基板処理装置における基板処理のタイミングが重なることにより、一度に多くの処理液を回収し、また一度に多くの処理液を供給することがある。また、1つの基板処理装置にのみ接続される場合であっても、基板処理装置を一時停止する場合など、処理液の回収タイミングにバラつきが出るおそれがある。
いずれにせよ、このような問題により、タンク内の処理液の温度の変動が大きくなり、温度制御が困難になる。例えば、複数の基板処理装置が接続され、基板処理のタイミングが重なることにより回収される処理液の量が多くなった場合、タンク内の処理液の温度が大きく低下するため、処理液を供給するまでに十分な加熱時間を取れないおそれがある。処理液が十分に加熱されるまで供給を止めることも考えられる。だがしかし、この場合であっても、不定期かつ不定量で回収される処理液の量の変動によりタンク内の処理液の温度は刻々と変動するため、温度制御の誤差が大きくなることは避けられない。さらに、タンク内の処理液の温度が大きく低下した場合、ヒータの出力を上げて対応することになるが、一度上げたヒータの出力を下げる制御には時間がかかる。そのため、今度はタンク内の処理液を加熱し過ぎることになり、やはり温度制御が困難になる。このように、処理液の回収とヒータの制御という2つの要因により、処理液の温度制御を十分に行うことが出来ず、基板のエッチングの深さにばらつきが生じる原因となっていた。
本発明は、基板処理装置に供給する処理液の液温を安定させる供給装置、供給システムを提供することを目的とする。
本発明の供給装置は、基板処理装置から処理液を回収し、加熱する回収タンクと、前記回収タンクに接続され、前記回収タンクにおいて加熱された前記処理液を前記基板処理装置に供給する供給タンクと、を備え、前記回収タンクは、前記処理液を貯留する回収容器と、前記回収容器を、前記基板処理装置から前記処理液が導入される第1の領域と、前記供給タンクに前記処理液を導入する第2の領域とに仕切る第1の仕切り板と、前記第2の領域に、前記第1の領域に導入された前記処理液を送り出す配管と、前記配管の経路上に設けられ、前記処理液を加熱する第1のヒータと、前記供給タンクに、前記第1のヒータにより加熱した前記第2の領域の前記処理液を送り出す送出配管と、を備え、前記供給タンクは、前記回収タンクから送り出された前記処理液を貯留する供給容器と、前記基板処理装置に、前記供給容器に貯留した前記処理液を供給する供給配管と、前記供給配管の経路上に設けられ、前記処理液を加熱する第2のヒータと、を備える。
また、上述の供給装置を備える供給システムも本発明の一態様とする。
本発明の供給装置、供給システムは、基板処理装置に供給する処理液の液温を安定させることが出来る。
実施形態の基板処理装置と供給装置とを示す図。 実施形態の回収タンクを示す透視斜視図。 実施形態の変形例の基板処理装置と供給装置とを示す図。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。本実施形態の供給装置1は、図1に示すように、基板処理装置100から処理液を回収し、また基板処理装置100に処理液を供給する。また、図1では図示を省略しているが、基板処理装置100は、1つの供給装置1に対して複数設けられているものとする。なお、このような供給装置1と基板処理装置100とにより処理液を循環させるシステムを供給システムSSとする。
(基板処理装置)
基板処理装置100は、例えば半導体ウェーハやガラスなどの基板Wに対して処理液を供給し、エッチングを行う枚葉式の基板処理装置である。基板処理装置100は、基板Wを保持及び回転させる回転駆動部101と、基板Wに処理液を供給する処理液供給部102と、基板Wに供給された処理液を回収する処理液回収部103と、を備える。
回転駆動部101は、例えばチャックピンなどにより基板Wの縁を保持し、基板Wに直交する軸を中心に、保持した基板Wを回転させるスピンチャックである。処理液供給部102は、例えば回転駆動部101の上方に設けられ、回転駆動部101により回転する基板Wの面に向けて、処理液を吐出するノズルである。ノズルの他端は、後述の配管Sを介して供給装置1に接続されている。なお、処理液供給部102は、基板Wの面に対して1つだけ設けられても良いし、複数設けられても良い。処理液は、例えばフッ酸やリン酸、硫酸などの酸系の液体である。処理液回収部103は、例えば回転駆動部101を包囲するように設けられ、基板Wの面から溢れた処理液を、その底部から回収する筐体である。すなわち、処理液回収部103の底部は開口を備え、この開口が、後述の配管Cを介して供給装置1に接続されている。
(供給装置)
供給装置1は、基板処理装置100から回収したエッチング後の処理液を加熱し、再び基板処理装置100に供給する供給装置である。供給装置1は、基板処理装置100の処理液回収部103からエッチング後の処理液を回収する回収配管である配管Cと、配管Cに接続され、配管Cが回収した処理液を貯留する回収タンク10と、回収タンク10に接続され、回収タンク10において加熱された処理液を貯留する供給タンク20と、供給タンク20に接続され、供給タンク20から基板処理装置100の処理液供給部102に処理液を供給する供給配管である配管Sと、を備える。
回収タンク10は、処理液を貯留するための矩形の容器10aからなる。容器10aは、処理液に対して耐食性を有する素材からなる。容器10aは、図2に示すように、仕切り板11により複数の領域に分けられている。図2においては、2枚の仕切り板11により、3つの領域に仕切られている。まず、容器10aは、配管Cから処理液が導入される第1の領域R1と、供給タンク20に接続される第2の領域R2とに仕切られている。さらに、第2の領域R2は、第1の領域R1に隣接し、第1の領域R1から処理液が導入される領域R3と、領域R3に隣接し、供給タンク20に接続され、基板処理装置100に処理液を供給する領域R4とに仕切られている。なお、2枚の仕切り板11を区別する場合は、第1の領域R1と第2の領域R2とを仕切る仕切り板11を第1の仕切り板111、第2の領域R2の領域R3と領域R4とを仕切る仕切り板11を第2の仕切り板112とする。また、各領域R1、R3、R4には、処理液を保温するタンク内ヒータTHが設けられる。
第1の仕切り板111及び第2の仕切り板112には、同じ大きさの長丸孔の開口11aが設けられ、各領域R1、R3、R4を連通させる。この開口11aを介して処理液は各領域R1、R3、R4間を移動するので、処理液の液面高さは各領域R1、R3、R4間で等しくなる。容器10a内の処理液の量が少ない場合であっても、処理液が各領域R1、R3、R4間を移動できるようにするため、本実施形態の開口11aは、液面高さ方向に長尺である。また、開口11aの大きさは、後述の配管Pから第2の領域R2の領域R3に導入された処理液が、この開口11aを介して再度第1の領域R1へと戻ろうとすることにより、処理液が領域R1及びR3内で循環してしまい、領域R4に流れにくくなることを避けるような大きさとすることが好ましい。一方で、仕切り板11は、耐食性に加えて断熱性を有する素材からなり、各領域R1、R3、R4間で処理液の温度差が縮まることを抑制している。また、本実施形態の開口11aが設けられる位置は、各領域R1、R3、R4間で処理液の温度が等しくなることを妨げる観点から、仕切り板11間で離間している。例えば、図2に示すように、第1の仕切り板111の開口11aが、第1の仕切り板111の端部が接続される容器10aの一側面側に設けられる場合、第2の仕切り板112の開口11aは、この一側面に対向する容器10aの他側面側に設けられることが好ましい。
第1の領域R1には、配管Cが接続され、この配管Cから処理液が導入される。配管Cは、図2に示すように、容器10aにおいて、第1の仕切り板111の開口11aが設けられる容器10aの一側面に対向する他側面側に設けられる。これにより、配管Cから導入される処理液が、直ぐに第1の仕切り板111の開口11aを介して領域R3に流入することを回避出来る。配管Cは、基板処理装置100から回収したエッチング後の処理液を導入する。
さらに、第1の領域R1には、底部に配管Pが接続される。具体的には、図2に示すように、配管Pの流入口が、第1の仕切り板111の開口11aの近傍に設けられる。配管Pは、第1の領域R1の底部から第2の領域R2の領域R3に処理液を送り出す。すなわち、配管Pの経路上には、ポンプP1が設けられる。また、前記配管Pの経路上、例えばポンプP1の下流側にはヒータH1が設けられ、ポンプP1から送り出された処理液を、所定の温度を目標に加熱する。所定の温度は、例えば160℃である。ヒータH1の下流側には図示しない温度センサが設けられ、この温度センサからのフィードバックを受け、ヒータH1の出力が調整される。この温度センサは、例えばサーミスタである。このように、第1の領域R1においては、ポンプP1が、配管Cから導入された処理液を配管Pから吸い出し、加熱して第2の領域R2の領域R3に送り出す。配管Cから導入された処理液は、容器10a内の処理液全体よりも液温が低いために、容器10aの底部に移動する。これにより、配管Cから導入された処理液は、容器10a内の処理液全体に比して優先的に吸い出される。なお、配管Cから導入された処理液は、配管Pから吸い出されるだけでなく、開口11aを介して第2の領域R2にも流れる。
第2の領域R2の領域R3には、配管Pが接続される。具体的には、図2に示すように、配管Pの流出口が、第1の仕切り板111の開口11aの近傍に設けられる。この配管Pを介して、第1の領域R1から処理液が導入される。さらに、第2の領域R2の領域R3には、配管Oが接続される。具体的には、図2に示すように、配管Oの流出口が、第1の仕切り板111の開口11aの近傍に設けられる。この配管Oを介して、後述の供給タンク20から処理液が導入される。これらの処理液は、第1の仕切り板111の開口11aを介して第1の領域R1に流れる。また、領域R3に導入された処理液は、第2の仕切り板112の開口11aを介して領域R4にも流れる。
第2の領域R2の領域R4には、底部に配管Mが接続され、この配管Mを介して、供給タンク20に処理液が送り出される。配管Mは、領域R4の底部から処理液を吸い出し、供給タンク20に送り出す送出配管である。すなわち、配管Mの経路上には、ポンプP2が設けられる。
供給タンク20は、回収タンク10から導入された処理液を貯留するための矩形の容器20aからなる。容器20aは、処理液に対して耐食性を有する素材からなる。この配管Oを介して、供給タンク20の底部には、配管Sが接続され、この配管Sを介して、基板処理装置100の処理液供給部102に処理液が供給される。配管Sは、供給タンク20の底部から処理液を吸い出す。すなわち、配管Sの経路上には、ポンプP3が設けられる。また、配管Sの経路上、例えばポンプP3の下流側にはヒータH2が設けられ、ポンプP3から送り出された処理液を、所定の温度を目標に加熱する。所定の温度は、例えば160℃である。ヒータH2の下流側には温度センサが設けられ、この温度センサからのフィードバックを受け、ヒータH2の出力が調整される。この温度センサは、例えばサーミスタである。これにより、所定の温度まで加熱された処理液が、基板処理装置100の処理液供給部102に供給される。なお、配管Sの経路上には、処理液から不純物を除去するフィルタが設けられても良い。
また、供給タンク20の側面上部には、オーバーフロー配管である配管Oが接続され、この配管Oを介して、回収タンク10に処理液が導入される。なお、本実施形態の配管Oにはポンプが設けられないため、供給タンク20において配管Oが設けられる高さは、図1に示すように、回収タンク10における処理液の液面の高さよりも高い位置に設けられる。より詳細には、上述したように、回収タンク10の第2の領域R2の領域R3に導入される。すなわち、供給タンク20における処理液の液面が、配管Oの接続位置Lまで上昇すると、処理液が配管Oを介して供給タンク20から溢れ、回収タンク10に流出する。
さらに、供給タンク20には、配管N、Rが接続される。配管Nは、例えば送液装置、バルブ等からなる図示しない処理液供給装置に接続され、基板処理装置100におけるエッチングなどで減少した量に相当する処理液を新しく導入する新液配管である。なお、処理液供給装置において、処理液は予め所定の温度、例えば160℃に加熱されている。また、処理液の減少は、供給タンク20に設けられた図示しないレベルセンサなどにより検出されても良い。なお、配管Nには図示しないバルブなどが設けられ、レベルセンサと協働して開閉することが出来る。配管Rは、配管Sから分岐して設けられ、供給する処理液の一部を供給タンク20に戻す役割を果たすリターン配管である。なお、配管S、Rには、図示しないバルブなどが設けられ、これらのバルブを開閉することにより、処理液の流れを制御することが出来る。
(作用)
上記のような構成の供給装置1の動作を説明する。前提として、基板処理装置100において、処理液供給部102が基板Wに対して処理液を吐出し、このエッチング後の処理液が、処理液回収部103の開口から配管Cに回収される。配管Cに回収された処理液は、供給装置1の回収タンク10に導入される。より詳細には、回収タンク10の第1の領域R1に導入される。第1の領域R1に導入された処理液は、その一部が第1の仕切り板111の開口11aを介して隣接する第2の領域R2に流れる。一方で、第1の領域R1に導入された処理液の大部分は、ポンプP1により、第1の領域R1の底部に接続された配管Pから吸い出される。吸い出された処理液は、ポンプP1の下流側に設けられたヒータH1により、所定の温度を目標に加熱される。
ヒータH1により加熱された処理液は、ポンプP1により、配管Pを介して第2の領域R2の領域R3に送り出される。領域R3に送り出された処理液は、仕切り板11の開口11aを介して第1の領域R1及び第2の領域R2の領域R4に流れる。
領域R3から領域R4に流れた処理液は、ポンプP2により領域R4の底部に接続された配管Mから吸い出される。吸い出された処理液は、供給タンク20に送り出される。供給タンク20に導入された処理液は、ポンプP3により底部に接続された配管Sから吸い出される。吸い出された処理液は、ポンプP2の下流側に設けられたヒータH2により、所定の温度を目標に加熱される。ヒータH2により加熱された処理液は、基板処理装置100の処理液供給部102に供給される。これにより、処理液供給部102は、所定の温度に加熱された処理液を吐出することが出来るので、所望のエッチングレートで基板Wをエッチングすることが出来る。また、供給タンク20に導入された処理液は、その液面が配管Oの接続位置まで上昇すると、配管Oを介して供給タンク20から溢れ、回収タンク10に流出する。なお、配管Oにより回収タンク10に導入された処理液は、ヒータH2により再加熱される。
(効果)
(1)本実施形態の供給装置1は、基板処理装置100から処理液を回収し、加熱する回収タンク10と、回収タンク10に接続され、回収タンク10において加熱された処理液を基板処理装置100に供給する供給タンク20と、を備え、回収タンク10は、処理液を貯留する容器10aと、容器10aを、基板処理装置100から処理液が導入される第1の領域R1と、供給タンク20に処理液を導入する第2の領域R2とに仕切る第1の仕切り板111と、第2の領域R2に、第1の領域R1に導入された処理液を送り出す配管Pと、配管Pの経路上に設けられ、処理液を加熱するヒータH1と、供給タンク20に、ヒータH1により加熱した第2の領域R2の処理液を送り出す配管Mと、を備え、供給タンク20は、回収タンク10から送り出された処理液を貯留する容器20aと、基板処理装置100に、容器20aに貯留した処理液を供給する配管Sと、配管Sの経路上に設けられ、処理液を加熱するヒータH2と、を備える。
このように、本実施形態の回収タンク10においては、回収タンク10において処理液が導入される第1の領域R1とは異なる第2の領域R2に、ヒータH1により加熱した処理液を貯留し、この第2の領域R2から供給タンク20に処理液を供給する。すなわち、第1の仕切り板111により第1の領域R1の処理液からの熱が遮断されているので、供給タンク20に送り出す第2の領域R2の処理液の液温を安定させることが出来る。また、加熱された処理液は、回収タンク10との熱が遮断されている供給タンク20に順次送り出されるため、配管Cにより回収される処理液による液温変動の影響をより小さくすることが出来る。このように、供給タンク20に送り出す処理液の液温を安定させることが出来るので、基板処理装置100に供給する直前で処理液を加熱するヒータH2の出力を大きく変動させる必要が無く、出力がほぼ一定となるような制御を行えば良いため、制御が容易である。さらに、第2の領域R2の処理液は、一度ヒータH1により加熱されているので、第1の領域R1の処理液に比して液温が高くなっている。これにより、ヒータH2は、比較的少ない出力で処理液を所定の温度まで加熱することが出来る。
従来においては、供給タンクに仕切りが設けられていなかったため、不定期かつ不定量で回収される処理液により、供給タンク内の液温が常に変動していた。このような変動する液温に対して、所望の温度となるように処理液を加熱するヒータの出力を制御することは困難であった。例えば、回収される処理液の量は、基板処理装置における処理が重なることにより、一時的に増加する。このような場合には、供給タンク内の液温が大きく下がることになるが、これに合わせてヒータの出力を上げたとしても、その後回収される処理液の量が減少すると、即座にヒータの出力を抑えなければならない。一方で、本実施形態の回収タンク10においては、第1の仕切り板111により仕切られた第2の領域R2の処理液は、不定期かつ不定量で導入される処理液の温度の影響を受けにくく、さらに加熱された処理液は、順次回収タンク10とは別体の供給タンク20に送り出されるため、処理液の液温変動を抑えることが出来る。これにより、供給タンク20の処理液を加熱するヒータH2の出力変動を抑え、安定的に制御することが出来る。
(2)本実施形態の第1の仕切り板111は、第1の領域R1と第2の領域R2とを連通させ、処理液が流れる開口11aを備える。これにより、開口11aを介して第2の領域R2の処理液の一部が第1の領域R1に流れるので、例えば第1の領域R1に回収した処理液が流れ込まない場合であっても、ポンプP1が送り出す処理液の流量を維持することが出来る。仮に、第1の仕切り板111に開口11aが設けられていないとすると、第1の領域R1に導入される処理液の量が変動することにより、ポンプP1からヒータH1に送り込まれる処理液の流量も変動するので、ヒータH1の出力を制御することが困難になる。一方で、本実施形態の第1の仕切り板111に設けられた開口11aは、ポンプP1からヒータH1に送り込まれる処理液の流量を一定に保つことが、あるいは流量の変動を抑えることが出来るので、ヒータH1の出力制御を安定させることが出来る。
さらに、回収タンク10に複数の基板処理装置100が接続されている場合、各基板処理装置100における基板処理のタイミングによっては、第1の領域R1に導入される処理液の量が大きく減少することになる。この場合、第1の仕切り板111の開口11aを介して、第2の領域R2から第1の領域R1に処理液が流れ込むが、第2の領域R2の処理液は、一度ヒータH1により加熱されて液温が高くなっている。従って、第1の領域R1から配管Pに吸い出される処理液の液温も高いため、ヒータH1は、比較的少ない出力で処理液を所定の温度まで加熱することが出来る。
(3)本実施形態の回収タンク10は、第2の領域R2を、配管Pから処理液が送り出される領域R3と、供給タンク20に処理液を送り出す領域R4とに仕切る第2の仕切り板112を更に備え、第2の仕切り板112は、領域R3と領域R4とを連通させ、処理液が流れる開口11aを備える。これにより、回収された処理液が導入される第1の領域R1と処理液を送り出す第2の領域R2の領域R4との間に2枚の仕切り板11が設けられるので、供給タンク20に送り出す処理液に対する液温変化をより効果的に抑制することが出来る。
(4)本実施形態の第1の仕切り板111の開口11aは、第1の仕切り板111の端部が接続される回収タンク10の容器10aの一側面側に設けられ、第2の仕切り板112の開口11aは、回収タンク10の容器10aの一側面に対向する他側面側に設けられる。このように、2枚の仕切り板11の開口11aを、互い違いに配置することにより、処理液が回収される第1の領域R1から処理液を供給する第2の領域R2の領域R4に処理液が流入しにくくなっているので、液温変化を更に効果的に抑制することが出来る。
(5)本実施形態の供給装置1は、配管Sから分岐して設けられ、供給タンク20の容器20aに処理液を導入する配管Rを備える。従来においては、例えば基板処理装置100における処理が滞っている場合に、配管S内で処理液の液温が低下するおそれがあった。本実施形態の供給装置1は、このような場合であっても配管Rにより処理液を循環させることにより、常にヒータH2により加熱されて間もない処理液を供給することが出来るので、液温が低下した処理液を基板処理装置100に供給するおそれを低減することが出来る。
なお、基板処理装置100における基板処理が終了すると、配管Cから処理液が導入されなくなり、供給タンク20内の処理液は、配管S及び配管Rにより循環する。この場合、ヒータH2は、配管S及び配管Rにおける放熱分の熱量のみを補充すればよいので、比較的少ない出力で処理液を所定の温度まで加熱することが出来る。
(6)本実施形態の供給装置1は、供給タンク20の側面上部に接続され、供給タンク20における処理液の液面が接続位置に達した際に処理液を回収タンク10の容器10aに導入する配管Oを更に備える。これにより、ポンプP3に送られる処理液の流量を一定に保つことが出来るので、ヒータH2の加熱制御をより安定させることが出来る。また、配管Oにより回収タンク10に導入された処理液は、ヒータH2により再加熱することが出来る。さらに、配管Oにより回収タンク10に導入された処理液は、一度ヒータH1に加熱されているので、比較的高温である。すなわち、この処理液は、供給タンク20内の処理液と同様に液温が安定しているので、再度加熱する必要なく即座に供給タンク20に供給することが出来る。これにより、基板処理装置100に供給する処理液の液量を十分に確保することが出来る。
(7)本実施形態の配管P及び配管Oは、第2の領域R2において、第1の仕切り板111の開口11aの近傍に設けられる。これにより、第1の領域R1の液温の低い処理液が、第2の領域R2に流れ込むことが抑制される。さらに、処理液は液温の高い方から低い方へと移動する性質を持つので、第2の領域R2から第1の領域R1に処理液が流れ込むことにより、エッチング後の処理液により第1の領域R1の処理液の液温が低下する速度を抑えることが出来る。これにより、ヒータH1の出力変動を抑えることが出来るので、ヒータH1の制御が容易になる。また、第2の領域R2から第1の領域R1に流れ込んだ処理液も、ヒータH1により再加熱されるため、第2の領域R2の液温をより一層安定させることが出来る。
(8)本実施形態の供給装置1は、供給タンク20に接続され、予め加熱された処理液を供給する配管Nを更に備える。これにより、配管Nが回収タンク10に接続される場合に比して、供給タンク20の処理液の液温が安定するため、ヒータH2による処理液の加熱制御を容易にしている。また、配管Cから回収タンク10に導入される処理液の量が少なく、従って、ポンプP2から処理液が十分に送られない場合であっても、配管Nから処理液が導入されるので、供給タンク20の処理液の液量は担保される。なお、供給タンク20に過剰に処理液が導入される場合には、上述の配管Oから回収タンク10に処理液が戻されるため、供給タンク20の液量が多くなり過ぎるということは無い。以上のように、配管Nにより、供給タンク20の処理液の液温及び液量を安定させることが出来る。
(9)本実施形態の供給システムSSは、上述の供給装置1と、処理液により基板Wを処理する基板処理装置100と、基板処理装置100から基板Wを処理した後の処理液を回収し、回収タンク10の容器10aの第1の領域R1に導入する配管Cと、を備え、配管Cは、容器10aにおいて、第1の仕切り板111の開口11aが設けられる容器10aに対向する他側面側に設けられる。これにより、配管Cから導入されるエッチング後の液温が低下した処理液が、直ぐに第1の仕切り板111の開口11aを介して領域R3に流入し、領域R3の処理液の液温を低下させることを回避出来る。
(変形例)
本実施形態は、上記の態様に限定されるものではなく、以下のような変形例も構成可能である。例えば、配管P、M、SにそれぞれポンプP1、P2、P3を設けたが、配管C、N、O、Rにもそれぞれポンプを設けても良い。特に、配管Oにポンプを設けることにより、供給タンク20に配管Oを設ける高さを、回収タンク10の液面よりも低くすることが出来るなど、タンク配置の自由度が増す。
また、配管Oを設けなくともよい。配管Oを設けない場合は、ポンプP2を制御することにより、供給タンク20の液面を一定にしても良い。あるいは、図3に示すように、ポンプP2の先に配管Mから分岐する分岐配管である配管Qを設け、この配管Qを介して回収タンク10に処理液の一部を戻すことにより、供給タンク20の液面を一定にしても良い。なお、この場合、配管Mから配管Qに分岐する個所において三方弁を設け、供給タンク20の処理液の液量を図示しないレベルセンサなどで検出し、この三方弁により処理液の流れを切り替えても良い。
また、上記の態様においては、仕切り板11の枚数を2枚としたが、これに限られない。1枚であっても、3枚以上であっても良い。少なくとも、回収される処理液が導入される領域と、加熱した処理液を供給する領域とが仕切られていればよい。また、開口11aが設けられる位置についても、特に限定されず、例えば仕切り板11の中央部分に設けられてもよい。なお、開口11aは長丸孔に限らず、スリットであっても良いし、複数の丸孔を並べたものであっても良い。また、第1の領域R1と第2の領域R2の液面高さを一定にするための連通管を設け、開口11aの役割を代替させても良い。
また、上記の態様においては、第2の領域R2の領域R3と領域R4との間を開口11aにより連通させたが、第1の領域R1と第2の領域R2との間と同様に、配管により連通させ、配管の経路上に設けられたポンプにより、領域R3から領域R4に処理液を送り出しても良い。あるいは、第2の仕切り板112に開口11aを設けず、領域R4の液面高さが第2の仕切り板112の上端に達することにより、領域R4の処理液が領域R3に流れ込むようにしても良い。
[他の実施形態]
以上、本発明の実施形態及び各部の変形例を説明したが、この実施形態や各部の変形例は、一例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。上述したこれら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明に含まれる。
100 基板処理装置
101 回転駆動部
102 処理液供給部
103 処理液回収部
10 回収タンク
10a 容器
11、111、112、113 仕切り板
11a 開口
20 供給タンク
20a 容器
C、M、N、O、P、Q、R、S 配管
H1、H2 ヒータ
L 接続位置
P1、P2、P3 ポンプ
R1、R2、R3、R4 領域
TH タンク内ヒータ
W 基板

Claims (11)

  1. 基板処理装置から処理液を回収し、加熱する回収タンクと、
    前記回収タンクに接続され、前記回収タンクにおいて加熱された前記処理液を前記基板処理装置に供給する供給タンクと、
    を備え、
    前記回収タンクは、
    前記処理液を貯留する回収容器と、
    前記回収容器を、前記基板処理装置から前記処理液が導入される第1の領域と、前記供給タンクに前記処理液を導入する第2の領域とに仕切る第1の仕切り板と、
    前記第2の領域に、前記第1の領域に導入された前記処理液を送り出す配管と、
    前記配管の経路上に設けられ、前記処理液を加熱する第1のヒータと、
    前記供給タンクに、前記第1のヒータにより加熱した前記第2の領域の前記処理液を送り出す送出配管と、
    を備え、
    前記供給タンクは、
    前記回収タンクから送り出された前記処理液を貯留する供給容器と、
    前記基板処理装置に、前記供給容器に貯留した前記処理液を供給する供給配管と、
    前記供給配管の経路上に設けられ、前記処理液を加熱する第2のヒータと、
    を備える供給装置。
  2. 前記第1の仕切り板は、前記第1の領域と前記第2の領域とを連通させ、前記処理液が流れる開口を備える、
    請求項1に記載の供給装置。
  3. 前記第2の領域を、前記配管から前記処理液が送り出される第3の領域と、前記供給タンク前記処理液を供給する第4の領域とに仕切る第2の仕切り板を更に備え、
    前記第2の仕切り板は、前記第3の領域と前記第4の領域とを連通させ、前記処理液が流れる開口を備える、
    請求項1または2に記載の供給装置。
  4. 前記第2の領域を、前記配管から前記処理液が送り出される第3の領域と、前記供給タンクに前記処理液を導入する第4の領域とに仕切る第2の仕切り板を更に備え、
    前記第2の仕切り板は、前記第3の領域と前記第4の領域とを連通させ、前記処理液が流れる開口を備え、
    前記第1の仕切り板の開口は、前記第1の領域と、前記第3の領域とを連通するように備えられる、
    請求項2に記載の供給装置。
  5. 前記第1の仕切り板の開口は、前記第1の仕切り板の端部が接続される前回収容器の一側面側に設けられ、
    前記第2の仕切り板の開口は、前回収容器の前記一側面に対向する他側面側に設けられる、
    請求項に記載の供給装置。
  6. 前記供給配管から分岐して設けられ、前記供給タンクの前記供給容器に前記処理液を導入するリターン配管を更に備える、
    請求項1乃至のいずれかに記載の供給装置。
  7. 前記供給タンクの側面上部に接続され、前記供給タンクにおける前記処理液の液面が接続位置に達した際に前記処理液を前記回収タンクの前記回収容器に導入するオーバーフロー配管を更に備える、
    請求項1乃至のいずれかに記載の供給装置。
  8. 前記供給タンクの側面上部に接続され、前記供給タンクにおける前記処理液の液面が接続位置に達した際に前記処理液を前記回収タンクの前記回収容器に導入するオーバーフロー配管を更に備え、
    前記配管及び前記オーバーフロー配管は、前記第2の領域において、前記第1の仕切り板の開口の近傍に設けられる、
    請求項2、4、5のいずれかに記載の供給装置。
  9. 前記供給タンクに接続され、予め加熱された処理液を供給する新液配管を更に備える、
    請求項1乃至のいずれかに記載の供給装置。
  10. 請求項1乃至のいずれかに記載の供給装置と、
    前記処理液により基板を処理する基板処理装置と、
    前記基板処理装置から前記基板を処理した後の前記処理液を回収し、前記回収タンクの前記容器の前記第1の領域に導入する回収配管と、
    を備える供給システム。
  11. 前記第1の仕切り板は、前記第1の領域と前記第2の領域とを連通させ、前記処理液が流れる開口を備えていて、
    前記回収配管は、前記回収タンクの前記回収容器において、前記第1の仕切り板の開口が設けられる前記回収容器の一側面に対向する他側面側に設けられる、
    請求項10に記載の供給システム。
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