JP7432104B2 - 印刷装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ヘッドのノズルから液体を吐出する印刷装置に関する。
印刷装置において、ヘッドに設けられた第1タンク内の液体に気体が混入すると、液体の吐出不良などの不具合が引き起こされることがある。
上記の不具合を防止するために、第1タンク内の液体に混入した気体を、液体とともにポンプにより吸引し、第2タンク(例えばインクカートリッジ)まで回収することで、第1タンク内の気体を除去するとともに、気体が除去された液体を再びヘッドへ循環させるようにした印刷装置が知られている(例えば特許文献1,2参照)。特許文献1,2に開示された印刷装置は、循環装置を備えている。循環装置は、第1タンクと第2タンクとの間に配置された循環流路と、循環流路中に配置されたポンプとを備えており、ポンプの吸引力により第1タンク内の気体を第2タンクに送っている。
特開2016-52767号公報 特開2015-107599号公報
特許文献1,2に開示された印刷装置では、循環装置がヘッドの上方に位置している。そのため、印刷装置が上下方向に大型化してしまう。また、循環装置を循環する液体が漏れた場合、漏れた液体が、ヘッドや、ヘッドの下方に位置するシートに付着してしまう。
本発明は、前述された事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、上下方向の大型化を抑制しつつ、液体が漏れた場合に漏れた液体のヘッドやシートへの付着を防止することができる印刷装置を提供することにある。
(1) 本発明に係る印刷装置は、内部空間を有する筐体と、被吐出媒体を搬送路に沿って搬送向きに搬送する搬送機構と、上下方向において上記搬送路の上方に上記搬送路と対向可能に位置し、上記搬送機構に搬送される被吐出媒体へ向けてノズルから液体を吐出するヘッドと、液体が貯留されるタンクと、上記タンクと上記ヘッドとを連通する第1流路と、上記第1流路に位置しており、上記第1流路における上記タンクと上記ヘッドの間の第1圧力を検出する第1圧力計と、上記第1圧力を調整する第1ポンプと、上記タンクと上記ヘッドとを連通する第2流路と、上記第2流路に位置しており、上記第2流路における上記ヘッドと上記タンクの間の第2圧力を検出する第2圧力計と、上記第2圧力を調整する第2ポンプと、を備える。上記内部空間は、上記搬送向き及び上記上下方向に拡がる第1仮想面及び第2仮想面の間の第1空間と、上記第1空間以外の第2空間とで構成されている。上記ヘッドは、上記第1空間に位置している。上記タンク、上記第1圧力計、上記第1ポンプ、上記第2圧力計、及び上記第2ポンプは、上記第2空間に位置している。
上記構成によれば、ヘッドは、第1空間に位置しており、タンク、第1ポンプ、第1圧力計、第2ポンプ、及び第2圧力計は、第2空間に位置している。つまり、タンク、第1ポンプ、第1圧力計、第2ポンプ、及び第2圧力計は、ヘッドの真上や真下に設けられていない。そのため、印刷装置が上下方向に大型化することを抑制することができる。また、第1流路や第2流路から液体が漏れた場合に、漏れた液体がヘッドに付着することを防止できる。
仮に、第1圧力計及び第2圧力計がヘッドの上方や下方に配置されている場合、第1圧力計及び第2圧力計をヘッドと同じ高さに配置することができない。しかし、上記構成では、第1圧力計及び第2圧力計をヘッドの横に配置することができる。そのため、第1圧力計及び第2圧力計をヘッドと同じ高さに配置することができる。これにより、第1圧力計及び第2圧力計によってヘッド内の圧力に近い値を検出することができる。
本発明に係る印刷装置よれば、上下方向の大型化を抑制しつつ、液体が漏れた場合に漏れた液体のヘッドやシートへの付着を防止することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る画像記録装置100の外観斜視図である。 図2は、図1のII-II断面を示す断面図である。 図3は、図1のIII-III断面を示す断面図である。 図4は、図1のIV-IV断面を示す断面図である。 図5は、図1のV-V断面を示す断面図である。 図6は、循環機構80の配管構成を示す図である。 図7は、循環機構80の斜視図である。 図8は、図3の変形例を示す画像記録装置100の断面図である。
以下、本発明の実施形態に係る画像記録装置100について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。また、以下の説明では、矢印の起点から終点に向かう進みが向きと表現され、矢印の起点と終点とを結ぶ線上の往来が方向と表現される。また、以下の説明においては、画像記録装置100が使用可能に設置された状態(図1の状態)を基準として上下方向7が定義され、排出口33が設けられている側を手前側(前面)として前後方向8が定義され、画像記録装置100を手前側(前側)から見て左右方向9が定義される。上下方向7、前後方向8、及び左右方向9は、互いに直交している。
[画像記録装置100の外観構成]
図1に示される画像記録装置100(印刷装置の一例)は、インクジェット記録方式でロール体37(図2参照)をなすシートS(被吐出媒体の一例)に画像を記録する。
図1に示されるように、画像記録装置100は、筐体30を備える。筐体30は、概ね直方体形状であって、卓上に載置可能な大きさである。すなわち、画像記録装置100は、卓上に載置されて使用されるのに適している。もちろん、画像記録装置100は、床面やラックに載置されて使用されてもよい。
筐体30は、右面30R及び左面30Lと、上面30U及び下面30Dと、前面30F及び後面30Bと、を有する。これにより、筐体30の内部空間30A(図2参照)が外部から区画される。右面30R及び左面30Lは、左右方向9(幅方向の一例)に互いに離れて位置する。上面30Uは、右面30Rの上端と左面30Lの上端とを繋ぐ。下面30Dは、右面30Rの下端と左面30Lの下端とを繋ぐ。前面30F及び後面30Bは、前後方向8に互いに離れて位置する。
図1に示されるように、筐体30の前面30Fには、左右方向9に長いスリット状の排出口33が形成されている。排出口33からは、画像記録済みのシートS(図2参照)が排出される。
筐体30の前面30Fには、操作パネル44が設けられている。ユーザは、操作パネル44に、画像記録装置100を動作させたり各種設定を確定したりするための入力を行う。
[画像記録装置100の内部構成]
図2に示されるように、内部空間30Aには、ホルダ35、テンショナ45、搬送ローラ対36、搬送ローラ対40、搬送ベルト101、ヘッド38、定着部39、支持部材46、CIS16、カッターユニット26、及びメインタンク34(第1タンクの一例)などの各構成要素が配置されている。搬送ローラ対36、搬送ローラ対40、及び搬送ベルト101は、搬送機構の一例である。また、図5に示されるように、内部空間30Aには、主基板129、及び循環機構80が配置されている。
内部空間30Aには、隔壁41が設けられている。隔壁41は、内部空間30Aの後下部を仕切って、シート収容空間30Cを区画する。シート収容空間30Cは、隔壁41、筐体30(具体的には、後面30B、下面30D、右面30R、及び左面30L)により包囲され、ヘッド38などから隔離された空間である。
シート収容空間30Cには、ロール体37が収容される。ロール体37は、芯管と、長尺のシートSとを有している。シートSは、芯管の軸芯の周方向にロール状に芯管に巻回されている。シートSは、画像記録装置100が画像を記録可能な最小幅から最大幅までの幅をとり得る。すなわち、シート収容空間30Cには、幅が異なる複数種類のロール体37が収容可能である。なお、ロール体37は、芯管を有さず、シートSがホルダ35に装着可能にロール状に巻回されていてもよい。また、シート収容空間30Cには、ファンフォールド紙が収容可能であってもよい。
図2に示されるように、シート収容空間30Cには、左右方向9に沿って延びるホルダ35が位置する。ホルダ35には、複数種類の中から選ばれた1種類のロール体37が装着可能である。装着時、ロール体37の芯管の軸芯が左右方向9に沿い、且つロール体37が軸芯の周方向に周りに回転可能に、ホルダ35はロール体37を支持する。また、シートSの幅方向中心は、搬送路43の左右方向9における中心(以下、「通紙中心」とも称する。)に位置する。ホルダ35は、搬送モータ(不図示)から駆動力が伝達されて回転する。ホルダ35の回転に伴って、ホルダ35に支持されているロール体37も回転する。なお、図1に示されるように、筐体30の右面30Rには、右カバー35Aが位置する。右カバー35Aの開閉により、シート収容空間30Cに位置するホルダ35等が露出したり遮蔽されたりする。
図2に示されるように、シート収容空間30Cは、後部において上方へ向かって開口している。詳細には、隔壁41と後面30Bとの間、すなわち、ロール体37の後端の上方に隙間42が形成されている。シートSは、搬送ローラ対36,40が回転することで、ロール体37の後端から上方に引き出され隙間42を介してテンショナ45へと案内される。
テンショナ45は、内部空間30Aの後部において隔壁41よりも上方に位置する。テンショナ45は、筐体30の外側を向いている外周面45Aを有している。外周面45Aは、左右方向9においてシートの最大幅以上の大きさであり、通紙中心に対して互いに対称な形状を有している。外周面45Aの上端は、上下方向7において搬送ローラ対36のニップDと概ね同じ上下位置にある。
外周面45Aには、ロール体37から引き出されたシートSが掛けられ当接する。シートSは、外周面45Aに沿って前方に湾曲して、搬送向き8Aに延びて搬送ローラ対36に案内される。搬送向き8Aは、前後方向8に沿う前向きである。テンショナ45は、周知の手法により、シートSにテンションを与える。
なお、テンショナ45は、図2に示す構成、すなわち、バネなどの付勢部材により後方への付勢力をローラに与える構成に限らず、他の周知技術を適用してもよい。
テンショナ45の前方には、搬送ローラ対36が位置する。搬送ローラ対36は、搬送ローラ36Aとピンチローラ36Bとを有する。搬送ローラ36A及びピンチローラ36Bは、外周面45Aの上端と概ね同じ上下位置で当接し合ってニップDを形成する。
搬送ローラ対36の前方には、搬送ローラ対40が位置する。搬送ローラ対40は、搬送ローラ40Aとピンチローラ40Bとを有する。搬送ローラ40A及びピンチローラ40Bは、外周面45Aの上端と概ね同じ上下位置で当接し合ってニップを形成する。
搬送ローラ36A,40Aは、搬送モータ(不図示)から駆動力が伝達されて回転する。搬送ローラ対36は、テンショナ45から搬送向き8Aに延びるシートSをニップしつつ回転することにより、搬送面43Aに沿う搬送向き8Aに送り出す。搬送ローラ対40は、搬送ローラ対36から送り出されたシートSをニップしつつ回転することにより搬送向き8Aに送り出す。また、搬送ローラ対36,40の回転により、シートSは、シート収容空間30Cから隙間42を通ってテンショナ45に向けて引き出される。
図2に示されるように、内部空間30Aには、外周面45Aの上端から排出口33に至る搬送路43が形成されている。搬送路43は、搬送向き8Aに沿ってほぼ直線的に延びており、シートSが通過可能な空間である。詳細には、搬送路43は、搬送向き8A及び左右方向9に拡がり且つ搬送向き8Aに長い搬送面43Aに沿っている。なお、図2では、搬送面43Aは、搬送路43を示す二点鎖線で示されている。搬送路43は、上下方向7に離れて位置するガイド部材(不図示)や、ヘッド38、搬送ベルト101、支持部材46、定着部39などによって区画されている。すなわち、ヘッド38、搬送ベルト101、支持部材46、及び定着部39は、搬送路43に沿って位置する。
搬送ベルト101は、搬送路43の下方において搬送ローラ対36よりも搬送向き8Aの下流側に位置する。搬送ベルト101は、無端ベルトである。搬送ベルト101は、駆動ローラ102及び従動ローラ103に張架される。搬送ベルト101は、左右方向9において、搬送路43内に配置されている。駆動ローラ102及び従動ローラ103は、不図示のフレームによって回転可能に支持されている。駆動ローラ102及び従動ローラ103は、前後方向8(搬送向き8A)に互いに離間している。駆動ローラ102は、搬送モータ(不図示)から駆動力が伝達されて回転する。従動ローラ103は、駆動ローラ102の回転に従動して回転する。これにより、搬送ベルト101は、支持しているシートSを搬送向き8Aに搬送する。
ヘッド38は、搬送ローラ対36よりも搬送向き8Aの下流側に位置する。ヘッド38は、上下方向7において搬送路43の上方に搬送路43と対向している。また、ヘッド38は、搬送路43を挟んで搬送ベルト101と対向している。ヘッド38は、複数のノズル38Aを有する。複数のノズル38Aから、インク(液体の一例)が搬送ベルト101に支持されたシートSへ向かって下方へ吐出される。これにより、シートSに画像が記録される。
定着部39は、搬送路43の上方においてヘッド38よりも搬送向き8Aの下流であって搬送ローラ対40よりも搬送向き8Aの上流に位置する。定着部39は、左右方向9に長尺の概ね直方体形状の紫外線照射器である。定着部39は、筐体39Aを有する。筐体39Aの下壁に、左右方向9に沿った開口39Bが形成されている。定着部39は、開口39Bを通じて紫外光を開口39Bの直下を通過するシートS及び/又はシートS上のインクを輻射する。本実施形態において、インクは、紫外線により硬化する樹脂を含有する。よって、紫外光を輻射されたインクはシートSに定着する。
なお、定着部39は、紫外線照射器に限らない。例えば、定着部39は、左右方向9に長尺の概ね直方体形状のハロゲンヒータであってもよい。この場合、定着部39は、開口39Bを通じて赤外光を輻射し、開口39Bの直下を通過するシートS及び/またはシートS上のインクを加熱する。これにより、インクはシートSに定着する。この場合、インクは、紫外線により硬化する樹脂を含有していなくてもよい。
支持部材46は、搬送路43の下方に位置している。支持部材46は、ヘッド38及び搬送ベルト101よりも搬送向き8Aの下流に位置する。支持部材46の後部は、定着部39と対向している。支持部材46の前部は、搬送ローラ40Aと対向している。支持部材46は、搬送ベルト101によって搬送向き8Aに搬送されてきたシートSを支持する。
CIS16は、搬送路43の上方において搬送ローラ対40よりも搬送向き8Aの下流に位置する。CIS16は、LEDなどの光源から照射されてシートで反射された反射光が、屈折率分布型レンズによりラインセンサに集光されることによって、ラインセンサが受光した反射光の強度に応じた電気信号を出力するものである。これにより、CIS16は、シートの印刷面の画像を読み取ることができる。CIS16は、左右方向9が読取りラインとなるように配置されている。
カッターユニット26は、搬送路43の上方においてCIS16よりも搬送向き8Aの下流に位置する。カッターユニット26は、カッターキャリッジ27にカッター28が搭載されたものである。カッターキャリッジ27は、不図示のベルト駆動機構などによって、搬送路43を左右方向9に移動する。カッター28は、搬送路43を上下方向7に横切るように位置しており、カッターキャリッジ27の移動に伴って、搬送路43を左右方向9に移動する。カッター28の移動によって、搬送路43に位置するシートSが左右方向9に沿って切断される。
メインタンク34は、インクを貯留している。インクは、顔料などを含む液体である。インクは、顔料を均一に分散させるに適した粘度を有している。顔料は、インクの色となるものである。メインタンク34から不図示のチューブを通じてインクが循環機構80に供給される。本実施形態において、メインタンク34は、筐体30の前面30Fに設けられた開閉可能な前カバー13(図1参照)を介して、筐体30に対して着脱可能である。図2及び図4に示されるように、筐体30に装着されたメインタンク34は、筐体30の底面31に設けられた保持部14によって、筐体30に対して前後方向8にスライドすることによって筐体30に対して着脱可能に保持されている。なお、保持部14の構成は、図2及び図4に示された構成に限らない。
なお、メインタンク34は、筐体30に固定されていてもよい。
図5に示されるように、主基板129は、前後方向8において、ヘッド38より後方に位置している。また、主基板129は、左右方向9において、搬送ローラ対36、ヘッド38、及び搬送ベルト101(図2参照)より左方に位置している。また、主基板129は、上下方向7において、ヘッド38の上端部から循環機構80の下端部に亘る範囲に位置している。
主基板129は、画像記録装置100の動作を制御するコントローラの機能を有する基板である。主基板129は、ヘッド38を制御するヘッド制御基板(不図示)や電源基板(不図示)などの他の基板や、上述した各構成要素と電気的と接続されている。主基板129は、プリント基板に各種電子素子が組み付けられたものであるが、主基板129の回路構成などの説明は、ここでは省略される。
図5に示される循環機構80は、メインタンク34から供給されたインクを、サブタンク83(タンク及び第2タンクの一例)とヘッド38との間で循環させる機構である。循環機構80の構成の詳細は、後述される。
図5に示されるように、循環機構80は、前後方向8において、ヘッド38の後端部からカッターユニット26に亘る範囲に位置している。また、図3及び図5に示されるように、循環機構80の後部(詳細には、サブタンク83、第1圧力計84、第1ポンプ85、及び第2圧力計86が配置されている部分)は、左右方向9において、ヘッド38及び搬送ベルト101の左方に位置している。また、図4及び図5に示されるように、循環機構80の中央部(詳細には、肉厚部62が配置されている部分)は、定着部39の下方に位置しており、支持部材46の左方に位置している。また、図5に示されるように、循環機構80の前部(詳細には、第2ポンプ87及び排気バルブ25が配置されている部分)は、CIS16及びカッターユニット26の下方に位置している。
[循環機構80]
図7に示されるように、循環機構80は、フレーム81に、各構成要素が組み付けられたものである。なお、図7では、循環機構80の下部を構成するフレーム81のみが図示されており、循環機構80の側部や上部を構成するフレームの図示は省略されている。
図5及び図7に示されるように、循環機構80の各構成要素は、第1流路部材60、第2流路部材70、複数の管状部材50、サブタンク83(タンクの一例)、第1圧力計84、第1ポンプ85、第2圧力計86、第2ポンプ87、及び複数のバルブ(補給バルブ21、大気開放バルブ22、負圧調整バルブ20、パージ遮断バルブ23、パージバイパスバルブ24、及び排気バルブ25)である。第1流路部材60及び第2流路部材70は、流路部材の一例である。
第1圧力計84、第1ポンプ85、第2圧力計86、第2ポンプ87、及び複数のバルブは、主基板129によって制御される。
第1流路部材60及び第2流路部材70は、それぞれ樹脂で一体成型された部材である。第1流路部材60は、本体部61と、肉厚部62とで構成されている。本体部61は、前後方向8及び左右方向9に拡がった薄平な板形状である。肉厚部62は、本体部61の前後方向8の中央部から下方へ突出した部分である。第2流路部材70は、前後方向8及び左右方向9に拡がった薄平な板形状である。第2流路部材70は、第1流路部材60より上方に重ねられている。第2流路部材70の前部が、第1流路部材60の後部と接触している。なお、第2流路部材70は、第1流路部材60との間に間隔を空けて配置されていてもよい。
第1流路部材60及び第2流路部材70には、複数の流路90が形成されている。複数の流路90は、流路91,92,93,94,95,96,97である(図6参照)。以下の説明において、複数の流路91,92,93,94,95,96,97を総称して複数の流路90、各流路90、または流路90などと称される。
図7に示されるように、各流路90は、第1流路部材60の本体部61と第2流路部材70とに形成された溝と、当該溝を覆うように本体部61及び第2流路部材70に溶着された樹脂板89とにより形成されている。なお、樹脂板89の代わりに、フィルムなどが本体部61及び第2流路部材70に溶着などによって接合されていてもよい。
第1流路部材60及び第2流路部材70は、上面及び下面に複数の孔88(ポートの一例)を有している。流路90と第1流路部材60及び第2流路部材70の外部とが、孔88によって連通されている。
複数の管状部材50は、ゴムや樹脂などで構成されており、両端が開放された中空の部材である。各管状部材50の内部空間に、流路90が形成されている。各管状部材50の一端は、第1流路部材60及び第2流路部材70に形成された孔88の各々と接続されている。各管状部材50の他端は、循環機構80の各構成要素と接続されている。
複数の管状部材50は、流路97の一部(図7において符号97Aで示されている。)を除いて、上下方向7に沿って配置されている。つまり、管状部材50の内部空間に形成された流路90は、上下方向7に沿っている。一方、第1流路部材60及び第2流路部材70に形成された流路90は、水平方向に沿っている。つまり、流路90のうち、上下方向7に沿った部分は管状部材50によって構成され、水平方向に沿った部分は第1流路部材60及び第2流路部材70によって構成されている。すなわち、流路90の一部は、第1流路部材60及び第2流路部材70の少なくとも一方によって構成されており、流路90の他の一部は、管状部材50によって構成されている。
図7では、第1流路部材60は、流路92,93の一部を構成している。また、第2流路部材70は、流路94,95,97の一部を構成している。もちろん、第1流路部材60が、流路92,93以外の流路90の一部を構成していてもよいし、第2流路部材70が、流路94,95,97以外の流路90の一部を構成していてもよい。また、図7において第1流路部材60及び第2流路部材70上に破線で示された流路90は、一例であって、図7に示された経路以外をとり得る。
図7に示されるように、循環機構80の各構成要素は、第1流路部材60または第2流路部材70に形成された孔88と上下方向7に対向する位置に配置されている。
本実施形態において、サブタンク83、第2ポンプ87、補給バルブ21、及び大気開放バルブ22は、第1流路部材60の下方に位置しており、第1流路部材60の下面に形成された孔88と上下方向7に対向している。
また、第1ポンプ85は、第2流路部材70の下方に位置しており、第2流路部材70の下面に形成された孔88と上下方向7に対向している。
また、第1圧力計84及び第2圧力計86は、第2流路部材70の上方に位置しており、第2流路部材70の上面に形成された孔88と上下方向7に対向している。
循環機構80の各構成要素は、図6に示される配管構成に対応する孔88と対向している。例えば、サブタンク83は4つの孔88と対向しており、当該4つの孔88は、それぞれ流路91,92,93,95と連通している。また、例えば、第1ポンプ85は1つの孔88と対向しており、当該1つの孔88は、流路94と連通している。
なお、図7では、ポート51,52,53,54の各々に接続される4つの管状部材の図示が省略されているが、当該4つの管状部材は、その一端がポート51,52,53,54と連通されており、その他端がヘッド38と連通されている。これにより、図6に示される配管構成のヘッド38内部の部分が実現されている。
図5に示されるように、肉厚部62は、内部空間を有している。当該内部空間は、不図示の仕切り壁によって2つの内部空間に分けられている。仕切り壁は、上下方向7及び前後方向82に拡がる壁である。2つの内部空間の一方が第1バッファ空間71であり、2つの内部空間の他方が第2バッファ空間72である。第1バッファ空間71及び第2バッファ空間72は、左右方向9に並んで形成されている。
以下、図6が参照されつつ、循環機構80の各構成要素の接続が説明される。
流路91の一端は、メインタンク34と接続されている。流路91の他端は、サブタンク83と接続されている。本実施形態において、流路91の他端は、サブタンク83の上端部に形成された貫通孔を貫通して、サブタンク83の下部まで延びている。つまり、流路91は、メインタンク34とサブタンク83とを接続する流路である。サブタンク83は、メインタンク34から流通したインクを貯留する。
流路91には、補給バルブ21が配置されている。補給バルブ21が開かれているとき、メインタンク34からサブタンク83へインクが供給可能である。補給バルブ21が閉じられているとき、メインタンク34からサブタンク83へインクが供給されない。
流路92(第4流路の一例)の一端は、サブタンク83の上端部に開口された孔と接続されている。流路92の他端は、大気開放されている。つまり、流路92は、サブタンク83を大気連通する。
流路92には、大気開放バルブ22が配置されている。大気開放バルブ22が開かれているとき、サブタンク83が大気開放される。大気開放バルブ22が閉じられているとき、サブタンク83は流路92を介して大気開放されない。
流路92における大気開放バルブ22と流路92の他端との間に、第2バッファ空間72が形成されている。第2バッファ空間72は、サブタンク83に貯留されているインクが流路92を通じて蒸発してしまうことを低減するために設けられている。なお、第2バッファ空間72は、流路92における流路92の一端と大気開放バルブ22との間に形成されていてもよい。
流路93(第3流路の一例)の一端は、サブタンク83の上端部に開口された孔と接続されている。流路92の他端は、大気開放されている。つまり、流路93は、サブタンク83を大気連通する。
流路93には、第2ポンプ87が配置されている。第2ポンプ87は、ヘッド38がノズル38Aからインクを吐出している間(シートSへの画像記録が実行されている間)に、ヘッド38から流路95を経てサブタンク83へインクを流通させるために駆動される。第2ポンプ87としては、公知のポンプが用いられる。そのため、第2ポンプ87の構成の詳細な説明は省略される。
流路93におけるサブタンク83と第2ポンプ87との間に、負圧調整バルブ20が配置されている。負圧調整バルブ20が開閉されることによって、サブタンク83内の圧力が調整される。
流路93における負圧調整バルブ20と第2ポンプ87との間に、第1バッファ空間71が形成されている。第1バッファ空間71は、第2バッファ空間72と同様に、サブタンク83に貯留されているインクが流路93を通じて蒸発してしまうことを低減するために設けられている。なお、第1バッファ空間71は、流路93における第2ポンプ87と流路93の他端との間に形成されていてもよい。
流路94(第1流路の一例)の一端は、サブタンク83の下端部に開口された孔と接続されている。流路92の他端は、ヘッド38と接続されている。ヘッド38内の流路94は、不図示のマニホールドや圧力室を経てノズル38Aと接続されている。流路94は、サブタンク83とヘッド38とを連通しており、サブタンク83からヘッド38へインクを流通させるためのものである。
流路94には、第1ポンプ85が配置されている。第1ポンプ85は、ヘッド38がノズル38Aからインクを吐出している間に、サブタンク83から流路94を経てヘッド38へインクを流通させるために駆動される。第1ポンプ85としては、公知のポンプが用いられる。そのため、第1ポンプ85の構成の詳細な説明は省略される。
流路94における第1ポンプ85とヘッド38との間には、第1圧力計84が配置されている。第1圧力計84は、流路94におけるサブタンク83とヘッド38の間の圧力(第1圧力の一例)を検出する。当該圧力が大きい程、サブタンク83からヘッド38へ流通する単位時間当たりのインク量が多くなる。検出した当該圧力の値は、主基板129へ出力される。第1圧力計84としては、公知の圧力計が用いられる。そのため、第1圧力計84の構成の詳細な説明は省略される。
主基板129は、第1圧力計84から入力された圧力値に基づいて、第1ポンプ85の駆動を制御する。例えば、主基板129は、第1圧力計84から入力された圧力値が大きくなると、第1ポンプ85の駆動力を小さくするように第1ポンプ85を制御し、第1圧力計84から入力された圧力値が小さくなると、第1ポンプ85の駆動力を大きくするように第1ポンプ85を制御する。これにより、第1ポンプ85によって、流路94内の圧力が調整され、サブタンク83からヘッド38へ流通する単位時間当たりのインク量が調整される。
流路95(第2流路の一例)の一端は、ヘッド38と接続されている。流路95の他端は、サブタンク83と接続されている。本実施形態において、流路95の他端は、サブタンク83の上端部に形成された貫通孔を貫通されて、サブタンク83の下部まで延びている。流路95は、サブタンク83とヘッド38とを連通しており、ヘッド38からサブタンク83へインクを流通させるためのものである。
流路95には、パージ遮断バルブ23が配置されている。パージ遮断バルブ23は、流路95を開閉させる。
流路95におけるヘッド38とパージ遮断バルブ23との間には、第2圧力計86が配置されている。第2圧力計86は、流路95におけるヘッド38とサブタンク83の間の圧力(第2圧力の一例)を検出する。当該圧力が大きい程、ヘッド38からサブタンク83へ流通する単位時間当たりのインク量が多くなる。検出した当該圧力の値は、主基板129へ出力される。第2圧力計86としては、公知の圧力計が用いられる。そのため、第2圧力計86の構成の詳細な説明は省略される。
主基板129は、第2圧力計86から入力された圧力値に基づいて、第2ポンプ87の駆動を制御する。例えば、主基板129は、第2圧力計86から入力された圧力値が大きくなると、第2ポンプ87の駆動力を小さくするように第2ポンプ87を制御し、第2圧力計86から入力された圧力値が小さくなると、第2ポンプ87の駆動力を大きくするように第2ポンプ87や負圧調整バルブ20の開閉を制御する。これにより、第2ポンプ87によって、流路95内の圧力が調整され、ヘッド38からサブタンク83へ流通する単位時間当たりのインク量が調整される。
流路96の一端は、流路94における第1圧力計84とヘッド38との間に接続されている。流路96の他端は、流路95におけるパージ遮断バルブ23とサブタンク83との間に接続されている。流路96には、パージバイパスバルブ24が配置されている。パージバイパスバルブ24は、開かれることによって流路96におけるインクの流通を許容し、閉じられることによって流路96におけるインクの流通を遮断する。流路96及びパージバイパスバルブ24の作用は後述される。
流路97は、ヘッド38に設けられている。流路97の一端は、流路94と接続されている。流路97の他端は、流路95と接続されている。流路97には、排気バルブ25が配置されている。排気バルブ25は、開かれることによって流路97におけるインクの流通を許容し、閉じられることによって流路97におけるインクの流通を遮断する。流路97及び排気バルブ25の作用は後述される。
シートSへの画像記録が実行されている記録状態において、主基板129は、パージ遮断バルブ23を開き、パージバイパスバルブ24及び排気バルブ25を閉じる。これにより、サブタンク83から流路94、ノズル38A、及び流路95を経て再びサブタンク83へ戻る循環経路が形成される。この状態で、主基板129は、第1ポンプ85及び第2ポンプ87を駆動する。これにより、インクが、サブタンク83、流路94、ノズル38A、及び流路95の順序で循環する。インクは、ヘッド38を流通する過程においてノズル38Aから吐出される。このとき、主基板129は、上述したように、第1圧力計84及び第2圧力計86から入力された圧力値に基づいて、第1ポンプ85及び第2ポンプ87の駆動を制御することによって、流路94,95内の圧力を制御する。
なお、記録状態において、補給バルブ21及び大気開放バルブ22は、必要に応じて開閉される。例えば、メインタンク34からサブタンク83へインクの供給が必要な場合、補給バルブ21が開かれる。
シートSへの画像記録が実行されていない待機状態において、主基板129は、パージバイパスバルブ24を開き、パージ遮断バルブ23及び排気バルブ25を閉じる。これにより、サブタンク83から流路95、流路96を経てヘッド38へインクを供給するための経路が形成される。
待機状態では、インクの吐出が実行されないため、ノズル38A周辺のインクが乾燥するおそれがある。しかし、このような場合であっても、第1ポンプ85や第2ポンプ87を駆動することなく、上記の経路を通じてインクをヘッド38へ供給することができる。これにより、ノズル38A周辺のインクの乾燥を防止できる。なお、第1ポンプ85が駆動されていない状態では、サブタンク83から第1ポンプ85を介してヘッド38へ通じる経路は、流路抵抗が高すぎるため、当該経路を通じてインクを供給することはできない。
主基板129は、必要に応じて、排気動作を実行する。排気動作の実行時、主基板129は、パージ遮断バルブ23及び排気バルブ25を開き、パージバイパスバルブ24を閉じる。これにより、サブタンク83から流路94、ノズル38A、及び流路95を経て再びサブタンク83へ戻る第1循環経路に加えて、サブタンク83から流路94、流路97、流路95を経て再びサブタンク83へ戻る第2循環経路が形成される。この状態で、主基板129は、第1ポンプ85及び第2ポンプ87を駆動する。これにより、インクが、第1循環経路及び第2循環経路を循環する。ここで、図示されていないが、流路94と流路97の分岐位置において、流路97が流路94より上方に位置する。そのため、流路94内のある気泡は、流路94ではなく、流路97を流通し、サブタンク83に回収される。これにより、気泡がノズル38Aから吐出されることを低減することができる。
[循環機構80内のレイアウト]
以下、循環機構80の各構成要素のレイアウトが説明される。
図3及び図4に示されるように、筐体30の内部空間30Aは、第1仮想面1及び第2仮想面2によって、2つの空間(第1空間11及び第2空間12)に分けられる。第1仮想面1及び第2仮想面2は、上下方向7及び前後方向8(搬送向き8A)に拡がる面である。第1空間11は、内部空間30Aのうち、第1仮想面1及び第2仮想面2の間の空間である。第2空間12は、内部空間30Aのうち、第1空間11以外の空間である。本実施形態では、第2仮想面2が内部空間30Aの右端に位置している。そのため、第2空間12は、内部空間30Aのうち第1空間11の左方の空間である。つまり、第2空間12は、左右方向9において、第1空間11の一方側に位置している。
ヘッド38及び搬送ベルト101は、第1空間11に位置している。また、図2に示されるホルダ35、テンショナ45、搬送ローラ対36、搬送ローラ対40、支持部材46、CIS16、及びカッターユニット26も、第1空間11に位置している。なお、本実施形態では、図4に示されるように、メインタンク34及び定着部39は、第1空間11及び第2空間12の双方に亘って位置しているが、第1空間11のみに位置していてもよい。また、本実施形態では、テンショナ45、搬送ローラ対36、搬送ローラ対40、搬送ベルト101、ヘッド38、支持部材46、CIS16、及びカッターユニット26が第1空間11のみに位置しているが、ヘッド38以外の部材は第1空間11及び第2空間12の双方に亘って位置していてもよい。
図3及び図4に示されるように、循環機構80は、第2空間12に位置している。なお、本実施形態では、循環機構80の全部が第2空間12に位置しているが、循環機構80のうちの少なくともサブタンク83、第1圧力計84、第1ポンプ85、第2圧力計86、及び第2ポンプ87が、第2空間12に位置していればよい。
なお、第2仮想面2は、内部空間30Aの右端以外に位置していてもよい。
例えば、第2仮想面2は内部空間30Aの左端に位置していてもよい。この場合、第2空間12は、内部空間30Aのうち第1空間11の右方の空間である。
また、例えば、図8に示されるように、第2仮想面2が第1仮想面1と内部空間30Aの右端との間に位置している場合、内部空間30Aは、1つの第1空間11と2つの第2空間12A,12Bとに分けられる。第2空間12Aは第1空間11の左方に位置しており、第2空間12Bは第1空間11の右方に位置している。この場合、循環機構80の一部が第2空間12Aに配置され、循環機構80の他の一部が第2空間12Bに配置されてもよい。図8では、循環機構80のうちの第2圧力計86が第2空間12Bに配置され、循環機構80のうちの第2圧力計86以外が第2空間12Aに配置されている。
図5に示されるように、第1ポンプ85、サブタンク83、肉厚部62(第1バッファ空間71及び第2バッファ空間72)、第2ポンプ87、及び排気バルブ25は、前後方向8(搬送向き8A)に沿って並んでいる。サブタンク83は、第1ポンプ85より前方に位置している。肉厚部62は、サブタンク83より前方に位置している。第2ポンプ87は、肉厚部62より前方に位置している。つまり、肉厚部62(第1バッファ空間71及び第2バッファ空間72)は、サブタンク83と第2ポンプ87との間に位置する。排気バルブ25は、第2ポンプ87より前方に位置している。
なお、図7に示されるように、補給バルブ21及び大気開放バルブ22は、前後方向8において、肉厚部62と第2ポンプ87との間に位置している。また、パージ遮断バルブ23は、排気バルブ25の下方に位置しており、パージバイパスバルブ24は、肉厚部62の下方に位置している。
図5に示されるように、サブタンク83、第1ポンプ85、及び第2ポンプ87は、上下方向7において、搬送路43よりも下方に位置している。
第1圧力計84及び第2圧力計86は、上下方向7において、サブタンク83、第1ポンプ85、第2ポンプ87、第1流路部材60、及び第2流路部材70より上方に位置している。
また、本実施形態において、第1圧力計84及び第2圧力計86は、上下方向7において、ヘッド38の上端と下端との間に位置している。つまり、第1圧力計84及び第2圧力計86は、上下方向7において、ヘッド38と同じ位置に位置している。また、第1圧力計84及び第2圧力計86は、前後方向8において、ヘッド38の前端と後端との間に位置している。また、第1圧力計84及び第2圧力計86は、左右方向9において、ヘッド38より左方に位置している。以上より、図3及び図5に示されるように、左右方向9において、第1圧力計84及び第2圧力計86は、ヘッド38の左方にヘッド38と並んで配置されている。
図3に示されるように、ヘッド38と第1圧力計84及び第2圧力計86との上下方向7の最短距離L1は、ヘッド38とサブタンク83、第1ポンプ85、及び第2ポンプ87との上下方向7の最短距離L2よりも短い。
ここで、上記の最短距離とは、ヘッド38と対象物(第1圧力計84及び第2圧力計86、或いは、サブタンク83、第1ポンプ85、及び第2ポンプ87)との間の上下方向7の間隔である。上述したように、本実施形態において、第1圧力計84及び第2圧力計86は、上下方向7において、ヘッド38と同じ位置に位置している。そのため、ヘッド38と第1圧力計84及び第2圧力計86との間には、上下方向7の間隔が存在しない。つまり、最短距離L1はゼロである。最短距離L2は、ヘッド38の下端と、サブタンク83、第1ポンプ85、及び第2ポンプ87の最も上側の位置(本実施形態ではサブタンク83の上端)との間の間隔である。本実施形態において、最短距離L2は、ゼロよりも大きい。すなわち、上述したように、ゼロである最短距離L1は、ゼロより大きい最短距離L2より短い。
図3に示されるように、前後方向8に沿った視線において、第1圧力計84と第2圧力計86の配置範囲R1は、サブタンク83及び第1ポンプ85の配置範囲R2と重複する。ここで、「重複する」とは、配置範囲R1,R2の少なくとも一部が重複するの意味であり、本実施形態の各図に示された重複状態に限らない。後述する配置範囲R3,R4についても同様である。
ここで、配置範囲R1は、第1圧力計84及び第2圧力計86の最も右側の位置から最も左側の位置に亘る範囲である。本実施形態において、第1圧力計84及び第2圧力計86は、同型であり且つ前後方向8(搬送向き8A)に沿って並んで配置されている(図5参照)。図3では、第2圧力計86は、第1圧力計84の紙面奥側に位置している。そのため、左右方向9において、第1圧力計84の右端及び左端と第2圧力計86の右端及び左端とはそれぞれ同位置である。配置範囲R2は、サブタンク83及び第1ポンプ85の最も右側の位置から最も左側の位置に亘る範囲である。本実施形態において、前記最も右側の位置は、サブタンク83の右端であり、前記最も左側の位置は、サブタンク83の左端である。
また、図5に示されるように、左右方向9に沿った視線において、第1圧力計84と第2圧力計86の配置範囲R3は、サブタンク83及び第1ポンプ85の配置範囲R4と重複する。
ここで、配置範囲R3は、第1圧力計84及び第2圧力計86の最も前側の位置から最も後側の位置に亘る範囲である。本実施形態において、前記最も前側の位置は、第1圧力計84の前端であり、前記最も後側の位置は、第2圧力計86の後端である。配置範囲R4は、サブタンク83及び第1ポンプ85の最も前側の位置から最も後側の位置に亘る範囲である。本実施形態において、前記最も前側の位置は、サブタンク83の前端であり、前記最も後側の位置は、第1ポンプ85の後端である。
さらに、上述したように、第1圧力計84及び第2圧力計86は、上下方向7において、サブタンク83及び第1ポンプ85より上方に位置している。
以上より、上下方向7において、第1圧力計84と第2圧力計86の配置範囲は、サブタンク83及び第1ポンプ85の配置範囲と並んでいる。
第1流路部材60の肉厚部62及び第2ポンプ87は、配置範囲R3より前方に位置している。換言すると、第1流路部材60の肉厚部62及び第2ポンプ87は、配置範囲R3より搬送向き8Aの上流側にずれている。なお、第1流路部材60の肉厚部62及び第2ポンプ87は、配置範囲R3より搬送向き8Aの下流側にずれていてもよい。
[画像記録装置100の作用効果]
上記実施形態によれば、ヘッド38は、第1空間11に位置しており、サブタンク83、第1ポンプ85、第1圧力計84、第2ポンプ87、及び第2圧力計86は、第2空間12に位置している。つまり、サブタンク83、第1ポンプ85、第1圧力計84、第2ポンプ87、及び第2圧力計86は、ヘッド38の真上や真下に設けられていない。そのため、画像記録装置100が上下方向7に大型化することを抑制することができる。また、流路94や流路95からインクが漏れた場合に、漏れたインクがヘッド38に付着することを防止できる。
また、仮に、第1圧力計84及び第2圧力計86がヘッド38の上方や下方に配置されている場合、第1圧力計84及び第2圧力計86をヘッドと同じ高さに配置することができない。しかし、上記実施形態では、第1圧力計84及び第2圧力計86を左右方向9におけるヘッド38の横に配置することができる。そのため、第1圧力計84及び第2圧力計86をヘッド38と同じ高さに配置することができる。これにより、第1圧力計84及び第2圧力計86によってヘッド38内の圧力に近い値を検出することができる。
また、上記実施形態によれば、サブタンク83、第1ポンプ85、及び第2ポンプ87が搬送向き8Aに沿って並んでいるため、サブタンク83、第1ポンプ85、及び第2ポンプ87が左右方向9に並んだ構成と比べて、画像記録装置100の左右方向9の大型化を抑制することができる。
また、上記実施形態によれば、左右方向9において第2空間12が第1空間11の一方側に位置するため、画像記録装置100の左右方向9の大型化を抑制することができる。
また、上記実施形態によれば、第1圧力計84及び第2圧力計86を上下方向7においてヘッド38の近くに配置することができるため、第1圧力計84及び第2圧力計86によってヘッド38内の圧力に近い値を検出することができる。
また、サブタンク83、第1ポンプ85、及び第2ポンプ87は、搬送路43より下方に位置するため、サブタンク83、第1ポンプ85、及び第2ポンプ87の内部に貯留されたインクが漏れた場合に、漏れたインクが搬送路43や搬送路43上のシートSに付着する可能性を低くできる。
また、仮に、水平方向と上下方向7との間の流路90の屈曲や湾曲をチューブなどの管状部材によって再現する場合、流路90の屈曲や湾曲の部分で管状部材を曲げたり、専用の継手部品を使用したりする必要がある。
一方、本実施形態では、水平方向(前後方向8及び左右方向9)に沿った流路90を第1流路部材60及び第2流路部材70によって構成し、上下方向7に沿った流路90を管状部材50によって構成することができる。つまり、本実施形態では、水平方向と上下方向7との間の流路90の屈曲や湾曲を、第1流路部材60及び第2流路部材70と管状部材50との接続によって実現することができるため、管状部材を曲げたり、専用の継手部品を使用したりすることなく、当該屈曲や湾曲を簡単な構成で容易に実現することができる。
また、第1流路部材60を第1バッファ空間71分だけ大きくするだけで、流路93と連通した第1バッファ空間71を容易に実現している。
また、上記実施形態によれば、サブタンク83、第2ポンプ87、及び第1バッファ空間71が、搬送向き8Aに沿って並んでいるため、サブタンク83、第2ポンプ87、及び第1バッファ空間71が左右方向9に沿って並んだ構成と比べて、画像記録装置100の左右方向9の大型化を抑制することができる。
また、第1圧力計84と第2圧力計86は、ヘッド38と同じ高さに位置し、且つ、左右方向9においてヘッド38と並んで配置されているため、第1圧力計84及び第2圧力計86によってヘッド38内の圧力に近い値を検出することができる。
また、第1流路部材60を第2バッファ空間72分だけ大きくするだけで、流路92と連通した第2バッファ空間72を容易に実現している。
また、第1バッファ空間71及び第2バッファ空間72が左右方向9に並んでいることによって、第1流路部材60の形状が複雑化することを抑制することができる。
[変形例]
循環機構80内のレイアウトは、ヘッド38が、第1空間11に位置しており、サブタンク83、第1圧力計84、第1ポンプ85、第2圧力計86、及び第2ポンプ87が、第2空間12に位置していることを除いて、上記実施形態に示したレイアウト以外のレイアウトを採り得る。例えば、第1圧力計84及び第2圧力計86がヘッド38より下方に配置されていてもよい。また、例えば、サブタンク83、第1ポンプ85、及び第2ポンプ87は、前後方向8に沿って並んでいなくてもよい。また、例えば、前後方向8に沿った視線において、配置範囲R2と配置範囲R3とは重複していなくてもよい。
上記実施形態では、流路部材は、第1流路部材60及び第2流路部材70の2つの部材に分けられていた。しかし、流路部材は、1つの部材であってもよいし、3つ以上の部材の分けられていてもよい。
上記実施形態では、メインタンク34からサブタンク83へインクが流通し、サブタンク83とヘッド38とが流路94,95を介して接続されており、サブタンク83とヘッド38の間をインクが循環した。しかし、サブタンク83が設けられておらず、メインタンク34とヘッド38とが流路94,95を介して接続されており、メインタンク34とヘッド38の間をインクが循環するように構成されていてもよい。この場合、流路92,93も、メインタンク34と接続される。また、この場合、メインタンク34がタンクに相当する。
上記実施形態では、メインタンク34は、筐体30に対して着脱可能であった。これにより、メインタンク34が新たなものと交換されることによって、メインタンク34は、ヘッド38へ新たなインクを供給可能であった。しかし、メインタンク34は、このようなものに限らない。例えば、メインタンク34は、図2に破線で示されるような補充口15を備えていてもよい。補充口15は、メインタンク34の内部と外部とを連通している。インクが貯留されたボトル(不図示)が、補充口15に装着されることによって、ボトルからメインタンク34へインクが補充される。なお、このような構成の場合、メインタンク34は、筐体30に対して着脱可能でなくてもよく、筐体30に固定されていてもよい。
上記実施形態では、ヘッド38がシートSに画像を記録する方式は、ラインヘッド型のインクジェット記録方式であったが、これに限らず、例えば、シリアル型のインクジェット記録方式であってもよい。
上記実施形態では、シートSが被吐出媒体の一例として説明されているが、画像記録装置100が画像を記録する媒体はシートSに限らない。例えば、画像記録装置100によって画像を記録される被吐出媒体は、スマートフォンのケース等に利用される樹脂部材や、プリント基板や、布帛や、ビニールなどであってもよい。
上記実施形態では、インクが液体の一例として説明されているが、例えば、画像記録時にインクに先立ってシートSなどに吐出される前処理液や、ヘッド38を洗浄するための水が、液体に相当していてもよい。
上記実施形態では、搬送機構として、搬送ローラ対36、搬送ローラ対40、及び搬送ベルト101を備えていた。しかし、搬送機構は、搬送ローラ対36、搬送ローラ対40、及び搬送ベルト101に限らない。例えば、搬送機構は、ローラ対を備えておらず、1つまたは複数の搬送ベルトのみで構成されていてもよい。また、例えば、前記とは逆に、搬送機構は、搬送ベルトを備えておらず、1つまたは複数のローラ対のみで構成されていてもよい。もちろん、搬送機構は、ローラ対と搬送ベルトの双方を備えていてもよい。例えば、搬送機構は、搬送ローラ対36,40の代わりに搬送ベルトを備え、搬送ベルト101の代わりにローラ対を備えていてもよい。
また、搬送機構は、被吐出媒体をX-Y軸に移動させるステージであってもよい。ステージは、例えば、被吐出媒体として上述した樹脂部材を支持し、支持した樹脂部材をX方向(前後方向8)及びY方向(左右方向9)へ移動させるものである。
上記実施形態では、画像記録装置100は、インクジェット記録方式でシートSなどの被吐出媒体に画像を記録するものであったが、インクジェット記録方式に限らない。
例えば、画像記録装置100は、電子写真方式でシートSなどの被吐出媒体に画像を記録するものであってもよい。この場合、上述した前処理液は、例えば、被吐出媒体へのトナーの定着を補助する液体である。前処理液は、前処理液吐出のために設けられた前処理液用ヘッドから定着前の被吐出媒体へ吐出される。前処理液を被吐出媒体へ吐出することによって、前処理液を被吐出媒体へ吐出しない場合よりも低い温度で定着部39によるインクの定着を行うことができる。
また、例えば、画像記録装置100は、プリント基板の配線パターンを印刷する装置であってもよい。この場合、プリント基板が被吐出媒体に相当し、配線パターンを印刷するための金属粒子を含むインクが液体に相当する。
また、例えば、画像記録装置100は、3Dプリンタであってもよい。この場合、3Dプリンタによって造形される立体物を構成するための樹脂を含む液体が、液体及び被吐出媒体の双方に相当する。
1・・・第1仮想面
2・・・第2仮想面
8A・・・搬送向き
9・・・左右方向(幅方向)
11・・・第1空間
12・・・第2空間
36・・・搬送ローラ対(搬送機構)
38・・・ヘッド
38A・・・ノズル
40・・・搬送ローラ対(搬送機構)
43・・・搬送路
83・・・サブタンク(タンク)
84・・・第1圧力計
85・・・第1ポンプ
86・・・第2圧力計
87・・・第2ポンプ
94・・・流路(第1流路)
95・・・流路(第2流路)
100・・・画像記録装置(印刷装置)
101・・・搬送ベルト(搬送機構)
R1・・・配置範囲
R2・・・配置範囲
S・・・シート(被吐出媒体)

Claims (13)

  1. 内部空間を有する筐体と、
    被吐出媒体を搬送路に沿って搬送向きに搬送する搬送機構と、
    上下方向において上記搬送路の上方に上記搬送路と対向可能に位置し、上記搬送機構に搬送される被吐出媒体へ向けてノズルから液体を吐出するヘッドと、
    液体が貯留される第1タンクと、
    上記第1タンクから流入した液体が貯留される第2タンクと、
    上記第2タンクと上記ヘッドとを連通する第1流路と、
    上記第1流路に位置しており、上記第1流路における上記第2タンクと上記ヘッドの間の第1圧力を検出する第1圧力計と、
    上記第1流路に位置しており、上記第1圧力を調整する第1ポンプと、
    上記第2タンクと上記ヘッドとを連通する第2流路と、
    上記第2流路に位置しており、上記第2流路における上記ヘッドと上記第2タンクの間の第2圧力を検出する第2圧力計と、
    上記第2タンクを大気連通する第3流路と、
    上記第3流路に位置しており、上記第2圧力を調整する第2ポンプと、
    上記第3流路に位置しており、上記搬送向きにおける上記ヘッドよりも下流に位置する第1バッファ空間と、を備え、
    上記内部空間は、上記搬送向き及び上記上下方向に拡がる第1仮想面及び第2仮想面の間の第1空間と、上記第1空間以外の第2空間とで構成されており、
    上記ヘッドは、上記第1空間に位置しており、
    上記第2タンク、上記第1圧力計、上記第1ポンプ、上記第2圧力計、上記第2ポンプ、及び上記第1バッファ空間は、上記第2空間に位置しており、
    上記第1ポンプ、上記第2タンク、上記第1バッファ空間、上記第2ポンプの順に上記搬送向きに並んでおり、
    上記第1バッファ空間と上記第2ポンプは、上記搬送向きにおける上記ヘッドよりも下流に位置する印刷装置。
  2. 上記第2空間は、上記搬送向き及び上記上下方向と直交する幅方向において、上記第1空間の一方側に位置する請求項1に記載の印刷装置。
  3. 上記ヘッドと上記第1圧力計及び上記第2圧力計との上記上下方向の最短距離は、上記ヘッドと上記第2タンク、上記第1ポンプ、及び上記第2ポンプとの上記上下方向の最短距離よりも短い請求項1または2に記載の印刷装置。
  4. 上記第1圧力計と上記第2圧力計は、上記搬送向きに沿って並んでいる請求項1からのいずれかに記載の印刷装置。
  5. 上記第2タンク、上記第1ポンプ、及び上記第2ポンプは、上記上下方向において、上記搬送路よりも下方に位置する請求項1からのいずれかに記載の印刷装置。
  6. 記第2空間にあり、上記第1流路の一部、上記第2流路の一部、及び上記第3流路の一部を構成する流路部材を備え、
    上記流路部材は、上記第1流路、上記第2流路、及び上記第3流路にそれぞれ繋がる複数のポートを備え、
    上記複数のポートと、上記第2タンク、上記第1ポンプ、及び上記第2ポンプとは、上記上下方向に対向している請求項1からのいずれかに記載の印刷装置。
  7. 上記上下方向において、上記第1圧力計と上記第2圧力計の配置範囲は、上記第2タンク、及び上記第1ポンプの配置範囲と並んでおり、
    さらに、上記上下方向において、上記第1圧力計と上記第2圧力計は、上記第2タンク、上記第1ポンプ、及び上記第2ポンプよりも上方に位置し、
    上記第1バッファ空間 及び上記第2ポンプは、上記第1圧力計と上記第2圧力計の配置範囲に対して、上記搬送向きの上流側若しくは下流側にずれており、
    上記第1圧力計と上記第2圧力計は、上記上下方向において、上記ヘッドと同じ位置に位置し、且つ、上記搬送向き及び上記上下方向と直交する幅方向において、上記ヘッドと並んで配置される請求項に記載の印刷装置。
  8. 上記流路部材は、上記第2タンクを大気連通する第4流路の一部を構成している請求項に記載の印刷装置。
  9. 上記流路部材は、上記第4流路に第2バッファ空間を備え、
    上記第1バッファ空間及び上記第2バッファ空間は、上記搬送向き及び上記上下方向と直交する幅方向に並んでいる請求項に記載の印刷装置。
  10. 上記搬送路を挟んで上記ヘッドと対向する搬送ベルトを備え、
    上記搬送向き及び上記上下方向と直交する幅方向において、上記第2バッファ空間の長さは、上記搬送ベルトの長さよりも短く、
    上記第2バッファ空間における上記搬送向きの長さは、上記第2バッファ空間における上記幅方向の長さよりも長い請求項9に記載の印刷装置。
  11. 該印刷装置は、上記第1タンクを着脱可能に保持する保持部を備え、
    上記第1流路及び上記第2流路は、上記第2タンクと接続されている請求項1から10のいずれかに記載の印刷装置。
  12. 上記第1タンクは、液体を補充する補充口を有しており、
    記第1流路及び上記第2流路は、上記第2タンクと接続されている請求項1から11のいずれかに記載の印刷装置。
  13. 上記搬送路の下方に位置し且つ上記搬送向きにおける上記ヘッドよりも下流に位置する支持部材を更に備え、
    上記第1タンクは、上記第1空間と上記第2空間とに跨っており、
    上記搬送向き及び上下方向と直交する幅方向において、上記第1タンクの長さは、上記第2タンクの長さよりも長く、
    上記第1タンクは、上記第1バッファ空間、上記第2ポンプ、及び上記支持部材の下方に位置する請求項1から12のいずれかに記載の印刷装置。

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