JP7431411B2 - 化粧カウンター - Google Patents

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Description

本発明は、化粧カウンターに関し、特に鏡を備える化粧カウンターに関する。
従来から、洗面所に設けられる洗面化粧台は、化粧鏡の真下に洗面ボールがあり、使用者が洗面ボールの正面に立って化粧を行う(例えば、特許文献1)。
ところで、従来の洗面化粧台で目元等を局所的に化粧する際には、化粧鏡に顔を近づけて化粧を行う場合が多い。
このような場合、従来の洗面化粧台は、化粧鏡から使用者までの距離が離れているため、局所的に化粧する場合に前かがみになって化粧する必要があり、化粧しにくいという問題がある。
そこで、特許文献2では、化粧鏡とは別にミラー装置を着脱可能に設けた化粧台が開示されている。特許文献2の化粧台は、ミラー装置を使用者に近い位置に設けることで、前かがみにならずとも、局所的な化粧を快適に行うことができる。
特開2019-88850号公報 特開平8-150058号公報
しかしながら、特許文献2の化粧台では、局所的な化粧を行うことが容易になるが、不使用時には、ミラー装置が外部露出した状態となる。そのため、ミラー装置が空間的に嵩張り、見栄えも悪いという問題がある。
また、特許文献2の化粧台は、不使用時にミラー装置を取り外すことも可能であるが、使用時には再度ミラー装置を取り付ける必要があり、取り付け・取り外し作業が煩わしいという問題があり、実際には、常時ミラー装置を取り付けた状態にすることが多い。
そこで、本発明は、鏡としての機能をもち、従来に比べてシンプルな外観を呈する化粧カウンターを提供することを目的とする。
上記した解決するための請求項1に記載の発明は、カウンター本体と、ミラー部と、ヒンジ部を有し、前記カウンター本体は、本体面を有し、前記ミラー部は、ミラー面とカウンター面を両主面とする板状部位であって、前記ヒンジ部を介して前記カウンター本体に対して回転可能に取り付けられており、前記ミラー部は、前記カウンター本体に対して回転することで、前記カウンター面が前記カウンター本体の前記本体面とともに載置部を構成するカウンター姿勢と、前記カウンター面が前記カウンター本体の前記本体面に対して立ち上がった鏡姿勢に変更可能であり、前記ミラー部は、前記カウンター姿勢及び前記鏡姿勢のそれぞれで姿勢を維持可能であり、前記ミラー面は、常時鏡面を構成する鏡領域と、点灯時に発光する発光領域を含み、前記発光領域は、消灯時に前記鏡領域とともに一つの鏡面を構成するものであり、前記本体面に設けられた洗面ボールと、前記洗面ボールに注水可能な注水機構を備えた洗面設備を有し、前記ミラー部は、正面視したときに、前記洗面設備に対して幅方向に離れた位置にあり、前記カウンター本体は、使用者の脚の一部を挿入可能な挿入空間を有し、前記挿入空間は、前記カウンター姿勢において、前記ミラー部の下方に位置する、化粧カウンターである。
すなわち、本発明は、カウンター本体と、ミラー部と、ヒンジ部を有し、前記カウンター本体は、本体面を有し、前記ミラー部は、ミラー面とカウンター面を両主面とする板状部位であって、前記ヒンジ部を介して前記カウンター本体に対して回転可能に取り付けられており、前記ミラー部は、前記カウンター本体に対して回転することで、前記カウンター面が前記カウンター本体の前記本体面とともに載置部を構成するカウンター姿勢と、前記カウンター面が前記カウンター本体の前記本体面に対して立ち上がった鏡姿勢に変更可能であり、前記ミラー部は、前記カウンター姿勢及び前記鏡姿勢のそれぞれで姿勢を維持可能であり、前記ミラー面は、常時鏡面を構成する鏡領域と、点灯時に発光する発光領域を含む。
本発明の構成によれば、ミラー部を回転させることで、カウンター姿勢と鏡姿勢で姿勢変更可能である。そのため、鏡を使用するときには、鏡姿勢とすることで鏡台として使用することができ、鏡を使用しないときには、カウンター姿勢とすることでミラー部が載置部の一部として機能し、シンプルな外観を呈することができる。
本発明の構成によれば、ミラー部が照明としての機能と、鏡としての機能を兼ねるため、化粧カウンターのコンパクト化が可能である。
本発明の構成によれば、ミラー面が鏡領域と発光領域を含んでいるため、鏡として使用する際に発光領域を点灯させることで、使用者を光で照らすことができ、局所的な化粧であっても作業が行いやすい。
請求項2に記載の発明は、前記ミラー部は、前記カウンター姿勢において、前記カウンター面が前記カウンター本体の前記本体面とともに同一平面を構成しており、前記カウンター面及び前記本体面は、天然石材又は人工石材で構成され、前記カウンター姿勢において前記カウンター面が床面からの高さが58.5cm以上85.5cm以下の高さとなっている、請求項1に記載の化粧カウンターである。
本発明の構成によれば、例えば、椅子等を用いて化粧する場合に、椅子等に座った状態で化粧等の作業が行いやすく、快適に使用できる。
請求項3に記載の発明は、前記ミラー部は、前記鏡姿勢において、前記ミラー面が前記本体面に対して110度以上120度以下の角度で傾斜しており、前記ヒンジ部を介して前記ミラー部を前記カウンター本体に対して回転させることで前記鏡姿勢から前記カウンター姿勢に変更する際に、前記ミラー部の回転速度を遅くする回転遅延機構を備えている、請求項1又は2に記載の化粧カウンターである。
本発明の構成によれば、鏡姿勢においてミラー部が直立した姿勢に対して使用者の顔面側に傾いているため、使用者の顔の広範囲を視認しやすく、より精緻な化粧が可能である。
本発明の構成によれば、回転遅延機構を備えているので、ミラー部の重みで急に回転することを防止でき、ミラー部で指等を挟むことを抑制できる。そのため、安全性が高く、安心して使用できる。
請求項3において、前記ヒンジ部は、前記回転遅延機構を備えており、前記回転遅延機構は、前記ミラー部の回転方向とは逆の方向に負荷を付与することが好ましい。
本発明の構成によれば、ヒンジ部が回転遅延機構を備えているため、外観をよりシンプルにできる。
請求項に記載の発明は、前記本体面に設けられた洗面ボールと、前記洗面ボールに注水可能な注水機構を備えた洗面設備を有し、前記ミラー部は、正面視したときに、前記洗面設備に対して幅方向に離れた位置にある。
上記発明は、前記カウンター本体は、前記本体面に設けられた洗面ボールと、前記洗面ボールに注水可能な注水機構を備えていてもよい。
本発明の構成によれば、同じ化粧カウンター内で洗顔等も可能であるため、より快適に化粧できる。
請求項に記載の発明は、前記カウンター本体は、前記本体面に対して垂下した立壁部と、前記発光領域の発光強度を調節する調節部と、外部電気機器に給電可能な給電部を有し、前記調節部及び前記給電部は、前記立壁部に設けられている、請求項1~のいずれか1項に記載の化粧カウンターである。
本発明の構成によれば、調節部と給電部がカウンター本体の立壁部にそれぞれ設けられているので、発光領域の発光強度の調節しながら化粧を行ったり、ドライヤー等の外部電気機器を使用したりすることが可能である。そのため、便利でより快適に化粧等の作業が可能である。
請求項に記載の発明は、前記ミラー部は、鏡姿勢からカウンター姿勢に変更するに伴って前記発光領域が消灯する、請求項1~のいずれか1項に記載の化粧カウンターである。
請求項に記載の発明は、前記カウンター本体は、上方に向けて開放した収納部を備え、前記ミラー部は、前記カウンター姿勢において、前記収納部の上方を閉塞するものであり、前記ヒンジ部は、受座部と、ブラケット部と、カバー部と、締結要素を有し、前記受座部は、前記収納部の内壁部に固定されており、前記ブラケット部は、前記締結要素によって前記ミラー面に固定されており、前記ヒンジ部は、前記カウンター姿勢において、外部から視認不能となっており、前記ブラケット部は、前記鏡姿勢において、前記締結要素が外部から視認不能となるように前記カバー部によって覆われている、請求項1~のいずれか1項に記載の化粧カウンターである。
すなわち、本発明は、前記カウンター本体は、上方に向けて開放した収納部を備え、前記ミラー部は、前記カウンター姿勢において、前記収納部の上方を閉塞する。
本発明の構成によれば、ミラー部を収納部の蓋として使用できるため、収納部に化粧品等を収納した状態でカウンター姿勢とすることで、外部から化粧品等が見えず、化粧品等を収納していても、よりシンプルな外観を呈することができる。
発明は、前記ヒンジ部は、受座部と、ブラケット部と、カバー部と、締結要素を有し、前記受座部は、前記収納部の内壁部に固定されており、前記ブラケット部は、前記締結要素によって前記ミラー面に固定されており、前記ヒンジ部は、前記カウンター姿勢において、外部から視認不能となっており、前記ブラケット部は、前記鏡姿勢において、前記締結要素が外部から視認不能となるように前記カバー部によって覆われている。
ここでいう「締結要素」は、ねじ、釘、鋲、ボルトナットの組み合わせ等の上位概念であり、締結及びその解除が可能である一時締結要素を含む。
本発明の構成によれば、鏡姿勢としたときに、締結要素がカバー部によって隠されるため、シンプルでより意匠性の優れた外観を呈することができる。また、締結要素がカバー部によって保護されて外的要因によってはずれにくいため、信頼性も高い。
本発明によれば、鏡としての機能をもち、従来に比べてシンプルな外観を呈する。
本発明の第1実施形態の化粧カウンターの斜視図である。 図1の化粧カウンターの要部の分解斜視図である。 図1のミラー部の説明図であり、(a)は点灯時の正面図であり、(b)は消灯時の正面図である。 図1のヒンジ部の分解斜視図である。 図1の化粧カウンターの要部の分解斜視図である。 図1の化粧カウンターの縦断面図である。 図1の化粧カウンターの説明図であり、(a)は鏡姿勢の斜視図であり、(b)はカウンター姿勢の斜視図である。 本発明の他の実施形態のミラー部の説明図であり、(a)は一実施形態のミラー部の正面図であり、(b)は(a)とは異なる実施形態のミラー部の正面図である。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。
本発明の第1実施形態の化粧カウンター1は、洗面所や浴室等に設けられるものであり、図1のように、主にカウンター本体2と、ミラー部3と、ヒンジ部5と、洗面設備6と、一時締結要素7a,7bを備えている。
化粧カウンター1は、ミラー部3をカウンター本体2に対して相対的に回転させることで、カウンター本体2に対してミラー部3が立ち上がった鏡姿勢(図7(a)参照)と、カウンター本体2とミラー部3が同一平面を構成するカウンター姿勢(図7(b)参照)との間で姿勢変更が可能となっている。また、化粧カウンター1は、鏡姿勢及びカウンター姿勢において独立して姿勢を維持可能となっている。
カウンター本体2は、図1のように、本体面15を構成する本体部10と、化粧品等を収納可能な収納部11と、ミラー部3の発光強度を調節する調節部12と、外部電気機器に給電可能な給電部13と、使用者の脚の一部を挿入可能な挿入空間14を備えている。
本体部10は、図2のように、載置板16と、立壁部17を備えている。
載置板16は、本体部10の天面たる本体面15を構成する板体であり、化粧品等を載置可能となっている。載置板16は、収納部11に沿って前端部から中間部に向かって延びた切り欠き部を備えている。
載置板16は、天然石材又は人工石材で構成されていることが好ましく、大理石で構成されていることが好ましい。
立壁部17は、本体部10の前面を構成し、載置板16の前方側端部又はその近傍から垂下して延びる部位である。
立壁部17には、図2のように、調節部12と給電部13が設けられており、幅方向Xにおいて調節部12と給電部13が隣接して配されている。
収納部11は、化粧品等を収納可能な部位であり、化粧カウンター1の前後方向の中間部から前端部に向けて設けられている。
収納部11は、底壁部21と、底壁部21から直立した側壁部22~25(内壁部)を備えており、壁部21~25によって囲繞された収納空間20を備えている。
図6に示されるカウンター本体2の本体面15の高さHは、床面からの膝下長さ(45cm程度)の1.3倍以上1.9倍以下の高さであることが好ましい。例えば、カウンター本体2の本体面15の高さHは、58.5cm以上85.5cm以下の高さであることが好ましい。
収納空間20は、上方に向けて開放した空間である。
ミラー部3は、図6のように、カウンター面30とミラー面31を両主面とする板体であり、カウンター面30の裏面がミラー面31となっている。
ミラー部3は、収納空間20を閉塞する蓋部として機能する部位であり、載置側板部32と、収納側板部33で構成されている。
また、ミラー部3は、平面視したときに、四角形状であり、幅方向Xに直線状に延びる一辺34を有している。
載置側板部32は、カウンター面30を構成する部位であり、カウンター姿勢において天面を構成する部位である。
載置側板部32は、載置板16と同一の材料で構成されており、天然石材又は人工石材で構成されていることが好ましい。本実施形態では、載置側板部32は、大理石で構成されていることが好ましい。
収納側板部33は、ミラー面31を構成し、カウンター姿勢において底面を構成する部位である。
収納側板部33は、面状パネルを内蔵しており、ミラー面31が、鏡領域35と、鏡領域35の周囲に発光領域36a,36bを備えている。
本実施形態のミラー面31は、ミラー部3の幅方向において発光領域36a,36bが鏡領域35を挟むように配置されている。
鏡領域35は、常時鏡面を構成する領域である。
発光領域36a,36bは、図3(a)のように点灯時に発光する領域であり、図3(b)のように消灯時に鏡領域35とともに一つの鏡面を構成する領域でもある。
発光領域36a,36bは、前後方向に延びた帯状の領域となっている。
面状パネルは、有機EL素子を内蔵した有機ELパネルである。
ミラー部3は、カウンター姿勢から鏡姿勢に変更するに伴って発光領域36a,36bが点灯し、鏡姿勢からカウンター姿勢に変更するに伴って発光領域36a,36bが消灯する構成としてもよいし、別途設けられたスイッチによって点灯及び消灯する構成としてもよい。
ヒンジ部5は、カウンター本体2に対してミラー部3を相対的に回転可能に支持する部位である。
ヒンジ部5は、ミラー部3への外力を無付加の状態でミラー部3を回転し鏡姿勢からカウンター姿勢に姿勢変更して化粧カウンター1を平面化する際に、ミラー部3の回転速度を遅くする回転遅延機構を備えるものである。
すなわち、ヒンジ部5は、回転遅延機構によって、鏡姿勢からカウンター姿勢に変更する際にゆっくりとミラー部3を回転可能となっている。
ヒンジ部5は、図4のように、受座部50と、ブラケット部51と、回転ダンパー52と、カバー部53で構成されている。
受座部50は、第1節部60と、第2節部61と、第3節部62と、第4節部63で構成され、4節リンク機構を構成するものである。
第1節部60は、図4のように、一時締結要素7aによって収納部11の側壁部23,25に固定するための締結用挿通孔64を備えている。
第3節部62には、軸受部65を備えている。
軸受部65は、回転ダンパー52の軸部75を受ける部位である。
ブラケット部51は、図4のように、ダンパー用取付穴72と、締結用挿通孔73を備えている。
ダンパー用取付穴72は、回転ダンパー52を取り付けて固定する固定穴である。
締結用挿通孔73は、一時締結要素7bによってミラー部3のミラー面31に固定するための挿通孔である。
回転ダンパー52は、軸部75と、本体部76を有し、軸部75の回転方向に対して逆向きの制動力を発生する部材である。すなわち、軸を順方向に回転させると、逆方向に制動力が生じる。
カバー部53は、ブラケット部51を覆い、ブラケット部51のミラー面31への固定に使用する一時締結要素7bを外部から視認不能にするカバーである。
洗面設備6は、洗顔等に使用されるものであり、図1のように、洗面ボール80と、注水機構81を備えている。
注水機構81は、洗面ボール80のへその真上に設けられており、洗面ボール80に向かって注水可能となっている。
続いて、鏡姿勢における化粧カウンター1の各部材の位置関係について説明する。
収納部11は、幅方向Xに幅をもち、化粧カウンター1の中間部から前端部に向かって延びている。すなわち、化粧カウンター1は、収納部11よりも後方側の部分に載置板16がある。
ミラー部3は、図1のように、洗面設備6に対して幅方向Xに離れた位置にある。すなわち、ミラー部3は、化粧カウンター1全体を正面視したときに、幅方向X(左右方向)に離れている。
ミラー部3は、本体面15に対して傾倒しており、ミラー面31が本体面15に対して所定の傾斜角度で傾斜している。
図7に示されるミラー面31の本体面15に対する傾斜角度θは、90度を超過し、110度以上120度以下であることが好ましい。
また、ミラー面31の裏面たるカウンター面30の本体面15に対する傾斜角度は、60度以上70度以下であることが好ましい。
本実施形態のミラー面31は、本体面15に対して115度の傾斜角度で傾斜している。
ミラー部3は、一辺34に沿ってヒンジ部5が取り付けられており、カウンター本体2に対して回転可能に取り付けられている。
ヒンジ部5は、図4のように一時締結要素7aによって受座部50の第1節部60が収納部11の側壁部23に固定されており、図5のように一時締結要素7bによってブラケット部51がミラー部3に固定されている。
続いて、ミラー部3を回転させ、鏡姿勢からカウンター姿勢に変更する際の化粧カウンター1の動作について説明する。
使用者がミラー部3を操作し、化粧カウンター1を鏡姿勢からカウンター姿勢に変更すると、ヒンジ部5の回転ダンパー52により、ミラー部3の回転方向に対して逆方向の力が加わりながら、ミラー部3が回転する。すなわち、化粧カウンター1は、重力に抗ってゆっくりとミラー部3が回転する。
続いて、カウンター姿勢における化粧カウンター1の各部材の位置関係について説明する。
カウンター本体2の本体面15とミラー部3のカウンター面30は、同一平面を構成し、面一となっている。すなわち、カウンター本体2の本体面15とミラー部3のカウンター面30は、化粧品等を載置可能な一つの載置部を構成している。
化粧カウンター1は、カウンター姿勢において、ミラー部3が収納空間20を閉塞しており、本体面15側からヒンジ部5が視認不能となっている。
第1実施形態の化粧カウンター1によれば、ミラー部3を回転させることで、カウンター姿勢と鏡姿勢で姿勢変更可能であるため、鏡を使用するときには、鏡姿勢とすることで鏡台として使用することができ、鏡を使用しないときには、カウンター姿勢とすることで本体面15とカウンター面30が面一となって一つの載置部を構成するため、シンプルな外観を呈することができる。
第1実施形態の化粧カウンター1によれば、ミラー部3のミラー面31が鏡領域35と発光領域36a,36bを含んでいるため、発光領域36a,36bを点灯させることで、使用者を光で照らすことができ、局所的な化粧であっても作業が行いやすい。
第1実施形態の化粧カウンター1によれば、鏡姿勢にすることで、椅子等に座った使用者の顔面とミラー部3を正対させることが可能である。そのため、椅子等に座った状態で化粧等の作業が行いやすく、リラックスしながら、快適に使用できる。
上記した実施形態では、ミラー部3は四角形状をしていたが、本発明はこれに限定されるものではない。ミラー部3の形状は特に限定されない。ミラー部3は、例えば、半円状や円の一部を弦で切断した形状(欠円形状や弓形状)であってもよいし、五角形状や六角形状、八角形状などの多角形状であってもよい。
ミラー部3が半円状の場合には、図8(a)のように、発光領域36を円弧に沿って設けることが好ましい。ミラー部3が多角形状の場合には、図8(b)のように、発光領域36を特定の辺に沿って設けることが好ましい。
上記した実施形態では、回転遅延機構としてヒンジ部5に内蔵した回転ダンパー52を使用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。他の種類の回転遅延機構を使用してもよい。
上記した実施形態では、ミラー部3は、化粧カウンター1の前端部に設けられていたが、本発明はこれに限定されるものではない。ミラー部3は、化粧カウンター1の前後方向の中間部に設けられていてもよい。
上記した実施形態では、ミラー部3は、鏡姿勢とカウンター姿勢の2姿勢のみ維持可能であったが、本発明はこれに限定されるものではない。ミラー部3は、鏡姿勢とカウンター姿勢の間で段階的に姿勢を維持可能となっていてもよい。
上記した実施形態では、調節部12を立壁部17に設けていたが、本発明はこれに限定されるものではない。ミラー部3に調節部12を設けてもよい。
上記した実施形態は、本発明の技術的範囲に含まれる限り、各実施形態間で各構成部材を自由に置換や付加できる。
1 化粧カウンター
2 カウンター本体
3 ミラー部
5 ヒンジ部
6 洗面設備
11 収納部
12 調節部
13 給電部
15 本体面
17 立壁部
22~25 側壁部(内壁部)
30 カウンター面
31 ミラー面
35 鏡領域
36a,36b 発光領域
50 受座部
51 ブラケット部
52 回転ダンパー(回転遅延機構)
53 カバー部
80 洗面ボール
81 注水機構

Claims (7)

  1. カウンター本体と、ミラー部と、ヒンジ部を有し、
    前記カウンター本体は、本体面を有し、
    前記ミラー部は、ミラー面とカウンター面を両主面とする板状部位であって、前記ヒンジ部を介して前記カウンター本体に対して回転可能に取り付けられており、
    前記ミラー部は、前記カウンター本体に対して回転することで、前記カウンター面が前記カウンター本体の前記本体面とともに載置部を構成するカウンター姿勢と、前記カウンター面が前記カウンター本体の前記本体面に対して立ち上がった鏡姿勢に変更可能であり、
    前記ミラー部は、前記カウンター姿勢及び前記鏡姿勢のそれぞれで姿勢を維持可能であり、
    前記ミラー面は、常時鏡面を構成する鏡領域と、点灯時に発光する発光領域を含み、
    前記発光領域は、消灯時に前記鏡領域とともに一つの鏡面を構成するものであり、
    前記本体面に設けられた洗面ボールと、前記洗面ボールに注水可能な注水機構を備えた洗面設備を有し、
    前記ミラー部は、正面視したときに、前記洗面設備に対して幅方向に離れた位置にあり、
    前記カウンター本体は、使用者の脚の一部を挿入可能な挿入空間を有し、
    前記挿入空間は、前記カウンター姿勢において、前記ミラー部の下方に位置する、化粧カウンター。
  2. 前記ミラー部は、前記カウンター姿勢において、前記カウンター面が前記カウンター本体の前記本体面とともに同一平面を構成しており、
    前記カウンター面及び前記本体面は、天然石材又は人工石材で構成され、前記カウンター姿勢において前記カウンター面が床面からの高さが58.5cm以上85.5cm以下の高さとなっている、請求項1に記載の化粧カウンター。
  3. 前記ミラー部は、前記鏡姿勢において、前記ミラー面が前記本体面に対して110度以上120度以下の角度で傾斜しており、
    前記ヒンジ部を介して前記ミラー部を前記カウンター本体に対して回転させることで前記鏡姿勢から前記カウンター姿勢に変更する際に、前記ミラー部の回転速度を遅くする回転遅延機構を備えている、請求項1又は2に記載の化粧カウンター。
  4. 前記ヒンジ部は、前記回転遅延機構を備えており、
    前記回転遅延機構は、前記ミラー部の回転方向とは逆の方向に負荷を付与する、請求項3に記載の化粧カウンター。
  5. 前記カウンター本体は、前記本体面に対して垂下した立壁部と、前記発光領域の発光強度を調節する調節部と、外部電気機器に給電可能な給電部を有し、
    前記調節部及び前記給電部は、前記立壁部に設けられている、請求項1~のいずれか1項に記載の化粧カウンター。
  6. 前記ミラー部は、鏡姿勢からカウンター姿勢に変更するに伴って前記発光領域が消灯する、請求項1~のいずれか1項に記載の化粧カウンター。
  7. 前記カウンター本体は、上方に向けて開放した収納部を備え、
    前記ミラー部は、前記カウンター姿勢において、前記収納部の上方を閉塞するものであり、
    前記ヒンジ部は、受座部と、ブラケット部と、カバー部と、締結要素を有し、
    前記受座部は、前記収納部の内壁部に固定されており、
    前記ブラケット部は、前記締結要素によって前記ミラー面に固定されており、
    前記ヒンジ部は、前記カウンター姿勢において、外部から視認不能となっており、
    前記ブラケット部は、前記鏡姿勢において、前記締結要素が外部から視認不能となるように前記カバー部によって覆われている、請求項1~のいずれか1項に記載の化粧カウンター。
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