JP7431140B2 - ハンドルカバー - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施の形態であるハンドルカバーを示したものである。ここで例示するハンドルカバー10は、図2及び図3に示すように、ドアパネル1の表面1aに対してほぼ直角に突出するように設けられる取付部21と、取付部21の突出端部からドアパネル1の表面1aに対向するように延在した操作部22とを有したドアハンドル20に装着されるものである。ドアハンドル20の取付部21及び操作部22は、それぞれ断面が円形の柱状を成し、取付部21に比べて操作部22の軸方向に沿った寸法が長く形成してある。本実施の形態では特に、取付部21及び操作部22が同一の外径を有し、取付部21が操作部22の周面に連結されたドアハンドル20を例示している。ドアパネル1は、図には明示していないが、一方の側縁部がヒンジによって枠体に支持してあり、上下に沿った軸心を中心として回転することにより、枠体に対して開いた状態と閉じた状態とに移動することが可能である。図2からも明らかなように、ドアハンドル20が通常状態にある場合には、操作部22がほぼ水平となるように延在している。この状態から取付部21を中心として操作部22の延在端部が下方に移動するようにドアハンドル20を回転させた場合には、図2(c)に示すように、ドアパネル1の戸先部分に設けられたラッチ2が解除状態(ドアパネルの戸先面から突出しない状態)となり、図示せぬ枠体に対してドアパネル1を開くことが可能となる。ドアハンドル20から操作力を除去すると、再び操作部22がほぼ水平となった状態に復帰する。
この発明によれば、例えば第1係止部が弾性変形可能に設けられている場合、先に第2係合片に取付部を配置する。この状態から第1係止部と当接体との隙間を拡開しながら互いの間に操作部を配置するとともに、ベース体を操作部の周面に当接させれば、ドアハンドルに対してハンドルカバーを装着することができる。一方、逆の操作を行えば、ドアハンドルからハンドルカバーを取り外すことができる。従って、ハンドルカバーを取り付ける際、さらには洗浄・消毒等のメンテナンスによってドアハンドルから着脱する際に工具が不要であり、これらの作業を容易化することが可能となる。なお、第2係止部が弾性変形可能に設けられている場合には、先に第1係合片に操作部を配置し、その後に第2係止部と当接体との間に取付部を配置すれば良い。
この発明によれば、ドアハンドルに対するハンドルカバーのすべての方向の相対移動を制限することができるようになる。
この発明によれば、前腕部を操作係合部に係合させることにより手指でドアハンドルを握ることなくドアパネルを開くことができるため、衛生上の問題を解決することができるばかりでなく、両手に荷物を持っている状況であってもドアパネルを開くことができる等、利便性を向上させることができる。
この発明によれば、第1係止部が180°未満の範囲を覆うように構成してあるため、ドアハンドルに取り付ける場合の第1係止部の弾性変形量を小さくすることができ、作業をより容易に実施することが可能となる。
この発明によれば、第2係止部と第2当接体との離隔距離を大きく確保することができるため、ドアハンドルへの取り付け作業をより容易に行うことが可能となる。
Claims (5)
- ドアパネルの表面に対して突出するように設けられる取付部と、前記取付部の突出端部から前記ドアパネルの表面に対向するように延在した操作部とを有したドアハンドルに装着されるハンドルカバーであって、
前記操作部の周面に対向して配設されるベース体と、
前記ベース体から前記操作部の周面の一部を覆うように設けられ、前記操作部の周面に対する前記ベース体の離隔移動を制限する第1係止部と、
前記ベース体から前記取付部の周面の一部を覆うように設けられ、前記操作部の周面に対する前記ベース体の離隔移動を制限する第2係止部と、
前記第1係止部及び前記第2係止部の少なくとも一方に対応して設けられる当接体と、
前記ドアパネルの表面に対向する方向に沿って延在した係合面を有する操作係合部と
を有し、前記当接体に対応した前記第1係止部及び前記第2係止部の少なくとも一方は、弾性的に変形して前記当接体との間の隙間を拡開した場合に互いの間に前記ドアハンドルが配置可能となり、前記当接体との間おいて前記ドアハンドルに対する離隔移動が制限されるように構成されていることを特徴とするハンドルカバー。 - 前記当接体は、前記第1係止部に対応した第1当接体及び前記第2係止部に対応した第2当接体を含むことを特徴とする請求項1に記載のハンドルカバー。
- 前記操作係合部は、前記ドアパネルとの間に前腕部の挿入が可能となる隙間を確保した状態で前記ベース体から突出して設けられていることを特徴とする請求項1に記載のハンドルカバー。
- 前記ベース体、前記第1当接体及び前記第2当接体は、それぞれ平板状を成し、互いに直角に延在するように設けられたものであり、
前記第2当接体は、前記ベース体が前記操作部の周面に当接された状態において前記操作部の端面に当接するように設けられ、
前記第1係止部は、弾性変形可能となるように構成され、かつ前記操作部において前記ベース体との接点となる位置から180°未満の範囲を覆うように構成されていることを特徴とする請求項2に記載のハンドルカバー。 - 前記ベース体は、前記操作部の周面を覆う操作カバー部と、前記操作カバー部から屈曲するように延在し、前記取付部の周面を覆う取付カバー部とを有したものであり、
前記操作カバー部に前記第1係止部、前記第2当接体及び前記操作係合部が設けられ、
前記取付カバー部に前記第2係止部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載のハンドルカバー。
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Citations (4)
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JP2008127841A (ja) | 2006-11-20 | 2008-06-05 | Miwa Lock Co Ltd | レバーハンドル |
EP3029225A1 (de) | 2014-11-21 | 2016-06-08 | Hartmut Keitel | Tür mit einer handbetätigbaren türklinke |
JP2018201473A (ja) | 2017-06-09 | 2018-12-27 | 株式会社アイホー | 加熱調理装置 |
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