JP7429303B2 - パワーユニットおよびパワーユニットの組立方法 - Google Patents

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Description

本発明は、パワーユニットおよびパワーユニットの組立方法に係り、特に、モータを動力源とする車両に適用されるパワーユニットおよびパワーユニットの組立方法に関する。
従来から、車両に搭載されたバッテリから供給される電力でインナロータ式のモータを駆動して走行する鞍乗型車両が知られている。
特許文献1には、ユニットスイング式のパワーユニットを有するスクータ型の鞍乗型電動車両において、インナロータ式のモータと車軸との間に配設された動力伝達機構に対して、インナロータの回転軸に形成された減速ギヤから駆動力を伝達するようにした構成が開示されている。
特開2019-64344号公報
しかし、特許文献1のような構造では、ユニットスイングのケースに固定されたアウタステータに対してインナロータを所定位置に収める際に、磁力によってインナロータがアウタステータに干渉することを防ぐために、専用の治具が必要となったり組み立て工数が増加するという課題があった。
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、インナロータとアウタステータとの干渉を防ぐと共に組み立て工数を低減できるパワーユニットおよびパワーユニットの組立方法を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、インナロータ(R)が固定されたロータシャフト(S)を有するモータ(M)と、前記ロータシャフト(S)を収容するケース(C)と、前記ロータシャフト(S)の駆動力を下流側に伝達するドライブギヤ(D)とを有するパワーユニット(10)において、前記ドライブギヤ(D)は、前記ロータシャフト(S)と別体式の略円筒形状をなして前記ロータシャフト(S)の外周面と結合可能に構成されており、前記ドライブギヤ(D)の外周面に、駆動力を下流側に伝達するギヤ部(65)と非ギヤ部(65a)とが設けられており、前記ケース(C)に外輪(53b)を圧入された軸受(53)を有し、前記非ギヤ部(65a)が前記軸受(53)の内輪(53a)に圧入されることで前記ドライブギヤ(D)が所定位置に収まる点に第1の特徴がある。
また、前記ロータシャフト(S)の一方側の軸端部に、前記ロータシャフト(S)および前記ドライブギヤ(D)を前記軸受(53)の内輪(53a)に共締め固定するためのナット(52)が締結される点に第2の特徴がある。
また、前記ケース(C)には、前記ロータシャフト(S)の一方側の軸端部に対応する位置に開口部(82)が設けられており、前記開口部(82)に着脱可能な封止部材(50)を備える点に第3の特徴がある。
また、前記ドライブギヤ(D)の内周面に内周側スプライン(66)が形成され、前記ロータシャフト(S)の外周面に前記内周側スプライン(66)に係合する外周側スプライン(71)が形成されており、前記封止部材(50)におねじ(80)が形成され、前記開口部(82)に前記おねじ(80)に螺合するめねじ(81)が形成され、前記封止部材(50)に、前記ロータシャフト(S)の一方側の軸端部に当接するカラー(64)を保持するカラー位置決め部(50b)が設けられている点に第4の特徴がある。
また、前記ドライブギヤ(D)の内周面には、前記ロータシャフト(S)が挿入される側に、前記内周側スプライン(66)が形成されない非スプライン部(67)が設けられる点に第5の特徴がある。
また、前記ロータシャフト(S)には、一方側の軸端部から順に、ナット締結用ねじ部(70)、前記外周側スプライン(71)、円筒部(72)が設けられ、前記ドライブギヤ(D)の非スプライン部(67)の内径(d1)は、前記円筒部(72)の外径(d2)より所定長さ(d3)だけ大きく、前記所定長さ(d3)が、前記インナロータ(R)とアウタステータ(T)との間のエアギャップ(t)より短い点に第6の特徴がある。
また、前記ロータシャフト(S)には、前記ケース(C)に嵌合されるオイルシール(55)が係合するオイルシール対応部(73)が設けられており、前記オイルシール(55)が、前記封止部材(50)を回転させて前記ロータシャフト(S)を摺動させる期間中に、前記オイルシール対応部(73)に係合する点に第7の特徴がある。
さらに、インナロータ(R)が固定されたロータシャフト(S)を有するモータ(M)と、前記ロータシャフト(S)を収容するケース(C)と、前記ロータシャフト(S)の駆動力を下流側に伝達するドライブギヤ(D)とを有するパワーユニットの組立方法において、前記ドライブギヤ(D)は、前記ロータシャフト(S)と別体式の略円筒形状をなして前記ロータシャフト(S)の外周面と結合可能に構成され、前記ロータシャフト(S)の一方側の軸端部に、前記ロータシャフト(S)および前記ドライブギヤ(D)を前記軸受(53)の内輪(53a)に固定するためのナット(52)が締結され、前記ケース(C)には、前記ロータシャフト(S)の一方側の軸端部に対応する位置に開口部(82)が設けられ、前記開口部(82)に着脱可能な封止部材(50)を備え、前記ドライブギヤ(D)の内周面に内周側スプライン(66)が形成され、前記ロータシャフト(S)の外周面に前記内周側スプライン(66)に係合する外周側スプライン(71)が形成され、前記封止部材(50)におねじ(80)が形成され、前記開口部(82)に前記おねじに螺合するめねじ(81)が形成され、前記封止部材(50)に、前記ロータシャフト(S)の一方側の軸端部に当接するカラー(64)を保持するカラー位置決め部(50b)が設けられており、前記カラー位置決め部(50b)に前記カラー(64)を保持させた状態で前記封止部材(50)を前記開口部(82)に取り付ける手順と、前記ドライブギヤ(D)に前記ロータシャフト(S)を挿入して、該ロータシャフト(S)の一方側の軸端部を前記カラー(64)に突き当てる手順と、前記封止部材(50)を緩めることで前記ロータシャフト(S)を徐々に摺動させる手順と、前記封止部材(50)を前記開口部(82)から取り外して、前記ロータシャフト(S)を所定位置に収めると共に前記カラー(64)を除去する手順と、前記ロータシャフト(S)の一方側の軸端部に前記ナット(52)を締結する手順と、前記開口部(82)に前記封止部材(50)を取り付ける手順とを含む点に第8の特徴がある。
第1の特徴によれば、インナロータ(R)が固定されたロータシャフト(S)を有するモータ(M)と、前記ロータシャフト(S)を収容するケース(C)と、前記ロータシャフト(S)の駆動力を下流側に伝達するドライブギヤ(D)とを有するパワーユニット(10)において、前記ドライブギヤ(D)は、前記ロータシャフト(S)と別体式の略円筒形状をなして前記ロータシャフト(S)の外周面と結合可能に構成されており、前記ドライブギヤ(D)の外周面に、駆動力を下流側に伝達するギヤ部(65)と非ギヤ部(65a)とが設けられており、前記ケース(C)に外輪(53b)を圧入された軸受(53)を有し、前記非ギヤ部(65a)が前記軸受(53)の内輪(53a)に圧入されることで前記ドライブギヤ(D)が所定位置に収まるので、ロータシャフトとドライブギヤを別体式とすることで、先に組み込んだドライブギヤをガイドとしてロータシャフトを容易に組み付けることができる。これにより、ロータシャフトに固定されたインナロータがアウタステータに干渉することがなく、インナロータの組付けに特別な治具を不要とし、かつインナロータとアウタステータの間で生じる強力な磁力に対しても安全に組み付けることができる。その結果、生産性向上とサービス性向上が可能となる。
第2の特徴によれば、前記ロータシャフト(S)の一方側の軸端部に、前記ロータシャフト(S)および前記ドライブギヤ(D)を前記軸受(53)の内輪(53a)に共締め固定するためのナット(52)が締結されるので、ナットを締結することでスラスト方向のガタがなくなり、ドライブギヤやロータシャフトがガタ分移動して発生するスラスト打音の発生を防止できる。これにより、静粛性が求められる電動車両において優位性を得ることができる。
第3の特徴によれば、前記ケース(C)には、前記ロータシャフト(S)の一方側の軸端部に対応する位置に開口部(82)が設けられており、前記開口部(82)に着脱可能な封止部材(50)を備えるので、封止部材を開口部から取り外すことでナットを容易に着脱できると共に、封止部材を開口部に取り付けることでケース内のオイルを密閉することが可能となる。
第4の特徴によれば、前記ドライブギヤ(D)の内周面に内周側スプライン(66)が形成され、前記ロータシャフト(S)の外周面に前記内周側スプライン(66)に係合する外周側スプライン(71)が形成されており、前記封止部材(50)におねじ(80)が形成され、前記開口部(82)に前記おねじ(80)に螺合するめねじ(81)が形成され、前記封止部材(50)に、前記ロータシャフト(S)の一方側の軸端部に当接するカラー(64)を保持するカラー位置決め部(50b)が設けられているので、ロータシャフトをドライブギヤに挿入する際に、ロータシャフト軸端と封止部材との間にカラーを挟んでおくことで、インナロータが磁力によってアウタステータに急激に引き寄せられて内周側スプラインと外周側スプラインとが急激に衝突することを防ぐことができる。また、封止部材を締め込んだ状態でロータシャフトを挿入した後、封止部材を緩めていくことで、磁力に抗してロータシャフトを所定位置に向けてゆっくり摺動させることが可能となる。
第5の特徴によれば、前記ドライブギヤ(D)の内周面には、前記ロータシャフト(S)が挿入される側に、前記内周側スプライン(66)が形成されない非スプライン部(67)が設けられるので、ロータシャフトをドライブギヤに挿入する際に、スプラインの形成されていない挿入初期の状態で中心合わせを行った後で、ロータシャフトを回転させてスプラインを嵌合させることができ、組付け作業が容易となる。
第6の特徴によれば、前記ロータシャフト(S)には、一方側の軸端部から順に、ナット締結用ねじ部(70)、前記外周側スプライン(71)、円筒部(72)が設けられ、前記ドライブギヤ(D)の非スプライン部(67)の内径(d1)は、前記円筒部(72)の外径(d2)より所定長さ(d3)だけ大きく、前記所定長さ(d3)が、前記インナロータ(R)とアウタステータ(T)との間のエアギャップ(t)より短いので、ロータシャフトをドライブギヤに挿入する際に、ロータシャフトの円筒部がドライブギヤの非スプライン部に当接しても、インナロータとアウタステータとが接触することがなく、組付け作業を容易に行うことができる。
第7の特徴によれば、前記ロータシャフト(S)には、前記ケース(C)に嵌合されるオイルシール(55)が係合するオイルシール対応部(73)が設けられており、前記オイルシール(55)が、前記封止部材(50)を回転させて前記ロータシャフト(S)を摺動させる期間中に、前記オイルシール対応部(73)に係合するので、ロータシャフトがゆっくり摺動する期間にオイルシールがオイルシール対応部に係合することとなり、ロータシャフトをドライブギヤに挿入する際に、オイルシールに衝撃が加わることを防ぐことができる。
第8の特徴によれば、インナロータ(R)が固定されたロータシャフト(S)を有するモータ(M)と、前記ロータシャフト(S)を収容するケース(C)と、前記ロータシャフト(S)の駆動力を下流側に伝達するドライブギヤ(D)とを有するパワーユニットの組立方法において、前記ドライブギヤ(D)は、前記ロータシャフト(S)と別体式の略円筒形状をなして前記ロータシャフト(S)の外周面と結合可能に構成され、前記ロータシャフト(S)の一方側の軸端部に、前記ロータシャフト(S)および前記ドライブギヤ(D)を前記軸受(53)の内輪(53a)に固定するためのナット(52)が締結され、前記ケース(C)には、前記ロータシャフト(S)の一方側の軸端部に対応する位置に開口部(82)が設けられ、前記開口部(82)に着脱可能な封止部材(50)を備え、前記ドライブギヤ(D)の内周面に内周側スプライン(66)が形成され、前記ロータシャフト(S)の外周面に前記内周側スプライン(66)に係合する外周側スプライン(71)が形成され、前記封止部材(50)におねじ(80)が形成され、前記開口部(82)に前記おねじに螺合するめねじ(81)が形成され、前記封止部材(50)に、前記ロータシャフト(S)の一方側の軸端部に当接するカラー(64)を保持するカラー位置決め部(50b)が設けられており、前記カラー位置決め部(50b)に前記カラー(64)を保持させた状態で前記封止部材(50)を前記開口部(82)に取り付ける手順と、前記ドライブギヤ(D)に前記ロータシャフト(S)を挿入して、該ロータシャフト(S)の一方側の軸端部を前記カラー(64)に突き当てる手順と、前記封止部材(50)を緩めることで前記ロータシャフト(S)を徐々に摺動させる手順と、前記封止部材(50)を前記開口部(82)から取り外して、前記ロータシャフト(S)を所定位置に収めると共に前記カラー(64)を除去する手順と、前記ロータシャフト(S)の一方側の軸端部に前記ナット(52)を締結する手順と、前記開口部(82)に前記封止部材(50)を取り付ける手順とを含むので、ロータシャフトとドライブギヤを別体式とすることで、先に組み込んだドライブギヤをガイドとしてロータシャフトを容易に組み付けることができる。これにより、ロータシャフトに固定されたインナロータがアウタステータに干渉することがなく、インナロータの組付けに特別な治具を不要とし、かつインナロータとアウタステータの間で生じる強力な磁力に対しても安全に組み付けることができる。
本発明の一実施形態に係る自動二輪車の左側面図である。 図1のII-II線断面図である。 ロータシャフトの挿入初期の状態を示すパワーユニットの断面図である。 図3の一部拡大図である。 ロータシャフトの突き当て状態を示すパワーユニットの断面図である。 図5の一部拡大図である。 ロータシャフトの摺動期の状態を示すパワーユニットの断面図である。 ロータシャフトの挿入完了状態を示すパワーユニットの断面図である。 ロータシャフトにナットを締結してカラーを除去した状態を示すパワーユニットの断面図である。 キャップを取り付けた状態のパワーユニットの一部拡大図である。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る電動二輪車1の左側面図である。電動二輪車1は、操向ハンドル2とシート8との間に運転者が足を載せる低床フロア9が設けられたスクータ型の鞍乗型電動車両である。電動二輪車1は、操向ハンドル2によって操向される前輪WFと、動力源を含むパワーユニット10によって駆動される後輪WRとを備える。
操向ハンドル2および前輪WFを含むステアリング系部品は、車体フレーム11の前端のヘッドパイプ12に操向可能に枢支されている。車体フレーム11の外周は車体カバー5で覆われている。前輪WFは、左右一対のフロントフォーク6で支持されている。
車体フレーム11は、複数種の鋼材を溶接等により一体に接合して形成されている。車体フレーム11は、その前端部に位置するヘッドパイプ12と、ヘッドパイプ12から斜め後下方へ延びるメインフレーム13と、ヘッドパイプ12の下部からメインフレーム13よりも急傾斜で斜め後下方へ延びてその下端から後方へ向けて略水平に延びた後、その後端から斜め後上方へ延びる左右一対のダウンフレーム14と、メインフレーム13の上下中間部から斜め後上方へ延びて左右ダウンフレーム14の後上端に連結されると共にその連結部から斜め後上方へ延びる左右一対のシートフレーム15と、ダウンフレーム14の後部から斜め後上方へ延びてシートフレーム15の後部に連結されるサポートフレーム16とを備える。
パワーユニット10は、後輪WRの左側に配置された駆動源であるモータMと、モータMから得られる動力で後輪WRを駆動可能な動力伝達機構35と、モータMおよび動力伝達機構35を支持するスイングフレーム21とを一体化したスイング式動力ユニットである。パワーユニット10の後端部には、後輪車軸62が設けられている。電動二輪車1は、モータMから得られる動力が動力伝達機構35を介して後輪車軸62に伝達されることで、後輪車軸62に支持された後輪WRを駆動して走行する。
パワーユニット10の前側下部は、リンク機構19を介して車体フレーム11の下部後側に上下揺動可能に支持されている。パワーユニット10の後端とシートフレーム15との間には、パワーユニット10の揺動を減衰する左右一対のリヤクッション7が掛け渡されている。パワーユニット10の下部には、センタスタンド28が揺動自在に取り付けられている。
図2は、図1のII-II線断面図である。インナロータ式のモータMの車幅方向左側は、モータカバー40に覆われている。モータMは、ロータシャフトSを有するインナロータRと、インナロータRの外周側でケースCに固定されるアウタステータTとからなる。モータMの駆動力は、動力伝達機構35を介して後輪車軸62に伝達される。後輪車軸62に伝達された駆動力は、後輪車軸62に締結部材43によって固定されるドラムブレーキハウジング42を介して、ホイール41に伝達される。
動力伝達機構35は、軸受58,59で支持される減速軸57と、減速軸57に固定される第1減速歯車56と、減速軸57に設けられたギヤに噛み合う第2減速歯車61と、第2減速歯車61が固定される後輪車軸62とからなる。
本実施形態に係るパワーユニット10は、動力伝達機構35に駆動力を入力するロータシャフトSとドライブギヤDとが別体式とされる。ドライブギヤDは、略円筒状の中空構造とされており、ロータシャフトSの外周面に対してスプライン結合される。この構造により、ドライブギヤDを先にケースCに組み付けておき、このドライブギヤDに対してロータシャフトSを挿入固定することが可能となる。ロータシャフトSの一方側の軸端部には、ナット52が螺合されてロータシャフトSの固定がなされる。
ロータシャフトSの一方側の軸端部に対応する位置には、封止部材としてのキャップ50が取り付けられる。ドライブギヤDは、第1軸受53および第2軸受54によってケースCに支持される。第2軸受54の車幅方向左側には、ケースCとロータシャフトSとの間を封止するオイルシール55が配設されている。
図3は、ロータシャフトSの挿入初期の状態を示すパワーユニットの断面図である。また、図4は図3の一部拡大図である。ロータシャフトSの一方側の軸端部には、ナット締結用ねじ部70が形成されており、これに隣接して外周側スプライン71および円筒部72が設けられている。ドライブギヤDの内周面には、内周側スプライン66と非スプライン部67とが設けられている。すなわち、ドライブギヤDの内周面には、ロータシャフトSが挿入される側に、内周側スプライン66が形成されない非スプライン部67が設けられるので、ロータシャフトSをドライブギヤDに挿入する際に、スプラインの形成されていない挿入初期の状態で中心合わせを行った後で、ロータシャフトSを回転させてスプラインを嵌合させることができ、組付け作業が容易となる。
ドライブギヤDの外周面には、第1減速歯車56に噛み合うギヤ部65と、ギヤの設けられていない非ギヤ部65aとが形成されている。第1軸受53は、外輪53bがケースCに嵌合しており、内輪53aにドライブギヤDの非ギヤ部65aが圧入されている。第2軸受54は、外輪54bがケースCに嵌合しており、内輪54aに非ギヤ部65aが圧入されている。これにより、第1軸受53および第2軸受54によってドライブギヤDが支持されることとなる。本実施形態では、ロータシャフトSとドライブギヤDとを別体式とすることで、先に組み込んだドライブギヤDをガイドとしてロータシャフトSを容易に組み付けることができる。これにより、ロータシャフトSに固定されたインナロータRがアウタステータTに干渉することがなく、インナロータRの組付けに特別な治具を不要とし、かつインナロータRとアウタステータTの間で生じる強力な磁力に対しても安全に組み付けることができる。
ドライブギヤDのロータシャフトSを挿入する際には、まず、キャップ50にカラー64を保持させた状態でキャップ50を締め付ける。キャップ50の裏面側には、凹形状のカラー位置決め部50bが形成されている。キャップ50には、ケースCに形成されためねじ81に螺合されるおねじ80が形成されている。キャップ50とケースCとの間には、Oリング50aが配設されている。
ドライブギヤDの内周面の非スプライン部67の内径d1は、ロータシャフトSの円筒部72の外径d2より大きい。具体的には、外径d2より内径d1の方が、所定長さd3だけ大きく設定されている(d3=d1-d2)。本実施形態では、この所定長さd3が、インナロータRとアウタステータTとの間のエアギャップt(図5参照)より短く設定されている。これにより、ロータシャフトSをドライブギヤDに挿入する際に、ロータシャフトSの円筒部72がドライブギヤDの非スプライン部67に当接しても、インナロータRとアウタステータTとが接触することがなく、組付け作業を容易に行うことができる。
図5は、ロータシャフトSの突き当て状態を示すパワーユニットの断面図である。また、図6は図5の一部拡大図である。ドライブギヤDにロータシャフトSを挿入しようとすると、アウタステータTの磁力にインナロータRが引かれることで図示右向きの力が作用する。しかし、本実施形態では、早い段階でロータシャフトSがカラー64に突き当たるため、ロータシャフトSが勢いよくドライブギヤDに衝突するようなことがない。また、ロータシャフトSがカラー64に突き当たった状態では、ロータシャフトSに形成されたオイルシール対応部73は、オイルシール55に接触しないように設定されている。
図7は、ロータシャフトSの摺動期の状態を示すパワーユニットの断面図である。ロータシャフトSがカラー64に突き当たった状態において、ロータシャフトSには、アウタステータTの磁力によって図示右向きの力が作用している。この状態でキャップ50を回転させてねじを緩めていくと、キャップ50の動きに伴ってロータシャフトSが図示右方向に徐々に摺動する。これにより、強い磁力が作用している状態において、ロータシャフトSを徐々に所定位置に向けて移動させることが可能となる。オイルシール対応部73は、キャップ50のねじがかかっている間、すなわち、ロータシャフトSが徐々に移動する期間にオイルシール55と係合する。
本実施形態では、ロータシャフトSをドライブギヤDに挿入する際に、ロータシャフトSの軸端と封止部材との間にカラー64を挟んでおくことで、インナロータRが磁力によってアウタステータTに急激に引き寄せられて内周側スプライン66と外周側スプライン71とが衝突することを防ぐことができる。また、キャップ50を締め込んだ状態でロータシャフトSを挿入した後、キャップ50を緩めていくことで、磁力に抗してロータシャフトSを所定位置に向けてゆっくり摺動させることが可能となる。
図8は、ロータシャフトSの挿入完了状態を示すパワーユニットの断面図である。前記したように、ロータシャフトSがカラー64に突き当たった状態でキャップ50を徐々に緩めていき、キャップ50を開口部82から取り外すと、ロータシャフトSは磁力によって所定位置に収まることとなる。
図9は、ロータシャフトSにナット52を締結してカラー64を除去した状態を示すパワーユニットの断面図である。ロータシャフトSが所定位置に収まると、ワッシャ90を挿入してナット52を締め付けることで、ロータシャフトSおよびドライブギヤDを第1軸受53および第2軸受54の内軸53a,54aに共締め固定する。これにより、ナット52を締結することでスラスト方向のガタがなくなり、ドライブギヤDやロータシャフトSがガタ分移動して発生するスラスト打音の発生を防止できる。その結果、静粛性が求められる電動車両において優位性を得ることができる。そして、不要となったカラー64を除去すると、キャップ50を締め付け可能な状態となる。
図10は、キャップ50を取り付けた状態のパワーユニットの一部拡大図である。ナット52を締め付けた後、開口部82にキャップ50を締め付けると、ロータシャフトSの組付けが完了となる。キャップ50を締め付けることにより、Oリング50aによってケースC内のオイルを密閉することができる。
上記したパワーユニット10の組立方法によれば、カラー位置決め部50bにカラー64を保持させた状態でキャップ50を開口部82に取り付ける手順と、ドライブギヤDにロータシャフトSを挿入して、該ロータシャフトSの一方側の軸端部をカラー64に突き当てる手順と、キャップ50を緩めることでロータシャフトSを徐々に摺動させる手順と、キャップ50を開口部82から取り外して、ロータシャフトSを所定位置に収めると共にカラー64を除去する手順と、ロータシャフトSの一方側の軸端部にナット52を締結する手順と、開口部82にキャップ50を取り付ける手順とを含むことで、ロータシャフトSに固定されたインナロータRがアウタステータTに干渉することがなく、インナロータRの組付けに特別な治具を不要とし、かつインナロータRとアウタステータTの間で生じる強力な磁力に対しても安全に組み付けることができる。
上記説明では、カラー64とキャップ50を用いたパワーユニットの組み立て手順を示したが、組み立てと逆の手順で分解することが可能であり、ロータシャフトSに固定されたインナロータRがアウタステータTに干渉することがなく、インナロータRの分解に特別な治具を不要とし、かつインナロータRとアウタステータTの間で生じる強力な磁力に対しても安全に分解することができる。
なお、電動二輪車の形態、モータの形態、インナロータやアウタステータの形状や構造、ロータシャフトやドライブギヤの形状や構造、スプラインの形態や加工位置、ケースやキャップの形状や構造等は、上記実施形態に限られず、種々の変更が可能である。例えば、ロータシャフトとドライブギヤとの嵌合は、スプラインのほかキー嵌合としてもよい。本発明に係るパワーユニットは、電動二輪車に限られず、鞍乗型の電動三輪車や電動四輪車等の各種車両、汎用製品等に適用することが可能である。
1…電動二輪車(鞍乗型車両)、10…パワーユニット、50…封止部材、50a…Oリング、50b…カラー位置決め部、52…ナット、53…軸受、53a…内輪、53b…外輪、55…オイルシール、64…カラー、65…ギヤ部、65a…非ギヤ部、66…内周側スプライン、67…非スプライン部、70…ナット締結用ねじ部、71…外周側スプライン、72…円筒部、73…オイルシール対応部、80…おねじ、81…めねじ、82…開口部、d1…非スプライン部の内径、d2…円筒部の外径、d3…所定長さ、t…インナロータとアウタステータとの間のエアギャップ、R…インナロータ、S…ロータシャフト、M…モータ、C…ケース、D…ドライブギヤ

Claims (7)

  1. インナロータ(R)が固定されたロータシャフト(S)を有するモータ(M)と、前記ロータシャフト(S)を収容するケース(C)と、前記ロータシャフト(S)の駆動力を下流側に伝達するドライブギヤ(D)とを有するパワーユニット(10)において、
    前記ドライブギヤ(D)は、前記ロータシャフト(S)と別体式の略円筒形状をなして前記ロータシャフト(S)の外周面と結合可能に構成されており、
    前記ドライブギヤ(D)の外周面に、駆動力を下流側に伝達するギヤ部(65)と非ギヤ部(65a)とが設けられており、
    前記ケース(C)に外輪(53b)を圧入された軸受(53)を有し、
    前記非ギヤ部(65a)が前記軸受(53)の内輪(53a)に圧入されることで前記ドライブギヤ(D)が所定位置に収まり、
    前記ロータシャフト(S)の一方側の軸端部に、前記ロータシャフト(S)および前記ドライブギヤ(D)を前記軸受(53)の内輪(53a)に共締め固定するためのナット(52)が締結されることを特徴とするパワーユニット。
  2. 前記ケース(C)には、前記ロータシャフト(S)の一方側の軸端部に対応する位置に開口部(82)が設けられており、
    前記開口部(82)に着脱可能な封止部材(50)を備えることを特徴とする請求項1に記載のパワーユニット。
  3. 前記ドライブギヤ(D)の内周面に内周側スプライン(66)が形成され、
    前記ロータシャフト(S)の外周面に前記内周側スプライン(66)に係合する外周側スプライン(71)が形成されており、
    前記封止部材(50)におねじ(80)が形成され、
    前記開口部(82)に前記おねじ(80)に螺合するめねじ(81)が形成され、
    前記封止部材(50)に、前記ロータシャフト(S)の一方側の軸端部に当接するカラー(64)を保持するカラー位置決め部(50b)が設けられていることを特徴とする請求項2に記載のパワーユニット。
  4. 前記ドライブギヤ(D)の内周面には、前記ロータシャフト(S)が挿入される側に、前記内周側スプライン(66)が形成されない非スプライン部(67)が設けられることを特徴とする請求項3に記載のパワーユニット。
  5. 前記ロータシャフト(S)には、一方側の軸端部から順に、ナット締結用ねじ部(70)、前記外周側スプライン(71)、円筒部(72)が設けられ、
    前記ドライブギヤ(D)の非スプライン部(67)の内径(d1)は、前記円筒部(72)の外径(d2)より所定長さ(d3)だけ大きく、
    前記所定長さ(d3)が、前記インナロータ(R)とアウタステータ(T)との間のエアギャップ(t)より短いことを特徴とする請求項4に記載のパワーユニット。
  6. 前記ロータシャフト(S)には、前記ケース(C)に嵌合されるオイルシール(55)が係合するオイルシール対応部(73)が設けられており、
    前記オイルシール(55)が、前記封止部材(50)を回転させて前記ロータシャフト(S)を摺動させる期間中に、前記オイルシール対応部(73)に係合することを特徴とする請求項5に記載のパワーユニット。
  7. インナロータ(R)が固定されたロータシャフト(S)を有するモータ(M)と、前記ロータシャフト(S)を収容するケース(C)と、前記ロータシャフト(S)の駆動力を下流側に伝達するドライブギヤ(D)とを有するパワーユニットの組立方法において、
    前記ドライブギヤ(D)は、前記ロータシャフト(S)と別体式の略円筒形状をなして前記ロータシャフト(S)の外周面と結合可能に構成され、
    前記ロータシャフト(S)の一方側の軸端部に、前記ロータシャフト(S)および前記ドライブギヤ(D)を軸受(53)の内輪(53a)に固定するためのナット(52)が締結され、
    前記ケース(C)には、前記ロータシャフト(S)の一方側の軸端部に対応する位置に開口部(82)が設けられ、
    前記開口部(82)に着脱可能な封止部材(50)を備え、
    前記ドライブギヤ(D)の内周面に内周側スプライン(66)が形成され、
    前記ロータシャフト(S)の外周面に前記内周側スプライン(66)に係合する外周側スプライン(71)が形成され、
    前記封止部材(50)におねじ(80)が形成され、
    前記開口部(82)に前記おねじに螺合するめねじ(81)が形成され、
    前記封止部材(50)に、前記ロータシャフト(S)の一方側の軸端部に当接するカラー(64)を保持するカラー位置決め部(50b)が設けられており、
    前記カラー位置決め部(50b)に前記カラー(64)を保持させた状態で前記封止部材(50)を前記開口部(82)に取り付ける手順と、
    前記ドライブギヤ(D)に前記ロータシャフト(S)を挿入して、該ロータシャフト(S)の一方側の軸端部を前記カラー(64)に突き当てる手順と、
    前記封止部材(50)を緩めることで前記ロータシャフト(S)を徐々に摺動させる手順と、
    前記封止部材(50)を前記開口部(82)から取り外して、前記ロータシャフト(S)を所定位置に収めると共に前記カラー(64)を除去する手順と、
    前記ロータシャフト(S)の一方側の軸端部に前記ナット(52)を締結する手順と、
    前記開口部(82)に前記封止部材(50)を取り付ける手順とを含むことを特徴とするパワーユニットの組立方法。
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