JP3221880U - 動力伝達ギヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】過度なトルクを受けても振動や騒音を招くことがないほか、製作コストをより低減でき、しかも組み立て易い動力伝達ギヤを提供する。【解決手段】第1ギヤ25と、第1ギヤ25と同軸となるように第1ギヤ25と嵌合される第2ギヤ26と、を有する動力伝達ギヤであって、第1ギヤ25および第2ギヤ26の一方に形成された嵌合凹部としての円形有底孔32と、第1ギヤ25および第2ギヤ26の他方に形成され、円形有底孔32にすきまばめ可能な嵌合突部としての嵌合側軸部37と、第1ギヤ25と第2ギヤ26を締結する締結ボルト27と、を有した。【選択図】 図2

Description

本考案は、第1ギヤと第1ギヤと同軸の第2ギヤを有する動力伝達ギヤに関するものである。
動力伝達ギヤの従来の技術としては、例えば、特許文献1に開示された複合ギヤが知られている。特許文献1に開示された複合ギヤは、第1ギヤと、第2ギヤと、を有している。第1ギヤの外周面には第1ギヤ歯が形成されている。第1ギヤは、ギヤ回転軸線に沿って貫通する嵌合孔を有している。第2ギヤは第1ギヤよりも小径の円柱状の形状であり、第2ギヤの一部の外周面には、第2ギヤ歯が形成されている。また第2ギヤは、ギヤ回転軸線に沿った一方端の側に、第2ギヤ歯が形成されることなく第1ギヤの嵌合孔に嵌合される嵌合軸部を有している。
第1ギヤの嵌合孔の内周面における一方端の側には、スプラインを有する第1ギヤ側スプライン部が形成されている。また、第1ギヤの嵌合孔の内周面における他方端の側には、スプラインを有していない第1ギヤ側非スプライン部が形成されている。第2ギヤの嵌合軸部における第1ギヤ側スプライン部に対応する位置には、スプラインを有する第2ギヤ側スプライン部が形成されている。また、第2ギヤの嵌合軸部における第1ギヤ側非スプライン部に対応する位置には、スプラインを有していない第2ギヤ側非スプライン部が形成されている。
第1ギヤの嵌合孔に、第2ギヤの嵌合軸部が挿通され、第1ギヤ側スプライン部と第2ギヤ側スプライン部とが嵌合された状態とされている。つまり、第1ギヤ側スプライン部のスプラインに、第2ギヤ側スプライン部のスプラインが嵌合された状態とされている。複合ギヤは、第1ギヤ側非スプライン部に、第2ギヤ側非スプライン部が圧入された状態とされている。これにより、第2ギヤに第1ギヤが組み付けられて複合ギヤが構成されている。
特開2018−25265号公報
しかしながら、特許文献1に開示された複合ギヤでは、第1ギヤと第2ギヤとは圧入により組み付けられているため、過度なトルクの発生により圧入による緊締力が低下すると、第1ギヤと第2ギヤとのがたつきが生じ、このがたつきにより振動や騒音を招くおそれがある。また、スプライン嵌合のために第1ギヤおよび第2ギヤにスプラインを加工する必要があり、製作コストが嵩むという問題がある。一方、第1ギヤと第2ギヤを一体形成することも考えられる。しかしながら、第1ギヤと第2ギヤを一体形成する場合では、第2ギヤを、例えば、工作機械によって加工すると、第2ギヤの歯に対する工具の逃げ代が必要となり、第1ギヤと第2ギヤとの間に第2ギヤよりも小径の軸部を形成する必要が生じる。そして、小径の軸部を設けると、例えば、複合ギヤの焼入れ処理において軸部に歪が生じ易くなる。
本考案は上記の問題点に鑑みてなされたもので、本考案の目的は、過度なトルクを受けても振動や騒音を招くことがないほか、製作コストをより低減でき、しかも組み立て易い動力伝達ギヤの提供にある。
上記課題を達成するため、本考案は、第1ギヤと、前記第1ギヤと同軸となるように前記第1ギヤと嵌合される第2ギヤと、を有する動力伝達ギヤであって、前記第1ギヤおよび前記第2ギヤの一方に形成された嵌合凹部と、前記第1ギヤおよび前記第2ギヤの他方に形成され、前記嵌合凹部にすきまばめ可能な嵌合突部と、前記第1ギヤと前記第2ギヤを締結する締結ボルトと、を有することを特徴とする。
本考案では、第1ギヤおよび第2ギヤの一方の嵌合凹部に、第1ギヤおよび第2ギヤの他方の嵌合突部が挿入され、第1ギヤおよび第2ギヤはすきまばめで嵌合され、締結ボルトは、第1ギヤおよび第2ギヤを締結する。このため、過度のトルクが生じても締結ボルトの締結力が過度のトルクに対抗し、第1ギヤと第2ギヤとの間でがたつきが生じることはない。また、スプラインのような複雑な加工を必要としないことから製作コストを低減できる。第1ギヤとの第2ギヤとはすきまばめによる嵌合であるから、圧入と比較して組み立て易い。
また、上記の動力伝達ギヤにおいて、前記嵌合凹部および前記嵌合突部は、前記第1ギヤと前記第2ギヤとの間におけるトルクの伝達が可能な形状を有している構成としてもよい。
この場合、第1ギヤと第2ギヤとの間におけるトルクの伝達は、締結ボルトだけでなく嵌合凹部および嵌合突部により可能である。このため、第1ギヤと第2ギヤとの間ではより安定したトルク伝達が可能である。
本考案によれば、過度なトルクを受けても振動や騒音を招くことがないほか、製作コストをより低減でき、しかも組み立て易い動力伝達ギヤを提供することができる。
第1の実施形態に係る動力伝達ギヤが適用されたドライブユニットの横断面図である。 第1の実施形態に係る動力伝達ギヤの縦断面図である。 分解した状態の動力伝達ギヤを示す縦断面図である。 (a)は第2の実施形態に係る動力伝達ギヤの縦断面図であり、(b)は分解した状態の動力伝達ギヤの縦断面図である。 (a)は変形例1に係る動力伝達ギヤの要部の分解斜視図であり、(b)は変形例2に係る動力伝達ギヤの要部の分解斜視図であり、(c)は変形例3に係る動力伝達ギヤの要部の分解斜視図である。
(第1の実施形態)
以下、第1の実施形態に係る動力伝達ギヤについて図面を参照して説明する。本実施形態の動力伝達ギヤは、産業車両としてのバッテリ式フォークリフトのドライブユニットの複合ギヤに適用した例である。
図1に示すドライブユニット10は、バッテリ式フォークリフトを走行させるための電動モータ11の回転力を前輪としての駆動輪(図示せず)に伝達するためのユニットである。電動モータ11は、ドライブユニット10が備えるユニットケース12により支持されている。
電動モータ11は、ユニットケース12に回転可能に支持される回転軸13と、回転軸13と一体的に回転するロータ14と、ユニットケース12に固定されるステータ15と、回転軸13に設けたモータギヤ16と、を有する。モータギヤ16の外周部にはギヤ歯17が形成されている。
ドライブユニット10は、モータギヤ16と噛み合う動力伝達ギヤとしての複合ギヤ18と、複合ギヤ18と噛み合うドライブシャフトギヤ19と、を有している。ドライブシャフトギヤ19から説明すると、ドライブシャフトギヤ19は、ユニットケース12に回転可能に支持されたデフケース20と一体的に回転するギヤである。ドライブシャフトギヤ19の外周部にはギヤ歯21が形成されている。
デフケース20には、左右一対のドライブシャフト22、23が回転可能に支持されている。デフケース20内には、ドライブシャフト22、23をデフ機構24が収容されている。ドライブシャフト22には、駆動輪(左)が備えられ、ドライブシャフト23には駆動輪(右)が備えられている。ドライブシャフトギヤ19の回転力は、デフケース20、デフ機構24およびドライブシャフト22、23を通じて左右の駆動輪に伝達する。
複合ギヤ18は、電動モータ11の回転力をドライブシャフトギヤ19に伝達する減速ギヤである。図2、図3に示すように、複合ギヤ18は、一方のギヤに相当する大径の第1ギヤ25と、他方のギヤに相当する第1ギヤ25より小径の第2ギヤ26と、第1ギヤ25と第2ギヤ26とを連結する締結ボルト27と、を有する。
第1ギヤ25の略円盤状のギヤ本体28は外周にギヤ歯29を備えている。ギヤ歯29はモータギヤ16のギヤ歯17と噛合する。ギヤ本体28の一方の面の中心部には、一方へ向けて突出するボス部30が形成されている。ボス部30は第1ギヤ25の回転中心Pと同軸である。ボス部30の外周部は軸受31が装着される部位である。図1に示すように、軸受31は複合ギヤ18をユニットケース12に回転可能に支持するラジアル軸受である。
ギヤ本体28の中心部におけるボス部30の反対側となる他方の面には嵌合凹部としての円形有底孔32が設けられている。円形有底孔32は第2ギヤ26の一部が挿入される有底の孔である。円形有底孔32の中心は回転中心Pと一致する。ボス部30の断面円形の通孔33は円形有底孔32と連通している。
第2ギヤ26の円柱状のギヤ本体35は外周にギヤ歯36を備えている。ギヤ歯36はドライブシャフトギヤ19と噛合する。ギヤ本体35の一方の端部には嵌合突部としての嵌合側軸部37が形成されている。嵌合側軸部37は円柱状であって円形有底孔32にすきまばめによって挿入可能である。嵌合側軸部37の軸方向の長さは、円形有底孔32の深さ以下に設定されている。図2に示すように、第2ギヤ26が第1ギヤ25に固定されている状態では、嵌合側軸部37の中心は回転中心Pと一致する。嵌合側軸部37の外径はギヤ本体35の外径より小さくなるように設定されている。第2ギヤ26は嵌合側軸部37の先端から軸方向に穿孔されたボルト孔38を有している。ボルト孔38の孔径は、円形有底孔32の孔径よりも小さい。
ギヤ本体35の他方の端部には軸受40を装着するための円柱状の軸受側軸部39が形成されている。図2に示すように、第2ギヤ26が第1ギヤ25に固定されている状態では、軸受側軸部39の中心は回転中心Pと一致する。軸受側軸部39の外径はギヤ本体35の外径より小さい外径に設定されている。図1に示すように、軸受40は、軸受31とともに複合ギヤ18をユニットケース12に回転可能に支持するラジアル軸受である。なお、第1ギヤ25および第2ギヤ26は切削加工により製作される。
本実施形態では、複合ギヤ18を組み立てるとき、第1ギヤ25の円形有底孔32に第2ギヤ26の嵌合側軸部37を挿入することにより、第2ギヤ26が第1ギヤ25にすきまばめによって嵌合される。第1ギヤ25と第2ギヤ26との嵌合がすきまばめであることから、円形有底孔32に嵌合側軸部37を挿入する作業は、圧入の場合と比較して容易である。第2ギヤ26が第1ギヤ25に嵌合された状態で締結ボルト27をボス部30の通孔33に挿通し、ボルト孔38に螺入することにより、第2ギヤ26と第1ギヤ25とは締結ボルト27により締結される。締結ボルト27は頭部41および軸部42を有する公知の六角ボルトである。
締結ボルト27により第1ギヤ25と第2ギヤ26とが締結された状態では、第1ギヤ25と第2ギヤ26との間のトルクの伝達は締結ボルト27を介して行われる。締結ボルト27には平座金およびばね座金を必要に応じて装着するようにしてもよい。あるいは、円形有底孔32の底部に位置するようにばね座金を設けるようにしてもよい。
本実施形態の複合ギヤ18は以下の作用効果を奏する。
(1)第1ギヤ25の嵌合凹部としての円形有底孔32に、第2ギヤ26の嵌合突部として嵌合側軸部37が挿入され、第1ギヤ25および第2ギヤ26はすきまばめで嵌合され、締結ボルト27は、第1ギヤ25および第2ギヤ26を締結する。このため、過度のトルクが生じても締結ボルト27の締結力が過度のトルクに対抗し、第1ギヤ25と第2ギヤ26との間でがたつきが生じることはない。また、嵌合側軸部37にはスプラインのような複雑な加工を必要としないことから製作コストを低減できる。第1ギヤ25との第2ギヤ26とはすきまばめによる嵌合であるから、圧入と比較して組み立て易い。
(2)第1ギヤおよび第2ギヤが一体形成される複合ギヤと比較すると、第1ギヤ25と第2ギヤ26との間に工具の逃げ代に対応させる小径の軸部を形成する必要がないため、複合ギヤ18における軸方向の長さを短縮することができる。複合ギヤ18における軸方向の長さの短縮化により複合ギヤ18のコンパクト化や軽量化が期待できる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る動力伝達ギヤについて説明する。本実施形態の動力伝達ギヤは、第1の実施形態と同様の複合ギヤであるが、第1ギヤが嵌合突部を有し、第2ギヤが嵌合凹部を有する点で第1の実施形態と相違する。第1の実施形態と同じ構成については第1の実施形態の説明を援用し、同一の符号を用いる。
図4(a)、図4(b)に示すように、複合ギヤ50は、大径の第1ギヤ51と、第1ギヤ51より小径の第2ギヤ52と、第1ギヤ51と第2ギヤ52とを連結する締結ボルト53と、を有する。本実施形態では、第1ギヤ51が他方のギヤに相当し、第2ギヤ52は一方のギヤに相当する
第1ギヤ51の略円盤状のギヤ本体54は外周にギヤ歯55を備えている。ギヤ歯55はモータギヤ16のギヤ歯17と噛合する。ギヤ本体54の一方の面の中心部には、一方へ向けて突出する第1ボス部56が形成されている。第1ボス部56は第1ギヤ51の回転中心Pと同軸である。第1ボス部56の外周部は軸受31が装着される部位である。
ギヤ本体54の中心部における第1ボス部56の反対側となる他方の面には嵌合突部としての第2ボス部57が設けられている。第1ギヤ51は第1ボス部56と第2ボス部57を貫通する通孔58を備えている。通孔58の中心は回転中心Pと一致する。
第2ギヤ52の円柱状のギヤ本体59は外周にギヤ歯60を備えている。ギヤ歯60はドライブシャフトギヤ19と噛合する。ギヤ本体59の一方の端部には嵌合凹部としての円形有底孔61が形成されている。円形有底孔61は第1ギヤ51の第2ボス部57が挿入される有底の孔である。円形有底孔61の深さは、第2ボス部57の軸方向の長さ以上に設定されている。図4(a)に示すように、第2ギヤ52が第1ギヤ51に固定されている状態では、円形有底孔61の中心は回転中心Pと一致する。円形有底孔61に対して第2ボス部57はすきまばめによって挿入可能である。第2ギヤ52は円形有底孔61の底部から軸方向に穿孔されたボルト孔62を有している。ボルト孔62の孔径は、円形有底孔61の孔径よりも小さい。
ギヤ本体59の他方の端部には軸受40を装着するための円柱状の軸受側軸部63が形成されている。図4(a)に示すように、第2ギヤ52が第1ギヤ25に固定されている状態では、軸受側軸部63の中心は回転中心Pと一致する。軸受側軸部63の外径はギヤ本体59の外径より小さい外径に設定されている。第1ギヤ51および第2ギヤ52は切削加工により製作される。
本実施形態では、複合ギヤ50を組み立てるとき、第2ギヤ52の円形有底孔61に第1ギヤ51の第2ボス部57を挿入することにより、第2ギヤ52が第1ギヤ51にすきまばめによって嵌合される。第1ギヤ51と第2ギヤ52との嵌合がすきまばめであることから、円形有底孔61に第2ボス部57を挿入する作業は、圧入の場合と比較して容易である。第2ギヤ52が第1ギヤ51に嵌合された状態で締結ボルト53を第1ボス部56、第2ボス部57の通孔58に挿通し、ボルト孔62に螺入することにより、第2ギヤ52と第1ギヤ51とは締結ボルト53により締結される。締結ボルト53は頭部64および軸部65を有する公知の六角ボルトである。軸部65は第1の実施形態の軸部42と比較して長い。
本実施形態によれば、過度のトルクが生じても締結ボルト53の締結力が過度のトルクに対抗し、第1ギヤ51と第2ギヤ52との間でがたつきが生じることはない。また、第2ボス部57にはスプラインのような複雑な加工を必要としないことから製作コストを低減できる。第1ギヤ51との第2ギヤ52とはすきまばめによる嵌合であるから、圧入と比較して組み立て易い。
(変形例)
次に、第1の実施形態の変形例1〜3について説明する。図5(a)に示す変形例1では、嵌合凹部が円形有底孔ではなく、断面四角形の有底孔71であり、嵌合突部は、断面四角形の有底孔71にすきまばめ可能な四角柱の嵌合側軸部72としている。また、図5(b)に示す変形例2では、嵌合凹部は断面略十字形の有底孔73とし、嵌合突部は略十字形の有底孔にすきまばめ可能な嵌合突部としての略十字形柱の嵌合側軸部74としている。また、図5(c)に示す変形例3では、嵌合凹部は断面楕円形の有底孔75とし、嵌合突部は、断面楕円形の有底孔75にすきまばめ可能な楕円柱の嵌合側軸部76としている。
変形例1〜3では、嵌合凹部に対する嵌合突部の嵌合はいずれもすきまばめであり、嵌合凹部および嵌合突部が第1ギヤ25と第2ギヤ26との間におけるトルクの伝達が可能な形状を有している。従って、第1ギヤ25と第2ギヤ26との間におけるトルクの伝達は、締結ボルト27だけでなく嵌合部および嵌合突部により可能である。その結果、第1ギヤ25と第2ギヤ26との間ではより安定したトルク伝達が可能である。なお、変形例1〜3は、第2の実施形態の複合ギヤに適用可能である。
本考案は、上記の実施形態(変形例1〜3を含む)に限定されるものではなく考案の趣旨の範囲内で種々の変更が可能であり、例えば、次のように変更してもよい。
○ 上記の実施形態(変形例1〜3を含む)では、締結ボルトにより第1ギヤと第2ギヤを締結するとしたが、この限りではない。締結ボルトにより第1ギヤと第2ギヤ締結するだけでなく溶接により第1ギヤと第2ギヤとの一体化を図ってもよい。
○ 上記の実施形態(変形例1〜3を含む)では、バッテリ式フォークリフトのドライブユニットの動力伝達ギヤに適用した例を説明したが、これに限定されない。例えば、エンジン式フォークリフトのトルクコンバータに適用してもよく、産業車両以外の機器に用いられている動力伝達ギヤに適用してもよい。
10 ドライブユニット
11 電動モータ
12 ユニットケース
16 モータギヤ
18、50 複合ギヤ
19 ドライブシャフトギヤ
25、51 第1ギヤ
26、52 第2ギヤ
27、53 締結ボルト
30 ボス部
32、57、60 円形有底孔
37、72、74、76 嵌合側軸部
38 ボルト孔
39、62 軸受側軸部
55 第1ボス部
56 第2ボス部
61 ボルト孔
62 軸受側軸部
71、73、75 有底孔
P 回転中心

Claims (2)

  1. 第1ギヤと、
    前記第1ギヤと同軸となるように前記第1ギヤと嵌合される第2ギヤと、を有する動力伝達ギヤであって、
    前記第1ギヤおよび前記第2ギヤの一方に形成された嵌合凹部と、
    前記第1ギヤおよび前記第2ギヤの他方に形成され、前記嵌合凹部にすきまばめ可能な嵌合突部と、
    前記第1ギヤと前記第2ギヤを締結する締結ボルトと、を有することを特徴とする動力伝達ギヤ。
  2. 前記嵌合凹部および前記嵌合突部は、前記第1ギヤと前記第2ギヤとの間におけるトルクの伝達が可能な形状を有していることを特徴とする請求項1に記載の動力伝達ギヤ。
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