JP7424155B2 - ベルトコンベヤのスカート構造 - Google Patents

ベルトコンベヤのスカート構造 Download PDF

Info

Publication number
JP7424155B2
JP7424155B2 JP2020054114A JP2020054114A JP7424155B2 JP 7424155 B2 JP7424155 B2 JP 7424155B2 JP 2020054114 A JP2020054114 A JP 2020054114A JP 2020054114 A JP2020054114 A JP 2020054114A JP 7424155 B2 JP7424155 B2 JP 7424155B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skirt
belt
rubber
plate
belt conveyor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020054114A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021155130A (ja
Inventor
正宏 細川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chugoku Electric Power Co Inc
Original Assignee
Chugoku Electric Power Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chugoku Electric Power Co Inc filed Critical Chugoku Electric Power Co Inc
Priority to JP2020054114A priority Critical patent/JP7424155B2/ja
Publication of JP2021155130A publication Critical patent/JP2021155130A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7424155B2 publication Critical patent/JP7424155B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Framework For Endless Conveyors (AREA)

Description

本発明は、ベルトコンベヤのスカート構造に関する。特に、搬送面が樋状に湾曲したべルトから搬送物が外側に漏れ出さないように、スカートを設けてベルトに対向配置したベルトコンベヤのスカート構造に関する。
例えば、石炭などの搬送物を搬送するベルトコンベヤは、複数のローラに沿って張設された無端帯状のゴム製のベルトと、ベルトを駆動するモータなどの駆動部と、ベルトの上方に配置され、石炭などの搬送物が投入されるシュートと、を備えている。そして、シュートは、投入された搬送物をベルトに導入するための一対のスカートを下部に配置している。
このようなスカートは、ベルトに沿って延びた状態で、シュートの下部に着脱自在に固定された帯状のゴム板、いわゆる、スカートゴムを備えている。一対のスカートゴムがプレート部材を介して、ベルトの両翼を囲うと共に、スカートゴムの先端縁をベルトの搬送面に近接配置することで、ベルトが駆動中に、搬送物がベルトの外側に漏れ出すことを抑制できる。
しかし、従来のベルトコンベヤのスカート構造は、スカートゴムの先端縁とベルトの搬送面との隙間を小さくしているが、スカートゴムの先端縁をベルトに押し付ければ、スカートゴム又はベルトの摩耗が促進され、スカートゴム又はベルトの交換に多大な費用が発生するという不具合があった。一方、この隙間を大きくすると、特に、搬送物の粒度が小さい場合には、ベルトから搬送物が外側に漏れ出すという不具合があった。
このような不具合に対して、スカートゴム又はベルトの摩耗を抑制し、かつ、搬送物の漏れ出しを防止するベルトコンベヤのスカート構造が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001-233432号公報
図4は、従来技術によるベルトコンベヤのスカート構造の構成を示す縦断面図である。図5は、従来技術によるベルトコンベヤのスカート構造の要部の構成を示す縦断面図である。図6は、従来技術によるベルトコンベヤのスカート構造の作用を説明するための、要部を拡大した縦断面図である。
図4から図6を参照すると、従来技術によるベルトコンベヤ9は、複数のローラRに沿って張設された無端帯状のゴム製のベルトBを備えている。ローラRは、中央ローラR1と一対の傾斜ローラR2・R2で構成している。中央ローラR1は、水平状態に配置されている。一対の傾斜ローラR2・R2は、中央ローラR1に向かって下り傾斜した状態で配置している(図4参照)。図5を参照すると、傾斜ローラR2は、中央ローラR1に対して、約35度の傾斜角度で配置されている。
図4を参照して、水平状態に配置した中央ローラR1と下り傾斜した一対の傾斜ローラR2・R2でローラRを構成することで、ベルトBを樋状に湾曲できる。これにより、ベルトBで搬送される石炭などの搬送物CをベルトBの幅方向の中央部に集積できる。
又、図4を参照すると、ベルトコンベヤ9は、図示しないシュートの下部に固定した一対のスカート91・91を備えている。一対のスカート91・91は、シュートに投入された搬送物CをベルトBに導入できる。
図4から図6を参照すると、スカート91は、スカート板9bと板状のスカートゴム9sを備えている。スカート板9bは、側面部Sbとフランジ部9fを有している。一対の側面部Sb・Sbは、ベルトBの幅方向に互いに間隔を設けて対向配置されている。又、一対の側面部Sb・Sbは、ベルトBの上方に垂設している。フランジ部9fは、側面部Sbに対して略直角に屈曲している。一対のフランジ部9f・9fは、相反する向きに配置されている。一対のフランジ部9f・9fは、図示しないシュートの下部に着脱自在に固定できる。
図4又は図6を参照すると、スカート板9bは、複数のアングル部材9aを備えている。アングル部材9aの一片は、その端部が溶接などで側面部Sbの外面に接合されている。複数のアングル部材9aは、スカート板9bの長手方向に沿って、相当数が適宜に配置されている。
図4又は図6を参照すると、アングル部材9aの他片は、クランプ部材9cを支持している。クランプ部材9cは、V字状に開角したクランプ部91cを先端部に有している。クランプ部91cは、その基端部から軸部を延出している。クランプ部材9cは、その軸部をアングル部材9aの他片に挿入している。そして、コッタピンをクランプ部材9cの軸部に軸方向から圧入することで、クランプ部材9cをアングル部材9aの他片に支持できる。
図4又は図6を参照すると、クランプ部91cは、スカート板9bの長手方向に沿って配置されている。又、スカート板9bは、クランプ部91cの長手方向に沿って配置された矩形の当て板9dを更に備えている。そして、スカートゴム9sは、当て板9dを介して、スカート板9bの側面部Sbとクランプ部91cで挟持されている。
図4から図6を参照すると、スカートゴム9sは、その先端縁が僅かな隙間を設けて、ベルトBの搬送面に近接している。これにより、ベルトBから搬送物Cが外側に漏れ出すことを抑制できる。しかし、ベルトコンベヤ9を一定期間、稼働していると、スカートゴム9sの先端縁が摩耗してくる。この場合、スカートゴム9sの先端縁がベルトBの搬送面に近接するように、スカートゴム9sの取り付け位置を再設定することは可能であるが、ベルトコンベヤ9を長期間、稼働していると、スカートゴム9sを交換する必要があった。
又、図4から図6を参照すると、スカート板9bの側面部Sbは、その端縁がベルトBの搬送面と所定の隙間を設けて配置されている。スカートゴム9sは、側面部Sbの端縁とベルトBの搬送面の隙間を覆っている。
図4から図6を参照すると、ベルトコンベヤ9を稼働時は、スカート板9bとベルトBの隙間において、搬送物Cを外側に押し出す力Fが発生する(図6参照)。これにより、スカートゴム9sが外側に押されベルトBの斜面部と激しく接触する。そして、スカートゴム9sとベルトBの隙間に進入した粉状の搬送物Cが研磨剤となり、ベルトB及びスカートゴム9sが摩耗するという問題があった。特に、ベルトBの中央部の摩耗度合いに比べて、スカートゴム9sの摩耗度合は、その進行が速いので、スカートゴム9sの交換頻度が多いという問題があった。
特許文献1によるベルトコンベヤのスカート構造は、厚板からなる第1のスカートゴムと、第1のスカートゴムの外側に配置した薄板からなる第2のスカートゴムで構成している。第1のスカートゴムは、ベルトとスカート板の隙間を塞いでいる。第2のスカートゴムは、ベルトへ向けて垂下している。
特許文献1によるベルトコンベヤのスカート構造は、第1のスカートゴムとベルトとの隙間から搬送物が漏れ出しても、第2のスカートゴムが隙間なくベルトに当接することで搬送物がベルトの外側に漏れ出すことを防止できる、としている。又、第2のスカートゴムを垂下させた状態でベルトに当接させることで、ベルトとの間の摩擦抵抗を抑制できる、としている。
しかしながら、特許文献1によるベルトコンベヤのスカート構造は、第1のスカートゴムとベルトとの間の隙間に、搬送物が食い込むことを阻止することは困難であり、第1のスカートゴムの磨耗を抑制することが容易でないという問題がある。
搬送面が樋状に湾曲したべルトから搬送物が外側に漏れ出さないように、スカートを設けてベルトに対向配置したベルトコンベヤのスカート構造であって、ベルト及びスカートゴムの磨耗を抑制するベルトコンベヤのスカート構造が求められている。そして、以上のことが本発明の課題といってよい。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、ベルトから搬送物が外側に漏れ出さないように、スカートを設けてベルトに対向配置したベルトコンベヤのスカート構造であって、ベルト及びスカートゴムの磨耗を抑制するベルトコンベヤのスカート構造を提供することを目的とする。
本発明者は、樋状に窪んだベルトコンベヤに設け、搬送物の漏れ出しを防止するスカートゴムであって、スカート板の側面に固定した垂直部と、ベルトコンベヤの傾斜部に対向した水平部でスカートゴムを構成することで、搬送物がスカートゴム及びベルトを押す力を回避でき、スカートゴム及びベルトの摩耗を防止できると考え、これに基づいて、以下のような新たなベルトコンベヤのスカート構造を発明するに至った。
(1)本発明によるベルトコンベヤのスカート構造は、搬送面が樋状に湾曲したベルトから搬送物が外側に漏れ出さないように、スカートを設けて前記ベルトに対向配置したベルトコンベヤのスカート構造であって、前記スカートは、前記ベルトの上方に配置すると共に、前記ベルトの幅方向に対向配置した一対のスカート板と、前記スカート板の外面に保持され、前記ベルトの搬送面と前記スカート板の端縁の隙間を覆うL字状のスカートゴムと、を備え、前記スカートゴムは、前記スカート板の外面に沿って配置され、前記ベルトの搬送面に向かって垂設した垂直部と、前記垂直部の基端部から略直角に屈曲し、前記ベルトの傾斜面に向かって延出した水平部と、を有し、前記スカートゴムの水平部は、その端縁が前記ベルトの傾斜面に近接している。
(2)本発明によるベルトコンベヤのスカート構造は、前記スカート板を介して、前記スカートゴムの外面に当接したL型鋼板を更に備えていてもよい。
(3)前記スカート板は、その先端部から略直角に屈曲し、前記水平部を底面側から覆った状態で、前記ベルトの傾斜面に向かって延出した延長部を更に有していてもよい。
本発明によるベルトコンベヤのスカート構造は、ベルトの上方に配置すると共に、ベルトの幅方向に対向配置した一対のスカート板と、スカート板の外面に保持され、ベルトとスカート板の隙間を覆うL字状のスカートゴムと、を備え、スカートゴムは、ベルトの搬送面に向かって垂設した垂直部と、ベルトの傾斜面に向かって延出した水平部と、を有しているので、スカートゴムが搬送物により外側に押されても、搬送物がベルトから離れる方向に移動でき、ベルトへの接触を低減できる。これにより、スカートゴム及びベルトの摩耗を抑制できる。又、搬送物の外側への力が分散されるため、スカートゴムへ掛かる力を抑制できる。これにより、スカートゴムの摩耗を抑制できる。
本発明の一実施形態によるベルトコンベヤのスカート構造の構成を示す縦断面図である。 前記実施形態によるベルトコンベヤのスカート構造の第1変形例の要部の構成を示す縦断面図である。 前記実施形態によるベルトコンベヤのスカート構造の第2変形例の要部の構成を示す縦断面図である。 従来技術によるベルトコンベヤのスカート構造の構成を示す縦断面図である。 従来技術によるベルトコンベヤのスカート構造の要部の構成を示す縦断面図である。 従来技術によるベルトコンベヤのスカート構造の作用を説明するための、要部を拡大した縦断面図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態を説明する。
[ベルトコンベヤのスカート構造の構成]
最初に、本発明の一実施形態によるベルトコンベヤのスカート構造の構成を説明する。なお、従来技術で付した符号と同じ符号を付した構成品は、その作用を同じにするので以下説明を省略することがある。
図1を参照すると、本発明の一実施形態によるベルトコンベヤ10は、複数のローラRに沿って張設された無端帯状のゴム製のベルトBを備えている。水平状態に配置した中央ローラR1と下り傾斜した一対の傾斜ローラR2・R2でローラRを構成することで、ベルトBを樋状に湾曲している。
図1を参照すると、ベルトコンベヤ10は、図示しないシュートの下部に固定した一対のスカート1・1を備えている。一対のスカート1・1は、シュートに投入された石炭などの搬送物CをベルトBに導入できる。
図1を参照すると、スカート1は、スカート板1bとL字状のスカートゴム1sを備えている。スカート板1bは、側面部Sbとフランジ部1fを有している。一対の側面部Sb・Sbは、ベルトBの幅方向に互いに間隔を設けて対向配置されている。又、一対の側面部Sb・Sbは、ベルトBの上方に垂設している。フランジ部1fは、側面部Sbに対して略直角に屈曲している。一対のフランジ部1f・1fは、相反する向きに配置されている。一対のフランジ部1f・1fは、図示しないシュートの下部に着脱自在に固定できる。
図1を参照すると、スカート板1bは、複数のアングル部材9aを備えている。アングル部材9aの一片は、その端部が溶接などで側面部Sbの外面に接合されている。複数のアングル部材9aは、スカート板1bの長手方向に沿って、相当数が適宜に配置されている。
図1を参照すると、アングル部材9aの他片は、クランプ部材9cを支持している。クランプ部材9cは、V字状に開角したクランプ部91cを先端部に有している。クランプ部91cは、その基端部から軸部を延出している。クランプ部材9cは、その軸部をアングル部材9aの他片に挿入している。そして、コッタピンをクランプ部材9cの軸部に軸方向から圧入することで、クランプ部材9cをアングル部材9aの他片に支持している。
又、図1を参照すると、スカート板1bの側面部Sbは、その端縁がベルトBの搬送面と所定の隙間を設けて配置されている。スカートゴム1sは、側面部Sbの端縁とベルトBの搬送面の隙間を覆っている。
図1を参照すると、スカートゴム1sは、垂直部Vaと水平部Haを有している。垂直部Vaは、スカート板1bの外面に沿って配置され、ベルトBの搬送面に向かって垂設している。水平部Haは、垂直部Vaの基端部から略直角に屈曲し、ベルトBの傾斜面に向かって延出している。一対の水平部Ha・Haは、相反する向きに延出している。
図1を参照すると、スカートゴム1sの水平部Haは、その端縁がベルトBの傾斜面に近接している。又、スカートゴム1sは、L字状に屈曲した当て板1dを介して、垂直部Vaがスカート板1bの側面部Sbとクランプ部材9cのクランプ部91cで挟持されている。
[ベルトコンベヤのスカート構造の作用]
次に、実施形態によるベルトコンベヤのスカート構造の作用及び効果を説明する。図1を参照すると、ベルトの上方に配置すると共に、ベルトの幅方向に対向配置した一対のスカート板と、スカート1は、スカート板1bの外面に保持され、ベルトBとスカート板1bの隙間を覆うL字状のスカートゴム1sを備えている。そして、スカートゴム1sは、ベルトBの搬送面に向かって垂設した垂直部Vaと、ベルトBの傾斜面に向かって延出した水平部Haと、を有している。又、水平部Haは、その端縁がベルトBの傾斜面に近接している。
図1を参照すると、実施形態によるベルトコンベヤのスカート構造は、ベルトBの搬送面とスカート板1bの端縁の隙間に搬送物Cが進入してくると、搬送物Cに押されて、スカートゴム1sの水平部Haが上側に屈曲する。これにより、ベルトBの傾斜面とスカートゴム1sの水平部Haの端縁が離間することで、ベルトB及びスカートゴム1sの水平部Haの磨耗を低減できる。
図1を参照すると、このように、実施形態によるベルトコンベヤのスカート構造は、スカートゴム1sの水平部Haが搬送物Cにより上側に押されても、水平部Haの端縁がベルトBから離れる方向に変形でき、ベルトBへの接触を低減できる。これにより、スカートゴム1s及びベルトBの摩耗を抑制できる。
又、図1を参照すると、実施形態によるベルトコンベヤのスカート構造は、搬送物Cの外側への力Pが分散されるため、スカートゴム1sへ掛かる力を抑制できる。これにより、スカートゴム1sの摩耗を抑制できる。更に、実施形態によるベルトコンベヤのスカート構造は、搬送物Cに押されて、ベルトBの傾斜面とスカートゴム1sの水平部Haの端縁が離間するので、スカートゴム1sの端縁とベルトBの間に、搬送物Cが食い込むことを抑制できる。
(第1変形例)
次に、第1変形例によるベルトコンベヤのスカート構造の構成を説明する。
図2を参照すると、第1変形例によるベルトコンベヤ20は、図示しないシュートの下部に固定した一対のスカート2・2を備えている。一対のスカート2・2は、シュートに投入された石炭などの搬送物CをベルトBに導入できる。
図2を参照すると、第1変形例によるスカート2は、実施形態による構成(図1参照)に加え、スカート板1bを介して、スカートゴム1sの外面に当接したL型鋼板2sを更に備えている。L型鋼板2sは、高張力鋼を用いることが好ましい。
図2を参照すると、スカートゴム1sは、L型鋼板2sの一片、及びL字状に屈曲した当て板1dを介して、垂直部Vaがスカート板1bの側面部Sbとクランプ部材9cのクランプ部91cで挟持されている。
図2を参照すると、第1変形例によるスカート2は、L型鋼板2sの他片がスカートゴム1sの水平部Haを底面側から覆っている。これにより、搬送物Cがスカートゴム1sの水平部Haに接触することを防止できる。そして、スカートゴム1sの面方向からの摩耗を防止できる。
(第2変形例)
次に、第2変形例によるベルトコンベヤのスカート構造の構成を説明する。
図3を参照すると、第2変形例によるベルトコンベヤ30は、図示しないシュートの下部に固定した一対のスカート3・3を備えている。一対のスカート3・3は、シュートに投入された石炭などの搬送物CをベルトBに導入できる。
図3を参照すると、第2変形例によるスカート3は、実施形態によるスカート板1b(図1参照)に変えて、ベルトBの傾斜面に向かって延出した延長部3eを有するスカート板3bを備えている。
図3を参照すると、第2変形例によるスカート板3bは、側面部Sbとフランジ部3fを有している。一対の側面部Sb・Sbは、ベルトBの幅方向に互いに間隔を設けて対向配置されている。又、一対の側面部Sb・Sbは、ベルトBの上方に垂設している。フランジ部3fは、側面部Sbに対して略直角に屈曲している。一対のフランジ部3f・3fは、相反する向きに配置されている。一対のフランジ部3f・3fは、図示しないシュートの下部に着脱自在に固定できる。
又、図3を参照すると、第2変形例によるスカート板3bは、その先端部から略直角に屈曲し、スカートゴム1sの水平部Haを底面側から覆った状態で、ベルトBの傾斜面に向かって延出した延長部3eを有している。
図3を参照すると、第2変形例によるスカート3は、スカート板3bの延長部3eがスカートゴム1sの水平部Haを底面側から覆っている。これにより、搬送物Cがスカートゴム1sの水平部Haに接触することを防止できる。そして、スカートゴム1sの面方向からの摩耗を防止できる。
本発明によるベルトコンベヤのスカート構造は、スカートゴムの磨耗を抑制するために、スカートゴムをL形に形成してもよく、L形のスカートゴムを底面側から覆うL型鋼板2sを追加してもよく、L形のスカートゴムを底面側から覆う延長部3eを有するスカート板を用いることもできる。
本発明によるベルトコンベヤのスカート構造は、石炭などの搬送物が投下されるシュートの下部に設置することができる。又、本発明によるベルトコンベヤのスカート構造は石炭などの搬送物を搬送するベルトコンベヤに設置してもよく、この場合、ベルトコンベヤの幅方向に一対の側壁を設け、これらの側壁を利用して、ベルトコンベヤの全長に亘り、スカートを設置することもできる。
1 スカート
1b スカート板
1s スカートゴム
10 ベルトコンベヤ
B ベルト
C 搬送物
Ha 水平部
Va 垂直部

Claims (2)

  1. 搬送面が樋状に湾曲したベルトから搬送物が外側に漏れ出さないように、スカートを設けて前記ベルトに対向配置したベルトコンベヤのスカート構造であって、
    前記スカートは、
    前記ベルトの上方に配置すると共に、前記ベルトの幅方向に対向配置した一対のスカート板と、
    前記スカート板の外面に保持され、前記ベルトの搬送面と前記スカート板の端縁の隙間を覆うL字状のスカートゴムと、を備え、
    前記スカートゴムは、
    前記スカート板の外面に沿って配置され、前記ベルトの搬送面に向かって垂設した垂直部と、
    前記垂直部の基端部から略直角に屈曲し、前記ベルトの傾斜面に向かって延出した水平部と、を有し、
    前記スカートゴムの水平部は、その端縁が前記ベルトの傾斜面に近接し、
    前記スカート板を介して、前記スカートゴムの外面に当接したL型鋼板を更に備えている、ベルトコンベヤのスカート構造。
  2. 搬送面が樋状に湾曲したベルトから搬送物が外側に漏れ出さないように、スカートを設けて前記ベルトに対向配置したベルトコンベヤのスカート構造であって、
    前記スカートは、
    前記ベルトの上方に配置すると共に、前記ベルトの幅方向に対向配置した一対のスカート板と、
    前記スカート板の外面に保持され、前記ベルトの搬送面と前記スカート板の端縁の隙間を覆うL字状のスカートゴムと、を備え、
    前記スカートゴムは、
    前記スカート板の外面に沿って配置され、前記ベルトの搬送面に向かって垂設した垂直部と、
    前記垂直部の基端部から略直角に屈曲し、前記ベルトの傾斜面に向かって延出した水平部と、を有し、
    前記スカートゴムの水平部は、その端縁が前記ベルトの傾斜面に近接し
    前記スカート板は、その先端部から略直角に屈曲し、前記水平部を底面側から覆った状態で、前記ベルトの傾斜面に向かって延出した延長部を更に有している、ベルトコンベヤのスカート構造。
JP2020054114A 2020-03-25 2020-03-25 ベルトコンベヤのスカート構造 Active JP7424155B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020054114A JP7424155B2 (ja) 2020-03-25 2020-03-25 ベルトコンベヤのスカート構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020054114A JP7424155B2 (ja) 2020-03-25 2020-03-25 ベルトコンベヤのスカート構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021155130A JP2021155130A (ja) 2021-10-07
JP7424155B2 true JP7424155B2 (ja) 2024-01-30

Family

ID=77916967

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020054114A Active JP7424155B2 (ja) 2020-03-25 2020-03-25 ベルトコンベヤのスカート構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7424155B2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015224089A (ja) 2014-05-26 2015-12-14 三菱マテリアル株式会社 ベルトコンベア

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015224089A (ja) 2014-05-26 2015-12-14 三菱マテリアル株式会社 ベルトコンベア

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021155130A (ja) 2021-10-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3389729B2 (ja) ベルトコンベヤのスカート構造
JP7424155B2 (ja) ベルトコンベヤのスカート構造
US5913404A (en) Pressure arm for floating skirt in conveyor
KR101332026B1 (ko) 컨베이어 벨트용 스커트 장치
US6557697B1 (en) Automatic belt skirt for conveyor
JP2021155218A (ja) ベルトコンベヤのスカート構造
US5816388A (en) Pressure arm for floating skirt in conveyor
KR20130143179A (ko) 컨베이어 벨트 크리너
JP7474920B2 (ja) ベルトコンベヤのスカート構造
JP3059624B2 (ja) コンベア用ダイバータ
CN213084815U (zh) 一种输送装置
JP2003252420A (ja) 搬送ベルト駆動装置およびベルトコンベヤ
KR200392541Y1 (ko) 컨베이어 벨트클리너
KR101985958B1 (ko) 위치 가변 기능을 갖는 벨트 클리너 장치
US2370531A (en) Elevator bucket
JP2001139130A (ja) ベルトコンベアのベルトクリーナ
JP2003276814A (ja) 供給装置
JP2001354316A (ja) ベルトコンベヤのこぼれ防止装置
JPS6311244B2 (ja)
KR102144215B1 (ko) 벨트컨베이어용 이물질 제거장치
JP3605590B2 (ja) 穀粒用横送り搬送装置
JPH06102482B2 (ja) 連続アンローダに於けるチェーン式バケットのばら荷放出装置
JP3776046B2 (ja) コンベヤー装置
JP2701006B2 (ja) 連続垂直搬送装置の落下物回収装置
JPH10329921A (ja) コンベア搬送装置の粉塵発生防止装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230209

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20231016

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231024

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231206

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240101

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7424155

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150