JP7421397B2 - 什器とこれに使用する転倒防止装置及びベースユニット - Google Patents
什器とこれに使用する転倒防止装置及びベースユニット Download PDFInfo
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Description
本願発明は、什器及びこれに使用する転倒防止装置、ベースユニットに関するものである。ここで、什器としては、キャビネットや棚(ラック)のような家具が代表例として挙げられるが、他に、複合機や冷蔵庫等の電気(電子)製品、商品等の陳列装置、美術品などの展示装置、パソコン用サーバ、分電盤など、床上に載置されるものであって地震に際して転倒するおそれがあるもの全般を広く含んでいる。
地震に際してキャビネット類の転倒を防止する手段は、多々提案されている。転倒防止手段には、キャビネット類の揺れは許容しつつその程度を緩和させる考え方と、地震があってもキャビネット類が独立して動かないようにする考え方とがある(地震時に建物は動くのでキャビネット類も地面に対しては揺れ動くが、建物に対して相対動させないという考え方である。)。
前者の方法の例として、特許文献1に開示されているように、キャビネット類を床に対して相対動させる免震装置がある。他方、キャビネット類が独自に動くことを防止する手段としては、特許文献2に開示されているように、キャビネット類が載る台に、キャビネットの手前に突出する前向きの転倒防止板(アウトリガー)を設けたものがある。特許文献3の変形例として、特許文献3には、転倒防止板をアクセスフロアの内部に配置することが開示されている。
特許文献1の手段は、理論的には優れていると解されるが、構造が著しく複雑になるという問題がある。また、特許文献2の場合は、アウトリガーがキャビネットの手前に大きく突出するため、人がつまずきやすくなる問題や美観が悪化する問題がある(カーペット類で覆っても、アウトリガーの箇所は高さが高くなるため、問題の解消には至っていない。)。また、特許文献3のように転倒防止板をアクセスフロアに内蔵すると、つまずきや美観の問題は解消できるが、施工に多大の手間がかかる問題や、アクセスフロアでない床には適用できずに汎用性に劣るといった問題がある。
本願発明はこのような現状を契機として成されたものであり、構造が簡単で施工も容易で実用性・汎用性に優れた什器転倒防止技術を提供することを目的とするものである。
本願発明は、床上載置式の什器とこれに使用する転倒防止装置及びベースユニットを含んでおり、その典型的な構成を特許請求の範囲の各請求項で特定している。
本願発明の什器用転倒防止装置は、床上に配置される什器が転倒することを防止する装置であって、前記什器が載置される平板部と、前記平板部と前記什器とを連結する連結部とを備え、前記平板部の端部は、平面視で前記什器の縁部の下方に配置されており、前記平板部の少なくとも前記端部の下面に滑り材が設けられているものである。
本願発明の什器用転倒防止装置によれば、平板部と床面との間の摩擦を小さくすることで免震させて、什器の傾斜を抑制することで什器の転倒を防止できる。仮に、地震の揺れに際して什器が揺動して傾斜姿勢になったとしても、平板部の端部下面に設けた滑り材が什器の傾斜方向に向かって床面を滑ることで、什器の揺動を抑制できるとともに、平板部の端部が床面にひっかかって什器が転倒するのを防止できる。
本願発明の転倒防止装置において、前記平板部の端部は、先端側ほど床面から離れるように上向きに傾斜しているようにしてもよい。
このような態様によれば、地震の揺れ等によって什器が動くときに平板部の端部が床面に引っ掛かるのを確実に防止して什器の揺動(傾斜)をさらに抑制できるとともに、什器が傾斜姿勢になったときに滑り材が床面に接触する面積を大きくでき、什器の転倒をより確実に防止できる。この態様は、床面が例えばカーペットなどの柔軟性があって摩擦が大きい素材で形成されている場合に特に有効である。
なお、この態様は、平板部の端部が略水平な本願発明の構成を排除するものではない。この場合、平板部の端部の下角部を滑り材が覆っていて、滑り材の端部が平板部の端部下面よりも上側に設けられていることが好ましい。これにより、滑り材の端部が床面に接触してひっかかるのを防止でき、平板部の端部が床面にひっかかって什器が転倒するのを防止できる。
また、本願発明の転倒防止装置において、前記滑り材は、前記平板部の中間部の下面にも設けられているようにしてもよい。ここで、「平板部の中間部」とは、平板部の一方の端部と他方の端部の間の部位を意味する。
このような態様によれば、滑り材の面積が大きくなることで免震機能を向上でき、什器に対する揺動抑制機能及び転倒防止機能を向上できる。なお、平板部の下面において滑り材が設けられる部位は、平板部の下面のうちの一部分であってもよいし、全面であってもよい。
また、本願発明の転倒防止装置において、前記平板部に複数の前記什器が載置されているようにしてもよい。
このような態様によれば、複数の什器を什器用転倒防止装置で連結でき、例えば背面合わせで配置される2つのキャビネットなど、壁面から離れた位置に配置される複数の什器の揺動を抑制できるとともに、これらの什器の転倒を防止できる。なお、この態様は、平板部に単一の什器が載置される構成を排除するものではない。
また、本願発明の転倒防止装置において、前記什器の下方に配置される複数の前記平板部及び前記連結部を備えているようにしてもよい。
このような態様によれば、什器を複数の平板部及び連結部で支持することで、平板部を分割して個々の平板部の面積を小さくできるので、製造コストを低減できるとともに、平板部の運搬及び保管が容易になる。
本願発明の什器用ベースユニットは、什器本体が載るベースと、前記ベースが載る什器用転倒防止装置とを備えており、前記什器用転倒防止装置は、前記ベースが載置される平板部と、前記平板部と前記ベースとを連結する連結部とを備え、前記平板部の端部は、平面視で前記ベースの少なくとも縁部の近傍に配置されており、前記平板部の端部の下面に滑り材が設けられているものである。
本願発明の什器は、本願発明の什器用転倒防止装置又は本願発明の什器用ベースユニットを備えているものである。
本願発明の什器用ベースユニット及び什器によれば、本願発明の什器用転倒防止装置の構成を備えているので、構造が簡単で施工も容易で実用性・汎用性に優れた転倒防止機能を有する什器用ベースユニット及び什器を提供できる。
なお、本願発明では、什器が転倒防止装置の他に緩衝装置などの他の機能を有することは排除しない。転倒防止装置を補助する装置を併有させることは、什器の地震対策として好ましい。
本願発明の什器用転倒防止装置、什器用ベースユニット及び什器は、構造が簡単で施工も容易で実用性・汎用性に優れた什器用転倒防止装置、什器用ベースユニット及び什器を提供できる。
(1).第1実施形態の概要
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。まず、図1~図10に示す第1実施形態を説明する。本実施形態は、平面視横長の長方形に形成されたスチール製のキャビネット1が前後に背面合わせで配置された構成の転倒防止に適用している。
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。まず、図1~図10に示す第1実施形態を説明する。本実施形態は、平面視横長の長方形に形成されたスチール製のキャビネット1が前後に背面合わせで配置された構成の転倒防止に適用している。
図1及び図2に示すように、キャビネット1は、前向きに開口したキャビネット本体2と、その開口部を開閉する水平回動自在な観音開き式の扉3と、キャビネット本体2が載るスチール板製のベース4とを備えている。キャビネット1は高さに比べて奥行きが遥かに小さいため、地震に際して手前又は奥側に転倒しやすい。そこで、転倒防止装置6が使用されている。
図2及び図5に示すように、転倒防止装置6は、床面Fと前後一対のキャビネット1との間に設置されて、キャビネット1の転倒を防止するものである。転倒防止装置6は、前後一対のキャビネット1が載置される前後一対の平板部7と、平板部7とキャビネット1とを連結する連結部33とを備えている。前後の平板部7のそれぞれにキャビネット1が載置されている。転倒防止装置6は床面F上に固定されずに設置されている。
図6に示すように、前後の平板部7は、鋼板製であり、平板部7の後端縁部(前後の平板部7の互いに隣接する縁部)から立ち上がった起立片8同士がねじ部材10とナット部材11で連結されている。起立片8には、ねじ部材10の軸部が挿通される複数のねじ挿通孔9が左右方向に間隔をあけて形成されている。前後のキャビネット1は、それらの後下部同士の間に起立片8、ねじ部材10及びナット部材11が配置されるように、背面同士が間隔を空けて前後に並んで配置される。
図3~図6に示すように、平面視で、前後の平板部7と前後のキャビネット1をそれぞれ一体視したとき、平板部7の前後端部12(各平板部7の前端部)は、キャビネット1の前後縁部(各キャビネット1の前縁部)の下方に配置されている。なお、平板部7の前後端部12は、前後の平板部7を一体視したときの短手方向の両端部でもある。また、平板部7の左右端部14は、平板部7の長手方向の両端部である。
平板部7の前後端部12は、前後のキャビネット1の長手方向(本実施形態では左右方向)に沿って配置されている。例えば、前後端部12は、地震の揺れ等によってキャビネット1が転倒しない程度に前後方向に傾斜したときに、キャビネット1の下端部が床面Fに接触しない程度に、平面視でキャビネット1の縁部に接近して配置されている。
前後両側の前後端部12それぞれは、先端側ほど床面Fから離れるように上向きに傾斜している。前後端部12の下面に、滑り材13が設けられている。滑り材13は、フッ素樹脂(例えば四フッ化エチレン樹脂)や高分子ポリエチレン樹脂などのように摩擦係数が低い素材をシート状にしたものであり、前後端部12の下面に接着剤で貼り付けられている。
なお、本実施形態では、平板部7の前後端部12は、切り開き部36の配置箇所が切り欠かれているが、前後端部12は平板部7の左右の左右端部14の間で切り欠かれていない構成であってもよい。例えば、切り開き部36を前後端部12から離して配置することで、前後端部12に切欠き部を形成しないようにできる。
図4に示すように、転倒防止装置6の平板部7は、平面視で、背面合わせに配置された前後一対のキャビネット1(前後のベース4)とほぼ重なる大きさであり、前後端部12及び左右端部14ともキャビネット1の外側(ベース4の外側)にははみ出していない。本実施形態では、平板部7の前後端部12は、キャビネット1の前縁部の近傍に配置されるとともに、キャビネット1の前縁部よりも前後内側に位置している。平板部7の左右端部14は、キャビネット1の左右縁部と同じ位置であるか、又はキャビネット1の左右縁部よりも左右内側に位置するように設けられている。
図1~図4に示すように、連結部33は、前後の平板部7のそれぞれに設けられている。本実施形態では、各平板部7の四隅寄り部位のそれぞれに連結部33が設けられている。すなわち、転倒防止装置6には合計8つの連結部33が設けられている。連結部33は、鋼板製で左右横長の金具で構成され、平板部7に溶接によって固着されており、キャビネット1の下部を構成するベース4の四隅寄り部位に連結される。
例えば図8及び図10に示すように、連結部33には、ベース4の四隅寄り部位に連結された逆M形の連結部材22がボルト25で固定される。したがって、連結部33には、連結部材22を固定するためのタップ穴35が空いている。なお、連結部33は、固定用の金具を使用せずに、平板部7に形成されたタップ穴で構成されてもよい。
図3及び図8等に示すように、各連結部33には、平板部7の前後外側に向けて突出した突部33aが形成されている。突部33aは、アジャスタボルト23を安定的に載せるために設けられている。すなわち、キャビネット1を安定的に支持するためには、アジャスタボルト23はできるだけベース4の外周寄りに配置するのが好ましく、連結部33の面積をできるだけ小さくしつつアジャスタボルト23を安定的に支持するために、突部33aが設けられている。なお、連結部33の平面形状はこれに限定されず、例えば略四角形であってもよい。
また、本実施形態では、連結部33に前後一対のタップ穴35が設けられ、連結部材22にタップ穴35の位置に対応して前後のボルト挿通孔31が設けられている。連結部材22を連結部33にボルト25にて連結するに際して、どちらのタップ穴35を使用してもよい。なお、例えば図9に示すように、連結部33にタップ穴35が左右一つずつ設けられていてもよいし、連結部材22にボルト挿通孔31が左右一つずつ設けられているようにしてもよい。
図9に示すように、アジャスタボルト23は、連結部材22の上向き膨出部に下方から挿通されている。見方を変えて述べると、アジャスタボルト23の頭の配置空間を形成するため、連結部材22に上向き膨出部が形成されている。ベース4は、連結部材22及びアジャスタボルト23を介して平板部7に固着された連結部33に離反不能に連結されている。アジャスタボルト23を回転させると、ベース4を高さ調節できる。
なお、アジャスタボルト23に、その座面に重なるばね座金やゴムリングを嵌め込んでおいて、地震の揺れに際して、アジャスタボルト23の頭が連結部33と連結部材22との間でガタ付かないように保持しておくことも可能である。
本実施形態では、平板部7の前後縁部に、前後外向きに開口した切り開き部36が形成されている。切り開き部36は左右中間部に形成されているが、左右複数箇所に形成することも可能である。切り開き部36の深さ(奥行き)は、平板部7の前後長さ寸法の3分の1程度になっているが、左右幅及び深さとも任意に設定できる。
切り開き部36を形成すると、二重床の内部から引き出したケーブルを、外部に露出させることなくキャビネット1の内部に引き出すことができる。また、平板部7がねじれ変形しやすくなるため、平板部7の破損を防止できる利点もある。図3に示すように、切り開き部36に代えて又はこれに加えて、円形等の窓穴38を空けておくことによっても、ケーブル類の引出しを行える。窓穴38を、左右に複数形成することも可能である。
図1、図2及び図5に示すように、前後のキャビネット1は、例えばそれらの上部同士が左右一対の連結具81にて連結されている。連結具81は、前後長手の矩形状のばね鋼で構成され、前後両端寄りの部位にねじ挿通孔を備えている。キャビネット本体2の上面の後ろ角部寄り部位にねじ挿通孔が形成されており、連結具81は、該ねじ挿通孔に下方(キャビネット本体2の内部)から挿通されるねじ部材82と連結具81の上面に設けたナット部材83とで、キャビネット本体2の上面に取り付けられる。
(2).ベースユニットの詳細
図1及び図4等に示すように、ベース4の基本的な構造は従来と同様であり、左右のサイドフレーム16とこれを連結するフロントフレーム17及びリアフレーム18とを有している。各フレーム16,17,18は、上下の水平片19,20とその先端に設けた垂直片19a,20aを有する溝形に形成されている。
図1及び図4等に示すように、ベース4の基本的な構造は従来と同様であり、左右のサイドフレーム16とこれを連結するフロントフレーム17及びリアフレーム18とを有している。各フレーム16,17,18は、上下の水平片19,20とその先端に設けた垂直片19a,20aを有する溝形に形成されている。
下水平片20は上水平片19よりも幅狭になっている。また、フロントフレーム17の上水平片19はリアフレーム18の上水平片19よりも幅広になっているが、両者は同じ幅であってもよい。
ベース4の左右両側寄り部位に、前後長手の補助フレーム21が配置されている。補助フレーム21は上向きに開口したコ字形の形態であり、前後両端はフロントフレーム17及びリアフレーム18に溶接等で固定されている。
図7及び図10に明示するように、補助フレーム21の下端はベース4の下端よりも上に位置している。補助フレーム21の前後両端部に、左右長手の連結部材22がナット筒32を介してアジャスタボルト23で連結されている。
連結部材22の下面は、転倒防止装置6の連結部33にボルト25で固定される。連結部材22は、補助フレーム21の左右両側に張り出したフラップ部を有する正面視略M字形の形態であり、左右のフラップ部がボルト25で連結部33を構成する金具に固定されている。連結部材22は、ベース4の素材板よりも薄い鋼板で構成されており、地震に際してキャビネット1が揺れたときに変形(弾性変形及び塑性変形)する剛性を有している。
なお、前後の連結部材22を一連に連続させることも可能である。或いは、アジャスタボルト23及び連結部材22を使用せずに、補助フレーム21を連結部33に直接固定することも可能である。また、アジャスタボルト23及び連結部材22をベース4の下水平片20に連結することも可能であるし、ベース4の下水平片20を連結部33に固定することも可能である。
(3).第1実施形態のまとめ
図1において、施工手順の一例を示している。まず、転倒防止装置6を所定の位置に配置し、前後の平板部7をねじ部材10及びナット部材11で連結する。次いで、キャビネット1を平板部7の上に載せる。この場合、まずベース4を平板部7に載せて連結してから、ベース4にキャビネット本体2を嵌め込む。なお、図10に示すように、キャビネット本体2は底板2aを有しており、底板2aに、ベース4の内部に入り込む下向き片2cを設けている。キャビネット本体2は、下向き片2cがベース4に嵌め込まれた上で、底板2aがビスでベース4に固定される。
図1において、施工手順の一例を示している。まず、転倒防止装置6を所定の位置に配置し、前後の平板部7をねじ部材10及びナット部材11で連結する。次いで、キャビネット1を平板部7の上に載せる。この場合、まずベース4を平板部7に載せて連結してから、ベース4にキャビネット本体2を嵌め込む。なお、図10に示すように、キャビネット本体2は底板2aを有しており、底板2aに、ベース4の内部に入り込む下向き片2cを設けている。キャビネット本体2は、下向き片2cがベース4に嵌め込まれた上で、底板2aがビスでベース4に固定される。
図2では、地震に際しての前後のキャビネット1の揺れ動きを矢印で表示している。地震時に床面F(建物)が揺れ動くと、キャビネット1及び転倒防止装置6は、平板部7の前後端部12の下面に設けた低摩擦係数の滑り材13の機能によって、床面Fに対して相対動する。すなわち、転倒防止装置6は、平板部7と床面Fとの間の摩擦を滑り材13で小さくすることで、キャビネット1を免震させる。これにより、キャビネット1の傾斜が抑制され、キャビネット1の転倒を防止できる。
仮に、地震の揺れに際してキャビネット1が揺動して傾斜姿勢になったとしても、平板部7の前後端部12の下面に設けた滑り材13がキャビネット1の傾斜方向に向かって床面Fの上を滑る。これにより、キャビネット1の揺動を抑制できるとともに、平板部7の前後端部12が床面Fにひっかかってキャビネット1が転倒するのを防止できる。
図5~図7に示すように、平板部7の前後端部12は、先端側ほど床面Fから離れるように上向きに傾斜している。これにより、地震の揺れ等によってキャビネット1が動くときに平板部7の前後端部12が床面Fに引っ掛かるのを防止してキャビネット1の揺動をさらに抑制できる。さらに、キャビネット1が傾斜姿勢になったときに滑り材13が床に接触する面積を大きくでき、キャビネット1の転倒をより確実に防止できる。
また、転倒防止装置6は、板材からなる簡単な構造であり、床や壁に固定しなくてもよいので施工が容易である。さらに、平板部7が前後一対のキャビネット1の外側にはみ出さない構造にできるので、美感の悪化や人が躓くのを防止できる。このように、転倒防止装置6は、構造が簡単で施工も容易で実用性・汎用性に優れている。
また、本実施形態では、転倒防止装置6の平板部7に2つのキャビネット1が載置されており、2つのキャビネット1を転倒防止装置6で連結できる。そして、1つの転倒防止装置6で、例えば壁面から離れた位置に配置される背面合わせ状の2つのキャビネット1に対して地震の揺れなどによるキャビネット1の揺動を抑制できるとともに、キャビネット1の転倒を防止できる。
また、本実施形態では、前後一対のキャビネット1が載置される平板部7が前後2つに分割されていることから、平板部7の運搬及び保管の利便性が向上する。なお、前後の平板部7は1枚の鋼板で構成されてもよい。この場合、起立片8、ねじ部材10及びナット部材11は不要である。
なお、本実施形態では、前後一対のキャビネット1は左右方向に幅広であることから、左右方向の揺れに対しては転倒しにくい。転倒防止装置6は、平面視でキャビネット1の短手方向の両端部の近傍に配置される平板部7の前後端部12に滑り材13を設けることで、キャビネット1の短手方向に対する揺れ及び転倒の防止に特に有効である。また、上述のように、平板部7の前後端部12を上向きに傾斜状に形成することは、キャビネット1の短手方向に対する揺れ及び転倒の防止に大きく貢献する。
(4).第2実施形態
図11に示す第2実施形態では、転倒防止装置6の平板部7の下面全面に、滑り材13が貼り付けられている。本実施形態では、床面Fと接する滑り材13の面積が大きくなることで免震機能を向上でき、キャビネット1に対する転倒防止装置6の揺動抑制機能及び転倒防止機能を向上できる。
図11に示す第2実施形態では、転倒防止装置6の平板部7の下面全面に、滑り材13が貼り付けられている。本実施形態では、床面Fと接する滑り材13の面積が大きくなることで免震機能を向上でき、キャビネット1に対する転倒防止装置6の揺動抑制機能及び転倒防止機能を向上できる。
なお、滑り材13の面積を大きくする方法は、平板部7の下面全面に滑り材13を貼り付ける構成に限られない。例えば、平板部7の前後端部12に滑り材13を設けるとともに、平板部7の周縁部に沿って平板部7の下面に滑り材13を設けたり、平板部7の下面に縞状又は島状に滑り材13を設けたりするなど、平板部7の下面の一部分に滑り材13を貼り付けることで、製造コストの上昇を抑えながら滑り材13の面積を増やして免震機能を向上できる。このような構成は、以下に説明する各実施形態にも適用可能である。
(5).第3実施形態
図12は第3実施形態を示す図であり、(A)は転倒防止装置の平面図、(B)は側面図ある。図12に示す第3実施形態では、左右長手の1つのキャビネット1のベース4に転倒防止装置6Aが連結されている。転倒防止装置6Aは、鋼板製の平板部7と、平板部7の上面の四隅寄り部位に固着された4つの連結部33とを備えている。平板部7の前後両側の前後端部12は、先端側ほど床面Fから離れるように上向きに傾斜している。前後の前後端部12の下面を含んで前後端部12の下面の全面に、滑り材13が設けられている。
図12は第3実施形態を示す図であり、(A)は転倒防止装置の平面図、(B)は側面図ある。図12に示す第3実施形態では、左右長手の1つのキャビネット1のベース4に転倒防止装置6Aが連結されている。転倒防止装置6Aは、鋼板製の平板部7と、平板部7の上面の四隅寄り部位に固着された4つの連結部33とを備えている。平板部7の前後両側の前後端部12は、先端側ほど床面Fから離れるように上向きに傾斜している。前後の前後端部12の下面を含んで前後端部12の下面の全面に、滑り材13が設けられている。
本実施形態の転倒防止装置6Aは、第1実施形態の転倒防止装置6と同様に、地震の際には低摩擦係数の素材からなる滑り材13の滑り機能によって、キャビネット1を床面Fに対して相対動させるとともに、平板部7の前後端部12の床面Fへのひっかかりを防止することで、キャビネット1の前後方向への傾斜を抑制できるとともに、キャビネット1の転倒を防止できる。
なお、転倒防止装置6Aにおいて、滑り材13が設けられる箇所は平板部7の下面の全面に限定されず、例えば第1実施形態の転倒防止装置6と同様に、前後の前後端部12の下面に沿って左右方向に延設されていてもよい。また、第1実施形態の転倒防止装置6と同様に、平板部7に切り開き部36や窓穴38を設けて、底面二重床の内部から引き出したケーブルを、外部に露出させることなくキャビネット1の内部に引き出せるようにしてもよい。
(6).第4実施形態及び第5実施形態
図13は第4実施形態を示す図であり、(A)は転倒防止装置の平面図、(B)は側面図ある。図14は第5実施形態を示す図であり、(A)は転倒防止装置の平面図、(B)は側面図ある。第4実施形態では、左右長手の1つのキャビネット1に対応した転倒防止装置6Aを左右に分離している。第5実施形態では、転倒防止装置6Aを前後に分離している。分離した転倒防止装置6Aの平板部7の下面の全面に滑り材13が設けられている。
図13は第4実施形態を示す図であり、(A)は転倒防止装置の平面図、(B)は側面図ある。図14は第5実施形態を示す図であり、(A)は転倒防止装置の平面図、(B)は側面図ある。第4実施形態では、左右長手の1つのキャビネット1に対応した転倒防止装置6Aを左右に分離している。第5実施形態では、転倒防止装置6Aを前後に分離している。分離した転倒防止装置6Aの平板部7の下面の全面に滑り材13が設けられている。
これらの実施形態のように、分離方式を採用すると、横幅又は奥行き幅が相違する家具に1種類の転倒防止装置6Aで対応できる利点がある。また、これらの実施形態は、平板部7の面積を小さくできるので、製造コストを低減できるとともに、平板部7の運搬及び保管が容易になるというメリットもある。さらに、分離方式を採用すると、キャビネット1の底部の一部(平板部7に対向していない部分)が床面Fに対向するから、二重床の内部から引き出したケーブルを、外部に露出させることなくキャビネット1の内部に引き出すことができる。
なお、第4実施形態及び第5実施形態においても、滑り材13が設けられる箇所は平板部7の下面の全面に限定されず、例えば前後の前後端部12の下面に沿って左右方向に延設されていてもよい。また、転倒防止装置6Aを左右に分離する構成は、前後のキャビネット1に連結される第1及び第2実施形態の転倒防止装置6にも適用可能である。
また、図14に示す第5実施形態においては、前後の転倒防止装置6Aのそれぞれは、平板部7が左右長手に設けられるとともに、平板部7の前後一対の縁部の両方を前後端部12として上向き傾斜状に形成されている。図14では、各転倒防止装置6Aにおいて、連結部33の突部33aは連結部33本体に対して前後外側に位置している。ここで、転倒防止装置6Aは、載置及び連結されるキャビネット1の種類や仕様に応じて、突部33aが連結部33本体に対して前後内側に位置するように配置されることも可能である。その場合も、キャビネット1の前後縁部の下方に配置される前後端部12は、斜め上向きに傾斜しているとともに下面に滑り材13が設けられているので、キャビネット1の転倒を防止できる。このように、本実施形態の転倒防止装置6Aは、種類や仕様が異なるキャビネット1で共通部材として利用可能であり、汎用性が向上する。ただし、前後端部12として上向き傾斜状に形成される縁部は、平面視でキャビネット1の前後縁部の近傍に配置される縁部(本実施形態では連結部33の突部33a側の縁部)のみであってもよい。
(7).第6実施形態
図15は第6実施形態を示す図であり、(A)は転倒防止装置の平面図、(B)は(A)のB-B位置断面図、(C)は(A)のC-C位置断面図である。本実施形態の転倒防止装置6Aは、第3実施形態と同様に、左右長手の1つのキャビネット1に対応している。本実施形態では、平板部7の左右両側の左右端部14は、前後端部12と同様に、先端側ほど床面Fから離れるように上向きに傾斜しており、平板部7はトレー状の形態を有している。そして、平板部7の下面の全面に滑り材13が設けられており、左右端部14の下面にも滑り材13が設けられている。
図15は第6実施形態を示す図であり、(A)は転倒防止装置の平面図、(B)は(A)のB-B位置断面図、(C)は(A)のC-C位置断面図である。本実施形態の転倒防止装置6Aは、第3実施形態と同様に、左右長手の1つのキャビネット1に対応している。本実施形態では、平板部7の左右両側の左右端部14は、前後端部12と同様に、先端側ほど床面Fから離れるように上向きに傾斜しており、平板部7はトレー状の形態を有している。そして、平板部7の下面の全面に滑り材13が設けられており、左右端部14の下面にも滑り材13が設けられている。
本実施形態の転倒防止装置6Aは、前後端部12及び左右端部14の下面を含んで平板部7の下面に設けた滑り材13の滑り機能によって、キャビネット1を免震できる。さらに、本実施形態の転倒防止装置6Aは、キャビネット1が左右方向に動くときに、平板部7の左右端部14の床面Fへのひっかかりを防止でき、これにより、キャビネット1の左右方向への傾斜を抑制して、キャビネット1の転倒をより確実に防止できる。
なお、第6実施形態の転倒防止装置6Aにおいても、滑り材13が設けられる箇所は平板部7の下面の全面に限定されず、例えば前後端部12及び左右端部14に沿って平板部7の下面に枠状に設けられてもよい。また、平板部7に切り開き部36や窓穴38を設けて、底面二重床の内部から引き出したケーブルを、外部に露出させることなくキャビネット1の内部に引き出せるようにしてもよい。また、左右端部14の先端部を傾斜状に形成する構成や、左右端部14の下面に滑り材13を設ける構成は、上記の第1~第5の実施形態にも適用可能である。
(9). その他
以上、本願発明の実施形態を図面と共に説明してきたが、本願発明は、他にも様々に具体化できる。例えば、対象になる什器はキャビネットには限らないのであり、技術分野の欄で触れたとおり、電気・電子機器、自販機、冷蔵庫、商品陳列棚なども対象になる。
以上、本願発明の実施形態を図面と共に説明してきたが、本願発明は、他にも様々に具体化できる。例えば、対象になる什器はキャビネットには限らないのであり、技術分野の欄で触れたとおり、電気・電子機器、自販機、冷蔵庫、商品陳列棚なども対象になる。
また、上記第1~第6の実施形態の構成を組み合わせることも可能である。また、什器の接地部は、必ずしもアジャスタボルトである必要はない。高さ調節機能を持たない下向き突起であってもよい。或いは、ベースの下面を水平部に広い面積で重ねる(ベタ重ねする)といったことも可能である。
本願発明は、什器用転倒防止装置に具体化できる。したがって、産業上利用できる。
1 キャビネット(什器の一例)
6,6A 転倒防止装置
7 平板部
12 前後端部
13 滑り材
14 左右端部
33 連結部
F 床面
6,6A 転倒防止装置
7 平板部
12 前後端部
13 滑り材
14 左右端部
33 連結部
F 床面
Claims (7)
- 床上に配置される什器が転倒することを防止する装置であって、
前記什器が載置される平板部と、前記平板部と前記什器とを連結する連結部とを備え、
前記平板部の端部は、平面視で前記什器の縁部の下方に配置されており、
前記平板部の少なくとも前記端部の下面に滑り材が設けられている、
什器用転倒防止装置。 - 前記平板部の端部は、先端側ほど床面から離れるように上向きに傾斜している、
請求項1に記載の什器用転倒防止装置。 - 前記滑り材は、前記平板部の中間部の下面にも設けられている、
請求項1又は2に記載の什器用転倒防止装置。 - 前記平板部に複数の前記什器が載置されている、
請求項1~3のいずれか一項に記載の什器用転倒防止装置。 - 前記什器の下方に配置される複数の前記平板部及び前記連結部を備えている、
請求項1~3のいずれか一項に記載の什器用転倒防止装置。 - 什器本体が載るベースと、前記ベースが載る什器用転倒防止装置とを備えており、
前記什器用転倒防止装置は、前記ベースが載置される平板部と、前記平板部と前記ベースとを連結する連結部とを備え、前記平板部の端部は、平面視で前記ベースの少なくとも縁部の近傍に配置されており、前記平板部の端部の下面に滑り材が設けられている、
什器用ベースユニット。 - 請求項1~5のいずれか一項に記載の什器用転倒防止装置、又は請求項6に記載の什器用ベースユニットを備えている、
什器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020058731A JP7421397B2 (ja) | 2020-03-27 | 2020-03-27 | 什器とこれに使用する転倒防止装置及びベースユニット |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
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JP7421397B2 true JP7421397B2 (ja) | 2024-01-24 |
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ID=77919298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3176814U (ja) | 2012-04-24 | 2012-07-05 | 文夫 森本 | 家具用転倒防止装置 |
JP2012135602A (ja) | 2010-12-06 | 2012-07-19 | Canon Inc | 固定器具 |
JP2014140507A (ja) | 2013-01-24 | 2014-08-07 | Casio Comput Co Ltd | 転倒防止装置 |
JP2019118638A (ja) | 2018-01-04 | 2019-07-22 | 株式会社リンテック21 | 転倒防止方法 |
-
2020
- 2020-03-27 JP JP2020058731A patent/JP7421397B2/ja active Active
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