JP7420532B2 - 乾燥装置 - Google Patents

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Description

本発明は、乾燥装置に関し、特に有底筒状の缶体を乾燥する装置に適用するものに関する。
有底筒状の缶体を乾燥するインサイド・ベーク・オーブン(以下、IBOという)は、樹脂製又はステンレススチール製コンベアネットで缶体を一定量まとめて搬送して加熱処理するトンネルタイプオーブンである。例えば図11に示すIBO100のように、3つの領域(106,108,110)に分かれて加熱するタイプが主流である。前工程のインサイド・スプレーマシンで缶体内面に熱硬化性樹脂塗料が塗装された缶体104が、上部開口を上向きとした状態(以下、正置という)でIBO100に搬送される。
IBO100では、コンベアネット102上に正置された缶体104が平面視において千鳥状のパターンを形成し、予熱帯106、昇温帯108、保持帯110、冷却帯114の各領域を通過する。予熱帯106では、100℃程度で水、溶剤を蒸発あるいは揮発させる。昇温帯108では、樹脂の架橋反応を開始させて分子構造を密にするとともに、所定の温度に缶体104を到達させる。保持帯110では、樹脂の架橋反応をさらに促進させ要求性能を満たす塗膜を形成する。要求性能を満たす塗膜を形成するために、例えば190℃×60secを確保する必要がある。保持帯110からエアシール112を経て、冷却帯114で缶温200℃近傍から冷却されて、次の工程へ搬送される。
IBO100の各領域には、コンベアネット102上に正置された缶体104の上方の所定位置に、ノズル本体116が設けられている。ノズル本体116は、缶体104を乾燥させるための気体を缶体104の縦方向に平行に吐出するスリットノズル117を備える。スリットノズル117は、缶体104の搬送方向に直交する方向、すなわちコンベアネット102の幅方向を長手方向とするスリット状の吐出口を有する。吐出口は、所定の幅(例えば3~7mm)を有し、一定間隔(例えば75~90mm等)で搬送方向に複数配置されている。スリットノズル117から吐出される気体は、レイノルズ数(以下、「Re」)2000程度(吐出口で12~16m/s)である。以上のように缶体104を乾燥する際、スリットノズル117が配備されているエリアにおいては、スリットノズル117から吐出される気体を缶内に吹き込ませる衝突噴流が、また、スリットノズル117が配備されていないエリアにおいては、自然対流熱伝達が採用されている。
IBO100は、熱風循環式により、図示しないが、気体として一部の外気を吸気しバーナー加熱された熱風を、循環ファンにより循環させている。上記熱風は、上部の吹出ノズル118から吹出され、吹出ノズル118直後のパンチングプレート120と、スリットノズル117直前のパンチングプレート122を順に通過することによって、各領域の全体に分散、均圧化される。このようにしてスリットノズル117からは、均一な流速の熱風が吹き出る。
上記スリットノズルとして、特許文献1には、一対の波板を、互いの山部及び谷部が直交するように、離間して配置された渦流発生装置が開示されている。上記特許文献1によると、渦流発生装置によって生じた乱流状態にある空気が缶体に到達すると、缶体の周囲の気流の流れを乱し、缶体の表面に付着した水分を効率よく乾燥することができる。
特開平3-95385号公報
しかしながら上記特許文献1のスリットノズルは、吐出口の長手方向が、搬送方向と直交する方向に配置されているため、スリットノズルからの衝突噴流が間欠的に缶内に吹き込むような構成となっている。スリットノズルの間隔が缶外径より大きい場合、自然対流のみの熱伝達になるエリア(時間)があるので、常時衝突噴流が流れ込む系よりも乾燥効率が低くなる。また、スリットノズルの間隔が缶外径より小さい場合、二つの衝突噴流が流れ込むエリアがあることで、缶内流れが不安定になり、エネルギー消費量が増え、初期設備費用もかさむことが推定される。
本発明は、缶体内を効率的に乾燥することができる乾燥装置を提供することを目的とする。
本発明に係る乾燥装置は、有底筒状に形成された複数の缶体を、上部開口を上向きにして搬送面に載せて搬送可能な搬送部と、前記複数の缶体を搬送方向に対し平行に一列に配列可能な複数のゲートと、前記複数のゲートの出口側に設けられ、前記複数の缶体の前記上部開口に向かって気体を吐出可能なスリット状の吐出口を有する複数のノズルとを備え、前記吐出口の長手方向が前記搬送方向と平行であり、前記複数のゲートは、それぞれ、前記複数の缶体が一列で通過可能な間隔を開けて、表面同士が対向するように設けられた一対の仕切りを有し、前記吐出口の前記搬送方向に交差する前記搬送面に平行な幅方向の中心に対し、前記間隔の前記幅方向の中心が、前記幅方向にずれた位置に配置されている。
本発明に係る乾燥装置において、前記吐出口の前記幅方向の中心と前記缶体の中心の間の距離をD、前記缶体の半径をrとした場合、前記吐出口は(r/3)≦D<rの範囲内に配置されているのが好ましい。
本発明に係る乾燥装置において、前記複数のゲートの入口側に、前記複数の缶体を前記幅方向に移動させる分散機構を備える。
本発明に係る乾燥装置において、前記分散機構は、複数のシャフトと、前記複数のシャフトの軸方向を前記搬送面に交差する向きとした前記複数のシャフトを、前記幅方向へ往復動可能に支持する支持部とを有するのが好ましい。
本発明に係る乾燥装置において、前記搬送部は、前記複数のゲートの出口側において、前記複数の缶体を載せる無端ベルトを有し、前記無端ベルトは、前記複数の缶体を載せる領域に複数の貫通穴を有し、前記複数の貫通穴は、前記領域の気体を吸引可能な吸引部に連結されているのが好ましい。
本発明によれば、長手方向が搬送方向と平行に配置されたスリット状の吐出口に対し、ゲートが缶体を幅方向にずらした状態で缶体を配列することによって、缶体の上部開口が熱風に継続的に曝されるとともに、熱風をより確実に缶体内へ容易に進入させることができるため、缶体内を効率的に乾燥することができる。
本実施形態の乾燥装置の全体構成を示す模式図である。 本実施形態の乾燥装置に用いられる整列機構の概略図である。 本実施形態の乾燥装置に用いられる整列機構の平面図である。 ノズルの斜視図である。 ガイドとノズルの位置関係を示す概略図である。 上記ノズルの作用の説明に供する断面図である。 上記ノズルの変形例を示す斜視図である。 実験装置の構成を模式的に示す斜視図である。 実験装置の部分拡大図である。 実施形態のノズルを通過した気体を撮影した可視化画像であり、aはノズルが缶体の左側面付近、bはノズルが缶体の中央左寄り、cはノズルが缶体の中央右寄り、dはノズルが缶体の右側面にある場合の、可視化画像である。 従来の乾燥装置の全体構成を示す模式図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
本実施形態に係る乾燥装置1について図1を参照して説明する。有底筒状の缶体104を乾燥する乾燥装置1は、搬送部で缶体104を一定量まとめて搬送して加熱処理するトンネルタイプオーブンである。乾燥装置1は、3つの領域に分かれて加熱する。前工程のインサイド・スプレーマシンで缶体内面に熱硬化性樹脂塗料が塗装された缶体104が、上部開口105が上向きである正置した状態で乾燥装置1に搬送される。
乾燥装置1は、上流から、昇温帯108、保持帯110、冷却帯114が搬送方向に沿って順に設けられている。そして、必要に応じ昇温帯108の前方に予熱帯106が設けられる。搬送部は、無端ベルトとしての樹脂製のコンベアベルト102を有する。コンベアベルト102上に正置された缶体104は、平面視において格子状に配置され、予熱帯106、昇温帯108、保持帯110、冷却帯114の各領域を通過する。予熱帯106では、100℃以下で水、溶剤を蒸発あるいは揮発させる。昇温帯108では、樹脂の架橋反応を開始させて分子構造を密にするとともに、所定の温度に缶体104を到達させる。保持帯110では、樹脂の架橋反応をさらに促進させて要求性能を満たす塗膜を形成する。要求性能を満たす塗膜を形成するために、例えば190℃×60secを確保する必要がある。保持帯110からエアシール112を経て、冷却帯114で缶温200℃近傍から冷却されて、次の工程へ搬送される。
乾燥装置1の各領域には、コンベアベルト102上に正置された缶体104の上方の所定位置に、ノズル本体10Aがそれぞれ設けられている。ノズル本体10Aは、缶体104の縦方向に平行に気体を吐出するノズル(後述する)を備える。本明細書において平行とは、完全に平行である状態に限定されず、完全に平行な状態からわずかに傾いた状態を含む。
乾燥装置1は、熱風循環式により、図示しないが、缶体104を乾燥する気体として一部の外気を吸気し、100℃~255℃程度にバーナー加熱された熱風を、循環ファンにより循環させている。上記熱風は、上部の吹出ノズル118から吹出され、吹出ノズル118直後のパンチングプレート120と、ノズル直前のパンチングプレート122を順に通過することによって、各領域の全体に分散、均圧化される。このようにしてノズルからは、均一な流速の熱風が吹き出る。なお、乾燥装置1の基本的な構成は、図1に示した例に限定されるものではなく、いわゆる衝突噴流を用いる他の形態にも適用できる。
乾燥装置1は、コンベアベルト102の上流側に、千鳥状に配置された複数の缶体104を搬送方向に一列に整列させる整列機構40を備える。缶体104は、整列機構40によって搬送方向に一列に整列された状態で予熱帯106へ搬送される。整列機構40は、図2に示すように、分散機構42、2個のゲート46、及び位置決め機構48を有する。図2において、搬送方向はx方向、コンベアベルト102の幅方向はy方向、コンベアベルト102表面に垂直な方向はz方向とする。
分散機構42は、ゲート46の入口側に設けられ、第2搬送部と、3本のシャフト50と、3本のシャフトを支持する支持部52とを有する。第2搬送部は、無端状のベルト43を有するコンベアである。ベルト43は、表面である搬送面の上に正置された複数の缶体104をx方向へ搬送する。シャフト50は、耐摩耗性や耐久性に優れたエンジニアリングプラスチック、例えばポリアセタール、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリブチレンテレフタレート、フッ素樹脂などで形成される。シャフト50は、円柱状であって、上端部に雌ねじが形成されている。
支持部52は、図3に示すように、支持フレーム54を有する。支持フレーム54は、ベルト43のy方向長さより長い長さを有する、等辺山形鋼で形成される。支持フレーム54は、搬送面のz方向上側であってベルト43をy方向に横断するように、配置される。支持フレーム54は、複数のシャフト50をy方向に等間隔に配置した状態で固定する。支持フレーム54は、一辺53に等間隔に配置された貫通穴を有する。
上記貫通穴にシャフト50を通し、支持フレーム54の一辺53を挟むように二つのナット(図示しない)をシャフト50の雌ねじにねじ込むことによって、シャフト50が支持フレーム54に固定される。支持フレーム54は、シャフト50の軸方向の中心より上端寄りの位置でシャフト50を固定している。シャフト50の下端は、支持フレーム54から搬送面へ突き出ている。シャフト50の軸方向はz方向に平行、すなわち搬送面に対し垂直に配置され、シャフト50の下端と搬送面の間に所定の隙間が設けられている。複数のシャフト50のy方向の間隔は、少なくとも缶体104のy方向長さより大きい。
支持部52は、伸縮部56を有する。伸縮部56は、シリンダー58と、第1シリンダブラケット60、第2シリンダブラケット62、シリンダフレーム64とを有する。
シリンダー58は、シリンダチューブ57と、シリンダチューブ57に対し進退可能に設けられたピストンロッド59とを有し、軸方向をy方向に平行となる向きに配置される。シリンダチューブ57に図示しない配管を通じて供給される流体によって、ピストンロッド59がシリンダチューブ57に対し往復動し、シリンダー58は伸縮する。
第1シリンダブラケット60及び第2シリンダブラケット62は、等辺山形鋼で形成されている。第1シリンダブラケット60の一辺61はシリンダチューブ57の基端に、他辺63はシリンダフレーム64の一辺65に固定される。第2シリンダブラケット62の一辺67はピストンロッド59の先端に、他辺69は支持フレーム54の他辺55に固定されている。
シリンダフレーム64は、ベルト43のy方向長さより長い長さを有する、等辺山形鋼で形成される。シリンダフレーム64は、搬送面のz方向上側に、ベルト43をy方向に横断するように配置されている。シリンダフレーム64の他辺71は、固定フレーム73に連結される。固定フレーム73は、図示しない装置本体に固定されており、これによってシリンダフレーム64は固定フレーム73を介して装置本体に固定される。なお、上記支持フレーム54は、固定フレーム73から浮いた状態で配置され、固定フレーム73に固定されていない。
シリンダチューブ57がシリンダフレーム64に固定されているので、ピストンロッド59がシリンダチューブ57に対し往復動することによって、支持フレーム54がピストンロッド59と一体に往復動する。したがってシリンダー58がy方向に平行な方向に伸縮することによって、支持フレーム54に固定されたシャフト50がy方向に直線運動する。シリンダー58の伸長又は収縮による、シャフト50のy方向の移動距離は、缶体104の直径の2倍程度である。
2個のゲート46は、後述するノズルの中心に対し、缶体104の中心をずらした位置に配置するように形成されている。2個のゲート46は、それぞれ一対の仕切りとしての側壁66を有する。一対の側壁66は、耐摩耗性や耐久性に優れたエンジニアリングプラスチック、例えばポリアセタール、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリブチレンテレフタレート、フッ素樹脂などで形成された、矩形状の板である。一対の側壁66は、表面同士を対向させて、表面が、x方向及びz方向に対し平行となる向きに、配置されている。一対の側壁66の表面同士の間に、缶体104が一列で通過可能な長さを有する間隔が設けられている。側壁66のy方向の位置は、シャフト50のy方向の移動距離の中心位置であるのが好ましい。2個のゲート46に対し、側壁66は3個で構成されており、中央に配置された側壁66が両方のゲート46の一対の側壁66の一方を兼ねる。
一対の側壁66はゲートフレーム68に固定されている。ゲートフレーム68は、ベルト43のy方向長さより長い長さを有する、矩形の板で形成される。ゲートフレーム68は、搬送面のz方向上側に、ベルト43をy方向に横断するように固定フレーム73上に配置され、固定フレーム73に固定されている。ゲートフレーム68は固定フレーム73を介して図示しない装置本体に固定されている。ゲートフレーム68の搬送面に対向する表面に、一対の側壁66が等間隔で固定されている。図示しないが、ゲートフレーム68の厚み方向に貫通した貫通穴にボルトを通し、当該ボルトを、一対の側壁66の厚みを形成する端面に設けられた雌ねじにねじ込むことによって一対の側壁66をゲートフレーム68の搬送面に対向する表面に固定する。一対の側壁66間の間隔は、缶体104が通過可能な長さである。
位置決め機構48は、ゲート46の出口側に設けられ、コンベアベルト102に形成された複数の貫通穴70と、吸引部37(図1)とを有する。複数の貫通穴70は、複数の缶体104を載せるコンベアベルト102の領域に形成されている。複数の貫通穴70は、コンベアベルト102の表面と裏面を貫通している。貫通穴70の大きさは、缶体104の直径より小さい。上記領域は、一対の側壁66を起点としx方向に平行な仮想線75の間の領域である。複数の貫通穴70は、上記領域のy方向の中心位置に配置され、x方向に等間隔で形成されている。吸引部37は、コンベアベルト102の裏面側に配置された第1吸引口39を有するダクト(図1)41と、ダクト41に連結された図示しない吸引装置とを有する。吸引装置は、ダクト41を通じて、第1吸引口39及びコンベアベルト102の表面側の気体を吸引する。位置決め機構48は、コンベアベルト102の表面の気体を吸引することによって、コンベアベルト102表面と缶体104の底部との間を負圧状態とし、缶体104をコンベアベルト102表面に吸着する。
図4に示すように、ノズル本体10Aは、ノズル11が設けられている。ノズル11は、図4の場合1つを図示しているが、実際はコンベアベルト102のy方向に、所定の間隔をあけて、2個設けられている。ノズル11は、所定の間隔(例えば3~7mm)を開けて対向して配置された一対のノズル壁12,14を備える。図4においてノズル11のx方向の端部は、開口しているのが好ましい。
ノズル11は、パンチングプレート122(図1)を通過した熱風を一方向下向きへ導く流路を有する。当該流路は、ノズル壁12,14の間に形成された扁平形状である。一方向は、熱風の吐出方向である。図4の場合、一方向は、図中矢印方向(z方向下向き)であり、上部開口105を上向きとして正置された有底筒状の缶体104の中心軸107に平行な方向である。ノズル11の一方向の長さは、適宜選択することができる。
本実施形態の場合、ノズル壁12,14は、所定の間隔を開けて配置された一対の平板で形成されている。ノズル壁12,14同士は、基端において天板13に一体化されている。ノズル本体10Aは、天板13を挟んでノズル11が形成されている。ノズル11の基端は、パンチングプレート122を通過した熱風の入口である。
ノズル11の先端は、缶体104の上部開口105に向かって熱風を吐出する、熱風の出口である吐出口15が設けられている。吐出口15は、スリット状の開口を有する。ノズル11は、吐出口15の長手方向をx方向と平行、すなわちコンベアベルト102の長手方向に対して平行に配置されている。吐出口15のy方向の長さは、缶体104の半径より短い。ノズル11の入口と吐出口15を結ぶ流路は、一方向から見て扁平形状である。当該流路の開口面積は、吐出口15の直前まで一定であるのが好ましい。図2の場合、流路および吐出口15は、一方向から見た形状が長方形状である。ノズル11から吐出される熱風は、所定のRe、例えば、2000程度(吐出口で12~16m/s)である。以上のように缶の乾燥においては、ノズル11から吐出される熱風を缶体104に吹き込ませる、いわゆる衝突噴流が採用されている。
図5は、x方向からみたときのゲート46とノズル11の位置関係を示す概略図である。図5に示すように、吐出口15のy方向の中心と一対の側壁66の間隔のy方向の中心は、y方向にずれた位置に配置されている。図5の場合、吐出口15は、間隔のy方向の中心からコンベアベルト102のy方向左側にずれた位置に配置されている。
なお、図5では、吐出口15は、缶体104の中心からコンベアベルト102のy方向左側にずれた位置に配置されている場合について説明したが、y方向右側にずれていてもよいことはもちろんである。
吐出口15のy方向の中心と前記缶体104の中心の間の距離をD、缶体104の半径をrとした場合、吐出口15は、(r/3)≦D<rの範囲に配置されるのが好ましい。吐出口15は、(r/3)≦D<rの範囲に配置されることによって、缶体104内に進入した熱風が、後述するコアンダ効果によって、胴部内面に沿ってより確実に直進するので、缶体104の全体をより均一に加熱することができる。吐出口15は、(3r/5)≦D<rの範囲に配置されるのが、より好ましい。
乾燥装置1は、図6に示すように、吐出口15に対し缶体104の中心を挟んで反対側に、第2吸引口21を設けてもよい。第2吸引口21は、図示しないが、配管を通じて循環ファンに接続される。第2吸引口21は、吐出口15と同様、スリット状の開口を有し、長手方向がコンベアベルト102の長手方向と平行となるように配置されている。第2吸引口21と一対の側壁66の間隔の中心の間の距離は、上記Dと同じでもよいし、異なっていてもよく、適宜選択することができる。
次に、乾燥装置1の作用及び効果について説明する。まず、ベルト43は、千鳥状に配列された稠密状態で、複数の缶体104をx方向へ搬送する。ベルト43において、複数の缶体104は、表面同士が接し、ひと塊となった状態で分散機構42へ進入する。ゲート46の入口側で、ひと塊となった缶体群は、y方向へ直線運動する複数のシャフト50によって、y方向のいずれかの向きに押されながらx方向へ進む。y方向へ押されることによって缶体群は、個々の缶体104に分散する。分散機構42を通過した個々の缶体104は、それぞれゲート46へ進入する。各ゲート46において缶体104は、x方向へ一列に配列される。ゲート46の出口側において、コンベアベルト102の表面近傍の気体は、貫通穴70を通じて、吸引部37によって吸引されており、ゲート46を通過した缶体104は、コンベアベルト102表面に吸着され、所定の領域に位置決めされる。
乾燥装置1では、ゲート46ごとにコンベアベルト102上をx方向に一列に整列した状態で缶体104が搬送される。缶体104は、コンベアベルト102のy方向に2列配列され、全体として格子状に配列される。上方の所定位置に配置された吐出口15から缶体104の上部開口105に向かって熱風が吐出される。吐出口15の長手方向が、x方向と平行に配置されているので、缶体104の上部開口105が熱風に継続的に曝されるため、缶体104内を効率的に乾燥することができる。
図5に示したように、ゲート46が吐出口15に対しy方向へずれた位置に配置されていることによって、吐出口15から吐出された熱風は、缶体104の中心からずれた位置から缶体104内へ進入する。したがって熱風は、缶体104の胴部内面に沿って直進し、缶体104の内へ容易に進入することができる。缶体104の内へ進入した熱風は、一部が吐出口15の長手方向に平行な方向を軸とする横渦となって缶体104中心部へそれながら、残部がコアンダ効果によって缶体104内面に沿って、缶体底部に到達する。缶体底部に到達した熱風は、反対側の胴部内面に沿って上昇する。
本実施形態に係る乾燥装置1は、熱風を缶体104内へ容易に進入させることができるので、缶体104の内面を効率的に乾燥することができる。乾燥装置1は、吐出口15を(r/3)≦D<rの範囲に配置することによって、缶体104の全体をより均一に加熱することができる。吐出口15は、(3r/5)≦D<rの範囲に配置されることによって、缶体104における温度差をより低減することができる。
缶体104は、長手方向がx方向に平行に配置された吐出口15の下を、x方向に一列に整列した状態で搬送される。乾燥装置1は、缶体104が継続的に熱風に曝されるため効率的に乾燥することができる。
本実施形態の場合、分散機構42は、ゲート46の入口側において稠密状態で搬送されてきた缶体群を分散させる。したがって乾燥装置1は、複数のゲート46へ缶体104をより確実に割り振ることができる。ゲート46の出口側において缶体104をコンベアベルト102に吸着するので、缶体104の中心からy方向にずれた位置に吐出された熱風によって、缶体104が転倒することを防止できる。したがって乾燥装置1は、缶体104をより確実に一列に配列した状態で位置決めしてノズル11の下に供給することによって、缶体104をより効率的に乾燥することができる。
上記のようにノズル11を配置することにより、缶体104の上部開口105から缶体104内へ継続的に熱風を供給することができ、さらに供給された熱風が効率的に缶体104内面に沿って底部へ到達する。したがって缶体104は、接触した熱風によって熱せられるので、効率的に乾燥される。特に缶体104が、アルミニウムで形成されている場合、熱伝導率が高いので、より効率的に乾燥される。
従来の乾燥装置100の場合、吐出口の長手方向をコンベアベルトのy方向に平行となるように配置しているので、缶体に進入する熱風の流量の変化が大きく、缶体の上部開口が熱風に曝されるのが間欠的であるため、効率的とはいえない。吐出口のないエリアでは、基本的に自然対流による熱伝達のみで、いわゆる蒸し焼き状態である。実際のコンベアベルト上の缶体は、格子状ではなく千鳥状に配列された稠密状態で搬送される。従って、格子状に配列された缶体群よりも千鳥状に配列された缶体群の方が流体抵抗として大きくなる。吐出口から吐出された熱風の流速は缶体の上部開口付近で急速に減速し、上記熱風は缶体群のない部分に流れやすくなると考えられる。上記熱風を、缶体内面や、缶体と缶体の間に強制的に供給するには、缶体の転倒を抑止しながら流速を上げる必要があり、現実的ではない。缶体内面や、缶体と缶体の間に熱風が供給されないことによって、缶体を効率的に加熱することが難しく、缶体上部と下部の間の温度差が大きくなる。この結果、缶体は、内面の塗料の焼き付けムラや溶剤の残留、の抑制が十分でない状態となる。したがって従来は、搬送速度を落としたり、設備を長くしたりして、乾燥時間を長くしなければならなかった。
これに対し、本実施形態の場合、乾燥装置1の入り口で缶体104を格子状に配列することで、缶体104と缶体104の隙間を広げる。長手方向がx方向に平行に配置された吐出口15から吐出された熱風は、缶体104と缶体104の隙間と、缶体104内とにそれぞれ流れ込む。缶体104と缶体104の隙間が広いので、上記隙間に熱風が流れ込みやすい。上記熱風によって、缶体104は外面からの強制対流熱伝達の効果が寄与される。
缶体104内に流れ込んだ熱風は、吐出口15が缶体104の中心からy方向にずれた位置に配置されていることにより、缶体104内においてコアンダ効果が生じやすい。上記熱風は、コアンダ効果によって、いわゆる壁面噴流となる。壁面噴流は、自由噴流よりも拡散が抑制されるので、流速が低下しにくく、噴流の中心速度は維持される。従って、缶体104内の壁面噴流は、缶底まで達し、缶上部へ吹き上げる流れを形成する。缶体104内面の塗料の焼き付けのプロセスでは、塗料の架橋反応と共に水や溶剤の蒸発・揮発を伴う。上記壁面噴流は、これらの溶媒が缶体104内で滞留することを抑制し、効率よく物質移動させる。缶底に達した壁面噴流は、溶媒を含んで缶上部へ吹き上がっていくので、この噴流を回収することで、物質移動をさらに促進することができる。
格子状に缶体104を配列することによって時間当たりの缶体104の搬送数量が従来に比べ減少する。しかしながら、本実施形態の乾燥装置1は、熱伝達率及び物質移動効率を向上させた分、コンベアベルト102の搬送速度を上げることによって、時間当たり搬送数量を減らすことなく処理することができる。以上より、本実施形態は、熱伝達率及び物質移動効率を向上することによって、缶体104の塗膜の品質を向上できると共に省エネルギー化を実現することができる。
上記実施形態の場合、流路および吐出口15は、一方向から見た形状が長方形状である場合について説明したが、本発明はこれに限らない。図7に示すノズル本体10Bは、ノズル23が設けられている。ノズル23は、ノズル壁12,14の先端側、図7の場合、先端27,28に互いのノズル壁12,14に向かって突出した複数の突起31を有する。突起31は、櫛歯状であって、吐出口25の長手方向に沿って複数形成されている。図7に示す突起31は、一方向から見た形状が四角形状である。突起31同士の間は凹部32が形成されている。凹部32は、突起31と同様、四角形状である。
上記のようなノズル23を通過した熱風は、突起31同士の間の凹部32を通過することにより、一方向の軸を有する縦渦となることで、直進性が増す。本変形例に係る吐出口25は、吐出口25の長手方向が、x方向と平行に配置されているので、缶体104の上部開口105に熱風を継続的に供給できるため、缶体104内を効率的に乾燥することができる。
吐出口25は、缶体104の中心からy方向にずれた位置に配置されることにより、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。また上記ノズル23を備えた乾燥装置1は、当該ノズル23が突起31を有することにより、直進性が向上した熱風を吐出口25から吐出することができるので、より効率的に缶体104内を乾燥することができる。ノズル23に突起31を設け、強制的に縦渦を発生させることによって自由噴流の大規模渦列を抑制することができる。ノズル23を通過した熱風は、突起のないノズルを通過した熱風に比べ、吐出口の流速が保たれる領域(速度ポテンシャルコア)を伸ばすことができ、Reを大きくすることと等価の効果が得られる。上記突起31は、四角形状である場合に限られず、三角形状でもよい。
図7の場合、ノズル壁12に形成された突起31と凹部32は、ノズル壁14に形成された突起31と凹部32と同じ位置に形成されているが、本発明はこれに限らない。例えば、ノズル壁12に形成された突起31と凹部32は、ノズル壁14に形成された突起31と凹部32と、吐出口15の長手方向にずれていてもよく、ノズル壁12に形成された突起31に対応した位置にノズル壁14に凹部32が形成されていてもよい。
図7の場合、ノズル壁12,14の先端27,28に複数の突起31を有する場合について説明したが、本発明はこれに限らない。突起31は、圧力損失による熱風の直進性が著しく低下しない程度の範囲内で、吐出口25の入口方向へずれた位置に形成してもよい。
上記実施形態の場合、乾燥装置1は、コンベアベルト102の上流側に、缶体104をx方向に一列に整列させる整列機構40を有する場合について説明したが、本発明はこれに限らない。整列機構は、乾燥装置1とは別に、乾燥装置1の上流側に設けることとしてもよい。
支持フレーム54に形成される貫通穴は、x方向に長い長円状としてもよい。長円状の貫通穴とすることによって、シャフト50のx方向の位置を適宜調節してシャフト50を支持フレーム54に固定することができる。複数のシャフト50は、x方向の位置をそれぞれ個別に設定してもよい。
ゲート46は、ノズル11の数に合わせて2個である場合について説明したが、本発明はこれに限らず、ノズル11が3個以上の場合、同様に3個以上でもよい。この場合、シャフト50は、側壁66の数に合わせて4本以上としてもよい。ゲート46は一対の側壁66に替えて、一対の棒状の部材で形成してもよい。棒状の部材は、z方向に複数配置してもよい。
複数の缶体104を載せる領域以外のベルト43の領域に複数の貫通穴70をさらに設けてもよい。複数の缶体104を載せる領域以外のベルト43の領域に設けられた貫通穴70を通じて、吐出口15から吐出された熱風を効率的に回収することができる。
上記実施形態で説明した位置決め機構に替えて、一対の仕切りを、予熱帯106、昇温帯108、及び保持帯11まで延長して設けてもよい。この場合、一対の仕切りは、十分な耐熱性を有する材料で形成される。また、この場合、コンベアベルト102に替えて、樹脂製又はステンレススチール製のコンベアネットを用いてもよい。
上記吐出口15の先端に、吐出口15の一部を閉塞する網などのフィルターを設けることによって、吐出口15から吐出された熱風のReを変えることとしてもよい。
支持部がy方向に平行な直線運動することによって、シャフト50を往復動させる場合について説明したが、本発明はこれに限らない。例えば、支持部がz方向に平行な軸を中心に公転することによって、シャフト50をy方向へ往復動させることとしてもよい。
分散機構は、シャフト50及び支持部52を有する構成に替えて、ノズル壁12,14の入口側に配置された分岐ガイドを有する構成としてもよい。分岐ガイドは、先端をx方向の上流側に突出させ、基端においてノズル壁12,14の入口側に連結されており、基端を中心として先端がy方向へ揺動するように形成される。y方向へ揺動する分岐ガイドは、ひと塊となった缶体群をy方向のいずれかの向きに押すことによって、個々の缶体104に分散することができる。
実際に上記実施形態に係る吐出口の配置の有効性を検証した結果を以下に説明する。まず図8に示す実験装置124を用意した。当該実験装置124は、上部の吹出ノズル118、パンチングプレート120、ノズル本体10Aを介して、気体が缶体104に吐出される。気体は、レイノルズ数を2000、吐出口15における流速を6m/sとした。缶体104は、リニアガイド34によって、吐出口15の長手方向に直交する方向に移動可能に保持されている。缶体104の移動速度は、2.40cm/sとした。
粒子イメージ流速計測法(Particle Image Velocimetry)により、吐出された気体の流れを撮影した。具体的には、CCDカメラ36を用いて、ノズル11から吐出された気体の流れを撮影した。トレーサーとしてオイルミスト(平均粒径1μm、比重s≒1.05)を用いた。光源38は、Nd:YAGレーザ(最大出力200mJ)であり、図8の位置よりレーザーシートを照射した。
缶体104(図9)は、透明樹脂で形成した、直径66mm、高さ123mmの上部開口を有する有底筒状体を用いた。ノズル11は、一方向の長さを30mm、吐出口15のy方向長さを5mm、缶体104を載せた台と天板13までの距離を190mmとした。CCDカメラ36を用いてノズル11から吐出された気体の流れを撮影した結果を図10a、10b、10c、10dに示す。
各画像の右下には、缶体104の左側胴部と、吐出口が一致した時点からの経過時間を示す。図10のa、図10のdに示すように、缶体胴部の近傍では、吐出口15から吐出された気体は、一方向へ直進し、コアンダ効果により缶体胴部内面に沿って、缶体内部に進入している。
図10のb、図10のcに示すように、吐出口15が、缶体104の中心からの距離Dが9mm(図10のb)、及び7.8mm(図10のc)の位置では、吐出口15から吐出された気体は、コアンダ効果により缶体胴部へ向かいながら、缶体内部へ入りこんでいることが確認された。
吐出口15が缶体胴部に近い方が、気体は、コアンダ効果により缶体胴部へ向かいやすい。したがって上記の結果から、缶体104の中心からの距離Dが9mm、及び7.8mmよりも缶体胴部に近い位置、すなわち吐出口15が少なくとも(r/3)≦Dの位置では、吐出口15から吐出された気体は、缶体胴部へ向かいながら、上部開口105から缶体内部へ入りこむこといえる。
1 乾燥装置
10A,10B ノズル本体
11 ノズル
12,14 ノズル壁
15 吐出口
23 ノズル
25 吐出口
31 突起
37 吸引部
42 分散機構
46 ゲート
48 位置決め機構
50 シャフト
52 支持部
66 側壁(仕切り)
70 貫通穴
100 乾燥装置
102 無端ベルト

Claims (6)

  1. 有底筒状に形成された複数の缶体を、上部開口を上向きにして搬送面に載せて搬送可能な搬送部と、
    前記複数の缶体を搬送方向に対し平行に一列に配列可能な複数のゲートと、
    前記複数のゲートの出口側に設けられ、前記複数の缶体の前記上部開口に向かって気体を吐出可能なスリット状の吐出口を有する複数のノズルと
    を備え、
    前記吐出口の長手方向が前記搬送方向と平行であり、
    前記複数のゲートは、それぞれ、
    前記複数の缶体が一列で通過可能な間隔を開けて、表面同士が対向するように設けられた一対の仕切りを有し、
    前記吐出口の前記搬送方向に交差する前記搬送面に平行な幅方向の中心に対し、前記間隔の前記幅方向の中心が、前記幅方向にずれた位置に配置されており、
    前記吐出口は、前記缶体の中心から前記幅方向にずれた位置に配置されており、前記吐出口から吐出された前記気体を、前記缶体の中心からずれた位置から前記缶体内に進入させる乾燥装置。
  2. 前記吐出口の前記幅方向の中心と前記缶体の中心の間の距離をD、前記缶体の半径をrとした場合、前記吐出口は(r/3)≦D<rの範囲内に配置されている請求項1に記載の乾燥装置。
  3. 前記複数のゲートの入口側に、前記複数の缶体を前記幅方向に移動させる分散機構を備える請求項1又は2に記載の乾燥装置。
  4. 前記分散機構は、
    複数のシャフトと、
    前記複数のシャフトの軸方向を前記搬送面に交差する向きとした前記複数のシャフトを、前記幅方向へ往復動可能に支持する支持部と
    を有する請求項3に記載の乾燥装置。
  5. 前記支持部は、前記幅方向に平行な方向に伸縮する伸縮部を有し、
    前記伸縮部は、前記複数のシャフトを前記幅方向に直線運動させる請求項4に記載の乾燥装置。
  6. 前記搬送部は、前記複数のゲートの出口側において、前記複数の缶体を載せる無端ベルトを有し、
    前記無端ベルトは、前記複数の缶体を載せる領域に複数の貫通穴を有し、
    前記複数の貫通穴は、前記領域の気体を吸引可能な吸引部に連結されている
    請求項1~のいずれか1項に記載の乾燥装置。
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