JPS5912541Y2 - 熱処理装置 - Google Patents

熱処理装置

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JPS5912541Y2
JPS5912541Y2 JP1978010723U JP1072378U JPS5912541Y2 JP S5912541 Y2 JPS5912541 Y2 JP S5912541Y2 JP 1978010723 U JP1978010723 U JP 1978010723U JP 1072378 U JP1072378 U JP 1072378U JP S5912541 Y2 JPS5912541 Y2 JP S5912541Y2
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JP
Japan
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conveyor
heat treatment
discharge surface
honeycomb
products
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978010723U
Other languages
English (en)
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JPS53118171U (ja
Inventor
バ−タン・グレイアン
Original Assignee
バンゴ−・パンタ・オペレ−シヨンズ・インコ−ポレ−テツド
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Publication date
Application filed by バンゴ−・パンタ・オペレ−シヨンズ・インコ−ポレ−テツド filed Critical バンゴ−・パンタ・オペレ−シヨンズ・インコ−ポレ−テツド
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  • Nozzles (AREA)
  • Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は熱処理装置に関する。
この考案によれば、流体供給充満室の排出面として使用
される、夫々がハニカム形状断面をなす一連のノズル通
路を有する改良されたノズル装置が提供される。
このハニカム形状をなす通路は充満室の排出面に正確に
垂直な方向に空気流が制御可能に有効に指向される複数
の細長い空気通路即ちノズルを提供している。
ハニカム形状をなす通路の長さノズルがそこから出る空
気流に適当な方向制御を与えるばかりでなく基本的に非
乱流即ち層流の空気流を生せしめる充分な長さを提供す
るようになっている。
即ち、本考案は連続配列した罐などの薄壁容器製品を熱
処理する装置であって、当該装置を介して該製品を搬送
するコンベアと、該コンベアに対置して設けてある熱処
理流体供給充満室と、前記コンベアの面に平行に配置さ
れかつ該コンベアによって搬送される製品に対して近接
した関係に配置された前記充満室からの流体排出面と、
から或り、該排出面には夫々がハニカム形状断面を有す
る一連のノズルが該面全体に形威してあり、該ノズルが
熱処理流体を前記熱処理流体供給充満室から常時層流状
態にて、前記コンベアによって搬送される製品に衝突さ
せるような寸法を有しており、これにより製品のコンベ
ア上での転倒を防止し、かつ、迅速、かつ、均一な熱処
理を保証する熱処理を提供している。
このような構造の故に、ハニカム形状の通路を有する排
出の面と平行に配置されたコンベア上を搬送される容器
等の製品は、コンベア面に対して垂直に、従って容器の
中心線に平行する方向に制御された基本的に非乱流の空
気流を受けることが出来る。
その結果、容器が不安定化することなく従来経済的に可
能となっていたよりも大量かつ高速の空気流が供給され
、そのため熱伝達及び浄化速度を増しこうして高速生産
が経済的に得られる。
更に、この考案のノズル装置は小型であるので小型の対
流形のオーブン、即ち、加熱装置に併用される。
対流形のオーブンの基本的目的は、一般に処理される製
品へまたはその製品から制御された、かつ、均一な熱の
伝達を得ることである。
このようなオーブンを使用するある理由は、通常は空気
である熱伝達媒体を位置、方向、速度、量を制御するに
ある。
然しなから、連続するコンベア上をオーブンを介して移
動する薄壁容器の内面の塗布剤を処理するようなある場
合には、空気の流れを受ける製品の安定性が同様に重要
となってくる。
製品安定性の問題は罐製造業者が特にアルミニウム製の
長く軽い罐を作るときに生じる。
もし罐への空気の衝突が罐を傾けさせると、その内側の
コーテイグは適切に硬化処理されず、かつ、それに隣接
する罐は次々に将棋倒しの様に倒されることになろう。
容器内面コーテングの硬化処理の際、通常容器はコンベ
ア上に開放端を上にして容器の中心線がコンベアの面に
垂直になり、かつ、硬化オーブンを通る間中その運転方
向に垂直になるように配置される。
この配置においては、空気流が容器の中心線に平行であ
ることを条件として容器の安定性が得られる。
通常空気供給充満室の排出面は、コンベアに平行に位置
づけられており、空気流の方向はこの排出面に垂直であ
る。
熱伝達速度を増し高生産量及びより小型化したオーブン
を得るために空気速度を増そうとするためには、容器中
心線に正確に平行する方向に対し基本的に非乱流の空気
流が生ずることが絶対的に必要である。
容器コーテング硬化のために使用されている対流形のオ
ーブンは、通常空気供給面即ち充満室排出面に一連の溝
または孔を有する板を使用している。
そしてこのようなものでは、排出面の表面に対し基本的
に垂直をなす空気流というものは、充満室がかなり大き
い広さを有していて、該充満室へ流入する空挨流が排出
面表面に対し垂直をなすとき、又は、排出面にある溝ま
たは孔の上流の充満室が均一な圧力分布を生じ゛るよう
、1回以上の圧力降下作用を伴なう場合にのみ得られる
のである。
しかし、このような状態を得るためには非常に高価な手
段を必要とするものであり、更にある場合には、現在の
対流形オーブン形状における寸法制限の故に不適当であ
る。
これまでに第5図に示すような長い管、円錐管、その他
の中空部材による容器内部への空気供給が試みられた(
例えば、米国特許第2644188号)。
しかし、この試みはがなりの費用を必要とする欠点があ
った。
その上、排出面全面からの層流ガス供給と異なり、所定
位置に取付けたノズルからのガス供給のために、罐の位
置付け及びガス供給と、罐移動との連動作用など多くの
困難な問題を派出していた。
また、第6図に示すような乾燥装置も知られている。
(米国特許第3574952号)。しがし、この装置に
おいては、大きい空気充満室と、複数回の減圧及び空気
流動制御が必要である上に、被処理物体が閉鎖端を上に
し開放端を下にした歌態で処理されるもので、容器内面
コーテング材の硬化処理にはふむきであり、また、装置
が著しく大型化するという欠点もあった。
従って、この考案の目的は、上記のような公知装置の欠
効を解消するため排出面に対して垂直をなす方向へ基本
的に層流であって非乱流の空気流を提供する装置であっ
て流体供給充満室の排出面として使用されうるような構
造容易で製作が安価で、現在の対流形オーブンへ容易に
取付けられる比較的小型のノズル装置を提供することで
ある。
更に詳細には、本考案は充満室からの加熱気体を実質的
に層流状態にて放出し、充満室下方のベルトコンベア上
を移動する容器の内面及び外面へ加熱気体を供給し、当
該面を処理するノズル装置であって、該コンベア上の容
器が当該加熱気体の衝突により転倒しないように、充満
室の排出面を一定以上の長さを有する、すきまのない完
全なハニカム形状の断面とし、これにより容器がコンベ
アの移動により該ノズル装置に対して相対的な移動をし
ても、常に排出面全面からの層流状の気体供給が保証さ
れることにより迅速、かつ、正確な加熱処理を可能とし
た熱処理装置を提供するものである。
この考案によれば、排出面が夫々ハニカム形状を有する
ノズル即ち通路をなす一連の溝または孔を有している。
この溝または孔は板全体に設けられ、かつ、充満室排出
面から適当な空気分配と所望の空気流速度とを得るよう
に所望の寸法を有している。
従って、この考案は構造、要素の組合せ及び後述の構造
に例示されるような部品の配置によって特徴づけられて
いる。
以下、実施例について記す。
図を参照するに、本願のノズル装置は第1図に10で一
般的に示された対流形のオーブン、即ち加熱装置へ具体
化されて示してある。
一般に12で示したコンベアが薄壁の容器14のような
製品を孔付の網または孔のコンベアベルト16へ移し、
オーブン10及びオーブン出口の外に固定された冷却機
18を介して移動している。
オーブンは10 aのような1つまたはそれ以上の段階
を有し、かつ、独立したバーナ20とか充満室24へ加
熱空気を適当に供給するための再循環用ファン22など
を備えた公知の構造をなしている。
2つの充満室は共通の排出面26を有し、該面はベルト
16上を移動する容器14の上端に近接して間隔づけら
れ、コンベアベルトの面に平行な面に存している。
排出面26から容器へ排出する空気部分はファン22に
よって再循環され、かつ、残りの部分は立て筒30から
通常の排出ファン28によって排出される。
冷却機18は排出面26に連続した、またはそれから独
立した延長部26 aを有している。
該延長部は、オーブン10から出る容器へ冷却空気を排
出する充満室32における排出面として作用している。
この冷却空気は入目立て筒36と出目立て筒38とを有
するファン34によつが供給される。
第2及び第4図に示すようなこの考案の一実施例によれ
ば、延長部26 aと同様排出面26はハニカム形材料
40の列から戊っている。
このハニカム形材料列は望ましくは容器14へ空気流を
下方へ向って充満室24から制御可能に指向する多数の
細長い垂直方向に配向した流体通路またはノズル42を
提供する公知構造のものである。
一連の支持具躬によってオーブンの壁10 aへ取付け
られているハニカム列はコンベアベルト16の面に平行
する面にあるので、空気通路42の軸線は容器の中心線
と整合している。
もしこのハニカム材料列が適当な長い通路42を提供す
るように十分に厚いとそこから出る空気流は基本的に非
乱流即ち層流となる。
そのため容器がオーブン及び冷却機の開放端に運ばれる
ときでさえ容器を傾けようとするような空気流の側方或
分は生じない。
そのため、従来なされていたよりもより大量の空気流が
集中しかつより高速の空気流が流れても容器の安定性が
得られる。
本考案の別の実施例として、通路42へ連通する{L5
2を有する孔付板50が第4図に示すようなハニカム形
材料列の排出側に取付けられている。
板50の孔52の寸法及び間隔は容器14へ突当る空気
の所望の配布及び流速を得るように選択される。
前記記載より、この考案は対流形オーブンにおいて特別
の用途を有する非常に実用的なノズル孔を提供している
ことがわかる。
ハニカム列の構造及び形状は該列が受けるオーブン温度
範囲において剛着性を維持出来ねばならないことを除け
ば他に重要なことはない。
ハニカム列の材料としてはアルミーニュームが適当で゛
あることがわかっている。
ハニカム列40の厚みはy2〜3吋(1.27〜7.6
2cm)の範囲である。
この本案において使用される適当なハニカム列は種々の
製造業者において有効にかつ安価に利用出来、こうして
孔付板50を有しようと有しまいとこの考案は既存のオ
ーブンへ取付けたときにも全く安価に利用出来ることが
わがっている。
明らかにハニカム材料は軽量でそうしてこの考案のノズ
ル装置はオーブンへほとんど荷重を加えない。
更に、この考案を使用することにより排出面は製品に近
接した関係に位置づけられることが可能となり、こうし
てオーブンをより小型化し、かつ、効率をよく出来る。
このように、前述の事項から明らかな目的は有効に達威
され、かつ、この考案の範囲から出ることなく上記構造
に対しある変化がなされるかもしれないが、図面につい
ての上記記載に含まれる全ての事項は図示のためのもの
で何ら制限的意味はない。
尚、実施例においては同様の部品には同様の番号を付し
て記した。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のノズル装置を備えた対流型オーブン
の一部破断の断面図、第2図はハニカム形状をなす材料
の層を有しているこの考案のノズル装置の一実施例を示
す破断側面図、第3図はハニカム形状をなす材料の層と
その排出側に孔付根を位置づけたこの考案の別の実施例
により構威したノズル装置の破断側面図、第4図は第1
〜3図のハニカム形状をなす材料の層の拡大破断平面図
、第5及び6図は本考案と同様の目的を達或するための
公知の装置の例を示す図である。 符号の説明、12・・・コンベア、14・・・容器、1
6・・・コ ンベアベルト、24・・・充満室、26・・・排出面、
40・・・ハニカム形状材料、42・・・ノズル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 連続配ダ1ルた缶などの薄壁容器製品を熱処理する装置
    であって、 A 当該装置を介して該製品を搬送するコンベアと、 B 該コンベアに対置して設けてある熱処理流体供給充
    満室と、 C 前記コンベアの面に平行に配置されかつ該コンベア
    によって搬送される製品に対して近接した関係に配置さ
    れた前記充満室からの流賀排出面と、 からなり、 該排出面には夫々ガハニカム形状断面を有する一連のノ
    ズルが該面全体に形威してあり、該ノズルが熱処理流体
    を前記熱処理流体供給充満室から常時層流状態にて、前
    記コンベアによって搬送される製品に衝突させるような
    寸法を有していることを特徴としている薄壁容器製品熱
    処理装置。
JP1978010723U 1978-01-31 1978-01-31 熱処理装置 Expired JPS5912541Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978010723U JPS5912541Y2 (ja) 1978-01-31 1978-01-31 熱処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978010723U JPS5912541Y2 (ja) 1978-01-31 1978-01-31 熱処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53118171U JPS53118171U (ja) 1978-09-20
JPS5912541Y2 true JPS5912541Y2 (ja) 1984-04-16

Family

ID=28823841

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978010723U Expired JPS5912541Y2 (ja) 1978-01-31 1978-01-31 熱処理装置

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JP (1) JPS5912541Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019138624A (ja) * 2019-05-30 2019-08-22 日清食品ホールディングス株式会社 気流供給ユニット

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019138624A (ja) * 2019-05-30 2019-08-22 日清食品ホールディングス株式会社 気流供給ユニット

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JPS53118171U (ja) 1978-09-20

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