JP7419925B2 - 高気密密閉機構およびこれを備える容器 - Google Patents

高気密密閉機構およびこれを備える容器 Download PDF

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Description

この発明は高気密密閉機構およびこれを備える容器に関する。
脱脂綿や美顔用フェイスマスクなど,衛生性が問われかつ殺菌成分や美容成分が含まれる溶液が浸された浸潤商品が増えている。浸潤商品の多くは,粘着シールで取り出し口が密封された包装パック内に入れられて販売されている。粘着シールを剥がすことで取り出し口が開口し,開口した取り出し口から浸潤商品を取り出すことができる。一度粘着シールを剥がすと,再度粘着シールで取り出し口を閉じたとしても粘着の隙間から溶液が揮発する。粘着シールを繰り返し剥がしたり閉じたりする間に,浸潤商品がカラカラに乾いてしまうこともある。
特許文献1は,弾性を有する材料によって形成された環状の中空パッキンを備える収納容器を開示する。中空パッキンは容器本体の間隙内に嵌合され,蓋体が閉鎖されたときに蓋体が備えるリブによって押圧されて変形し,これによって間隙が封止される。
特開2016-141409号公報
特許文献1に記載の収納容器では,上述したように,蓋体を閉じたときに蓋体が備えるリブによってパッキンを押しつぶすように変形させ,これによって収納容器の隙間を閉じている。パッキンを押しつぶすリブの先端とパッキンとの間の接触面積は狭く,リブ先端とパッキンとの間に隙間が生じる可能性がある。
この発明は,高い気密性を確保して開口を閉じることができる高気密密閉機構,およびこの高気密密閉機構を有する容器を提供することを目的とする。
第1の発明による高気密密閉機構は,開口があけられ,上記開口の周囲に支持面部を備える開口面を有する開口体と,上記開口体の開口面を開閉する蓋体と,上記蓋体に着脱自在に取り付けられて上記開口体と上記蓋体との間に挟まれる,上記開口の全体を覆う大きさを有する弾性軟質部材と,を備え,上記弾性軟質部材が,上記蓋体と上記支持面部の間の距離を超える高さを有しており,上記蓋体が閉じられたときに,上記蓋体と上記開口体の支持面部とによって両側から押されることで上記支持面部に密着するものであり,上記弾性軟質部材の密着部分の周囲に,上記弾性軟質部材が両側から押されたときに上記弾性軟質部材を弾性変形させ,上記弾性軟質部材を上記支持面部に向けて付勢する弾性変形促進構造が形成されているものである。
開口体の開口面が蓋体によって開閉される。蓋体は開口体から完全に分離される被せ蓋タイプであってもよいし,開口体にヒンジ結合され,ヒンジを中心軸にして回動可能に設けられる回動蓋タイプであってもよい。
上記蓋体に弾性軟質部材が着脱自在に取り付けられており,弾性軟質部材は上記開口体と上記蓋体との間に挟まれる。開口体の開口面の開口は,蓋体ではなく,蓋体に取り付けられる弾性軟質部材によって閉じられ,弾性軟質部材は上記開口の全体を覆う大きさを有する。もちろん,弾性軟質部材によって開口が閉じられたときに,その弾性軟質部材が取り付けられた蓋体も間接的には開口体の開口を閉じることになる。もっとも,第1の発明において開口体の開口を高気密に閉じるのは弾性軟質部材であるから,蓋体にはたとえば穴があけられていても特段の支障はない。
弾性軟質部材は,上記蓋体と上記開口体の開口周囲の支持面部の間の距離を超える高さを有している。上記蓋体が閉じられたとき,上記蓋体と上記支持面部とによって弾性軟質部材は両側から押され,これによって開口体の開口周囲の支持面部に弾性軟質部材は密着する。
第1の発明によると,上記弾性軟質部材の密着部分の周囲に,上記弾性軟質部材が両側から押されたときに上記弾性軟質部材を弾性変形させ,上記弾性軟質部材を上記支持面部に向けて付勢する弾性変形促進構造が形成されている。上述したように,弾性軟質部材は,上記蓋体と上記支持面部の間の距離を超える高さを有しているので,上記蓋体が閉じられると,両側から押されることで弾性軟質部材には弾性変形が生じる。この弾性変形を生じさせる弾性変形促進構造が,上記弾性軟質部材の密着部分の周囲に形成されているので,蓋体を閉じたときに,弾性軟質部材の変形は密着部分の周囲において吸収され,支持面部に密着している密着部分が弾性変形してしまって密着が離れる(剥がれる)ことがない。また,上記弾性軟質部材の密着部分の周囲において弾性軟質部材が弾性変形するので,弾性軟質部材が元の形状に戻ろうとする復元力が上記弾性軟質部材の密着部分の周囲に作用する。すなわち,上記弾性軟質部材はその復元力によって上記支持面部に向けて付勢されることにもなる。開口体の開口を弾性軟質部材によって高気密に密閉することができる。
好ましい実施態様では,上記弾性変形促進構造が,上記弾性軟質部材の密着部分の周囲に形成される屈曲である。上記蓋体が取付けられたときに両側から押されることで屈曲角度が狭められまたは広げられる。弾性軟質部材の変形を屈曲によって吸収することができ,さらに屈曲角度を元に戻す復元力によって上記弾性軟質部材は上記支持面部に向けて効率よく付勢される。
他の好ましい実施態様では,上記弾性変形促進構造が,上記弾性軟質部材の密着部分の周囲に形成される段差である。上記開口体に上記蓋体が取り付けられたときに両側から押されることで段差をなす部分に傾きが生じる。弾性軟質部材の変形を段差によって吸収することができ,段差をなす部分の傾きを元に戻す復元力によって上記弾性軟質部材は上記支持面部に向けて効率よく付勢される。
一実施態様では,上記弾性軟質部材が,上記蓋体に向けてのび,先端が上記蓋体に当接する枠状のリブを備えている。上記枠状のリブは,密着部分の外縁部上,密着部分の外側,密着部分の内側の少なくともいずれかに形成される。上記蓋体が閉じられたときに蓋体によって枠状のリブの先端を押すことができる。上記蓋体と上記開口体の支持面部とによって両側から押される弾性軟質部材の全体(全幅)にわたって蓋体と支持面部との間の距離を超える厚さを持たせる必要がなくなるので,弾性軟質部材の軽量化,省資源化を図ることができる。
第2の発明による高気密密閉機構は,一部に開口があけられた開口面を備える開口体と,上記開口体の開口面を開閉する蓋体と,上記蓋体に着脱自在に取り付けられて上記開口体と上記蓋体との間に挟まれる,上記開口の全体を覆う大きさを有する弾性軟質部材と,を備え,上記開口体の開口面の開口の周囲に,上記蓋体に向けてのびる枠状の突出部が形成されており,上記弾性軟質部材が,上記蓋体が閉じられたときに上記開口体に形成された枠状の突出部をその両側から挟んで突出部の両面に密着する2列の枠状リングを備えている。
第2の発明によると,蓋体が閉じられたときに,蓋体に取り付けられた弾性軟質部材の2列の枠状リングによって,上記開口体の開口面の開口周囲に形成された枠状の突出部がその両面から挟まれる。枠状の突出部の内外面を二重に閉鎖することができるので,開口体の開口を高気密に密閉することができる。
好ましくは,上記2列の枠状リングが,上記蓋体が閉じられたときに上記開口体(開口の周囲の開口面)に当接する長さを有している。枠状の突出部を内外面から挟むのに加えて,2列の枠状リングの先端部分においても閉鎖が行われるので,気密性をより向上させることができる。
この発明は,上述した第1の発明による高気密密閉機構を備える容器,および第2の発明による高気密密閉機構を備える容器も提供する。
第1の発明の高気密密閉機構を構成する開口体および第2の発明の高気密密閉機構を構成する開口体は,容器そのものであってもよいし,容器に取り付けられる別部材であってもよい。
第1実施例の蓋付き容器の斜視図である。 図1のII-II線に沿う端面図である。 蓋体が開いた状態の蓋付き容器の図2に相当する端面図である。 図2に示す一点鎖線の範囲の拡大図である。 第1変形例を示すもので,蓋体を閉じる前の拡大断面図である。 第1変形例を示すもので,蓋体を閉じた後の拡大断面図である。 第2変形例を示すもので,蓋体を閉じる前の拡大断面図である。 第2変形例を示すもので,蓋体を閉じた後の拡大断面図である。 第3変形例を示すもので,蓋体を閉じる前の拡大断面図である。 第3変形例を示すもので,蓋体を閉じた後の拡大断面図である。 第4変形例を示すもので,蓋体を閉じる前の拡大断面図である。 第4変形例を示すもので,蓋体を閉じた後の拡大断面図である。 第5変形例を示すもので,蓋体を閉じる前の拡大断面図である。 第5変形例を示すもので,蓋体を閉じた後の拡大断面図である。 第6変形例を示すもので,蓋体を閉じる前の拡大断面図である。 第6変形例を示すもので,蓋体を閉じた後の拡大断面図である。 第7変形例を示すもので,蓋体を閉じる前の拡大断面図である。 第7変形例を示すもので,蓋体を閉じた後の拡大断面図である。 第2実施例の蓋付き容器の図3に相当する端面図である。
図1は第1実施例の蓋付き容器の斜視図を,図2は図1のII-II線に沿う端面図を,それぞれ示している。図3は蓋体を開いた状態の蓋付き容器の図2に相当する端面図である。図4は図2の一点鎖線内を拡大して示している。なお,図4には,後述する容器本体30の取り出し開口38を初期状態において封止するシール部材41を剥がした状態が示されている。
蓋付き容器1は,蓋体10と,蓋体10の裏面に着脱自在に取り付けられる弾性軟質部材20と,容器本体30とから構成される。蓋体10の裏面に取り付けられる弾性軟質部材20は蓋体10と一体に用いられる。蓋体10は,その後面側または背面側(後述する蓋体10のロック機構が設けられる側を前面側または正面側とする)にヒンジ軸16を備え,ヒンジ軸16を回転軸にして容器本体30の後面側に開閉自在に取り付けられる。蓋体10が閉じられると,弾性軟質部材20は蓋体10と容器本体30との間に挟まれる。
容器本体30は,内容物を取り出すための取り出し開口38が中央にあけられた概略矩形の外縁を有する天面枠部34と,天面枠部34の外縁(四辺)に連続し,下方にのびる側面部(正面部,背面部,左右側面部)31を備える。側面部31は下に向かうにしたがってわずかに外向きに広がるように傾斜しており,容器本体30は,その上面(開口面)に比べて底面の面積がやや大きい。容器本体30はたとえば比較的硬質のポリプロピレン製のもので,典型的にはインジェクション成形によって作られる。容器本体30の形状,高さ,取り出し開口38の形状,大きさ等は任意に設計することができる。
容器本体30の天面枠部34の内周縁部に上向きの段差が一体形成され,段差頂部に,天面枠部34とほぼ平行かつ取り出し開口38に向けて短くのびる支持面部37が一体形成されている。枠状の支持面部37の内端周縁部が取り出し開口38を規定する。支持面部37の上面に取り出し開口38の全体を覆う大きさのシール部材41が剥離可能に接着され,これによって初期状態(シール部材41の開封前)において取り出し開口38は気密に閉じられる。
容器本体30の底面(下面)は全体が開口している(底面開口39)。底面開口39を規定する側面部31の下端周縁部には,外向き側方に短く突出するフランジ部33が一体形成されている。フランジ部33の下面に底面開口39の全体を覆う大きさのシール部材42が接着され,これによって容器本体30の底面開口39も気密に閉じられる。
容器本体30の内部空間には,容器本体30の底面開口39を通じて商品が収納され,商品が収納された後に,シール部材42によって底面開口39が閉じられる。容器本体30には,典型的には,脱脂綿,美顔用フェイスマスクなど,殺菌成分や美容成分を含む溶液が含浸された商品(以下,包括的に「浸潤商品」という)が入れられる。
浸潤商品を直接に容器本体30内に収納するのに代えて,浸潤商品が包装された包装パックごと,容器本体30内に収納してもよい。
容器本体30の天面枠部34の上面に,取り出し開口38を二重に取り囲むようにして上方に突出する2つ(2列)の突出枠部35,36が,互いに間隔をあけて一体形成されている。突出枠部35,36の高さは天面枠部34と支持面部37とを結ぶ段差とほぼ等しい。突出枠部35,36は天面枠部34の全周にわたって連続しており,典型的には,平面から見て取り出し開口38の外縁形状と相似形の形状を持つ。以下の説明では,2つの突出枠部35,36のうち外側(外周側)の突出枠部35を「本体外リング35」と呼び,内側(内周側)の突出枠部36を「本体内リング36」と呼んで区別する。
容器本体30の前面がわの側面部31の上部に凹部32が形成されており,蓋体10が閉じられたときに,蓋体10と一体の取っ手15がこの凹部32内に入る。図1に示すように,蓋体10と一体の取っ手15には横向きのロック孔14があけられている。図2を参照して,蓋体10が閉じられたとき,容器本体30の天面枠部34の位置において側方(前方)にわずかに突出するように一体形成された係合突起34aが,取っ手15にあけられたロック孔14に係合する。このように,蓋体10が閉じられると,蓋体10は容器本体30に簡易にロックされる(ロック機構)。
蓋体10は,容器本体30の天面枠部34の外縁とほぼ同じ大きさの天面部11と,天面部11の周縁部から下向きに短くのびる壁面部12を備える。上述した取っ手15は,前面がわの壁面部12の一部を下向きに延長させることで形成されている。蓋体10を閉じると,壁面部12の下端が容器本体30の天面枠部34の外周縁部分に当接し,蓋体10の壁面部12と容器本体30の側面部31とがほぼ面一となる。また,上述したように,前面がわでは,取っ手15が容器本体30の前面がわの側面部31に形成された凹部32内に入り込む。
蓋体10の天面部11の裏面には,壁面部12と同じ方向にのびる壁面部12よりも背の低い枠状リング13が,壁面部12との間に間隔をあけて一体形成されている。枠状リング13は,蓋体10が閉じられたときに,容器本体30の天面枠部34に形成された上述した本体外リング35の内側において,全周にわたって,その先端部分が本体外リング35の先端にわずかに接する位置に形成される(必ずしも接する必要はない)。以下の説明では,蓋体10の天面部11の裏面に形成された枠状リング13を「蓋体リング13」と呼ぶ。天面部11,壁面部12,蓋体リング13および取っ手15を含む蓋体10の全体も,典型的にはインジェクション成形によって比較的硬質のポリプロピレンからつくられる。
上述したように,蓋体10の裏面に弾性軟質部材20が取り付けられている。弾性軟質部材20は,弾力のある軟質の合成樹脂,たとえば低密度ポリエチレン,直鎖状低密度ポリエチレン,エラストマー,シリコーンゴム等からつくられる。
弾性軟質部材20は,蓋体10の天面部11とほぼ平行に広がり,蓋体10が閉じられたときに容器本体30の取り出し開口38の全体を覆う大きさを有する閉鎖面部21と,閉鎖面部21の外周縁に一体に形成され,上向き(蓋体10の天面部11に向かう方向)に短くのびる枠状の外枠22を備えている。弾性軟質部材20の閉鎖面部21は,蓋体10の裏面に形成された蓋体リング13とほぼ同じ(少し小さくてもよい)外形形状を有しており,弾性軟質部材20を蓋体10の裏面に向けて押し込むと,弾性軟質部材20の外枠22が蓋体リング13の内面に当接し,弾性軟質部材20は蓋体リング13内にきつく嵌め込まれる。
図4を参照して,蓋体10の天面部11の裏面から突出する蓋体リング13の内面に,内向きにわずかに突出する環状突起部13aが形成されている。また,蓋体10の裏面に取り付けられたときに蓋体リング13内にきつく嵌め込まれる弾性軟質部材20の外枠22の外面には,外向きにわずかに突出する環状の突起部22aが形成されている。蓋体リング13の内向きの突起部13aと弾性軟質部材20の外枠22の外向きの突起部22aとは高さ位置がわずかにずらされており,弾性軟質部材20が蓋体10の裏面にしっかりと嵌め込まれた状態において,2つの突起部13a,22a同士が上下方向に係合し,これによって蓋体10から弾性軟質部材20が脱落しにくくなっている。もっとも,上述したように,弾性軟質部材20は軟質であるから,弾性軟質部材20を変形させれば突起部13aと突起部22aとの係合を外すことは簡単であり,蓋体10から弾性軟質部材20を取り外すのに大きな力は必要とされない。
図4を参照して,弾性軟質部材20の閉鎖面部21の外周縁部に近い箇所に,上向き(蓋体10の天面部11に向かう方向)の段差27が形成されており,段差27よりも外側の閉鎖面部21の外周部分は,わずかに蓋体10の天面部11に近い位置にある。弾性軟質部材20に形成された段差27は,後述するように,蓋体10が閉じられたときに弾性軟質部材20の変形を促がし(上下から押されたときに先に変形する),変形した弾性軟質部材20の復元力によって取り出し開口38の閉鎖効果を高めるために形成されている。以下の説明では,弾性軟質部材20の変形を促進する構造(図4に示す実施態様における段差27)を「変形促進部27」と呼ぶ。変形促進部27は,蓋体10が閉じられたときに容器本体30の支持面部37の上方に位置するように形成され,支持面部37に密着する弾性軟質部材20の密着部分の周囲に形成される。以下の説明では,弾性軟質部材20の閉鎖面部21の変形促進部(段差)27よりも内側範囲を「中心部21A」と呼び,変形促進部27よりも外側範囲を「外周部21B」と呼ぶ。
変形促進部27よりも外側の弾性軟質部材20の閉鎖面部21の外周部21Bに,上述した外枠22は形成されており,さらに外枠22の内側には,外枠22と間隔をあけて,上向き(蓋体10の天面部11に向かう方向)にのびる枠状の第1リブ25が一体に形成されている。さらに,変形促進部27よりも内側の弾性軟質部材20の閉鎖面部21の中心部21Aの上面には,第1リブ25と間隔をあけて,上向き(蓋体10の天面部11に向かう方向)にのびる枠状の第2リブ26が一体に形成されている。外枠22,第1リブ25および第2リブ26は,いずれも,蓋体10の天面部11の裏面にその先端が当接する長さ(突出高さ)を持つ。
また,変形促進部27よりも外側の弾性軟質部材20の閉鎖面部21の外周部21Bの下面には,外枠22とほぼ一直線上に下向きにのびる,枠状の外側嵌合リング23が一体形成され,外側嵌合リング23の内側には,外側嵌合リング23と間隔をあけて,下向きにのびる枠状の内側嵌合リング24が形成されている。これらの2列の外側嵌合リング23および内側嵌合リング24は,蓋体10が閉じられたときに,これらの間の隙間(溝)に容器本体30の天面枠部34の上面から突出する本体内リング36が入り込む位置に形成されている。蓋体10が閉じられると,外側嵌合リング23と内側嵌合リング24の間に本体内リング36がしっかりと挟まれる。
内側嵌合リング24と外側嵌合リング23との間の隙間(溝)の深さの方が本体内リング36の突出高さよりも大きく(深く),蓋体10を閉じたとき,内側嵌合リング24と外側嵌合リング23の先端は容器本体30の天面枠部34に当接する。すなわち,本体内リング36の内面と外面の両面が,内側嵌合リング24と外側嵌合リング23とにそれぞれ密着することで気密に閉じられ,さらに弾性軟質部材20の下方にのびる内側嵌合リング24と外側嵌合リング23の先端部分も気密に閉じられる。
蓋体10が閉じられたとき,容器本体30の支持面部37上に弾性軟質部材20の閉鎖面部21の一部(閉鎖面部21の中心部21Aの外周部分)が密着する。支持面部37を広げれば広げるほど,弾性軟質部材20の密着範囲を広げることができる。いずれにしても,弾性軟質部材20の閉鎖面部21を広い範囲にわたって支持面部37に密着させることができるので,取り出し開口38を高気密に閉じることができる。
弾性軟質部材20の上向きにのびる外枠22,第1リブ25および第2リブ26の先端から,容器本体30の支持面部37に密着する弾性軟質部材20の密着面(閉鎖面部21の中心部21Aの下面)までの高さHは,蓋体10が閉じられたときの蓋体10の天面部11の裏面から容器本体30の支持面部37の上面までの距離Dよりもわずかに長い。蓋体10が閉じられたときに,蓋体10の天面部11と容器本体30の支持面部37とによって,弾性軟質部材20は両側(上下)から互いに近づく向きに押され,これによって弾性軟質部材20を支持面部37にしっかりと押し付けることができる。上述したように,弾性軟質部材20の閉鎖面部21は,上記弾性軟質部材20の密着面の周囲の変形促進部27において変形させられやすく構成されているので,蓋体10が閉じられることで弾性軟質部材20が両側(上下)から互いに近づく向きに押されたときの弾性軟質部材20の変形は,この変形促進部27において吸収される。すなわち,弾性軟質部材20が両側(上下)から互いに近づく向きに押されたときに,容器本体30の支持面部37に密着している弾性軟質部材20の密着面が変形してしまって密着が離れる(剥がれる)ことがない。弾性軟質部材20を支持面部37にしっかりと押し付けた状態を維持することができる。このように,支持面部37に弾性軟質部材20(その閉鎖面部21の中心部21A)を広くかつしっかりと密着させることができるので,支持面部37と弾性軟質部材20の間の密閉(気密)効果は高い。
さらに,上記弾性軟質部材20の密着面の周囲に形成された変形促進部27において弾性軟質部材20は弾性変形するので,弾性軟質部材20が元の形状に戻ろうとする復元力が,上記弾性軟質部材20の密着面(その周囲)に作用する。すなわち,上記弾性軟質部材20は,元の形状に戻ろうとする復元力によって上記支持面部37に向けて付勢され,これによっても支持面部37と弾性軟質部材20の間の密閉(気密)効果が高められる。
弾性軟質部材20に上向きにのびる外枠22,第1リブ25および第2リブ26を形成することで,弾性軟質部材20の閉鎖面部21と蓋体10の天面部11の裏面との間に空間が形成される。弾性軟質部材20および蓋付き容器1の軽量化ないし省資源化を図ることができる。
また,弾性軟質部材20の上向きにのびる外枠22,第1リブ25および第2リブ26の先端から内側嵌合リング24と外側嵌合リング23の先端までの高さHは,蓋体10を閉じたときの蓋体10の天面部11の裏面から容器本体30の天面枠部34の上面までの距離Dよりもわずかに長く,これによって蓋体10を閉じたときに,外枠22,第1リブ25および第2リブ26の先端を蓋体10の天面部11の裏面に,内側嵌合リング24と外側嵌合リング23の先端を容器本体30の天面枠部34の上面に,それぞれしっかりと押し付けることができる。弾性軟質部材20の下方にのびる内側嵌合リング24と外側嵌合リング23の先端部分も気密に閉じられる。
図1~図4に示す蓋付き容器1では,容器本体30の支持面部37に弾性軟質部材20(その閉鎖面部21の中心部21A)を広く接触させ(第1気密箇所),かつ弾性軟質部材20の内側,外側の嵌合リング23,24の間の隙間に容器本体30の本体内リング36をきつく挟むことによって(第2気密箇所),2か所で高い気密性が確保されている。容器本体30の取り出し開口38は高気密に閉じられることになり,容器本体30内に収納された浸潤商品が時間の経過とともに乾いてしまうことが防止される。
上述した第1気密箇所および第2気密箇所は,その両方を備えることは必ずしも必要とされず,その一方であっても高い気密性を確保することができる。
図5~図14は,容器本体30の支持面部37に弾性軟質部材20(その閉鎖面部21の中心部21A)を広くかつしっかりと当接させるための様々な構成(第1気密箇所)を示している。
図5および図6は,第1変形例を示すもので,図5は蓋体10を閉じる前の状態を,図6は蓋体10を閉じた状態を,それぞれ示している。
第1変形例の弾性軟質部材20Aは,閉鎖面部21(外周部21B)の外縁に上向きにのびる外枠22が設けられ,第1リブ25および第2リブ26が設けられていないタイプのものである。蓋体10が閉じられると,弾性軟質部材20Aの外枠22の先端が蓋体10の天面部11の裏面によって下向きに押され,かつ弾性軟質部材20Aの閉鎖面部21の中心部21Aが容器本体30の支持面部37の上面によって上向きに押される。弾性軟質部材20Aの変形は変形促進部(段差)27において吸収される。弾性軟質部材20A(閉鎖面部21の中心部21A)を支持面部37に広くかつしっかりと密着させることができ,高い気密性を確保することができる。
図7および図8は第2変形例を示すもので,図7は蓋体10を閉じる前の状態を,図8は蓋体10を閉じた状態を,それぞれ示している。
第2変形例の弾性軟質部材20Bは,閉鎖面部21(外周部21B)の外縁に上向きにのびる外枠22が設けられ,かつ外枠22と間隔をあけて上向きの第1リブ25が設けられ,第2リブ26が設けられていないタイプのものである。蓋体10が閉じられると,外枠22よりも変形促進部(段差)27に近い第1リブ25の先端が蓋体10の天面部11の裏面によって下向きに押され,かつ弾性軟質部材20B(その閉鎖面部21の中心部21A)が容器本体30の支持面部37の上面によって上向きに押される。第1リブ25は外枠22よりも支持面部37に近いので,第1リブ25の先端が下向きに押される力を支持面部37上の弾性軟質部材20(閉鎖面部21)にしっかりと伝えることができる。
図9および図10は第3変形例を示すもので,図9は蓋体10を閉じる前の状態を,図10は蓋体10を閉じた状態をそれぞれ示している。
第3変形例の弾性軟質部材20Cは,閉鎖面部21(外周部21B)の外縁に上向きにのびる外枠22が設けられ,かつ閉鎖面部21の中心部21Aに上向きの第2リブ26が設けられ,第1リブ25が設けられていないタイプのものである。第3変形例では,蓋体10が閉じられると,外枠22の先端および第2リブ26の先端が蓋体10の天面部11の裏面によって下向きに押され,かつ弾性軟質部材20Cの閉鎖面部21の中心部21Aが容器本体30の支持面部37の上面によって上向きに押される。第3変形例においても,弾性軟質部材20(その閉鎖面部21の中心部21A)を支持面部37に広くかつしっかりと密着させることができる。
図11および図12は第4変形例を示すもので,図11は蓋体10を閉じる前の状態を,図12は蓋体10を閉じた状態をそれぞれ示している。
図11および図12に示す第4変形例は,弾性軟質部材20Dが,上向きにのびる外枠22,第1リブ25および第2リブ26を備える点において,図1~図4に示す蓋付き容器1が備える弾性軟質部材20と共通するが,蓋体10が閉じられたときに,外枠22の先端は蓋体10の天面部11に当接せず,第1および第2リブ25,26の先端が蓋体10の天面部11に当接する点が異なる。この態様でも,弾性軟質部材20(その閉鎖面部21の中心部21A)を支持面部37に広くかつしっかりと密着させることができる。
図13および図14は第5変形例を示すもので,図13は蓋体10を閉じる前の状態を,図14は蓋体10を閉じた状態をそれぞれ示している。
図13および図14に示す第5変形例では,弾性軟質部材20Eの閉鎖面部21の外周部21Bと変形促進部(段差)27の境界が蓋体10の天面部11の裏面に接触する形状を備えている点が,上述した第1実施例および第1~第4変形例と異なっている。蓋体10が閉じられると,弾性軟質部材20の閉鎖面部21の外周部21Bと弾性促進部(段差)27の境界が天面部11の裏面によって下向きに押される。この態様においても,弾性促進部(段差)27において弾性軟質部材20Eの変形を吸収しつつ,弾性軟質部材20E(その閉鎖面部21の中心部21A)を支持面部37に広くかつしっかりと密着させることができる。
最後に,図15~図18を参照して,弾性軟質部材20の内側,外側嵌合リング23,24の間の隙間に容器本体30の本体内リング36をきつく挟む構成(第2気密箇所)を達成するための構造を説明する。上述した第1気密箇所(弾性軟質部材20と支持面部37の密着)に加えて第2気密箇所を備えるのが好ましいが,第2気密箇所のみを備えるものであっても高い気密性は十分に確保することができる。
図15および図16は,第6変形例を示すもので,図15は蓋体10を開いた状態を,図16は蓋体10を閉じた状態を,それぞれ示している。
蓋体10が閉じられると,弾性軟質部材20の内側,外側嵌合リング23,24の間の隙間に容器本体30の本体内リング36がきつく挟まれ,本体内リング36の内外面のそれぞれが気密に閉じられる。
図17および図18に示す第7変形例は,内側,外側嵌合リング23,24の長さがわずかに長くされている点が,図15および図16に示す第6変形例と異なる。蓋体10が閉じられると,弾性軟質部材20の内側,外側嵌合リング23,24の間の隙間に容器本体30の本体内リング36がきつく挟まれ,本体内リング36の内外面がそれぞれ気密にされ,さらに内側,外側嵌合リング23,24の先端が容器本体30(天面枠部34)にそれぞれ接触するので,この接触箇所においても気密が確保される。
図19は第2実施例の蓋付き容器2の図3に相当する端面図である。第1実施例の蓋付き容器1と同一部材には同一符号を付し,重複説明を省略する。
第2実施例の蓋付き容器2の蓋体は,ヒンジ軸16周りに開閉自在に結合された上蓋10Aと下蓋10Bの2つの部材から構成されている。第1実施例において容器本体30に一体成形されていた天面枠部34,突出枠部35,36,および支持面部37は,第2実施例では下蓋10Bに形成されており,下蓋10Bに取り出し開口38があけられている。また,容器本体30Aはその底面が閉鎖されており,かつ上面全体が開口している。容器本体30Aの上端周縁部に外向き側方に短くのびるフランジ部47が形成されており,容器本体30Aのフランジ部47に下蓋10Bが備える爪部52が掛けられることで,下蓋10Bは容器本体30Aに固定される。下蓋10Bと容器本体30のフランジ部47の間の隙間にはパッキン51が挟まれる。
弾性軟質部材20Aは,第2実施例において上蓋10Aの裏面に嵌め込まれる。第2実施例においても,上蓋10Aを閉じると,下蓋10Bの支持面部37に弾性軟質部材20Aが広く接触する。また弾性軟質部材20Aの内側,外側の嵌合リング23,24の間の隙間に突出枠部36がきつく挟み込まれる。上蓋10Aと下蓋10Bとを気密に閉じることができる。
第2実施例の蓋付き容器2では,容器本体30Aの上方開口から商品が収納された後,容器本体30Aのフランジ部47の上面に天面シール部材45が接着される。天面シール部材45は,その中央に取り出し孔48があけられており,取り出し孔48が開口シール部材46によって閉じられている。天面シール部材45を接着した後に,上述のように,下蓋10Bが容器本体30Aのフランジ部47に固定される。上蓋10Aが開けられると,下蓋10Bの取り出し開口38を通して,取り出し孔48が開口シール部材46によって閉じられた天面シール部材45が現れる。開口シール部材46を剥がすことによって,取り出し開口38および取り出し孔48を通じて,容器本体30A内の商品を外に取り出すことができる。
1,2 蓋付き容器
10 蓋体
10A 上蓋
10B 下蓋
30 容器本体
11 天面部
12 壁面部
13 蓋体リング
20,20A,20B,20C,20D,20E 弾性軟質部材
21 閉鎖面部
21A 閉鎖面中心部
21B 閉鎖面外周部
22 外枠
22a 突起部
23 外側嵌合リング
24 内側嵌合リング
25 第1リブ
26 第2リブ
27 変形促進部
30 容器本体
31 側面部
34 天面枠部
35 本体外リング
36 本体内リング
37 支持面部
38 取り出し開口
41,42 シール部材

Claims (3)

  1. 一部に開口があけられた開口面を備える開口体と,
    上記開口体の開口面を開閉する蓋体と,
    上記蓋体に着脱自在に取り付けられて上記開口体と上記蓋体との間に挟まれる,上記開口の全体を覆う大きさを有する弾性軟質部材と,
    を備え,
    上記開口体の開口面の開口の周囲に,上記蓋体に向けてのびる枠状の突出部が形成されており,
    上記弾性軟質部材が,上記蓋体が閉じられたときに上記開口体に形成された枠状の突出部をその両側から挟んで突出部の両面に密着する2列の枠状リングを備えている,
    高気密密閉機構。
  2. 上記2列の枠状リングが,上記蓋体が閉じられたときに上記開口体に当接する長さを有している,
    請求項に記載の高気密密閉機構。
  3. 請求項1または2に記載の高気密密閉機構を備える,容器。
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