JP7417935B2 - 投写方向変更装置および画像投写システム - Google Patents

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Description

本開示は、プロジェクタから投写される画像の投写方向を変更する投写方向変更装置に関する。
投写方向変更装置は、ムービングミラーとも呼ばれ、プロジェクタから投写される画像の投写方向を変更し、投写画像を広範囲な方向に投写することができる。プロジェクタの設置に制約がある場合、また、プロジェクタの重量が大きい場合、投写方向変更装置を用いて画像の投写方向を変更することが有効である。
特許文献1では、プロジェクタの投写光学系のレンズとスクリーンとの間にミラーが配置され、ミラーによって画像の投写方向を変更し、さらに、投写画像の歪みを補正している。
特開2002-262198号公報
しかしながら、ミラーの傾斜角度を大きくして投写画像を広範囲な方向に投写しようとすると、サイズの大きなミラーが必要になり、プロジェクタの投写レンズユニットに接触するおそれが発生する。
本開示は、投写方向の変更範囲が大きく、かつ、サイズの増大を抑制した、投写方向変更装置および画像投写システムを提供することを目的とする。
本開示の投写方向変更装置は、
プロジェクタの投写レンズユニットから出射される光を反射するミラーと、
前記ミラーを第1軸および第2軸周りに回転可能に支持するミラー支持部と、
前記ミラーを前記第1軸周りに回転駆動する第1駆動部と、
前記ミラーを前記第2軸周りに回転駆動する第2駆動部と、を備え、
前記ミラーにおいて、前記第1軸と前記第2軸との交点が、前記ミラーの幾何学的重心よりも前記投写レンズユニット側に位置する。
本開示の画像投写システムは、
前記第1駆動部および前記第2駆動部に前記ミラーの駆動量を指示するミラー制御部を備える上記投写方向変更装置と、
画像を投写するプロジェクタと、
前記プロジェクタに画像を出力する画像出力器と、
前記ミラー制御部に前記ミラーの姿勢に関する指令情報を送信し、前記画像出力器に前記指令情報と同期した画像出力情報を出力する制御部と、を備える。
本開示における投写方向変更装置および画像投写システムは、投写方向の変更範囲が大きく、かつ、サイズの増大を抑制することが可能である。
比較例としての投写方向変更装置を示す概略断面図 本開示の投写方向変更装置を示す概略断面図 本開示の実施形態1における投写方向変更装置の前方から見た斜視図 投写方向変更装置の前方から見た正面図 ミラーユニットの後方から見た斜視図 ミラーフレームの後方から見た斜視図 投写方向変更装置の後方から見た背面図 画像投写システムの構成を示すブロック図 本開示の実施形態2における画像投写システムの構成を示すブロック図 本開示の実施形態3における画像投写システムの構成を示すブロック図 本開示の変形例における投写方向変更装置を示す斜視図 本開示の変形例における投写方向変更装置を示す斜視図 本開示の変形例における投写方向変更装置を示す斜視図
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者(ら)は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
図1および図2を参照して、比較例の投写方向変更装置201と本開示の投写方向変更装置1の違いについて概略的に説明する。図1は、比較例としての投写方向変更装置201を示す概略断面図であり、図2は、本開示の投写方向変更装置1を示す概略断面図である。
比較例としてのミラー203は、図1に示す様に、Y軸方向を第1の回転軸Ryとするパン回転と、X軸方向を第2の回転軸Rxとするチルト回転と、をすることができる。ミラー面にわたって重さの均一なミラー203の幾何学的重心Pg1とミラー203におけるパン回転およびチルト回転の2つの回転軸の交点Pr1とが同じ位置になるように、ミラー203は支持されている。
ミラー203において投写レンズユニット205側とは反対側の端部から2つの回転軸の交点Pr1までの距離L1と、ミラー203において交点Pr1から投写レンズユニット205側の端部までの距離L2とは、ほぼ同じ長さである。この場合、回転軸Rx周りのチルト回転の駆動において投写レンズユニット205側のミラー203の端部が投写レンズユニット205と干渉させない程度に、投写レンズユニット205と2つの回転軸の交点Pr1との間隔をあけなければならない。2つの回転軸の交点Pr1は、投写レンズユニット205から照射される光の光軸La上に配置されている。これにより、ミラー203の投写レンズユニット205側とは反対側の領域と投写レンズユニット205との距離が長くなり、投写レンズユニット205から投写される画像のサイズが拡大されてミラー203の投写レンズユニット205側とは反対側の領域に投写される。したがって、投写レンズユニット205から投写される光の全体がミラー203に投写されるようにするために、ミラー203のサイズを大きくしなければならなかった。
これに対して、本開示の投写方向変更装置1では、2つの回転軸の交点Pr2は、ミラー26において、ミラー26の幾何学的重心Pg2よりも投写レンズユニット113側に寄った位置にある。ミラー26において投写レンズユニット113側とは反対側の端部から2つの回転軸の交点Pr2までの距離L3よりも、ミラー26において交点Pr2から投写レンズユニット113側の端部までの距離L4の方が短い。これにより、投写レンズユニット113側のミラー26の端部が投写レンズユニット113と干渉させない程度に、投写レンズユニット113と2つの回転軸の交点Pr2との間隔をあけたとしても、ミラー26の投写レンズユニット113側とは反対側の領域と投写レンズユニット113との距離を短くすることができる。したがって、ミラー26の投写レンズユニット113側とは反対側の領域に投写される画像のサイズの拡大を抑制することができる。これにより、ミラー26のサイズを小型化することができ、投写方向変更装置1および画像投写システム100(図8参照)も小型化することができる。なお、第1の回転軸Ryは、Z方向に平行移動可能であり、この場合、第1の回転軸Ryから起立状態のミラー26の面上に垂直に投影した直線と第2の回転軸Rxとの交点を2つの回転軸の交点Pr2とする。
(実施形態1)
以下、図3から図7を参照して、上述した投写方向変更装置1の一例である実施形態1を説明する。
[1-1.構成]
図3は、本開示の実施形態1における投写方向変更装置1の前方から見た斜視図である。図4は、投写方向変更装置1を前方から見た正面図である。図5は、ミラーユニット3を後方から見た斜視図である。以下の説明の便宜上、各図において図中に示すXYZ直交座標系をとるものする。なお、ミラー26が回転していない状態で、ミラー26の反射方向を前方とする。
投写方向変更装置1は、プロジェクタ111の投写レンズユニット113から投写された光の投写方向を変更する。投写方向変更装置1は、ミラーユニット3、ヘッドケース部5、ミラー制御部7、支柱9、取り付け部11、および、コネクタ13と、を備える。
ミラーユニット3は、投写レンズユニット113から投写された光を反射するミラー部21と、ミラー部21を回転可能に支持するミラー支持部23と、ミラー部21を回転駆動するミラー駆動部25とを備える。なお、プロジェクタ111において、画像表示器115(図9参照)により表示された画像を投写する投写レンズユニット113は、複数のレンズ群で構成される。
ミラー部21は、投写レンズユニット113から投写された光を反射するミラー26と、ミラー26の外縁に嵌め込まれたミラーフレーム27とを備える。ミラー26は、例えば、六角形の形状を有するが、三角形以上の多角形でもよいし、外縁が曲線形状を有していてもよい。ミラー26は、投写レンズユニット113側の領域よりも、投写レンズユニット113と反対側の領域の方が拡がっており、例えば、1辺を共通とした2つの台形を組み合わせた形状をしており、ミラー26の投写レンズユニット113側の辺は、投写レンズユニット113と反対側の辺よりも短い。ミラー26は、例えば、投写レンズユニット113側の辺から領域が外方に拡がり、再び、内方に領域が縮小する形状を有する。ミラー26は、平面形状、凹面形状、および凸面形状のどれでもよい。
ミラーフレーム27は、ミラー支持部23によりX軸およびY軸周りに回転可能に支持されている。ミラー支持部23におけるミラーフレーム27の支持軸Rxと、ミラー支持部23の回転軸Ryとの2つの軸の交点Pr2上に、ミラー26とミラーフレーム27とを一体化したミラー部21の重心が位置するように、ミラーフレーム27は、リブ27aおよび複数の貫通孔27bが形成されている。また、ミラーフレーム27は、その裏面に、半円板状の第1ギア27cが形成されている。これらリブ27a、貫通孔27bおよび第1ギア27cにより、ミラー部21の重量が調整されている。ミラーフレーム27の投写レンズユニット113側よりも投写レンズユニット113の反対側により大きな領域の貫通孔27bが形成されているので、ミラーフレーム27の重心がミラー26の幾何学的重心Pg2よりも投写レンズユニット113側に位置する。
ミラーフレーム27は、外縁から外方に向けて延びる2つのピン27dを有し、2つのピン27dがそれぞれ、ミラー支持部23の先端に設けられた孔23aに回転可能に挿入されている。この2つのピンがチルト回転の回転軸Rxとして機能する。
ミラー駆動部25は、ミラー部21をY軸周りに回転駆動する第1駆動部31と、ミラー部21をX軸周りに回転駆動する第2駆動部41とを備える。
第1駆動部31は、Y軸周りにミラー部21の傾斜角度を変化させる。第1駆動部31は、第1モータ33と、第1モータ33の回転に従動する従動プーリ35と、第1モータ33の回転出力を従動プーリ35へ伝えるベルト37とを備える。従動プーリ35の回転軸39は、ミラー支持部23と接続され、第1モータ33の回転量に応じてミラー支持部23をパン回転させる。従動プーリ35の回転軸39は、第1の回転軸Ryである。第1モータ33、従動プーリ35、およびベルト37は、ヘッドケース部5に収容されている。ミラー支持部23に支持されたミラー26は、第1モータ33により、第1の回転軸Ry周りに、例えば、260°回転可能である。第1モータ33は、ミラー制御部7と電気的に接続され、その回転量がミラー制御部7により制御される。
第2駆動部41は、X軸周りにミラー部21の傾斜角度を変化させる。第2駆動部41は、第2モータ43を備える。第2モータ43は、出力ギア43aを有し、出力ギア43aと第1ギア27cとが噛み合う。第2モータ43はミラー支持部23に支持されている。第2モータ43の出力ギア43aが回転すると、第1ギア27cがミラーフレーム27と共に回転し、ミラー部21がチルト回転する。ミラー支持部23に支持されたミラー26は、第2モータ43により、第2の回転軸Rx周りに、例えば、0°以上90°の範囲で回転可能である。このように、ミラー26は、光軸Laに対して直交する状態から光軸Laに対して平行な状態にまで回転可能であるが、0°より大きく90°未満の角度範囲で投写光を反射する。なお、第1の回転軸Ryと第2の回転軸Rxとは、例えば、直交する。第2モータ43は、ミラー制御部7と電気的に接続され、その回転量がミラー制御部7により制御される。
ミラー制御部7は、コネクタ13と接続され、コネクタ13を介して外部からの動作指令信号を受信することができる。ミラー制御部7は、第1モータ33および第2モータ43に対して駆動信号を送信する。
支柱9は、ミラー制御部7が収容されているヘッドケース部5と取り付け部11とを連結する。支柱9は、長さ調整機構10によりY方向の位置を調節可能であり、投写レンズユニット113の長さに応じて投写レンズユニット113とミラー部21との距離を調節することができる。これにより、投写レンズユニット113の長さに応じて、ミラー26が可動可能な状態で投写レンズユニット113に干渉しない程度に、投写レンズユニット113とミラー26との距離が最小となるように支柱9の長さを調整することができる。したがって、投写レンズユニット113からの投写光の拡がりを抑制した位置にミラー部21を配置することができるので、ミラー部21の大型化を抑制することができる。
支柱9と取り付け部11には、結合位置を調整する長さ調整機構10が設けられている。支柱9はその下部に縦方向に形成された複数の貫通孔9aを備え、取り付け部11は支柱9との接触面に縦方向に形成された複数のボルト孔11aを備える。支柱9の下部は取り付け部11に対してスライド可能に接続されている。長さ調整機構10は、貫通孔9a、ボルト孔11aおよびボルト12で構成される。支柱9が所望の高さとなるように支柱9をスライドさせ、支柱9の貫通孔9aと取り付け部11のボルト孔11aを合わせた状態でボルト12を挿入して固定する。なお、長さ調整機構10は、例えば、モータ、ラックおよびピニオンを用いた他の構成であってもよい。
取り付け部11は、投写方向変更装置1をプロジェクタ111に固定するためのアタッチメントである。取り付け部11は、例えば、U字型形状を有し、投写レンズユニット113のレンズ鏡筒113aを囲んで、取り付け部11の底面がプロジェクタ111の投写レンズユニット113が配置される平面上に取り付けられる。なお、取り付け部11は、投写レンズユニット113のレンズ鏡筒113aに取り付けられてもよい。
コネクタ13は、支柱9に配置されており、ミラー制御部7と接続されている。プロジェクタ111がどのような設置姿勢であっても、外部の制御機器と接続された通信ケーブルをコネクタ13に挿入できるように通信ケーブルの差し込み口が配置されている。コネクタ13は、例えば、支柱9のミラー26とは反対側に設けられている。また、コネクタ13は、ヘッドケース部5に配置されてもよい。
次に図8を参照して、投写方向変更装置1を含む画像表示システム100の構成について説明する。図8は、画像表示システム100の構成を示すブロック図である。
画像表示システム100は、例えば、プロジェクタシステム110と、制御部101と、画像出力器103とを備える。
制御部101は、プロジェクタ111への画像出力を制御する。また、制御部101は、出力される画像に対応したミラー部21の回転動作の目標角度(パン角度およびチルト角度)、回転駆動速度、および駆動加速度等を指定する駆動情報を含む制御コマンドを生成し、投写方向変更装置1のコネクタ13を介してミラー制御部7へ制御コマンドを送信する。
制御部101は、半導体素子などで実現可能である。制御部101は、例えば、マイコン、CPU、MPU、GPU、DSP、FPGA、ASICで構成することができる。制御部101の機能は、ハードウェアのみで構成してもよいし、ハードウェアとソフトウェアとを組み合わせることにより実現してもよい。制御部101は、ハードディスク(HDD)、SSD、メモリ等の記憶部を有しており、記憶部に格納されたデータやプログラムを読み出して種々の演算処理を行うことで、所定の機能を実現する。
制御部101からミラー制御部7への通信は、RS232Cのようなシリアル通信でもよいし、LANによるIP通信でもよい。制御部101からミラー制御部7への制御コマンドの送信タイミングに同期して、制御部101から画像出力器103にも、ミラー部21の駆動情報を含む制御コマンドが出力され、この制御コマンドに同期して、投写画像が画像出力器103からプロジェクタ111に出力される。なお、制御部101および画像出力器103とは、例えば、1つのパーソナルコンピュータ(PC)またはエッジ端末等で構成された同一の機器でもよい。
ミラー制御部7は、モータ制御部51、メモリ53、第1モータドライバ、および第2モータドライバ57を備える。ミラー制御部7は、半導体素子などで実現可能である。ミラー制御部7は、例えば、マイコン、CPU、MPU、GPU、DSP、FPGA、ASICで構成することができる。ミラー制御部7の機能は、ハードウェアのみで構成してもよいし、ハードウェアとソフトウェアとを組み合わせることにより実現してもよい。ミラー制御部7は、メモリ53に格納されたデータやプログラムを読み出して種々の演算処理を行うことで、所定の機能を実現する。
ミラー制御部7のモータ制御部51は、制御部101から受信した制御コマンドをモータドライバ制御信号に変換し、第1モータドライバ55および第2モータドライバ57へ対応するモータドライバ制御信号を送信する。また、ミラー制御部7は、電源投入時等の、投写方向変更装置1の起動時に第1モータ33、第2モータ43およびギアの状態を監視する初期調査モードに入る。モータ制御部51は、第1モータドライバ55および第2モータドライバ57に対して複数パターンのテスト信号を送信し、テスト結果をモータドライバ制御信号への変換時に参照する。
なお、制御部101からモータ制御部51へ指令信号としての制御コマンドを送信する代わりに、ミラー制御部7のメモリ53にパン角度およびチルト角度のシーケンスで構成されたミラー動作シーケンスを予め記憶させておき、制御部101から受信されるタイミング信号をトリガーとして、モータ制御部51がミラー動作シーケンスを読み出す方法でもよい。
画像出力器103は、制御部101からの駆動情報および、表示する画像の種類を指定する画像出力信号にしたがって画像をプロジェクタ111に出力する。画像出力器103は、画像処理部103aおよびメモリ103bを備える。メモリ103bには、プロジェクタ111へ出力されるベースとなる複数種類の画像データが保存されている。画像処理部103aは、画像出力信号が指定するベースとなる画像データに対して、投写画像の歪み情報を参照して、ミラー部21での画像の歪みを予想して歪み方向および歪み量の画像補正を実施する。歪み情報は、制御部101からミラー制御部7へ送信される制御コマンドおよび投写面の情報である。
[1-2.効果等]
以上のように、実施形態1に係る投写方向変更装置1は、プロジェクタ111の投写レンズユニット113から出射される光を反射するミラー26と、ミラー26をチルト回転軸およびパン回転軸周りに回転可能に支持するミラー支持部23と、ミラー26をチルト回転軸周りに回転駆動する第1駆動部31と、ミラー26をパン回転軸周りに回転駆動する第2駆動部41と、を備える。ミラー26において、パン回転軸Rxとチルト回転軸Ryとの交点Pr2が、ミラー26の幾何学的重心Pg2よりも投写レンズユニット113側に位置する。これだけの構成により、2つの回転軸の交点Pr2は、ミラー26において、ミラー26の幾何学的重心Pg2よりも投写レンズユニット113側に寄った位置にある。ミラー26において投写レンズユニット113側とは反対側の端部から2つの回転軸の交点Pr2までの距離よりも、ミラー26において交点Pr2から投写レンズユニット113側の端部までの距離の方が短い。これにより、投写レンズユニット113側のミラー26の端部が投写レンズユニット113と干渉させない程度に、投写レンズユニット113と2つの回転軸の交点Pr2との間隔をあけたとしても、従来よりも、ミラー26の投写レンズユニット113側とは反対側の領域と投写レンズユニット113との距離を短くすることができる。したがって、ミラー26の投写レンズユニット113側とは反対側の領域に投写される画像のサイズの拡大を抑制することができる。これにより、ミラー26の回転角度を大きくすることで投写レンズユニット113からの光の投写方向の変更範囲を大きくし、かつ、ミラー26のサイズを小型化することができ、投写方向変更装置1および画像投写システム110も小型化することができる。
また、ミラー26とミラーフレーム27とで構成されるミラー部21(図3参照)の重心が、ミラー26の幾何学的重心Pg2よりも2つの回転軸の交点Pr2に近い位置に位置するように、ミラーフレーム27の重量バランスが調整されている。これにより、ミラー部21の回転駆動において、駆動負荷を低減することができる。また、ミラー部21の重心が、2つの回転軸の交点Pr2に位置する場合、ミラー部21の回転駆動において、最小限の駆動負荷にすることができる。
(実施形態2)
以下、図9を参照して実施形態2を説明する。
[2-1.構成]
図9は、本開示の実施形態2における画像表示システム100Aの構成を示す構成図である。
実施形態2の画像表示システム100Aは、実施形態1の画像表示システム100において、画像の動きに合わせてプロジェクタ111の投写レンズユニット113が駆動される構成が追加されている。この点と以下に説明する点以外の構成は、実施形態2の画像表示システム100Aと実施形態1の画像表示システム100とは共通である。
画像表示システム100Aは、プロジェクタシステム110Aと、制御部101と、画像出力器103とを備える。プロジェクタシステム110Aは、プロジェクタ111Aと投写方向変更装置1とを備える。
プロジェクタ111Aは、画像処理部103aから送信された画像を表示する画像表示器115と、画像表示器115で表示された画像を投写する投写レンズユニット113内の複数のレンズまたは全てのレンズを、光軸に沿って移動させる、および、光軸をシフト移動させるレンズ駆動部117を備える。レンズ駆動部117は、例えば、投写レンズユニット113のズーム調整、フォーカス調整、およびシフト調整するための機構である。実施形態2において、レンズ駆動部117は、ミラー部21の回転動作に連動して、投写レンズユニット113によるズーム機能、フォーカス機能、およびシフト機能の少なくとも1つを含むプロジェクタの投写機能を調整する。
制御部101は、投写方向変更装置1へ送信される制御コマンドに同期してプロジェクタ111Aにレンズ駆動の制御信号がプロジェクタ111Aへ送信される。レンズ駆動の制御信号は、例えば投写レンズユニット113のズーム量、フォーカス位置、シフト位置の情報を含む。レンズ駆動の制御信号は、制御部101において、制御コマンドにおけるミラー部21の回転駆動に合わせて算出される。レンズ駆動部117は、レンズ駆動の制御信号に基づいて、投写レンズユニット113内の複数のレンズまたは全てのレンズを駆動する。
制御部101は、ミラー部21が回転して、例えば、壁等の投写面が別の面に移動した場合など投写距離が変わる場合に、投写される画像のフォーカスが合うようにフォーカス位置を変更したレンズ駆動の制御信号を生成する。これにより、レンズ駆動部117は、投写レンズユニット113のフォーカス量を調整するので、投写面が変わったとしても投写される画像がピンボケするのを防止することができる。
また、制御部101は、ミラー部21が回転動作中に投写画像のサイズが変化しないよう、ミラー駆動に連動してズーム量を調整したレンズ駆動の制御信号を生成する。これにより、レンズ駆動部117は、投写レンズユニット1113のズーム量を調整するので、投写距離が変化しても投写画像のサイズが変化するのを防止することができる。
また、制御部101は、ミラー部21の回転範囲が事前に判明している場合、ミラー部21の回転範囲内の動作で最も画像ケラレが少なくなるように、または、画像補正による解像度の損失が最も少なくなるよう、複数のレンズを含む投写レンズユニット113の光軸をシフトするレンズ駆動の制御信号を生成する。これにより、レンズ駆動部117は、投写レンズユニット113の光軸をシフトするので、画像のケラレの増加を抑制することができる。
このように、レンズ駆動部117は、制御部101からの指令信号であるレンズ駆動の制御信号を基に、制御部101からミラー制御部7へ送信される、ミラー26を駆動制御する制御コマンドと同期して、投写レンズユニット113内の複数のレンズまたは全てのレンズの光軸を投写方向に沿ってまたは投写方向と平行に移動させる。すなわち、レンズ駆動部117は、制御部101からの指令信号を基に、投写方向変更装置1のミラー26の駆動制御と協調してプロジェクタ111Aの投写機能を調整する。これにより、ミラー26による投写方向の変更に伴って投写面に投写される画像の劣化を防止することができる。
(実施形態3)
以下、図10を参照して実施形態3を説明する。
[3-1.構成]
図10は、本開示の実施形態3における画像表示システム100Bの構成を示す概略図である。
実施形態3の画像表示システム100Bは、実施形態1の画像表示システム100の投写方向変更装置1にミラー部21の姿勢状態を検出する姿勢センサ59を追加した構成である。この点と以下に説明する点以外の構成は、実施形態3の画像表示システム100Bと実施形態1の画像表示システム100とは共通である。
姿勢センサ59は、投写方向変更装置1Bに取り付けられ、ミラー26の姿勢角度を測定する。姿勢センサ59は、例えば、ジャイロセンサ等のモーションセンサである。姿勢センサ59によるミラー26の姿勢計測は、投写方向変更装置1Bの起動時に、または常時行われるか、ユーザの指令により行われる。
姿勢センサ59により検出された姿勢データは、モータ制御部51において、その時点での基準位置やパン回転、チルト回転等の各駆動のステップ量に変換され、制御コマンドを基に作成されるモータドライバ制御信号の補正データとして使用される。これにより、ミラー26の回転精度をより向上させることができる。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、上記実施の形態を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用できる。また、上記実施の形態で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
実施の形態では、投写方向変更装置1の取り付け部11が、投写レンズユニット113のレンズ鏡筒113aが突出しているプロジェクタ111の面に取り付けられていたがこれに限定されるものではない。図11において、プロジェクタ111が縦置きの場合、レンズ鏡筒113aが突出しているプロジェクタ111の一面に取り付け部11を取り付けるのに加えて、プロジェクタ111の側面111a側にも取り付け部11と結合されたアーム11bを取り付けてもよい。アーム11bは、プロジェクタ111の本体の側面に直接取り付けてもよいし、図11に示すように、プロジェクタ111の本体を支持するフレーム111bに取り付けてもよい。このように、プロジェクタ111の本体の一面に加えて、プロジェクタ111の本体の別の面または本体にも投写方向変更装置1を取り付けることで、投写方向変更装置1をプロジェクタ111の本体の複数の面で支えることができ、投写方向変更装置1をより安定して設置することができる。また、プロジェクタ111の本体の別の面の代わりとして、プロジェクタ111の本体を支持するフレームにアーム11bを取り付けることで、同様の効果を得ることができる。
また、プロジェクタ111の姿勢によっては、投写方向変更装置1が重力によりレンズ鏡筒113aに取り付けるだけでは安定しない場合がある。この場合、プロジェクタ111のフレーム111bまたは本体における、重力方向と垂直な面に保持または支持する支持機構を有する。例えば、図12に示すように、プロジェクタ111が横置きで天吊りタイプの場合、プロジェクタ111の本体の重力方向と垂直な面に投写方向変更装置1を固定してもよい。例えば、プロジェクタ111の本体の上面に支持機構としての支持板121が固定され、支持板121に設けられたネジ孔123にネジにより投写方向変更装置1が取り付けられてもよい。また、図13に示すように、プロジェクタ111が横置きで地置きタイプの場合、プロジェクタ111の本体またはフレーム111bの上面および下面に投写方向変更装置1を固定してもよい。
実施の形態では、投写方向変更装置1のミラー26は、投写レンズユニット113側の反対側の領域が投写レンズユニット113側の領域よりも広い形状であったがこれに限定されるものではない。投写レンズユニット113側の反対側の領域と投写レンズユニット113側の領域とが同じ大きさでもよく、ミラー26は、例えば長方形でもよい。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面および詳細な説明を提供した。したがって、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。また、上記実施の形態で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
(実施の形態の概要)
(1)本開示の投写方向変更装置は、プロジェクタの投写レンズユニットから出射される光を反射するミラーと、前記ミラーを第1軸および第2軸周りに回転可能に支持するミラー支持部と、前記ミラーを前記第1軸周りに回転駆動する第1駆動部と、前記ミラーを前記第2軸周りに回転駆動する第2駆動部と、を備え、前記ミラーにおいて、前記第1軸と前記第2軸との交点が、前記ミラーの幾何学的重心よりも前記投写レンズユニット側に位置する。
これらの構成により、第1軸と第2軸との交点は、ミラーにおいて、ミラーの幾何学的重心よりも投写レンズユニット側に寄った位置にある。これにより、投写レンズユニット側のミラーの端部が投写レンズユニットと干渉させない程度に、投写レンズユニットと2つの回転軸の交点との間隔をあけたとしても、従来よりも、ミラーの投写レンズユニット側とは反対側の領域と投写レンズユニットとの距離を短くすることができる。したがって、ミラーの投写レンズユニット側とは反対側の領域に投写される画像のサイズの拡大を抑制することができる。これにより、ミラーの回転角度を大きくすることで投写レンズユニットからの光の投写方向の変更範囲を大きくし、かつ、ミラーのサイズを小型化することができ、投写方向変更装置および画像投写システムも小型化することができる。
(2)(1)の投写方向変更装置において、前記ミラーが取り付けられるミラーフレームを備え、
前記ミラー支持部は、前記ミラーが取り付けられた前記ミラーフレームを前記第1軸および前記第2軸周りに回転可能に支持し、
前記ミラーが取り付けられた前記ミラーフレームの重心が、前記ミラーの幾何学的重心よりも前記第1軸と前記第2軸との交点に近い位置に位置するように、前記ミラーフレームの重量バランスが調整されている。
これらの構成により、ミラーおよびミラーフレームの回転駆動において、駆動負荷を低減することができる。
(3)(2)の投写方向変更装置において、前記ミラーが取り付けられた前記ミラーフレームの重心が、前記第1軸と前記第2軸との交点に位置するように、前記ミラーフレームの重量バランスが調整されている。
これらの構成により、ミラーおよびミラーフレームの回転駆動において、最小限の駆動負荷にすることができる。
(4)(3)の投写方向変更装置において、前記ミラーフレームは、前記重量バランスを調整するためのリブを備える。
(5)(2)から(4)の投写方向変更装置において、前記ミラーフレームは、前記重量バランスを調整するための貫通孔を備える。
(6)(1)から(5)の投写方向変更装置において、前記ミラーは、前記投写レンズユニット側の辺が、前記投写レンズユニット側の辺と対向する前記投写レンズユニットと反対側の辺よりも短い、六角形である。
(7)(1)から(6)の投写方向変更装置において、前記第1駆動部および前記第2駆動部に前記ミラーの駆動量を指示するミラー制御部を備える。
(8)(7)の投写方向変更装置において、前記ミラーの姿勢情報を検出する姿勢センサを備え、前記ミラー制御部は、前記姿勢センサから受信した前記姿勢情報を基に前記ミラーの駆動量を調整する。
(9)(1)から(8)の投写方向変更装置において、前記投写レンズユニットからの投写方向に沿って前記ミラーを変位可能な位置調整機構を備える。
(10)本開示の画像投写システムは、(7)または(8)の投写方向変更装置と、画像を投写するプロジェクタと、前記プロジェクタに画像を出力する画像出力器と、前記ミラー制御部に前記ミラーの姿勢に関する指令情報を送信し、前記画像出力器に前記指令情報と同期した画像出力情報を出力する制御部と、を備える。
(11)(10)の画像投写システムにおいて、前記プロジェクタは、投写レンズユニットを、投写方向に沿ってまたは投写方向と平行に移動させるレンズ駆動部を備え、前記レンズ駆動部は、前記制御部からの指令信号を基に、前記投写方向変更装置の前記ミラーの駆動制御と協調して前記プロジェクタの投写機能を調整する。
(12)(11)の画像投写システムにおいて、前記レンズ駆動部は前記投写レンズユニットのズーム調整を行う。
(13)(11)の画像投写システムにおいて、前記レンズ駆動部は前記投写レンズユニットのフォーカス調整を行う。
(14)(11)の画像投写システムにおいて、前記レンズ駆動部は前記投写レンズユニットのシフト調整を行う。
本開示は、投写方向変更装置または投写型画像表示装置などの投写型画像表示装置に適用可能である。
1 投写方向変更装置
3 ミラーユニット
5 ヘッドケース部
5a 第1ケース
5b 第2ケース
7 ミラー制御部
8 ミラー駆動部
9 支柱
9a 貫通孔
10 長さ調整機構
11 取り付け部
11a ボルト孔
11b アーム
12 ボルト
13 コネクタ
21 ミラー部
23 ミラー支持部
25 ミラー駆動部
26 ミラー
27 ミラーフレーム
27a リブ
27b 貫通孔
27c 第1ギア
27d ピン
31 第1駆動部
33 第1モータ
35 従動プーリ
37 ベルト
39 回転軸
41 第2駆動部
43 第2モータ
43a 出力ギア
51 モータ制御部
53 メモリ
55 第1モータドライバ
57 第2モータドライバ
59 姿勢センサ
100 画像表示システム
101 制御部
103 画像出力器
103a 画像処理部
103b メモリ
110 プロジェクタシステム
111 プロジェクタ
111a 側面
111b フレーム
113 投写レンズユニット
113a レンズ鏡筒
115 画像表示器
117 レンズ駆動部
121 支持板
123 ネジ孔
201 投写方向変更装置
203 ミラー
205 投写レンズユニット
La 光軸
Pg1、Pg2 幾何学的重心
Pr1、Pr2 (回転軸の)交点
Rx 第2の回転軸
Ry 第1の回転軸

Claims (14)

  1. プロジェクタの投写レンズユニットから出射される光を反射するミラーと、
    前記ミラーを第1軸および第2軸周りに回転可能に支持するミラー支持部と、
    前記ミラーを前記第1軸周りに回転駆動する第1駆動部と、
    前記ミラーを前記第2軸周りに回転駆動する第2駆動部と、
    前記ミラーが取り付けられるミラーフレームと、
    前記ミラー及びミラーフレームを前記プロジェクタに対して接続する取り付け部と、を備え、
    前記ミラーフレームには、前記ミラーの幾何学的重心に対して前記取り付け部側と反対側に位置する貫通孔を有し、
    前記ミラーにおいて、前記第1軸と前記第2軸との交点が、前記ミラーの幾何学的重心よりも前記取り付け部側に位置する、
    投写方向変更装置。
  2. 記ミラー支持部は、前記ミラーが取り付けられた前記ミラーフレームを前記第1軸および前記第2軸周りに回転可能に支持し、
    前記ミラーが取り付けられた前記ミラーフレームの重心が、前記ミラーの幾何学的重心よりも前記第1軸と前記第2軸との交点に近い位置に位置するように、前記ミラーフレームの重量バランスが調整されている、
    請求項1に記載の投写方向変更装置。
  3. 前記ミラーが取り付けられた前記ミラーフレームの重心が、前記第1軸と前記第2軸との交点に位置するように、前記ミラーフレームの重量バランスが調整されている、
    請求項に記載の投写方向変更装置。
  4. 前記ミラーフレームは、前記重量バランスを調整するためのリブを備える、
    請求項3に記載の投写方向変更装置。
  5. 前記貫通孔は、前記重量バランスを調整するための貫通孔である、
    請求項2から4のいずれか1つに記載の投写方向変更装置。
  6. 前記ミラーは、前記投写レンズユニット側の辺が、前記投写レンズユニット側の辺と対向する前記投写レンズユニットと反対側の辺よりも短い、六角形である、
    請求項1から5のいずれか1つに記載の投写方向変更装置。
  7. 前記第1駆動部および前記第2駆動部に前記ミラーの駆動量を指示するミラー制御部を備える、
    請求項1から6のいずれか1つに記載の投写方向変更装置。
  8. 前記ミラーの姿勢情報を検出する姿勢センサを備え、
    前記ミラー制御部は、前記姿勢センサから受信した前記姿勢情報を基に前記ミラーの駆動量を調整する、
    請求項7に記載の投写方向変更装置。
  9. 前記投写レンズユニットからの投写方向に沿って前記ミラーを変位可能な位置調整機構を備える、
    請求項1から8のいずれか1つに記載の投写方向変更装置。
  10. 請求項7または8に記載の投写方向変更装置と、
    画像を投写するプロジェクタと、
    前記プロジェクタに画像を出力する画像出力器と、
    前記ミラー制御部に前記ミラーの姿勢に関する指令情報を送信し、前記画像出力器に前記指令情報と同期した画像出力情報を出力する制御部と、を備える、
    画像投写システム。
  11. 前記プロジェクタは、投写レンズユニット内の複数または全てのレンズを、投写方向に沿ってまたは投写方向と平行に移動させるレンズ駆動部を備え、
    前記レンズ駆動部は、前記制御部からの指令信号を基に、前記投写方向変更装置の前記ミラーの駆動制御と協調して前記プロジェクタの投写機能を調整する、
    請求項10に記載の画像投写システム。
  12. 前記レンズ駆動部は前記投写レンズユニットのズーム調整を行う、
    請求項11に記載の画像投写システム。
  13. 前記レンズ駆動部は前記投写レンズユニットのフォーカス調整を行う、
    請求項11に記載の画像投写システム。
  14. 前記レンズ駆動部は前記投写レンズユニットのシフト調整を行う、
    請求項11に記載の画像投写システム。
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