JP7411068B2 - 発光制御装置、発光装置及び車両 - Google Patents

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Description

本発明は、発光制御装置、発光装置及び車両に関する。
図12に第1参考構成に係る発光装置910を示す。発光装置910では、発光制御装置911により、昇圧コンバータを構成する出力トランジスタ913をスイッチング駆動することで入力電圧Vinから出力電圧Voutを生成し、出力電圧Voutに基づく駆動電流Iledを、1以上の発光ダイオードから成る発光部912に供給することで発光部912を発光させる。出力端子Voutが加わる端子と、発光部912の正側の端子912Pとの間には、電界効果トランジスタにて構成されたロードスイッチLDswが挿入され、ロードスイッチLDswがオンであるときにのみ駆動電流Iledが発光部912に供給される。発光部912の負側の端子912Nはダイオード914を介して入力電圧Vinが加わる端子に接続される。
発光装置910では、発光制御装置911にて生成される制御信号CNTに基づき、発光部912がPWM駆動され、これによって発光部912の調光が行われる。図13は発光装置910に関わる動作説明図である。発光装置910では、制御信号CNTのハイレベル区間においてのみ、出力トランジスタ913のスイッチング駆動が行われ且つロードスイッチLDswがオン状態とされる。制御信号CNTのデューティを調整することで発光部912の調光が行われる。図12の発光装置910は、調光の精度(電流Iledの応答速度)が高いという特性を持つ一方でロードスイッチLDswを要する。また、端子912P又は912Nがグランドに短絡する地絡の発生時に電流Iledの経路を遮断する必要があり、ロードスイッチLDswは、この遮断実現にも必要とされる。
図14に第2参考構成に係る発光装置930を示す。発光装置930では、発光制御装置931により、降圧コンバータを構成する出力トランジスタ933をスイッチング駆動することで入力電圧Vinから出力電圧Voutを生成し、出力電圧Voutに基づく駆動電流Iledを、1以上の発光ダイオードから成る発光部932に供給することで発光部932を発光させる。発光部932に対してロードスイッチLDswが直列接続され、ロードスイッチLDswがオンであるときにのみ駆動電流Iledが発光部932に供給される。発光装置930において、入力電圧Vinに対するグランドgnd1は出力電圧Voutに対するグランドgnd2と異なっており、出力電圧Voutの電位はグランドgnd1の電位と一致している。
発光装置930では、発光制御装置931にて生成される制御信号CNTに基づき、発光部932がPWM駆動され、これによって発光部932の調光が行われる。図15は発光装置930に関わる動作説明図である。発光装置930では、制御信号CNTのハイレベル区間においてのみ、出力トランジスタ933のスイッチング駆動が行われ且つトランLDswがオン状態とされる。制御信号CNTのデューティを調整することで発光部932の調光が行われる。図14の発光装置930は、調光の精度(電流Iledの応答速度)が高いという特性を持つ一方でロードスイッチLDswを要する。但し、図14の発光装置930の構成では、図12の発光装置910の構成とは異なり、地絡対策にとってはロードスイッチLDswが不要である。図14の発光装置930において、発光部932における正側の端子932P又は負側の端子932Nがグランドgnd1に短絡したとしても、電流Iledが流れなくなるだけであり、特段の保護は不要となるからである。
特開2019-103289号公報
ロードスイッチLDswの削除によりコスト削減等の効果が得られる。そこで、図14の発光装置930からロードスイッチLDswを削除することで構成される、図16の発光装置930aについて検討する。図16の発光装置930aでは、出力トランジスタ933を含んで構成される降圧コンバータの動作のオン/オフでPWMによる調光を実現する。即ち、制御信号CNTのハイレベル区間において降圧コンバータをオンにして(降圧コンバータを動作させて)発光部932を点灯させ、御信号CNTのローレベル区間において降圧コンバータをオフにして(降圧コンバータを停止させて)発光部932を消灯させる。
但し、発光装置930aの方式では、制御信号CNTに対する電流Iledの応答に遅延が生じる。図17は、発光装置930aに関わる動作説明図である。発光装置930aでは、制御信号CNTのローレベルからハイレベルへの切り替わりを受けて、出力トランジスタ933のスイッチング駆動を開始させるが(即ち降圧コンバータの動作をオンとするが)、出力トランジスタ933のスイッチング開始直後では出力電圧Voutが十分に高まっておらず駆動電流Iledが流れない。制御信号CNTのハイレベルへの切り替わり後、遅延時間tdが経過してから駆動電流Iledが所望の電流値に達して発光部932が所望の輝度で発光する。
このように、発光装置930aでは、遅延時間tdの存在により、PWM駆動の各周期において発光部932の発光時間が制御信号CNTで指定される時間よりも短くなり、所望の調光を得がたくなる。
本発明は、部品点数の削減効果を享受しつつ所望の調光を行うことが可能な発光制御装置、並びに、その発光制御装置を利用した発光装置及び車両を提供することを目的とする。
本発明に係る発光制御装置は、入力電圧をスイッチングすることで出力電圧を生成し、前記出力電圧に基づく駆動電流を発光部に供給することで前記発光部を点灯させる発光制御装置において、前記発光部が点灯すべき点灯制御区間及び前記発光部が消灯すべき消灯制御区間を交互に指定する制御信号を原制御信号として生成する制御信号生成部と、前記発光部に流れる電流を検出する発光部電流検出部と、前記発光部電流検出部の検出結果に基づく電流状態信号に基づき、前記点灯制御区間が延長される向きに前記原制御信号を補正することで補正制御信号を生成する制御信号補正部と、前記補正制御信号にて指定される前記点灯制御区間において前記入力電圧のスイッチングを行う一方で、前記補正制御信号にて指定される前記消灯制御区間において前記入力電圧のスイッチングを停止するスイッチング制御部と、を備えた構成(第1の構成)である。
上記第1の構成に係る発光制御装置において、前記原制御信号及び前記補正制御信号の夫々において、前記点灯制御区間及び前記消灯制御区間が所定の周期で交互に指定され、各周期において、前記制御信号補正部による補正を通じ前記原制御信号の前記点灯制御区間から見て前記補正制御信号の前記点灯制御区間が延長される構成(第2の構成)であっても良い。
上記第1又は第2の構成に係る発光制御装置において、前記制御信号補正部は、前記点灯制御区間の開始タイミングを補正の前後で共通としつつ、前記点灯制御区間の開始後、前記発光部に流れる電流が所定の判定電流に達するまでの時間分、前記点灯制御区間が延長される向きに前記原制御信号を補正することにより前記補正制御信号を生成する構成(第3の構成)であっても良い。
上記第3の構成に係る発光制御装置において、前記電流状態信号を生成する電流状態信号生成部を更に備え、前記電流状態信号生成部は、前記入力電圧のスイッチングが開始されることにより前記出力電圧が上昇し、前記出力電圧の上昇に伴って前記発光部に流れる電流が前記判定電流に達したとき、前記電流状態信号を第1状態から第2状態に切り替え、前記制御信号補正部は、前記点灯制御区間の開始から、前記電流状態信号の状態が前記第1状態から前記第2状態に切り替わるまでの時間分、前記点灯制御区間が延長される向きに前記原制御信号を補正する構成(第4の構成)であっても良い。
上記第4の構成に係る発光制御装置において、前記制御信号補正部は、前記点灯制御区間の開始から、前記電流状態信号の状態が前記第1状態から前記第2状態に切り替わるまでの第1時間を計測する第1計測処理と、前記原制御信号における前記点灯制御区間から前記消灯制御区間への切り替わりタイミングを基準とし、前記切り替わりタイミングからの経過時間を計測する第2計測処理を実行し、前記第1計測処理の後、前記第2計測処理にて前記経過時間が前記第1時間に達した時点で、前記補正制御信号にて指定される区間を前記点灯制御区間から前記消灯制御区間に切り替える構成(第5の構成)であっても良い。
上記第5の構成に係る発光制御装置において、前記制御信号補正部は、アップダウンカウンタを有し、前記アップダウンカウンタを用いて前記第1計測処理及び前記第2計測処理を実行する構成(第6の構成)であっても良い。
上記第6の構成に係る発光制御装置において、前記アップダウンカウンタは、前記点灯制御区間の開始から、前記電流状態信号の状態が前記第1状態から前記第2状態に切り替わるまで、所定のクロック信号に同期してカウント値を所定の初期値を起点に第1の向きに変化させ、その後、前記原制御信号における前記点灯制御区間から前記消灯制御区間への切り替わりタイミングを基準に、前記カウント値が前記初期値に戻るまで前記クロック信号に同期して前記カウント値を前記第1の向きとは逆の第2の向きに変化させ、前記カウント値の前記第1の向きの変化により前記第1計測処理が実現され、前記カウント値の前記第2の向きの変化により前記第2計測処理が実現され、前記制御信号補正部は、前記第2計測処理において前記カウント値が前記初期値に戻った時点で、前記補正制御信号にて指定される区間を前記点灯制御区間から前記消灯制御区間に切り替える構成(第7の構成)であっても良い。
上記第1~第7の構成の何れかに係る発光制御装置において、前記発光部は、電流供給を受けて発光する1以上の発光素子から成る構成(第8の構成)であっても良い。
本発明に係る発光装置は、上記第1~第8の構成の何れかに係る発光制御装置と、前記発光制御装置の制御の下で駆動電流の供給を受ける発光部と、を備えた構成(第9の構成)である。
本発明に係る車両は、上記第9の構成に係る発光装置を車載用の照明装置として備えるとともに、前記発光装置に対して入力電圧を供給する電圧源と、前記照明装置が設置される車体と、を備えた構成(第10の構成)である。
本発明によれば、部品点数の削減効果を享受しつつ所望の調光を行うことが可能な発光制御装置、並びに、その発光制御装置を利用した発光装置及び車両を提供することが可能となる。
本発明の第1実施形態に係る発光装置の全体構成図である。 本発明の第1実施形態に係る発光制御装置の外観斜視図である。 本発明の第1実施形態に係り、調光信号、ランプ電圧及び制御信号の関係を示す図である。 本発明の第1実施形態に係り、補正前後の制御信号の関係を示す図である。 本発明の第1実施形態に係り、発光部に流れる電流と電流状態信号との関係を示す図である。 本発明の第1実施形態に係り、発光装置の概略的な動作波形図である。 本発明の第1実施形態に係り、発光装置の詳細な動作波形図である。 本発明の第1実施形態に係る制御信号補正部の構成図である。 図8の制御信号補正部の動作を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の第2実施形態に係る発光システムの構成図である。 本発明の第2実施形態に係り、車両に発光システムが搭載される様子を示す図である。 第1参考構成に係る発光装置の構成図である。 第1参考構成に係る発光装置の動作説明図である。 第2参考構成に係る発光装置の構成図である。 第2参考構成に係る発光装置の動作説明図である。 第3参考構成に係る発光装置の構成図である。 第3参考構成に係る発光装置の動作説明図である。
以下、本発明の実施形態の例を、図面を参照して具体的に説明する。参照される各図において、同一の部分には同一の符号を付し、同一の部分に関する重複する説明を原則として省略する。尚、本明細書では、記述の簡略化上、情報、信号、物理量、素子又は部位等を参照する記号又は符号を記すことによって、該記号又は符号に対応する情報、信号、物理量、素子又は部位等の名称を省略又は略記することがある。例えば、後述の“CNT1”によって参照される制御信号は(図1参照)、制御信号CNT1と表記されることもあるし、信号CNT1と略記されることもあり得るが、それらは全て同じものを指す。
まず、本発明の実施形態の記述にて用いられる幾つかの用語について説明を設ける。レベルとは電位のレベルを指し、任意の信号又は電圧についてハイレベルはローレベルよりも高い電位を有する。任意の信号又は電圧について、信号又は電圧がハイレベルにあるとは信号又は電圧のレベルがハイレベルにあることを意味し、信号又は電圧がローレベルにあるとは信号又は電圧のレベルがローレベルにあることを意味する。信号についてのレベルは信号レベルと表現されることがあり、電圧についてのレベルは電圧レベルと表現されることがある。
任意の信号又は電圧において、ローレベルからハイレベルへの切り替わりをアップエッジと称し、ローレベルからハイレベルへの切り替わりのタイミングをアップエッジタイミングと称する。同様に、任意の信号又は電圧において、ハイレベルからローレベルへの切り替わりをダウンエッジと称し、ハイレベルからローレベルへの切り替わりのタイミングをダウンエッジタイミングと称する。
MOSFETを含むFET(電界効果トランジスタ)として構成された任意のトランジスタについて、オン状態とは、当該トランジスタのドレイン及びソース間が導通状態となっていることを指し、オフ状態とは、当該トランジスタのドレイン及びソース間が非導通状態(遮断状態)となっていることを指す。FETに分類されないトランジスタについても同様である。MOSFETは、特に記述無き限り、エンハンスメント型のMOSFETであると解して良い。MOSFETは“metal-oxide-semiconductor field-effect transistor”の略称である。
任意のスイッチを1以上のFET(電界効果トランジスタ)にて構成することができ、或るスイッチがオン状態のときには当該スイッチの両端間が導通する一方で或るスイッチがオフ状態のときには当該スイッチの両端間が非導通となる。
以下、任意のトランジスタ又はスイッチについて、オン状態、オフ状態を、単に、オン、オフと表現することもある。任意のトランジスタ又はスイッチについて、オフ状態からオン状態への切り替わりをターンオンと表現し、オン状態からオフ状態への切り替わりをターンオフと表現する。また、任意のトランジスタ又はスイッチについて、トランジスタ又はスイッチがオン状態となっている区間をオン区間と称することがあり、トランジスタ又はスイッチがオフ状態となっている区間をオフ区間と称することがある。ハイレベル又はローレベルの信号レベルをとる任意の信号について、当該信号のレベルがハイレベルとなる区間をハイレベル区間と称し、当該信号のレベルがローレベルとなる区間をローレベル区間と称する。ハイレベル又はローレベルの電圧レベルをとる任意の電圧についても同様である。
<<第1実施形態>>
本発明の第1実施形態を説明する。図1は第1実施形態に係る発光装置1の全体構成図である。発光装置1は、発光制御装置10及び発光部20を備えると共に、発光制御装置10又は発光部20に接続されたディスクリート部品群を備える。発光装置1に設けられるディスクリート部品群は、出力トランジスタM1、インダクタL1、ダイオードD1、コンデンサC1及びC2、抵抗R1及びR2を含み、更に、抵抗R11~R16並びにコンデンサC11及びC12を含む。出力トランジスタM1はNチャネル型のMOSFETとして構成されている。但し、出力トランジスタM1をPチャネル型のMOSFETに変更する変形も可能である。
発光制御装置10は、直流の正の入力電圧VINの供給を受けて動作し、発光部20を構成する発光素子の状態を点灯状態は消灯状態間で切り替える制御装置である。発光制御装置10は、図2に示すような、半導体集積回路を樹脂にて構成された筐体(パッケージ)内に封入することで形成された電子部品(半導体装置)であり、発光制御装置10を構成する各回路が半導体基板上に集積化されて形成される。発光制御装置10の筐体に複数の外部端子が露出して設けられており、その複数の外部端子には図1に示される端子CSH、CSL、GH、BOOT、SW、PGND、SNSP、SNSN、GND_TM、IN_TM、VREFA、EN、VREFB、RT、COMP及びDSETが含まれ、図1に示されない他の端子も上記複数の外部端子に含まれうる。尚、図2に示される発光制御装置10の外部端子の数及び発光制御装置10の外観は例示に過ぎない。
発光部20は電流の供給を受けて発光する1以上の発光素子から成る。具体的は、発光部20は複数の発光ダイオードを直列接続して構成される。発光部20は端子20P及び20N間に設けられる。図1では、発光ダイオード21~23の直列回路にて発光部20が構成されており、発光ダイオード21のアノードが端子20Pに接続され、発光ダイオード21のカソードが発光ダイオード22のアノードに接続され、発光ダイオード22のカソードが発光ダイオード23のアノードに接続され、発光ダイオード23のカソードが端子20Nに接続される。但し、発光部20を構成する発光ダイオードの個数は1又は2であっても良いし、4以上であっても良い。また、発光部20は複数の発光ダイオードの並列回路を含んでいても良い。
発光装置1では、基準電位を有する導電部(基準電位部)としてグランドGND1が設けられ、他の基準電位を有する導電部(基準電位部)としてグランドGND2が設けられる。グランドGND1の電位とグランドGND2の電位が等しくなるタイミングも存在しうるが、正の入力電圧VINが発光制御装置1に入力されて出力トランジスタM1のスイッチング駆動が行われているときにおいては、グランドGND1及びGND2は互いに異なる電位を有する。
発光装置1では、入力端子INに加わる入力電圧VINを降圧することで出力端子OUTに出力電圧VOUTを発生させることができる。入力電圧VINはグランドGND1を基準とする正の直流電圧である。即ち、グランドGND1の電位を基準に入力端子INに入力電圧VINが加わる。換言すれば、グランドGND1の電位を負側にして、グランドGND1及び入力端子IN間に入力電圧VINが加わる。一方、出力電圧VOUTはグランドGND2を基準とする正の電圧である。即ち、グランドGND2の電位を基準に出力端子OUTに出力電圧VOUTが加わる。換言すれば、グランドGND2の電位を負側にして、グランドGND2及び出力端子OUT間に出力電圧VOUTが加わる。発光装置1において、出力端子OUTはグランドGND1に接続される。
発光装置1に設けられるディスクリート部品群と、発光制御装置10又は発光部20との接続関係を説明する。
抵抗R1の一端は入力端子INに接続されると共に端子CSHに接続される。抵抗R1の他端は出力トランジスタM1のドレインに接続されると共に端子CSLに接続される。出力トランジスタM1のゲートは端子GHに接続される。
出力トランジスタM1のソースはノードNDsw及び端子SWに共通接続される。ノードNDswに対してインダクタL1の一端とダイオードD1のカソードが共通接続され、更にノードNDswはコンデンサC2を介して端子BOOTに接続される。インダクタL1の他端は出力端子OUTに接続されると共に、コンデンサC1を介してグランドGND2に接続される。ダイオードD1のアノードはグランドGND2に接続される。端子PGND及びGND_TMはグランドGND2に接続される。端子20Pは出力端子OUTに接続され、端子20Nは抵抗R2を介してグランドGND2に接続される。抵抗R2と端子20Nとの接続ノードは端子SNSPに接続され、抵抗R2とグランドGND2との接続ノードは端子SNSNに接続される。発光制御装置10内の各回路は端子GND_TMの電位(即ちグランドGND2の電位)を基準に動作する。
出力トランジスタM1、ダイオードD1、インダクタL1及びコンデンサC1により、入力電圧VINを降圧することで出力電圧VOUTを生成するDC/DCコンバータ(降圧コンバータ)が構成される。出力トランジスタM1のスイッチング制御を担う部位(後述のスイッチング制御部150及びアンプ130)も当該DC/DCコンバータの構成要素に含まれる。
端子IN_TMは入力端子INに接続される。端子REFAはコンデンサC11を介してグランドGND2に接続される。入力端子INは抵抗R11の一端に接続され、抵抗R11の他端は抵抗R12を介してグランドGND1に接続される。抵抗R11及びR12間の接続ノードは端子ENに接続される。端子VREFBは抵抗R13の一端に接続され、抵抗R13の他端は抵抗R14を介してグランドGND2に接続される。抵抗R13及びR14間の接続ノードは端子DSETに接続される。端子RTは抵抗R15を介してグランドGND2に接続される。端子COMPは抵抗R16の一端に接続され、抵抗R16の他端はコンデンサC12を介してグランドGND2に接続される。
尚、以下では、インダクタL1に流れる電流をインダクタ電流と称することがあり、記号“I”にて参照する。インダクタ電流IはノードNDswから出力端子OUTに向けて流れる。また、発光部20に流れる電流を駆動電流と称することがあり、記号“ILED”にて参照する。駆動電流ILEDは出力端子OUTからグランドGND2に向けて流れる。
また、本明細書では、発光部20又は発光素子が発光しない状態を非発光又は消灯と称する。消灯の反対の用語として、発光部20又は発光素子が発光する状態を点灯と称することがあるが、発光部20又は発光素子について発光と点灯は同義である。発光部20又は発光素子に微小な電流が流れているときにおいても、厳密には、発光部20又は発光素子が微小輝度にて発光しうるが、以下では、発光部20又は発光素子に所定閾値以上の駆動電流ILEDが流れているときに発光部20又は発光素子が点灯している(点灯状態にある)と考え、発光部20又は発光素子に所定閾値以上の駆動電流ILEDが流れていないときに発光部20又は発光素子は消灯している(消灯状態にある)、と考える。
次に、発光制御装置10の内部構成を説明する。発光制御装置10は、制御信号生成部110と、制御信号補正部120と、アンプ130と、コンパレータ140と、スイッチング制御部150と、符号171~175によって参照される各部位を備える。
制御信号生成部110は、端子DSETを通じて供給される調光信号DIMに基づいて制御信号CNT1を生成する。発光装置1においては発光部20がPWM駆動される。PWMは“Pulse Width Modulation”の略称である。制御信号CNT1は、そのPWM駆動におけるパルス幅変調信号に相当する。制御信号CNT1及び後述の制御信号CNT2は、ローレベル又はハイレベルの何れかの信号レベルをとる二値化信号である。
図3を参照して説明を加える。図3は、調光信号DIMと、ランプ電圧Vrと、制御信号CNT1との関係を表している。図1の発光装置1の構成例において、調光信号DIMは端子DSETに加わるアナログ電圧であり、発光制御装置10の安定状態において直流の所定電圧値を持つ。制御信号生成部110では、所定のPWM周波数である周波数fPWMにて電圧値が鋸波状又は三角波状に変化するランプ電圧Vrが生成される。周波数fPWMの逆数はランプ電圧Vrの周期であり、ランプ電圧Vrの1周期分の長さを有する区間を単位区間と称する。複数の単位区間が周波数fPWMにて時系列上に並ぶことになり、或る単位区間の終了タイミングと次の単位区間の開始タイミングは一致している。各単位区間において、ランプ電圧Vrは、単位区間の開始タイミングにて所定の下限電圧となり、下限電圧から所定の上限電圧まで1単位区間分の長さをかけて単調増加する。下限電圧は例えばグランドGND2の電位と等しい。上限電圧は下限電圧よりも高い。そして、制御信号生成部110は、調光信号DIMのレベルがランプ電圧Vrのレベルよりも高い区間において制御信号CNT1をハイレベルとし、調光信号DIMのレベルがランプ電圧Vrのレベルよりも低い区間において制御信号CNT2をローレベルとする。
制御信号CNT1により、各単位区間において点灯制御区間と消灯制御区間が指定される。点灯制御区間は発光部20が点灯すべき区間であり、消灯制御区間は発光部20が消灯すべき区間である。各単位区間は1つの点灯制御区間と1つの消灯制御区間を合成したものとなり、制御信号CNT1により周波数fPWMの逆数に相当する周期で点灯制御区間と消灯制御区間が交互に指定されることになる。ここでは、単位区間の開始タイミングと点灯制御区間の開始タイミングとが一致していると考えるが、それらのタイミングを不一致とする変形も可能である。
制御信号補正部120は、制御信号CNT1を後述の電流状態信号SGに基づいて補正し、補正後の制御信号CNT1を制御信号CNT2として出力する。制御信号CNT1、制御信号CNT2を、夫々、原制御信号、補正制御信号と称することもできる。図4に制御信号補正部120における補正の概要を示す。制御信号CNT2も、制御信号CNT1と同様に、周波数fPWMの逆数に相当する周期で点灯制御区間と消灯制御区間を交互に指定する制御信号である。制御信号CNT2において、制御信号CNT2がハイレベルとなる区間が点灯制御区間に相当し、制御信号CNT2がローレベルとなる区間が消灯制御区間に相当する。
各単位区間において、制御信号CNT1にて指定される点灯制御区間の開始タイミングと、制御信号CNT2にて指定される点灯制御区間の開始タイミングは、互いに一致している。但し、各単位区間において、制御信号CNT1の点灯制御区間よりも制御信号CNT2の点灯制御区間の方が長い。即ち、点灯制御区間が延長される向きに制御信号CNT1が補正されることで制御信号CNT2が生成される。
図4において、時間TON1は、1つの単位区間における制御信号CNT1のハイレベル区間の長さ(即ち、制御信号CNT1にて指定される点灯制御区間の長さ)を表し、時間TOFF1は、1つの単位区間における制御信号CNT1のローレベル区間の長さ(即ち、制御信号CNT1にて指定される消灯制御区間の長さ)を表す。時間TON2は、1つの単位区間における制御信号CNT2のハイレベル区間の長さ(即ち、制御信号CNT2にて指定される点灯制御区間の長さ)を表し、時間TOFF2は、1つの単位区間における制御信号CNT2のローレベル区間の長さ(即ち、制御信号CNT2にて指定される消灯制御区間の長さ)を表す。
各単位区間において、発光部20が時間TON1だけ点灯し且つ時間TOFF1だけ消灯したのであれば、比“TON1/(TON1+TOFF1)”は発光部20における点灯のデューティを表す。各単位区間において、発光部20が時間TON2だけ点灯し且つ時間TOFF2だけ消灯したのであれば、比“TON2/(TON2+TOFF2)”は発光部20における点灯のデューティを表す。
アンプ130は、発光部20に流れる駆動電流ILEDを検出する発光部電流検出部の例である。発光部電流検出部の構成要素に抵抗R2も含まれると解しても良い。具体的には、駆動電流ILEDに比例する電圧が抵抗R2の電圧降下(即ち抵抗R2の両端子電圧)として抵抗R2に発生し、抵抗R2の電圧降下が端子SNSP及びSNSNを通じてアンプ130に入力される。アンプ130は、抵抗R2の電圧降下を示す信号を増幅し、増幅により得られた電圧信号VSNSを出力する。電圧信号VSNSは、駆動電流ILEDに比例する電圧値を持つ。以下では、電圧信号VSNSをセンス電圧VSNSと表現することもある。センス電圧VSNSは、グランドGND2を基準とする電位を有し、駆動電流ILEDの増大に伴って高くなる。
コンパレータ140は電流状態信号生成部の例である。コンパレータ140は、アンプ130からのセンス電圧VSNSを受け、センス電圧VSNSに基づき駆動電流ILEDに応じた電流状態信号SGを生成及び出力する。具体的には、コンパレータ140の非反転入力端子にアンプ130からのセンス電圧VSNSが供給され、コンパレータ140の反転入力端子に所定の判定電圧VLED_SGが供給される。判定電圧VLED_SGは、グランドGND2よりも高い所定の電位を有する。
点灯制御区間において発光部20に流れる駆動電流ILEDに対し目標電流ITGが設定されている(図5参照)。目標電流ITGは任意であるが、例えば1A(アンペア)である。駆動電流ILEDが目標電流ITGよりも低い所定の判定電流ILED_SGと一致するときに、ちょうど、センス電圧VSNSと判定電圧VLED_SGとが一致するよう、判定電圧VLED_SGが予め設定されている。
図5に各電流と電流状態信号SGとの関係を示す。図5に示す如く、判定電流ILED_SGは目標電流ITGよりも低く、例えば、目標電流ITGの10%や20%に設定される。電流状態信号SGは、センス電圧VSNSが判定電圧VLED_SGよりも低いときに(即ち“ILED<ILED_SG”のときに)ローレベルとなり、センス電圧VSNSが判定電圧VLED_SGよりも高いときに(即ち“ILED>ILED_SG”のときに)ハイレベルとなる。センス電圧VSNSが判定電圧VLED_SGと一致するとき、電流状態信号SGはローレベル又はハイレベルとなる。
スイッチング制御部150は、制御信号CNT2にて指定される点灯制御区間において出力トランジスタM1のスイッチング駆動を行う。出力トランジスタM1のスイッチング駆動により入力電圧VINがスイッチングされて、発光部20を点灯させるに足る出力電圧VOUTが発生する。スイッチング制御部150は、制御信号CNT2にて指定される消灯制御区間において出力トランジスタM1のスイッチング駆動を停止する。出力トランジスタM1のスイッチング駆動の停止とは出力トランジスタM1をオフ状態に維持することを指し、入力電圧VINのスイッチングの停止と同義である。出力トランジスタM1のスイッチング駆動が停止されると、入力端子INから出力端子OUTへの電力供給が停止されるので発光部20が消灯する。但し、点灯制御区間から消灯制御区間へ切り替わった後、暫くの間は、コンデンサC1の蓄積電荷に基づき発光部20の点灯が継続しうる。
図1に示された構成例において、スイッチング制御部150は、スロープ電圧生成部151、加算器152、エラーアンプ153、オシレータ154、コンパレータ155及びドライバ156を備える。
スロープ電圧生成部151は、端子CSH及びCSLを通じて抵抗R1の電圧降下(即ち抵抗R1の両端子電圧)を受けることで出力トランジスタM1に流れる電流(換言すればインダクタ電流I)を検出し、出力トランジスタM1のオン区間において出力トランジスタM1に流れる電流(換言すればインダクタ電流I)に応じたスロープ電圧VSLPを生成する。スロープ電圧VSLPは抵抗R1の電圧降下の増大に伴って高くなる。
加算器152は、アンプ130からの電圧VSNSに対して所定の正の電圧VSFT(例えば200mV)を加算し、加算後の電圧である電圧(VSNS+VSFT)を出力する。
エラーアンプ153はコンダクタンスアンプであって、エラーアンプ153の反転入力端子に電圧(VSNS+VSFT)が入力され、エラーアンプ153の非反転入力端子に所定の正の基準電圧VREFが入力される。エラーアンプ153の出力端子は配線157に接続される。エラーアンプ153は、電圧(VSNS+VSFT)と基準電圧VREFとの誤差に応じた電流を自身の出力端子と配線157との間で入出力する。エラーアンプ153の出力端子は配線157を介して端子COMPに接続され、配線157に電圧(VSNS+VSFT)と基準電圧VREFとの誤差に応じた誤差電圧VERRが発生する。抵抗R16及びコンデンサC12により誤差電圧VERRの位相が補償される。エラーアンプ153は、
“VSNS+VSFT<VREF”であるとき誤差電圧VERRが高まるよう配線157に向けて電流を出力し、“VSNS+VSFT>VREF”であるとき誤差電圧VERRが低下するよう配線157から電流を引き込む。
オシレータ154は、周期的に信号レベルがローレベル及びハイレベル間で変化する信号SETを生成及び出力する。信号SETの周波数fSWは出力トランジスタM1のスイッチング周波数に相当する。周波数fSWは制御信号CNT1及びCNT2の周波数fPWMよりも十分に高い。例えば、周波数fPWMは数100Hz程度であるのに対し、周波数fSWは数10kHz~数100kHzである。周波数fSWは端子RTに接続された抵抗R15の抵抗値に応じて可変設定される。但し、周波数fSWは固定周波数であっても良い。
コンパレータ155の非反転入力端子、反転入力端子に対し、夫々、誤差電圧VERR、スロープ電圧VSLPが入力される。コンパレータ155は、誤差電圧VERR及びスロープ電圧VSLPを比較して、それらの高低関係に応じた信号RSTを出力する。“VERR>VSLP”であるとき信号RSTはハイレベルとなり、“VERR<VSLP”であるとき信号RSTはローレベルとなる。“VERR=VSLP”であるとき信号RSTはハイレベル又はローレベルとなる。
ドライバ156には信号SET及びRSTと制御信号CNT2が入力される。ドライバ156は制御信号CNT2のハイレベル区間(即ち制御信号CNT2にて指定される点灯制御区間)において、信号SET及びRSTに基づき出力トランジスタM1のゲート電位を制御することで出力トランジスタM1をスイッチング駆動する。出力トランジスタM1のゲート電位がハイレベルであるとき出力トランジスタM1はオン状態となり、出力トランジスタM1のゲート電位がローレベルであるとき出力トランジスタM1はオフ状態となる。故に、出力トランジスタM1のスイッチング駆動では、信号SETのアップエッジ(ローレベルからハイレベルへの切り替わり)に同期して出力トランジスタM1のゲート電位をローレベルからハイレベルに切り替えることで出力トランジスタM1をターンオンさせ、その後、信号RSTのダウンエッジ(ハイレベルからローレベルへの切り替わり)に同期して出力トランジスタM1のゲート電位をハイレベルからローレベルに切り替えることで出力トランジスタM1をターンオフさせる。信号SETは周波数fSWの矩形波信号であるため、制御信号CNT2のハイレベル区間において出力トランジスタM1が周波数fSWにてスイッチング駆動されることになる。
出力トランジスタM1がスイッチング駆動されることで入力電圧VINがスイッチングされてノードNDswに矩形波状の電圧が現れる。コイルL1及びコンデンサC1は、ノードNDswに現れる矩形波状の電圧を整流及び平滑化して出力電圧VOUTを生成する整流平滑回路を構成する。
エラーアンプ153に入力される基準電圧VREFにより目標電流ITGが設定され、制御信号CNT2のハイレベル区間において駆動電流ILEDが目標電流ITGに一致するよう帰還制御がなされる。
尚、インダクタ電流Iに対し上限電流であるリミット電流IOCLが定められており、ドライバ156は、出力トランジスタM1をオン状態としているときに、抵抗R1の電圧降下(即ち抵抗R1の両端子電圧)が抵抗R1の抵抗値とリミット電流IOCLとの積に相当する所定電圧に達したとき、信号RSTのレベルに関係なく出力トランジスタM1をターンオフする。また、ドライバ156は、端子GHに接続されると共に端子BOOT及びSWに接続され、コンデンサC2を含んで構成されるブートストラップ回路を利用してトランジスタM1をターンオンさせるための電圧を取得する。
ドライバ156は制御信号CNT2のローレベル区間(即ち制御信号CNT2にて指定される消灯制御区間)においては、信号SET及びRSTに関係なく、出力トランジスタM1のゲート電位をローレベルに維持することで出力トランジスタM1をオフ状態に固定する(即ち、出力トランジスタM1のスイッチング駆動を停止する)。結果、入力電圧VINのスイッチングが停止される。制御信号CNT2のローレベル区間において、出力トランジスタM1のオフ状態を確保した上で、スイッチング制御部150の動作が停止されても良い。
図1の発光制御装置10において、符号171~175によって参照される各部位は、端子IN_TMを通じて入力される入力電圧VINに基づいて、又は、入力電圧VINから生成された内部電源電圧に基づいて、動作する。内部電源回路171は、入力電圧VINに基づき端子VREFAに所定の内部電源電圧(例えばグランドGND2から見て5Vの電圧)を発生させる。低電圧検出回路172は、入力電圧VINが過度に低下する低電圧状態の有無を検出する。過熱検出回路173は発光制御装置10の温度に応じた保護動作を行う。内部電源回路174は入力電圧VIN又は端子VREFAの電圧に基づき端子VREFBに所定の内部電源電圧(例えばグランドGND2から見て3Vの電圧)を発生させる。イネーブル検出回路175は端子ENの電圧(グランドGND2から見た電圧)に応じて発光制御装置10をイネーブル状態又はディスエーブル状態とする。端子ENの電圧(グランドGND2から見た電圧)が所定のイネーブル電圧以上であるときにのみ発光制御装置10がイネーブル状態とされ、上述のスイッチング駆動はイネーブル状態においてのみ実行される。以下では、特に記述なき限り、発光制御装置10はイネーブル状態にあるとする。
図6に、駆動電流ILEDと出力電圧VOUTと制御信号CNT2の関係を、出力トランジスタM1を含んで構成されるDC/DCコンバータの動作状態と共に、概略的に示す。図6では、制御信号CNT2のアップエッジに同期して駆動電流ILEDが遅延なく流れ始めるかのように示されているが、実際には、駆動電流ILEDが流れ始めるには遅延が存在する。この遅延を考慮した、発光装置1に関わる各波形を図7に示す。
図7において、折れ線による実線波形611、612、613、615、616は、夫々、駆動電流ILED、出力電圧VOUT、インダクタ電流I、制御信号CNT1、制御信号CNT2の波形を表している。図7において、符号614は、出力トランジスタM1を含んで構成されるDC/DCコンバータの動作状態を表している。
タイミングTA1の直前において、制御信号CNT1及びCNT2はローレベルであり、出力トランジスタM1はオフ状態に維持され(即ちDC/DCコンバータの動作がオフとされ)、駆動電流ILEDは実質的にゼロである。タイミングTA1において制御信号CNT1がローレベルからハイレベルに切り替わる。そうすると、制御信号CNT2もタイミングTA1にてローレベルからハイレベルに切り替わる。制御信号CNT2がハイレベルに切り替わったことを受けてスイッチング制御部150により出力トランジスタM1のスイッチング駆動が開始される(即ち、DC/DCコンバータの動作がオンとなる)。このため、タイミングTA1を起点に出力電圧VOUTが上昇を開始する。
出力電圧VOUTが或る程度上昇すると駆動電流ILEDが増大し始め、タイミングTA2にて駆動電流ILEDが目標電圧ITGに達すると出力トランジスタM1のオンデューティを低下させる向きに帰還制御が働く。この帰還制御により、以後、制御信号CNT2がローレベルに切り替わるまでは(後述のタイミングTA4までは)、駆動電流ILEDが目標電圧ITG近辺に維持され、出力電圧VOUTは“ILED=ITG”となるのに適した電圧近辺に維持される。また、タイミングTA1及びTA2間における出力電圧VOUTの上昇過程では、インダクタ電流Iは概ねリミット電流IOCLと一致し(詳細には周波数fSWを有する脈流となる)、出力トランジスタM1のオンデューティを低下させる帰還制御が働くと、帰還制御の下でリミット電流IOCLより小さくなる。
タイミングTA2の後のタイミングTA3において、制御信号CNT1がハイレベルからローレベルに切り替わるが、この時点では制御信号CNT2はハイレベルに維持され、タイミングTA3より後のタイミングTA4において制御信号CNT2がハイレベルからローレベルに切り替わる。制御信号CNT2がローレベルに切り替わったことを受けてスイッチング制御部150による出力トランジスタM1のスイッチング駆動が停止される(即ち、DC/DCコンバータの動作がオフとなる)。このため、タイミングTA4を起点に出力電圧VOUT及び駆動電流ILEDが低下を開始する。タイミングTA4の後、コンデンサC1の蓄積電荷により、駆動電流ILEDが、その大きさを減じながら一定時間流れるが、最終的には実質的にゼロとなる。タイミングTA4の後、出力電圧VOUTはグランドGND2から見て電圧Vf20だけ高い電位にまで低下する。電圧Vf20は、発光部20に微小電流(例えば1μA)が流れるときの発光部20の順方向電圧である。タイミングTA4の後、タイミングTA5において、再び制御信号CNT1及びCNT2がハイレベルに切り替わる。タイミングTA5から始まる単位区間の動作は、タイミングTA1から始まる単位区間の動作と同じである。
尚、タイミングTA4の後、十分に長い時間にわたり制御信号CNT2がローレベルに維持されていると仮定したならば、出力電圧VOUTの電位は最終的にはグランドGND2の電位にまで低下するが、ここではコンデンサC1が相応の容量を有しているとみなして、出力電圧VOUTが電圧Vf20を下回らないと考える。
タイミングTA2及びTA4間における出力電圧VOUTと、電圧Vf20との差を、ΔVOUTで表す。そうすると、タイミングTA1及びTA2間の時間差は、“(C1×ΔVOUT)/(IOCL×DUTYOFF)”にて表される。ここで、DUTYOFFは、タイミングTA1及びTA2間における出力トランジスタM1のオフデューティ(トランジスタM1のオン時間とオフ時間の和に対するトランジスタM1のオフ時間の割合)を表す。
タイミングTA1以降且つタイミングTA2以前の特定タイミングにおいて、上昇過程にある駆動電流ILEDが所定の判定電流ILED_SGに達する。タイミングTA1から、その特定タイミングまでの時間を、遅延時間tと称する。制御信号補正部120は、制御信号CNT2のハイレベルからローレベルへの切り替わりタイミングTA4が、制御信号CNT1のハイレベルからローレベルへの切り替わりタイミングTA3よりも遅延時間tだけ遅くなるように、制御信号CNT2を生成する。即ち、周波数fPWMで繰り返される各周期において、点灯制御区間の開始後(制御信号CNT1及びCNT2のアップエッジの後)、駆動電流ILEDが所定の判定電流ILED_SGに達するまでの時間(t)分、点灯制御区間が延長される向きに制御信号CNT1を補正することで制御信号CNT2を生成する。
これにより、発光部20の発光時間が制御信号CNT1で指定される時間(制御信号CNT1のハイレベル区間の長さ)と実質的に一致するようになり、調光信号DIMにて設定された通りの調光を実現することが可能となる。
図8に制御信号補正部120の構成例を示す。図8の制御信号補正部120は、2入力の排他的論理和回路であるEXOR回路121と、2入力の論理積回路であるAND回路122と、非同期のセット/リセット型フリップフロップ回路であるFF123と、2入力の論理和回路であるOR回路124と、アップダウンカウンタであるカウンタ125と、を備える。
EXOR回路121は、第1入力端子、第2入力端子及び出力端子を備え、出力端子から信号Sig121を出力する。EXOR回路121の第1入力端子、第2入力端子に対して、夫々、制御信号CNT1、電流状態信号SGが入力される。EXOR回路121は、信号CNT1及びSGが共にハイレベルであるか、或いは、信号CNT1及びSGが共にローレベルであるとき、ローレベルの信号Sig121を出力する。EXOR回路121は、信号CNT1及びSGの内、任意の一方がハイレベルであって且つ他方がローレベルであるとき、ハイレベルの信号Sig121を出力する。
AND回路122は、第1入力端子、第2入力端子及び出力端子を備え、出力端子から信号Sig122を出力する。AND回路122の第1入力端子、第2入力端子に対して、夫々、信号Sig121、クロック信号CLKが入力される。クロック信号CLKは、周期的に信号レベルがローレベル及びハイレベル間で変化する矩形波信号であり、発光制御装置10に内蔵された図示されないクロック信号生成部により生成される。クロック信号CLKの周波数fCLKは制御信号CNT1及びCNT2の周波数fPWMよりも十分に高い。例えば、周波数fPWMは数100Hz程度であるのに対し、周波数fCLKは数10kHz~数100kHzである。オシレータ154にて生成される信号SETをクロック信号CLKとして流用しても良い。AND回路122は、信号Sig121及びクロック信号CLKが共にハイレベルであるときに限りハイレベルの信号Sig122を出力し、それ以外のときにおいて信号Sig121をローレベルとする。
FF123は、セット端子、リセット端子及び反転出力端子を備え、反転出力端子から信号Sig123を出力する。FF123のセット端子、リセット端子に対して、夫々、信号Sig125、制御信号CNT1が入力される。FF123は、信号Sig125がハイレベル且つ制御信号CNT1がローレベルであるときには“1”の論理値を保持し、信号Sig125がローレベル且つ制御信号CNT1がハイレベルであるときには“0”の論理値を保持する。FF123は、信号Sig125がローレベル且つ制御信号CNT1がローレベルであるときには、保持している論理値を変化させない。FF123は、“1”の論理値を保持しているときローレベルの信号Sig123を出力し、“0”の論理値を保持しているときハイレベルの信号Sig123を出力する。図8の構成において、信号Sig125及びCNT1が共にハイレベルとなることは無い。
OR回路124は、第1入力端子、第2入力端子及び出力端子を備え、出力端子から制御信号CNT2を出力する。OR回路124の第1入力端子、第2入力端子に対して、夫々、制御信号CNT1、信号Sig123が入力される。OR回路124は、制御信号CNT1及び信号Sig123の内、少なくとも一方がハイレベルであるときには制御信号CNT2をハイレベルとし、制御信号CNT1及び信号Sig123の双方がローレベルであるときに限り制御信号CNT2をローレベルとする。
カウンタ125は、入力端子125a、125b及び125cと出力端子125dを備える。入力端子125a、125b、125cに対して、夫々、制御信号CNT1、信号Sig122、信号Sig123が入力され、出力端子125dから信号Sig125が出力される。
カウンタ125は自身が管理するカウント値VALCNTを、カウントアップ又はカウントダウンする機能を備える。カウント値VALCNTの初期値はゼロである。
カウンタ125は、信号Sig123のハイレベル区間において、制御信号CNT1がハイレベルであるならばカウントアップ処理を実行し、制御信号CNT1がローレベルであるならばカウントダウン処理を実行する。カウンタ125は、カウントアップ処理において信号Sig122にアップエッジが生じるたびにカウント値VALCNTを1だけ増加させ、カウントダウン処理において信号Sig122にアップエッジが生じるたびにカウント値VALCNTを1だけ減少させる。尚、カウンタ125は、カウントアップ処理において信号Sig122にダウンエッジが生じるたびにカウント値VALCNTを1だけ増加させ、カウントダウン処理において信号Sig122にダウンエッジが生じるたびにカウント値VALCNTを1だけ減少させるようにしても良い。また、カウント値VALCNTの下限はゼロであり、カウント値VALCNTがゼロを下回ることはない。
カウンタ125は、信号Sig123のローレベル区間において、カウントアップ処理及びカウントダウン処理を実行せず、カウント値VALCNTを変化させない。
そして、カウンタ125は、カウント値VALCNTがゼロであるとき信号Sig125をハイレベルとし、カウント値VALCNTがゼロでないとき(従って“VALCNT>0”であるとき)信号Sig125をローレベルとする。
図9に制御信号補正部120のタイミングチャートを示す。図9のタイミングTB1及びTB4間の区間は、1つの単位区間における制御信号CNT2のハイレベル区間(点灯制御区間)に相当する。図9のタイミングTB1、TB2、TB4は、夫々、図7のTA1、TA2、TA4に相当する。図9のタイミングTB2はタイミングTB1から上述の遅延時間tが経過したタイミングに相当する。タイミングTB1の直前においてカウント値VALCNTはゼロであるとする。
タイミングTB1において制御信号CNT1にアップエッジが生じる。タイミングTB1の直前において駆動電流ILEDは実質的にゼロであり、故に、タイミングTB1の直前及びタイミングTB1において電流状態信号SGはローレベルである。従って、EXOR回路121の機能により、タイミングTB1での制御信号CNT1のアップエッジに同期して信号Sig121にアップエッジが生じる。タイミングTB1にて信号Sig121がハイレベルに切り替わった後、信号Sig121がローレベルに切り替わるまではクロック信号CLKと同じ信号が信号Sig122として現れる。また、FF123及びOR回路124の機能により、タイミングTB1での制御信号CNT1のアップエッジに同期して、信号Sig123及び制御信号CNT2にもアップエッジが生じる。タイミングTB1にて信号Sig123がハイレベルに切り替わることで上述のカウントアップ処理又はカウントダウン処理が実行可能となる。タイミングTB1からタイミングTB2までは制御信号CNT1がハイレベルであるのでカウントアップ処理が実行され、カウントアップ処理が開始されて“VALCNT>0”となると、信号Sig125にダウンエッジが生じる。
タイミングTB1にて制御信号CNT2がハイレベルに切り替わったことを受けてスイッチング制御部150により出力トランジスタM1のスイッチング駆動が開始される(即ち、DC/DCコンバータの動作がオンとなる)。このため、タイミングTB1を起点に出力電圧VOUTが上昇を開始する。出力電圧VOUTが或る程度上昇すると駆動電流ILEDが増大し始め、タイミングTB2にて駆動電流ILEDが判定電流ILED_SGに達することで電流状態信号SGにアップエッジが生じる。制御信号CNT1は、タイミングTB1から、タイミングTB2より後のタイミングTB3までハイレベルであるので、タイミングTB2での電流状態信号SGのアップエッジに同期して信号Sig121にダウンエッジが生じる。結果、信号Sig122がローレベルに固定される状態に移行するので、カウントアップ処理によるカウント値VALCNTの増加はタイミングTB2までで停止する。
その後、タイミングTB3において制御信号CNT1にダウンエッジが生じる。タイミングTB2以降継続して、駆動電流ILEDは判定電流ILED_SGより高い状態に維持されているので、タイミングTB3での電流状態信号SGはハイレベルである。故に、タイミングTB3での制御信号CNT1のダウンエッジに同期して信号Sig121にアップエッジが生じる。結果、クロック信号CLKと等価な信号が信号Sig122に現れる状態がタイミングTB3から再開されるが、タイミングTB3以降において制御信号CNT1はローレベルであるので、タイミングTB3からは信号Sig122に同期してカウントダウン処理が実行される。
タイミングTB3から始まるカウントダウン処理によりタイミングTB3でのカウント値VALCNTを起点にカウント値VALCNTが減少してゆき、タイミングTB4にてカウント値VALCNTがゼロにまで低下する。そうすると、タイミングTB4にて信号Sig125にアップエッジが生じる。信号Sig125のアップエッジに連動して信号Sig123にダウンエッジが生じ、このとき制御信号CNT1はローレベルであるので、タイミングTB4にて制御信号CNT2にダウンエッジが生じる。タイミングTB4での制御信号CNT2のダウンエッジを受けて出力トランジスタM1のスイッチング駆動が停止される(即ちDC/DCコンバータの動作がオフとなる)。そうすると、出力電圧VOUT及び駆動電流ILEDが低下してゆき、駆動電流ILEDが判定電流ILED_SGを下回ると、電流状態信号SGにダウンエッジが生じて信号Sig121にもダウンエッジが生じ、信号Sig122がローレベルに維持される状態に戻る。
クロック信号CLKの周波数fCLKは一定であるので、タイミングTB3及びTB4間の時間は、タイミングTB1及びTB2間の時間(即ち遅延時間t)と同じとなる。
このように、コンパレータ140(電流状態信号生成部)は、周波数fPWMで繰り返される各周期において、入力電圧VINのスイッチングが開始されることにより出力電圧VOUTが上昇し、出力電圧VOUTの上昇に伴って発光部20に流れる電流ILEDが所定の判定電流ILED_SGに達したとき、電流状態信号SGを第1状態(ここではローレベル)から第2状態(ここではハイレベル)に切り替える。制御信号補正部120は、周波数fPWMで繰り返される各周期において、点灯制御区間の開始から(タイミングTB1から)、電流状態信号SGの状態が第1状態から第2状態に切り替わるまでの時間(t)分、点灯制御区間が延長される向きに制御信号CNT1(原制御信号)を補正し、これによって制御信号CNT2(補正制御信号)を生成する。
尚、電流状態信号SGにおける第1状態、第2状態は、ここでは、夫々、ローレベル、ハイレベルに対応するが、それらの対応関係を逆にすることも可能である。
より具体的には、制御信号補正部120は、周波数fPWMで繰り返される各周期において、点灯制御区間の開始から(タイミングTB1から)、電流状態信号の状態が第1状態から第2状態に切り替わるまでの第1時間(タイミングTB1及びTB2間の時間)を計測する第1計測処理と、制御信号CNT1における点灯制御区間から消灯制御区間への切り替わりタイミング(タイミングTB3)を基準とし、その切り替わりタイミングからの経過時間を計測する第2計測処理を実行し、第1計測処理の後、第2計測処理にて計測される経過時間が第1時間に達した時点で(タイミングTB4で)、制御信号CNT2にて指定される区間を点灯制御区間から消灯制御区間に切り替える(ここでは制御信号CNT2をハイレベルからローレベルに切り替える)。
上述の第1計測処理はタイミングTB1及びTB2間におけるカウントアップ処理にて実現され、上述の第2計測処理はタイミングTB3及びTB4間におけるカウントダウン処理にて実現される。但し、第1計測処理及び第2計測処理の実現方法は任意である。
図8の構成において、アップダウンカウンタとしてのカウンタ125は以下のように動作する。即ち、カウンタ125は、周波数fPWMで繰り返される各周期において、点灯制御区間の開始から(タイミングTB1から)、電流状態信号SGの状態が第1状態(ここではローレベル)から第2状態(ここではハイレベル)に切り替わるまで、所定のクロック信号CLKに同期してカウント値VALCNTを所定の初期値(ここではゼロ)を起点に第1の向き(ここでは増大方向)に変化させ、その後、制御信号CNT1における点灯制御区間から消灯制御区間への切り替わりタイミング(タイミングTB3)を基準に、カウント値VALCNTが初期値に戻るまでクロック信号CLKに同期してカウント値VALCNTを第1の向きとは逆の第2の向き(ここでは減少方向)に変化させる。カウント値VALCNTの第1の向きの変化により第1計測処理が実現され、カウント値VALCNTの第2の向きの変化により第2計測処理が実現され、制御信号補正部120は、第2計測処理においてカウント値VALCNTが初期値に戻った時点で、制御信号CNT2にて指定される区間を点灯制御区間から消灯制御区間に切り替える(ここでは制御信号CNT2をハイレベルからローレベルに切り替える)。
第1計測処理をカウントアップ処理で実現する場合にあっては、上述の第1の向きは増大方向に相当し、第2計測処理をカウントダウン処理で実現する場合にあっては、上述の第2の向きは減少方向に相当することになる。但し、第1計測処理をカウントダウン処理で実現し且つ第2計測処理をカウントアップ処理で実現するようにしても良く、この場合には、上述の第1の向きは減少方向に相当し且つ上述の第2の向きは増大方向に相当することになる。
また、本実施形態では、制御信号CNT1及びCNT2のローレベル区間を消灯制御区間に対応付け、制御信号CNT1及びCNT2のハイレベル区間を点灯制御区間に対応付けているが、逆に、制御信号CNT1及びCNT2のハイレベル区間を消灯制御区間に対応付け、制御信号CNT1及びCNT2のローレベル区間を点灯制御区間に対応付ける変形も可能である。
<<第2実施形態>>
本発明の第2実施形態を説明する。第2実施形態では、第1実施形態に適用可能な応用技術、第1実施形態に対する変形技術等を説明する。
図1の構成例では、入力電圧VINから出力電圧VOUTを生成するDC/DCコンバータにおいてダイオード整流方式が採用されているが、当該DC/DCコンバータにおいて同期整流方式が採用されても良い。同期整流方式を採用する場合、整流素子としてダイオードD1の代わりに同期整流トランジスタ(不図示)を発光装置1に設ければ良い。この際、同期整流トランジスタをNチャネル型のMOSFETとして構成することができ、同期整流トランジスタのドレイン、ソースを、夫々、ノードNDsw、グランドGND2に接続し、ドライバ156が同期整流トランジスタのゲート電位を制御することで同期整流トランジスタのオン/オフを制御すれば良い。即ち、ドライバ156は、制御信号CNT2のハイレベル区間において、出力トランジスタM1がオン状態にあるときには同期整流トランジスタをオフ状態とし、出力トランジスタM1がオフ状態にあるときには同期整流トランジスタをオン状態とすれば良い。
図1の構成例において発光制御装置10の外部に設けられる幾つかの部品を、発光制御装置10に内蔵させても良い。例えば、図1の抵抗R1、出力トランジスタM1及びダイオードD1を発光制御装置10に内蔵させても良い。この場合、端子CSH、CSL及びGHは、発光制御装置10の内部端子となる。また、上述の同期整流方式が採用される場合にあっては、抵抗R1、出力トランジスタM1及び同期整流トランジスタを発光制御装置10に内蔵させても良い。
図10に発光装置1を備えた発光システムSYSの構成を示す。発光システムSYSは、発光装置1と、電圧源2と、システム制御部3と、スイッチ4と、を備える。電圧源2は負側端子及び正側端子を備える。電圧源2の負側端子はグランドGND1に接続され、電圧源2はグランドGND1の電位から見て正の直流電圧Vを正側端子から出力する。電圧源2の正側端子と発光装置1の入力端子INとの間に直列にスイッチ4が挿入され、スイッチ4がオンであるときにのみ電圧源2の出力電圧Vが入力端子INに入力電圧VINとして供給される。スイッチ4がオフであるとき、入力端子INの電位はグランドGND1の電位と等しくなる(但し過渡状態を無視)。システム制御部3はスイッチ4のオン/オフを制御する。発光システムSYSでは、スイッチ4がオンであるときにのみ発光部20がPWM駆動により点灯することになる。
図11に示す如く、発光システムSYSを車両CRに搭載することができる。車両CRは例えば路上を走行可能な任意の車両である。図11では車両CRとして四輪の自動車が想定されているが、車両CRは、自動二輪車など、任意の車両であって良い。車両CRは、金属等にて構成された車体BDYと、車体BDYに設置された発光システムSYSと、を備える。発光システムSYS内の電圧源2は、車両CRに設けられたバッテリであっても良いし、そのバッテリの出力電圧を直流/直流変換して直流電圧Vを生成する電源回路であっても良い。発光装置1を車両CRの任意の照明装置(即ち車載用の照明装置)として用いることができ、発光装置1としての照明装置が車体BDYの所定位置に設置される。例えば、車両CRのヘッドランプ(前照灯)として発光装置1を用いることができる。ヘッドランプ以外の、車両CRの照明装置(テールランプ、ブレーキランプ、フォグランプ、方向指示器等)として発光装置1を用いても良い。
本発明は車載用途以外の任意の用途に適用されても良い。即ち、発光装置1又は発光システムSYSを車両以外の任意の機器に搭載することもできる。
PWM駆動される発光部20の平均輝度は調光信号DIMに基づいて設定される。図1の構成例において、調光信号DIMは固定されたアナログ電圧となっているが、調光信号DIMは発光制御装置10の外部に設けられた回路(例えば図10のシステム制御部3)から供給される可変のアナログ電圧であっても良い。或いは、発光制御装置10の外部に設けられた回路(例えば図10のシステム制御部3)と発光制御装置10との間で、シリアル・ペリフェラル・インタフェース等による通信が可能とされている場合においては、上記外部に設けられた回路からの通信によるデジタル信号に基づき調光信号DIMが設定されても良い。
発光部20を構成する発光素子は発光ダイオード以外の発光素子であっても良く、例えば、有機エレクトロルミネッセンスを利用した発光素子であっても良い。
任意の信号又は電圧に関して、上述の主旨を損なわない形で、それらのハイレベルとローレベルの関係を逆にしても良い。
上述の任意のトランジスタは、任意の種類のトランジスタであって良い。例えば、MOSFETとして上述された任意のトランジスタを、接合型FET、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)又はバイポーラトランジスタに置き換えることも可能である。
本発明の実施形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。以上の実施形態は、あくまでも、本発明の実施形態の例であって、本発明ないし各構成要件の用語の意義は、以上の実施形態に記載されたものに制限されるものではない。上述の説明文中に示した具体的な数値は、単なる例示であって、当然の如く、それらを様々な数値に変更することができる。
1 発光装置
10 発光制御装置
20 発光部
110 制御信号生成部
120 制御信号補正部
130 アンプ(発光部電流検出部)
140 コンパレータ(電流状態信号生成部)
150 スイッチング制御部

Claims (10)

  1. 入力電圧をスイッチングすることで出力電圧を生成し、前記出力電圧に基づく駆動電流を発光部に供給することで前記発光部を点灯させる発光制御装置において、
    前記発光部が点灯すべき点灯制御区間及び前記発光部が消灯すべき消灯制御区間を交互に指定する制御信号を原制御信号として生成する制御信号生成部と、
    前記発光部に流れる電流を検出する発光部電流検出部と、
    前記発光部電流検出部の検出結果に基づく電流状態信号に基づき、前記点灯制御区間が延長される向きに前記原制御信号を補正することで補正制御信号を生成する制御信号補正部と、
    前記補正制御信号にて指定される前記点灯制御区間において前記入力電圧のスイッチングを行う一方で、前記補正制御信号にて指定される前記消灯制御区間において前記入力電圧のスイッチングを停止するスイッチング制御部と、を備えた
    ことを特徴とする発光制御装置。
  2. 前記原制御信号及び前記補正制御信号の夫々において、前記点灯制御区間及び前記消灯制御区間が所定の周期で交互に指定され、
    各周期において、前記制御信号補正部による補正を通じ前記原制御信号の前記点灯制御区間から見て前記補正制御信号の前記点灯制御区間が延長される
    ことを特徴とする請求項1に記載の発光制御装置。
  3. 前記制御信号補正部は、前記点灯制御区間の開始タイミングを補正の前後で共通としつつ、前記点灯制御区間の開始後、前記発光部に流れる電流が所定の判定電流に達するまでの時間分、前記点灯制御区間が延長される向きに前記原制御信号を補正することにより前記補正制御信号を生成する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の発光制御装置。
  4. 前記電流状態信号を生成する電流状態信号生成部を更に備え、
    前記電流状態信号生成部は、前記入力電圧のスイッチングが開始されることにより前記出力電圧が上昇し、前記出力電圧の上昇に伴って前記発光部に流れる電流が前記判定電流に達したとき、前記電流状態信号を第1状態から第2状態に切り替え、
    前記制御信号補正部は、前記点灯制御区間の開始から、前記電流状態信号の状態が前記第1状態から前記第2状態に切り替わるまでの時間分、前記点灯制御区間が延長される向きに前記原制御信号を補正する
    ことを特徴とする請求項3に記載の発光制御装置。
  5. 前記制御信号補正部は、前記点灯制御区間の開始から、前記電流状態信号の状態が前記第1状態から前記第2状態に切り替わるまでの第1時間を計測する第1計測処理と、
    前記原制御信号における前記点灯制御区間から前記消灯制御区間への切り替わりタイミングを基準とし、前記切り替わりタイミングからの経過時間を計測する第2計測処理を実行し、
    前記第1計測処理の後、前記第2計測処理にて前記経過時間が前記第1時間に達した時点で、前記補正制御信号にて指定される区間を前記点灯制御区間から前記消灯制御区間に切り替える
    ことを特徴とする請求項4に記載の発光制御装置。
  6. 前記制御信号補正部は、アップダウンカウンタを有し、前記アップダウンカウンタを用いて前記第1計測処理及び前記第2計測処理を実行する
    ことを特徴とする請求項5に記載の発光制御装置。
  7. 前記アップダウンカウンタは、前記点灯制御区間の開始から、前記電流状態信号の状態が前記第1状態から前記第2状態に切り替わるまで、所定のクロック信号に同期してカウント値を所定の初期値を起点に第1の向きに変化させ、その後、前記原制御信号における前記点灯制御区間から前記消灯制御区間への切り替わりタイミングを基準に、前記カウント値が前記初期値に戻るまで前記クロック信号に同期して前記カウント値を前記第1の向きとは逆の第2の向きに変化させ、
    前記カウント値の前記第1の向きの変化により前記第1計測処理が実現され、前記カウント値の前記第2の向きの変化により前記第2計測処理が実現され、
    前記制御信号補正部は、前記第2計測処理において前記カウント値が前記初期値に戻った時点で、前記補正制御信号にて指定される区間を前記点灯制御区間から前記消灯制御区間に切り替える
    ことを特徴とする請求項6に記載の発光制御装置。
  8. 前記発光部は、電流供給を受けて発光する1以上の発光素子から成る
    ことを特徴とする請求項1~7の何れかに記載の発光制御装置。
  9. 請求項1~8の何れかに記載の発光制御装置と、
    前記発光制御装置の制御の下で駆動電流の供給を受ける発光部と、を備えた
    ことを特徴とする発光装置。
  10. 請求項9に記載の発光装置を車載用の照明装置として備えるとともに、
    前記発光装置に対して入力電圧を供給する電圧源と、
    前記照明装置が設置される車体と、を備えた
    ことを特徴とする車両。
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